2019年04月30日
第1勝栄丸がラスパルマスで雑揚げ終了

超大型連休も数日が経って、きょう4月30日は天皇陛下ご退位の日を迎えました。 平成が今日で終わり、明日からは新しい元号の令和に移っていきますね。 平成はあっという間の30年間でした

勝倉漁業の事務所的にはお休みを頂いているこの数日間ですが、南太平洋では第123勝栄丸が今航海のラストスパートとばかりと終盤戦の操業に入っていて、5月末を目途に気仙沼に帰ってくる予定。 そして南インド洋の豪州西岸沖では第7勝栄丸が連日順調にマグロ漁を重ねています

そして大西洋の基地港スペインのラスパルマス港には、予定されたマグロ漁をすべて終えた第1勝栄丸が帰港し、帰国に向けての港内作業をおこなっているとの報告。 マグロ漁で混獲されたサメ類などを現地向けに販売すべく、「雑揚げ」という現地冷蔵庫への水揚げ作業を行いました

EU圏ではサメ類がとても厳しく取り扱われていて、以前であればサメの身とヒレを別々に保管しての取引が可能だったものが、ルールが変わって身とヒレを切り離すことが禁止となっているので、ラスパルマス港に水揚げするサメ類はヒレを折りたたんで身に固定し凍結処理しなければならない

水揚げをおこなう国ごとにサメ類の取扱のルールが違っているので、航海計画に合わせて洋上でのサメの取り扱いも変えていかなければなりません。 海域によってはサメ類の船上保持じたいが禁止されているところもあるので、遠洋まぐろ漁でいちばん気をつかう部分の一つになってきています

北大西洋漁場で操業する遠洋まぐろ延縄漁船の多くが、この時期に航海を終了してラスパルマス港での係船体制となる。 ですので、連日の日本船の入港と港内作業でラスパルマス港は大忙し。 勝倉漁業から派遣した役員と技師も現地でしっかりと対応してくれている事でしょう。 お疲れ様です

係船期間中に第1勝栄丸を整備する技師や、現地の関係先との打合せ・引継ぎを終えれば乗組員は空路帰国し約2か月ほどの休暇に入ります。 もう少しで皆さんにお会いできるので楽しみに待ってます

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:16
2019年04月29日
「みしおね横丁」の出初めパーティー

これまでにない大型連休に入って、勝栄丸ブログをご覧の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。 ゆっくり休んでいるよっていう方もいれば、全く休みがなくお仕事に忙しいという方もいるかと思います

気仙沼ではこの連休中もさまざまなイベントが開催されていて、とても刺激的な10日間になりそう。 その第一弾として、初夏にオープンする「みしおね横丁」のプレオープンイベントが開催されました

みしおね横丁のオープンが待ち遠しいという関係者皆さんの熱い気持ちによって企画された出初めパーティーがプラザホテル横の高台にある鼎・斉吉さんを会場におこなわれ、私も出かけてきました

木々に囲まれた内湾を一望できる絶好のロケーションに建つ鼎・斉吉さんの素敵なお店。 だんだんと陽が落ちて暗くなるにつれて、屋台の照明がすごく素敵で、最高の雰囲気のパーティー会場でした





出初めパーティーはいたってカジュアルな雰囲気。 出入り自由で会費もありません。 みしおね横丁に出店するお店がそれぞれに屋台を出して、それぞれのお店がお勧めするお料理を提供

ほぼすべてワンコインで楽しめるメニューになっているから、食べたいものを食べたいだけ注文して、あいにくの雨模様だったから、鼎・斉吉さんのお店の中で、来場者と語り合いながらの素晴らしい時間

朝日新聞社や東日本放送などの取材も入って、時間が経つにつれてお客さんもいっぱいになってきて。 BBQや沖縄料理、インドネシア料理にまぐろ料理や粕汁など、時間いっぱい堪能しました。 とても好評だったので、みしおね横丁オープン前にもう一度開催するっていう提案も出てましたよ

この連休中には、オープンにひと足早くみしおね横丁予定地でGWフェスを5月6日までの毎日開催するとの事。 たくさんの皆さんとお話しして、遅くまで楽しんだみしおね横丁の出初めパーティーでした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:11
2019年04月28日
塚本八百屋で絶品チキンカレー

4月27日からの大型連休となった日本列島。 ここ気仙沼では連休の前半戦はお天気があまりよくないみたいで、気温もけっこう寒かったりと、4月末らしくないような陽気となっていますね

青森や北海道なのでは雪が降ったというニュースも聞こえてきているので、桜前線が北上したといっても行楽地などにでかける時には、万が一の冬支度みたいなものもしていく必要があるかも

気仙沼港ではもうすぐ出港となる岩手県宮古市の78清福丸さんが冷凍餌や漁具・資材などの積込み、そして機器類などの最終チェックと、休日返上でのお仕事の様子。 皆さんほんとうにお疲れ様です


肌寒い気温に誘われて、何か温かくなるようなものを食べたいなあと、塚本八百屋のカレーランチに行ってきました。 前日行った時にはお休みだったから、二日ごしにようやくありつけました

この日のランチメニューは、「マッシュポテトと焼きチーズの牛すじカレー」か「チキンとふわふわ卵のスパイシーカレー」の二種類。 どちらもサラダとスープが付いて800円です。 塚本のお母さんがチキンカレーが美味しいよって勧めてくれたので、それにのってチキンカレーをいただく事に

メニュー通りのスパイシーなチキンカレーと、ふわふわ卵の相性がバツグン。 付け合わせのほうれん草もいい。 オムカレーみたいな感じでとっても美味しかったです。 二日間待ったかいがありました

連休中はランチの営業はお休みにして、夜だけの予定だっていう塚本八百屋さん。 新業態としてスタートし、順調に固定客を増やす人気店になりましたね。 これからも美味しいお料理をお願いします

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:20
2019年04月27日
五十鈴神社で航海安全と大漁を祈願

平成もあと僅かとなって、もうすぐ令和という新しい時代を迎えようとしています。 きょうから10連休っていう方も多いと思いますが、勝倉漁業もとりあえずは10連休をいただくという事になりました

この連休のあいだも、南太平洋では123勝栄丸が航海終了に向けての最後の奮闘と、残りの回数で少しでも漁獲を上積みしようとマグロと格闘中。 そしてラスパルマス港では第1勝栄丸が航海を切り上げての帰国に向けての港内作業と、各船の動きもあるから連絡を取りながらの休暇となりますね

いちおう、4月27日から5月6日までの10日間は事務所を閉めますので、用事等のある方につきましては各担当の携帯電話かE-mailでの連絡をお願いしたいと思います。 取引先の皆さまよろしくです

