勝栄丸ブログ

この前までの梅雨寒とも思えるような天候から、爽やかな天気となった気仙沼です。　近海かつお船によるびんちょうも漁獲が不安定ながらも各船奮闘中の様子で、気仙沼への集中入港が待たれます

新年度になって2ヶ月が経ち、今年度も新型コロナウィルスの感染拡大による影響も懸念されますが、遠洋まぐろ漁船の動向はいまのところ各社苦労しながらもなんとか良い方向に向かっている感じがします。　日本もそうですが、世界的なワクチン接種がすすみ、平常に戻ってほしいと真に思います

今年3月に新組織となる一般社団法人宮城県北部鰹鮪漁況組合の設立総会が開催されて、任意団体として平成18年から活動してきた北かつ組合にかわる受け皿の団体としてスタートを切りました

先週末には任意団体の北かつ組合の総会が行われその解散を決議。　新しく組織した一般社団法人の北かつ組合にその業務が引き継がれ、あす6月1日から新組織での活動が始まります。　力不足とは思いますが、私が北かつの組合長を務めることになりましたので、どうぞよろしくお願い致します

このたび行われた一般社団法人宮城県北部鰹鮪漁業組合（北かつ組合）の令和3年度社員総会は、新組織を設立して初めての総会です。　通常であれば多くのご来賓の方々、関係者を招いての総会となるはずでしたが、新聞社取材が数社のほかは、コロナ禍を考慮して組合員だけでの開催となりました

今年度の事業計画や収支予算案、各団体の賦課金徴収などの議案を決議して円滑に議事進行が進みました。　総会の最後には、これまで北かつ組合を率いてきていただいた亀谷組合長への御礼の花束贈呈。　そして新組織でのスタートを記念して、組合員みんなでの写真撮影。　宜しくお願いします

コロナ禍での漁船運航、漁業関連の国際問題への対応、魚価や燃油価格、代船建造の推進、そしていちばんの課題は幹部船員の後継者確保・育成の事業をいかにのばしていくか。　多くの課題を抱える遠洋かつお・まぐろ漁業界ですが、北かつ組合を中心に一致団結・協力して頑張っていきたいと思います

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

大西洋漁場から気仙沼に帰港した第127勝栄丸、そして空路帰国の第1勝栄丸の乗組員と、先週から今週にかけては帰港後のいろいろなスケジュールが重なって、スタッフ共々忙しい一週間でした

先日も勝栄丸ブログでお知らせしたように、第127勝栄丸は気仙沼のみらい造船に上架しての船体整備を開始し、乗組員を交えての工事仕様打合せ、工事発注と続き、両船の乗組員への精算金等の支給も済んで、ようやく一息ついたところ。　乗組員の皆さん今航海もほんとうにご苦労さまでした

約10か月の航海の中では、いまのコロナ禍の状況を鑑みて感染防止対策を万全にと、海外基地等への寄港時にも極力上陸はせず、現地関係者との接触も最小限にとどめたそうで、ほんとうに久しぶりの上陸だった船頭さんをお誘いして、今話題の朝ドラの舞台、内陸部の登米に小旅行に行ってきました



おかえりモネの撮影スポット巡りもひとつの目的ですが、まずは美味しいご飯を食べましょうっていう事で、登米の鰻の名店「清川」さんに初めて行ってきました。　事前に予約していたからスムーズに入店できて、もちろん鰻重でしょうって、旅行気分もあって昼からビールで乾杯。　運転手さんには申し訳ない

鰻重の美味さは期待以上！　脂のりも丁度よくたれのバランスも絶妙で、初めての清川さんでしたが、こんなに近くにこんな名店があったなんて、最高の鰻重ランチでした。　鰻が食べたくなったらまた清川さんに来たいと思います。　ちょっと高めのお値段ですけど、その価値は十二分にあると思いますよ

鰻重ランチのあとは登米の街を散策しながら旅行気分を味わって。　明治時代の建物が保存されて残り、「みやぎの明治村」とも言われるこのあたり。　物産館では登米の産品をいろいろ物色して、ついつい買ってしまうんですよね。　そして朝ドラにもでてくる登米能の舞台もしっかりと見学してきました

10か月ぶりに帰国した船頭さんとの小旅行では、普段見慣れた大海原の景色とは全く違う山や川に癒されて、毎朝の「おかえりモネ」を見るのもまた一段と楽しくなることでしょう。　長期航海から帰ってのこの休暇期間には、それぞれのご家族との時間を大切にして、ゆっくりと休んでいただきたいと思います

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5月もあとわずかとなり、大西洋からの帰港した127勝栄丸のドックや、乗組員への給料精算、関係団体などの総会や役員会などもあって、毎日のスケジュールがびっしりと忙しい日々が続く勝倉漁業

いまの時期は大西洋で操業をおこなうマグロ船の多くが、乗組員の休暇とともに船体整備をおこなうことが通常パターンなので、このコロナ禍にあってもその計画は崩すことなく、予定通りに進行中です

一航海の締めくくりとして、乗組員の皆さんに会社に集まってもらっての給料などの精算。　私から今航海の振り返りや現状の報告、そしてこのコロナ禍での引き続いての協力のお願いなど、乗組員の皆さんも好漁に恵まれた今航海を振り返って、お互いの健闘を称えあってほのぼのした精算会合でした

締め括りのお仕事を終えてホッと一息ついたタイミングで、帰港中の127勝栄丸の船頭さんをお誘いして、竣工したばかりの第38清福丸を見学させてもらいましょうと、事前にアポを取って現地に出向いて

コの字岸壁にて出漁準備中の38清福丸におじゃますると、船頭さんや専務さん、そしていま新潟造船で建造開始となった漁吉丸・カネダイの専務さんもいて、いろいろとお話しをしながら船内をゆっくり見学させて頂きました。　やっぱり新造船っていいですね。　新船の完成ほんとうにおめでとうございます

本船に搭載された最新機器の数々。　中でもデータ通信が定額制のインマルサットFXには興味があって、127勝栄丸の船頭さんとも今後の導入に向けての考え方などを話合いながらの見学でした

2年前に完成した127勝栄丸とは同じ造船所でおそらくは基本設計はいっしょの38清福丸さん。　日頃お世話になっている皆さんと、これまでの経験を踏まえたさまざまな情報交換をさせて頂いて、すごく有意義な時間であっという間に夕方になって。　お忙しいところ対応頂きありがとうございました

6月8日の出港を予定しこれから仕込み作業が始まる38清福丸さん。　新船での運航に慣れるまでなにかと大変かと思いますが、最新設備の新船で大漁されます事、そして安全航海をお祈り致します

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梅雨寒のどんよりした天気となった週末の気仙沼です。　湾内の岸壁ではこれから出港を予定する遠洋まぐろ船の仕込み作業がおこなわれ、コの字岸壁そして港町の仕込み岸壁も空きがない状況

ここにきて水産庁取締船も4隻ほどが帰港し、休暇のためにひと月ほど係船する予定だとかで、艫付けする場所がないほど岸壁の状況が厳しくなってきました。　岸壁調整はなかなか難しいですね

これからの時期は8月に漁が解禁されるサンマ漁船の艤装工事が、船を岸壁に横付けして複数隻同時におこなわれるから、あと数か月間はこの状況が続いていくので、各船間での協力がなおさら大事になってくる。　各漁業会社そして問屋の皆さん、関係業者の皆さんも、どうぞ宜しくお願い致します

先日、大西洋漁場から気仙沼に帰港した第127勝栄丸は、みらい造船に上架しての船体整備がはじまりましたが、この雨模様の天気によって塗装工事などは少し様子を見ての対応。　その間の時間を利用して、幹部船員の皆さんに集まってもらっての工事仕様、修理箇所の現場確認が行われました

新船からまだ2年の新しいまぐろ船なので経年劣化での修理箇所はなく、沖のまぐろ漁で破損したところなどを中心にドックオーダーを確認し、造船所側へ発注しました。　船首側から船尾まで順番に見て回っては、乗組員の皆さんからいろいろとお話を伺いながらの工事打合せでした。　お疲れさまでした

