宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2015年09月30日

123勝栄丸がバリ島を出港!


インド洋で操業をおこなう遠洋マグロ漁船の補給基地インドネシア・バリ島ベノア港での補給を終えて、勝倉漁業の第123勝栄丸がジャワ沖の漁場に向けて出港となりました クラッカー

今回の補給入港では短期間の滞在にもかかわらず、関係者みなさんのご協力によって入港作業もスムーズに進み、懸案事項だった修理・調整作業なども終わり、船頭さんもホッと一安心の事でしょう 親指

久々に再会したインドネシア船員たちもすごく雰囲気がよくって、チーム123勝栄丸っていう感じがしますね。 出港前には船頭さんを囲んでの記念撮影で出港に向けてのムードが盛り上がります camera


ミナミマグロ操業を終え、こんどはジャワ沖でのメバチマグロ操業に舞台を移す123勝栄丸です。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、くれぐれも事故や怪我のないように安全第一で、そして大漁目指しての奮闘を期待しています 船

今回初乗船となった福岡出身の新人君も、すでにインドネシア船員や日本人幹部船員に溶け込んでいる姿がありました。 ちょっとした時間を見つけては、インドネシア船員たちと買い物に出かけたりして。 数ヶ月間の乗船ですでに一人前の漁師に近づいている感じがして、これからの成長がすごく楽しみです ちからこぶ

123勝栄丸の入港中は、現地関係者のみなさんには大変お世話になりました。 こうした方々のサポートがあってこそ、遠洋マグロ漁船がスムーズに運航できているっていう事を忘れてはいませんよね。 こんどは来年一月の寄港予定となっている123勝栄丸を、今後ともよろしくお願い致します タイ

123勝栄丸の航海が、安航で大漁でありますように。 いってらっしゃい! 頑張って! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:52

2015年09月29日

KopiBaliのSotoAyam


忙しいバリ島ベノア港での作業のあいまに、お昼ご飯を食べにいつもの Kopi Bali サヌール店に行ってきました。 ここはバリ島サヌール地区のバイパス沿いにあって、ランチメニューも充実しているお店なので、いつも利用させていただいています 食事

きょうの気分は「スープ」だなあって、車中で考えていた通りにインドネシア料理の定番「Soto Ayam」を注文。 鶏肉のエスニックなスープ。 春雨やキャベツ・ジャガイモなんかも入っていて具だくさん、ここKopiBaliの Soto Ayam は私のお気に入りなんです camera

もちろんBintangビールも一緒に注文。 暑い暑いバリ島の気候に、BintangビールとSotoAyam。 相性抜群ですね。 一緒に行った船頭さん達も気に入ってくれたみたいでよかったです 音符


KopiBaliでは、コーヒー豆の販売もしてて、トラジャやハウスブレンドなどコーヒー豆の産地ならではのリーズナブルな値段で買う事が出来るんです。 船頭の話では、インド洋での操業中あさ起きてまずKopiBaliのコーヒーを飲みながら、昨日の釣果を確認したり、幹部船員から報告を受けたりするんだとか 親指

今回のKopiBaliでも、これから数か月分のコーヒー豆を大量に購入していました。 お土産にも最適だと思いますね。 私も帰りに買って帰ろうかな・・・なんて考えながら店内をぶらつく時間。 ちょっとしたリフレッシュタイムです。 こういう時間ってすごく大切なんですよ キラキラ

港での作業とは全く違う空間でランチタイムを過ごしたあとはそろそろ岸壁に戻らなきゃ。 久々に食べたSotoAyamはほんとうに美味しかった。 皆さんもKopiBaliを訪れたら、SotoAyamがお勧めです。 ただし、オレンジ色の唐辛子を入れ過ぎないように注意して下さいよ。 メチャクチャ辛いですからね 汗

今回のバリ島出張でもやはり来ちゃいました、KopiBaliに。 なんか足が向いちゃうんですよね、ここは face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:34

2015年09月28日

123勝栄丸がベノア寄港


88勝栄丸がベノア港を出港した翌日、こんどは123勝栄丸がバリ島ベノア港に寄港となりました。 南インド洋で連続操業でのミナミマグロ漁を終えての入港です。 船頭さんはじめ乗組員の皆さんには本当にお疲れさまです。 気仙沼を出港して以来なので2か月半ぶりの再会ですね 船

岸壁では早朝から日かつ協同や現地代理店の関係者などがスタンバイ。 6時半にはパイロットが本船に向かって出発し乗船。 タグボートに付き添われながら慎重に入港してきます camera

ベノア港の湾内は干満の差が激しいためか、潮の流れがものすごく早い時間帯があって、本船の入港時間はまさにその時。 早い潮の流れを計算しての船長の操船はお見事でした 親指


こういう潮が早い時の着岸は、船員みんなが一つにならないと事故が起こりやすいもの。 岸壁で待機するスタッフたちもテキパキとした動きで対応。 無事接岸することができました いかり

ベノア港への入港早々、食料の積み込みや燃料油の補給、そして故障個所の修理や調整など、慌ただしい作業予定が組まれていますが、乗組員そして関係者の皆さんには宜しくお願いしたいと思います タイ

今回はじめて乗船となった新人君も元気そうで一安心。 気仙沼を出港し沖出しの航行では船酔いに見舞われて大変だったようですが、いったんは落ちた体重も元に戻って、いまでは操業にも余裕をもって臨める位になってきて、ベテラン船員からも太鼓判をもらったみたい。 今後の成長がとても楽しみですね 若葉

短時間のベノア入港なので、よりスムーズに作業が進むようにアテンドしたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:06

2015年09月27日

88勝栄丸がバリ島出港!


南インド洋での6か月間にわたる操業を終えて、補給のためにバリ島ベノア港に入港していた勝倉漁業の第88勝栄丸が、現地関係者の見送りを受けながらインド洋漁場に向け再び出港となりました クラッカー

ベノア入港中には、船舶機器の修理や調整、燃料補給や漁獲物の陸揚げ、そして食料などの補充など、たくさんのメニューがあったにもかかわらず、みなさんのご尽力のお蔭で予定通りにスケジュールで作業がすすんで。 関係者の皆さん本当にお世話になりました。 有難うございます 親指

本船の入港中には、気仙沼の18昭福丸さんもベノアに入港し、本船の船側に接舷。 18号さんは昨年建造されたばかりの新造船で、船頭さんにはいつも沖合で勝栄丸各船がお世話になっていています。 これからも勝栄丸各船を宜しくお願いしたいと思います 花丸


本船と抱き合わせに接岸していた18昭福丸さんをまず別の場所にシフト。 乗組員が総出で緩衝材のフェンダーをあてて船体を保護しながらの作業。 船の出し入れはいつも緊張しますね camera

そして次は88勝栄丸の出港の番。 タグボートに引いてもらって岸壁を離れる本船です。 もちろんブリッジにはベノア港のパイロットが乗船しその指示に従って船長が操船。 とてもスムーズな離岸でした 船

これからあと3~4か月のマグロ漁を経て、日本に帰航予定の88勝栄丸です。 これからのジャワ沖の漁場ではメバチマグロとの格闘、そして「シャチ」との戦いが待っています。 くれぐれも気をつけて事故や怪我のないように、更なる大漁を目指して一致団結し頑張ってほしいと思います icon14

