勝栄丸ブログ

早いもので明日からもう11月。　朝晩の冷え込みが厳しくなってきて、日中も20℃を下回る日が多くなってくるなど、秋が一気に深まってきた気仙沼です。　山々の木々も色づきはじめ、まもなく紅葉も見頃

10月の後半になって、三陸沖近海での一本釣りかつお漁の漁獲量がだんだんと少なくなってきて、昨日も操業船19隻全船が入港したにもかかわらず全部で18トンと低調な漁模様になっています

そろそろ今季のかつお漁を終えて切り上げる船もでてきそうな雰囲気で、関東沖合いにシフトして勝浦港への水揚げをおこなう船もでてきて、先日まではあれだけ賑わっていた魚市場が閑散とし始めました

そうした10月末、南太平洋にてまぐろ漁をおこなっていた123勝栄丸が、予定の前半戦操業を終えて帰途航となり、水揚げ基地の静岡県清水港に向けて航走を開始。　乗組員の皆さんお疲れ様でした

南太平洋での操業から漁場をインド洋に移し、日本とは真逆の季節の時化海が続く南インド洋にてミナミマグロ漁をおこなった本船。　そしてバリ島での補給を経て、再度南太平洋での操業となりました

帰途航となったことを受けて、本船が漁獲したマグロ類の販売に向けての資料作りや、入港関連の書類の提出など、事務所内は慌ただしくなった週明けの業務。　くれぐれも気を付けて帰航してください

来週には清水港に到着しマグロ類の水揚げをおこなう予定ですので、清水港の関係者の皆さん今回もお世話になりますがどうぞ宜しくお願い致します。　乗組員の皆さんとのお会いするのが楽しみです

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

今週は秋の気配がまた一段と濃くなってきてきて、朝晩などは暖房も必要なほど冷え込みがきつくなってきた気仙沼です。　出張から帰ってきての日曜日は一日中雨模様の天気。　また季節がすすみそう

北東大西洋での本鮪漁をおこなう第1勝栄丸と第127勝栄丸は、ここまで順調に漁獲を重ねてきてはいるものの、立て続けに発生する低気圧からの大しけの影響で、なかなか思うような操業ができません

日々の操業では時系列の波浪予報を注視しながらその日に投入する釣数を調整し、安全第一に操業をおこなっているとの事。　あともう少しのところとなっているので、十分に気を付けて操業して下さい

もうすでに北東大西洋本鮪の漁獲割当の上限に達し、補給基地のカナリア諸島ラスパルマスなどに向けて漁場を離脱した船も数隻でてきているとの情報。　今季のアイルランド沖も順調な漁獲ですね

勝栄丸各船から会社に寄せられる日々の報告などをチェックして、出張のあいだにたまっていた書類などを整理し終えた週末のお昼時。　久しぶりに田中前のまるきさんにラーメンを食べに行ってきました

ちょうど土日限定で提供し始めたっていう「創業68年 港町中華そば」っていうメニューが目に入って迷わず注文。　先日におこなわれたラーメンWalkerキッチン限定で提供した特別な中華そばだとか

鶏や豚、焙煎煮干し、函館真昆布のブレンドスープは、あっさりとしたシンプルさのなかに旨味が凝縮されていてとっても美味い。　トッピングされているビストロ昆布っていう細切りの真昆布や煮干のピクルスもこのラーメンとの相性抜群で、いいアクセントになっていてとっても気に入りました。　これ旨いです

かなり手間をかけ工夫されてるなっていう納得の味。　ラーメンWalkaerキッチンのイベントの際には、気仙沼産戻りがつおの漬け丼もセットで提供したそうなので、それも食べてみたいなあと思いました

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だんだん秋が深まってきて、朝晩の冷え込みも厳しくなってきた今週。　あと数日で11月になるので、もう年末年始や来年の予定なども入ってきて、一年が経つのが本当に早く感じます。　頑張りましょう

今週の「かつお・まぐろ漁業対策推進道県協議会」による要望活動では、水産庁や国交省、そして今回初めて総務省へも要望活動をおこなって、業界が抱える様々な問題についてお話ししてきました

燃油や資材高騰、円安の影響、乗組員の確保・育成対策、代船建造、ALPS処理水放出の影響などについて水産庁と懇談。　総務省では現在のFAXによる国政選挙の投票にかわりインターネットでの投票を可能とすべく実証実験を要望。　国政選挙だけではなく地方選挙も可能になることを目指しています

そうした二日間にわたる要望活動を終えて気仙沼に戻って、週末は早朝から魚市場へ出向いての入港船対応でした。　岩手沖の近場の漁場に一本釣り漁船が集結し、狭い海域でのかつお漁だとか

10月前半までは、一日に10トンを超す釣果も珍しくはなかったこの海域ですが、ここにきて各船の漁獲数量が少なくなってきて、気仙沼魚市場の水揚げ数量も週末土曜日は13隻でわずか18トンのみ

早朝5時前から水揚げが開始されましたが、6時くらいにはすべての船がかつおを揚げきって、水揚げ終了早々に魚市場の岸壁を離れて餌場向けに出港の各船でした。　終盤戦の様相ですが、東側沖合いで調査する船もでてきたので、近場の海域と合わせて来週の漁模様の回復を期待したいと思います

数隻ですが、中部海域など南側に操業海域を移した船もあって、漁期切り上げを見すえての各船の動きとなるこの11月。　今季最後まで安全な航海で、事故や怪我なく、水揚高の上積みを期待しています

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10月もあと数日となって、ますます秋の気配が濃くなってきました。　朝晩もかなり冷え込むようになってきてそろそろ暖房も必要になってくる季節ですね。　街路樹の色づきもみられるようになきました

南太平洋でのまぐろ漁をおこなう123勝栄丸は前半戦の操業もあと僅かとなって、11月上旬には水揚げ拠点の静岡県清水港に寄港する予定となっていて、乗組員の皆さんとお会いできるもまもなく

そうしたタイミングではありますが、かつお・まぐろ漁業対策推進道県協議会の要望活動のために上京。　霞が関の関係省庁に事前にアポイントをとって、宮城県の国会議員の先生方への訪問でした



宮城県をはじめかつお・まぐろ漁業に関わる12の道県によって組織する道県協議会の要望活動は毎年行われていて、コロナ禍であったことから数年ぶりの直接要望となりました。　私は初めて参加です

資源及び漁業管理体制の推進、国際競争力強化対策の推進、漁場確保対策の推進、ALPS処理水放出に伴う影響対策、そしてヨシキリザメの円滑な取引の推進について水産庁幹部の方々との面談

