宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年07月31日

海鮮中華でのクルーパーティー


大勢の皆さまからのお見送りを受けて気仙沼を出港し、インド洋漁場への玄関口インドネシア共和国バリ島ベノア港で操業前の最終補給をおこなった勝倉漁業の123勝栄丸。 今回もお世話になりました タイ

ベノア港ではバージ船による燃料補給を受け、生鮮野菜や肉類、インドネシアの調味料や香辛料などの食料品の他、僚船の皆さんから事前に依頼を受けた託送品などを積込んでスタンバイ完了 親指

出航の前日には日本人船員そしてインドネシア船員や現地関係者など一堂に会しての恒例のクルーパーティーを開催しました。 123勝栄丸では初めて利用するSUNGAIシーフードが会場です クラッカー

バリ島内の夕方の時間帯はどこも大渋滞していて、船やホテルからお店に移動するのにも時間が読めないので早めに移動開始。 乗組員も代理店が手配した車に分乗して時間通りに集合完了です 船

SUNGAIシーフードは海鮮中華料理のお店で、この日のお料理も海老やカニなどをメインに、白身魚の酒蒸しや牛肉の黒コショウ炒め、空芯菜の炒め物や麻婆豆腐など、10品ほどが円卓に並んで camera

私の挨拶、航海安全と大漁を祈念しての乾杯で宴会開始。 とくに若者ぞろいのインドネシア船員たちはすごい食欲で、料理にビールにとあっという間に皿が空いていって。 〆にはミーゴレンにデザートまで、SUNGAIシーフードはこのところ利用させて頂いてるけど、値段の割にお料理がいいと思いますね 花丸

約2時間ほどのクルーパーティーも、マンニング担当の激で気持ちが一つになってお開きに。 すごくいい雰囲気の乗組員たちが、一致団結してこれから始まる航海を頑張ってほしいと思います 親指

毎回同じルーティンでの出港ですが、いまのいい流れを維持する為にはこうしたイベントもすごく重要な事。 清水港で乗組員に再会する時にもこの笑顔で再会したいです。 楽しいパーティーでしたね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 18:02

2019年07月30日

123勝栄丸がバリ島を出港し南インド洋へ


大勢の皆さんのお見送りを受けて7月14日に気仙沼を出港した勝倉漁業の第123勝栄丸が、インド洋漁場への玄関口となるバリ島ベノア港に到着し、操業に向けての最終補給をおこなった週末 花丸

日本からここまで、経済的な速力を保ちながら順調に航行、ベノア港でも予定通りの日程で補給を終えることができました、バリ島から乗船するインドネシア船員達もみな張り切っての本船合流です 音符

これからの航海中に消費する燃料油、生鮮野菜類、肉や乾物、そしてインドネシアの香辛料・調味料など、そして南インド洋で操業中の第7勝栄丸向けの託送品なども積込んで出港体制完了です 船

沖合の各船からさまざまな託送品の依頼があり、気仙沼から持参のものや現地に届いたものなど、間違いないようにお届けしなければ。 こうした船間の協力体制もすごく大事な事なんですよね タイ

そして今回は科学調査目的のオブザーバーも本船に乗船して数か月間の調査が行われます。  そして第8昭福丸さんに乗船する補充インドネシア船員の便船もお願いされ、快くお受けいたしました 若葉

午後2時の出港時間には現地の関係者に続々と集まってきて頂いて、代理店が手配した港湾パイロットが乗船し、タグボートのサポートを受けて静かに岸壁を離れる本船を皆さんとともに見送りました camera

バリ島を出港すると針路を南にとり、豪州西岸沖のミナミマグロ漁場に直行する本船です。 来春まで続く航海のはじまりとなりますが、くれぐれも事故や怪我などのないように、安全航海そして大漁でありますことを心から祈念いたします。 菅野船頭さんのもと心を一つにして頑張ってきてください クラッカー

関係者の皆さまには今航海もお世話になりますが、陸上からのサポートそしてご声援のほど宜しくお願い致します。 現地の皆さん、今回の寄港・補給でもほんとうにお世話になり有難うございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:02

2019年07月29日

インドネシア船員との出漁前ミーティング


新船から早くも7年目の航海となる勝倉漁業の第123勝栄丸は、気仙沼を出港して約13日間の航行を経てインド洋漁場への玄関口・バリ島ベノア港に到着。 乗組員の皆さんは元気いっぱいです 船

早朝には郊外の錨地に到着した本船に港湾パイロットが乗船、その指示に従ってゆっくりと入港してきて7時半過ぎには無事に着岸しました。 結構風が強かったこともあって、こういう日は安全に着岸させるのはすごく難しいけれど、本船側の乗組員と陸上スタッフが連携して見事な操船での着岸でした 親指

本船のベノア入港に合わせて、インドネシア各地の故郷から船員がバリ島に集合。 岸壁近くの事務所にて出漁前恒例となったミーティングをおこないました。 会議室に勢揃いした船員達を前に、私からひとつひとつ注意事項や確認事項をお話ししていきます。 皆さん真剣な表情で聞いてくれてました マイク

このところ結構トラブルが続いている他船の状況をうけて、勝栄丸としては同様の事例が発生しないようにと、念には念を入れての注意喚起。 船員一人一人の問題認識が重要なんですよね。 お昼時間を過ぎてまでミーティングが長引いてしまいましたが、私の言葉を胸に頑張ってくれることでしょう 花丸

123勝栄丸のベノア港での作業予定、来春まで続く今航海の運航計画、漁獲物の処理や販売などなど。 先航海までとは違う部分も多々ああり、またその都度確認しながら進めていきたいと思います タイ

インドネシア船員とのミーティングを終えて、事務所前に集合しての記念写真。 再乗船者が多いとはいえ、皆しっかりと目的を持ったいい表情をしています。 さあこれから123勝栄丸へ乗船します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:59

2019年07月28日

123勝栄丸がバリ島ベノア港に寄港


シーズン当初は出だしが大幅に遅れて、気仙沼の関係者一同みな心配していた生鮮かつおの水揚げが、ここにきて連日300トン越えの数量になってきて、たくさんの入港船で賑わいはじめました クラッカー

魚市場前にオープンした「みしおね横丁」は、開業早々たくさんのお客様で賑わいを見せているようで、入港船の乗組員の皆さんにも広く知れ渡って、人が集う拠点になっていくといいですね 花丸

勝倉漁業の勝栄丸は気仙沼や海外の漁業基地を離れ、漁場に向けて沖出し中だったり、もうすでに操業中盤戦に入っていたりと、順調な運航体制となっていて、各船の皆さんも頑張ってくれています 船

その中の一隻、気仙沼から7月14日に出航となった123勝栄丸は、13昼夜の航行を経てインド洋への玄関口のバリ島ベノア港に無事入港となりました。 朝7時、港外の錨地からパイロットの指示のもとゆっくりと入港してくる本船を現地関係者とともに岸壁で出迎えました。 乗組員の皆さんお疲れさまです camera

ベノア港の岸壁事情は以前からブログでご紹介していた通り、観光船や客船などが優先されていつでもタイトな状況が続いていますが、今回はラッキーなことに代理店が岸壁を確保しててくれました icon12

入港してすぐに、事前に発注していた生鮮野菜や食料品、現地の香辛料や調味料などがトラックで運び込まれて、バケツリレーの手渡しで船内の倉庫に格納していきます。 並行しておこなわれたのが燃料油の積込作業。 本船にバージ船を抱き合わせして、日本から使用した分だけのFO補給でした 親指

