若手船員の奮闘ぶりが一冊に

勝倉漁業株式会社

2018年02月26日 08:07


ここ数年、気仙沼の近海・遠洋まぐろ船には、全国からたくさんの若者が乗船するようになりました。 震災後として数えても新規乗船者が今春で100名に達するほどとなって。 まぐろ船やカツオ船の幹部船員の確保・育成はこれから益々欠く事のできない事業になっていく重要な取組みですね

勝栄丸でも積極的に若手船員の採用を進めていて、毎年新たな戦力が加わってきているのが頼もしい限り。 海技資格を取得して一日も早く中心メンバーとなって活躍してくれることを期待しています

今週も今年採用する事になるかもしれない若者との面談を予定していて。 自分の能力とやる気次第でのし上がっていける世界。 必要とされる人材になりたいとマグロ船の門をたたく若者たちです

震災後だけを見ても数多くの新規船員を採用してきました。 これからの課題はその船員たちがしっかりと定着して、着実に幹部船員として成長し、末永く洋上で活躍していく事ですよね

気仙沼の三陸新報で、新規乗船した若手船員たちの体験記が「海の男にあこがれて」という連載記事で報じられていて、これまで紙面で紹介された40名の船員たちの奮闘ぶりをまとめた冊子がこのほど完成して、宮城県北部船主協会から届きました。 それぞれの熱い熱い思いが込められた一冊です

船主協会ではこの冊子を500部作成し、全国の職業紹介所や水産高校に配布し、定期的に行っている船員面接会の場などでも使用してく考え。 気仙沼の漁船への若手船員の採用に弾みがつくことを期待しています。 私もこれから一人一人の顔を思い浮かべながら全部のページを読んでようと思います