午前中のみらい造船での工事オーダーを終えたお昼時、アンカーコーヒー・マザーポートでお昼ご飯を食べましょうっていう事でお店に直行。　週替わりランチはインドネシア料理のナシゴレンとサテ、いまは海外外出張ができない状況が続いているので、食べなれたナシゴレンがすごく懐かしく感じますね

ちょっとピリ辛の味付けのナシゴレンは目玉焼きと一緒に食べるとすごくマイルドになって食が進みます。　焼き鳥のピーナッツソースもすごく美味しいですね。　アイスコーヒーも頂いて、お腹いっぱいで大満足のインドネシア料理ランチでした。　今週いっぱい食べれるので、まだの方はぜひアンカーにどうぞ

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新潟造船にて一昨年竣工した勝倉漁業の第127勝栄丸は、大西洋での航海を終えて今年も日本に帰ってのドックとなりました。　漁場から約45日の航行を経て清水・気仙沼に戻ってきた本船です

遠洋まぐろ延縄漁船の水揚げ基地・清水港において、中部大西洋での漁獲物の水揚げを予定通りおこない、1昼夜半の回航にて気仙沼に到着。　みらい造船への上架まで商港岸壁でひとまず待機

みらい造船ではいま、複数の新船建造を並行しておこなっていて、修繕船もサンマ船やまぐろ船などたくさんの漁船が上架しているので、あらかじめ予約していないとスムーズな日程での上架は難しい

そこはいつも勝栄丸の修繕を請け負ってくれている造船所なので、事前の打合せにて本船の上架を予定してくれていて、気仙沼帰港からそれほど待つことなくドック入りの順番が回ってきました

ドックの作業艇3隻に曳航されて商工岸壁からみらい造船へと移動。　造船所からも4名ほどの作業員が乗船してのロープワーク。　シップリフトへの搭載、そして上架作業もすごく順調にすすみました

ドックの都合によって上架開始時間が2時間ほど遅れたので、当日はドックへの上架と船体洗浄そして足場の設置などで終わりとの事で、工事個所の確認とオーダーは翌日に持ち越されることになって

船底や外板などは外見から確認できるから、乗組員や会社スタッフとともに船体の汚れ・塗膜の状況などを確認して。　ほとんど付着物がなくてすごくいい状態の船底で、ペンキの性能も申し分ない

これから船体や機器類の整備がおこなわれていきますが、いつもお世話になっている施工業者の皆さんには、しっかりとした工事で短期間で仕上げて頂きますように、引き続きどうぞよろしくお願いします

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早くも５月下旬となって、今年は梅雨入りも早そうな感じとなっているので、127勝栄丸の上架工事に雨の影響がなければいいなと思う昨今。　関係業者の皆さんには、引き続きよろしくお願い致します

大西洋で操業をおこなう勝栄丸の活動も、この時期は乗組員が休暇をとる期間となっていて、気仙沼に帰港した127勝栄丸そしてラスパルマスに係船中の第1勝栄丸それぞれに航海に一区切りです

一方の南太平洋で操業をおこなう第7勝栄丸と第123勝栄丸は、灼熱の太陽の下で順調に操業回数を重ね、それぞれの目標に向けて漁獲を積み上げてきています。　応援よろしくお願いします

いま休暇中の大西洋操業船も、7月から8月上旬には新たな航海への船出を予定し、毎年10月から11月にかけて行われる北東大西洋でのクロマグロ漁をメインに、来春まで大西洋漁場にて操業を継続することになる。　大西洋の新漁期を前にして、出漁漁業者への説明会がWEBで開催されました

例年ならば東京永代の日かつ漁協の会議室に全国の関係漁業者や水産庁担当者が集まって、新漁期のいろいろな変更点や注意点などについて説明を受けるのですが、コロナ禍では集まるのは無理

ということで、全国の関係漁業者とWEBでむすんでの会議となりました。　日かつ漁協組合長の挨拶に続いて、水産庁から漁業法改正にともなう様々な変更点などについて詳細な説明がありました

参加された漁業者の皆さんはこの1年間でだいぶWEB会議には慣れてきてはいるものの、対面での会議では活発な意見交換があるのが常だったのに、ほとんど発言がなくて、やはり一堂に会しての会議がいいなって改めて思いました。　早くコロナ禍が解消されて、みんなでワイワイ議論したいものです

今年8月から始まる大西洋の新漁期。　出漁する数多くの遠洋まぐろ延縄漁船が、事故や怪我無く、安全な航海で、豊漁に恵まれますように。　一年が経つのはほんとうに早い、ついこの前アイルランド沖の本鮪の搬入が終わったと思ったら、また始まるんですものね。　皆さん引き続き頑張っていきましょう

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先週まで降り続いた雨もあがって、爽やかないい天気となった週明けの気仙沼です。　気仙沼に帰港中の127勝栄丸のみらい造船への上架も予定されているので、このままの天気が続くことを祈ります

気仙沼市でも65歳以上の高齢者へのワクチン集団接種が今週開始となり、電話とインターネットでの予約では多少の混乱はあったやに聞きますが、それでも順調に予約が進んだとの報道。　勝倉漁業の関係者へは事務所スタッフが接種予約のお手伝いをして、皆さんにすごく喜ばれたようでよかったです

気仙沼湾横断橋の開通やNHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」の放送開始など、何かと話題の多い今年の気仙沼。　このコロナがなければもっと多くの観光客でにぎわったであろうことを考えると、ワクチン接種によって感染者が減って国民全体に安心感が広がって、経済的にも上向くことを願います



そんなタイミングでオープンしたのが、気仙沼市への南の玄関口「大谷海岸」にできた道の駅。　ゴールデンウィークには駐車場が満杯になるほどの来場者だったみたいで、幸先のいいスタートとなりました

開場当初は混んでいるんだろうなって、しばらくは様子を見ていましたが、出かけたついでにちょっと立ち寄ってみようと、三陸自動車道の大谷海岸ICでおりると、太平洋が一望の素晴らしいロケーションの道の駅が目の前にどーんと！　想像していたよりもかなり立派な道の駅でした。　素晴らしいですね

物販ブースには気仙沼の産品をぜんぶ集めたのではないかって思うほど気仙沼の品々で埋め尽くされていて、海のもの山のもの、そしてコーヒーやお菓子まで揃っていて、ついついたくさん買ってしまう

太平洋が目の前に大きく広がるテラス席で、道の駅大谷海岸オリジナルのいろんなお料理を楽しめるのもいい。　次はもうちょっとゆっくりと滞在して、潮の香りと絶景のロケーションを楽しみたいと思います

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大西洋漁場から気仙沼に127勝栄丸が帰港して数日たちました。　週明けに予定されている「みらい造船」へのドック入りを前にして、甲板部・機関部ともに関係業者との打合せがおこなわれています

これからの時期は、8月からはじまるサンマ漁に向けてのサンマ漁船のドックも続いていくし、新船建造工事もおこなわれているから、遠洋まぐろ漁船のドックはあらかじめ予約し予定してもらってました

127勝栄丸は一昨年竣工したばかりのまだ新しい船なので、それほど修繕個所は多くないまでも、この10ヶ月の航海の中で生じた不具合箇所や修理項目を、ひとつひとつ確認しながら発注していきます

先週は雨模様の天候が続いた気仙沼ですが、本船上架時には順調な塗装作業などができるよう天候回復にも期待するところ。　今回もお世話になりますので、各業者の皆さんよろしくお願いします

各業者さんとの打ち合わせをおこなったお昼時、ランチを食べながらミーティングしましょうっていうことで、久しぶりに南町の福建楼さんに出掛けてきました。　気仙沼で中華ならここ福建楼がお勧め

たくさんあるランチメニューの中から何にしようかなって、悩んだすえに選んだのが日替わりのランチセット。　メインは豚肉ときくらげの卵炒めで、そのほかにも唐揚げや油淋魚、一口餃子、スープにサラダなど合計10品ものセットだから、みんなでシェアしましょうっていうことでこれにして、追加で半ラーメンも