バリ島ベノア港では、乗組員それぞれ個人の仕込品の調達や僚船向けの託送品などの積込が行われます。 出港予定は二日後なので、これからの操業に忘れ物なく対応していきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:13

2019年07月27日

出張前にマザーポートでお昼ご飯


今週になって一気にカツオの水揚げが増えてきた気仙沼です。 これまでの千葉勝浦港中心の水揚げから気仙沼へ、カツオ船や旋網船も魚群の北上とともに、その水揚げ場所を移動してきました クラッカー

長く続く事を期待したびんちょう漁は、なかなかうまい具合に良い群れにあたらない事から、各船ともにカツオ狙いの漁獲にシフトの様子。 気仙沼魚市場は早朝からたくさんのカツオ船で賑わっています 音符

先日気仙沼を出港し、大西洋への経由地パナマに向けて航行中の第127勝栄丸は順調な航海を続け、8月2日頃にパナマ運河の入り口バルボア港に到着する予定となっていて、インド洋へ沖出し中の第123勝栄丸は本日ベノア港に到着する予定との報告がありました。 両船ともほんとうにご苦労様です 船


そして南インド洋では第7勝栄丸がまもなく始まるミナミマグロ漁に向けてスタンバイ万全の態勢で臨み、大西洋では第1勝栄丸がメバチマグロ漁に奮闘中。 勝栄丸が全船順調な動きを見せています 親指

マレーシア航空でのフライトする船員のアテンドで成田空港に向かう前にちょっとお腹が空いたのでお昼ご飯を食べていきましょうって、アンカーコーヒーマザーポート店で週替りランチを頂きました 食事

夏野菜たっぷりの今週の週替りランチ。 久しぶりに食べるチキン南蛮がメインで、夏野菜のマリネや人参しりしりもすごく美味しかったです。 白米・十穀米・玄米から選べるので玄米を頂いたら、なんかすごく健康になった感じがするのは単純すぎますかね。 健康的な昼食を食べて成田空港へ移動です 飛行機

昨日グランドオープンした「みしおね横丁」の鶴亀の湯・鶴亀食堂の準備などで寝る間もないくらい忙しいっていう常務さん達にもわざわざ席にきてご挨拶いただきました。 あれもこれもで毎日とても忙しいとは思いますが、体に注意して頑張って下さい。 出張から帰ったら「みしおね横丁」にも寄らせて頂きます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:27

2019年07月26日

「みしおね横丁」が本日グランドオープン!


7月になってようやくカツオ船の入港が徐々に増えてきた気仙沼です。 例年よりも始まりが約一ヶ月以上も遅いのですごく心配していましたが、ここにきて連日たくさんの入港船で賑わってきました 音符

気仙沼魚市場の南側に整備された新市場棟も供用開始されてからもう4ヶ月が経ち、魚市場スタッフや市場関係者もだいぶ慣れてきた感じがします。 これからカツオにサンマと益々忙しくなりますね 船

そんな気仙沼魚市場前の新たな賑わいの拠点としての「みしおね横丁」開業に向けての準備が着々と進められてきて、本日令和元年7月26日(金)にめでたくグランドオープンの日をを迎えました! クラッカー

コンテナハウスをウッドデッキで繋げるっていうとても素敵なアイデアの「みしおね横丁」。 22~23日におこなわれた限定オープンの招待日の際には美味しいまかないランチもご馳走になりました 食事



震災以降、港近くになくなった銭湯を復活させた「鶴亀の湯」、漁船の乗組員や港で働く人達そして観光客の方々などに朝ごはんを提供する「鶴亀食堂」、インドネシア料理店、BAR、テキサス・メキシカン料理、沖縄料理などの飲食店に、イスラム教徒のインドネシア船員達のためのモスクまでと充実した施設 ハッピ

きょうの朝9時15分からのオープニングセレモニーのあと、10時からは各店舗のお披露目があって、11時から銭湯や飲食店などが営業開始するそうで、オープン後1週間は各店舗でオープン記念サービスがあるそうなので、勝栄丸ブログをご覧の皆さまもぜひぜひ「みしおね横丁」にでかけてみて下さい 若葉

気仙沼を基地に操業するたくさんの漁船や、世界の海・遠洋漁場などで活躍している乗組員の皆さんをリスペクトし、おもてなしの心を持って計画された「みしおね横丁」なので、私としてもこの開業はすごく嬉しくて、これからも応援していきたいと思います。 たくさん人が集まる場になっていくといいですね icon14

私は出張のため「みしおね横丁」のグランドオープンには参加する事ができませんが、仲間達のSNSなどで横丁オープンの賑わいを確認したいと思います。 「みしおね横丁」の開業、ほんとうにおめでとうございます。 出張から気仙沼に戻ったら、さっそく行きたいと思います。 開業の準備お疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:28

2019年07月25日

「イリジウムCERTUS」の説明会


ここにきて連日たくさんの一本釣り船や旋網船が入港し、かつお中心の水揚げで賑わいを見せている気仙沼港です。 勝倉漁業の関係船も徐々に気仙沼を基地に操業をし始めました。 忙しくなりそう クラッカー

一方勝栄丸各船は、スペインLasPalmas港から中部大西洋に向け航行していた第1勝栄丸が漁場到着で操業を開始し、第7勝栄丸は南インド洋でのミナミマグロ漁へと万全の態勢で向かいつつあり、気仙沼から沖出し中の第127勝栄丸、第123勝栄丸と合わせ、航海安全と大漁をお祈り致します 花丸

日々、各船と事務所間では業務通信をおこなっていて、勝栄丸ブログでも以前お伝えしたようにインマルサット衛星を利用した通信が主体。 陸上での通信と同じようなE-Mailによる情報のやり取り pc1

いま各船に採用しているインマルサット機器はFB500という全球での通信可能なタイプですが、勝栄丸ではそのバックアップ機としてイリジウム機器も導入していて、衛星通信の環境を二重化してあります。 いまの遠洋漁業では衛星通信がすごく大事で、陸船間の通信を常時確保する必要があるんです タイ

イリジウムっていうのは66個の衛星によって通信をリレーし安定した通信環境を提供するサービス。 このイリジウムが次世代衛星に切り替わって、イリジウムCERTUSというサービスの運用が開始されるという事で、気仙沼で説明会が開催されました。 気仙沼市内の漁業関係者が会議場に集まってました camera

だんだんと高速通信化され、通話品質も向上している衛星通信の世界。 陸上とは違ってまだまだ通信コストが高いので、それぞれの使い方に沿ってベストな選択をしていく必要があり、勝倉漁業の担当者とともに新しいイリジウムのサービスについてのお話を聞かせて頂きました。 すごく参考になりました icon12

現在の従量制の課金システムから定額制への移行も近い将来には進んでくるのかなとも思いますが、そのためにはリーズナブルな価格帯でのサービス提供が待たれるところ。 今後に期待しましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:14

2019年07月24日

3年目の「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」


今年で3年目の活動となる「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」も、各チームに分かれて活発に活動がおこなわれています。 この2年間の活動で着実な成果を出してきて、今季も皆さん気合入ってますね 花丸

この二年間は3つのグループに分かれて、それぞれのテーマごとに検討を重ねてきましたが、今季はその活動内容の一部を集約して、2つのグループとして活動する体制となっていて、私はそのどちらにも関係する事になったから、けっこう頻繁な会合ですが、毎回新しい気づきがあってすごく楽しいです 親指