国土交通省へは海技士資格等の取得要件の緩和、乗船履歴の見直しや撤廃、船舶職員養成講習や衛生管理者講習の受講機会の増加、外国人海技資格者の受け入れなどを要望し、総務省へは洋上で働く乗組員のインターネット投票に向けての実証実験の実施や地方選挙への対象拡大などを要望

衆議院、参議院の議員会館を回って、宮城県選出の国会議員の先生方、秘書の方へ要望書を手渡しました。　同行して頂いた宮城県庁の皆さん、東京事務所の方々、二日間の要望活動お世話様でした

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10月下旬になって、だんだんと秋の気配が濃くなってきた気仙沼です。　朝晩の気温が10℃を下回る日が多くなってきて、早朝からの水揚げ対応は防寒ジャンパーを着こんでの作業となりはじめました

大型棒受け網漁船によるサンマ漁は、8月20日の解禁から早くも2ヶ月が経ち、当初は公海上はるか遠い海域での操業から現在は比較的近い海域での漁獲となっていて、ここにきて小型漁船も参戦

今週も気仙沼をはじめ各港に分散入港してのサンマの水揚げですが、魚群によってサイズ感がまちまちで全体的には小ぶりなものが多く、例年のような価格形成にはなっていないのが心配なところ

一方の一本釣りによるカツオ漁は、引続き気仙沼から近い岩手沖に船が集まっていて、スマホアプリFindShipでも確認できるほどのポイントで操業しているので、日替わりのように多くの船が水揚げ中

それでもひと頃のようなまとまった漁獲はなくなって、一隻当たりの水揚げ数量が一気に少なくなってきたのが気になるところ。　でも、かつおの身質や脂のりは抜群で、今が旬の戻りがつおです

先日も朝水揚げされたばかりの新鮮な戻りがつおをお刺身で食べたけれど、ほんとうに美味しいですね。　入札の際に提示されるサンプルをみても、個体によって脂のりの違いはあるにせよ、素晴らしい身質であることは間違いない。　今季はすでに当初想定した水揚げ金額を大きく上回っているカツオ水揚げです

まもなく11月になろうとするタイミングで、主要魚種であるかつおとサンマ水揚げの更なる上積みに期待する週末。　各船の皆さんには引続き安全航海に心がけられ、もうひと踏ん張りお願いしたいと思います

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10月も下旬となって、今年残すところ2ヶ月と僅かになってきました。　一年が経つのがほんとうに早く感じますね。　朝晩の冷え込みが厳しくなってきて、早朝からの魚市場でのお仕事も防寒仕様に

北大西洋でのまぐろ漁をおこなう第1勝栄丸と第127勝栄丸は、北東大西洋のアイルランド沖の漁場にて断続的な時化と戦いながらの本鮪漁となっていて、ここまで順調に漁獲を重ねてきています

付近には同海域に出漁している日本の遠洋まぐろ漁船がたくさんいて、両船からのメールでの漁獲報告や漁場動向そしてパソコンモニター上での現在位置や航跡の確認なども怠らずに見守っています

一方の南太平洋では第7勝栄丸と第123勝栄丸が操業中で、123号はまもなくの操業を終えて清水港に向けて帰途航を開始する予定で、あと残る操業も数日となりました。　くれぐれも気を付けて

そうした午前中のお仕事を終えてのお昼時、みしおね横丁のPRISMさんにランチを食べに行ってきました。　ちょうど日頃お世話になっている方々もご一緒できて、いろいろと情報交換しながらのお昼ご飯

ランチメニューはPRISMさん特製のグリーンカレーで、ココナッツミルクベースでしょうか、すごくコクのある中にもスパイスがすごく効いていて、見た目以上にぴりっとした辛さ。　これって結構ハマります

グリーンカレーを美味しくいただいたあとは、少し肌寒いのでホットコーヒーを淹れてもらってテラス席でのミーティング。　知り合いの方が次々と来店しては、すごく和やかな挨拶を交わしてのひと時でした

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秋の一大イベントである気仙沼市産業まつりと「市場で朝めし」には、ほんとうに多くの来場者にきて頂いて大きな賑わいとなりました。　魚市場の特設会場に集まった人、人、人。　みな笑顔のイベントでした

北かつまぐろ屋を運営する北かつ組合の商事会社でも、おうちでまぐろ屋のお料理が再現できる「まぐろ屋セット」っていう商品を販売してお陰様ですべて完売の盛況ぶり。　北かつスタッフも頑張りました

市場で朝めしにも大行列ができて、人気のサンマやかつおハラス炭火焼きだけではなく、出展した鶴亀食堂や斉吉さんなどのブースにもおかずを買い求めるお客さんがずらり。　皆さんお疲れ様でした

こうしたイベントを終えての週明けの気仙沼魚市場には、前日夕方から入港してきた一本釣り漁船がずらりと並び、気仙沼から近い海域で漁獲した新鮮な戻りがつおの水揚げが早朝からおこなわれて

10月初めくらいまではまだ暖かく日中は暑いくらいの天候でしたが、ここにきて一気に冷え込みがきつくなってきて、早朝の気温は10℃を下回ってきているので、防寒ジャンパーを着での水揚げ対応

水揚げ開始の5時前にはまだあたりは真っ暗な深夜のような感じですが、徐々に明るくなってくる頃には空一面が鮮やかに彩られてきて、それも一瞬の出来事。　日が昇る前の朝焼けが素晴らしいです

最近は日によっては湾内での「気あらし」も見られるようになってきて、その光景を撮影しようとカメラを手にした市民の方々も見かけるようになりました。　私はなかなかそうした時間もとれませんけどね

先日まではまとまった数量が釣れていた漁模様も、ここにきて漁獲が少なめになって、限られた範囲のなかで多くの船が操業しているので、数量をまとめるのはなかなか難しくなってきているみたいです

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10月も下旬になって、ますます秋の気配が色濃くなってきた気仙沼です。　朝晩の冷え込みもきつくなってきて、早朝の魚市場でのお仕事はそろそろ防寒対策が必須。　秋漁が本番となってきました！

8月20日に解禁となった大型棒受け網漁船によるサンマ漁は、開始から2ヶ月が経って、当初の公海上はるか沖合での操業から最近は比較的近い海域での漁獲になって、各船ともに奮闘中の模様

気仙沼にもまとまった数量のサンマが水揚げされるようになってきたけれど、例年に比べて小ぶりなサンマが多く、昨年に比べて単価ものびていない状況です。　それでも旬の味覚を楽しみましょう




っていうタイミングで、気仙沼産業まつりと同時開催となった今年の「市場で朝めし」。　今年は好きなおかずを選んで買って、自分好みの朝食セットができるっていう企画。　朝イチから大行列でした