次は日本の港で会いましょう! 88勝栄丸の安航と大漁を祈ります。 いってらっしゃ~い face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:49

2015年09月26日

パイプラインでの燃料補給


インド洋での補給基地のインドネシア・バリ島ベノア港に入港し、ジャワ沖での操業に向け準備作業を行っている勝倉漁業の第88勝栄丸。 接岸後に税関やイミグレーションの書類手続き。 外国往来船なので、必ずこうした手続きが必要なんです 船

ベノア港での燃料補給はこれまで、バージ船による海側からの補給だけでしたが、今回現地AGENTが燃料油の供給施設を買収したおかげで、岸壁のパイプラインからの補給も可能となっていました 親指

岸壁がそれほど広くなく、コンテナ船や旅客船の出入りにも大きく影響されるベノア港の岸壁事情なので、今回のように複数隻が抱き合わせで接岸するような状況の時などは特に便利ですよね 花丸


今回の88勝栄丸の燃料補給では、岸壁のパイプランからの燃料積込のあとバージ船からも燃料の供給と、合計で約200,000リットルほど。 ここベノア港の油は比較的安心して使える燃料なんです icon12

タンカーなどから洋上で供給を受ける燃料油には、時に水が大量に混入していたり、積込み数量が書類の数字よりも大きく下回ったりと、トラブルの多いのも現実。 不可抗力でのこういう問題ならいざしらず、裏の話を聞くと、故意に積込み燃料を一部迂回させたり、水を混ぜたりする悪質なケースもあるそうなので、洋上補給には慎重に対応しなくちゃいけません 汗

ベノア港での88勝栄丸の出港準備がスムーズに運び、日本船員そしてインドネシア船員やその家族との恒例の食事会も終わって出港を待つばかり。 くれぐれも気をつけて漁場に向けてほしいと思います icon22

原油価格も下がって、ここベノア港の燃油も使いやすい価格水準まで落ち着いてきたけど、円建ての価格がもう少し安くなるといいですね。 インドネシアは産油国なので日本船への特別価格を期待です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:14

2015年09月25日

88勝栄丸がBali島に入港


オーストラリア西岸沖の漁場での6か月間の操業を終えて、勝倉漁業の第88勝栄丸が補給のためにインドネシア・バリ島ベノア港に入港となりました。 乗組員のみなさん本当にご苦労様でした 花丸

ベノア港にはすでに鹿児島の第2松栄丸さんと第88勝栄丸さんが入港中。 っていうことは同じ88勝栄丸が2隻並んでるってことですね。 漢字で書けば一緒でも、うちは「しょうえい」一方は「かつえい」なので、現地の関係者が混乱することはありません 親指

パイロット乗船のもと、代理店スタッフや関係者の出迎えを受けて接岸する本船。 到着早々、漁獲物の陸揚げや燃料補給、食料などの積み込みが待っています。 暑いなかの作業なのでたいへんです 晴れ

一足先に日本から派遣した技師も準備万全の態勢で本船に乗り込むと、さっそく故障個所の修理に取りかかります。 時間との勝負ですが、しっかりとした修理・調整をしてくれると信じています icon14

9月にはいってのベノア港は、南インド漁場でのミナミマグロ操業を終えた船の入港ラッシュ。 連日たくさんの日本漁船がここバリ島の港に寄港した模様。 先日までは現地スタッフたちも寝る間もないほどの忙しさだったみたいですけど、9月下旬ともなるとそれもほぼひと段落ついたみたい いかり

あと残すは3か月ほどのジャワ沖でのマグロ漁を控えての今回の補給入港。 入港時にトラブルなどのないように、しっかりと対応したいと思います。 関係者の皆さんよろしくお願いします チョキ

それにしても暑いこと。 本船が接岸しているすぐ目の前で、ウォータージェットやパラセーリングなどのマリンスポーツを楽しむ観光客。 そりゃそうですね、リゾート地ですものここは。。。 それを横目に、ベノアの岸壁ではねじり鉢巻きでの入港作業が続いていきます。 乗組員の皆さんにも少しくらいはゆっくりとしたj時間がとれるといいなと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:53

2015年09月24日

勝栄丸の海外漁業基地へ


秋の大型連休はみなさんいかがお過ごしだったでしょうか。 天候にも恵まれて全国各地はどこもたくさんの人で賑わったみたいで、ここ羽田空港国際線ターミナルもすごい大混雑 icon14

これから10月にかけて出張が続いていくので、その旅先でのちょっとした一コマを勝栄丸ブログの読者の皆さんにもお伝えして行ければいいなと思っています。 さあ、出発するとしますか 飛行機

インド洋と大西洋でのマグロ漁をおこなっている勝倉漁業の勝栄丸各船は、海外の漁業基地を拠点にしての操業。 とうぜんこうした海外への渡航も多くなってくるんです。 連休中には一足先に技師の方を派遣し現地での対応。 関係者の皆さんには休日返上でのお仕事、ほんとうにご苦労様です タイ

普段はE-mailや電話などでの日々の情報交換ですが、勝栄丸との接点となるこうした海外基地への渡航、そして綿密な打ち合わせっていうのは、これからの運航にはとても重要な事 花丸

震災で流失したパスポートにかわり特別に発給してもらった旅券を手に、シンガポール行きのSQに搭乗です。 夜便での移動なので、機内ではしっかりと睡眠をとって、到着後の仕事に備えようと思います いかり

現地ではまた勝栄丸各船ともどもお世話になります。 関係者の皆さま、適切な対応のほど宜しくお願いします。 漁業基地でのお仕事が予定通りにスムーズに運ぶといいですね 船

勝倉漁業のスタッフの皆さんも出張中の対応のほど宜しくです。 それでは行ってきます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:55

2015年09月23日

「佐賀明神米」販売開始!


近海かつお一本釣り漁船のなかで毎年全国トップクラスの水揚げを記録し、全国的にも有名な高知県の佐賀明神丸船団。 今年も順調に水揚げを重ね、気仙沼にも頻繁に入港していただいています 花丸

その佐賀明神丸船団を運航する明神水産が、高知県内や岡山などで展開する飲食店では、「漁師が釣って漁師が焼いた」カツオの藁焼きたたきが人気。 通信販売でも好評を博している模様 icon14

カツオの藁焼きたたきをつくる際に使用する「わら」。 稲作の副産物ですが、この藁を確保するためにコメ作りをしちゃおうっていうんだからすごくユニークな発想だと思いませんか。 きれいな水と空気の中で育った安全で安心して使える藁を確保するための取り組み。 そのなかで佐賀明神米が生まれました クラッカー


普通はコメ作りの副産物としてできるのが「わら」ですが、明神水産の場合は「藁焼きたたき」の藁を確保するための稲作なので、コメの方が副産物っていう事になりますかね キラキラ

四万十川・仁淀のきれいで豊かな川と深い自然に恵まれた高知県黒潮町に、作付面積3万平方の田んぼを確保。 明神水産のスタッフ総出でのコメ作りは試行錯誤の連続だったのだとか ちからこぶ