大きなテーマの一つ、超低温区画内での作業改善を目指した活動では、「気仙沼スロープ」や「横スライダー」の開発そして実戦投入を果たし、すでに10隻を超えるマグロ船に導入されてきています 船

理想的な超低温区画とは如何なるものなのか。 この命題に取組むのも今季の大きな目標なので、各メーカーの担当者との意見交換会もこれから開催する予定。 会合に出席の皆さんからは毎回すごく活発な意見が出され、すごくいい雰囲気の中でカイゼン検討会が進められていると感じています OK

もう一つのテーマである投縄や揚縄の作業カイゼン。 実際の作業現場の映像を細かく解析して、乗組員の作業をラクにするためにはどのような改善が必要なのかを研究する。 これまで各船でおこなってきた作業ラインを改善していくのは簡単じゃないけれど、いい方向に向かっているような気がしますね タイ

これから毎月のようにおこなわれていくカイゼン検討会によって、私たちや乗組員の意識の向上と、従来の考え方にとらわれない新しいマグロ延縄漁業を構築していくためにこれからも頑張っていきたいと思いますので、カイゼン検討会の関係者の皆さん、各船の乗組員の皆さん、どうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:33

2019年07月23日

NPFCでサンマ漁獲枠が合意に


気仙沼魚市場ではカツオの盛漁期となる7月に限って、週明けの月曜日に新鮮なカツオを消費地にお届けできるようにとの配慮から、土曜日を休みにして日曜日を開市にする設定として営業しています icon12

それも7月21日までで終わりとなり、月末最後の土日は通常通りに戻る。 8月にはお盆休暇にもあるので、どれだけ取扱高をのばせるのか、これからのカツオ船団の好漁に大いに期待しています icon14

例年だと8月下旬から解禁となる大型漁船によるサンマ棒受け網漁は、今年から公海操業も含めた通年での操業が許可され、もうすでに新物の初サンマを食された方もおられるのかと思います。 気仙沼ではまだ解凍サンマしか流通していないので、機会があれば新物のサンマを食べてみたいですね 船

近年は資源悪化などによってその漁獲量を大きく減らしているサンマ。 日本のEEZ内でおこなわれているサンマ漁に加えて、外国漁船による公海上での操業・大量漁獲が問題視され、その資源管理について北太平洋漁業委員会(NPFC)でも毎年協議されてきました。 その会合も今年で5回目です タイ

これまではサンマ資源量は全く問題のないレベルとしてきた外国勢に対し、このまま制限なく漁獲し続ければサンマ資源は危ういとしてきた日本。 今回東京で第5回NPFCの会合がおこなわれ、日本や中国、韓国、台湾など8カ国・地域が参加して、サンマの資源管理に関する協議が行われました 花丸

その会合で今回決定されたのが全体でのサンマの漁獲上限数量。 2020年におけるNPFC条約水域(公海)への漁獲割当量(TAC)を33万トンとし、各国は公海での漁獲量が2018年の実績を超えないように管理するというもの。 サンマの資源管理へようやく一歩踏みだせましたね。 お疲れさまでした 新聞

報道によると2020年のサンマ漁は、日本が主な漁場とする排他的経済水域(EEZ)では実績比約2倍の22万トン、そして公海が33万トン、合計の55万トンが漁獲上限となる模様。 来年の会合ではTACの国別配分が検討されるとの事なので、さらにもう一歩、踏み込んだ合意がなされることを期待しましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:28

2019年07月22日

安市丸さんが気仙沼に今季初水揚げ


梅雨寒のどんより曇って時折小雨が降る週明けの気仙沼港です。 7月も下旬となって、気仙沼をメインに入港する一本釣り漁船や旋網船が多くなってきました。 本格的に気仙沼へのシフトですね 花丸

6月まではがらんとしていた魚市場の岸壁が、船の付け所が見つからないくらいにたくさんの漁船で混み合ってきて、ほんとようやく気仙沼の夏漁の開始といったところ。 今後の好漁に期待したいです icon12

先週は高知県の佐賀明神丸船団が順次気仙沼に今季初入港をし、びんちょうやカツオを水揚げしていただきました。 びんちょうが超高値水準での値動きなので、各船ともにまとまった金額の水揚げになってきて、水揚げを行う乗組員もみないい表情になっていますね。 この調子で頑張ってほしいです 親指



そして日曜開市あけの月曜日、きょうは三重県の安市丸さんが今季初めて気仙沼に入港し、カツオやびんちょうなどを水揚げしていただきました。 午前3時頃に入港し、水揚げ順を待っての開始です クラッカー

勝倉漁業の市場担当からの連絡通り、午前7時頃に開始となった安市丸さんの水揚げ。 これまでの前半戦の釣果や、現在の漁場の動き、漁獲内容や水揚げの段取りなどについて船頭さんと打合せ 船

漁艙からバケツリレー方式で一本づつ水揚げされてくるカツオやびんちょう、小型のメバチマグロや黄肌などを、ベルトコンベアーの横に準備した氷水をはったブルータンクに選別しながら投入していきます camera

早朝からスタンバイして約2時間ほどで安市丸さんの水揚げが終了し、気仙沼に今季初入港という事もあって出港は明日の朝ということになり係船場所に移動。 今日一日ゆっくりと休んで頂いてまた明日からの鋭気を養ってほしいと思います。 これまでの前半戦の操業、ほんとうにお疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:18

2019年07月21日

83佐賀明神丸が気仙沼に今季初水揚げ!


ここにきて一本釣り漁船や旋網船による生鮮かつおやびんちょうなどの水揚げが本格化してきた気仙沼港です。 盛漁期の7月は毎年、日曜日を開市にしての入港船対応なので本日も魚市場へ 音符

例年より約1ヶ月遅れで始まった気仙沼でのカツオの水揚げ。 一本釣り漁船はびんちょう中心で旋網船はカツオの新口と、はっきりと漁獲の内容が分かれています。 今年は缶詰原料として供給されるびんちょうが品薄のため高値で推移していて、カツオ船にとっては水揚げ金額をのばす絶好のチャンス 船

そのびんちょうを満載して、第83佐賀明神丸さんが今季初めて入港して水揚げをおこなって頂きました。 久しぶりにお会いする船頭さんや乗組員の皆さんもみな変わりなく元気そうでなによりです 花丸



昨晩21時に気仙沼魚市場に到着した83佐賀明神丸さん。 今季初入港を出迎えるために薄暗い魚市場に行くと、取引先関係者の皆さんも遅い時間にもかかわらず出迎えにきてくれていました 親指

そして今朝は5時から水揚げの開始。 10㎏前後のサイズの脂ののったびんちょうを一度に3カ所の漁艙からバケツリレー方式でベルトコンベアーへと。 一時間に20トン以上のペースですすみます camera

船頭さんも作業用の合羽を着て水揚の列に加わって。 びんちょう、カツオ、小型のメバチマグロや黄肌マグロなどが次々と揚がってくるので、陸上側の選別作業員も水しぶきをかぶりながら必死です icon12

今回は約一週間の航海だったそうですが、2000万円近い水揚げとなって良かったですね。 数ある生鮮かつお一本釣り漁船のなかで毎年コンスタントに上位の水揚げを記録し、今年もトップ争いをする83佐賀明神丸さんです。 今年もどうぞ宜しくお願い致します。 航海安全と大漁をお祈りいたします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:26

