勝栄丸ブログ

令和3年の大晦日となりました。　勝倉漁業は12月29日から1月3日まで6日間の年末年始休暇を頂いてます。　取引先各社も同じようにお休みとなっているので、皆さんゆっくりと過ごされているはず

今年も一年を通じて新型コロナに振り回されました。　まずは勝栄丸各船の運航に支障を及ぼさない事、船員や技師の海外渡航が厳しい状況のなか、この課題への対応はこれからも続いていきます

そして飲食店やお寿司屋さんなどの時短営業・休業、旅館やホテルの宿泊客減少や旅行・行楽客の減少による水産物の需要減退。　そこに原油価格高騰による燃料高となりましたが、4月以降にまぐろ類の相場が上昇に転じ、各船ともに漁獲が順調でよい成績で推移しているのが本当にありがたいです

遠洋まぐろ漁船の幹部船員確保、若手船員の採用と育成、船内・労働環境や乗組員の処遇改善、コロナ禍におけるベストな運航の模索、安定した魚価形成など、来年に向けて様々な課題がありますが、勝倉漁業のモットーである「乗組員ファースト」を心に刻み、仕事に取り組んでいきたいと思います

今年一年間を振り返るとさまざまな事が思いおこされます。　このコロナ禍の状況にあっても、社員と共に知恵を出し合いながら、各船の乗組員や取引先関係者のご協力を頂きなんとか乗り切ってきました。　2022年も世の中が変化していく中で、最善と思われる策を考えて実行していきたいと思います

大晦日を迎え、事務所でひとり残務整理をしながら今年最後の勝栄丸ブログを書いています。　来年はどんな一年になるか今から予想するのは難しいですが、日々精進を重ねながらチャンスを確実にものにできるよう、沖と陸との連携をさらに深め、遠洋まぐろ漁業界全体が盛り上がる年にしたいですね

今年一年間、勝栄丸ブログをご覧いただきまして本当にありがとうございました。　来年も勝倉漁業のFacebook、Twitter、インスタグラムとあわせ、情報を発信し続けていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。　皆様にとって令和4年が良い年となりますように、健康と幸せをお祈りいたします

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

週のはじめから降り積もった雪が氷点下の気温が続くなかでなかなかとけなくて根雪のようになって年末を迎えた気仙沼です。　今年の冬はほんとうに寒いですね。　皆さんも体調に気を付けてください

河北新報でも気仙沼魚市場の水揚げについて総括されていましたが、今年の水揚げ数量は前年比6.0％増の7万5199トン、金額は5.8％増の182億6328万円で、前年より数量金額ともに増加しました

豊漁だった生鮮かつおは前年比2.1倍の3万2778トンで、勝栄丸ブログでもお伝えしたように25年連続日本一を達成！　金額も1.6倍の64億6693万円で全体の水揚げ高を押し上げましたが、コロナ禍でシーズンを通して単価は低迷。　サンマは大不漁に拍車がかかり51.3％減の2222トンの結果に

先日おこなわれたカツオとサンマの来期予想では、カツオは例年並みの漁獲が見込まれるものの、サンマは不漁の原因となっている状況が改善されないことから来期も依然として厳しい状況が続くとの発表がありました。　自然界の事なので予想は難しいながらも、どちらの魚種も好漁であってほしいですね

今期水揚高トップだった88佐賀明神丸さんが、漁を終え気仙沼で船体や機器類の整備をおこなってきましたが、ようやく整備の目途がつき、コの字岸壁から港町岸壁へのシフトがおこなわれました

気仙沼在住の乗組員に招集をかけ整備業者に手伝ってもらって会社スタッフも総出での船体シフト。　港町岸壁がほぼ100％、係船する漁船でうまり空いたスペースがないかと思われましたが、なんとか一か所だけ空きスペースを見つけて、作業艇のサポートを受けながら艫付け完了。　お疲れ様でした

広いように見える気仙沼港内も、長期係留するサンマ漁船や非稼働船、帰港して休暇中のマグロ船や漁業取締船などで、隙間のないほどの岸壁利用状況になってきたので、漁港利用協議会で協議し、カメイ前の仕込み岸壁の一部を12月28日から縦付け係船用に開放することで協議会の会員宛に連絡

これから１月から3月にかけて、遠洋まぐろ漁船の帰港が相次ぐ予定となっているので、関係者皆さんのご協力でこの厳しい岸壁事情を乗り切っていきたいものです。　来年もどうぞよろしくお願い致します

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令和3年も年末を迎え、毎日氷点下の気温が続く気仙沼です。　日本海側や山沿いの地域と比べればまだましなのでしょうけど、今年の寒さはほんと尋常じゃない程、雪も例年よりも桁違いに多いです

今年は6月から、宮城県北部鰹鮪漁業組合組合長そして北かつ商事株式会社の社長にも就任し、各関係団体の会長や役員のポストも引受けたので、勝倉漁業の仕事に加えて更に忙しい毎日でした

気仙沼の遠洋かつお・まぐろ漁業をおこなう会社で構成される北かつ組合。　組合員所有の各船の運航や経営についてのサポートをおこなっていて、私たちが抱える諸課題などについて関係機関とともに様々な活動をおこなってきました。　北かつ組合職員の皆さん、この一年間ほんとうにお疲れ様でした

そして北かつ商事では、かつお・まぐろ料理の飲食店「北かつまぐろ屋」を気仙沼市内に二店舗運営していて、コロナ禍で飲食店の営業も厳しい状況が続くなか、各店の店長さんらと定期的に会議をもってメニューの開発や新しい提案をいろいろ考えながら、かつおとまぐろの消費拡大に努めてきました

北かつ組合は12月28日午後から1月3日、北かつまぐろ屋は年内は12月31日の昼営業まで、そして新年の営業開始は1月4日からとなります。　年末年始の休暇に入るにあたり、北かつ事務所にて職員を前にしての年末のご挨拶。　職員と神棚に手を合わせて所属各船の安航と大漁をお祈りしました

そして会社に戻って、勝倉漁業で恒例となった仕事納めのお食事会。　会社スタッフが前もって注文していてくれて、今年も田中前の鮨智さんの握り寿司を役職員みんなで美味しくいただきました

一年間の苦労を共にし、協力し合いながら仕事にあたってきた勝倉漁業のスタッフたち。　年末のこの和気あいあいとした雰囲気のなか、みんなでお寿司を食べるこの瞬間に幸せを感じますね。　また来年も、まだまだ続くコロナ禍のなかで、忙しい日々が続きますので、皆さん引き続きどうぞ宜しくお願いします

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近年の気仙沼では珍しいような大雪の年末を迎えています。　ここ数日間ずっと雪が降ったりやんだりで、気仙沼市内の道路にもまだ雪が残り、一日中氷点下の気温なので、なかなかとけてくれません

今週に入ってからは、会社内でも新年を迎える準備がおこなわれました。　しめ縄や鏡餅などを、昔からのしきたりにならって、前年の写真と見比べながら、スタッフたちが協力して飾付けをおこなって

いまの時代、しめ縄なども中国産のものが多くて、こだわっているわけではないけれど、やはりここは縁起をかついで、乗組員OBの方に事前に注文して、手作りのものを購入して飾るようにしています

午前中いっぱいかかって、神棚をはじめ会社内の正月飾りをすべて済ませ、会社の役職員が一堂に会して仕事納めのご挨拶。　今年一年間、コロナ禍が続くなか、ほんとうに頑張って頂いたと感謝です

遠洋まぐろ漁業界を取り巻く環境はコロナ禍によって大きく様変わりして、特に海外基地を中心とした運航に大きな影響が出ています。　そして海外を行き来する乗組員やエンジニアなどの行動には大きな支障が出ていて、日々変わる情報に振り回されながらも、細心の注意を払って尽力した一年間でした