このほどその「佐賀明神米」の販売を開始したそうなので、勝栄丸ブログでもみなさんにご紹介したいと思います。 少量限定でのご提供とのこと、ぜひカツオの藁焼きたたきと一緒にご賞味いただきたいです pc1

稲作だけではなく、カツオのたたきに合う薬味もすべて自分たちで作ってしまおうと、野菜作りまではじめた明神水産グループの「明神ファーム」。 飲食店の新規店舗も次々と計画されている模様なので、これからの事業展開を応援しながら興味深く見守っていきたいと思います face02

明神水産のホームページはこちら → http://www.myojinsuisan.com/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:53

2015年09月22日

第20回「目黒のさんま祭」


ロシア海域から始まったサンマ漁も徐々に南下の兆しがみえてきて、気仙沼へのサンマ漁船の水揚げも本格化してきそうな感じになってきました。 もうみなさんは初物のサンマを食べましたか 音符

日本屈指のサンマの水揚げ量をほこる宮城県女川港でもサンマ祭りが開催されるなど、秋の味覚さんまを味わうイベントが各地で行われていますね。 三陸沖の魚は本当に美味しいです 食事

平成8年にはじまった目黒のさんま祭り。 第20回目となるこのイベントが今年も東京目黒区の会場でおこなわれ、5千匹のサンマの炭火焼が無料で振る舞われ、たくさんの来場者でにぎわったそうです クラッカー


毎年行われているこのイベントは、気仙沼港に水揚げされた新鮮なサンマを、気仙沼の実行委員会の皆さんが焼いて提供するもの。 目黒区民まつりのメインのイベントになっているのだとか 音符

この日ばかりは、「サンマは目黒に限る!」っていう古典落語のフレーズ通りになったのかも。 気仙沼市長も目黒区民へのご挨拶と関係者の激励のため上京し気仙沼のサンマのPRに一役買った模様 マイク

1杯100円で提供されたサンマのつみれ汁は3時間ほどで2,000食が完売。 ホタテ貝アートや気仙沼の伝統芸能を披露するコーナーもあって、会場全体が気仙沼になったような感じですかね camera

「サンマの炭火焼」と「サンマのつみれ汁」。 昨年気仙沼で開催された「市場で朝めし」を思い出します。 気仙沼の新鮮なサンマを炭火で焼いて食べる幸せ。 また気仙沼でもこういうのいいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 17:05

2015年09月21日

大型連休中の技師派遣


9月の大型連休に入って、日本全国の行楽地は天候にも恵まれてどこもたくさんの観光客などで賑わっているみたいですね。 宮城県の仙台市ではアイドルグループ「嵐」のコンサートが連休中4日間開催されることもあって、全国から20万人もの来場者が予想されるなど、仙台市内だけではなく隣県のホテルまでどこも満室状態だとか。 気仙沼にもたくさんの観光客が来るといいですね ハッピ

そして今朝のニュースでは、京都・大阪も人気で、隣の滋賀県まで宿泊予約が拡大しているそうです。 こういう大型連休って、国内経済にとってはすごくプラス材料。 人が動いてお金が動いて、水産物の消費にも繋がるといいですね。 連休明けにマグロの注文が殺到っていうふうになる事を期待です icon14

そんな連休中の漁業会社・勝倉漁業では、この休み中に海外の漁業基地へ派遣する技師のフライトや宿泊、現地での受入対応の最終確認。 今この時も、沖の漁場では勝栄丸各船が操業中なんですから 船


大型連休という事もあって、羽田空港や成田空港からの出発便はかなり混んでいて、予想以上に人が動いている様子がわかります。 国内移動の新幹線なども早めに確保しておかなければなりませんね 飛行機

船舶部品と工具を持って空路にて漁業基地に向かう技師の方には、いま抱えている機器類の故障などが速やかに改善されるように、適切な修理と調整をお願いしたいです。 時間が限られる中での対応となりますが、なんとか宜しくお願いしたいと思います 親指

そして連休後は、船員の派遣も控えています。 まわりが静かな休日の事務所で、これからのスケジュールや仕事についての再確認。 10月に向けてスケジュールがかなりタイトになってきました タイ

休めるときにはきっちり休んで頭の中をクリアーに、体をケアしつつ対応していきたいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:23

2015年09月20日

津波・豪雨・台風と


続けざまの台風、そして津波騒ぎ、豪雨と、なにかと不安定な天候が続いているこの頃。 また台風20号が三陸沖を北上中で、気仙沼に入港する各船も警戒態勢をとりながらの操業となっています 汗

南の漁場から復帰した23佐賀明神丸さんが気仙沼に入港し早朝からの水揚げ。 あさ5時前はまだ暗くて、照明に照らされるカツオがキラキラと光ってすごく綺麗です。 北海道沖の漁場で漁獲したカツオは、サイズも大きくて脂ものっていて、こんなカツオがこれからたくさん水揚げされるといいなと思います 音符

それにしても週明けはまた台風の影響を受けそうな感じ。 そうなると水揚げ量も少なくなるので、とうぜん価格も上昇しそう。 それを狙い各船ですが、台風の動向には十分気をつけてください 親指


きょうから23日までは連休の勝倉漁業ですが、22日と23日は気仙沼魚市場の営業日なので、市場担当スタッフは休日返上で入港船の対応にあたります。 みなさん宜しくお願いします 船

ここにきてロシア水域のサンマ漁もまとまった漁獲が出てきた模様。 サンマの群れも南下し始めて、入港・水揚げ先も北海道根室中心の水揚げから三陸各地へと分散してきました いかり

これまで1日当たり1~2隻に制限していた気仙沼のサンマ船の水揚げですが、連休明けからその制限を解除することになったので、カツオと並んでたくさんのサンマが水揚されるといいですね icon14

台風20号の前にはまたたくさんの漁船で賑わいそう。 次に入港したら気仙沼に泊まるよって出港していった各船の皆さんには、たくさんカツオを釣ってきて、気分よくいい酒を飲んでいただきたいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 20:49

2015年09月19日

第7勝栄丸がLasPalmas出港!


日本に帰国しての長期休暇を終えて大西洋での漁業基地スペイン・ラスパルマス港に復船した第7勝栄丸の乗組員たち。 燃料や食料、餌などの積込み作業も終わって新たな航海へと出港となりました クラッカー

これから来年半ばまで続く長期航海となりますが、くれぐれも事故や怪我などのないように十分注意して、満足のいく成果がえられるように大漁目指して頑張ってほしいと思います 花丸

本船からは一路中部大西洋の漁場に向け航行中だとの連絡がありました。 一足先にラスパルマスを出港した第1勝栄丸と一緒の操業となるので、情報を共有しながら操業計画を練っている事でしょう 親指

今航海初乗船となる新人君の様子はいかがでしょうか。 日本からの出発時、羽田空港まで見送りに来られていたご両親。 まぐろ漁師となる息子の出発を心配しながらも明るく見送る姿がありました。 みんなの期待に応えるためにも一日も早く船の生活や仕事に慣れて、第7勝栄丸の戦力となって活躍してほしいと思いますね。 まずは船酔いの克服かな。 がんばって下さい! icon14