4月下旬の大安吉日。 私たち漁業・水産関係者の氏神様である五十鈴神社において、出漁各船の航海安全と大漁満足を祈念する神事が行われて私も出席してきました。 毎年恒例の大事な儀式です

社殿には気仙沼漁協の組合長以下職員の方々をはじめ、気仙沼市長や市議会議長、商工会議所会頭や水産関係の各団体の代表の方々、そして市内の金融機関の支店長さんや漁業会社の皆さんがズラリ。 テレビカメラや新聞社の取材も入って、出席された方々は約50名程と大勢での神事でした

五十鈴神社の神主さんによる祝詞奏上に続き、出席者お一方づつ名前を呼びあげられての玉串奉天。 気仙沼の出漁漁船80隻を超す船の航海安全と大漁を祈念するとともに、気仙沼魚市場をはじめとする水産関係各社の益々の商売繁盛を祈願。 気持ちを新たに新年度に臨んでいきたいと思います

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:27
2019年04月26日
まぐろ漁業の経営懇談会に出席して

週末からの大型連休を前に、気仙沼でのお仕事もだいぶスケジュールがタイトになってきて、会議や来客への対応に追われています。 これまで出張が続いていたから、こういうお仕事も大事ですね

ほぼ二ヶ月に一度のペースで開催される、遠洋かつお・まぐろ漁業者への経営懇談会。 金融機関や関係団体などの担当者が一堂に会して行われる会合です。 資料を準備して会合に出向いて

一年間の計画を立て、その計画通りにすすんでいるのか、現在の漁模様や水揚げ状況、各船の動きやマグロ類の相場観などについてもしっかりと話し合っていきます。 このところ出席することができなかった会合なので、久しぶりに出席してしっかりと考え方などをお伝えすることができてよかったです

ちょうど決算時期という事もあって暫定的な見込みを報告。 一年間の成績表じゃないけれど、経営者にとってはこの時期が最も緊張するし、嬉しくもある。 新年度も頑張っていきたいと思います

先日は気仙沼魚市場の理事会に出席して、漁協の決算見込みについて協議しました。 いまのところ近海のかつお漁がまだ低調な水準で、単価も安めに推移しているのが気になるところ。 5月から開始の大型漁船によるサンマ漁もどういう結果になるのか、慎重に見ていかなければなりませんね

そうこうしているうちに、北かつ組合と商事会社の決算総会も予定されているので、6月にかけてのこの時期は例年の事ながら決算が出そろってきて総会日程が目白押しとなる。 一年間の締め括りです

冷凍運搬船の水揚げ荷役の遅れから、5月にずれ込んだロットの予定もようやく立ってきた。 南太平洋で操業中の123勝栄丸の帰航予定も決まってきたし、5月から6月にかけては益々忙しくなりそうです

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:56
2019年04月25日
「みしおね横丁」が初夏にオープン!

今年の気仙沼は生鮮かつお水揚げ23年連続日本一を目指す年です。 例年ならゴールデンウィーク明けくらいからカツオ船や巻き網船の入港が続き、本格的なシーズンインとなる。 今年も期待しましょう

先日は気仙沼魚市場の新市場棟(CD棟E棟)も完成、供用開始となって、魚市場前の区画についても徐々に整備が進んできました。 これまでよりも魚市場全体がだいぶ大きな施設になって、新しい環境に私たちもまだ慣れないから、入港する乗組員の皆さんからすると尚更なんだと思います

ちょうど小野寺鉄工所さんの工場があった跡地付近に、魚市場前の再開発ともいえる新しい「みしおね横丁」っていう施設が初夏にオープンするという事で、私たちもかなり楽しみにしているんです

クラウドファンディングを活用しながら、みんなの協力の下で計画が進められている温浴施設「鶴亀の湯」をはじめ、いけてるバーもメキシカンもインドネシア料理も沖縄料理もラーメンも朝ごはんもお祈り場所もみんなあるのが「みしおね横丁」なんだって。 イメージできないけど、すごく楽しそうです

魚市場前のエリアは、かつてはたくさんの飲食店があって、入港して水揚げを終えた乗組員の皆さんが気楽に食事やお酒を楽しめた場所でもありました。 また、魚町近くにあった銭湯「亀の湯」さんは、漁船の乗組員に長年にわたり愛されてきた憩いの場所。 私も子供の頃お世話になったものでした

いま各船にはインドネシア船員も大勢乗船していて、イスラム教徒が多いインドネシア船員のためのお祈りをする施設も整備されるっていうんだから、至れり尽くせりの「みしおね横丁」になりそうですね

オープンを前にして、今週末には鼎・斉吉さんを会場に「みしおね横丁」出初めパーティーが開催されるという情報なので、私も出かけてみようと思います。 みしおね横丁のオープンが待ち遠しいですね

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:23
2019年04月24日
第一勝栄丸がラスパルマスに帰港!

平成もあと残すところ一週間を切り、令和へのカウントダウン始まっています。 今月末からの連休には即位の礼があるので、日本中が祝賀ムードに包まれて、まぐろの消費も活発化するといいですね

大西洋漁場で昨年から操業をおこなってきた勝倉漁業の第一勝栄丸は、今航海の予定の操業をすべて終え、約一週間前にはカーボベルデ共和国ミンデロ港にて冷凍運搬船に漁獲物を転載を済ませて

その後、係船地であるスペイン・カナリア諸島のラスパルマス港に向けて廻航し、予定通りの日程で無事に到着。 船首マストにスペイン国旗を掲げて入港する本船を現地関係者とともにお出迎えです

会社からは取締役が現地に飛んで、本船の入港アテンドや係船中の工事内容などの確認をおこない、そして日本から派遣するエンジニアも現地で合流。 乗組員から船を引き継ぐ予定となってます

船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、今回も順調に漁を重ねていただき良い成績で航海を終えることができました事、感謝でいっぱいです。 長期航海となりましたが、本当にお疲れさまでした

中部大西洋でのメバチマグロ漁、そして北東大西洋でのクロマグロ漁と、北大西洋を縦に移動しながらの航海でしたね。 乗組員が帰国・休暇中には、本船の修理や整備をエンジニアが受け持ちます。 次の航海もトラブルなくしっかりとマグロ漁ができるように、きっちりとした整備をおこないたいと思います

この時期のラスパルマス港は、大西洋での操業を終えて航海を切り上げる船の入港が重なり、港の中が日本船でいっぱいになります。 現地代理店の職員の皆さん方も、たいへんお忙しいとは思いますが、第一勝栄丸の係船中の対応のほど宜しくお願い致します。 乗組員の皆さん、お疲れさまでした!