いま主流になりつつあるオミクロン株の感染拡大による影響がどうなっていくのか、来年もまた引き続きコロナ禍での対応が求めらる事を覚悟しながらも、最善の策を講じつつ勝栄丸の運航をおこなっていきたいと思います。　各船乗組員や取引先関係者の皆さん、来年もご協力のほど宜しくお願い致します

今日12月28日が勝倉漁業の仕事納めで、1月3日まで年末年始の休暇となります。　一年間お疲れ様でした。　正月明け早々に123勝栄丸が帰港する予定なので、年末年始はゆっくりと過ごしてください

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年末となって、この一年間を振り返りながら今年あった出来事などに思いを巡らせた週末です。　なんかほんとあっという間の一年間でしたね。　取引先の皆さんには今年もほんとうにお世話様でした

勝倉漁業の問屋部門でお世話になっているカツオ一本釣り各船。　今年のカツオ漁は震災後最多の数量が水揚げされ、各船の皆さんが日々奮闘する姿を間近で見てきました。　ほんとお疲れ様でした

コロナ禍による飲食店を中心とした時短営業や休業などによって、生鮮かつおの消費量が少ないところにカツオの大漁が重なったものだから、浜値は年間を通じて厳しいものがありましたが、気仙沼の取扱業者の支えや各船の奮闘によって、例年並みの水準まで水揚げをのばす事が出来たと思います

毎年繰り広げられる一本釣り漁船の水揚高レースの最終結果は、今年は88佐賀明神丸がトップ、83佐賀明神丸が2位という明神水産勢でのワンツーフィニッシュ。　高知新聞に記事が掲載されました

【明神水産勢10年連続首位。一本釣り漁獲高「第88佐賀明神丸」が初トップ。高知県黒潮町】との見出しで、黒潮町佐賀の明神水産が所有する近海一本釣り漁船「88佐賀明神丸」（147トン）の今年のカツオ、マグロの漁獲高が、4億680万円で日本一となる事が23日までに確定したとする記事でした

第88佐賀明神丸の首位は初めてで、明神水産勢が10年連続でトップを守った。　2位は昨年1位の「第83佐賀明神丸」。　近海一本釣り漁は高知、宮崎、三重、静岡の各県に籍がある約40隻が操業。　同社は現在4隻で、今月上旬にすべての漁を終えたと報じられました。　乗組員の皆さんお疲れ様でした

10年連続で日本一を守るっていうのは並大抵の努力でできるものではありません、本当にすごい。　10年連続おめでとうございます！　88佐賀明神丸は現在、気仙沼にて船体や機器類の整備をおこなっていて、勝栄丸ブログでもお伝えしているように11佐賀明神丸と23佐賀明神丸も気仙沼にてドック中

佐賀明神丸各船は大漁に恵まれて、水揚げ高でも全国1位2位となって、来年の活躍も大いに期待するところです。　これからも一本釣り各船の運航のお手伝いを、引き続き頑張っていきたいと思います

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今年の年末は大寒波になりそうで、相当寒く雪にも警戒しなければなりませんね。　あと数日の年内業務なのでしっかりと終えたいと思います。　勝倉漁業の事務所でも週明けは正月を迎える準備です

インド洋から気仙沼に帰港した第7勝栄丸は、みらい造船でのドックが終わり港町岸壁に縦付け係船中。　年明けに新たな衛星通信機器のインマルサットFXを搭載し、WiFi環境が導入される本船です

勝栄丸の船内環境改善を目的に、遠洋航海中の乗組員が家族や友人とのプライベート通信が自由におこなえ、陸上にいるのと同じ情報に接する事が出来る環境を順次導入しています。　そして遠洋航海における安全・安心の確保、乗組員とのコミュニケーションなど、さまざまな事が可能になりますね

いま清水港に向けて帰航中の123勝栄丸にもWiFi環境を導入予定で、すでにメーカーへ発注済み。　お正月明けの1月4日には清水港に入港するので、本船の漁獲物の値決め交渉を年内におこないましょうという事になって、今年最後の清水への出張でした。　12月に入ってからは新幹線での移動

コロナ禍によって、台湾や中国などのまぐろ漁船が半数ほど稼働できていない状況の中、日本に供給されるマグロ類の数量が減少したことにより今年の4月以降、まぐろ類の浜相場が上昇し現在に至っています。　今年最後の値決めという事で、まさに一年を締めくくるお仕事なので気合入れて臨みました

年明けからの相場動向については、この年末年始の売れ口しだいというところもあるので、予想を上回る売れ行きになってくれたらと思いますが、今年最後の値決めをお互いの信頼感をもって合意する事ができました。　この一年間の勝栄丸各船のマグロ類のお取引ほんとうにありがとうございました

まぐろ類の値決め交渉の際には、まぐろを食べて臨むとのいつものルーティン通りに、清水事務所のスタッフが末廣鮨のちらしを用意しててくれました。　今年最後の末廣鮨の食べ納めですね。　また来年、年明け早々の123勝栄丸の入港、そして水揚げから新年のお仕事が開始なので、よろしくお願いします

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今年の年末は大寒波がやってくるという事で、日本海側や北の地方では大雪の予報もあるから、気仙沼でももしかするとホワイトクリスマスになるのかなって。　だんだん年末の雰囲気になってきました

北かつ組合が年にいちど開催している「かつお・まぐろ生産者直売会」も多くのお客さんに来場して頂いて盛況に終わりました。　コロナ禍のため、できるだけ密を避けるべく昨年からドライブスルー形式での直売会とさせていただきました。　このやり方もだんだんと市民の皆さんに認知されてきたかも

お客様からの声では、朝早く寒い中で並ばなくてもよく、事前の注文によってほしい商品が確実に買う事ができ、希望の時間に受取りに行けるのでいいと好評でした。　しばらくはドライブスルーでの直売会がいいかもしれません。　一年間の感謝の気持ちを込めたお刺身を、ご家族で楽しんでください

そしてもうひとつ、年末恒例の行事があります。　宮城県北部鰹鮪漁業組合では、気仙沼市内の児童養護施設「旭が丘学園」へのマグロのお刺身をプレゼントしていて、小学校の終業式の日にあわせて学園にお届けしています。　気仙沼の遠洋漁業界から子供たちへのクリスマスプレゼントですね

北かつ組合のプレゼンターは毎年、北かつ経営研究委員会の会長が務める事になっていて、今回は海形水産の社長さんが担当。　例年はメバチマグロですが、今年は遠洋かつお一本釣り漁船を運航するカネシメイチさんから提供していただいたカツオのお刺身とタタキも合わせ合計７ケースのプレゼント

終業式を終えて帰園した子供たちが学園内のホールに集まり、北かつ組合からのプレゼントの贈呈式がおこなわれ、地元新聞社の取材もありました。　美味しいカツオとマグロをみんなで食べて下さいね

師走に予定した行事もこれですべて終了。　北かつ組合と北かつ商事の職員の皆さん、この一年間ほんとうにお疲れ様でした。　また来年も忙しい日々が続きますので、年末年始ゆっくりと過ごして下さい

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12月も下旬となって、今年の超すところあと一週間ほどになってきました。　今年の冬は例年に比べて寒さが厳しいような気がするのは私だけでしょうか。　この年末年始も気温が低めで推移しそう

インド洋でのマグロ漁を終えて日本に向け帰途航中の第123勝栄丸は、経由地のバリ島ベノア港に寄港しインドネシア船員が下船。　港外に停泊した本船に検疫官がボートできて船員への抗原検査がおこなわれました。　下船した乗組員はバリ島にて10日間の隔離。　ちょっと厳しすぎますね