これから始まる新しい航海では、北大西洋アイルランド沖でのクロマグロ操業もひかえています。 出漁前におこなった綿密な打ち合わせの通り、しっかりとした製品づくりに心がけ、水揚げ金額の最大化に向けて邁進していきたいと思います。 あわせて、コスト削減は大事な課題。 燃油価格が下がったとはいえ、省エネへの努力は避けては通れませんからね 船

さあ、これで大西洋で操業する勝栄丸はすべて操業体制となりました。 勝倉漁業の陸上スタッフと本船の乗組員が日々の情報交換を密にして、今航海もいい結果となるように頑張っていこうと思います ちからこぶ

関係者の皆様には、今航海も本当にお世話になります。 なにとぞ宜しくお願い致します。 そして、ラスパルマス港での係船中にお世話になった取引先の皆さま、ほんとうに有難うございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:46

2015年09月18日

チリ地震津波と豪雨で


チリ沖で発生した大地震によって、朝方から日本沿岸に押し寄せた津波。 日本の太平洋岸はのきなみ警戒態勢をとる中、気仙沼でも深夜から朝にかけて慌ただしい動きとなりました 汗

昨日夕方17時30分には気仙沼の全市に避難準備情報がだされ、未明の午前3時には防災無線によるサイレンと共に津波注意報が。 大雨・洪水警報そして雷・強風・波浪・濃霧注意報と大混乱の様相 tel01

気仙沼魚市場でも、津波注意報の解除まで水揚げの自粛措置が昨日の会議で決まっていたので、普段は朝5時からの水揚げも津波情報を確認しながら様子見し、津波の危険性はないとの判断から、カツオとサンマの水揚げは結局午前9時半頃からの開始となった模様。 津波の警戒態勢はまだ解除になっていない状況なので、作業には十分注意してほしいと思います 船

さらに、気仙沼に断続的に降っている豪雨の影響で、市内の幹線道路や田中前地区、そして魚市場周辺も冠水状態。 タイヤが隠れるほどの水量でいたるところで渋滞が発生し、通行止めの区間もある模様 いかり

市内の小中学校や高校などは、自宅待機そして休校の措置も。 市内10の学校施設内に避難所を開設したことも影響しているんでしょうね。 その他、BRTや大島汽船、高速バスなども運休になったそうです 非常口

津波警戒のサイレンを聞くと、4年半前の記憶がつい思い出されますね。 津波が低いとの予測でも、想定外の事を経験している私たちなので、安全宣言が出るまでは十分に警戒なければなりません タイ

チリ地震の津波、そして、豪雨の影響で大混乱の気仙沼でしたが、被害の情報は入っていないので、まずは一安心といったところでしょうか。 このまま静かに終わってほしいと思います face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:30

2015年09月17日

第2回 内湾地区景観まちづくり検討会


気仙沼内湾地区の景観・まちづくり検討会の第2回会合が気仙沼魚市場の会議室でおこなわれました。 前回はいきなり75項目の検討課題を提示され委員の皆さんもみな戸惑ったのではないかと思います 汗

その反省をもとに、今回の会合ではテーマを大きく絞って、みなさんが考える理想的な内湾とはどういうものなのかについての意見が出やすいようにコーディネーターが配慮した形ですすめられました マイク

それでも、将来的の街のイメージをまとめていく作業っていうのは非常に難しいのも事実。 専門家のお力を借りながら頭の中を整理しつつ進めていければと思いますので、みなさん宜しくお願いします タイ


気仙沼の内湾地区は、気仙沼の顔。 気仙沼市民の宝であるとの意見もありました。 リアルディズニーシーとも称されるこのエリアを、どういう方向に再生していくのか。 まだまだ議論は続いていきます ブック

全5回の会合で終了の予定だったこの検討会も、これまでの進捗状況から見てあと数回は増やすことになって。 そりゃそうでしょう、5回だけでこれが終わらないのはだれが見てもわかることでしょうからね camera

会議の最後に提示された防潮堤のデザイン案。 とってつけたようなデザインで、コメントのしようがありませんが、この案じゃダメなのは誰しも思ったんじゃないかと思います icon08

防潮堤と街の景観、相関関係があるこの両者を、どのように調和させていくのかもこの検討会での仕事でしょう。 次回は10月に開催予定なので、事務局ともしっかり打合せしたうえで臨みたいと思います face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:51

2015年09月16日

戻りガツオが来たあ!


台風明けに気仙沼港から三陸沖の漁場に向けて一斉に出港した近海カツオ船団。 今週初めから徐々に帰港し始めた各船とともに、23佐賀明神丸さんが北の漁場に復帰し気仙沼への水揚げとなりました クラッカー

お盆を前にしいったんは鹿児島などを基地にして操業していた23佐賀明神丸さんですが、戻りガツオを狙って再度三陸沖へ。 今回は北海道沖で釣った脂ののった新鮮なカツオを水揚げした頂きました icon14

見てくださいこのおいしそうなカツオを! サンプルをおろしてみると鮮やかな赤身とビッシリと脂ののった素晴らしい戻りガツオでした。 もちろん高値での落札となって、これからこの漁場での戻りガツオの漁獲がますます期待されますね。 船頭さんをはじめ乗組員のみなさんご苦労様です 花丸


台風が過ぎ去って徐々に水温が下がってきたと聞きます。 昨年は急激な水温低下などによってカツオの群れが急にいなくなって、予想外に早く終漁となった三陸沖のかつお漁ですが、今年はこういう戻りガツオがたくさん水揚げされるといいですね camera

昨日の勝栄丸ブログでお伝えした気仙沼の生鮮カツオ水揚げ量が19年連続で日本一になったというニュース。 その数量だけではなく、カツオの品質もやっぱり気仙沼が一番だねって言われるように、これから秋までの「戻りガツオ」の漁模様に期待しています 親指

23佐賀明神丸さんが気仙沼に戻ってきたという事は私たちにとってまさに吉兆。 これからの気仙沼の水揚げにも弾みが付きそうな予感がします。 23佐賀明神丸さんの順調な操業をお祈りします 船

さあ、気仙沼の美味しい季節到来です! 気仙沼でこの美味しい海の恵みをぜひご賞味ください face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:51

2015年09月15日

気仙沼の生鮮かつお19年連続日本一確定!