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:17
2019年04月23日
旋網船がクロマグロを145トン水揚げ

まもなくシーズンインとなる生鮮かつおの水揚げを心待ちにする気仙沼港です。 昨年は4月にも巻き網船によるカツオの水揚げがあって、幸先の良いスタートとなりました。 今年も早期の入港を期待です

気仙沼漁協も決算時期を迎えて、頻繁に理事会が開催されて総会に向けての準備がすすんでいます。 魚市場運営委員会での新市場棟への要望事項と合わせ、しっかりと対応していかなければ

先週末に塩釜港に生鮮クロマグロが水揚げされたとの報道があって、もしかしたら週明けに気仙沼にも入港があるのではと思っていたら、案の定、78大師丸が入港して生鮮クロマグロの水揚げをおこないました。 予定では100トンとの情報でしたが、水揚げしてみるとなんと145トンもあったとか

旋網船によるクロマグロの水揚げがあったのは気仙沼だけではなくて、塩釜港には11大師丸により140トンが、銚子港には12大師丸により120トンが水揚げされたっていうんだから、夏漁のはじまりとは言ってもかなりの大漁だったことは間違いなし。 市場内がクロマグロで埋め尽くされました

気仙沼に水揚げされたクロマグロは他港よりも大型のマグロで80~100㎏ものが主体。 塩釜港では40~60㎏、銚子港のは50~60㎏ものが主体と、気仙沼に水揚げされたもが一番大きいものでした

日本沿岸で漁獲される太平洋クロマグロは資源悪化の影響で漁獲が厳密に管理されていて、巻き網船への漁獲割当は全体枠と個別枠とがある模様で、今回の大漁を受けて残りの漁獲枠が少なくなっているとの情報。 どんな管理になっているのか私たちにまで伝わってこないので情報が欲しいですね

一度に145トンもの生鮮クロマグロが水揚げされ、他港にも潤沢に供給されたクロマグロなので、市場での販売価格は先週よりも安く、気仙沼では平均単価805円/㎏の相場と先週の約半値という結果に

久しぶりに魚市場に足を運び、生鮮かつおの前に気仙沼を賑わせたクロマグロの水揚げ視察でした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:43
2019年04月22日
大島大橋開通の裏側で

気仙沼市民と大島島民の長年の悲願だった大島大橋が開通して約2週間がたちました。 開通を待ちわびた多くの皆さんが車で大島に渡り、ものすごく賑わっている様子が報じられていますね

気仙沼市などでは、案内板の変更や駐車場の誘導、島内の交通整理など、いろいろな対策をおこなっています。 ゴールデンウィークにはさらに多くの方々が大島に渡ると思われるので、対策を万全に備えなくてはなりませんね。 実は私はまだ行っていない派の一人。 近々に出かけてみたいと思います

その気仙沼大島とを結んできた島民の足ともいえる大島汽船の定期航路が、大島大橋の開通に伴ってその事業が廃止となった。 最終便の出航の際は多くの皆さんが見送りましたね。 その定期航路廃止に伴う損失補償を求めて宮城県を提訴したとの報道。 先日社長さんにもお話を伺うことができました

東日本大震災で大きな被害を受けた大島汽船の定期船。 船の復旧だけではなく着岸する桟橋なども自らの費用をもって再建し、一時は孤立した島民の生活に重要な役割を担ってきました。 社長さんがおっしゃるように宮城県との話し合いで決着できればよかったのでしょうけど、防潮堤などの対応を見てきたところから推察すると、提訴というところまで話がこじれてしまったのもわかるような気がします

大島架橋が開通して、大島を含む気仙沼の経済効果も大きく、島民の利便性が劇的に向上した一方で、その影響を受けて事業廃止となり提訴までせざるをえなかった大島汽船さんの苦悩。 光と影っていうか、こうした裏側も皆さんには理解してほしいと思います。 定期船の乗組員などは全員解雇したという事なので、気仙沼の関係企業などで再就職等に協力していかなければならないのではないでしょうか

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:22
2019年04月21日
「黒船」の秋刀魚だしラーメン

4月も下旬になって、桜が見頃となっている気仙沼です。 ところによってはもう散りはじめているから、連休までは持ちそうにありませんが、今週末はお天気もよくてお花見日和の気仙沼地域でした

来月になると気仙沼は生鮮かつおの水揚げシーズンを迎えます。 例年であれば、まず巻き網船が入港して、その後に一本釣り漁船が続くかたちになりますね。 23年連続日本一を目指す年なので、これまで同様に順調な水揚げで推移する事を願うばかり。 カツオ船の皆さん、がんばって下さい!

一方のサンマ漁船は、例年は8月下旬からの出漁でしたが、今年は5月から一部の漁船が操業することになるそうです。 大型サンマ船55隻のうち18隻を二つのグループに分けて出漁、公海漁場で操業してロシア向けに洋上販売したのち、国内にもサンマを持ち帰って水揚げする模様。 楽しみですね

公海漁場では台湾や中国などの漁船が5月頃からサンマ漁をおこなっていて、日本での水揚げ数量減少の一方で、ライバルとなる外国船はその漁獲数量を年々増やしています。 NPFCという機関によって資源管理が行われるようになったから、これまでにも増して実績数量が重要視されてきています

本州では大船渡がサンマの水揚げ数量トップを続けていて、気仙沼や女川と水揚げ数量を毎年競い合っています。 その大船渡で一番人気のラーメン屋さんが「黒船」さんで、「秋刀魚だし」が特徴。 突然でしたが、この週末に行くチャンスがあって、初めての黒船のラーメンを食べてきました

注文したのは「秋刀魚だしラーメン(醤油)」の普通盛り。 あっさりとした中にもしっかりとした旨味があって、サンマの香りも上品なスープ。 自家製麺だっていうストレート細麺との相性もバツグン。 チャーシューもとっても美味しくて、すごくバランスのいいラーメンだと思いました。 とても気に入りました

先日、仙台に行った際、テレビのランキングで上位になったラーメン屋さんに行ったけど、期待に反して美味しくなかったけど、黒船さんのラーメンは、皆さんも是非いちど食べる価値ありだと思います

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
18:22
2019年04月20日
日かつ漁協の地区別協議会

ようやく桜が満開の見ごろとなった気仙沼です。 今週末は気温も上がってお花見日和だけれども、残念ながら気仙沼市内にはお花見ができる所が限られるから、皆さんどこで桜を楽しんでいるのかな

三陸自動車道を通って仙台市内までのアクセスもすごくよくなって、これまでとは考えられないくらい早い時間で到着する。 週末の会合に出席するために車で移動もストレスがまったくありません

毎年この時期に日本各地で開催される日かつ漁協の地区別協議会が今年も仙台市内の法華クラブを会場に行われました。 東日本ブロックの、青森・岩手・宮城などの漁業者、そして日かつ漁協や日かつ協同(株)の幹部の皆さん、OPRTや水産庁の担当者も同席。 約3時間ほどの会合でした

