88勝栄丸が木戸浦造船から下架に

勝倉漁業株式会社

2017年03月23日 08:50


インド洋のマグロ漁期が近づいてきて、気仙沼港からも漁場に向けて出漁する船が続いています。 今週も気仙沼の岸壁では、餌積みや漁具資材、燃料油などの積込みがピークを迎えています

そんな中、木戸浦造船にようやく上架してのドック工事をおこなっていた勝倉漁業の第88勝栄丸が下架の日を迎え、塗装工事などの最終確認などのため造船所に行ってきました

ちょうどお彼岸となった先週末。 巷では3連休にもかかわらず、上架工事の遅れによって連休返上での上架作業をお願いして、天候にも恵まれて急ピッチで作業が進み、予定より2日も早い下架となりました

船体の周囲に巡らした高所作業用の足場。 外板の確認のために足場の上部まで登って。 高所恐怖症を意識しないように、手すりにつかまりながらのヨチヨチ歩き。 工事担当者とともに見て回ります

防蝕の亜鉛板が取り付けられて、作業用の足場が撤去されると下架のスタンバイ完了。 乗組員と作業員が乗船して、徐々に海に戻される本船。 特に塗装業者の皆さんには本当にお世話様でした

午前中に出港したマグロ船が1隻。 その空いた岸壁に横付けです。 これから燃料油や潤滑油の積込が行われ、海上試運転のあとで手配済みの冷凍餌や漁具・資材などの積込みが行われます

週明けの出港に向けて連日予定が組まれているので、関係業者との連携をとりながら作業を進めていきたいと思います。 会社のスタッフの皆さんも、しっかりとした対応宜しくお願いしますよ!