朝めし券のセットは、新米の炊き立てご飯、味噌汁、おかずが選べて1000円。　北かつからもまぐろの卵を明太風に仕上げた炙りこっこを提供させて頂きました。　やはりサンマの炭火焼きが一番人気

その他にもかつおのハラス焼き、ホタテ焼き、牡蠣焼きやメカカマ煮、ハーモニカ煮や旬の戻りがつおのお刺身など、気仙沼ならではの朝食のおかずがたくさんあって、どのブースも大行列の盛況ぶり

傍らには今回で最終章となる気仙沼漁師カレンダー2024の販売ブースも。　つばき会の皆さんが朝めし会場全体の運営に大忙しの様子でした。　写真に夢中になって朝めしを食べれませんでした(笑)

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ここにきて朝晩の冷え込みがきつくなってきて、気仙沼湾に出現する「気あらし」も見られるようになってきました。　先日までの暑さが懐かしいような気がしますが、私はこれくらいの気候がちょうどいい

三陸沖で操業をおこなう一本釣りによる生鮮かつお漁は、この週末も順調な漁模様となっていて、週明けの魚市場はまた早朝から賑わいを見せることでしょう。　各船の皆さんほんとご苦労様です

そうしたなか、昨日の日曜日には気仙沼市産業まつりが魚市場の構内を会場にして盛大に開催され、市内や南三陸町の多くの企業によるブース出展があってたくさんの来場者でごったがえしました




気仙沼市内で2店舗の北かつまぐろ屋を運営する北かつ商事も、スタッフたちが考えた商品を持ち込んでの出展。　まぐろ屋で提供しているお料理をご自宅で再現できるまぐろ屋セットには、まぐろの柵、気仙沼まぐろホルモンやまぐろの卵を使用した炙りこっこなどを詰め合わせした商品が全て完売の盛況ぶり

いつもお世話になっているお店にもご挨拶しながら各ブースをゆっくりと見学。　気に入った商品を買い求めたりして、試食もたくさんあってついつい食べ歩きの感じで、カメラ片手に産業まつりを楽しんで

気仙沼でこんなに多くの人出をみたって、ほんと久しぶりの感がありますね。　皆さんこうした賑わいやイベントを待っていたんだろうと思います。　魚市場内の広大な駐車スペースがほぼ満車でした

気仙沼の海の幸や物産を一堂に会したような産業まつり。　みなとまつりと並んで最大のイベントが天候にも恵まれて大盛況でよかったです。　対応された関係者の皆さん、産業まつり本当にお疲れ様でした

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韓国釜山でおこなわれたみなみまぐろ保存委員会CCSBTから帰国早々、こんどは東京でのミクロネシアとの二国間協議に出席して週末に気仙沼に戻ってきました。　どちらも良い結果にほっとしてます

二週間ほど気仙沼を空けていたあいだにも、気仙沼を基地に操業をおこなう一本釣りによる生鮮かつお漁はまるで盛漁期のような好調ぶりで、日替わりのように毎日多くの船が水揚げをおこなっています

勝倉漁業の魚市場担当スタッフたちも毎日早朝からの問屋船の水揚げ対応に大忙しだった様子。　水揚げが週末にひと段落して、この日曜日は少しは体を休める事ができるかなと。　ご苦労さまです



そうした週末にはアンカーコーヒー内湾店にて今年気仙沼に移住されたイラストレーターご夫妻とお世話になった方の送別会を開催し、気仙沼で日頃お世話になっている方々などが集まっての食事会でした

もちろんお料理のメインは朝に水揚げされたばかりの新鮮な戻りがつおのお刺身。　もちもちとした赤身の食感、脂のりも抜群で参加された皆さんも気仙沼のカツオを絶賛。　ビールやワインで乾杯です

そしてアンカーコーヒーさんのスペシャルなお料理の数々、〆には豪華なパエリアまで出してもらって、とっても和やかな楽しいお食事会になりました。　今後ともどうぞ皆さんよろしくお願い致します

この日曜日には気仙沼市産業まつりと市場で朝めしのイベントが予定されています。　市場で朝めしでは数量限定ですがサンマの炭火焼きも復活するとのことなので、カメラを片手に出かけたいと思います

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韓国釜山でのみなみまぐろ保存委員会CCSBT、そして今週は東京でのミクロネシアとの二国間協議を終えて気仙沼に帰ってきました。　朝から爽やかな秋晴れのいい天候となった週末の魚市場です

ここ2週間はずっと出張続きだったので、魚市場の入船状況や相場推移などはチェックしていたものの、久しぶりに早朝の魚市場にでるとすごく清々しい感じがして、相変わらず活気ある魚市場でした

気仙沼からほんと1時間ほどの海域にて一本釣り各船によるカツオ漁がおこなわれていて、日替わりにたくさんの船が入港して、この時期とは思えないようなまとまった数量が連日水揚げされています


この時期に近場の漁場でこれだけ漁が続くのって、記憶にないほど珍しいことで、良好な相場にも支えられて一本釣り各船の水揚げ高も好調そのもの。　今の漁場が長く続いてくれることを祈ります

そして今日は大型さんま棒受け網漁船が16隻の入港し、全体で150トンを超すサンマの水揚げとなっていて、これまでの公海上での漁獲から比較的近い海域での操業に移って、これから1ヶ月が勝負

なかなか大きいサイズの群れが少ない中で、数量・金額ともに水揚げをのばして行くのは並大抵のことではないとは思いますが、気仙沼魚市場での水揚げ増加を期待しつつ今後も見守ってきたいです

好調を維持しながら終盤戦に突入する一本釣り各船。　まずは安全な航海を重ね、赤身の質や脂のりともに最高品質の戻りがつおがたくさん釣れますように、10月の下旬も皆さん頑張っていきましょう

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だんだんと秋の気配が濃くなってきて、朝晩は涼しいを通り越して防寒着も必要なくらいに冷え込みがきつくなってきた気仙沼。　また再び生鮮かつおの漁獲が好調になって、連日順調な水揚げです

何年ぶりかで三陸沖での漁獲となっているサンマ漁も、8月20日からの漁期も折り返しを過ぎて佳境となってきていて、これからの一ヶ月の漁模様と各船の成績が今シーズンを左右する状況です

そうしたなか、先週は韓国釜山でのみなみまぐろ保存委員会CCSBTに出席して帰国したばかりではありますが、こんどはミクロネシアとの二国間協議に出席するために東京に出張となりました

南太平洋で操業をおこなう日本漁船にとって、島嶼国水域のなかではパプアニューギニア水域に並び重要な位置づけとなっているミクロネシア水域。　今年は17隻もの遠洋まぐろ船が出漁しました

