123勝栄丸が岸壁シフトで

勝倉漁業株式会社

2017年04月18日 08:41


3月中旬の気仙沼帰港から新たな航海に向けての準備を着々と整えてきた勝倉漁業の第123勝栄丸が、来週の出港に向けての作業開始となって、係船体制からプラザ下への岸壁シフトをおこないました

朝8時半。 低気圧が近づいているので風がだんだん強くなっている状況のもと、作業艇のサポートをうけながら慎重に離岸する本船です。 アンカーの巻き上げも短時間で済んで、自力航行での移動

船長の操船によってゆっくりと岸壁に近づいてくる本船を、会社のスタッフと取引先の方々がスタンバイして迎えます。 もやい綱が放たれて、防舷材のフェンダーをあてがいながら、慎重な着岸作業でした

いま気仙沼港では5月初め開始のサンマの試験操業に向けて、網の補修や機器類の調整作業の真っただ中。 けっこう長期間にわたって岸壁を占有しているから、岸壁事情は比較的タイトな状態

20日の海上試運転、22日の漁具・資材の積込み、そして週明けの24日には冷凍餌の積込と連日のように作業が組まれています。 会社のスタッフも、出港がだんだん近づいてきて忙しくなってきました

これで積込み作業をおこなう岸壁が確保できたので、あとは予定通りに作業を進めるだけ。 燃料油なども予定通りに積込むように、どうぞ宜しくお願いします。 出港まであと1週間ほどですね

一足先に気仙沼を出港し、豪州西岸沖の南インド洋に到着した僚船の88勝栄丸からは操業開始「初縄」との連絡がありました。 これからの時期、南インド洋は盛漁期を迎えるんです

これから始まる出漁に向けての積込作業では、関係者の皆さんどうぞ宜しくお願い致します