今季二度目のサンマ水揚げ

勝倉漁業株式会社

2017年08月30日 10:35


昨晩はどしゃ降りって言っていいほどの豪雨に見舞われた気仙沼です。 先日の台風襲来時には、市内の道路は各所で冠水して通行止めになったりと、大雨に対しては比較的弱い道路事情

きのうの大雨でも冠水被害などが心配されましたが、思いのほか短時間で大雨がおさまってホッと一安心。 東京とは違ってすごく涼しい、まるで秋がきたような気候に包まれています

秋の味覚といえば、そうサンマですね。 東日本の漁港で毎年上位の水揚げを記録しているのが気仙沼。 漁場に近い道東には到底かないませんが、東日本では一番の水揚げ量を揚げたいものですね

そんな気仙沼港で、先週の今季初水揚げから一週間、二番目となるサンマ船の入港があって早朝から水揚げが開始されて、雨模様の天候の中で視察に行ってきました。 第65新生丸さんの水揚げです


漁場はまだまだロシア水域のなか。 各船は厳しいルールのものとで操業をおこなっており、漁場を離脱し港に向ける際には決められたチェックポイントでの検査官による数量などの確認がおこなわれます

その検査にも相当な時間を要し、毎日の各地の入港予定などはその検査の終わり具合によって左右される。 サンマ漁船各船の皆さんには、引き続き安全な操業に十分注意してほしいと思います

昨日は北朝鮮のミサイルが北海道沖の水域に落ちて、Jアラートが発動するなど日本中で大きな騒ぎになりました。 北海道沖や三陸沖などで操業する漁船もたくさんいるので、船舶などにも危険が及ばないよう政府にはしっかりと対応してほしいと思います。 水産庁も各船の安全確認に忙殺されたことでしょう

今季のサンマ漁はまだ始まったばかり。 沖合での外国漁船による大量漁獲や早どりの影響が危惧されるところですが、トラブルなく順調な操業で、各船ともに大漁でよい水揚げされることを期待しています