虎ノ門ヒルズ駅からすぐのビルに入っている海外漁業協力財団の会議室にて、ミクロネシア側とはオンラインで繋いでの3日間の協議。　入漁料＝重要な国家財源となる国なので交渉も厳しい対応

海外まき網漁船、遠洋まぐろ延縄漁船、そして遠洋一本釣り漁船と、それぞれの団体・担当者による交渉にたいし漁業者代表としての意見を述べて、相手側のペースにも冷静に対処の日本代表団

海外まき網漁船に課される1日単位の入漁料VDが超高額で、この金額を支払っても採算を合わせるの尋常じゃないなあと感じながら、私たちの延縄漁業についての入漁料などの条件にも合意でした

かつての虎ノ門は古いビルが多かった印象でしたが、虎ノ門ヒルズを中心にして新しいオフィス街に生まれ変わった今でも、霞が関に関係する団体などが多いこのエリアでの国際会議の3日間。　各水産団体の皆さん、ミクロネシアとの二国間協議ほんとうにお疲れ様でした。　特に海まきは厳しい交渉でした

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先週は韓国釜山でのみなみまぐろ保存委員会CCSBTの年次会合に出席。　2024年からの3年間のみなみまぐろの総漁獲枠と国別配分を決めて帰ってきました。　良い結果に終わってほっとしています

みなみまぐろの資源管理が功を奏して、順調にその資源量が増加していることから科学委員会からの勧告は総漁獲枠の3000トン増。　国別配分のところで、産卵域を抱えるインドネシアの沿岸途上国という立場を考えて、4日間にわたり議論が難航しましたが、130トンの特別枠を付けることで決着

そのかわりとして、インドネシアのみなみまぐろ漁業の管理や報告、小型漁船の漁獲把握や海鳥混獲対策の徹底など、毎年詳細なレポートが求められレビューしていく事になりました。　各メンバー国の配慮によって特別枠が分け与えられたけれど、砂上の楼閣のように消えてなくならないよう期待しましょう

そうした韓国での国際会議から帰国して、こんどは東京でおこなわれる南太平洋の島嶼国ミクロネシアとの二国間協議に出席のために上京。　2023年は17隻も操業許可を取得し、第7勝栄丸と第123勝栄丸も今年入域してまぐろ漁をおこなった海域でもあるので、今回の協議がすごく重要なんです

二国間協議の会場となったの虎ノ門の海外漁業協力財団の会議室。　都合によってミクロネシア側とはオンラインで結んで、日本側の各漁業団体などからの出席者約20名ほどの皆さんと会議に臨んで

かつての年間操業許可から現在では1日当たりの入漁料（VD）に移行しているこの海域。　海外まき網漁船に条件づけられるVDの費用が超高額になっていて、協議初日からの議論がかみ合わない感じ

私たち延縄漁業（LongLine）に対しての操業条件もかなり厳しくなっているなかで、私たちの現状を説明して理解してもらってなんとか合意できるように頑張りたいと思います。　都心のど真ん中なので美味しいランチでもと期待したけど、隣のビルのなかにあるコンビニ飯で済ませてるのには笑っちゃいました

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韓国釜山のリゾート地、海雲台にておこなわれた今年のみなみまぐろ保存委員会。　関係国の資源管理がしっかりとおこなわれたことで、みなみまぐろの資源量が順調に増加していることが確認されて

科学委員会からの勧告に従って、漁獲上限の増枠が決定され、その枠組みの中で2024年からの3年間の漁業がおこなわていきます。　日本にとっても満足できる結果で私もほっとして帰国ししました

釜山に滞在中はほとんど韓国料理一色だったので、帰国して真っ先に食べたいなあと思ったのはいつも食べているような普通のお食事。　今週はまた東京に出張なのでその前に手打ち蕎麦ランチです

気仙沼のとなり街、千厩町の中心地から少し入ったところにある手打蕎麦90さん。　昔は九十村っていうところにあるのでこの店名をつけたんだとかで、昔の蔵をリノベしたのかすごく素敵なお店です

ここは十割蕎麦のみを提供していて、野菜天ぷらと辛味だいこんも付けてもらって頂きました。　きりっとした蕎麦つゆ、天ぷらもからっと揚がっていて最高に美味い。　出張前に正解のランチでした

東京で3日間おこなわれるミクロネシアとの二国間入漁交渉。　多くの日本漁船が出漁し、日本から比較的近い海域でもあるので、勝倉漁業が運航する勝栄丸各船にとっても重要な漁場との位置づけ

2024年のミクロネシア海域が豊漁に恵まれることを期待しつつ、さまざまな条件付けに対して日本の主張が通るように頑張ってきたいと思います。　水産庁や各漁業団体の皆さん、どうぞ宜しくお願いします

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一日中降り続いた冷たい雨も夜にはあがって、週明けの気仙沼は秋晴れのいい天気になりました。　釜山への出張から帰って早々でしたが、久しぶりに気仙沼魚市場に出向き関係船などへのご挨拶です

9月半ば頃は、三陸沖での生鮮かつお漁が芳しくなくて、一本釣り各船も関東沖や九州海域などに移動しての操業となっていましたが、ここにきてまた三陸沖の漁模様が見えだして再び全船が集結です

三陸沖といっても気仙沼港から数時間のほんと至近距離の海域で、それも数量的にもまとまった漁獲があるから、昨日も23隻でこの時期では珍しい500トン越えの水揚げ数量。　魚市場が賑わってます



そしてサンマ漁は、道東沖そして宮古・釜石沖と、港から数時間の距離に漁場形成があって、気仙沼にも大型船・小型船合わせ7隻で250トンを超す数量のサンマが水揚げされ、これからも続きそうな勢い

生鮮かつおは丸々と太った「大」「特大」サイズが中心の組成で、脂のり身質ともに間違いないまさに戻りがつお。　サンマはここにきて小さいサイズ、気仙沼でいうジャミサンマが多くなってきた印象

JAFICによるサンマ漁予想でも、漁期後半は生まれて間もない小型が多くなってくるっていう情報だったので、その予想が的中してきた形かと。　まとまった数量が獲れてきたみたいなので期待しましょう

今年は例年にないほど秋漁の盛り上がりを見せる気仙沼魚市場。　市場のかつお販売担当者曰く、当初の目標を大きく上回る水揚げを目指して頑張りましょうと元気いっぱいの様子。　こうして魚市場が賑わうっていうのは気仙沼市の経済にとってもすごく重要なこと。　連日忙しいと思いますが頑張りましょう！

