気仙沼の生鮮かつお19年連続日本一確定!

勝倉漁業株式会社

2015年09月15日 10:10


このほど発表された8月末時点の気仙沼魚市場の集計によると、生鮮カツオの水揚げ量で18年連続で日本一を続けてきた気仙沼の、19年連続日本一がほぼ確定した模様です

今年8月末までの気仙沼の生鮮カツオの水揚げ量は18,211トンで、千葉県の勝浦港の16,046トンを追い越したことが判明。 9月に入ってさらに気仙沼で2,500ほどの水揚げがあった事から、すでに2万トンを超える生鮮カツオが気仙沼に水揚げされたことになりますね

19年連続日本一を達成できたのも、毎日のように気仙沼港に入港して水揚げしていただいている近海カツオ船の皆様のお蔭。 そして魚市場・仲買さん、魚問屋そして関係業者や市民の皆様のご協力があればこそ。 気仙沼の総力が評価された結果だと思いますね。 みんなでこの朗報を喜びたいと思います


でもその内訳を見てみると、かつお一本釣りが7,821トン、そして巻き網が10,388トンと、8月までは巻き網漁船からの水揚げ量の方が多いけれど、9月以降は一本釣り中心の水揚げになるので、巻き網の数量を逆転するのも時間の問題なのではないでしょうか

まずは勝浦港の一本釣りの水揚げ量14,673トンを一日も早く超えたいですね。 そうなれば"真”の生鮮かつお日本一となりますから。 関係業者の皆さん、今後ともよろしくお願いします

朝晩はだいぶ涼しくなって、沖合の水温も低くなってきた三陸沖漁場。 これから戻りガツオのシーズンともなります。 カツオの日の制定があったり、カツオに関するイベントが行われたりと、生鮮かつお日本一を宣伝する試みも見られるようになってきた気仙沼港

来年節目の20年連続日本一を目指し、震災からの復旧・復興を加速させていかなければならないと思いますね。 高知や三重・宮崎などの近海カツオ船の皆さん、まだまだ続く今年の操業を事故なく怪我なく、そして大漁でありますように、これからも勝栄丸ブログは応援し続けます