2019年07月20日

旋網船によるイワシの水揚げを視察


遅れに遅れた気仙沼のカツオ船の水揚げもここにきて本格的にシーズンインとなって、カツオやびんちょうなどが連日たくさん水揚げされるようになってきました。 私も毎朝、魚市場に出勤です 船

今年はこれまでまとまった数量のびんちょうが水揚げされなかったから、ツナ缶用の加工原料としてのびんちょうが品薄状態となっていて、気仙沼での入札価格も1㎏あたり550円超という高値で推移 親指

比較的近場での巻き網船による新口のカツオ、そして沖合での一本釣り漁船によるびんちょう漁と、それぞれの漁場で奮闘する各船団。 超高値圏のびんちょうなので、一本釣り漁船にとっては千載一遇のチャンス。 関係船の大漁を期待して気仙沼港で待ちたいと思います。 がんばって下さい! 花丸


旋網船による生鮮かつおの漁獲・水揚げと並んで、このところ連日のように水揚げされているのが小型のイワシ。 小羽って言うんでしょうか。 まぐろ船の餌に使えるサイズがどれくらい混じっているのか興味津々で水揚げ現場に足を運んできました。 水揚げ現場にはたくさんの海鳥が舞ってました 音符

一隻あたり約100トン水準での漁獲が続き、予想していたよりもひと回りふた回りも小さいサイズだったので、このサイズ感じゃ私たちが求めている製品向けじゃないなあと思いながら皆さんと意見交換 タイ

聞けば、気仙沼での入札価格のほうがライバルの石巻魚市場よりもかなり高い相場をつけているから、高値を期待してこうして毎日入船があるんですよね。 これまでの不振を挽回すべく、いま気仙沼の底ぢからを見せる時。 カツオ・びんちょうと合わせて、青物の水揚げにも大いに期待したいと思います icon14

新市場棟を使っておこなわれている巻き網船によるイワシの水揚げ。 衛生的な建屋内ではイワシのサンプルが提示され入札がおこなわれています。 まぐろ漁の餌としては小さいサイズではあるけれど、食べるにはいい感じかも。 イワシを七輪で焼いて食べたらさぞ美味しいんでしょうね。 続く事を期待です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:52

2019年07月19日

新富寿しでお客様との懇親会


各海域から気仙沼に帰ってきて、それぞれの航海スケジュールに合わせての休暇をとっていた勝栄丸の乗組員も、今月中旬までには各漁場に出港となって、新たな航海・マグロ漁の開始となりました クラッカー

新船の第127勝栄丸は一路経由地のパナマに向けて、新たに採用したウェザールーティングシステムをフル活用しての沖出し中で、ほぼ予定通りの航行を続けています。 そして第123勝栄丸はインド洋漁場に向け中で、第1勝栄丸は中部大西洋でのマグロ漁がまもなく開始となるところとなっています 花丸

そして気仙沼港では佐賀明神丸船団が入港しはじめて、勝倉漁業にとっての今季のかつおシーズンがようやく幕を開けました。 各船ともに安全な航海で大漁でありますように心よりお祈りいたします タイ



そんな今週、東京からのお客様をお迎えして、気仙沼の仲間が集合しての懇親会が行われました。 懇親会がおこなわれたのは東新城の「新富寿し」さん。 いつもいつもお世話になっています 音符

私たちの懇親会のために新富寿しさんが用意してくれてたのは、今が旬のカツオそして大西洋・ナミビア沖の冷凍メバチマグロなどのお刺身。 ちょうどいい脂ののり具合が最高に美味しいお刺身でした 食事

夏場に旬を迎える気仙沼のホヤも最高に美味い。 はじめてホヤを食べたっていうお客さまにも大好評。 やっぱ気仙沼の海の幸は最高ですね。 そしてメインはと言えば、これまた絶品の「メカジキのハーモニカの水炊き」。 脂ののったメカジキをレモンの酸味があっさりと食べさせてくれる渾身の一品 親指

〆には水炊きのスープをそーめんにかけて頂いて。 気仙沼の地酒と共に新富寿司しさんのお料理で最高のおもてなしができました。 また機会がありましたらこのメンバーで新富寿しに行きたいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:55

2019年07月18日

佐賀明神丸が気仙沼に今季初入港!


今月、第127勝栄丸 第123勝栄丸 第1勝栄丸と三隻の社船を大西洋とインド洋の漁場へと送り出し、会社スタッフともどもホッと一息ついた今週。 こんどは一気にカツオの水揚げで賑わってきました クラッカー

例年より大幅に遅れた気仙沼港での生鮮かつおの水揚げ。 うちの問屋部門もこれまでまったく入船・水揚げがなく、今年のかつおの水揚げはどうなってしまうんだろうとすごく心配していたところ 汗

カツオの北上が遅れて、例年に比べて漁獲が少ない前半戦だったから、カツオ船団の各船もみなたいへんなシーズンになっていたのではないかと思います。 それがここにきて、巻き網船がカツオを巻きはじめ、一本釣り漁船もカツオやびんちょうの漁が好調になりつつあるので、これからに期待したいですね 花丸




今季の勝倉漁業の問屋部門の先頭をきって入港していただいたのは、高知県黒潮町の第11佐賀明神丸さんと第88佐賀明神丸さん。 88佐賀明神丸さんは今年初めに完成した新造船なんです 船

昨年までの123佐賀明神丸から新船の88佐賀明神丸に乗り移り、今季のかつお漁をおこなっている森下船頭をはじめとする乗組員の皆さん、そして11佐賀明神丸の船頭さんや乗組員の皆さんもみな変わらず元気な様子に、今季のかつお漁のスタートを実感しました。 今年もどうぞ宜しくお願い致します タイ

これまでの漁場から徐々に北上した群れを追って、近場の漁場から沖合の漁場まで広く情報を集めながらカツオやびんちょうを狙う各船の操業。 だんだん調子が上がってきたと船頭さんがおっしゃっていたように、気仙沼港としてもこれからの巻き返しに必死に頑張っていかなければなりませんね 親指

気仙沼港の関係者の皆さまのご協力を頂いて、勝倉漁業としてのかつおシーズンにこれから突入していきます。 ようやく、ようやくカツオがきました! カツオの水揚げとともに気仙沼の夏がやってきます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:31

2019年07月17日

出船送りのあとに「福建楼」さんへ


7月に入ってから、新船・127勝栄丸、123勝栄丸、第1勝栄丸と、インド洋と大西洋それぞれの漁場に向けて三隻の社船を送り出した勝倉漁業です。 関係者の皆さんほんとうにご苦労様でした 船

梅雨時期であったけれど、気仙沼でのドック整備や漁具・資材などの積込作業にも雨の影響がほとんどなくて、日程を調整しながらでしたが、関係者の皆さんに対応して頂きありがとうございました 花丸

太平洋航路を一路パナマに向けて沖出し航行している127勝栄丸からも各部異状なく順調ですとの報告を受けており、123勝栄丸もインドネシア・バリ島に向けて、省エネ航行に心がけて沖出し中。 第1勝栄丸からは漁場探索をしながらまもなく操業開始との連絡が入っています。 皆さんお疲れさまです! icon14


関係者の皆さんには、今航海も陸上からのサポートをお願いすることになりますが、引き続きどうぞ宜しくお願いしたいと思います。 各船の乗組員の皆さん、体に気を付けて頑張ってきてください タイ

気仙沼からの出港を見送って、新潟造船の営業担当者と「福建楼」さんにランチに行ってきました。 私は餃子セット、ご一緒の皆さんは海老チリソースや酢豚、回鍋肉セットなどめいめいそれぞれ 食事

前回行った時に海老チリを注文したら、「間違って酢豚を作っちゃいましたぁ」ってなったから、今回も何か面白いハプニングを期待したけれど注文通りに美味しいお料理がでてきてみんなで頂きました 音符

とってもリーズナブルなランチ価格の割には、本格的な中華が食べれて尚且つボリューム満点なのがいいですね。 最近は中華が食べたくなった時には「福建楼」に行こうっていうリクエストが多いかな。 やっぱ中華は大勢でわいわい賑やかにシェアしてっていうのがいいから、またみんなで食べに行きたいです face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:00

2019年07月16日

第1勝栄丸がLasPalmasを出港!


