インドネシア共和国のスシ海洋水産大臣来たる!
水産業界最大のイベントとなる「第19回ジャパンインターナショナルシーフードショー」の2日目が終わりました。 日かつ漁協のブース運営を行っているのが全国のかつお・まぐろ漁業者の面々
日かつ漁協や協同会社のスタッフの皆さんにもお手伝いいただいて今年もこのお祭り行事をすすめています。 今年のブーステーマはずばり「かつお・まぐろの資源管理」 伝えるのがすごく難しいテーマです
日本近海などを回遊する太平洋クロマグロは乱獲の影響もあって資源が悪化し絶滅の危機に瀕しているとも言われています。 一方、私たちが漁獲対象としている大西洋クロマグロやミナミマグロなどは、厳格な資源管理が功を奏し、資源量も右肩上がりに回復し、漁獲割当量も増加の傾向にあります
漁獲枠を抑え、厳しいルールを設定し、それを関係国・漁船がしっかり守ることによって、資源が増加し有効に利用できるようになる。 これまで私たちがおこなってきたマグロの管理について来場者にしっかりとお伝えすることができる貴重な時間。 今回のブース企画も思ったよりいいのかもしれません
寿司職人による天然クロマグロやミナミマグロの握り寿司のお振舞い。 目鉢マグロや黄肌マグロのお刺身や鰹の試食など。 合わせてマグロについて熱く語るトークショーも大盛況だった様子
そしてなんと突然、インドネシアの海洋水産大臣が大使館員を引き連れて立ち寄って下さって。 私たちの漁業では大変お世話になっている同国なので、スシ大臣にも感謝の意を伝えました。 初めてお会いしたスシ大臣はすごくパワフルな印象の女性。 日本漁業への理解を深めていってほしいですね
シーフードショーの会期もあと1日。 初日・二日目と別な仕事も重なり戦力に慣れず申し訳ありませんでしたが、最終日は最後まで精一杯頑張りたいと思います。 皆さんあと1日がんばりましょう!