何カ月も沖でマグロ漁に従事していた乗組員なので、コロナに関してはノーリスク。　入国者に対し一律の措置とのことなので、従うしかないですが、もう少しの辛抱でしょう。　インドネシア船員の皆さん本当にお疲れさまでした。　日本人船員の皆さんには、清水港まで気を付けて帰途航をお願いします


123勝栄丸よりも一足先に気仙沼に帰港した第7勝栄丸は、みらい造船に上架しての船体や機器類の整備をおこなってきました。　となりでは佐賀明神丸２隻も上架中で、宮城県の新しい実習船「宮城丸」も先日進水式の報道もありましたが、3月の竣工に向けて船内の艤装工事が進められています

一時は雪模様の寒さとなって、船体塗装の進捗状況が心配されましたが、関係業者が連日寒い中で尽力していただいたおかげで、ほぼ予定通りの日程でドック工事が完了し下架の日を迎えました。　ぜんぶの工事が終わったわけではなく、Wi-Fi設備の新設を含めまだまだ残る工事はかなり多そう

ちょうど下架に合わせたかのように穏やかな天候になって、気温は低いものの下架日和って言ってもいい感じの日。　ほぼ100％近く、係船岸壁がフル利用の状況になっていましたが、なんとか1隻分の係船スペースをスタッフたちが確保してくれて、下架後には作業艇のサポートを受けて係船完了です

これで年明けの仕込み作業開始まで艫付け係船での年越しになります。　下架～シフト作業にあたった本船乗組員やOBの皆さん、みらい造船や取引先関係者の皆さん、寒い中ほんとうにお疲れ様でした

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今年もあと一週間ほどとなってきて、いろいろ仕事が重なって気忙しい師走となっています。　帰途航中の123勝栄丸の各種手配やら、第7勝栄丸の次航海の計画策定など、一日があっという間です

みらい造船にて上架中の第7勝栄丸や、かつお一本釣り漁船の11佐賀明神丸と23佐賀明神丸の工事の進捗も気になるところなので、時間を見つけては造船所に足を運んでみなければなりません

それに加えて清水港への出張も予定しているので、今年最後の一週間はなかなかタフな対応が求められますね。　しっかり締めくくって新年を迎えるべく、勝倉漁業のスタッフ共々がんばりましょう

そんな今週におこなわれたのが、海洋環境適応研究会による令和3年度の第1回研究会。　今年利用開始されたばかりの新しい気仙沼市水産研修センターを会場にして、水産関係者が集まりました

今回のテーマはカツオとサンマについての講演。　「2021年のカツオ漁と来期の見通し」について、カツオ博士とも言われる二平先生によるお話しと、「今年のサンマ漁と来期の見通し」については、JAFIC水産情報部長の渡邊さんによる講演。　それぞれ1時間ほど中身の濃いプレゼンテーションでした

今年は10年ぶりに30,000トン超の水揚数量となった気仙沼の生鮮かつお。　南方の産卵域から黒潮にのって北上するかつおの生態、回遊のメカニズム、来期の来遊予想などのお話しでは、近年の平均並みの来遊量があるのではとのことで、資源状態は危惧されるものの、まずは一安心でしょうか

一方のサンマ漁に関しては、過去最低水準の漁獲数量となった今年。　日本近海にサンマが近づきにくくなっている状況に加え、海洋環境や資源量的にも危惧される上に、外国船による大量漁獲も重なって、状況が改善されず来期も厳しい状況が続くとのお話し。　これ以上悪化しないことを願うばかりです

会合の後には北かつ組合でJAFICの部長さんにご挨拶させて頂いて、サンマ漁業を中心にいろいろとお話しさせて頂きました。　来年もまたこうした機会にいろいろと勉強できるといいなと思います。　長時間にわたり有意義な講演を頂きました講師の先生方、ありがとうございました。　また来年もお願いします

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今年も残すところあとわずかになってきて、勝倉漁業の事務所でも神棚や玄関の正月飾りなどを準備して、恒例の大掃除をいつにしようかと相談したりの今週となっています。　師走も大詰めですね

サンマ船がすべて操業を切り上げとなって、気仙沼港の岸壁には長期係船するサンマ船がずらりと並び、水産庁の取締船も年末年始休暇のため係船し始めたから、岸壁事情が厳しくなってきました

漁港利用協議会で港内の係船ルールを決めて、各船、関係者などに周知をおこなって、決まったルールでの協力を求めてはいるけれど、物理的な問題も生じてなかなか思惑通りに進まない現状。　一年でいちばん船が混み合うこれからの時期を皆さんのご協力でなんとか乗り切っていきたいと思います

今年の業務ものこり一週間を切って、北かつまぐろ屋両店で毎月恒例となっている「ツナの日」キャンペーンが、今月は23日(木)に開催する事になって、今朝の三陸新報にも広告が掲載されました

先日まぐろ屋で試食させてもらった「かつおレアカツ」がいよいよ新メニューとして提供開始！　12月23日から一日限定10食、定食が980円というお手頃な値段設定。　柚子胡椒マヨ、柚子ポン酢、岩塩と3種類の味で楽しめるみたいなので、私もさっそく食べに行こうかと。　すごく美味しいので皆さんもぜひ

そして23日の「ツナの日」限定のお得なメニューは、田中前店が「まぐろカツ弁当」を通常640円が500円（税込）、海の市店は人気メニューの「ばくだん丼」が通常1200円を1000円（税込）で提供。　まぐろ屋スタッフのまかないでも人気だっていう「まぐろカツ丼」をこの機会にぜひ試して頂きたいですね

海の市店の「ばくだん丼」は、まぐろやタコ、イクラ、白身魚、山芋などいろんな種類のネタを彩りよく散りばめた「海鮮ばらちらし」のようなメニュー。　女性客にも人気が高く、この秋に再登場してから海の市店の人気メニュー上位となっている海鮮丼です。　店内でも、テイクアウトでもどちらでもご利用頂けます

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12月下旬も厳しい寒さが続く予報の気仙沼です。　だんだん年末年始を迎える雰囲気になってきて、今年一年を振り返りながらもしっかりと締めくくらなければいけないと、いろいろと考えを巡らせて

インド洋でのマグロ漁を終えて帰航中の123勝栄丸は、まもなく経由地のバリ島ベノア港に到着するところで、インドネシア船員の下船対応に向けて現地での受け入れ準備などをすすめてきています

コロナ禍の水際対策として、船で入国する船員への隔離期間が10日間に延長され、それが継続している状況なので、123号のインドネシア船員にはちょっと不自由な思いをおかけしてしまうかと

来年もまだまだ油断できない状況が続いていくと思うので、ひとつひとつしっかりと対応して、遠洋まぐろ漁船・勝栄丸のスムーズな運航をおこなっていきたいと思います。　皆さん宜しくお願いします


そして気仙沼港では、先日の第23長久丸、第88佐賀明神丸に続き、第23佐賀明神丸と第11佐賀明神丸がみらい造船に上架しての整備となりました。　今回初めて気仙沼でドックする船でもあるので、事前にダイバーで船底の状況や配置などを確認して、造船所スタッフが乗船してドックに向かって

約半年間、気仙沼港を基地にしてかつお漁をおこなってきた一本釣り各船。　最後まで漁場に残り目標まで水揚げ高をのばした両船の船頭さんや乗組員の皆さん、今年も一年間ご苦労さまでした

気仙沼港でしっかりと整備をおこなって、来年の航海では事故や故障なく、また良い結果が残せるように頑張ってほしいです。　とりあえずはこのオフシーズンの間、ゆっくりと休んで頂きたいですね