このほど発表された8月末時点の気仙沼魚市場の集計によると、生鮮カツオの水揚げ量で18年連続で日本一を続けてきた気仙沼の、19年連続日本一がほぼ確定した模様です クラッカー

今年8月末までの気仙沼の生鮮カツオの水揚げ量は18,211トンで、千葉県の勝浦港の16,046トンを追い越したことが判明。 9月に入ってさらに気仙沼で2,500ほどの水揚げがあった事から、すでに2万トンを超える生鮮カツオが気仙沼に水揚げされたことになりますね 親指

19年連続日本一を達成できたのも、毎日のように気仙沼港に入港して水揚げしていただいている近海カツオ船の皆様のお蔭。 そして魚市場・仲買さん、魚問屋そして関係業者や市民の皆様のご協力があればこそ。 気仙沼の総力が評価された結果だと思いますね。 みんなでこの朗報を喜びたいと思います 花丸


でもその内訳を見てみると、かつお一本釣りが7,821トン、そして巻き網が10,388トンと、8月までは巻き網漁船からの水揚げ量の方が多いけれど、9月以降は一本釣り中心の水揚げになるので、巻き網の数量を逆転するのも時間の問題なのではないでしょうか 船

まずは勝浦港の一本釣りの水揚げ量14,673トンを一日も早く超えたいですね。 そうなれば"真”の生鮮かつお日本一となりますから。 関係業者の皆さん、今後ともよろしくお願いします icon14

朝晩はだいぶ涼しくなって、沖合の水温も低くなってきた三陸沖漁場。 これから戻りガツオのシーズンともなります。 カツオの日の制定があったり、カツオに関するイベントが行われたりと、生鮮かつお日本一を宣伝する試みも見られるようになってきた気仙沼港 ハッピ

来年節目の20年連続日本一を目指し、震災からの復旧・復興を加速させていかなければならないと思いますね。 高知や三重・宮崎などの近海カツオ船の皆さん、まだまだ続く今年の操業を事故なく怪我なく、そして大漁でありますように、これからも勝栄丸ブログは応援し続けます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:10

2015年09月14日

第7勝栄丸の乗組員出発


第1勝栄丸の乗組員出発から約一週間、こんどは第7勝栄丸の乗組員が長期休暇を終えて大西洋での漁業基地スペイン・カナリア諸島のラスパルマス港に出発する日がやってきました クラッカー

船頭さんをはじめ乗組員の皆さんが休暇明けの鋭気に満ち満ちた表情で羽田空港国際線ターミナルに集まってきます。 今回初乗船となる新人君のちょっと緊張気味な姿もありました 若葉

羽田空港から一路パリ・シャルルドゴール空港経由にてマドリッド、そして国内線に乗り換えてグランカナリアまでと、約24時間のロングフライトとなります。 飛行機での移動中はそれぞれにリラックスして、エールフランスでの長旅を過ごしていただけたらと思いますね 飛行機


第7勝栄丸の安航と大漁を願いながらゲートに向かう乗組員のお見送り。 みなさん頑張っていってらっしゃい! 勝倉漁業の陸上スタッフ一丸となって本船のスムーズな運航をサポートいたしますから 親指

さあ、大西洋で操業する勝栄丸各船もこれですべて新たな航海に向け動き始めました。 取引先の皆さまや関係者の方々には今航海もお世話になりますが、これまで同様よろしくお願いしたいと思います タイ

今航海終了後には本船は日本に帰港する予定なので、来年は久しぶりに第7勝栄丸の勇姿を気仙沼で見る事ができそうです。 安航そして大漁満足の航海でありますように。 満船での帰航を期待しています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:39

2015年09月13日

第1勝栄丸が「初縄」開始


先週末に羽田空港を出発してパリ~マドリッド経由グランカナリアに向かった第1勝栄丸の乗組員。 約24時間の空路での移動を経て漁業基地のラスパルマス港に無事到着し、現地関係者の手配などによって燃料や食料、延縄漁で使用する餌などの積込みがおこなわれました 飛行機

試運転を無事終えた本船は一路漁場に向け出港となり、本船からの報告によりますとアフリカ西岸沖の漁場にて第1回目の操業「初縄」を開始したとの連絡がありました。 乗組員一同かわりなく元気いっぱいマグロ漁の開始です。 今航海も皆さんからのご声援のほど宜しくお願いします クラッカー

ラスパルマス港係船中の船体整備では、日本から派遣の技師の皆さんや現地関係者の皆さんなどたくさんの方々にお世話になりました。 今回も本当にありがとうございました m(__)m


先航海同様にこれからの操業でも安全な航海で大漁でありますように、勝倉漁業スタッフ一同心よりお祈り申し上げます。 第1勝栄丸乗組員皆さんの奮闘に期待です 親指

アフリカ西岸沖でのメバチマグロ操業のあとはアイルランド沖でのクロマグロ操業に移ります。 高緯度の荒天海域での操業ですので、くれぐれも怪我や事故のないように十分注意してほしいと思いますね 船

今航海はじめて乗船となった新人君の様子はどうでしょうか。 まだ航海が始まったばかりで船酔いとの闘いなのでしょうけど、一日も早く船での生活に慣れて、戦力として活躍できることを期待しています icon14

第1勝栄丸の大西洋での新たな航海が始まりました。 大漁!安航!がんばって下さい face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:30

2015年09月12日

台風明けの気仙沼港にて


台風17号による大雨の影響で、避難準備情報や土砂災害警戒情報がだされた気仙沼ですが、心配された大きな被害もなくてホッと一安心。 でも結構な雨だったから、市場近辺の沿岸部は水たまりや道路に穴がたくさんできてて、車で走るのもちょっと注意が必要です 汗

今週半ばから台風避難で入港・停泊していたカツオ船団も、早い船では一昨日には出港。 すでに昨日には漁場について操業を開始したとの情報です。 まだまだ大荒れの三陸沖ですから十分に気をつけてほしいと思います。 一方では、出港したくてもカツオ一本釣り漁に使用する餌の積込みができずに沖に行くことはできない船も。 場所によってはまだ波が高く餌の供給ができない「餌場」もあるので、各船それぞれの事情によって出港時間を調整したり。 でもこういう事もなければゆっくりした時間もない乗組員の皆さんにとっては束の間の休日でしょうか 船

きのうは123佐賀明神丸さんがお昼に、そして今日は安市丸さんが朝方出港となり餌場経由にて漁場に向けました。 これから本格的な戻りガツオのシーズンなので、各船とも奮闘を期待したいと思います 親指

栃木県の常総市では鬼怒川が決壊し甚大な被害を受けた様子が報じられています。 ニュース映像を見るとまるで津波のよう。 思わず3.11の事を思い出してしまいました。 そして宮城県内でも仙台市や大崎市古川などでの河川決壊の被害。 今回の水害で被害にあわれた皆様には、心からお見舞いを申し上げます。 何かできることはないでしょうかね タイ

全国的に大荒れとなった今週ですが、みなさんのところはいかがだったでしょうか。 清水そして気仙沼と移動し、台風そして大雨を経験してと、なんとか無事に一週間の仕事がおわりました train_a03

来週はどうか、いい天候と大漁に恵まれますように face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:58

2015年09月11日

台風一過のマグロ水揚げ


台風18号の影響で1日順延となった第1勝栄丸のマグロの水揚げが、台風一過の秋晴れもと清水港の興津埠頭でおこなわれました。 超低温冷凍運搬船「MEITAMARU」からの陸揚げです icon14

日本から遠く離れた大西洋漁場で操業する勝倉漁業の第1勝栄丸。 アフリカ西岸沖の中部大西洋海域で漁獲したメバチマグロなど、関係者が見守る中で白い冷気を伴って運搬船の漁艙から次々とつり上げられ荷捌き台へとおろされていきます camera

一本づつ選別包丁をつかって脂のあるなしや色の良しあしなどをチェック。 赤のチョークで選別済みの印をつけたら、保冷トラックに積み込んでいきます。 トラック一台あたり約10トンほどの積載量でしょうか 花丸