さすがにすごいボリュームで食べきれないなって思ったから、福建楼のお母さんに「ご飯半分でいいよ」って話したら、伝わらなかったのか大盛に近いご飯がでてきて、「おかわり」できるからねだって(笑)

炒め物はさすがは中華専門店の味、そして初めて食べたシンプルな醤油ラーメンも鰹だしが効いていてとっても気に入りました。　毎回なにか面白いアクシデントがある福建楼なので、お料理ももちろん美味しいけれど、話のネタになる楽しい時間もすごく楽しみにして食べに行ってます。　皆さんもぜひどうぞ

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宮城県内もまるで梅雨入りしたかのような、どんよりとした雨模様の日が続く気仙沼です。　この週末に予定されていた小学校の運動会も雨天のために延期となったそうで、社員もがっかりしていました

5月中旬からはじまった今年の気仙沼のカツオシーズン。　一本釣り漁船による生鮮かつおはもう少し先として、ここにきてびんちょうの漁獲がまとまって、中には一日に40トンも漁獲する船もでてきました

今週は連日300～400トンレベルとまとまった水揚げ数量となって、単価的にも１㎏あたり300円ほどの相場で推移しているので、ここが勝負どころと各船ともに「揚げ出し」での連続航海となっています



早朝5時前の魚市場では、すでにブルーの500㎏タンクに氷と水をはる作業がおこなわれていて、各船の水揚げ開始に合わせてフォークリフトで氷水の入ったタンクを選別ラインに並べての水揚げ準備

スタンバイ完了を本船側に合図、漁艙から手渡しでびんちょうが次々とコンベアーに揚げられ、4㎏・7㎏・10㎏の規格に合わせての選別。　7㎏上と10㎏上のサイズが約半々くらいの組成でしょうか

1時間に20トンくらいの水揚げペースで魚市場職員も大忙しで担当する各作業をこなしています。　この週末は沖の漁模様が少し低調気味との情報なので、土日そして週明けの好漁に期待したいです

いま水揚げされているびんちょうはほとんどが冷凍されて缶詰の加工原料になります。　要はツナ缶の素材ですね。　越年在庫もほとんどないとの情報もありますので、積極的な買付けにも期待しましょう

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5月も下旬となって、気仙沼港でのカツオ船や旋網船による水揚げも一気に本格化してきました。　一本釣り漁船によるびんちょうが好漁となって、今週の気仙沼港にはたくさんのかつお船が入港です

昨年は4月下旬から本格化した一本釣り漁船によるびんちょう漁ですが、今年はすこし遅れての開始ですが、中には一日で40トンも漁獲のある船も出てきて、漁の継続に期待が大きくなっています

一方の旋網船はというと、1.8㎏～2.5㎏の中小サイズのかつおが中心で、今週も毎日のように旋網船が入港しては「新口」の鮮度抜群の生鮮かつおを水揚げして頂きました、かつおの季節到来ですね

沖合いからの情報をもとに日々集計される「沖合い在庫」を確認しつつ、千葉県勝浦港から気仙沼港へと水揚げ基地を移しての操業となった近海一本釣り漁船団の動向をチェック。　ワクワクしますね

勝倉漁業の問屋部門でも三重県の第23長久丸さんによるびんちょうの水揚げが行われました。　船頭さんや乗組員の皆さんには、このびんちょう漁がひとつの勝負どころと期待したいと思います

大西洋漁場から帰航し、遠洋まぐろ漁船の水揚げ基地・清水港に帰ってきて冷凍まぐろ類の水揚げをおこなった第127勝栄丸は、母港気仙沼へと回航し予定通りに無事に到着し今航海を終えました

長期航海を終えて帰港した127勝栄丸の船頭さんをお誘いし、入港祝いのお食事会をしましょうという事で南町「こうだい」さんに行ってました。　新型コロナの感染防止のためお店貸し切りでの食事会

朝に水揚げされたばかりの新鮮なかつおがメインのお刺身、いまが旬のウニなどもすごく美味しくて、もう終わりの時期ですけどってだされた山菜「こしあぶら」の天ぷらも絶品。　地酒「蒼天伝」や「水鳥記」の新酒を酌み交わしながら、こうだいさんのお料理で船頭さんや皆さんとの楽しい時間を過ごしました

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新潟造船で新船建造して２年目、大西洋でのまぐろ漁をおこなった勝倉漁業の第127勝栄丸が清水に帰港となって、冷凍まぐろ類の値段交渉や水揚げの立会いのための出張から気仙沼に戻りました

新船処女航海では、航海の終盤戦に新型コロナの世界的な感染拡大があって、当初の計画を大幅に変更し日本への本船持ち帰りとなった先航海に続いて、今航海もおなじような航海となりました

中部大西洋からパナマ運河まで約10日ほど、運河通過に5日間待たされたのは誤算でしたが、そこから清水港まで約一ヶ月と、漁場から清水港まで一か月半もの航行をへての帰港。　お疲れ様でした

清水港でおこなわれたメバチマグロなどの水揚げでは、4月から続いている相場上昇にのっての取引となり、コロナ禍ではありますがなんとか好成績で終われましたこと、取引先関係者に感謝ですね

清水港での水揚げを終えて母港気仙沼に向けて回航した本船は、乗組員のご家族や関係者が出迎える中、気仙沼魚市場の岸壁に予定通りに着岸。　大西洋往復の長期航海が無事に終了しました

気仙沼に帰港した本船はこれから「みらい造船」でのドックや、船体や機器類の整備をおこなって次の航海に備える事になりますが、乗組員の皆さんには、休暇をゆっくりと過ごして頂ければと思います

みらい造船への上架は週明けの予定で、それまで商港岸壁に係留しての待機中。　その間にもエンジンや無線・航海計器などを整備する業者の方々と各部署の幹部が綿密な打ち合わせをおこなう予定

今航海の締めとなる給料や生産奨励金などの精算もまもなく。　乗組員ファーストを掲げて勝栄丸の運航をおこなう勝倉漁業なので、乗組員の頑張りに少しでも報いるように頑張っていきたいと思います

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例年よりも20日ほど早く梅雨入りとなった東海地方・清水港に127勝栄丸が入港してのまぐろ類の水揚げが行われた今週です。　昨年からの大西洋でのまぐろ延縄漁、ほんとうにお疲れさまでした

新船から二年目となる本船は、当初計画では大西洋での漁業基地スペイン・ラスパルマス港に係船して、乗組員は日本やインドネシアまで空路帰国というはずでしたが、コロナ禍でなかなかうまくいかず

海外基地に係船するためには、船の整備をおこなうエンジニアを派遣する必要がありますが、航海終了のタイミングが決まっている本船には対応することができず、日本へ船を持ち帰りということになって

1年目の航海、2年目の航海と続けて日本から大西洋の往復航海となってしまって、漁場を往復するだけで3ヶ月もの期間を要するから、乗組員の皆さんにはすごく大変な思いをお掛けしました

それでも今年の大西洋は、各船ともに好漁に恵まれて、ここにきての相場上昇もあって、コロナ禍ではありますがほぼ計画通りの成績をあげていただきましたこと、ほんとうに乗組員に感謝ですね

清水港に到着して水揚げを終え、インドネシア船員は空路帰国という事で成田空港まで移動。　大きな荷物をもって、送迎バスに乗車する乗組員と握手を交わして今航海の労をねぎらって、次航海の協力もお願いしました。　インドネシア船員の皆さんは、航海を全うし終えた安堵感でいい表情です

成田空港でのフライト前には、PCR検査をおこなって陰性証明を取得。　それがインドネシアへの入国の条件なので、アテンドする旅行代理店スタッフが船員のフライトまでお世話することになっています