次に皆さんにお会いできるのは年明け1月でしょうか。　高知・三重への回航まで、気仙沼港にてお預かりする事になりますから、各業者の皆さんには、しっかりと整備して来年に備えてほしいと思います

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一日中氷点下となった土曜日に比べれば少しは寒さも緩んだ日曜日。　そうは言っても小雪舞い散るどんよりと曇った寒い朝に、毎年恒例となっている北かつまぐろ販売キャンペーンがおこなわれました

毎年この時期に、市民の皆さんに日頃の感謝の気持ちを込めてお届けする販売会をおこなっていて、北かつ組合所属船が漁獲した新鮮で美味しい刺身用のかつお・まぐろを準備して当日の朝を迎えて

遠洋まぐろ漁船で獲った本鮪やミナミマグロ、メバチマグロにメカジキ、遠洋一本釣り漁船によるかつおとびんちょうなど。　コロナ禍という事もあって、昨年に引き続きドライブスルーでの販売会では、お客様から事前に注文を受けた商品を魚市場の建屋前特設会場に準備して、時間ごとの来場者に対応でした



北かつ組合所属の気仙沼の遠洋漁業会社の皆さんが、日曜日にもかかわらず大勢協力してくれて、車両の案内から受付け、商品の準備やレジ、そして宅配便の受付など、みんなで協力しての対応

事前に来場者の名前や連絡先、注文内容などを確認していたので、比較的スムーズに混乱なく販売が進んで、昨年よりも多くのお客さんにかつお・まぐろをお届けする事が出来ました。　この年末年始にはご家族の皆さんなど大勢で、北かつ所属船が獲ったかつおやまぐろを食べて頂ければと思います

東京の日かつ漁協・協同会社からの応援部隊の皆さんにもお手伝い頂いてほんとうにありがとうございました。　ぜんぶ売り切ったあとに、北かつまぐろ屋海の市店でお昼ご飯となって。　人気メニューの「よくばり丼」とねぎま蕎麦のセットをみんなで食べて。　海の市店も多くのお客さんで賑わってました

年末恒例のまぐろ販売キャンペーンは今年も無事に終える事ができ、完売することができました。　本当に寒い中で長時間お手伝い頂きました各漁業会社そして北かつ組合職員の皆さんお疲れさまでした

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今年の業務も正味あと一週間ほどとなってきて、この一年をしっかりと締めくくるべくこの土日もいろいろと考えを巡らせた週末でした。　年明け早々に123勝栄丸が入港するので、その準備も忙しいですね

その週末におこなわれたのが全日本海員組合が主催の第5回東北地区船員教育機関・海運・水産会社関係者との懇談会。　仙台の会場に東北地区の関係者が一堂に会して意見交換が行われました

いま漁船漁業界全般に言えるのが幹部船員の後継者不足。　海運業界においても深刻な問題で、気仙沼の三陸新報にも内航船の船員募集広告が載るほど、船舶職員の確保は各業界の一番の課題

懇談会においては、参加した方々がひとりづつ日本人船員の確保・育成についての取組みや現状認識、さまざまな提案などをお話しされ、私も気仙沼の遠洋まぐろ漁船の状況などについて発表しました

勝倉漁業のモットーである「乗組員ファースト」。　船内環境の改善や幹部船員への教育、乗組員の所得向上への取り組みなどについて、水産高校の先生方にお伝えする事が出来て、とても有意義なお話しができたのではないかと思います。　これを機に水産高校からの採用が増やせるといいですね

その懇談会からの帰路は大雨。　だんだんと気温が低くなってきてこのぶんだと雪になるんじゃないかなあって思ったら案の定、翌朝は一面の銀世界でした。　こんな寒い日にはあれを食べたいなと

田中前のまるきさんに行って、背脂辛生姜醬油を注文。　一日中氷点下の気温っていう、真冬でもなかなかないような寒い日にはやっぱこのラーメンが正解でした。　辛さと生姜で体の中からポカポカに

忙しい一週間、そして仙台でおこなわれた海員組合主催の懇談会を終えた週末に、まるきさんの背脂辛生姜醤油でちょっとほっこりして気持ちもリフレッシュ。　出張も予定しているので今週も頑張ります

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12月も後半となって、今年残すところあと二週間ほどとなってきました。　きょうは今季いちばんの大寒波で、朝は一面銀世界の雪景色となった気仙沼。　最高気温も氷点下の凍り付くような一日です

このところは勝倉漁業の問屋部門でお世話になっているカツオ船の上架や下架が続き、今現在も2隻のカツオ船がみらい造船に上架中。　シーズンオフにこうして気仙沼でドックして頂けるってありがたい

みらい造船だけではなく、塗装や機械、無線や鉄鋼、電気工事など、漁船一隻がドックすると多くの業者がかかわることになるので、気仙沼への経済効果は大きくて、これも日頃の信頼の賜物かと

第7勝栄丸の上架工事も今週には終わるとの報告が上がってきているので、最終的な工事の仕上がりなどもこれからひとつひとつ確認していきたいと思います。　引き続きの対応よろしくお願いします

一足先に帰港した第7勝栄丸と一緒の漁場にてマグロ漁をおこなってきた第123勝栄丸は、予定した操業を終えて帰途航についたとの報告がありました。　乗組員の皆さん本当にお疲れさまでした

日本までの経由地、インドネシア・バリ島ベノア港にてインドネシア船員を下船させる予定ですが、コロナ禍の水際対策が強化されていて、船で入国した船員の隔離期間が、これまでの3日間から10日間に延長され、年内いっぱいはこの規制が続くとの情報なので、乗組員には不自由な思いをおかけします

バリ島の指定されたホテルにて隔離と検査をおこないながら10日間を過ごすことになると、インドネシア国内を移動し自宅に帰れるのは年が明けてからになると思うので、現地代理店の皆さんにはインドネシア船員の滞在中のサポートのほど宜しくお願い致します。　隔離期間が早く短縮されるといいですね

船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、長期航海ほんとうにご苦労さまでした。　123勝栄丸が水揚げ基地の清水港に到着するは1月4日の予定。　マグロ類の水揚げをおこなったのち回航し、気仙沼には今のところ1月7日の帰港予定になっているので、関係者やご家族の皆さんどうぞ宜しくお願いします

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

今年も残すところあと半月ほどとなって、年末を迎える準備もそろそろ考えなくちゃならない時期になってきました。　今週末にはまた大寒波の予報もあるから、体調管理をしっかりと頑張りましょう

いま気仙沼に帰港中の第7勝栄丸がみらい造船に上架して約一週間がたちました。　毎日のようにドックに出向いては、工事の進捗を確認しながら、みらい造船の担当者などとの打合せです

このたび第7勝栄丸に搭載する事になったインマルサットFXの本体が気仙沼に到着して本船に積込まれるとの事で、当初心配された工事の遅れもほぼなく、順調に作業が進められていますね

外板や船底のタッチアップは予想よりも広範囲ですが、天候次第ではあるけれど塗装作業自体はそれほど日数がかからずに終わるのではないかとの事。　だんだんきれいな船体になってきました

本船と同じくみらい造船に上架しての整備工事をおこなっていた一本釣り漁船の第88佐賀明神丸が、みらい造船での工事をすべて完了し下架するとの事で、朝一番に現場での下架立会いでした。　水揚高日本一を目指して乗組員が一丸となって奮闘てきてみごとに目標達成、ほんとうに素晴らしいです

レール上を横移動した船体を、重機で押してシップリフトの所定の位置に。　左右にロープをとってシップリフトの降下が開始され、約30分ほどで船体が海面につくところまできて、降下をいったんストップ