朝一番からはじまった冷凍マグロの水揚げはお昼頃まで延々と続きます。 こちらも手カギをもって、トラックへのマグロの積込みのお手伝い。 時にはサイズチェックのため秤をかけたりして ちからこぶ

だんだんと数キロ単位の誤差でマグロの目方を言い当てられるようになってくるもんなんです。 それにしても毎回思うんですが、トラックへの積み付け作業はほんと職人芸ですよね。 これだけ大変な作業を毎日行うんですから、トラックの運転手の皆さん方にはほんと感心するほかありません 船

台風の影響で1日延びてしまったけれど、なんとか全てのマグロの水揚げが終了しました。 取引先のみなさまや関係者の方々には、今回も本当にお世話になりました。ありがとうございます タイ

近日中にまた清水での水揚げを予定していますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:55

2015年09月10日

清水すし横丁で鉄火丼ランチ


東海地方を直撃した台風18号も過ぎ去って、昨日のお昼過ぎには夏のような日差しが戻ってきた清水港です。 きのうのマグロの水揚げが延期になったけど、きょうは朝から水揚げできそう 晴れ

きのうはちょっと時間ができたから、台風一過の晴天に誘われてお昼ご飯に出かけることになって、清水の観光物産施設・エスパルスドリームプラザに久しぶりに行ってきました。 ヨットハーバーやちょっとした遊園施設も備えているすごき素敵な場所です 音符

エスパルスドリームプラザのホームページはこちら → http://www.dream-plaza.co.jp/

清水といえばマグロ、そして桜えびに生しらすでしょうね。 施設内のお店や飲食店でも桜えびとしらすをウリにしたお店がたくさん。 これに惹かれながらもやっぱりマグロ丼でしょうっていうことで、10店ほどのお寿司屋さんが軒を連ねる「清水すし横丁」にGO クラッカー


平日のそれも台風明けときて、ドリームプラザ内は比較的お客さんが少ない感じです。 清水すし横丁の各店をのぞいてみてもやはり同様。 やっぱり台風の影響でしょうね ハッピ

いろいろと悩んだ挙句、清水すし横丁のとあるお店に入ってまぐろ鉄火丼を注文。 中鉢の赤身でしょうか、脂はないものの赤身の色はそこそこきれいで、味もよくって、この値段ならOKですかね camera

職業柄けっこう頻繁にマグロを食べているので、マグロには詳しいのも当然かな。 こういうお客さんってお店側とっしちゃ嫌なもんなんでしょね、仕入れの裏の裏まで知ってるんで。 清水すし横丁で、まずまずのマグロ鉄火丼ランチを食べた後は、ホテルに戻ってパソコン相手のお仕事でした pc1

さあ、きょうは一日延びた第1勝栄丸のマグロの水揚げです。
関係者の皆さん、よろしくお願いしますよ。 台風一過、元気いっぱい頑張りましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:37

2015年09月09日

台風直撃の清水にて


台風18号の東海地方上陸に合わせるようなタイミングでの清水出張。 東海道本線の静岡から清水行きの上り線がストップしてて、しばらく足止めを食らったけれど、なんとか清水に到着 汗

台風の影響がもろにでてきていて、強い雨そしてだんだんと強まる風。 いつもは清水にきたらマグロ丼を食べる事にしてるけど、大雨なんで寄り道せずに事務所に直行です train_h03

今回のマグロは勝倉漁業の第1勝栄丸が中部大西洋海域で漁獲したメバチマグロなど。 超低温運搬船に転載して日本まで運んできました。 運搬船は地中海のクロマグロも集荷してきたみたいで、到着が相当遅い時期になってしまいました。 予定通りなんで文句も言えませんが 船

先月水揚げをおこなった第7勝栄丸と同じ海域のマグロなので、値決めも比較的スムーズに終了。 和気あいあいと談笑していたら、台風の影響で運搬船の水揚げ中止の連絡が !

清水海上保安部から3000トン以上の船舶に退避命令がでたそうで、マグロを積んだ冷凍運搬船もいったん岸壁を離れ、沖合でアンカーし台風の被害を避けることになって、今日予定されていた水揚げは明日に延期。 しかたないですね、台風には勝てないですから 明日も雨の予報なので、順調に水揚げできることを願うばかりです icon12

もう一つの台風、三陸沖を北上する17号は11日から12日にかけて気仙沼の沖を通過する見込み。 そのため気仙沼港にはたくさんの漁船が避難しはじめました。 どんな台風が来ても気仙沼港に避難していれば安全ですから いかり

まだ沖で操業し、また、航行しているカツオ船やサンマ船もありますので、台風の進路や予報には十分注意してほしいと思います。 清水そして気仙沼と台風に振り回されていますが、安全第一に対応していきたいと思います。 それにしても外はものすごい暴風雨。 こんな時はおとなしくしてるしかないですね face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:11

2015年09月08日

気仙沼内湾地区検討会を前に


気仙沼内湾地区の景観やまちづくりについて話し合う検討会の第2回が来週行われます。 地区の住民や行政そしてコーディネーターなどで構成されるこの検討会の第1回目には、気仙沼市ワンテン庁舎大会議室に70名ほどが集まってのワークショップがおこなわれました タイ
第1回検討会の記事はこちら → http://shoeimaru.da-te.jp/e927631.html

2回目の会合に向けて前回の議事録や資料などが市役所の事務局から届いて、検討内容などを見直しての準備っていうか頭の整理をしている中で、検討項目も多く、メンバーの意見も様々で、これをまとめていくのは相当大変な作業になるなと改めてつくづく感じています ブック

内湾地区は気仙沼の顔ともいえる場所。 リアル・ディズニーシーっていう人もいるほどの自然が作った造形美が素敵なエリアです。 もちろん私の生まれ育ったところでもあります camera

2011年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害を受け、いまだ復旧・復興の手がほとんど入っていないこの内湾地区のエリアで、まちづくり協議会や今回の検討会の議論を通じて、将来の内湾地区への方法性をだしていこうという段階。 土地のかさ上げや新規防潮堤の工事、土地区画整理事業などがこれからようやく始まるところなので、気が遠くなるほど先が長く感じてしまいますね 汗

景観やまちづくりに関しては素人の私が検討会の副会長を引き受けてしまったわけですが、これから全5回の会合で結論を出していかなければならない状況を改めて認識しすごく不安でいっぱいな気持ち face06

こまかな項目のルール作りの前に、本当にこのエリアがまた活気ある地区になるのかという心配がありますね。 自分たちが考える理想の港町の姿・漠然としたイメージはあるけれど、果たしてそれが将来の気仙沼としてほんとうに正解なのか自信がないのも正直な気持ち 若葉

10年20年30年たっても、空き地と駐車場だらけのベイエリアにならなきゃいいけどって心底思いますね。 時間がたてばたつほどそれまでの住民に再建を期待するのは難しくなってくるんでしょうから いかり

これが気仙沼内湾地区の景観・まちづくり検討会の第2回会合の前にした率直な感想。 行政や専門家の皆さんのお手伝いを頂いて、なんとかこの検討会をいい形で締めくくれるようにしたいですね スーツ
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:37