インドネシア・ジャカルタに到着しても数日間の隔離期間があるので、すぐに故郷に帰れるわけではありませんが、この休暇期間を感染防止対策を万全にゆっくりと過ごして頂きたいと思います。　127勝栄丸のインドネシア船員の皆さん、今航海もほんとうにお疲れさまでした。　くれぐれも気を付けてね！

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ゴールデンウィーク明けから二週続けての清水港への出張となりました。　今週は127勝栄丸が中部大西洋漁場からの帰港となって、勝倉漁業の役員、取引先の皆さんとともに岸壁で出迎えました

東海地方は早くも梅雨入りとなったとかで、冷凍マグロの水揚げ時の天候が心配されましたが、ちょうどタイミングよく晴れ間まで見えるような絶好の水揚げ日和となって。　気温も高く暑いくらいです

4月初め以降、冷凍まぐろ類の浜相場が上昇に転じ、毎週のように清水港にきて水揚げをおこなっていますが、来るたびに浜値が上昇するというまたとないチャンスに恵まれて、今回の値段交渉でもめいっぱいの価格で合意して頂きました。　取引先の皆さんにはほんとうに感謝です、ありがとうございます

天候にも配慮して、雨が降らないうちに水揚げを終えてしまおうと、水揚げ開始は朝7時半。　気持ちが高ぶっているのか、かなり朝早くに起きてしまって、1時間ほど前には事務所でスタンバイ完了です

水揚げ現場に出向いて、トラックの配置や水揚げの段取りなどを確認して作業開始。　漁艙内ではいつもお世話になっている焼津港湾さんが手際よく作業してくれるので、水揚げペースもすごく早い

荷捌き台の上では、魚種やサイズ別の仕分けと並行して、日かつ協同職員による計量などがおこなわれ、予定通りに午前中のうちにすべての水揚げが終わりました。　現場での作業お疲れさまでした

まぐろ類の浜相場が上昇する中で、今回も買付けして頂きほんとうにありがとうございました。　127勝栄丸は清水港をあとににして気仙沼へと回航中で、20日朝に気仙沼魚市場に到着する予定です

年度初めの4月そして5月にかけて続けての勝栄丸の水揚げとなりましたが、これからも勝栄丸のまぐろ類の搬入が続いていきますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。　ありがとうございました！

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気仙沼から片道約650ｋｍ、先週に引き続き勝栄丸のまぐろの水揚げのため清水港に出張となりました。　前回はゴールデンウィーク終盤の大渋滞に巻き込まれましたが、今回は比較的スムーズな移動

新型コロナの世界的感染拡大により遠洋まぐろ船の運航にも大きな影響が生じていて、海外基地での活動が平常時のようにはいかないことから、大西洋から日本へ船を戻すケースが依然として多い

ちょうどこの時期は中部大西洋で操業するまぐろ船が休暇をとる時期なので、このところの清水港・焼津港には大西洋漁場からの帰港船が相次ぎ、連日のように本船による水揚げが行われています

一昨年、新潟造船で完成した勝倉漁業の第127勝栄丸は、新船初航海の最後にコロナ禍にぶちあたったため、昨年5月に日本に帰港しましたが、今回も依然として海外基地の状況が改善されないために、中部大西洋から約一か月半もの航行をお願いして、予定通りに清水港に到着となりました！

あさ7時半、清水港の入り口に船体が見え始め、だんだと港内にすすんできて、予定の8時ちょうどに着岸完了。　船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、長期間の航海そして操業お疲れさまでした

東海地方は早くも梅雨入りとなったとの報道で、本船の入港時は小雨まじりのあいにくの天気でしたが、沖合いは霧が発生して駿河湾まで気を使う航行だったとか。　無事に到着しほっとしました

取引先の都合によって水揚げは翌日朝からの予定なので、それまでのあいだ乗組員の皆さんはゆっくりと過ごすことになります。　インドネシア船員の帰国も控えているので、私物を整理したり各部屋を片付けたりしながら、成田空港に移動するまで船内待機。　みんな元気そうでよかったです

4月初めから、まぐろ類の相場が急激な上昇局面に転じ、そこにタイミングよく帰港となった第127勝栄丸です。　乗組員の沖での奮闘が報われるように、気合意を入れて値決め交渉に臨みたいと思います

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

爽やかな天候の日が続く気仙沼港です。　近海かつお船による生鮮かつお漁は、ここにきてびんちょうの漁獲に切り替わってきて、各船ともにまとまった漁獲量を目指して日々奮闘中の様子です

毎日入ってくる沖の漁模様などのデータ、千葉県勝浦港での水揚げ結果、生鮮かつおやびんちょうなどの価格動向をチェックして、気仙沼港へのかつお船の水揚げが本格化しないかなあと待ち遠しい

近海かつお船のさらに沖合では、500トンクラスの大型遠洋かつお船も同じくびんちょうを狙った操業に入っているので、関係船の豊漁を期待するところ。　気仙沼港にも水揚げしてほしいですね

気仙沼はかつお船やサンマ船の水揚げ港であり、遠洋まぐろ船の国内有数の基地港となっていて、気仙沼船籍のまぐろ船だけではなく、福島県や岩手県などのまぐろ船もここ気仙沼を母港として運航をおこなっていて、このほど岩手県宮古市の濱田漁業部の新船・第38清福丸が竣工披露となりました

新潟造船にて昨年起工し、その建造の進捗具合などは濱田漁業部さんの「清福丸ブログ」で見ていたので、気仙沼での新船披露をすごく楽しみにしていました。　新船の完成、おめでとうございます

今年開通したばかりの気仙沼湾横断橋の下を通って入港してくる新船・第38清福丸の勇姿を撮影しようと商工岸壁で待機。　スマホアプリのFindShipで船の現在位置をリアルタイムで確認しながらいまかいまかと到着を待っていると、気仙沼大島をバックにしてゆっくりとその船影がみえてきました

関係各社などから贈られた大漁旗で飾り付けられた船体は、新船にふさわしくすごく華やかで、真っ白い塗装が施されたピカピカの船体をよりきれいに見せてくれます。　やっぱ新船っていいですねえ

コの字岸壁に接岸した本船に出向いて、社長さんや専務さん、船頭さんなどにご挨拶して、竣工祝いのお酒をお届けすると、祝いのお餅やオリジナルパッケージのコーヒー、あいさつ文や船体写真・要目表などが入ったお返しの品を頂きました。　大々的な竣工披露をしないかわりの配慮が感じられますね

被代船からの漁具・資材や乗組員の私物などの引っ越しそして仕込み作業を経て、6月上旬には南インド洋に向けて処女航海へと出港する予定の第38清福丸さん。　竣工披露おめでとうございました

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清水港での冷凍運搬船による勝栄丸の冷凍まぐろの水揚げを終えて気仙沼に帰ってきて、週明けからの過密スケジュールでのお仕事をこなした一週間も終わって、ホッと一息つける週末となりました

この時期は毎年の事ながら各水産関係団体の総会が続く一ヶ月なので、通常ならば東京などへの出張も頻繁に予定されるところが、コロナ禍ではほとんどがリモートなのでなんとか対応できています

今週も、気仙沼漁港利用協議会の総会に向けた打ち合わせや幹事会もあって、ほかのスケジュールと調整しながら何とか対応できました。　気仙沼漁協の事務局の皆さんにはほんとご苦労様でした

気仙沼市では65歳以上の高齢者へのワクチン接種に向け旧気仙沼市域でのインターネットによる接種予約が13日から開始となり、15日からは電話による受付が始まるとの事で、勝倉漁業関係者、日頃なにかとお世話になっている勝栄丸のOBの皆さんのネット予約を会社スタッフが相談に乗ってお手伝い

高齢者の皆さんはインターネットでの手続きにはなかなか慣れていないので、勝倉漁業・勝栄丸に関係する皆さんへのこうした対応はすごく喜ばれました。　意外と簡単に手続きできたのでよかったです

通常業務に加えてこうしたお手伝いでも忙しかった週末のお昼時。　みしおね横丁の沖縄料理屋「TEN(T)」さんに、沖縄そばの赤バージョンの牡蠣トッピングを食べに行きましょうってお誘いを受けて。　気仙沼唐桑産の大ぶりの牡蠣が最高にうまい！　味が濃いっていうか、すごい牡蠣ですね