船底弁の具合を機関室内でチェックして問題ないことを確認したうえで再度降下開始で船体すべて着水完了。　寒い中での作業でしたが、ドック作業員と乗組員とが協力してスムーズな下架でした

機関部の整備がまだ残っていることもあって、作業艇のサポートをうけてコの字岸壁へと移動した本船。　年末年始は気仙沼に係船する事になるので、関係者の皆さんには引き続き宜しくお願いします

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今年も残すところあと半月となって、だんだんと師走の雰囲気が濃くなってきました。　また今週末には寒波がやってくるとの予報もあるので、外で仕事の際には防寒対策をしっかりと臨みたいと思います

毎年この時期は例年ですと忘年会が頻繁におこなわれ、気仙沼の夜の街も多くの賑わいが見られるのですが、昨年から続くコロナ禍がだいぶ落ち着いたとはいっても、ひと頃の賑わいが戻ってません

日本全国の新規感染者の推移がこのままの状況で、心配される第6波が来ない事を願うばかりです。　年末年始の人の動きや経済面などにも大きな影響があるから、日々慎重に行動したいものですね

例年は北かつ組合の忘年会も、東京からのお客さんや気仙沼の関係者をお招きして盛大に行われるのですが、今年はまだ慎重にしましょうっていうことで、少人数でこじんまりとした忘年会にしました

北かつまぐろ屋田中前店の小あがり席を予約して、料理長にお任せで準備してもらって、まずは一年間がんばった労をねぎらうべくビールで乾杯。　そして地酒を酌み交わしながらの楽しい時間です

いま新たに開発中のメニューの試作品も用意してもらってみんなで試食。　夏場はかつお漬け丼が人気で、たくさんのお客さんに楽しんでもらいましたが、冬のメニューっていうか周年を通しての新商品という事で、料理長が「かつおのレアカツ」を提案。　カツオがまるでお肉のようで、最高に美味かったです

田中前店のお昼の定食や夜の一品料理などで提供していく予定の「かつおのレアカツ」。　皆さんにご提供し始めるまでは更に試行錯誤を重ねていくと思いますが、超おすすめの一品になりそうな予感

北かつまぐろ屋にお越しの際には、この「かつおのレアカツ」をぜひ試してみて下さい。　まだいつから提供し始めるかは決まってませんけど、そのうちお伝えできるものと。　新メニューごちそうさまでした

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週明けの月曜日には一日中雪まじりの吹雪模様となりましたが、また暖かさが戻ってきた気仙沼です。　日中の気温が1～2℃くらいまでしか上がらなかったですからねえ、ほんとうに寒かったです

インド洋から気仙沼に帰港した第7勝栄丸の乗組員の皆さんへの歩合金などの精算も予定通りにおこなわれ、普段よりもひとまわり大きな手提げ袋を用意して、乗組員の皆さんもみな満足の笑顔でした

コロナ禍で航海計画の変更を余儀なくされ、第7勝栄丸の皆さんにも初めての漁場を含め、新たなチャレンジをお願いしましたが、順調な漁獲量そして好相場にも恵まれとても良い結果で終える事が出来ました。　船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、長期航海へのご協力ほんとうにありがとうございました

これで今航海も一区切り。　乗組員の皆さんは次航海の開始までの休暇になります。　久しぶりの年末年始、お正月もゆっくりと過ごして頂ければと思います。　みんなの笑顔が見れて嬉しいです

みらい造船に第7勝栄丸が上架しての整備工事が始まって数日が経ちました。　船底や外板のタッチアップも順調におこなわれ、このぶんだと下架までそれほど時間がかからないのではと。　本船と並んで上架していたかつお一本釣り漁船の第23長久丸が下架するという事で、最終確認に行ってきました

今年初めて気仙沼でドックして頂いた第23長久丸さん。　年明け1月からの新たな航海に向けて船体や機器類の整備が行われていて、みらい造船での工事がすべて完了したという事で下架になって

来年は26年連続生鮮かつお水揚げ日本一を目指すシーズンになります。　春先の南方漁場からはじまって、黒潮にのって徐々に北上するかつおを追って三陸沖が主漁場になるのは6月頃から。　今年は少なかったびんちょうの漁模様も一年間の成績を大きく左右するので、大いに期待したいものです

年末年始は気仙沼に係船し年明けからの操業に備えて引き続き整備をおこなう23長久丸です。　船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、この休暇をゆっくりと過ごして、来年また頑張ってほしいですね

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また一段と気温が低くなって真冬の天候となってきた気仙沼です。　かつお船はすでに漁を切上げ、サンマ船も多くが艤装解除して長期係船態勢に入りました。　これからの時期は旋網と近海延縄が中心

今季のかつおは震災後で最も多い数量が水揚げされ、夏場を中心に1000トン越えの日が続くなど、シーズンを通して30,000トンを超える水揚げ数量になりましたが、コロナ禍で2割ほど魚価安で推移

それでも各船の頑張りで気仙沼港の水揚げ金額も大きくのびて、25年連続日本一の水揚量を達成。　第88、第83佐賀明神丸のワンツーfinish、素晴らしいです。　本当におめでとうございます

カツオシーズンを終えて、気仙沼で上架整備中の88佐賀明神丸。　もう一隻、第23長久丸も上架中のみらい造船に、勝倉漁業の第7勝栄丸も上架し、船体や機器類の整備工事が開始されています

本船の幹部船員を交えてのみらい造船担当者との工事打合せ。　船首から作業甲板、ボースンストア内、凍結室や漁艙、ブリッジや居住区、船尾まで、順番に確認しながら工事内容のチェック

記録用の写真撮影をしながら、どのように修繕するか、みらい造船担当者からのアドバイスをもとに検討。　次の航海が無事故で順調にすすめられるように、リスクのある個所については徹底的なチェックを依頼し、事前に対応できることはドック中に解決できるように、現場の状況をみんなで共有です

今回の休暇中には新しいインマルサットFXを導入する計画で、これにより船内がWi-Fi環境下で運航できるようになります。　設備導入や通信料は高額になりますが、漁船運航の安全・安心、乗組員の福利厚生のために決断。　乗組員の皆さんには、この新しい通信環境を有意義に活用してほしいですね

みらい造船に上架した第7勝栄丸の工事打合せも終わりました。　これで乗組員は来年の出港前までの休暇に入ります。　新たなメンバーも加わっての次航海、しっかりと整備して臨みたいと思います

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比較的穏やかな週末の天候となった気仙沼。　今季のサンマ漁を終え集魚灯の撤去や網の陸揚げなど艤装解除をおこなうサンマ船が多くみられ、あっというまに指定区域がサンマ船でいっぱいに

来年のサンマ漁期が始まる8月まで、長期間にわたり岸壁を占有する形になるサンマ漁船に配慮して優先的に係船する区域を決め、今年初めて岸壁に表示やサインをおこなってこの時期に備えました

その結果がどうなるのか。　漁港利用協議会で決めたルール通りに対応してくれるかどうかは、各サンマ船や船会社、関係者の理解とご協力次第なので、週明けにもまた状況を確認したいと思います

そんな気仙沼港の岸壁状況を視察しながら、鹿折地区の気仙沼市市民福祉センター「やすらぎ」へ。　気仙沼デジタル実践塾の第3回の会合にパネラーとしてお呼びがかかって、時間通りに会場到着

デジタル化に取り組む地元企業と専門家との対話によるセッション。　気仙沼市デジタル補佐官の種子野さんによる講演に続いて、市内の水産関係者4名も加わってのディスカッションが行われました

