まぐろ漁業のカイゼン検討会

勝倉漁業株式会社

2018年03月13日 08:45


昨年から気仙沼でおこなっている新たなプロジェクトの「まぐろ延縄漁業生産性向上カイゼン検討会」も今回が6回目の開催となって、一年間の事業を総括する年間活動報告会が行われました

トヨタ自動車東日本の全面的なご協力を受けてのプロジェクトで、トヨタの「カイゼン」の手法を、まぐろ延縄漁業の作業現場や船の構造・設備などにも取り入れて、生産性を高めようとするもの

これまでの作業部会では、現場での作業ラインの流れや人員の配置、船内の時間割なのど確認とともに、乗組員やOBの方々からのヒアリングにて、さまざまな課題や困りごとなどをまとめてきました

まぐろ延縄漁で日々行われている投縄から揚縄までの作業や、超低温区画内でのまぐろの凍結作業など、カイゼンする課題はとても多いけれども、すべてを機械化していくのは難しいこと

それでも、省人省力化や乗組員の労力軽減、そして作業時間短縮や労働環境改善など、このカイゼン検討会を通じて、新しい考えで一歩づつでもまぐろ漁船を改革していけるように取組みたいと思います

10年後のまぐろ漁業の将来像とはなにか。 気仙沼の関係者それぞれが想う理想像をまとめ一つの方向性として示す。 そこに向かってどのようなロードマップを描いていくのか。 これからみんなで何度も話し合い結論を出していくことになるだろうと思います。 これからもどうぞ宜しくお願いします

昨年から始まった「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」。 2年目は目に見える成果を期待したいですね