事前に配布された分厚い資料に基づいての説明が約2時間。 そしてその後に意見交換が1時間。 毎年の事ですけど、意見交換の時間をもっととってもらった方がいい、全く時間が足りません

遠洋かつお・まぐろ漁業界で、いま課題となっている様々な問題。 国際情勢や漁場確保、各水域での規制強化や乗組員問題など。 どれをとっても重要な問題なだけに、出席者皆さん真剣な議論でした

福岡、静岡、東京、仙台と、4カ所の会場で順次開催される地区別協議会です。 この協議会での意見や指摘をもとに総会に向けての事業計画や予算案などの取りまとめをおこなう。 令和という新しい元号になっての最初の一年なので、さらに結束を深く、情報交換を密に事業に取り組んでいきたいですね

仙台での地区別協議会に出席された皆さん、お疲れさまでした。 新年度も宜しくお願い致します

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
20:13
2019年04月19日
宮登さんでシニア会を開催

4月も後半となって、気仙沼もようやく本格的な春の陽気になってきました。 先日までの雪景色がうそのようですね。 平成もあと僅かとなって、令和へのカウントダウンがすでに始まっていますね

今年のゴールデンウィークは10連休と近年にない長期休暇となりますが、豊洲市場や気仙沼魚市場そして取引先の休暇状況を見ながら勝倉漁業の休業日を決めていきたい。 今年の年休日を決める時には、この10連休は想定していなかったので、どうするかまだ悩んでいるのが正直なところです

南太平洋と大西洋で稼働中の勝栄丸の運航サポートもあるので、状況を見ながら判断したいところ。 はっきりと決まりましたら勝栄丸ブログでもお伝えしたいと思いますので宜しくお願いします

連休を前にしたタイミングで、若手経営者の会から招集がかかり、宮登さんに集合しての懇親会が行われました。 若手経営者の会のメンバーも、設立から15年を過ぎて皆さんそれぞれに歳を重ね、20台・30台のメンバーとのジェネレーションギャップもあるのか、シニア会というものが昨年発足となって

50歳以上のメンバーだけに参加資格のあるシニア会。 活動計画などを話し合う会合を兼ねての懇親会でした。 昨年の東京での移動例会では、築地市場の最後をみんなで視察してきましたよね

今年はどのような活動になるのか、シニア会の会長と事務局に一任するかたちでまとまりましたので、いい提案をしてくれることを期待しています。 宮登さんの美味しいお料理の数々、メインはなんと鴨鍋でした。 もちろん〆は鴨汁のお蕎麦。 私の大好物なだけに、普段にもまして美味しかったです

8年前に南町で被災し、田中前地区に移転しての営業を続けてきた宮登さんですが、聞けば新しいお店を計画中なのだとか。 まだはっきりとはわかりませんが、新しいお店に移転することになっても美味しいお料理と楽しい時間を提供してくれることを期待しています。 とっても楽しいシニア会の会合でした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:05
2019年04月18日
第1勝栄丸がマグロ漁終え帰航に

大西洋の漁場にて昨年からマグロ漁をおこなってきた第1勝栄丸が、今季に予定した操業のすべてを終了し漁場を切り上げ、寄港地のカーボベルデ共和国ミンデロ港に向けて帰航となりました

船頭さんをはじめ乗組員の皆さんにおかれましては、長期間にわたる航海となり本当にお疲れさまでした。 今航海の奮闘に心から感謝を申し上げます。 取引先関係者の皆さまにも、さまざまな形でサポートをしていただきましてありがとうございました。 漁を終えて船頭さんもホッとした事でしょう

カーボベルデ共和国は大西洋に浮かぶ島国。 先日には国名の表記で「カーボヴェルデ」からカーボベルデにかわった事でもちょっとだけ知られるようになりましたよね。 ここのミンデロ港が漁業基地なんです。 北大西洋ではスペイン・カナリア諸島のラスパルマス港と並んでとっても重要な港です

昨年にはカーボベルデ共和国の水産局長ご一行様が気仙沼にお越しになった際、気仙沼の復旧・復興状況から水産関係の施設そしてサメ皮製品の視察まで、アテンドしたことを思い出します

そのミンデロ港に冷凍マグロを専門に輸送する運搬船が待機。 ミンデロ港に到着した本船は、漁艙に保管してある冷凍マグロなどの漁獲物を運搬船に転載し、日本までの輸送を依頼することになります

冷凍運搬船が日本に戻ってくるのは約2か月後くらいになるのかな。 乗組員は空路にて帰国し約2か月間ほどの休暇に入る。 マグロ漁の疲れを癒し、ご家族との時間を楽しんでいただきたいです

日本からは会社のスタッフとエンジニアが派遣され、整備・修理箇所やドックの打ち合わせなどの引継ぎをおこなう予定です。 乗組員との再会もまもなく、元気な笑顔で帰国するのを楽しみにしています

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:46
2019年04月17日
連続水産セミナー第4回講座

仙台市内で桜が満開となって、県北の気仙沼でも桜の開花が報じられ、だんだんと春めいた陽気となってきました。 春一番じゃないとは思うけど、結構風が強いので三陸沖は時化ているのかも

気仙沼の近海まぐろ船が協業化による計画操業を行っており、新造船の導入も含めて新しい漁業経営の姿を模索しているところ。 最近ではモウカザメの水揚げが多くなっていて、新市場棟の低温売場にずらりと陳列されて販売されています。 数量も金額も5割ほど増加しているっていうから大漁ですね

各海域の漁業管理機関ではサメ類やカジキ類などに規制が加えられる方向にあって、日本を含む海域のWCPFCでも太平洋クロマグロの資源悪化による漁獲規制が実施され、マカジキについての議論もはじまって模様。 メカジキやサメ類が主要水揚げ魚種の気仙沼にとって大きな問題です

そのような中、気仙沼市と東京海洋大学の連携事業である「”海と生きる”連続水産セミナー」の第4回講座が気仙沼魚市場の会議室で開催されて、会社のスタッフとともに聴講してきました。 水産に関するさまざまなテーマについて、講師をお招きして講演をいただく。 とても素晴らしい取り組みだと思います

今回の講義は「水産業の成長産業化と新しい資源評価・管理」について。 国立研究開発法人水産研究・教育機構の理事である田中健吾さんが講師でした。 水産庁では約30年にもわたり国際漁業関係をはじめとする水産行政に従事した方。 このテーマについての最も詳しい方の一人といえると思います

世界的な水産資源の動向は、適正又は未利用状態の資源の割合が年々減少し、過剰利用又は枯渇状態の資源の割合が増えてきている。 漁獲量を管理し資源を増やしながら漁業活動をおこなう事が大切。 水産業を成長産業へと改革するのは簡単じゃないけれど共に取り組んでいきたいと思います

