気仙沼でサンマ初水揚げ

勝倉漁業株式会社

2015年08月24日 18:14


お盆明けの8月17日に盛大な見送りを受けて気仙沼を出港したサンマ漁船団。 20日のサンマ漁解禁で一斉に出漁した各船は、ロシア水域で操業し、週明けのきょう各地の港に続々と入港しはじめました

気仙沼港にも今シーズン一番船となる第3太喜丸が入港し38トンのサンマを水揚げ。 昨年に比べて約1週間ほど早い気仙沼港の水揚げ開始です。 気仙沼魚市場の岸壁には早朝から関係者が続々と集まってきて、テレビカメラや新聞社などが取材合戦の様相。 昨年に続き本州一の水揚げを目指す気仙沼にとって、幸先の良いスタートとなりました

水揚と並行して行われたサンマ初水揚げのセレモニーでは、気仙沼市長や気仙沼漁協の組合長が歓迎のあいさつ。 第3太喜丸の船頭さんも、今年のサンマ漁にかける想いや気仙沼の関係者の期待に応えるべく頑張るとの力強いお言葉を


水揚げされたサンマをロットごとにサンプルの選別。 電子秤で一尾づつ計量していくんですが、大型サイズが2~3割ほどでしょうか。 出だしとしてはまずまずの大きさと高評価だった模様

初荷のサンマの取引価格も1㎏あたり600円ほどの相場となって、船頭さんも満足げな表情。 気仙沼漁協の組合長もテレビカメラの囲み取材で、今期のサンマ漁への大きな期待をお話しされてました

あすは気仙沼船籍の11光洋丸さんが60トンのサンマを持って入港・水揚げ予定。 これから戻りガツオのシーズンとなる一本釣り船団と合わせ、たくさんのサンマ船が気仙沼港を賑わせててくれることでしょう

勝倉漁業の関係船の入港・水揚げもそう遠くはないはず。 準備万端整えてお待ちしています。 2015年のサンマシーズンが始まりましたが、出漁各船におかれましては、安航・大漁でありますように