2015年09月07日

サンマ資源の国際管理へ


8月20日に解禁となったサンマ漁。 気仙沼への入港船も少しずつ見えはじめ、先週末などは積荷が100トン越えの船もでてくるなど、本格的なサンマ・シーズンの到来が期待されます 音符

今現在は各船ともにロシア水域での操業となっている模様ですが、各地の入荷状況をみるとまだまだ漁獲が本格化していない様子。 外国船による早い時期からの「沖獲り」が問題なのかもしれません face06

昨年視察に行った台湾・高雄港では、沖で操業する台湾のサンマ漁船からの漁獲物を超大型冷凍運搬船が大量に陸揚げしている光景に出くわしました。 5月頃から公海上での操業を開始し、一隻あたり連日70トンほどのサンマを漁獲して船上にて選別し凍結。 その漁船の大きさは日本のサンマ船の約5倍以上の1000トン規模で、積荷も1500トンほど魚艙に保管できるんだとか。 沖の公海上に張り付いて操業する大型サンマ漁船は台湾だけでも90隻ほどの勢力となっているそうです 船

氷水がはいった魚艙に生の状態で保管し、数日おきに港に入港して水揚げをおこなう日本のサンマ漁船とは大きな違いですね。 早い時期からの沖獲りが影響してか、日本近海に来遊するサンマ資源は近年減少傾向にあるそうだけど、国によってサンマ資源への見解が大きく違っている模様 マイク

漁獲量を大きく伸ばし20万トン以上の規模となった台湾、そして近年急速に漁船勢力を増やしすでに8万トン台の漁獲となった中国。 台湾はすでに日本の漁獲量を超える水準まできています。 これまで北太平洋のサンマの資源管理を話し合う土俵がなかったことも外国勢急増の大きな一因でしょうね 汗

ようやく北太平洋漁業委員会(NPFC)が、日本・カナダ・ロシア・中国・韓国・台湾の参加で発足。 北太平洋のサンマやアカイカ・クサカリツボダイ等を対象とした漁業の管理をしていく事になったそうです 親指

各国の漁船が入り乱れて大量に漁獲するサンマのような資源は、これから関係国が協力してしっかりと管理していく事が大切。 日本の水産庁をはじめとした代表団のリーダーシップに期待です タイ

秋の風物詩サンマをめぐる各国の漁業戦争。 しっかりとしたルール作りが必要ですね。 気仙沼にとっても大切な漁業資源だけに、この会議の行方には気仙沼の関係者も大きな関心を寄せています。 face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:05

2015年09月06日

第1勝栄丸の乗組員出発


大西洋の漁場でマグロ漁をおこなう勝倉漁業の第1勝栄丸の休暇も終わり、乗組員が漁業基地のスペイン・カナリア諸島のラスパルマス港に向けて出発する日がやってきました クラッカー

夜の羽田空港国際線ターミナル。 都心から至近の羽田空港は夜に出発するフライトがたくさんあって、国内移動に時間がかかる気仙沼からだとすごく便利。 羽田空港に乗組員が集合してチェックイン。 みなさん旅慣れた装いで、リラックスムードです 音符

はじめて遠洋マグロ漁船に乗船することになった福岡県出身の新人君は、大きなスーツケースを携えて合流。 港からの出港じゃなく、パスポートを持っての空港からの出発に、緊張のなかにも内に秘めた闘志が伝わってきますね。 先輩乗組員の皆さんには、新人君のご指導のほど宜しくお願いしたいと思います 若葉


船員1名が集合時間に遅れるというハプニングもありましたが、チェックインカウンター締切時間ぎりぎりで手続き完了。 パリ~マドリッド経由グランカナリア行きの長旅へと、搭乗ゲートに向かいました camera

夜遅くにもかかわらず、羽田空港国際線ターミナルはこれから出発する旅行客などでいっぱい。 ちょっと遅めの夕食も、乗組員としばらく並んだほど。 便利な羽田なのでうなずけます 食事

これから始まる大西洋での操業では、重要なクロマグロ漁も控えています。 徐々に漁獲枠が増えていく大西洋のクロマグロなので、気持ちを引き締めてトラブルなく、順調な操業をお願いしたいと思います 船

新人君も乗船しスタートを切る第1勝栄丸の乗組員の出発。 ラスパルマスに無事到着しますように、みなさん元気でいってらっしゃい! 本船の安航と大漁を、ゲートに向かう乗組員の後ろ姿に祈りました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:57

2015年09月05日

北かつ・まぐろ屋のまぐろ丼


遠方からのお客様をお連れして、気仙沼の観光施設・海の市の「北かつ・まぐろ屋」さんにお昼ご飯に行ってきました。 12時をちょっとまわったくらいの時間でしたが、まぐろ屋の店内はすでに満席状態 花丸

名前を書いて順番待ちををすること約10分。 私たちの名前が呼ばれて店内に。 さて、きょうはどんなマグロ丼にしようかなとメニューを見渡すと、すでにスペシャルなマグロ丼は完売の表示。 123勝栄丸がインド洋で漁獲したメバチマグロを使った「123勝栄丸のマグロ丼」も、数量限定での提供のためかすでに売り切れていました。 売れ行き好調のようすで、なによりです icon14

お客さんはどんなマグロ丼がいいのかなあって考えながらメニューを眺めていると、お店の名前を冠した「北かつまぐろ屋のまぐろ丼」っていうメニューを発見! えっ、こんなマグロ丼って前からあったっけって思いながら、全員分を注文してみる事にしました camera

メバチマグロの中トロと赤身、そしてトロビンチョウのお刺身が盛り付けられたこのマグロ丼。 見た目もボリュームあって、脂ののったマグロが最高にうまいマグロ丼でした。 たぶんこのビンチョウはマントル沖のトロビンでしょうね。 勝栄丸でもこの海域を操業してたくさんトロビンを釣ってきたから、タイミングが合えば北かつ・まぐろ屋で提供してもいいかなって。 北かつさん、宜しくお願いしますね チョキ

北かつ・まぐろ屋で美味しいマグロ丼を食べた後は、海の市の店内をご案内。 気仙沼の老舗「横田屋」さんにお連れして、私のおススメ・塩うにやホヤの塩辛なんかを試食しながら、ちょっとした観光気分 食事

改めて気仙沼の産品を見ると、新しい商品が結構でているものなんですね。 気仙沼の海産物って、地元の私たちが食べても美味しいと感じるんだから、自信をもってお勧めできるものばかりだと思います 船

北かつ・まぐろ屋さんでの大満足のまぐろ丼ランチ。 ごちそうさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:35

2015年09月04日

早朝4時半の気仙沼魚市場


早朝4時半の気仙沼魚市場。 まだ夜が明けきらず薄暗いなか、すでに入港し水揚げを待つカツオ船の灯りだけが目印。 そのなかで黙々と水揚げの準備をする魚市場のスタッフたちの姿があります 船

生鮮カツオを入れるブルーのタンクには、砕氷と海水での混合水をつくってスタンバイ。 各船の水揚げ数量にあわせた個数が必要なので、氷業者の皆さんも交代で連日の早朝からの作業ご苦労さまです 親指