今月に入ってから、127勝栄丸と123勝栄丸の二隻が新たな航海へと船出した気仙沼。 一方、スペインの漁業基地ラスパルマスからも第1勝栄丸が大西洋漁場での新たな航海をスタートさせました クラッカー

4月下旬にカナリア諸島ラスパルマスに帰港して、日本から派遣したドックマスターやエンジニアとの打合せをおこない、港内作業を終えた乗組員が5月初めに帰国。 約2ヶ月超の休暇に入ってました いかり

ラスパルマスでは、現地ドックに上架しての船体・機器類の整備などをおこなって、日程的に余裕のある段階ですべての工事が終了となって、日本そしてインドネシアから現地に向け乗組員が空路移動して合流。 出漁に向けての準備をおこなったこの一週間を経ての出港となりました。 お疲れさまです 花丸

海上試運転をおこなって係船岸壁から積込み岸壁へとシフト。 日々変わる燃料油価格について各社から見積りをとりながら日本サイドで価格を決定して発注。 残油数量を勘案して積込数量を決定 タイ

あらかじめ冷凍コンテナ等で現地に輸送していた冷凍餌料を、予定した日程通りに積込みが完了。 燃料油の積込みも順調に終わって、乗組員それぞれの個人仕込品もすべて手配ついて出港体制に 船

現地代理店などの関係者の見送りを受けて、予定よりも1日遅れましたが無事出港となり、中部大西洋漁場に向けて各部異状なく順調に航行中との連絡がありました。 今回の滞在中もお世話さまでした 親指

本船を現地で見送ったドックマスターは帰国して気仙沼に戻ってきて、2か月以上も現地で本船の工事を監督して頂いて、本当にご苦労様でした。 次回またお世話になりますが宜しくお願いします icon12

第1勝栄丸は中部大西洋でのメバチマグロ漁を経て、10月には北東大西洋アイルランド沖のクロマグロに移ります。 安全航海に心がけ、事故や怪我なく、大漁に恵まれます事、会社スタッフ一同お祈りいたします。 来年は第1勝栄丸の勇姿を日本で見ることができそう。 来春までの操業頑張ってください face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:41

2019年07月15日

第123勝栄丸がインド洋へ出航!


南太平洋でのマグロ漁を終え5月末に気仙沼に帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸。 約1ヶ月半の出漁準備期間を経て新たな航海への船出の日を迎えました。 曇り空ながら絶好の出港日和です クラッカー

梅雨時期で雨の予報もあったから、出港まで雨が降らずに天候がもってくれるといいなぁと思いつつ本船に到着すると、なんとか天気が持ちそうな感じですでに船首と船尾に大漁旗が掲揚してあって 花丸

出港前の岸壁にはたくさんの方々にお集まりいただいて本当に有難うございました。 ブリッジでの航海計器類や通信環境などの最終チェックも完了。 五十鈴神社の宮司さんによる航海安全と大漁を祈願する神事が船内でおこなわれ、塩と御神酒で船首から船尾までを清めて出港スタンバイが完了です 親指



甲板に乗組員が勢揃いし、取引先関係者の皆さんにもノンアルコールビール入りの紙コップをお渡しして乾杯に移ります。 本船・第123勝栄丸は早くも新船建造から7年目の航海となるんですね 船

新たな幹部船員を迎えての航海となりますが、船頭さんをはじめ乗組員の皆さんにはくれぐれも安全航海に気を付けて事故や怪我なく、皆が健康に仕事ができ、大漁に恵まれます事お祈りいたします タイ

出船送りに来て頂いたたくさんの方々に向けて、船頭さんからのマイクを使っての御礼挨拶。 満船での早期帰航となりますように応援よろしくお願いします。 船長さんの挨拶もかっこよかったですよ icon14

本船は気仙沼を出港すると一路経由地のインドネシア・バリ島ベノア港に向けて航行します。 真冬の南インド洋でのミナミマグロ漁から始まって、ジャワ沖でのメバチマグロ漁と操業が続いていきます。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんそして関係者の皆さんには、今航海も引き続きどうぞ宜しくお願いします face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:38

2019年07月14日

福幸酒場「おだづまっこ」での壮行会


インド洋漁場での新たな航海に向けて気仙沼で出漁準備を進めてきた123勝栄丸の出港日が近づいてきた週末。 社船から123勝栄丸に異動した船長さんを囲んでの壮行会がおこなわれました クラッカー

最初はこじんまりと少人数でと考えていたところが、だんだんと参加人数が増えていって、こんなにたくさんの方々にお集まりいただきました。 会場として選んだのは福幸酒場「おだづまっこ」です 花丸

昨年の11月に市内神山の新店舗に移転し、連日予約がいっぱいの人気店となっている「おだづまっこ」さん。 田中前の仮設店舗の時には何度となくおじゃましては、ランチや宴会に利用させて頂きました 音符

新店舗に移転してからはなかなかチャンスがなくって今回がはじめて。 「おだづまっこ」っていうのは気仙沼の方言で、とてもふざけちゃっている人ていう意味で、やんちゃな感じをイメージする言葉 icon12

そんな「おだづまっこ」に、勝栄丸を取り巻く「おだづまっこ」の面々が集合して、わいわい賑やかなとても楽しい壮行会のひと時でした。 気仙沼の地酒が何本も空いて、ついつい飲み過ぎちゃいました beer

今航海から123勝栄丸に乗船することになった船長には、くれぐれもお体に気を付けて、事故や怪我なく安全な航海で、まぐろ漁場で活躍されます事、心から期待して見守っていきたいと思います 船

第123勝栄丸の7次航海の出港は、本日7月14日午前11時、プラザ下のカメイ前の港町岸壁から出航いたします。 たくさんの皆さんのお見送りで、船長さんをはじめ乗組員を送り出して頂きたいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:09

2019年07月13日

「ミナトノトウヤ」で大人のお子様ランチ


南太平洋でのまぐろ漁から気仙沼に帰港して、新たな航海に向けての出漁準備を進めてきた勝倉漁業の第123勝栄丸。 昨日お伝えした冷凍餌料の積込作業で、大きな所の準備はすべて完了です クラッカー

今回は航海パターンをちょっと変更して臨む航海・チャレンジとなるので、船頭さんをはじめ乗組員の皆さんそして会社スタッフ、取引先各社の皆さんにはご協力の程どうぞ宜しくお願いしたいと思います タイ

みらい造船木戸浦工場での上架、船体や機器類の整備、作業岸壁に移動しての燃料油や潤滑油の積込み、漁具・資材や冷凍餌料、乾物食料や冷凍食品などの積込がほぼ終了でひと段落つきました 親指

岸壁での作業が順調にすすんだお昼時、123勝栄丸の船頭さんとランチに行きましょうっていう事で、内湾に新しくできた観光施設一階の「ミナトノトウヤ」にいってきました。 とっても素敵なお店ですよね 花丸