漁業・水産業のデジタル化の挑戦と題し、他の産業と比較してデジタル化が進んでいないと言われている漁業・水産業のこれからの姿について考える会合。　オンライン聴講も含め大勢の参加者でした

私も遠洋まぐろ漁船や近海かつお船の取組み事例や今後の可能性など、あっというまに時間が過ぎてお話ししたいことの半分もお伝え出来ませんでしたが、すごく意義のある会合だったと思います

会合のあとには気仙沼市長さんとお話しする事ができて、漁船の通信環境の進化に伴い、洋上投票もオンラインでも可能とする制度改正が必要ではないかとお話をさせて頂きました。　来年に向けての大きな課題がまた一つできた感じがします。　第3回デジタル実践塾にご参加の皆さん、お世話さまでした

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12月も中旬となって、今年あと残すところ20日ばかりになってきました。　そろそろ新年を迎える準備も頭に入れつつ、今年の締めくくりをしっかりとしていきたいもの。　まだまだ頑張らなくちゃなりません

今週末になって、8月から操業をおこなってきたサンマ船が漁を切り上げて係船態勢に入る船が一気に多くなってきて、魚市場や商港岸壁などにずらりと横付けして艤装解除する光景が見られます

この時期の風物詩と言えばそうですが、三陸新報一面にもサンマ船の長期係船についての記事がのっていて、私のコメントも紹介されていましたが、気仙沼港全体としては最大限の配慮をもってサンマ船の係船を迎える準備をしているので、ぜひとも混乱なく決まったルール通りに対応してもらいたいもの

非稼働船を含めて30隻にもなる気仙沼港へのサンマ船の長期係船問題をいかに改善していくのか、サンマ船の業界内でもオフシーズンに真剣に協議して、徐々にでも改善していってほしいと思います

勝倉漁業が運航する遠洋まぐろ延縄漁船勝栄丸各船はそれぞれの漁場で順調に漁獲を重ね、第123勝栄丸はまもなくインド洋での操業を切り上げて帰途航に入る予定となっていて、年明けの1月4日には静岡県清水港に入港する予定となっています。　あと一週間ほどの操業、ラストスパートですね

中部大西洋漁場では、第1勝栄丸と第127勝栄丸が今航海の折り返し地点となって、最寄りのカーボベルデ共和国ミンデロ港にて冷凍運搬船にマグロ類の転載をおこないました。　北東大西洋アイルランド沖で漁獲したクロマグロは洋上転載が認められていないので、各船ともに港内での転載です

漁場からミンデロ港まで約3日ほどの距離。　往復約一週間をかけてミンデロ港での転載にあたり、クロマグロやメバチマグロなど漁艙内の漁獲物をぜんぶ運搬船に託しました。　日本到着は1月下旬頃の予定なので、今季のクロマグロの水揚げが今から楽しみです。　取引先の皆さん宜しくお願いします

ミンデロ港にて冷凍運搬船へのマグロ類の転載をおこない、燃料油や食料品などの補給をうけ、両船はふたたび漁場に向けて沖出し航行。　船頭さんや乗組員の皆さん、毎日ほんとうにご苦労さまです

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8月下旬からおこなわれてきた今季のサンマ漁はほぼ終了となって、気仙沼港ではサンマ船の艤装解除、長期係船への準備作業が行われています。　今年は最後まで不漁が続く結果で終わりました

12月9日までに気仙沼港に水揚げされたサンマは2216トンで、過去50年で最低だった昨年を下回り、数量不足で価格が高止まりし昨年よりも200円も高い600円以上の相場。　ずっと高値でしたからね

サンマ船の長期係船によってこれから一気に岸壁事情が厳しくなってくる中で、帰港する遠洋マグロ船が続く予定なので、これまでにも増して各漁業者・関係者間での協力が必要になってきます



そんな中、インド洋漁場から先日気仙沼に帰ってきた勝倉漁業の第7勝栄丸が、みらい造船への上架の日程を迎え、乗組員にスタンバイしてもらってのドック入りでした。　いつものルーティン通りに、作業艇に曳航されてドックに向かう本船を見送って、船台搭載の時間に合わせてみらい造船に向かいました

船底や外板、艫まわりの状態を確認しながら、記録用の写真を撮影。　塗装業者との打ち合わせでは次の航海計画に合わせての塗装仕様の打合せをおこなって、使用するペンキの数量などを決めて

シップリフトで海面からせり上がった船体を重機を使ってドック内の敷地に移動。　船底や外板などを水洗いして、付着した貝類や汚れを除去して、本船に指定された区画まで移動してドック入り完了

午後からは船内の修理箇所についての打合せが。　検査スケジュールも見ながら、船体の整備や各工事が行われていきますので、工事業者の皆さんには、今回もどうぞ宜しくお願い致します

本船の上架が終わるころに、気仙沼湾横断橋の下を通って一隻の船が近づいてきて、見れば近海まぐろ船の新造船「はやま丸」でした！　まもなく出港を迎える前の試運転だとか、おめでとうございます

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新型コロナウィルスの変異型・オミクロン株の感染拡大が世界的に確認されつつあって、各国ともに十二分な警戒態勢をもって防止に努めている状況が続いています。　日本国内はまだ静かな状況です

12月もしくは1月にも第6波がくるのではと言われていますが、新規感染者の推移を見るとだいぶ落ち着いている状況が継続しているので、勝倉漁業でも国内出張の新幹線利用を解禁したところです

今回の清水水揚げでは往復新幹線での移動でした。　東京駅のホームでは気仙沼の仲間に偶然会って、毎週のように新幹線を利用して出張しているんだとの話を聞いて。　まあ安全第一ですから

世界的にもオミクロン株の重症化例はさほど見られず、感染力は強いもののワクチンを接種していればさほど心配する事はないとの見方もあり、金融面でもだいぶ落ち着きを見せてきたと思います

ここ約2年間、こうした状況が続いていたから一ノ関駅を利用することは全くなく、途中の「かも川」さんにもしばらくおじゃましてなくて、今回出張の際にしばらくぶりに立ち寄ってみました。　新しくお店を構えてすぐにコロナ禍となった「かも川」さんですが、依然と同じように繁盛しているみたいで安心しました

何を食べようかなと考えたけど、やはりしばらく食べてない「鴨ざる」にしようって。　気どってない街のお蕎麦屋さん的な「かも川」さんのお蕎麦は約2年ぶり。　なんか日常に戻ったような感じがしました

これから帰港する乗組員は、まだワクチン接種をしていない人がほとんどなので、会社でまとめて予約して接種してもらう事になっています。　こうした段取りも漁業会社としては当然の事。　久々に日本に帰ってくる乗組員の皆さんが安心して休暇を過ごせるようにと、いろいろと気を配っていきたいと思います

コロナ禍が落ち着いてきて、新幹線利用をするようになって、久しぶりに立ち寄った「かも川」さん。　お気に入りの天ぷら蕎麦やかしわ蕎麦も、次のチャンスに食べたいと思います。　すごく美味しかったです

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静岡県清水港でおこなわれた第7勝栄丸の本船による水揚げに続き、第1勝栄丸の超低温冷凍コンテナの水揚げを終えたあと、新幹線を乗り継いで気仙沼に帰ってきました。　やはり新幹線だと早いです

一足先に清水港から気仙沼に回航した第7勝栄丸の様子を、スマホアプリFindShipで確認すると、天候悪化により本船の船速がなかなか上がらない状況だったので、本船とやりとりしながら見守って

漁獲物をほぼ清水港で水揚げしたものの、船底タンクに燃料油が十分に残っているのと清水もほぼ満タンの状態なので、船の安定性は問題ないとの事ですが、気仙沼に到着するまですごく心配でした