カツオを入れるタンクの準備が整うのにあわせて、水揚げ開始の合図。 カツオ船の魚艙から乗組員が手渡しで、ベルトコンベアーにカツオを水揚げしていきます。 1時間に約20トンほどでしょうか icon14


魚市場の職員、そして魚問屋、時には乗組員も参戦しての選別作業。 船からの水揚げスピードが速い時などは、カツオが重なるようにしてベルトコンベアーで流れてくるので、水しぶきをかぶりながら皆さん必死の作業が続いていきます。 気が付けばあたりはすでに太陽も昇って明るくなっていました camera

サイズごとに選別されたカツオは、魚市場職員のフォークリフトで運ばれ計量されたのち陳列されます。 この一連の作業は、それぞれの役割分担がしっかりと出来ているのでいつもながらのスムーズな流れ 花丸

そして生鮮カツオの入札開始時間の朝7時を迎えようとしています。 市場職員によるサンプル出し。 手際のいい包丁さばきで、各ロットごとにサンプルとなるカツオをさばいていくんです。 仲買さんの身質チェック、そして入札価格の発表。 気仙沼魚市場はセリ方式ではなく入札方式。 一番の高値を書いた業者から順番に落札したカツオが割り振られます タイ

これが夜明け前の早朝から毎日行われている気仙沼魚市場での生鮮カツオの水揚げです。 観光客の皆さんにも2階デッキからの見学を解放していますので、日本一の水揚げを誇る気仙沼の生鮮カツオをぜひ一度見に来て、そして美味しい気仙沼の味覚を味わってみてはいかがでしょうか face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:51

2015年09月03日

183佐賀明神丸の映像撮り


先日勝栄丸ブログでお伝えした高知県・佐賀明神丸のCM撮影がついに開始されました。 週の初めには明神水産のスタッフと撮影クルーが気仙沼入りし、ロケハンや打ち合わせをおこないながら船の到着を待っていたところに、先陣を切って183佐賀明神丸さんが気仙沼に入港。 さっそく映像撮り開始です 映画

CMの制作会社やテレビ局のみなさんが、たくさんの機材を岸壁にスタンバイ。 本格的な装備での撮影の様子に、市場関係者も興味津々でいろいろと探りを入れてきます 音符

陸上からそして海上からと、いろんな角度からの印象的な映像を撮影。 思わず私も自前のカメラを手に邪魔にならないように写真撮影です。 こういうシーンはタイミングを逃すと二度と撮れないですからね camera


岸壁への入港の様子、そして魚市場での水揚げの様子など、乗組員の表情も含めカメラにおさめていく撮影クルー。 心配されていた天候にもなんとか恵まれて、スムーズに撮影がすすみました 親指

水揚げを終えた本船を魚市場の南側岸壁にシフト。 岸壁に横付けされた本船をバックに、乗組員総出で整列してのカット撮り。 明神水産の広報担当スタッフもスマホを片手に納得の表情でした 花丸

入港から水揚げそして一連のCM撮影を終えた183佐賀明神丸さんは、唐桑の餌場に向け出港しました。 餌場でも撮影が行われるんだとか。 さすがにそこまでは付いていけないのでご勘弁を 船

183佐賀明神丸の入港で始まったCM撮影は、今週末までまだまだ続く予定です。 順調な撮影ですばらしいCM作品となりますように、勝倉漁業としても撮影陣をサポートしていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:14

2015年09月02日

123勝栄丸の2年目を総括


9月になってだんだんと過ごしやすい気温になってきました。 秋ももうすぐなんでしょうね。 出張するのにも夏場のクールビズから一枚上着をはおってと、スーツがちょうどいいそんな装いにかわってきました もみじ

勝倉漁業の123勝栄丸が竣工してから早くも丸2年が経ち、本船はいまインド洋での3航海目の操業に奮闘中。 オーストラリア西岸沖の日本とは逆の季節・真冬の海でのミナミマグロ漁。 お疲れさまです ちからこぶ

資料を携えて東北新幹線に乗り込む私たち。 123勝栄丸の一年間を振り返って総括する会議への出張です。 新幹線での移動中も資料や原稿を見直しての最終チェック。 緊張して会議に臨みます ブック

123勝栄丸に課せられたメニューの一つ一つを項目ごとに詳細な結果報告。 事前に何度もミーティングを重ねてきただけに、資料の説明もスムーズに進んで、なんとか終えることができたかなと思います 親指

もうすでに始まっている3航海目の操業では、引き続き省エネをはじめとするさまざまな課題についてしっかりと対応するとともに、安全な航海でそしてこれまで以上の成果をあげられるように、船頭さんをはじめ乗組員の皆さんにはほんと大変ですが宜しくお願いしたいと思います 船

今回の出張で2年目の航海についての一つの区切りがついたわけですが、これからも油断なく運航を続け、当初の目的を達成できるよう全力で頑張っていきたいと思いますので、関係者の皆様方のご指導ご鞭撻そしてご協力のほどお願い申し上げます m(__)m

これからの季節、国際会議やマグロの水揚げなどが続いていきます。 体調管理には十分気をつけて日々の仕事をしていきたいですね。 みなさんも睡眠や食事をしっかりとって元気に頑張っていきましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:07

2015年09月01日

佐賀明神丸のCM撮影


9月になって気仙沼の生鮮カツオの水揚げが一本釣り船が中心の水揚げになってきました。 前日漁獲の「新物」の割合も多くなって、これから脂ののったいわゆる「戻りガツオ」も期待されますね 音符

8月20日に解禁となった大型サンマ漁船の入港もちらほら見えるようになってきて、カツオにサンマと気仙沼の旬の味覚が一緒に楽しめる季節の到来。 各船ともに順調な操業でありますことを願います タイ

そんな中、高知県の佐賀明神丸さんを運航する会社「明神水産株式会社」のCM撮影クルーが気仙沼入り。 明日入港予定の183佐賀明神丸さんを皮切りに、所有船の入港の様子や水揚げ、そして乗組員の映像などをカメラにおさめるとの事。 勝倉漁業の事務所にもご挨拶に来ていただきまして、明日からの作業の打合せをおこないました cup


早朝に気仙沼港に入港して来る佐賀明神丸の勇姿を、陸上の岸壁からそして上空からと、いろんな角度から撮影していく模様。 プロが撮影する映像なので、迫力のある絵になる事と思います 映画

これまで高知県内を中心にながれていたテレビコマーシャルにかわり、今活躍中の佐賀明神丸船団を新しい手法を用いた映像で描く作品。 もちろん実際の操業での一本釣りの様子や、カツオの藁焼き製造風景なども加わるそうで、どんなコマーシャルになるのかぜひ見てみたいものですね。 完成した際には、DVDにでもコピーして送っていただければと思いますので宜しくお願いします 親指

漁船部門だけではなく、カツオのたたき加工・販売や通信販売、高知市内や岡山などでの飲食店展開など、精力的に事業を拡大している明神水産です。 佐賀明神丸さんの気仙沼の魚問屋として、今回のコマーシャル撮影を全力でサポートしていきたいと思います 船

あとはお天気に恵まれるといいですね。 素晴らしいコマーシャルが出来上がりますように face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:07