ロースかつ定食やヒレカツ定食などもあるけれど、スペシャルランチセットに興味を惹かれて注文してみる事に。 お店スタッフに内容を聞いてみたら、ボリュームあるお子様ランチですよっていう説明! 食事

チキンカツが二枚、ハンバーグにナポリタンスパゲッティ、大盛りのサラダにご飯まで付いたワンプレート。 さすがにこのボリュームだと全部食べ切れないけど、どれもほんとうに美味しくて、ひさびさにお腹いっぱいになるまで食べてしまいました。 たまにはこういうボリューム満点ランチもいいでしょう camera

これから出港までのあいだ、乗組員個人の仕込品などを積込んだりする時間を確保しているので、みんなそれぞれに航海中に必要なものの買い出しなどに忙しい様子です。 さあ間もなく出港になります face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:08

2019年07月12日

まぐろ延縄漁の冷凍餌料積込み


勝倉漁業の第127勝栄丸が新船初航海へと大西洋漁場に向けて気仙沼を出港し一週間ほどが経ちました。 経由地のパナマに向けて太平洋横断の航路にて順調に日々航海を重ねています 花丸

今回新たに採用したウェザールーティングシステムがきっちりと機能して、127勝栄丸の省エネ航行に貢献してくれるといいですね。 沖出し航行の省エネ結果について、本船からの報告が楽しみです 船

気仙沼港から新船を大西洋へと送り出したあと、こんどはインド洋へと船出する123勝栄丸の出漁準備が連日おこなわれていて、乗組員や会社スタッフたちも岸壁での作業に連日汗を流しています ちからこぶ



出漁準備も佳境に入ってきて、最後の大仕事がおこなわれました。 延縄漁で使用する冷凍餌料の積込作業ですね。 取引先の皆さんには早朝からの積込準備をしていただき本当にご苦労さまです 親指

朝8時の開始予定でしたが、魚市場での仕事を早めに切り上げて本船に到着するとすでに餌積みが始まっているじゃありませんか・・ 7時過ぎから開始したとの事で、いつもの事ながら早めに始まるのはいいけれど、勝手に積込み開始されてもねえ。 すべて確認してから開始してほしいと思います 汗

今回の餌料の積込み数量は普段の航海より少なめという事ではあったけど、1時間に約3000ケースという超ハイペースで作業が進んだおかげで、9時過ぎにはほぼ積込が終了。 ちょうどそこに、差入れのアンカーコーヒーが届いて、作業員や乗組員の皆さんらと一緒においしいコーヒーを頂きました cup

梅雨時期の雨予報をさけて餌積み日程を前倒しで作業おこなって正解でしたね。 曇り空なので気温もあまり上がらず、今の時期の岸壁作業としては最高の日和。 あとは14日の出港を待つだけです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:03

2019年07月11日

第18昭福丸がインド洋へと出航!


南太平洋から5月末に気仙沼に帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸は、みらい造船木戸浦工場に上架しての船体や機器類の整備も終わって仕込み岸壁へと移動し、出港に向けての各作業が大詰めです 花丸

新潟造船で123勝栄丸が竣工してから早くも丸6年が経過し、これから新たに始まる航海は第7次航海という事になりますね。 月日が経つのは早いもの。 今航海も皆さまどうぞ宜しくお願いします icon14

気仙沼での大型漁船の仕込岸壁は、プラザホテル下の港町岸壁とコの字岸壁の二カ所。 出漁準備をする遠洋まぐろ船が順繰りに岸壁を譲り合って利用しながら各作業が進められています。 8月に解禁となるサンマ漁に向けて、大型サンマ船の艤装作業も始まっているから、岸壁事情はすごくタイトです 船

123勝栄丸と岸壁を前後して仕込作業をおこなってきた臼福本店の第18昭福丸さんがインド洋漁場に向けて出航するということで、出港祝いの品を持参して出船送りに行ってきました。 岸壁には愛耕幼稚園の園児たちが手造りの小旗を手に、出港の見送りにきていました。 可愛い後輩たちですね icon12

気仙沼の吉田造船で建造された18昭福丸さんは、新船から早くも6年目となる航海へと船出します。 前川船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、お体に気を付けて安全な航海でありますように、来年まで続く航海が大漁に恵まれます事を心よりお祈りいたします。 今航海もいろいろとお世話になります タイ

たくさんの皆さんのお見送りを受けて18昭福丸さんが出港した岸壁には、海上試運転から戻ってきた123勝栄丸が着岸。 7月14日の出港に向けて、餌積み作業や個人仕込を残すばかりとなりました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:10

2019年07月10日

鶴亀食堂でスペシャルな朝ごはん


きのうお伝えした気仙沼の街全体がお祭り会場になったかのようなインベント「気仙沼バル」の続きがあったんです。 なんと翌日の朝食もバルチケットで食べれるっていう事で出かけてきました 音符

気仙沼魚市場の目の前の旧小野寺鐵工所の跡地にコンテナハウスをいくつも並べて開業準備する「みしおね横丁」。 私たちのグループが気仙沼バルの夜の部の〆に楽しんだ場所ですね 花丸

その「みしおね横丁」にいくつも開業するお店の一つ「鶴亀食堂」がプレオープンするかのように、朝ごはんを準備しているって情報を聞きつけて、出社する前の腹ごしらえに行ってきました。 まだ工事中なので、どこで朝ごはんを提供しているのかわからなかったけど、楽しそうな声につられて店内に icon12


カウンター席だけの店内にはすでにいつもお世話になっている方々が朝食を食べていて。 気仙沼バルにあわせて準備したスペシャルメニューのメインは唐桑沖で獲ったばかりの「どんこ」の煮付け camera

大ぶりのどんこの切り身が甘じょっぱく煮付けてあって最高に美味い。 ご飯は宮城県産のつや姫、みそ汁はこれまた唐桑産のわかめとなめこ。 そして気仙沼のマグロ船が獲ってきたメバチマグロのお刺身と鶴亀食堂特製のもつ煮まで付いて。 どれも最高に美味くて、ご飯をおかわりしちゃいました 親指

もうすぐ気仙沼を出港する123勝栄丸の船頭さんの奥様もカウンターに入って朝食作りのお手伝い。 こんなにワイワイ楽しく食べる朝食会場ってそうないよね。 これから朝ごはんを食べる場所が増えて、魚市場周辺の施設もだんだんと充実してきました。 オープンしたらまたレポートしたいと思いますから! 船

鶴亀食堂で朝ご飯をいただいたあと、みしおね横丁を案内してもらって。 男女別の公衆浴場、BAR、インドネシア料理に沖縄料理、メキシカン、そしてイスラム教徒のインドネシア船員のためのモスクまで。 気仙沼に入港する船員さんのための施設といってもいいと思います。 美味しい朝ごはんご馳走様でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:27

2019年07月09日

第8回「気仙沼バル」を満喫して


気仙沼市内各所の飲食店などが参加しておこなわれているイベント「気仙沼バル」が、週末の二日間にわたり開催されました! なんと今回で8回目の開催だそうで、もう定番のイベントになりましたね クラッカー

内湾エリア、古町・東新城・館山エリア、田谷・田中前エリア、そしてまもなくオープンする「みしおね横丁」でも開催となって、前売りチケットを購入し待ち合わせして私たちの気仙沼バルがスタートです 音符