まったく辛くない赤いスープは海老じゃこの色なんだとか。　牡蠣バージョンの沖縄そばはいつの時期まで食べれるかわからないけど、また近いうちに食べに行ってみようと思います。　美味すぎですよ！

午後までびっしりとのスケジュールの中で、みしおね横丁のテラス席で気仙沼湾の風を感じながら頂くランチタイムはほんとうにリラックスできる。　いい考えも浮かんできそうで、来週も頑張れそうですね

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5月中旬となり近海かつお船の本格的な水揚げが待たれる気仙沼港です。　今週には今季一番船として三重県の第23長久丸さんの生鮮かつおとびんちょうの初水揚げで大いに賑わいを見せました

そして週末には二隻目の第88福徳丸さんが、びんちょう主体に38トンとまとまった数量の水揚げで1200万円近い金額となって、来週の後続船にも期待が膨らむところ。　昨年は豊漁に恵まれたびんちょうですが、今年は毎日の漁模様に一喜一憂するところなので、好漁が続いてくれることを願います

入港した遠洋かつお船の船頭さんからお話を伺うと、昨年に比べてびんちょうの群れが少なくて、まとまった数量を釣れる日もあれば釣れない日もあって不安定な漁況ながらも、この5月から6月にかけてはカツオ船にとって勝負どころなので頑張りますとのコメント。　遠洋・近海どちらも頑張ってほしいです

そんな気仙沼港でいま力をいれて取組んでいるのが遠洋まぐろ漁船の新人船員確保と育成のプロジェクト。　まずはひとりでも多くやる気があって有望な若者に乗船してもらい、まぐろ船での経験を積み海技資格を取得する。　人材育成は短期間でおこなえるものではないから、継続して取組んでいます

新人船員のリクルート活動は宮城県北部船主協会が中心となって、これまでもたくさんの若者を乗組員として送り出してきました。　すでに海技資格をとって幹部船員として活躍中の船員も多くなってきて、幹部船員育成の取組みを加速させようと、日かつ漁協とタイアップしての動画配信プロジェクトを始動

「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ！」っていうショートムービーの、今週YouTubeに配信されたのがEpisode6「第一昭福丸」バージョンで、臼福本店社長さんや第一昭福丸の船頭さんや船長さんへのインタビュー、そして漁船と思えないようなデザインの本船の紹介や清水港での水揚げの様子など

先週までの123勝栄丸バージョンの動画と合わせてみて頂けたらと思います。　そして次回配信される予定なのが法律に基づく海技資格のお話し。　公開されましたら勝栄丸ブログでもお知らせ致します

「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ！」 Episode 6 【第一昭福丸】の動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=sYIWreDz_2E&t=61s

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今年の5月6月はそうとう忙しくなるなあって覚悟してましたが、まさにその予想が的中したかのようにスケジュールがタイトになってきた勝倉漁業です。　各水域のまぐろ漁も順調で、帰港も控えてます

中部大西洋でのまぐろ漁をおこなってきた新船建造から2年目の航海となる第127勝栄丸は、外地係船を変更して日本向けの帰途航となって、パナマ運河を経由して太平洋を順調に横断し、週明けには清水港に到着する予定となっていて、水揚げを行ったあと気仙沼に回航し、20日の帰港になる予定です

一方の第一勝栄丸は、スペイン・カナリア諸島のラスパルマス港に到着し、超低温冷凍コンテナへ漁獲物を転載。　係船・ドックに向けた作業を連日おこなっていて、まもなく乗組員が帰国する予定です

南太平洋では第123勝栄丸と、そこに合流した第7勝栄丸とが協力し合いながら順調な操業を重ね、123勝栄丸は6月半ばには清水での水揚げを予定しており、前半戦の操業も佳境に入りました

週末からの出張を前にして、取引先とのさまざまな情報交換などをおこないながら、コロナへの感染防止対策をとりつつのランチミーティング。　上田中BaseDinerでガパオライスを頂いてきました

ランチメニューのカットステーキやハンバーグ、スパイシーなカレーやパスタなども美味しいから悩んだ末に、これまでBaseDinerで食べたことのなかったガパオライスを食べてみることに。　たっぷり野菜のサラダが前菜、そしてメインのガパオライスはもちろん目玉焼きのトッピングで、すごく美味いです

独特の香辛料、調味料が食欲をそそって、スプーンが止まらなくなる。　東京駅ナカのガパオライス屋さんで買ってよく食べたものでしたが、いまは公共交通機関を使わない移動が主だから立ち寄ることもなくなったので、久しぶりに本格的なガパオライスが食べれてすごくラッキーでした。　ごちそうさまでした

週明けに清水港に到着する第127勝栄丸を出迎えるべく、週末はまた車で長距離移動になる。　急ぐことなくのんびりゆっくりと清水港へのドライブを楽しもうかと。　清水港の関係者の皆さんよろしくです

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5月も中旬になって気仙沼にもようやく生鮮かつおが水揚げされる時期となりました。　今季一番船で入港した第23長久丸さんの水揚げには、こんなに人がいたんだと思うほど多くの関係者が集まって

情報によると、ここにきてようやくまとまった量のびんちょうが釣れだしたとのことなので、気仙沼港に拠点を移すカツオ船もだんだんと増えてくるのかなと思いますので、入港を楽しみに待ちたいと思います

25年連続生鮮かつお水揚げ日本一を目指して始まる今年のかつお水揚げなので、各船の漁模様や動向がすごく気になるところです。　先日行われた漁業情報サービスセンターによるセミナーにおいては、今年のかつおの来遊量が多く、豊漁に恵まれるとの予測もあるから、期待したいと思います

気仙沼港ではこのところ遠洋まぐろ船の各水域への出港が続いていて、これから盛漁期を迎える南インド洋へと第8昭福丸さんが出港との事で出船送りに行ってきました。　出港日和のいい天気です

同じ海域で操業をおこなう遠洋まぐろ船は、お互いに情報交換し協力してまぐろ漁をおこなっていて、船頭さん達はライバルであると同時に、会社は違えども苦労を共にする同志・仲間とも言えます

勝栄丸各船からも第8昭福丸に出港祝いをお届けするようにとの連絡が入り、会社スタッフとともに本船に出向くと、取引先関係者や乗組員のご家族などたくさんの見送りの方々が来られていて、船頭さんや社長さんらにご挨拶し、日頃お世話になっている関係者といろいろとお話ししながら出港時間となって

今回インマルサットFXを導入したとの社長さんのお話しで、これにより洋上にける通信環境が格段に向上することになりますが、やはり設備費用とランニングコストがものすごく高いのがネックで、今後の課題ですねと話していましたが、まさにその通りで、気軽に導入できるくらいの料金になってほしいものです

インド洋への玄関口、インドネシア・バリ島を経由して南インド洋での操業を開始する第8昭福丸さんには、くれぐれも安全な航海に心がけられ、大漁に恵まれますようお祈りいたします。　今航海も勝栄丸各船がお世話になりますが宜しくお願いします。　第8昭福丸さんの出港、ほんとうにおめでとうございます

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毎年１月末から2月にはそれぞれの母港、高知や三重・宮崎などの各港から出航し、黒潮にのって北上するカツオのなぶらを追って漁獲を続けるカツオ船の操業が続いていて、徐々に本格化してきました

昨年を振り返ると4月下旬からのびんちょうが豊漁となって、単価高にも恵まれて各船ともに大きく水揚げ高をのばしたシーズンでした。　かつおは大小両極端なサイズ組成に苦労した年でしたが、今年は例年通りのサイズ組成とともに、気仙沼港へのカツオの水揚げ数量が大きくのびることを期待しています

