祝日返上でのかつお水揚げ

勝倉漁業株式会社

2017年08月12日 05:38


巷ではもうすでにお盆休みに入って、長いところでは10連休なんて言う会社もあるやに聞いていますが、ここ気仙沼では生鮮かつおの水揚げが盛漁期の真っただ中で、休んでいる場合ではありません

きのうの祝日「山の日」も気仙沼魚市場は通常通りの営業。 勝倉漁業の事務所は休みですが、魚市場担当スタッフは休日返上での市場対応。 123佐賀明神丸さんの入港と水揚げでした

お盆に合わせて夏季休暇を取るカツオ船も多く、3分の1ほどの船が気仙沼港に係船しては故郷に帰っての休暇中。 その為かつおの入荷量はそれほど多い訳ではなく、例年通りのお盆前の雰囲気です

地元紙の報道では生鮮かつおの水揚げ量は千葉県勝浦港にあと500トンほどに迫って、21年連続水揚げ日本一も目の前に来ている模様。 8月中旬には達成なるかといったところ。 きょう土曜日も開市となって、連休前期間中のカツオの需要を満たすために、カツオ船の水揚げが朝から行われています



猛暑が続く東京や西日本とは違って、ここ気仙沼は最高気温が23~25℃とものすごく過ごしやすい気温。 7月には暑い日も続いたけれど、夏休みシーズンに入ってからず~っとこんな感じかな

これはこれで体は楽だけれど、やっぱり夏らしい天気もいいなって思います。 勝倉漁業の盆休みは明日13日から15日までの三日間のみ。 少しは体を休ませながら連休明けに備えたいと思います

そして休み明けの17日には、気仙沼港からのサンマ船の一斉出港が予定されている模様。 まずはロシア水域から始まって北海道沖、そして三陸沖へと徐々に南下するサンマの群れを追って行われるサンマ棒受け網漁業。 最近では海外漁船との競合問題も抱えているので、順調な操業でありますように

入港した123佐賀明神丸の船頭さんや幹部の方々などと、談笑しながら今後の打合せ。 一緒に写真を撮ってもらいました。 夏季休暇を間近に控えて、乗組員の皆さんの気分はもう夏休みかも。 あと一航海の奮闘を期待し、大漁で安航での帰港をお祈り致します。 頑張って行ってきてください