前売りチケットは2300円で3件はしごすることができて、各お店で準備するお料理とお飲物がセットになっている。 ビールにハイボール、ワインにスパークリング、もちろんノンアルメニューもあるんです beer



まず私たちは南町紫神社前商店街の「あさひ鮨」さんへ。 鉄火巻とサンマ佃煮、そして生ビールがセットになってチケット1枚。 なんてリーズナブルなんでしょうか。 あさひ鮨の鉄火巻は最高でした 食事

そして二件目は、イタリアンもいいねって「CORVO」さんへ。 4種チーズのカルツォーネとイタリアンハイボールでオシャレに。 外気温がちょうどいい感じなので、グラス片手にみんなでハイチーズ camera

そして三件目は、いつもお世話になっている「塚本八百屋」さんへ。 人気店なのですごく混んでたけれど、ちょっとだけ待って案内されて。 お酒がススム前菜盛り合わせプレートに白ワインをチョイス。 三軒ともすごく美味しかったですね。 知り合いにもたくさん遭遇して、笑顔あふれる気仙沼バルでした icon12

そして〆は、みしおね横丁に移動。 ちょっと小腹が空いたからとインドネシア料理のミーゴレンにBintangビールをチョイス。 そして追加で唐桑産ミントを使ったモヒートでゆっくりと会話を楽しんで。 気仙沼の街なか全部がお祭り会場になったような感じで、最高に楽しいイベント「気仙沼バル」のひと時でした face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:36

2019年07月08日

成田空港から第1勝栄丸の船員出発!


新船初航海へと船出した第127勝栄丸を気仙沼港で見送ったとは、一週間後の出船を予定する123勝栄丸を艫付けの係船体制から仕込み岸壁へとシフトを完了。 プラザ下のカメイ前の岸壁に18昭福丸さんと並んで横付けしました。 取引先の皆さま方にもお手伝いいただき本当に有難うございます 花丸

新船の127勝栄丸は、太平洋を横断してパナマ運河を超え、カリブ海を経由して大西洋に入り、気仙沼から約一か月半の航行にてようやく漁場に到着する。 安全航海で漁場に向けてください 親指

そして北大西洋での漁業基地・スペインのカナリア諸島ラスパルマス港に係船し、船体や機器類の整備をおこなってきた第1勝栄丸の出港日が近づいてきて、日本そしてインドネシアから船員が現地に向けて出発です。 イベリア航空のマドリード直行便に搭乗すべく、成田空港に船員が集合しました 船

成田空港からは午前中のフライトなので近郊のホテルに前日泊。 これから始まる新たな航海に向け生ビールで乾杯し激励。 新たに加わる乗組員もいるので、顔合わせを兼ねての懇親会でした beer

気仙沼から出港した127勝栄丸が漁場に到着するのは8月中旬。 第1勝栄丸はラスパルマスから出港するので、5日ほどの航行で漁場に到着。 127勝栄丸とは大西洋のど真ん中で会合することになるのでしょう。 社船同士で情報交換を密に、二隻での北大西洋でのマグロ漁を頑張ってほしいと思います 音符

午前9時にはイベリア航空のカウンターで搭乗手続きを済ませ、セキュリティゲートに向かう船員を、がっちりと握手を交わして見送りました。 気をつけて行ってきてください、今航海もよろしくお願いします 飛行機

乗組員が現地に到着すると、勝倉漁業が派遣し現地滞在中のドックマスターとのいろいろな引継ぎをおこない、すでに手配済みの延縄漁に使う冷凍餌料などの積込作業が行われ、燃料や食料などを補給したあとに出港体制になります。 現地関係者の皆さんにもまたお世話になりますが、どうぞ宜しくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:50

2019年07月07日

123勝栄丸が岸壁シフトで作業開始


このたび新潟造船で竣工し、新船初航海に向けてさまざまな準備をすすめてきた第127勝栄丸が大勢の皆さまのお見送りを受けて、大西洋漁場へと出漁しました! 出船送り有難うございました クラッカー

本船からの報告によりますと、新たに採用したウェザールーティングによって解析した最適ルートを、オートパイロット(自動航行)にて順調にすすんでいるとの事。 経由地のパナマまで約1ヶ月間の航行となりますので、くれぐれも付近航行中の船舶などに注意して、安全航海でお願いしたいと思います 船

127勝栄丸を新船初航海へと送り出し、次は123勝栄丸の出漁準備が始まろうとしています。 その第一段階として、艫付けの係船体制からプラザホテル下の仕込み岸壁へと本船をシフトしました camera

気仙沼港ではこれから始まるサンマ漁に向けて、大型さんま棒受け網漁船のドックや艤装工事がおこなわれていて、遠洋まぐろ漁船の仕込み岸壁を確保するのもけっこう大変で神経を使うところ タイ

まずは岸壁シフトでこれから始まる仕込み作業の場所確保ができたので、あとは予定したスケジュールに沿って各作業を進めていけばいい。 ここで問題になってくるのが梅雨時期の不安定な天候ですね icon03

できるだけ雨にあたらないような日取りにて、漁具・資材や食料品そして延縄漁に使う冷凍餌などの積込をおこないたいものだから、当初決めていた各日程についても柔軟に対応をお願いするところも出てくるかと思いますので、取引先関係各社の皆さまに、情報を共有しつつ宜しくお願いしたいと思います マイク

第123勝栄丸の出港は7月14日(日)午前11時を予定しています。 今週も頑張っていきましょう! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:11

2019年07月06日

第127勝栄丸が新船初航海へと出港!


約2年前に始まった勝倉漁業の新船建造プロジェクトによって、昨年8月に新潟造船にて起工して建造を進めてきた第127勝栄丸が、気仙沼港から大西洋漁場へと新船初航海の船出の日を迎えました クラッカー

新潟造船から気仙沼に廻航してきて新船のお披露目をおこなったあと、出漁に向けてのさまざまな準備をおこなってきた本船です。 約1ヶ月間の作業にて、マグロ漁へと向かう準備が整いました 親指

風もなく穏やかなまさに出港日和の吉日。 出港時間前に本船に到着するとすでに船首と船尾には社旗や大漁旗が掲揚してあって、乗組員も総勢集合し、各部異状なく出港のGoサインを待つ彼らです camera

日本人船員そしてインドネシア船員ともに、会社でデザインして支給したそろいのTシャツを着てスタンバイ。 これからの長期航海では安全航海・安全操業で、大漁に向けて頑張ってほしいと思います 船



かっこよく言えば「乗組員ファースト」を基本コンセプトに、さまざまな改善策を盛り込んで自信を持って送り出す新船です。 建造にあたった新潟造船さんや各メーカーの方々、そして気仙沼の関係者の皆さんにもこの場をお借りして改めまして御礼申し上げたいと思います。 本当にお世話さまでした タイ

気仙沼を出港し一路太平洋を横断しパナマ運河を超えてカリブ海に入り、そしてひとまずは中部大西洋漁場からマグロ漁をスタートさせる本船。 10月にはアイルランド沖でのクロマグロ漁も予定。 来年4月まで続く新船初航海にて計画した目標を達成できるように、しっかりと取り組んでいきたい思います icon12

出港時間前には300名を超す大勢の方々が岸壁に集まっていて、その中には船内見学会で招待した面瀬小学校5年生の皆さんも来てくれて。 船頭さんの挨拶の中で、船員一人一人の紹介があって、船員の名前が呼びあげられるたび大きな声援が飛ぶ様子に、私もすごく嬉しい気持ちになりました マイク

気仙沼のシンガー熊谷育美さんの代表曲を出港時のBGMに選んだ船頭さん。 大西洋へと出航する本船を大勢の方々に見送っていただいて、乗組員もすごくうれしかったんじゃないかなあと思いますね、さぞ気合が入った事でしょう。 私も新船初航海への船出を見送りながら、すごく感動しジーンときました face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:52

2019年07月05日

出船準備完了しカフェオレで乾杯!