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4年ぶりに対面での開催となった韓国釜山でのみなみまぐろ保存委員会CCSBT。　日本とは時差もなく気温の違いなどもあまりない韓国なので、なんか国内出張と変わりないような、体力的にも楽ですね

約一週間の出張のあいだも会社から届くメールや報告なども欠かさず見ていたけれど、長時間の会議のあいだはそれに集中していたので、いまの気仙沼の動きをどこまで把握できていたかは微妙

週末に帰国して会社事務所でこの間のメールなども再チェック。　かつお船の漁場はここにきて気仙沼から20マイルほどの至近距離の海域になってきているそうで、毎日のように多くの入港船があって

公海上のサンマの漁模様が芳しくないということもあって、大型棒受け網、小型船も含めて道東から三陸沖での操業に移ってきて、これから一ヶ月間ほどがサンマ船にとっての勝負どころとなっています

昨年は記録的な大不漁となった生鮮かつおの水揚げですが、今年はびんちょうの豊漁に始まってその後のかつお漁も順調と、しっかりした相場にも恵まれて各船ともに大きく水揚げ高をのばす年ですね

JAFICのまとめによると、9月末現在の気仙沼港での生鮮かつおの水揚げは18,522トンとなっていて、房州勝浦は9,023トン、鹿児島は7,162トンとほぼ27年連続日本一が確定といった状況となってます

ここにきても連日200トン水準の水揚げが続いているので、更なる上積みにも大いに期待しています。　脂のりも抜群のまさに「戻りがつお」と言える最高品質の生鮮かつお。　帰国してすぐに食べたいです

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● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
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約一週間の出張となった今回の韓国釜山。　CCSBTのレセプションパーティで議長さんから20年ぶりですねって挨拶されて、前回の韓国は麗水での会合開催だったから、ほんと久しぶりの釜山でした

前回もリゾート地・海雲台（ヘウンデ）だったけど、こんなに高層ビル・マンションが多くなかった印象がありますが、20年のうちにすっかり変貌を遂げた感じがします。　走っている車も高級車ばかり

円安の影響か物価もすごく上がっていて、会議のあいまにランチに出かけてもちょっとしたお料理でもそこそこのお値段。　リゾート価格っていうのもあるのかもしれませんが、日本の物価が安すぎるのかも




宿泊したホテルはそれほどいいところではないけれど一泊20,000円くらいなのにはびっくり。　それでも安い宿を探してくれたっていうから感謝しないとね。　オーストラリアの代表団とも一緒の宿でした

海雲台に滞在中は昼と夜にみんなといろんなお料理を食べ歩きして、台湾の漁業者やNGOの皆さんなどとも交流を深める事ができました。　サムギョプサルにはじまって、参鶏湯やわかめスープ定食、貝がたっぷり入った31cｍっていうお店のうどんやパスタ。　コムタンやいろんな種類のキムチなどを味わって

昼と夜のお食事がボリューム満点なので、ホテルの目の前のコンビニで軽く朝食のおにぎりを買おうと行ってみたけれどハングルなので中身が分からず適当に買ってみたら、やっぱりこれも辛かった(笑)

4日間の会合を終えて、日本から出席の20名ほどのメンバーにて焼肉屋さんを予約しての打ち上げで〆。　韓国焼酎もマッコリも、日本ではあまり飲まないけれど韓国料理にはすごく合って美味しかったです

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毎年この10月からはまぐろ類の国際会議が続く時期ですが、ここ3年間はコロナ禍のためにオンラインでの会議となっていました。　今年はようやく対面形式での会議が再開されて、久しぶりの海外出張です

大西洋のまぐろ類の資源管理をおこなうICCAT、インド洋はIOTC、太平洋はWCPFCとIATTC、そしてミナミマグロの資源管理をおこなうCCSBTと、世界全体を5つの地域漁業管理機関で網羅しています

今回私が出席したのはCCSBTの年次会合で、加盟国の持ち回りで開催されていて今年の会場は韓国釜山。　水産庁の代表や職員、業界団体の皆さんやミナミマグロ漁をおこなう漁業者も参加でした

今回の議題のなかで最も重要なのは2024年から3年間の総漁獲枠とその国別配分を決める事。　各国の思惑があるなかで、科学委員会からは資源状態が良好なので3000トン増の勧告に基づき協議

昨年はNZなどが日本市場での流通量と、オーストラリアで遅々として進まないステレオビデオカメラ導入に懸念を表明し、漁獲枠などの決定が今年に持ち越しとなっておりました。　この一年間での日本とオーストラリアの取り組みが報告されて、結果的に全体のコンセンサスにて増枠が決定されました！

そして残る国別配分に関して、インドネシアから沿岸開発途上国などの立場に配慮してより多くの割り当てをという求めに対し、4日間の議論の結果、全体から130トンを特別枠としてインドネシアに配分し、その残りを各国の配分比率に沿って分け合う事を合意。　よい結果でCCSBTを終えることができました

今後の新規加入に備えた日本からの提案も修正のうえで合意となって、この枠組みで来漁期からのミナミマグロ漁業をおこなって行く事になります。　日本からこの会合に出席された皆さん、現地では本当におせわになりました。　こうした国際会議はこれからも続きますので、引続きどうぞ宜しくお願い致します

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コロナ禍があけて、ほんと4年ぶりの海外出張となりました。　以前は年に複数回も海外渡航していましたが、久しぶりなのでなんか準備の段階から忘れていることも多くて、初めての海外みたいな感覚

今回はみなみまぐろ保存委員会の年次会合に出席のための渡航で、今年は韓国・釜山にメンバー国が集合しての対面形式での会合。　3年間はオンライン開催だったので、対面形式は4年ぶりです

私たちが到着する前からすでに遵守委員会の会議がおこなわれていて、水産庁の代表や日かつ漁協の職員などが対応されていました。　2週にわたる会合となっていて、ほんとうにご苦労さまです


日かつ漁協組合長と一緒に現地入りし、事前に会合参加の方々や別ルートで釜山入りした皆さんと一緒に、ホテル近くの焼肉屋さんを予約してのお食事会。　韓国初日なのでサムギョプサルでしょう！

大ぶりな豚肉の塊がドーンと、お店のスタッフが鉄板で焼き上げてくれて、ハサミを器用に使って小さく切り分けてくれて、数種類の味噌や調味料と一緒に味わって、数種類のキムチもほんと美味しい

生ビール、そしてやっぱ韓国焼酎でしょうってチャミスルを注文して、小さいグラスで焼酎を酌み交わして、会議成功を願っての乾杯。　韓国だとあまり気にならないけど、ニンニクがかなり効いてますね