本船の気仙沼到着時間は予定では朝8時でしたが、悪天候による時化の影響で大幅に入港が遅れてお昼近くになってようやく気仙沼港に本船が到着。　乗組員のご家族や関係者とともに出迎えました

船頭さんの近所・母体田地区の方が、気仙沼港に入港する本船から見えるようにと高台に「おかえりなさい」の横断幕を掲げてくれていて。　入港直前に目についたそうで、こういう気持ちが嬉しいです

気仙沼魚市場の岸壁に着岸した本船。　乗組員の皆さんとあいさつを交わしてすぐに年末キャンペーン用メカジキなどの残りの漁獲物の水揚げをおこなって。　そして岸壁にパレットを並べて残餌の種類ごとに仕分けしながら陸揚げする作業では、取引先業者の皆さんがたくさんお手伝いして頂いて有難い

漁艙そして凍結室内の冷凍品はすべて陸揚げが完了。　みらい造船への上架に向けて、漁艙内の水洗いや倉庫の片付けなどをおこなう予定になっています。　乗組員の皆さんほんとお疲れさまでした

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天気予報では雨の確立もあった清水港ですが、第7勝栄丸の水揚げでは気温は低くて寒かったものの、なんとか天気がもって順調に水揚げ作業がおこなわれました。　皆さんお疲れさまでした

南インド洋の豪州西岸沖海域、いわゆる南インド漁場でのミナミマグロ操業は、僚船と日々の情報交換をしながら順調に漁獲を重ね、予定した操業回数にてミナミマグロの漁獲枠を早期に達成

その後に漁場移動して臨んだジャワ島沖の漁場にてメバチマグロなどを漁獲して、船と会社で相談して決めた帰航日程に沿って今航海の締めくくりとなった第7勝栄丸です。　清水港での水揚げを終えた本船は、母港気仙沼に向けて回航中で、8日お昼の到着予定なので、関係者の皆さん宜しくお願いします

清水港での第7勝栄丸の水揚げを終えて、会社スタッフたちは新幹線を乗り継いで気仙沼に向かいましたが、私はひとり清水港に残って第１勝栄丸の水揚げにあたりました。　今年最後となる清水港での水揚げです。　年末年始の需要期を迎え、清水港の関係者は大忙しの日々。　ご苦労様です

水揚げ予定が立て込んでいることもあって、第1勝栄丸の水揚げは朝7時半からの開始。　今回は超低温冷凍コンテナに転載しての国内搬入でした。　予定が少し遅れたけれど、無事到着でよかった

北大西洋を主漁場とし、北東大西洋クロマグロや中部大西洋でのメバチマグロなどを漁獲している第1勝栄丸。　一年でいちばん大事なクロマグロ漁の開始前に中部大西洋で漁獲したマグロ類を補給基地のラスパルマス港で超低温コンテナに転載。　好相場が続く国内需要にあわせての搬入となりました

封印されたシールＮｏ，を確認したあとで封印を切断してコンテナの扉を開けると、超低温に冷えているコンテナ内部から白い空気が辺り一面に。　大きなサイズのメバチマグロや黄肌マグロが主だったので、超低温コンテナの水揚げは約1時間ほどで終了。　無事に今年最後の水揚げが終わりました

いま気仙沼港に向けて回航中の第7勝栄丸が到着する前にと、水揚げ終了早々に新幹線での帰路について。　また年末には清水港に出張予定が入っていますが、今年もほんとうにお世話様でした

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先週までとは違って、ぐっと気温が低く肌寒い天気の清水港です。　雨模様の予報もでているけれど、勝栄丸のマグロの水揚げはいつも天候に恵まれるので、今回もなんとか天気がもってくれるでしょう

南太平洋からインド洋と、漁場を移動してのマグロ漁をおこなってきた第7勝栄丸が、今航海の最終水揚げのために清水港に到着。　無線検疫そして税関手続きなどを経て、水揚げ開始となりました

今回は南インド洋・豪州西岸沖、いわゆる南インド海域で漁獲したミナミマグロも保持しているので、水産庁の清水駐在官による立会検査もあって、東京からの職員とあわせてのチェック体制でした

日本漁船によるミナミマグロ操業では、一隻ごとの漁獲上限数量が決められていて、その範囲内において各船の操業がおこなわれています。　日々漁獲されるミナミマグロは、一尾ごと計量され、通しナンバーのはいったプラスチックタグを装着し、そのナンバーとともに漁獲数量を水産庁に報告しています

その漁獲報告通りの内容かどうか、水産庁の職員による立会検査。　勝栄丸各船は決められたルールをしっかりと守っているので、今回の水揚げにおいても本船の漁獲管理の正確さが証明されました

丸々と太ったミナミマグロが次々と水揚げされ、東京からお越しになったお客さんも初めて見る水揚げに圧巻の様子。　荷捌き台の上では一尾ごとに選別包丁を使っての品質チェックがおこなわれ、魚種・サイズ別に計量されて保冷トラックへ。　一時間に約40トンくらいのペースで水揚げが進みました

漁艙内に保管されていたマグロ類・漁獲物をぜんぶ清水港で水揚げして、出港準備がととのって出港体制となって。　今回もお取引いただきまして本当に有難うございました。　また次回、こんどは123勝栄丸が年明けに入港しますので、その際もどうぞ宜しくお願い致します。　関係者の皆さんお疲れさまでした

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昨日までの暖かさとは違って気温がぐっと下がって、ひんやりとした空気に包まれた清水港です。　雪を頂いた富士山がとってもきれいで、今年最後の清水出張を見守ってくれているいるようです

新型コロナの感染拡大によって、昨年から緊急事態宣言やまん延防止重点措置が続いていたために、清水港への出張には新幹線を使わずに、往復1400㎞を車で何度も通い続けましたね

東北自動車道、圏央道、東名高速と、その行程の道筋はカーナビを使わなくても大丈夫なくらいに慣れましたが、ここにきてコロナ禍も落ち着いてきて、勝倉漁業でも新幹線での出張を解禁です

インド洋での前半戦の航海を終えていったん清水港に水揚げをおこない、気仙沼に回航して短期間の休暇を過ごした第7勝栄丸は、その後に南太平洋から南インド洋でのマグロ漁と、コロナ禍に対応してのこれまでとは違う航海パターンをお願いして、乗組員の皆さんにもほんとうに協力して頂きました

その最終水揚げのためインド洋漁場から帰港した本船を、勝倉漁業のスタッフたち、そして清水港の関係者の皆さんとともに出迎えて、ゆっくりとその雄姿を現した第7勝栄丸が江尻ふ頭に着岸でした

これまでとは違う航海計画のために、乗組員の皆さんにもすごくご苦労をおかけしましたが、さまざまに変わる漁場にもうまく対応して頂きました。　乗組員皆さんの日々の奮闘に感謝するとともに、それぞれにホッとした笑顔にこちらが嬉しくなって。　この状況のなかの好結果、ほんとお疲れさまでした

新人乗組員くんもベテランの幹部船員と一緒に手慣れた作業をおこなっているのを見て、だんだん成長してきているなって。　一歩づつ着実にスキルアップしていってもらいたいもの。　今後も期待です

清水港での第7勝栄丸の水揚げを終えると気仙沼港へと回航します。　気仙沼到着は12月8日の朝の予定。　気仙沼魚市場に着岸予定なので、乗組員のご家族、関係者の皆さん、宜しくお願いします

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約２年ぶりに公共交通機関を使っての出張となった今週末。　これまでは高速道路を片道700㎞も走破して移動していましたが、12月からは新幹線を乗り継いでの移動。　やはりだいぶ楽ですね