新潟造船でこのほど完成し、新船初航海に向けての出漁準備を気仙沼ですすめてきた第127勝栄丸。 たくさんの取引先業者の方々が入っての、最終調整なども順調に終えて出港日を迎えました クラッカー

気仙沼に廻航してきてからは、以前の船から陸揚げ保管していた漁具類などを船に積み戻す作業に時間がかかりましたが、乗組員やOBの方々、取引先の皆さんにご協力いただいてなんとか予定通りに終わらすことができました。 毎日忙しい作業でしたが、皆さんほんとうにお疲れさまでした 花丸

そしてインドネシア船員が気仙沼に到着して、新たに仕込む漁具・資材や食料品などの積込みがおこなわれました。 とくに、冷凍餌料の積込作業では、漁艙内が新設計になっているので幹部船員が確認しつつ指示を出しながらの積み付けでしたね。 いつもながら餌積みのスピードには感心します ちからこぶ


海上試運転もおこなわれ各部異状がないことを確認し、総員揃って本日の出港となります。 積込作業が終わってひと段落というところで、アンカーコーヒー内湾店でのランチに行きましょうっていう事に 食事

夏のような気温の岸壁での作業から冷房の効いた内湾店に移動。 まずは冷たいカフェオレで、冷凍餌の手配から積込みまでご協力いただいたお二方と作業終了を労っての乾杯。 カフェオレが美味い 音符

この日のランチは旬の野菜たっぷりのチキンキーマカレーのセット。 ご飯は十穀米と白米のブレンドにしてもらって。 スープにサラダ、ヨーグルトドリンク、辛口で爽やかなキーマカレーが最高でした 親指

新造船が完成してから約1ヶ月間。 たくさんの取引先の方々や乗組員の皆さんらのご協力をいただいて、新船初航海への出航を迎えることができてすごく幸せです。 11時の出船なので皆さん宜しくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:24

2019年07月04日

まぐろ漁船初導入のウェザールーティング


勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸が気仙沼を出港し大西洋へと船出する日が近づいてきました。 日本人船員に加えてインドネシア船員も合流し、船内ではさまざまな出漁準備が行われています 花丸

取引先業者からトラック何台分もの漁具や資材が届けられ、会社スタッフや船員総出での積込作業。 限られた船内スペースなので、幹部船員の皆さんが頭を悩ませながら収納場所を確保です 船

以前の船から新船に引越しした荷物に、新たに調達した漁具・資材などが加わるから、インドネシア船員の手をかりて人海戦術で各部の作業が進められる。 出漁準備も佳境に入ってきました 親指

そんな中で操舵室や船頭室でおこなわれているのが、新船に導入される「ウェザールーティング」の使用説明です。 マグロ船に初めて採用されるシステムで、省エネに寄与することが期待されています icon14

リクエストした気象・海象情報をうけて、あらかじめプログラムされたウェザールーティングのソフトウェアで最適航路を自動計算し、オートパイロットによって目的地まで自動航行するシステム pc1

初めて使うシステムなので、その手順をマスターするのが大変そうだけれども、陸にいるあいだにしっかりと把握して完璧に使いこなしてもらいたいですね、プロジェクトの省エネの目玉の一つですから 若葉

説明する側もはじめてなので、当初はいろいろと問い合わせしながらでしたが、だんだん慣れてくるにつれその取扱いもスムーズになってきて、メモを取りながら説明を聞く船頭さんらもだんだんと自信がでてきて明るい表情になってきました。 出港までに完全にマスターしてくださいね。 宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:41

2019年07月03日

127勝栄丸のインドネシア船員が到着


昨年から建造をすすめてきた勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸が完成し気仙沼でお披露目をおこなって、新船初航海に向けてのさまざまな出漁準備が甲板部・機関部ともに並行して進められています 花丸

日本人幹部船員らのほかに乗船するインドネシア船員たちも空路にて成田空港に予定通りに到着。 チャーターしたマイクロバスに大きな荷物をたくさん積込んで、気仙沼港までやってきました 音符

再乗船の船員に加えて今回初めて勝栄丸に乗船するインドネシア船員の顔ぶれも。 これから始まる新船初航海が順調に安全に操業を重ねられますように、彼らの協力と活躍に期待しています タイ

気仙沼に到着した彼らですが、船の寝台の準備などがまだできていなかったので、ひとまずは港近くのホテルにチェックイン。 船頭さんや船長さん達にご協力をお願いしして、大勢でお食事にGO 食事

翌日からはさっそく本船の漁具や資材などの積込を開始。 めいめいに支給した作業着などに着替え、荷物の積み見込みに汗を流す彼ら。 出港日まであと数日しかないので、とっても忙しいです 親指

ホテルでの宿泊は一泊のみにして、準備の整った本船で出港まで寝泊まりしてもらうことにして。 陸電も引いてあるから船内電力は確保できているし、清水もたっぷりある。 厨房の備品類や在港中に消費する食料品などの買い出しを会社スタッフとともにおこなって、やっと落ち着いた感じとなりました icon12

この後の日程では、今回の延縄漁に使用する冷凍餌料などの積込作業そして海上試運転などを予定。 航海開始前のミーティングも行わなければ。 やるべきことがたくさんあって多忙を極めてます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:17

2019年07月02日

北かつまぐろ屋での出港宴会!


このほど新潟造船で竣工引き渡しを受け、気仙沼に廻航しての新船披露のあと、初航海への出漁に向けてさまざまな準備をおこなってきた第127勝栄丸と、スペイン・カナリア諸島のラスパルマス港で船体や機器類の整備などをおこなってきた第1勝栄丸の二隻が出港する日が近づいてきました クラッカー

どちらの船も同じ北大西洋漁場で操業するマグロ船。 新船の127号は気仙沼から、1号船はラスパルマスから出港となりますね。 出港を前にして、恒例となっている出港宴会が開催されました 花丸

両船の出港宴会の開場に選んだのは、北かつまぐろ屋田中前店。 18時の開始時刻に合わせて、両船の乗組員の皆さんや日頃お世話になっている取引先の方々が集合。 ほぼ貸し切りでの宴会でした 音符



出港宴会に際しての私からの挨拶では、新造船投入によるこれからの大西洋漁場での両船の運航に際し関係者のサポートをお願いするとともに、乗組員への激励の言葉を述べさせていただきました タイ

出漁する船頭さんほか乗組員の皆さんもさぞ気合が入っている事でしょう。 安全な航海で大漁であって、勝栄丸に関係するすべての人々が幸せになるように、みなで力を合わせ頑張っていきましょう! 船

北かつまぐろ屋の今回の宴会メニューは、お刺身の盛り合わせ、メカジキのトマト鍋、マグロのかぶと焼きにカマ焼き、マグロのフライ盛りなど。 トマト鍋のスープで作ったリゾットも最高に美味かった 食事

船長のサプライズで、若手船員のお誕生日をお祝いするケーキのプレゼントが。 みんなでシェアして美味しくいただきました。 すごく幸せな気分の出港宴会でしたね。 必ずや大漁してくれることでしょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:07