マグロ類の管理の世界ではすでにスタンダードな管理手法となっている目標管理基準値の設定。 資源回復の目標をどういうスケジュールで達成していくかによって漁獲できる数量が違ってくる。 初めて聞く方々にとっては至極難解な講義だと思いますが、私たちにとっては十分に理解できるものでした

現在の資源評価対象魚種50種を5年後に200種まで拡大する方針が決まり、それに対応していかなければならない機構側。 大変なお仕事だと思いますが、将来の水産業発展に向けて引き続き頑張ってほしいと思います。 講師の先生そして水産セミナーに参加された皆さん、長時間お疲れさまでした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:12
2019年04月16日
大島大橋開通記念の「亀山丼」

4月7日開通となった気仙沼大島大橋。 開通直後という事もあって、平日でも相当な数の車が大島に乗り入れているという事で、気仙沼市内から続く道路も渋滞が見られるとかでまだ大島に行けてません

これまで陸続きではなかったから道路標識も「鶴ヶ浦」のままになっていたところ、ようやくここにきて「大島」方面の表示もなされてきたそうです。 地元民でも迷うから他から来たら尚更でしょうね

ゴールデンウィークにはさらに多くの皆さんが大島大橋を渡る事を考えると、駐車場の案内や交通整理など、事前に十分な対策をとっておかなければなりませんね。 関係者の皆さん宜しくお願いします

とは言っても、私たちにとって長年の悲願であった大島大橋の開通。 船で渡るのが当たり前だった大島に車で行けるようになったんですね、感無量です。 フェリーでのカモメの餌付けや亀山リフトなんか思い出としてすごく残っていて、小学校などの遠足や海水浴などでも何度も行った記憶があります

その大島大橋の開通を記念して、北かつまぐろ屋で提供し始まったのがその名もズバリ「亀山丼」。 大島にそびえる亀山と、輝く気仙沼の海をイメージした北かつまぐろ屋特製のスペシャルな丼です

北かつ組合所属船が漁獲した旬のミナミマグロの大トロ・中トロ・赤身に加えて、プチプチ弾けるイクラをこれでもかと使用。 通常価格3,240円ですが、期間中は毎日各店限定3食をお祝価格の1,500円で提供との事。 限定食数以降は通常価格での提供となるそうなので注文の際はご確認を

ゴールデンウィーク最終日の5月6日まで提供するそうなので、皆さん是非いちど北かつまぐろ屋の「亀山丼」を食べてみてはいかがでしょうか。 間違いなく味もコスパも最高なマグロ丼だと思いますから!

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:45
2019年04月15日
桜満開の仙台での会合へ

ここにきてようやく春らしい陽気になってきた気仙沼です。 この感じだと気仙沼の桜並木が見頃になるのもそう先の事ではないかなあと思います。 先週末は仙台で満開の桜を見ることができました

仙台市内の桜の名所はたくさんありますけど、仙台駅に近い榴ヶ岡公園はお花見のメッカ。 先週末はたくさんのお花見客でにぎわったことでしょう。 ようやく宮城県にも桜前線が来ましたね

榴ヶ岡公園にほど近い合同庁舎で月に一度開催される会合があって、一年間の会合予定が決まっているから私のスケジュールにも組み込んでいます。 東北運輸局でおこなわれる東北地方交通審議会船員部会の委員に昨年後半から任ぜられて、雇用者側の代表として出席させて頂いています

東北地方の船員の雇用情勢、求人数や求職数、有効求人倍率の推移など、商船と漁船のそれぞれのデータが取りまとめられて報告を受ける。 船員の雇用環境について、最低賃金などについても審議される重要な会合なんです。 毎回の会合では委員からいろいろな情報提供がなされるのも興味深い

月に一度の会合ですが、これからもまじめに出席して、さまざまな議論をしていきたいと思います。 船員部会の委員の皆さま、今後とも引き続きどうぞ宜しくお願い致します。 毎回の出席お疲れ様です

気仙沼から仙台市内まではこれまで金成インターから東北自動車道を通るルートがほとんどでしたが、三陸道が開通してからはすごくアクセスが良くなって、これまでよりも大幅に移動時間が短縮になったのが嬉しい事。 気仙沼から北の釜石や宮古へのルートも相当にアクセスが良くなった模様です

勝栄丸ブログを海外でご覧になっている方も多いと聞いています。 きょうはそうした方々へお花見のプレゼントとこの写真を掲載してみました。 花を撮るのは上手じゃないのでその点はご勘弁を。 気仙沼の桜が開花し満開になったら、またお伝えしたいと思います。 桜が満開だと気分まで明るくなりますね

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:07
2019年04月14日
久しぶりに「まるき」の味玉中華そば

先日までは季節外れの雪が降り続いた気仙沼ですが、今週末から急に陽気が春めいてきて、この分だと市内の桜並木が見頃となるのもそう遠くないのではと思います。 ようやく春の到来ですかね

先日、インド洋での補給基地バリ島ベノア港を出港した第7勝栄丸は、豪州西岸フリーマントル沖のマグロ漁場に向けて南下航行中。 88勝栄丸から乗り移っての最初の航海で、乗組員の皆さんにもいろいろとご苦労おかけする場面がありましたが、さまざまな問題も解消されて順調に漁場向け中です

そして大西洋の漁場では、第1勝栄丸があと数回の操業で今航海のマグロ漁を終え、補給基地のカーボベルデ共和国ミンデロ港に待機する冷凍運搬船と会合し漁獲物を転載する予定となっています。 そして本船は大西洋での母港ラスパルマスへ向かい、日本から派遣の技師たちに引き継ぐ計画

スペインからの帰国便の手配では、日本の10連休の影響もあってかいずれの航空会社も空席がタイトな状態。 航空券の料金も通常よりは高めの見積もりなので、現地での作業スケジュールと合わせて、無駄のない予定を組んでいかないとなりません。 情報収集しながら進めていきたいと思います

そんな今週のお仕事のあいまに、久しぶりに気仙沼の人気店「まるき」さんにお昼ご飯を食べに行ってきました。 最近は煮干しそばや辛煮干を食べる事が多かったから、今回は久しぶりに味玉中華そばを注文。 あっさりとした旨味のあるスープと小麦の香りが感じられる細麺との相性抜群の一品ですね

今年のゴールデンウィークにはたくさんのお客さまで賑わうであろう「まるき」さん。 その為なのか、4月22日(月)から27日(土)までの6日間を休業日とするみたい。 お店のカレンダーに書いてありました

