低気圧明けに128海形丸出港
発達した低気圧の影響で、大荒れの天気となった今週の気仙沼です。 夕方からは雪模様になって台風並みの強風が吹きつけた、気仙沼市内や周囲の景色も一面まっしろに。 ほんとうに寒い日でした
3月1日の出港を予定していた気仙沼船籍の第128海形丸は、その悪天候を警戒して出港を順延としていましたが、風がおさまった昨日に出港体制となって。 船首と船尾に大漁旗を掲げてのスタンバイ
いまからちょうど4年前。 2014年の4月に竣工して処女航海に船出した128海形丸さんも、新船建造から丸4年が経ち、新たに5年目の航海に向け出港すんですね。 月日が経つのは早いものです
前日に気仙沼向洋高校を卒業式したばかりの18歳の新人船員も乗組んでの船出。 ご家族や友達が見守るなかで、インドネシア船員や日本人の幹部船員にまじって、生き生きと作業する姿がありました
船員としてこれからスタートする若者なので、初めて体験する様々な苦労が待ち受けている事だと思いますが、一日も早く遠洋マグロ漁船の環境に慣れて、徐々にスキルアップしていってほしいと思います
気仙沼にとっても大切な人材。 取引先の業者や関係者も皆さん応援していますから。 その姿を取材するためでしょうか、新聞社やテレビ局の取材陣もたくさん見受けられました。 がんばって下さい
気仙沼を出港すると一路豪州東岸のミナミマグロ漁場を目指す本船です。 今年8月までの航海だとか。 勝栄丸各船もお世話になると思いますが宜しくお願いします。 128海形丸さんの航海安全と大漁そして乗組員のご健勝でのご活躍をお祈り申し上げます。 それにしても寒さ厳しい出船送りでした