マントル沖のトンボ

勝倉漁業株式会社

2014年06月30日 10:51


三陸沖のトンボ漁が最盛期を迎えている近海かつお一本釣り漁船。 千葉県の勝浦港を中心に、気仙沼港にも連日トンボが水揚げされ賑わっています。 でも、ここは清水港興津埠頭

インド洋で操業する勝倉漁業の88勝栄丸。 オーストラリア西岸のフリーマントル沖。 ここも良質なトンボの漁場として知られ、多くの日本漁船が操業している海域。 今シーズン、フリーマントル沖で漁獲した脂ののったトンボの水揚げが清水でおこなわれました


MRSの冷凍マグロ運搬船「TunaQueen」の巨大な運搬船の船倉には、同じ海域のたくさんの船の漁獲物が満載されています。 勝栄丸の水揚げが終わったのを確認するために、マイナス60℃近くまで冷えている魚艙に、防寒着を着こんで完全防備で降りていきます

魚艙は3層構造になっているので、上から覗くとものすごい高さ。 壁に設置してある梯子を伝って魚艙に降りていく作業は、全てが凍りついているので慎重に行わなければなりません。 超低温に冷えた魚艙は凛とした空気が満ち満ちていました

水揚げ残しがないことをこの目で確認し、すべての作業の終了です。 みなさんお世話様でした