観光や帰省などで気仙沼にお越しになる皆さんも、休みをチェックしてぜひ出かけてみてください

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:31
2019年04月13日
新造船の海上公試運転を前にして

4月に入っても季節外れの雪が降ったりと、なかなか春めいた陽気にならなかった気仙沼ですが、ようやく今週末くらいから気温も上がってきて、桜の開花のニュースも聞かれるようになってきました

現在南太平洋のパプアニューギニア水域で操業中の第123勝栄丸は、あと残すところ一か月ちょっとでマグロ漁を切り上げて帰航するところとなって、大西洋で奮闘中の第1勝栄丸も、今月下旬には漁業基地のスペイン・ラスパルマス港に帰港する予定となっています。 乗組員の皆さんご苦労様です

10日間の大型連休を控えているので、日本から派遣する技師や帰国する船員のフライト便を確保するのもけっこう大変。 空席がない上に航空券も割高という事もあり、早目の手配をしたいところですね。 入港予定と合わせて、現地の作業スケジュールを勘案しながら前広に手配をかけていきたいと思います

一方の日本国内では、現在新潟造船で建造中の新船・第127勝栄丸のファイナルドックが終了し、週明けの海上予行・公試運転に向けて、船内の艤装工事が急ピッチでおこなわれている状況です

今月初めの建造状況の視察の時は、洋上での試運転を行なうまでに仕上がるのはまだまだ時間がかかるのではと思ったけれど、工程表通りに作業を進めてくるあたりは、さすがの新潟造船さんです

週明けに船頭さんをはじめ幹部船員の皆さんが新潟入りし、無線設備の検査や予備品類のチェック、海上での試運転などに立ち会うことになっているので、お世話になりますが宜しくお願い致します

乗組員の皆さんと一緒に、私も新潟に行きたいところだけれど、スケジュール調整がつくかどうか。
要望工事や指摘事項に関しても、竣工・引渡しまでには現地で確認したいと思います。 新造船の竣工・引渡しまであと一ヶ月半ほどとなってきましたので、竣工披露の計画も立てなければなりませんね

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:11
2019年04月12日
武山米店での絶品おこわランチ

3月末から続いた国内外の出張も一息ついて、久しぶりにじっくりと会社の事務所でのお仕事になりました。 溜まっていた書類などに目を通して、いろいろと調べものなどをした午前中です

まだ風が冷たくてひんやりする感じはしますが、気仙沼で一番はやく桜が咲く旧市立病院の桜並木が開花したとの情報もあったから、ようやく気仙沼にも本格的な春が到来するのではないかと思います

気仙沼では毎月、海の市の特設会場で「気仙沼みなとでマルシェ」が開催されていて、朝市っていうか午前8時から午後2時頃までおこなわれるイベントなので早起きしなくてもよく、いろいろなお店が出店していてとても楽しみにしています。 そのマルシェに毎回出店している武山米店にランチに行ってきました







歴史のある武山米店の建物は、奥に行くにしたがって狭くなる変わったつくりになっていて、蔵との調和がすごく素敵なお店。 東日本大震災では大きな被害を受けたけれども、歴史的建造物の保存を目指す市の一般社団法人「気仙沼風待ち復興検討会」の基金などを活用して、再建されました

そんな素敵なお店で食べるランチのお目当ては、気仙沼みなとマルシェでも人気商品となっている「おこわ」と「シュウマイ」。 舞茸おこわと牛しぐれ煮おこわがあって、手作りシュウマイも最高に美味い

なんと、気仙沼の伝統的なお料理「あざら」もあったから、みんなでつまんで食べようってお皿によそって頂いて。 あざらっていうのは、白菜の漬物とお魚「メヌケ」を酒かすと煮込んだ昔の気仙沼ではポピュラーなお料理だったけど、いまはあまり目にすることがなくって、懐かしさと一緒に味わいました

ひじきの煮物もすごく優しい味でとても気に入りました。 お料理が提供されるお膳の足にはクルミが使われていたのが面白い。 陶器も漆器もかなり昔のものでしょうね。 味わい深くてすごく好きです

武山米店での絶品おこわランチご馳走様でした。 忙しい日常を癒してくれる素敵な空間ですね

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:41
2019年04月11日
インド洋へと二隻同時に出港!

毎年1月から2月にかけてインド洋漁場でのマグロ漁から気仙沼に帰港した船の多くが、3月末から4月上旬のこの時期に出港のピークとなります。 乗組員の皆さんゆっくり休めましたでしょうか

今月3日には、太平洋西経漁場に向かう新造船の第35漁福丸さん、インド洋の漁場へと出漁する第88清福丸さん第8明神丸さんが同時刻に出港となって、7日には南太平洋に向け第8大功丸さん、インド洋へと第68清福丸さんが出港となりましたね。 各船の皆さん、体に気を付けて頑張ってきてください

そして昨日は、プラザホテル下の出港岸壁から、第5八幡丸さんと第8漁吉丸さんが出港となり見送りに行ってきました。 日頃から勝栄丸各船がお世話になっています。 今航海も宜しくお願いします





二隻のマグロ船の同時出港とあって、普段より大勢の方々が見送りにきていましたね。 船首と船尾に掲揚された大漁旗や船名旗・社旗が風にたなびいて勇壮な光景です。 ちょっと曇り空で風もまだ冷たい気仙沼港ですが、出港祝いを手にした関係者の皆さんが続々と集まってきていました

両船ともに出港前の社長からの激励の訓示に続いて、航海安全と大漁を祈念しての乾杯で出港スタンバイとなりました。 まずは第5八幡丸さんのもやい綱がレッコされ、作業艇のサポートをうけて離岸

続いて、第8漁吉丸さんが出港体制になって。 出港BGMはいま話題のQUEENのWe will rock you。 気仙沼の見送りイベント恒例の小旗を手にした大勢の皆さんが、長期航海に向かう両船を見送りました。 「お魚たくさんとってきてね、美味しいマグロを待ってます!」との声に、船頭さんも嬉しそうでした

航海安全に気を付けて、マグロが大漁であります事をお祈り致します。 出港おめでとうございました

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:04
2019年04月10日
これから旬を迎えるホヤで一献

東京でおこなわれたサスティナブルシーフードの会合から新潟に移動して、勝倉漁業の新造船第127勝栄丸の完成前のファイナルドックをこの目で確認して、打ち合わせのあと気仙沼に帰ってきました

先日お伝えしたように、4月に入って気仙沼港は太平洋やインド洋など各水域へと船出する遠洋まぐろ漁船の出港が続き、色鮮やかな大漁旗が港を賑やかにしています。 とっても華やかな光景です

