第8大功丸さんが母港水揚げ

勝倉漁業株式会社

2016年03月04日 08:37


南太平洋での操業を終えて第8大功丸さんが気仙沼に帰港し、冷凍マグロの母港での水揚げをおこないました。 気仙沼で冷凍マグロの水揚げが見られるのはすごく珍しいことなので・・・

会社のスタッフと共に、大功丸社長さんへの挨拶をかねて、水揚げ現場に足を運ぶことに。 て言っても、勝倉漁業の本社の目の前の岸壁で水揚げしているので、クレーンの動きまで事務所から見えるんです

朝方は雨模様、そして昼からはすごくいい天気になってきたものの、こんどは風が強くなって、比較的暖かい天候ながらも岸壁へは防寒着を着込んでの重装備。 皆さんお疲れさまです


日頃お世話になっている気仙沼魚市場の職員、そして三崎ツナのスタッフ、気仙沼の仲買業者さんや、東洋冷蔵の方々まで。 一昨年に新船建造し、この航海で2年目が終了。 第8大功丸さんは1年に2航海をこなす操業パターンの船なので、もう4航海が終了したことになりますね。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんお疲れさまでした

この船の最大の特徴と言えばなんといっても皆さんもご承知の通り、軸発電システムPWMを搭載している事。 船内に設備してある発電機はあくまでも補助的な使い方で、メインは主機関による発電。 これにより従来比27%もの省エネを達成したという情報はこれまでも勝栄丸ブログでお伝えしてきました。 今年の成果がどうだったのかすごく気になるところです

新造船当時から注目していた第8大功丸さんの航海もこれで2年目が終了しましたね。 うちの123勝栄丸もこの前竣工したと思っていたら、もうじき3年目の航海が終わるところまできました。 月日の経つのは早いもの。 なんかあっという間の感じがします。 そろそろ次の一手を考える時なのかもしれませんね

ひさびさに気仙沼での母港水揚げを拝見しながら、ひとり色々と構想を練る。 そんな時間も大切です