いま各船の水揚げの中心は千葉県勝浦港。　かつおの北上とともに気仙沼港を基地にした操業にシフトすることを期待する中、今季一番船として三重県の第23長久丸さんが入港し水揚げして頂きました。　前日漁獲の新口のかつおと、これから盛漁期を迎えるびんちょうを漁獲しての初水揚げでした





一本釣りかつお船の今季初入港とあって、かつおの水揚げを待ちに待った大勢の仲買さんや魚市場関係者の皆さんが集まって、気仙沼市長や議長さんも来場しての歓迎セレモニーもおこなわれて、気仙沼市などからの入港祝い贈呈と歓迎・激励のお言葉をいただきました。　今季もお世話になります

水揚げされた鮮度抜群の新口かつおは、赤身の色も素晴らしく脂のりも見えてほんとうに美味しそうなカツオです。　半年間かつおを待ちわびた仲買さんによる入札では、好相場での取引となりました。　新聞社やテレビ局の取材陣もたくさん来られ、船頭さんも囲み取材でのインタビュー対応に忙しそうな様子

これから徐々にカツオやびんちょうの群れも北上してきて、もうじき気仙沼港がカツオ船の水揚げ拠点となっていきます。　第23長久丸の船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、くれぐれも安全な航海に心がけられ、豊漁に恵まれますように、本船の運航を陸上から精一杯サポートさせて頂きたいと思います

水揚げされたばかりの新鮮なカツオを魚市場前にある鶴亀食堂でさっそく頂いて。　かつおの初水揚げを聞いた市民の方がたくさん初鰹を味わいにきていて、長久丸の乗組員の皆さんとも楽しく談笑する和やかな光景も見られ、カツオ船の乗組員にとって気仙沼は第2の故郷なんだなあって改めて感じました

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大西洋漁場でのまぐろ漁を終えて帰途航となり、パナマ運河を経由して太平洋航路を約１ヶ月かけて横断し、清水港に向けて航行中の勝倉漁業の第127勝栄丸の到着まであと一週間となりました

そしてもう一隻、中部大西洋で操業していた第1勝栄丸も今航海のすべての漁を終えて、大西洋での漁業基地スペイン・カナリア諸島ラスパルマス港に向けて帰途航となり、予定通りにラスパルマスに到着し港内作業を開始したとの報告がありました。　昨年からの長期航海ほんとうにご苦労さまでした

事前に手配したMaersk社の超低温冷凍コンテナに、中部大西洋にて漁獲したメバチマグロなどを超低温の温度帯のまま転載し輸送するんです。　横浜港に到着するのは７月初めの予定。　127勝栄丸の本船帰港、そして大西洋からの超低温コンテナの入庫など、清水港でのお仕事が続いていきます

ゴールデンウィーク明けにおこなわれた127勝栄丸転載分の水揚げも順調に終わっての帰路。　一人でぶっ通し運転するのはちょっときついので、途中で一泊してゆっくりのんびりとした帰途航でした

気仙沼もだんだんと近づいてきて、お昼時を過ぎた時間帯になったから何か食べようかって思いついたのが佐沼・船橋やの「かも南ざる」。　最近は出かけたついでに立ち寄ることが多く、お気に入りです

とっても忙しかった一週間の出張へのご褒美じゃないですが、三陸道からも近いので気軽に立ち寄れるから、ちょっと寄り道しておじゃましてきました。　相変わらずお客さんいっぱいの人気店ですね

普通盛でも他のお店の大盛以上のボリュームがあるから、初心者は間違っても「大盛りお願いします！」なんて無謀なことを言っちゃいけません。　量の多さに必ず後悔することになりますからね(笑)　私は普通盛でもお腹いっぱい、大満足での帰路最終ポイントでした。　皆さんもいちど行ってみて下さい

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ゴールデンウィーク明けにおこなわれた清水港での第127勝栄丸の冷凍運搬船による冷凍マグロの水揚げも順調に終わって、清水港から片道約700㎞の距離を一人で運転して気仙沼に戻ってきました

連休終わりの往路では東北自動車道で約40㎞も続く大渋滞に巻き込まれて、普段よりも倍くらいの時間がかかっての移動でしたが、帰りは渋滞もなくスムーズな道路状況でしたが、さすがに疲れました

気仙沼に帰ってきたタイミングでおこなわれたのが、もうすでに恒例の人気行事となっている「みなとでマルシェ。」っていうイベント。　隔月で一年間に5回くらいの開催ですが、3月の回は新型コロナの感染拡大による自粛で残念ながら中止となったので、今年初めてのマルシェがようやく開催になりました



それでも、宮城県内は5月11日までまん延防止等重点措置が発動されているので、感染防止対策を万全にとソーシャルディスタンスを保つために会場内での飲食場所はなく、テイクアウトのみの会場運営。　それでも、このイベントを楽しみにしていた多くの市民の方々などで各ブース共に大盛況の様子

その中で、今回私のお目当てだったのが「モネ米」を購入すること。　5月17日から放送開始となるNHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」を記念して、ドラマの舞台となる気仙沼と登米でつくられた「ひとめぼれ」を50％づつブレンドした特別なお米が「モネ米」なんですよね。　パッケージもすごく素敵です

モネ米を販売するのは内湾地区魚町の老舗お米屋さん「武山米店」。　震災で被害を受けたお店を修復し再建、米屋のおこわやお惣菜、カフェ・スイーツも人気の街の憩いの場的な要素も加わったお店は、今回の連ドラの撮影にも使われたのだとか。　あと一週間後の放送開始なのですごく楽しみですね

聞けば、ひとめぼれの特別ブレンド「モネ米」をなんと120トンも仕入れたそうで、Yahooショッピングの武山米店さんのページでも購入できるので、連ドラを見ながらモネ米の朝ご飯っていうのもいいかもしれませんね。　https://store.shopping.yahoo.co.jp/takeyamarice/　こちらから購入できますよ！

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先月２４日、大勢の皆さまからの見送りを受けて気仙沼を出港した勝倉漁業の第７勝栄丸が、すでに操業中の123勝栄丸と合流し後半戦のまぐろ漁の開始となりました。　引き続きご声援をお願いします

三陸新報に毎日掲載される漁業放送の第7勝栄丸の欄には、本船の船頭さんから皆様へのメッセージが掲載されて、日頃お世話になっている方々やご家族への想い、今航海に賭ける覚悟のようなものも伝わってきて、すごく感動しました。　三陸を見てないよっていう方に、ちょっとご紹介します

「先月24日復興続ける気仙沼出港、見送って頂いた皆さんの熱い思い、激励胸深く感謝と共に、新型コロナ、世の紛争、争いの早期終息、穏やかな日々を願いつつ後半戦の操業開始」　素晴らしい！

ゴールデンウィークも終わって、清水港での勝栄丸の水揚げを行うべく高速道路をひたすら走って移動。　いま日本に向けて帰途航中の127勝栄丸の到着を前に、今年1月にカーボベルデ共和国ミンデロ港にて冷凍運搬船に転載したマグロ類の水揚げとなりました。　雨が降る前にと朝7時半からの開始

昨年10月にアイルランド沖にて漁獲した大西洋クロマグロ、そしてその後に中部大西洋でのメバチマグロなどの漁獲物を冷凍運搬船「CHIKUMA」にて清水港まで輸送してきて、主に大型貨物船などの荷役がおこなわれる興津ふ頭にて、水産庁駐在官の立会いの下で水揚げが開始されました

水揚げの前日におこなわれた値段交渉では、船主側・バイヤー側の主張をぶつけ合って、お互いの考えを尊重しあっての最終合意。　刺身まぐろの搬入量の減少が顕在化し、今後も目立った搬入が見込めない事から、赤身を中心に上げ相場となるなか真剣に検討していただきありがとうございました

勝倉漁業としては、2020年漁期の大西洋クロマグロの水揚げ・販売はこれで全て終了となりました。　次週も127勝栄丸の本船入港、そして南太平洋からの帰航、コンテナ搬入とマグロの水揚げが続いていきますので、引き続きのお取引どうぞ宜しくお願い致します。　今回も本当にありがとうございました！