そして4月7日には気仙沼市民の悲願だった大島大橋が開通となって、これまでは陸続きではなかった大島に一度車で行ってみようという人たちで、大島へ続く道路は大渋滞しているとのこと。 その一方で、大島汽船の大島フェリーが長い歴史に幕をおろし、最後の勇姿を見ようと大勢の方が詰めかけました

大島大橋が開通して陸続きになったからしょうがない事なのでしょうけど、私たちにとってすごく思い出深い大島フェリーがなくなるっていうのは寂しいことですね。 長年にわたり有難うございました

そんなお話をしながら、市内のお寿司屋さんで取引先の皆さんと一献。 これから旬を迎えてくる気仙沼特産の「ホヤ」の新物をだしていただいて。 身が厚くてプリッとしてて、ほんと最高に美味いです

まだまだ肌寒い日が続いているから芋焼酎お湯割りで、ゆっくりと飲み交わしながらいろいろなお話しの情報交換。 とても楽しいひと時をありがとうございました。 また近いうちにみんなで飲みましょう

これから旬を迎える気仙沼産のホヤをつまみにリラックスしたお食事会。 本当にごちそうさまでした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:43
2019年04月09日
新造船完成前のファイナルドック

気仙沼を出港してインド洋漁場へ向かう途中の補給基地インドネシア・バリ島ベノア港に寄港した第7勝栄丸の入港アテンドなどでの出張から帰国してすぐに、東北新幹線で上京。 サスティナブルシーフードについて北参道のフレンチレストラン「sincere」さんでの会合に出席したあと新潟に移動してきました

昨年8月に起工して以来、10月10日の船台搭載開始、そして12月7日の進水・浮上、今年になって3月12日には取引先のお客様に来て頂いての命名・進水式と、新潟造船での第127勝栄丸の新船建造が順調に進捗してきています。 約一か月ぶりの新潟ですが、また一段と工事が進んできました

4月末の完工を前に、本船を艦ドックに入渠してのお色直し・ファイナルドックが行われていて、新造船引渡しの前に船底を確認できるのはこのタイミングしかないので、私も予定を調整して新潟入りです





一足先に新潟造船入りして作業現場の確認を行っていた機関長さんとバトンタッチするかのように、引継ぎ事項を確認しながら新潟造船の担当者からいろいろと説明を受けて。 皆さんご苦労様です

前回新潟入りした時にはまだ進んでいなかったブリッジや各居室、サロンなどに家具類が入って、航海計器類も搬入されて、だいぶ船らしくなってきました。 ほんと完成間近っていう感じですね

今月の15日過ぎには、海上公試運転も予定されているので、船頭さんや乗組員もその際には現地入りして、実際に海上を航走しながら各部のチェックを行っていく段階。 会社からも立ち会う予定です

素晴らしい仕上がりとなった船底などを確認しつつ、仕様通りの内容になっているかを担当者とともに順に視察していって。 5月末の竣工・引渡しに向けて、新船建造が最終段階に入ってきています

第127勝栄丸の完成・引渡しまであと2か月を切りました。 引き続き予定通りにしっかりとした艤装作業など、新潟造船や関係各社の皆さまにはどうぞ宜しくお願い致します。 また近々、行きたいです

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:59
2019年04月08日
祝!大島大橋開通とマグロ船出港

4月に入って、太平洋やインド洋のマグロ漁場へと出漁する船の出船が続いている気仙沼港です。 大安吉日の日曜日、二隻の遠洋まぐろ漁船が出港となって、コの字岸壁に見送りに行ってきました

南太平洋のパプアニューギニア水域へと出漁する第8大功丸さん。 勝倉漁業の第123勝栄丸も操業するこの海域へと直行する本船です。 新船建造から6年目の航海となるバリバリの最新鋭漁船です。 第8大功丸の船頭さんには勝栄丸各船がいつもお世話になっいて、今航海もどうぞ宜しくお願い致します

そしてもう一隻は、気仙沼港を基地に漁業活動をおこなう岩手県宮古船籍の第68清福丸さん。 出港を前にしたコの字岸壁には両船の出船送りにかけつけたたくさんの関係者の姿がありました

68清福丸さんはバリ島ベノア港を経由して南下、豪州西岸沖のフリーマントル沖漁場からミナミマグロ漁を予定し、メバチマグロ漁場のジャワ沖を操業する遠洋まぐろ延縄漁船。 一足先に漁場に到着している勝倉漁業の第7勝栄丸と同じ海域での操業開始となる模様。 大漁にめぐまれますように

ちょうど二隻の出港時間には、気仙沼市民の悲願だった大島大橋の開通式典が行われ、気仙沼と大島が橋で結ばれる記念すべき日。 気仙沼市長から依頼があって、大島大橋を通過する際には汽笛を鳴らして完成を祝してほしいとのこと。 海上からも開通を祝うメッセージが伝えられたことでしょう

私もさっそく開通したばかりの大島大橋を通って車で出かけてみたいですね。 二隻同時のマグロ船の出港、そして大島大橋の開通、とてもおめでたい一日となりました。 第8大功丸さんそして第68清福丸さんの航海安全と大漁を心から祈念いたします。 今航海もお世話になりますが宜しくお願いします

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:41
2019年04月07日
北参道のフレンチ「sincere」さんで

第7勝栄丸の入港アテンドなどのために出張したインドネシア・バリ島から帰ってすぐに、こんどは東北新幹線で上京。 数か月前からスケジュールを合わせ楽しみにしていた会合に出席です

私たちの遠洋まぐろ延縄漁業は、まき網漁業などに比べると非効率であるかのように見られることが多いのですが、マグロ資源を根こそぎ獲ることなく、資源を守りながら持続的に漁業活動ができ、日本の刺身文化を支える重要な産業であり、今回はそのサスティナブルシーフードについての情報交換でした

いま世界的に広がりを見せつつあるサスティナブルシーフード。 資源管理がしっかりとなされ、限りのある資源を有効に利用しながら、シーフードの価値を高め、再生産が可能となる漁業。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、また一段と認識が深まっていくことだろうと思いますね

今回の会合の会場となったのは、副都心線の北参道駅に近い閑静な住宅地にあるフレンチレストランの「sincere」さん。 オーナーシェフの石井さんが芸術作品のようなお料理を提供し、数か月後まで予約でうまっているほどの人気店なんです。 素敵なお店にドキドキしながらおじゃましました

フレンチっていっても肉料理がメインではなくて、使っている食材はいずれもサスティナブルなシーフードが中心。 季節のお野菜をふんだんに使いながら、一皿一皿すべてストーリーがある。 お料理に合わせてソムリエが提供してくれる極上のワインと共に石井シェフのお料理を堪能させて頂きました

sincereはオープンキッチン形式のお店の作りで、シェフやスタッフたちの作品作りを見ることができる。 メインは第1昭福丸がアイルランド沖で漁獲した天然クロマグロ。 1月末には第7勝栄丸のクロマグロの水揚げを石井シェフにも立ち会って頂いて、BSフジの番組で特集されたことを思い出します