5日に清水港到着する第7勝栄丸の入港を前にして、取引とのマグロの値決め交渉にあたり、いまの搬入状況や相場動向などを考慮して、精一杯の値付けをして頂き本当にありがとうございます

新型コロナの変異種、オミクロン株の感染拡大リスクのある中で、この先のマグロ漁船の運航、台湾や中国などの漁船も含めての生産状況が読めませんが、これからも日本市場に刺身まぐろ類を供給し続けていくために頑張っていきたいと思いますので、引続きご支援のほど宜しくお願い致します


冷凍刺身まぐろ類の日本一・世界一の水揚げ拠点、ここ清水港では毎年のイベントとして「清水港まぐろまつり」がおこなわれていますが、今年はコロナ禍によりその予定が延期になっていましたが、今週末にまぐろの街・清水をPRするイベント「清水港マグロ博2021」がさらに大々的に開催されました

JR清水駅前の広場では、さまざまなマグロ料理の提供やまぐろ裁断ショー、まぐろの握り寿司のお振舞やマグロ関連のイベントなどがおこなわれ、駅前ホテルでは遠洋まぐろ船主、マグロ商社、流通業者、宿泊飲食業者、静岡市などが集まっての全国MAGUROサミットin清水が開催され出席してきました

異業種の方々を交えて、清水港・まぐろをキーワードにしたグループディスカッションもおこなわれて、楽しいアイデアも聞けてすごく参考になりました。　臼井促進会会長も約一時間にわたる講演もあって

そして東洋冷蔵さんの新ブランド「天上鮪」のプレゼンでは、日本漁船が漁獲したマグロを厳選して直接お届けする取り組みが紹介されて、とても興味深くて、私たち漁業者としてはすごく嬉しいですね。　清水港マグロ博2021、そして全国MAGUROサミットに参加された皆さん、ほんとうにお世話様でした

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

12月に入ってなおいっそう厳しい寒さとなってきた気仙沼です。　これからの時期は三陸沖も時化模様の天候が続いていくので、気仙沼を基地に操業する各船においても十分気を付けてほしいです

大しけを避けて先週半ばから気仙沼に入港して水揚げをおこなったサンマ船も、天候の回復を待って再び漁場へと出港となりました。　北海道の花咲港からもいっせいに漁場向けの様子。　今年はあと何航海できるかわからないけれど、そろそろ切り上げ時期も近づいているので、頑張ってほしいですね

来年の漁期開始まで長期係船となるサンマ船に配慮して、12月1日からの岸壁利用のルールについて先日の漁港利用協議会で決定し、会員や関係者に情報を周知したところです。　その利用ルールに基づいて、さっそく小型船やタンク船などに移動をお願いし、快く対応して頂いてすごくありがたい

いまは比較的余裕のある岸壁事情に見える気仙沼港内も、今月中旬頃には隙間のないほどに係留船で混雑することでしょう。　各漁船の皆さん、そして関係者の皆様には、引き続きご協力のほど宜しくお願い致します。　港内の漁船などの移動にかかかる調整や段取りなどを終え清水港に出張でした

新型コロナの新規感染者数もかなり落ち着いてきた日本国内。　勝倉漁業ではこれまでコロナ禍の出張は公共交通機関を使わずに社有車での移動としてきましたが、12月から新幹線での移動を解禁

ほぼ2年ぶりの新幹線に乗るために久しぶりに一ノ関駅に。　東京まで約2時間半、寝てる間についてしまうので、やはり車での移動に比べてだいぶ楽ですね。　東京駅は思ったよりも人が多くてびっくり。　だいぶ人の動きが出てきたっていう事なのでしょう。　東海道新幹線も普段の平日くらいの乗車率です

まもなく清水港に到着する第7勝栄丸と、コンテナ輸送した第1勝栄丸のマグロ類の値決め交渉。　勝倉漁業としては今年最後の水揚げとなので、取引先の皆さんには今回もどうぞ宜しくお願いします

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今週は低気圧の影響による暴風雨となった気仙沼。　三陸沖は大しけの予報となっていて、出漁せずに港内で待機する漁船が多くみられました。　サンマ船の操業もそろそろ終わりの雰囲気です

毎日あさの入札場で、サンマの組成や価格などをチェックしてきましたが、ここにきて100ｇ以下のいわゆる「じゃみ」の割合が多くなってきて、業界用語でいうところの0-0-10に近づいてきています

気仙沼漁協関係者からの情報によると、しけ明けの出漁であと一航海を目途に今季の漁を切り上げる船もでてくるとの事ですが、小さなサンマの割合が多くても魚価高が続いているので、さらにもう一航海と粘って操業をおこなう船もあるのでしょう。　ある程度まとまった漁獲があると金額になりますから

船頭さんOBの方が会社にこられて、乗組員の後継者育成への取組みについてのアドバイスや情報交換、サンマ船の動向などについてお話しを聞いたあとで、お昼ご飯に行きましょうっていうことに

何が食べたいですかってお聞きしたら、寒いからラーメンがいいとのことだったので、船頭さんの希望通りに「かもめ食堂」へ。　かつて新横浜ラーメン博物館にも出店していたお店で、気仙沼市民だけではなく観光客にも人気のお店。　サンマの香油が特徴のすごくシンプルな醬油ラーメンを注文です

昔食べたことのあるような懐かしさを感じさせてくれる「かもめ食堂」のラーメン。　人気店「ちばき屋」の気仙沼出身の店主がプロデュースしているだけあって、シンプルながらも完成度はすごく高いです

OBの船頭さんと「かもめ食堂」のラーメンを食べたあと、会社に戻って清水港での仕事の準備。　今年最後の清水出張なので、帰港船対応やマグロの値決め交渉など、気合入れて臨みたいと思います

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一年はほんとに短いもので、もう12月になっちゃいました。　令和3年を締めくくる一ヶ月、まだまだ重要な仕事が続くので、さらに気を引き締めて対応していきたいです。　皆さんよろしくお願いします

25年連続生鮮かつお水揚げ日本一を達成した気仙沼。　今年は例年になくかつおが豊漁で、夏場には一日当たり1000トン越えの水揚げが続き大忙しだったのも今となっては懐かしい感じがします

気仙沼魚市場で取り扱う魚種の中でも最重要な生鮮かつおは、例年5月6月くらいから10月11月頃まで、高知や三重、宮崎県船籍の中型一本釣り漁船を主体に50隻ほどの隻数でおこなわれています

勝倉漁業の問屋部門でもカツオ船の皆さんにほんとうにお世話になっていて、今年のシーズンオフにはなんと4隻のカツオ船が気仙沼でドックしてくれるっていう事になって、その先陣を切って第23長久丸さんがみらい造船に上架となりました。　低気圧を警戒し上架予定を一日早めて対応してくれました

旧ホテル望洋下の岸壁に係船していた本船にみらい造船のスタッフなどが乗船して、作業艇に曳航されてドック前に到着。　関係者が見守る中で、本船がロープで固定されて、徐々にせり上がってくる船台の位置をダイバーが水中から確認しながらの上架作業。　今回もスムーズに上架作業が進みました

みらい造船にてこれから船体のメンテナンスや塗装などがおこなわれ、船内では機器類の整備も並行して進められていく予定なので、気仙沼の各業者の皆さんには、くれぐれも慎重な作業にて、完璧な仕事をして頂きたいと思います。　気仙沼の技術力を信頼してドックしてくれたカツオ船に本当に感謝です

このあとには88佐賀明神丸など3隻の上架・係船への対応が続く勝倉漁業。　例年にも増して係船岸壁の確保が厳しくなることが予想されるので、関係者と情報交換を密にして対応していこうと思います

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