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コロナ禍でのゴールデンウィークも終わって、通常のお仕事に入った勝倉漁業です。　例年であればカツオ船や旋網船による生鮮かつおやびんちょうの水揚げが開始される頃ですが今年はどうかな

今年は鹿児島での生鮮かつおの水揚げが多かったとの報道もあって、例年のカツオの動きとは違ってきているのかもしれません。　各船の皆さんが期待しているびんちょうの漁模様が見えてくれることを願いつつ、千葉県勝浦港の毎日の入船状況をチェックしたりしています。　豊漁を期待しましょう

ゴールデンウィークが終わって、勝倉漁業としても勝負の５月６月となりました。　大西洋からは第127勝栄丸が帰港中で、第1勝栄丸も予定の操業を終えラスパルマスに向け帰途航を開始。　南太平洋では第123勝栄丸が前半戦あと一ヶ月ほどで奮闘中、第7勝栄丸も合流して操業を開始しました

今年1月に大西洋のカーボベルデ共和国ミンデロ港にて冷凍運搬船に転載した127勝栄丸の漁獲物が清水港に到着し、水揚げの順番が回ってきて荷役がおこなわれるとの事で、事前にまぐろ類の値決め交渉をおこなうべく連休明けの清水入りとなりました。　渋滞もあってかなり時間がかかっての移動でした

コロナ禍の影響は日本の遠洋まぐろ漁船の運航状況だけではなく、台湾や韓国・中国などの遠洋漁業国にも大きな影響を与えていて、各海域での稼働隻数の減少や操業効率の低下などによって、日本に搬入される冷凍刺身まぐろが大きく減少し、お盆以降までを見据えて積極的な買い付けの動き

その中での今回の127勝栄丸の転載搬入。　4月に値決めした時に比べてももう一段、相場が上昇した感もあって、さらに気合が入ってきます。　コロナ禍でのゴールデンウィークでしたが、日本各地の主要都市や行楽地などでの人出も多く、予想以上にさまざまな消費が進んだんじゃないかと思います

再来週の127勝栄丸本船の入港に向けても、弾みがつくような値決め交渉になるようにと、清水の事務所で準備してくれた末廣鮨のちらしを食べて、日かつ協同の販売担当者と綿密な打合せをしました

値決めの前にはまぐろを食すいつものルーティン。　ゲンを担いでいるわけではないけれど、やはり私たちマグロ業界関係者があらゆる機会をとらえてマグロを食べて宣伝していかなければなりませんものね。　末廣鮨のちらしで腹ごしらえして、午後のまぐろの値決めに臨みます。　よし、頑張りましょうか！

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勝倉漁業の今年のゴールデンウィークは４日間でしたが、連休明けに予定されている冷凍運搬船による第127勝栄丸のまぐろ類の水揚げのために、連休終わりには車で清水港へと移動となりました

気仙沼を午前中に出て、ゆっくりのんびりと三陸道から東北自動車へと進み、連休後半だけれどもUターンラッシュもなくて順調だなって思ったら、カーナビから大きな渋滞発生のアナウンスがあって

まあ何とかなるだろうって覚悟しながら東北道を進んでいくと、ほんとうに大渋滞が発生していて、情報によると事故による40㎞以上の渋滞だとかで、焦っても仕方ないからあきらめるしかないとのんびり運転を決め込んで。　圏央道入口まで普段は5時間ほどのところが倍の10時間もかかってしまいました

さすがに疲れたから最寄りのホテルで一泊して、翌日に圏央道から東名高速と移動して清水入り。　ちょうど午後の時間帯でお昼ご飯でも食べようかと、お気に入りのお蕎麦屋さん「千花」へ直行でした

連休最終日だったのでお店は混んでいるかと思ったけれど、時間帯が遅かったからか比較的スムーズに入店できて。　せいろとバッテラのセットを注文。　千花さんのこの組合せが美味しいんです

さすがは静岡県のお蕎麦屋さんだけに、ワサビは本わさびでおろし金まで付いていて、食べる前にまず本わさびをすりおろすとすごくいい香りがしてきて。　ぱりっと仕上がったお蕎麦と一緒に頂きます

遠洋まぐろ漁船の水揚げ基地・清水港周辺にはいろんなお蕎麦屋さんがたくさんあるけれど、千花さんはその中でも最も気に入っているお店のひとつ。　高速道路から直行できてやっぱ正解でした

今月から来月にかけて、いまの予定だと何度もこのルートを通って清水に通う事になりそうなので、安全運転には十分に気を付けて、清水港のグルメも楽しみたいと思います。　ほんとうに美味しかったです

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例年とは違って新型コロナの感染拡大による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発動されている中でのゴールデンウィークでしたが、勝栄丸ブログをご覧の皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか

気仙沼湾横断橋の開通やNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の放送開始など話題が多い気仙沼なので、今年のコロナ禍でのGWはお客さんの入り込みはどうなのかなあって思っていたら、商業施設海の市や内湾エリアなどを中心に、港周辺ではたくさんの帰省客や観光客でにぎわっていました

気仙沼港にはもうすぐカツオの水揚げのシーズンがやってきます。　遠洋まぐろ船の出港や帰港も続いていて、第127勝栄丸も日本に向けて帰航中で、第1勝栄丸も中部大西洋での操業を終えて帰航となりました。　船頭さんをはじめ乗組員の皆さん、昨年からの長期航海ほんとうにご苦労さまでした

南太平洋では第123勝栄丸が順調に操業回数を重ね、第7勝栄丸も操業準備完了で航行中との連絡の通り、まもなく操業開始となるところとなっていて、初めて乗船した新人君も船酔いもなくみんなと一緒に元気に作業中との報告がありました。　一日も早く一人前の船員になってもらいたいですね

気仙沼港では現在、遠洋まぐろ漁船の幹部船員を目指す若手船員のリクルート活動とともに彼らの育成プロジェクトをすすめていて、日本かつお・まぐろ漁業協同組合と宮城県北部船主協会がタッグを組んで乗組員募集のためのショートムービーを制作し、YouTubeなどで動画を毎週配信しています

今回配信されたのは「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ！ Episode5 教えて吉田さぁ～ん！給与編」。　気仙沼船籍のマグロ船などに乗船する若手船員のリクルーターとして日々活動をおこなっている船主協会の吉田事務局長が講師となって、遠洋まぐろ漁船の給与などについて解説する内容

巷ではいろいろな誤解や都市伝説もある遠洋まぐろ漁船ですが、私たちが真面目におこなっている遠洋まぐろ漁業、遠洋漁師っていうものを、こうした動画を通じて皆さんにもよく理解してもらいたいもの。　123勝栄丸の乗組員が登場するEpisode3,4とあわせて、今回の動画もぜひご覧になって下さい！！

遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ！「Episode5 教えて吉田さぁ～ん！給与編」 はこちら https://www.youtube.com/watch?v=vWkW-LIuzKU&t=4s

【Episode3 気仙沼港でガチ取材！前編】 はこちら https://www.youtube.com/watch?v=YRzK5FRf7FA&t=18s

【Episode4 気仙沼港でガチ取材！後編】 はこちら https://www.youtube.com/watch?v=KeFIo5ANjqg&t=23s

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● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

昨年に続き今年もコロナ禍でのゴールデンウイークとなっていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。　宮城県内は5月11日までまん延防止等重点措置が延長され、例年の連休とは違う雰囲気です

海外基地を中心に活動する遠洋まぐろ漁船は、このコロナ禍によってその運航も大きく変わり、海外勢などは各海域から帰港したり、そのまま出漁を控えたりする船が多く、さらには各水域からの帰港で稼働率が大きく下がって、まぐろ類の搬入量の減少もここにきて大きくクローズアップされてきました

搬入量の減少が顕著となったことで、3月下旬頃から赤身類を中心に浜値が上昇に転じ、ゴールデンウイークやお盆時期までの搬入量を見据えての積極的な買い付けの動き。　日本漁船についてもこの5月は大西洋からの帰港船が相次ぐので、中部大西洋漁場で稼働する船がほとんどない状況です

