安市丸さんが切上げに

勝倉漁業株式会社

2014年10月29日 09:19


今シーズンの三陸沖のカツオ漁が、終漁を迎えようとしています

すでにほとんどの船が三陸沖の漁場を切上げて、南の漁場へと移動したり、故郷の港に帰ったりと、「切上げ」の動きがここにきて加速してきました・・・。 なんかほんとうに寂しい感じですね

きのうも、三重県の安市丸さんが今シーズン最後の水揚げをおこなったあと、三重県の母港・志摩町和具に向けて出港。 勝倉漁業のスタッフ、そして漁協の職員が岸壁で見送ります


安市丸の船頭さん曰く、「10月に切上げになるなんて、記憶にない事態。まったくカツオが見えず、残念でならない。もっと真剣にカツオ資源のことを考えてもらわないとなあ」って話していました。 まさにその通りだと思いますね  また来年、気仙沼でお待ちしています m(__)m

きょうは残りの6隻が気仙沼魚市場への水揚げを予定していますが、ぜんぶで2.6トンだけの寂しい内容。 これでは切り上げとなる気持ちも分からなくもありません。

過去にないほど早く終漁を迎えようとしている三陸沖のカツオ漁。 しけが続きだいぶ寒くなってきたようなので、まだ三陸沖に残る船には、くれぐれも事故や怪我なく安全な操業でありますように