釜山のリゾート地・海雲台だからか、飲食店の料金はどこも高いなあって感じる中で、ここの焼肉屋さんはすごくリーズナブルな価格。　現地のお客さんも多いのが頷けますね。　CCSBT頑張りましょう

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8月中旬から三陸沖のかつお漁が芳しくなくなって、いったんは関東沖や九州海域へと各船が移動しての操業でしたが、9月後半からまた漁模様がよくなって、また気仙沼港の賑わいが戻ってきました

盛漁期対応として10月9日スポーツの日を開市での水揚げ対応とした気仙沼魚市場には、連休中に釣ったかつおを満載して多くの一本釣り漁船が入港。　戻りがつおの水揚げが本格化してきました

漁場も近場に形成されていることもあって、この水揚げ量がしばらく続いてくれることを願いつつ、今週は韓国・釜山でおこなわれる「みなみまぐろ保存委員会」CCSBTの年次会合に出席のため渡航

コロナ禍のあいだはオンライン会合だったので、4年ぶりの対面形式の国際会議でしょうか。　成田空港からの直行便にて2時間ちょっとで釜山に到着して、タクシーにて海雲台のホテルに到着です

釜山映画祭の期間中だとかで、ホテルの予約がとりずらくなっていて、円安の影響もあって宿泊代金が超高額なのにはびっくり。　以前に韓国にきたときに比べると、物価もかなり高くなっています

世界的に物価高になっている中で、日本にいるとあまり感じないまでも、しばらくぶりに海外に出てみると、改めて日本の立ち位置や状況が理解できる。　やはりたまには海外にでないといけませんね

今回のCCSBT年次会合は3年に一度と言ってもいい重要な会合。　4日間おこなわれる最終日まで一切の内容は口外できず、会議自体が非公開となっているので、勝栄丸ブログにもまだ書けません

日本代表団の一員として、この重要な釜山会議をしっかりと聞いて、業界の意見をしっかりと伝えながら日本の国益を確保するために頑張りたいと思います。　久しぶりの海外出張も楽しみたいですね！

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先週末の大荒れの天候が落ち着いて、また一段と気温が低めになってきた今週の気仙沼です。　週の始まりは肌寒い曇り空の天気。　これからまた秋が深まっていくんでしょうね、そんな10月中旬です

今週は韓国・釜山にて「みなみまぐろ保存委員会」CCSBTの年次会合がおこなわれます。　コロナ禍の数年間はオンラインでの会合となっていましたが、今年はほんと久しぶりに対面での年次会合です

私も日本代表団の一員として釜山でおこなわれるCCSBT会合に出席するため韓国への渡航となりました。　その移動前にお蕎麦を食べたいなあと、藤沢町の手打蕎麦「俚楽」さんにちょっと寄り道でした


夏限定メニューもそろそろ終わりかなと思いきや、冷やしたぬき蕎麦は定番メニューになったのかまだ提供中で、二八のせいろと田舎そばの二種類から選べたので、冷やしたぬきには田舎でしょうと注文

そしてこれもお気に入りのいなり寿司も一緒に。　山のなかっていうか、すごくのどかな環境の中にぽつんとお店があって、それでも蕎麦好きの気仙沼市民の皆さんも多く通う人気の手打ち蕎麦屋さんです

美味しい冷やしたぬき蕎麦を味わって、夏の終わりを感じながら成田空港に移動。　久しぶりの海外出張なので、準備にもとまどうところもありましたが、パスポートと財布だけあればまあ何とかなるかと

今年のCCSBTは2024年から3年間のミナミマグロの総漁獲枠とその国別配分を決める重要な会合で、日本の割当を最大限にできるように頑張ってきたいと思います。　その前の俚楽さん美味しかったです

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先週末の大荒れの天候も回復して、今週は日本中がいい天気となっていますが、台風15号が南の海上で発生し、関東沖をかすめて三陸沖に進む予報となっていて、今後の天気予報にも注意が必要です

気仙沼を基地とする遠洋まぐろ漁船では、次世代の幹部船員となる若手船員の確保と育成に業界あげて取り組んでいて、このところも全国から多くの若者が乗船し漁師としてのスタートを切りました

勝栄丸各船にも水産高校の新卒者だけではなく、陸上での仕事を経験した方や大学を卒業した人まで、さまざまな経歴の若者が乗船していて、彼らの今後の成長が楽しみなところとなってきています

若手船員の採用が進むにしたがい、航海計画だけではなく船内の生活環境などの改善にも取り組んできて、そのなかでインターネット環境の整備が必須と考え、勝栄丸各船にはブロードバンドの通信環境と船内WiFiの設置を進めてきました。　そこで最近登場してきたのがStarLinkという新たな衛星通信

イーロンマスクによってサービスが提供されているこのStarLinkは、これまでとは違い低軌道に4000個以上の衛星を打ち上げて通信をおこなうもので、タイムラグのない高速通信が可能となるサービス

総務省が主催する海上ブロードバンドの現状と今後の展望に関する講演会がオンラインでおこなわれて、ＫＤＤＩをはじめ4社の通信事業者によるプレゼンテーションがおこなわれとても参考になりました

これまでの従量制の通信から、インマルサットFXなどの定額制の通信が主流になりつつあり、さらに高速な通信ができるStarLinkへの期待なのでしょう、400名を超す聴講者の中からも現在の12海里以内に制限されている利用可能エリアの拡大、ワールドワイドで利用可能にとの声が多く要望されていました

総務省には、StarLinkの利用エリア制限の撤廃、世界中どこの海上にいてもStarLinkで通信できるよう規制緩和をお願いしたいと思います。　ほんと一日でも早く遠洋漁業で使えるようにしてほしいです

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強風が吹き荒れて、三陸沖で操業する一本釣り漁船なども大時化を避けての避難入港となった週末。　夏の天候からもうすっかり季節が秋に移ってきて、気仙沼のお魚が一番美味しい時期を迎えます

気仙沼の遠洋まぐろ漁船は世界中の海で日々まぐろを漁獲していて、これからの時期は北東大西洋アイルランド沖の本鮪が旬を迎え、第1勝栄丸と第127勝栄丸も北大西洋での本鮪を狙って操業中

一方の南半球では、今季のミナミマグロ漁もほぼ終了のところとなってきていて、南インド洋で漁獲したミナミマグロが日本で水揚げされるのはまもなく。　123勝栄丸も来月中旬には帰港予定です



そうしたなかで、10月10日まぐろの日をPRすべく、毎年おこなっている海の市でのイベントを今年も開催。　日かつ漁協からもお手伝い頂いて、キャラクターの「マグロウくん」も盛り上げに一役買って