いま日本に向けて帰途航中の第127勝栄丸は、大西洋からパナマ運河を超えて太平洋に入り、水揚げ基地の清水港に向けて順調な航行を続けており、5月半ばの清水港到着を見込んでいます

本船の帰航を前にして、次の航海での延縄漁に使用する冷凍餌料の調達を始めていて、アルゼンチン水域で台湾漁船や現地船が漁獲した新物の松イカの搬入が開始されたとの情報を聞き、市内の冷蔵庫まで餌料の検品に出掛けてきました。　すでに冷凍コンテナからのデバンニングの作業中でした

パレットに重ねられた松イカが冷蔵庫の作業室内に並べられ、ランダムにピックアップして品質やサイズなどをチェック。　冷凍ブロック数枚を選んで解凍検品用に準備してそのまま一昼夜の解凍です

後日あらためて冷蔵庫に出向いて、解凍後の松イカを一尾づつ秤に乗せての計量。　こうすることで搬入されたロットの全体像に見当をつけることができるから、とても重要な作業なんです。　冷蔵庫での解凍検品で得られたデータをもとに勝栄丸各船への手配や割り振りを決めていくことになります

これから7月くらいにかけて、気仙沼港やラスパルマス港にて勝栄丸各船への餌料供給を行う予定なので、海外からの調達に必要な日数を考えるとあまり余裕がない。　関係者の皆さんよろしくです

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今年のゴールデンウイークは毎日暖かな日が続き、コロナ禍でなければかなりの観光客も見込めたであろう気仙沼。　今年開通した気仙沼湾横断橋やもうじき始まるNHK朝ドラの効果もありますから

気仙沼ではしばらくの間は新型コロナの新規感染者が確認されていないので、ここで暮らす中ではそんなに危機感を感じられないけれど、首都圏や大阪圏などはかなりやばい数字となっているから、一日も早くワクチン接種が進んで国民全体が抗体をもって安心できるような状況になればいいなと思います

いま清水港に向けて大西洋から帰航中の第127勝栄丸は、ウェザールーティングシステムにより解析された航路をオートパイロットにて航行中で、あと二週間ほどで清水港に到着見込み。　冷凍まぐろの水揚げを終えると気仙沼に向けて回航となります。　日本までもう少しのところまで来ました

勝栄丸各船が遠洋航海を終えて気仙沼に帰港すると、船体や機器類の整備をおこなうことになりますが、その際にお世話になっているのが一昨年に稼働し始めた「みらい造船」で、造船4社が合併して新しい造船工場・設備にてスタートを切ったのもつい昨日のように感じますが、もう2年ほど経ったのですね

先日、みらい造船を紹介する動画がYouTubeにアップされたと聞いて見てみたら、ドローンを使った空撮での4K映像ですごく迫力のある動画でした！　造船工場での撮影ですがまるで映画のようです

普段見ているみらい造船内の風景が、こうしてドローンを使った空撮をおこなうとこんなにもドラマチックな映像になるのかと、思わず繰り返し見てしまいました。　ほんとうに素晴らしい出来栄えです

いま私たち遠洋まぐろ延縄漁業界でも、ショートムービーを制作しYouTubeなどに配信するプロジェクトを進めていているので、みらい造船のこの動画とあわせてみて頂けると嬉しいです。　そして、気仙沼港の産業や遠洋まぐろ漁業の漁師のお仕事に少しでも興味を持ってもらえたらいいなと心から思います

みらい造船FPVはこちらから https://www.youtube.com/watch?v=OP3Z7a0RNKM

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昨年に引き続きコロナ禍でのゴールデンウイークとなっている日本列島。　宮城県内にもまん延防止等重点措置が発動されてしばらく経ちましたが、ひと頃に比べて新規感染者が減少傾向にあるので、このまま収束に向かってほしいと思います。　東北地方の宮城隣県で増えているのが気になりますが

コロナ禍での運航を余儀なくされている遠洋まぐろ漁業界は、今年に入っても世界的な感染者の増加が続いている影響で、特に海外基地を活動拠点にするまぐろ船には大きな支障がでてきています

中部大西洋で操業する遠洋まぐろ漁船は、この5月から7月くらいの期間に休暇をとるケースが多いのですが、昨年に引き続いてのコロナ禍なので、海外基地での活動が制限される状況のため、海外での係船・ドックを断念し日本に船を持ち帰るケースが多くなっていて、連休明けから続々と帰港予定

勝倉漁業の第127勝栄丸もすでにパナマ運河を通過して太平洋航路に入り、あと二週間ほどで清水港に到着するところとなってきています。　乗組員の皆さんには一ヶ月半にわたる帰途航、ほんとうにご苦労さまです。　くれぐれも付近航行中の船舶などに注意して、安全第一で帰航してください

勝栄丸各船とのメール連絡や出張の準備など、連休に入りましたがそこは自分には関係なく、事務所でいろいろと考えながらのお仕事を終え、そうだお昼はちょっと遠出してお蕎麦を食べに行こうって

気仙沼市内から約30分、隣町の藤沢町にある手打ち蕎麦「俚楽」さんに、お昼時からちょっと遅くなった時間帯に到着。　もうすでに売り切れじゃないかと心配したけれど、なんとかすんなりと入店できて

十割そばありますよ！っていうお勧めのお話を聞いて、それならばと鴨ざるを十割そばにしてもらって注文。　気仙沼の近郊では最近一番お気に入りの俚楽の鴨ざるを大盛でいただきました。　やっぱ美味いです！　街中からちょっと離れた田舎風景に癒されながら、俚楽さんの手打ち蕎麦を堪能しました

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10年前の東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼。　その際に多くの支援をしていただいた台湾で、中国へのパイナップルの輸出が全面的にストップしていることを知った市内の有志が、台湾特産パイナップルを買って恩返ししようとプロジェクトを立ち上げて、今週その販売活動がおこなわれました

この支援プロジェクトを企画したのは「気仙沼みなとでマルシェ。」に携わる飲食店の店主など。　台湾とのコネクションをもつ小野寺紀子さんが中心となって、今回のプロジェクトの実行にこぎつけました

台湾から輸入したパイナップルはなんと672ケースで4700個。　それを一括で購入して、気仙沼市内や陸前高田、女川町のスーパーや商業・観光施設、仙台の藤崎デパートなどで販売。　日頃つながりのある取引先などの協力もあって、気仙沼への搬入から1日～2日でぜんぶ完売！　すごいですね

台湾パイナップルと一緒に配布したカードには、支援プロジェクトからのメッセージが書き記されていて、「2011年3月11日、多くを失い打ちのめされていた時、台湾の皆さんはいち早く支援の手を差し伸べてくださいました。　ひとりずつに手渡された義援金、病院の建設資金、10年経ってもずっと私たちに寄り添ってくれています。　その台湾で獲れるパイナップルがいま、販路を失っています。　買って、食べて応援することで、感謝の気持ちが台湾の皆さんへ伝われば幸いです。」　と、そこには書いてありました

いまこそ三陸の出番！　10年前のご支援に感謝！！　とする支援プロジェクトの皆さんの気持ち、行動力、そしてネットワークには感動しますね。　PJチームの皆さんへも感謝の言葉を伝えたいです

台湾の遠洋まぐろ漁業者とはライバルであると同時に延縄業界の仲間として毎年交流を深めていますが、このコロナ禍の状況の中では台湾を訪問し、漁業界のさまざまな課題について議論することもできていませんが、コロナ禍が収束した際にはぜひまた台湾を訪問して交流を深めたいなあと思っています

＃加油台湾　＃謝謝台湾　＃加油台湾鳳梨　＃感謝台湾　勝栄丸ブログにこのハッシュタグをつけて、台湾のみなさんへ三陸・気仙沼からの感謝の気持ちを伝えたいと思います。　台湾特産パイナップルを買って、食べて支援する今回の企画は、ほんと素晴らしいプロジェクトですね。　ご苦労さまでした！

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