大雨で幕開けのCCSBT

勝倉漁業株式会社

2016年10月11日 10:11


台湾・高雄でのミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の初日の朝を迎えました。 あいにく朝から外は大雨。 気温が高めだからムシムシした湿気を含んだ空気。 これから数日間の会議漬けです

予約したホテルはCCSBTの会場から数分の場所。 ホテル前の公園を通って会場に向かいます。 国際会議場っていうことだけど、イメージしていたのとは違ってよく言えば歴史のある建物でした

事務局で事前登録をしてくれていたから、手続きなどなしに日本代表団の席にまっすぐ進むと、水産庁や外務省・経産省の方々が。 すでに顔なじみの役所の皆さんにまずご挨拶です。 そして辺りを見回すと、各国の代表団の中にも顔見知りの方々も見えて、ガッチリと握手で再会を祝いました


大きな会場に加盟国の面々が一堂に会しました。 日本、豪州、ニュージーランド、インドネシア、台湾、韓国、EU、そして今年加盟した南アフリカ。 それとオブザーバーの環境団体など

オープニングステートメントでは、各国のミナミマグロ漁業への取り組みやその姿勢や管理、これからCCSBTへの期待する事項などについて、順番に発表していきます。 その国その国の考え方や思惑が垣間見えて、すごく参考になるステートメントでした。 そしてこれが議論の口火を切る形になって

今年のCCSBTでは、2018年から2020年におけるミナミマグロの漁獲枠とその国別配分を決めることが最大のテーマ。 各国の駆け引きなどが続くこの数日間。 緊張しながら見守りたいと思います

コンセンサスでの採決なので、最後の最後まで気が抜けない台湾・高雄でのCCSBTです