先着100名様にミナミマグロとびんちょうの漬け握り寿司を一貫づつ無料でお振舞し、まぐろの卵を使った新商品の炙りこっこもプレゼント。　お振舞のお寿司に二度並んだ人がいたのでしょう、お寿司の数が足りなくなるっていうアクシデントはあったものの、特別な対応にて問題なくお振舞が終了でした

そして握り寿司お振舞の整理券がそのまま抽選参加券ということで、海の市のホールには抽選会を待つ多くのお客さんが集まっていて、その賑わいの効果かまぐろ屋にも開店前から多くのお客様が

10月10日まぐろの日のキャンペーンは、まぐろ屋の人気メニュー「よくばりまぐろ海鮮丼」を300円引きで提供するっていう事で10月15日(日)まで続きます。　この機会に多くの方に食べて頂きたいですね

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週末は強風が吹き荒れて大荒れの天候となった気仙沼です。　三陸沖で操業をおこなう一本釣り漁船も、この強風予報を警戒して気仙沼に避難入港の様相。　港内はたくさんの漁船で埋め尽くされました

そうしたこともあって、週末はこの時期には珍しく生鮮かつおが約400トンほどとまとまった数量の水揚げとなって、魚市場では早朝から職員や魚問屋、関係業者の皆皆さんが大忙しでの対応でした

だんだんと風が強まってくる中で、出漁を見合わせて抱き合わせで係船するかつお船団。　連休を控えているけれど、10月9日のスポーツの日の祝日は、気仙沼魚市場は開市での盛漁期対応となります


大荒れの天候となった週末、遠洋まぐろ漁船の第1漁福丸さんが出港するとのことで出船送りに行ってきました。　船首と船尾に掲揚された大漁旗が強風にあおられて竹竿が折れそうなくらいの感じです

出港時間前には作業甲板に乗組員と関係者が一堂に会し、漁福丸の社長さんによる激励の挨拶と乾杯の発声。　昔、勝栄丸に乗船したことのある幹部船員の方々も乗船されていて、懐かしかったです

大荒れの天候を避けて気仙沼港に避難入港してきた一本釣りや旋網などの近海漁船を横目に、第1漁福丸さんは予定通りの出港となって、取引先関係者と一緒に見送りました。　くれぐれも気をつけて

気仙沼を出港し太平洋の東側、いわゆる西経漁場へと向かう第1漁福丸さん。　来年にかけての長期航海となりますが、乗組員の皆さんには体調管理を心がけられ、大漁されますようにお祈りいたします

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今週の前半はすごく天気も良くて、秋晴れのカラッとした天候となっていましたが、週の後半からは三陸沖が大しけとなっていて、一本釣り漁船や公海操業のサンマ船などが気仙沼へ避難入港となりました

この週末には目黒のさんま祭りも予定されていて、サンマの水揚げがなかったら冷凍さんまを解凍して提供との準備もしていたとの事ですが、81豊清丸さんがさんま祭りのためにと北海道沖で漁獲した新鮮なサンマを水揚げして頂きました！　中舘船頭さんには本当に感謝ですね。　盛況でありますように

一方で、昨日もお伝えしたように、南インド洋の豪州西岸沖でおこなわれていた今季のミナミマグロ漁では、第7勝栄丸と第123勝栄丸が割り当てられた漁獲枠を達成してバリ島に補給入港となりました

まだ漁場に残りミナミマグロ漁を継続している多くの船には、まだまだ時化が続く海域でありますので、くれぐれも安全操業に心がけられ、一日も早く漁獲枠をクリアーするように、頑張ってほしいと思います

気仙沼港では「10月10日まぐろの日」を記念したイベントが行われるということで、地元紙三陸新報さんにも記事が掲載されました。　マグロを食べて、当てて、親しんでもらおうという、楽しいイベントです

イベントが行われるのは10月7日(土)の10時半から。　魚市場に隣接する観光施設海の市の特設会場にて、北かつ組合所属まぐろ船が漁獲した旬のミナミマグロとびんちょうの握り寿司の無料お振舞

そして抽選会では、「まぐろ上質セット」や「漁師のおまかせセット」、北かつまぐろ屋の食事券が当たるほか、まぐろの卵を明太風に仕立てた北かつ特製の「炙りこっこ」もプレゼントする予定となっています

そして北かつまぐろ屋では10月7日(土)から10月15日(日)までの9日間、人気メニューの「よくばりまぐろ海鮮丼」を通常より300円引きの1980円での提供。　まぐろの日のイベントに皆さんぜひお越し下さい

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今週に入ってまた一段と秋の気配が濃くなってきた気仙沼港です。　陸上はすごくいい天気だけれども、この気仙沼沖だけではなく三陸沖全体が大荒れの天候と、操業各船も避難入港の様相となってます

スマホアプリwindyを見ると13日金曜日が時化のピークで、土曜日の日中には風がおさまってくるみたいなので、週末にかけて入港した各船は時化が明けるまでそれぞれに待機。　皆さんご苦労様です

気がつけば来週は10月も中旬。　かつお一本釣り船は終盤戦を迎え、大型棒受け網漁船によるサンマ漁は折り返し地点というところ。　この10月も気仙沼魚市場が順調に水揚げが行われますように



そうした今週には気仙沼港から太平洋の西経漁場へと出港を控えるまぐろ船の船主さんが気仙沼にお越しになって、久しぶりに情報交換を兼ねてお昼ご飯にでも行きましょうかってお誘いして海の市へ

10月10日まぐろの日を前にして、お昼時の店内はたくさんのお客様でびっしりと席がうまり、それでもなんとかタイミングよく奥の席に案内されてそれぞれに食べたいメニューを注文。　ぜんぶ美味しそう

私はお気に入りの「よくばりまぐろ海鮮丼」を、お客様方は「カニバクダン丼」のミニ蕎麦セットなどを注文して、北かつまぐろ屋でのお昼ご飯を堪能しました。　まぐろの日イベント期間中はこの「よくばりまぐろ海鮮丼」がなんと300円引きで食べられるっていう事なので、またお客さんをお誘いしてこようかなと

この週末の大時化の様子を見ながら出港予定を調整することも必要になってくるかも。　10月11月とだんだん冬の海へと変わっていく三陸沖。　かつお、サンマと、旬の海の幸の水揚げにも期待したいです

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朝方の雨も上がって薄日が差す曇り空。　だいぶ気温が落ち着いてきて、どことなく秋の空気感になってきましたね。　気仙沼港へのかつおやサンマの水揚げに大いに期待するこの10月となっています

北大西洋で操業をおこなう第1勝栄丸と第127勝栄丸は、先日にはスペイン・カナリア諸島ラスパルマス港にて燃料や食料などの補給をおこなって、乗組員の皆さんも観光地の休日を楽しんでの出港

