2024年10月17日
脂がのった「戻りがつお」シーズン到来
ひと雨ごとに秋が深まってくるのでしょう、だんだんと夏の空気感も薄れてそろそろ本格的な秋を迎えようとしている気仙沼です。 今週半ばは雨模様の天気。 生鮮かつおの水揚げが続く気仙沼港です
台湾への出張前には金華山沖が主漁場となっていて、ほとんどの一本釣り漁船が気仙沼から数時間走りの海域に集結して操業していましたが、一週間ほどの出張から帰ると漁場に変化がでてきていて
水温が低下してきているのか、金華山沖のかつおのナブラが少なく、各船の漁も不安定になっていることから、一本釣りの中型船は東経150度の沖合い海域へと漁場探索に向かう船が多くなりました
そうしたなかでも小型船の数隻を中心に金華山沖での操業を継続していて、今週は昼間に釣って夜に入港して、早朝の水揚げ後にはすぐに漁場向けと、気仙沼魚市場に毎日水揚げして頂いています
沖合い操業の中型船はみなさんまとまった数量のかつおを持っての入港で、2.5㎏~3㎏の中サイズが中心ながらも脂のりも上々で身質も最高。 まさに戻りがつおといった品質のかつおも見受けられます
この週末、土日は三陸沖から道東沖にかけて大時化になる見通しなので、気仙沼に入港して水揚げをおこなった各船の船頭さん方もそのあたりも十分に考慮しての操業計画をたてている様子です
雨があがるとまた一段と季節がすすみ、これから先は寒さとの戦いという側面もある一本釣りのかつお漁。 それから今後は時化の日も多くなるかと思いますので、各船ともに十分気を付けて操業して下さい
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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:51