CCSBTでのロビー活動

勝倉漁業株式会社

2015年10月17日 09:45


みなみまぐろ保存委員会の会合の少ない楽しみの一つがコーヒーブレイクです。 一週間以上の日程て行われる国際会議で、それも朝から晩までの議論。 こういう息抜きの時間はとても重要なんです

今回も事務局がフリードリンクのブースを準備してくれました。 ケーキやクッキーそして韓国のお菓子など、朝にはクロワッサンが用意してあったりと、すごく充実したおやつタイム

普段は甘いものをあまり食べない私ですが、議論が白熱し難しい話になってくると、どうしても酸素不足になった感じになって、こういう甘いもので栄養を補給したくなってしまいますね


聞けば、EXPO会場内のCafeから取り寄せているそうで、どうりでコーヒーも本格的なうまさだなあって思いました。 オレンジジュースやお茶、紅茶なども揃っていて、午前と午後の休憩時間に各国からの出席者はそれぞれの好みで楽しんでいたみたい

そうこのコーヒーブレイクのあいだが情報交換などでの重要な時間。 日本代表団でのミーティングだけじゃなくて、他のメンバーとの意見交換や情報収集なども密かに行われているんです。 いわゆる「ロビー活動」っていうやつ。 議題に関しての話だけじゃなく、各国の漁業の状況などについて情報交換です

今回のCCSBTでもつくづく感じましたが、メンバー国との意見交換や根回しはすごく大切だなあって。 日本だけの主張ではなかなか提案が前に進まないのも事実。 CCSBTはコンセンサス方式だからなおさらそう。 この会議に臨むまえに日本提案のサポートしてくれる国をどれだけつくっておけるのかっていうのが大事なんでしょうね。 これからの課題だと思います

韓国・麗水でおこなわれたロビー活動でも、いろんな情報にふれることができました。 実際にこういう場に参加しなければ知ることのできなかった情報もたくさん。 すごく勉強になったCCSBTでした