現在は主戦場を北東大西洋アイルランド沖に移しての本鮪操業になっていて、立て続けに発生する大時化のなかで最大限の漁獲をあげようと日々のまぐろ漁に取組んでいます。　いよいよ始まりました

各船毎に割り当てられた漁獲枠の早期達成に向けて、多くの日本漁船が同じ海域で協力し合いながらの操業です。　会社のパソコン上でも日々の各船の航跡を注意深くモニターし、動向を確認して

そうした今週には、しばらく休業していた「上田中ベースダイナー」さんが営業再開されるという情報を聞いて、取引先の方々と一緒にお昼ご飯に行ってきました。　まだ体調万全ではないとのことで、ランチメニューは普段よりも限定されているけれど、私たちのお目当てはくせになる辛さのスパイシービーフカレー

ベースダイナーさんのランチには、普通のランチセットについているサラダとは比べ物にならないほど新鮮なお野菜がたっぷりと提供されているので、毎日外食の私にとってもすごく有難くて美味しいです

ほんとスパイシーな私には丁度いい辛さのビーフカレー美味しかったです。　営業再開になったお祝いも伝える事ができて、またちょくちょく寄らせて頂きたいと思います。　体調に気をつけて頑張って下さい

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先週の雨模様の天候から、秋晴れのすごくいい天気になった今週の気仙沼です。　朝晩はほんと寒いくらいになってきたけれど、湿度もなくてとても過ごしやすいなあと。　三陸沖の秋漁本番に期待です

南インド洋にてミナミマグロ漁をおこなった第7勝栄丸と第123勝栄丸は、漁場移動に向けて燃料や食料などの補充のためにインドネシア・バリ島ベノア港に入港しました。　2隻が同時にバリ島到着でした

岸壁事情によって、123勝栄丸は岸壁に着岸できたけれど、第7勝栄丸は港内錨地にて作業をおこなう事になってしまって、なにかとご不便をおかけしましたが予定通りに燃料油や食料などの積込み完了




港内作業を順調にこなしたあとは、乗組員の皆さんそれぞれに自由時間。　インドネシア船員のご家族の方々も入港を出迎えてくれたみたいで、インドネシア船員も家族とのひと時を楽しんだことでしょう

夜はクタ地区にあるホテルの屋上レストランにて、恒例となっているクルーパーティを開催。　それでもこうしてバリ島での食事会をするのは何年ぶりかなあ。　コロナ明けで現地も普段の日常に戻りました

数日間のバリ島滞在ではありますが、過酷なミナミマグロ漁を無事に終えて、乗組員の皆さんもいいリフレッシュの時間になった事でしょう。　日本帰港までの残りの操業を引き続き頑張ってほしいですね

現地関係者の皆さんには、今回の勝栄丸2隻の補給入港でのさまざまな対応、ほんとうにありがとうございました。　次回もまたどうぞ宜しくお願いします。　両船には気をつけて沖出し航行をお願いします！

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朝方は気温が低かったものの、日中は秋晴れのすごくいい天気に恵まれた週明けの気仙沼です。　陽射しはあるものの気温は20℃ちょっとと、湿度もなくてほんと過ごしやすい気候になってきましたね

春先の九州海域での操業から、黒潮にのって北上するかつおの群れを追ってだんだんと各船の操業海域も北に移り、6月からは気仙沼港が水揚げ拠点となって、今季のかつお漁がおこなわれてきました

8月後半から9月前半には三陸沖のかつおの漁模様が芳しくなくなって、気仙沼にて水揚げをおこなう船も2～3隻まで少なくなっていましたが、また気仙沼港から近い場所に漁場形成があって、いったん三陸沖を離れて関東沖や九州海域に移動していた各船も再び集結してかなりの隻数になってきました

週明けの昨日は一本釣り漁船の入港が16隻と、操業海域も近いことから日曜日の夕方から夜にはほとんどの船が魚市場の岸壁に到着し、まさにかつお船一色になって、市場内は水揚げ待ちの一本ずらりと漁船がずらりと並び壮観な光景。　旋網船の入港がないことから、一度に5隻揚げでの対応でした

朝7時からの入札では、新口・二番手などそれぞれにサイズごとにサンプルを提示。　特に大きなサイズのかつおは脂のりも上々でまさに「戻りがつお」というスペシャルな品質に皆さん見入っていました

赤身の身質といい、脂のりといい、ほんとうに素晴らしいかつおになってきましたね。　気仙沼魚市場にとって勝負の10月を迎え、戻りがつおにサンマにと、旬を迎えた魚の水揚げに期待する関係者です

勝倉漁業の問屋船の皆さんにも水揚げ高のさらなる上積みに向け頑張ってほしいです。　この戻りがつおの漁模様がいつまで続いてくれるのかが一つのカギ。　活餌の確保も大きなポイントになるでしょう

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一雨ごとに季節がすすんで、今週はまた一段と気温が低くなる予報となっている気仙沼です。　早いものでもう10月に入ってきて、今年残すところあと3カ月となりました。　引き続き頑張っていきましょう

北大西洋で操業をおこなう第1勝栄丸と第127勝栄丸は、序盤戦の中部大西洋での操業を終えて冷凍運搬船に漁獲物を洋上転載し、補給基地のスペイン・カナリア諸島ラスパルマスに先日寄港して

数日間の滞在期間中には、燃料油や食料品、本鮪用の餌料を積込んで準備万端の態勢にてアイルランド沖漁場へと向かっての沖出し航行でした。　そしていよいよ今季の本鮪漁が開始となりますね

両船の寄港に合わせて日本から出張した役員も帰国し詳細な報告を受けて。　いろいろな課題やトラブルもありますが、関係者の協力を仰ぎながらスムーズな運航がおこなえるよう宜しくお願いします

そうしたタイミングで気仙沼では南太平洋漁場へと向かう2隻の遠洋まぐろ延縄漁船が出港とのことで、商港岸壁まで出船送りに行っていきました。　第7福洋丸さんと第68竜丸さんが同時に出港でした

岸壁にはすでにたくさんの関係者が集まっていて、船主さんや船頭さんそして乗組員の皆さんと出港前のひと時を過ごしていて、作業甲板に乗組員が集合して社長さんからの激励の挨拶のあと乾杯

気仙沼湾横断橋が眼前に広がるロケーション、その下を通るようにして2隻のまぐろ船が出港。　橋の裏側には国際信号旗がデザインしてあり、「UW: 貴船の航海の安全を祈る」という意味を持つものだそう。　両船の航海安全と大漁を心からお祈り致します。　出港おめでとうございました。　頑張ってきて下さい

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