台南で「漁の神様」に願い事

勝倉漁業株式会社

2015年11月28日 08:19


台湾・高雄での視察を終えてちょっと足をのばして隣町の台南へ。 高雄から車で約1時間ほどの距離でしょうか。 高雄から台湾新幹線でも行けるけど、取引先の方が車でアテンドしてくれました

初めて訪れた台南は、かつて台湾の首府として政治や経済の中心地だった街。 「台湾の京都」と呼ばれるだけあって、市内各所に多くの旧跡が残り、古都の佇まいを見せています。 各家々の間口もすごく狭くて、まるで京都の町屋のよう。 古いものを大切に受け継いでいるっていうのがよくわかりますね

まず訪れたのは、市内の大きな寺院。 台湾における「海と漁の神様」の総本山として有名なところだそうです。 遠洋マグロ漁船を運航する勝倉漁業を代表して、見よう見まねで台湾式の参拝方法に従っての願い事。 勝栄丸各船の航海の安全と大漁などを祈願。 神聖な場所にくると心が休まります


境内の柱には日本でいう絵馬みたいなお札がびっしりと結んでありました。 参拝に訪れた皆さんの願いが書き記された心のこもったもの。 こういうところは台湾も日本も同じなんですね

参拝を終え寺院の奥へ進むとそこはオランダ統治時代のお城の跡が。 展望台になっていて、資料館もあって、昔の絵図面をみてみたら、今いるここの周辺は海だったって。 まわりは建物だらけの今からは想像できないような感じがしますね。 後世になって埋め立てられたっていう事なんでしょう。 それにしても暑い、見学はこれくらいにして楽しみな食事にいくとしますか

古都の街並みを時間があればもっとゆっくり散策してみたかったなあと思います。 そう思わせる風情のある街ですね、ここは。 こういうところは車じゃなくって、自分の足で歩いてみるのがいい

それも・・・ カメラを片手に、自分のペースで。 こんどは是非そうしたいです