サスティナブルシーフードについてのお話をしながらの至極のひと時。 また機会を作ってぜひ訪れたいです。 持続可能な漁業を目指し、船員育成も含めてこれからも頑張っていきたいと思います。 石井シェフをはじめsincereの皆さん、ご一緒して頂いた皆さま、素晴らしい時間をありがとうございました

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:41
2019年04月06日
新元号「令和」お祝いイベント

4月になってもなかなか春らしい陽気になってこない気仙沼です。 3月末にはすでにスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの交換も終わらせたら、毎日雪が降ったりして。 時期がずれているのかも

遠洋まぐろ漁から気仙沼に帰港して、船体や機器類の整備をおこなっていた各船が次々と出漁体制となって新たな航海への船出となる時期になってきました。 4月に入ってから出港ラッシュですね

4月3日には太平洋西経漁場に向けて、三保造船で先月竣工したばかりのバリバリの最新鋭船・第35漁福丸さんが出港。 同時刻にインド洋へと船出する第8明神丸さんと第88清福丸さんと、3隻同時刻の出港とあって、気仙沼の岸壁はお祭り騒ぎのような賑わいを見せました。 ちょっと寒かったですけど

各社の役職員や乗組員のご家族、そして取引先関係者など大勢の皆さんが、小さな大漁旗を振りながら出港する遠洋まぐろ船を見送りする姿は、気仙沼ならではのもの。 これだけ盛大な見送りを受けたら出港する側の乗組員の方々もさぞ相当に嬉しい事でしょう。 すごくいい慣習だと思います

その出船送りのなかにテレビカメラを発見。 新元号「令和」が発表になったこのタイミングで、そのお祝いと気仙沼からのメッセージを伝える為のプロモーションムービーの撮影イベントでした。 いつもお世話になっている気仙沼つばき会の方々が企画し、伝えたいメッセージのカンペを手にスタンバイです

どのような段取りになっているのかわからなかったけど、高所作業車まで準備して広角映像から寄りの絵まで撮影するそうで、令和が印字された紙を手にして、東日本大震災からの復旧・復興への感謝の気持ちを全国の皆さんにお伝えするんだとか。 ほんとうに素晴らしい思い付きだなあって感じました

4月7日そして10日と、各漁場への遠洋まぐろ延縄漁船の出港が続く気仙沼です。 沖で働く乗組員と陸上から声援を送る関係者の心がつながる瞬間に立ち会えて、とても幸せな気分になりました

動画はこちらからご覧いただけます

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:00
2019年04月05日
「ハッシュ」のボリューム満点ランチ

すでに桜が見頃となっている東京などとは違い、4月に入っても季節外れの雪が数日続いている気仙沼です。 インドネシアのバリ島への出張から帰って、積みあがったお仕事をこなす毎日ですね

今年の1月から2月にかけて、インド洋や太平洋でのマグロ漁を終えて気仙沼に帰港したたくさんの遠洋まぐろ船が、船体や機器類の整備を終え乗組員の休暇も明けて出漁体制となってきた

今週も新船の35漁福丸さんが西経漁場に、そして88清福丸さんと8明神丸さんが南インド洋への出港となって、日頃お世話になっている船主さんや船頭さんがたへのご挨拶に出向いては、航海安全と大漁を願っての出船送りが続きましたね。 今航海も引き続きお世話になりますが宜しくお願いします



そうこうしているうちに、いま漁場でマグロと格闘している二隻の勝栄丸がもうすぐ漁場を切り上げて帰航となるのに合わせ、次の航海で延縄漁に使用する各種餌などについてのランチミーティングでした

車に同乗して向かったのは鹿折地区のパスタとカレーの店「ハッシュ」さん。 そんなに混んでないだろうと思っていたら、なんと満席で立って待つ人もいて。 せっかく来たから食べていきましょうって食券を買ってスタンバイ。 カレーライスにパスタ400gがセットになったボリューム満点のメニューが売り

取引先の方々が先客でいらしていたので、ご挨拶をしながら席について、私は通常サイズのビーフカレーにしてしまいした。 カツカレーもいいなと思ったけれど、バリ島で食べたばかりだしね

さすがにカレーに加えて400gのパスタのセットは見ただけでもボリューム満点。 働き盛りの若い衆はこれくらい食べないと。 「たまごパスタ」っていう見た目も味もカルボナーラのスパゲッティも400g

一緒に同行した会社の役員の食欲も全開。 久しぶりにハッシュ行ったけどすっかり常連客が増えていて人気店になったような感じがします。 すごく美味しいカレーとパスタのランチ、ごちそうさまでした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:23
2019年04月04日
バリ島出張の〆にミーゴレン

気仙沼を出港してから約12昼夜の航行を経て、インド洋漁場への経由地であるバリ島ベノア港に立ち寄って燃料や食料などを補給をおこない、乗組員が総員揃った第7勝栄丸が出港となりました

いま抱えている課題などを話し合うためもあって、私も現地に赴いては関係者といろいろな情報交換などをゆっくり行うことができた数日間の滞在。 猛暑の中での入港対応ありがとうございました

日中は補給作業の立ち会いや修繕箇所のオーダーなど、あっという間に時間が過ぎる感じでゆっくりとご飯を食べる暇もないほどでしたが、インドネシア船員の壮行会を兼ねたクルーパーティーなども開催することができて、久しぶりにインドネシア料理も少しは味わうことができたかなと思います

バリ島デンパサールからの帰国は今回はジャカルタ経由便。 デンパサールからジャカルタまではDomestic扱いなので、国際線ターミナルじゃなくて久々に国内線ターミナルを利用。 国際線のほうもだいぶきれいな空港施設になりましたが、国内線ターミナルも近代的な空港施設になっていて

ちょっと早めに空港について、国内線なのであっという間にチェックインができてしまったので、今回忘れていたミーゴレンを食べようとインドネシア料理レストランに入ったらなんとナシゴレンとミーゴレンがないって! それではともう一つのお店のほうに変更。 ようやくミーゴレンにありつけました

ジャカルタまで帰るという取引先の方との打合せを兼ねた夕食。 カンクンを茹でたものに辛味噌みたいなものを食べるインドネシア料理をつまみながら、Bintangビールでのどを潤して。 ようやくありつけた私の大好物のミーゴレンはやっぱ美味かった。 今回のバリ島出張もこれで終わり帰国です

帰ったらすぐに新年度が始まり、国内出張がまた予定されているので、帰りの飛行機では少しだけ寛いで過ごそうと思います。 現地関係者の皆さま、今回もほんとうにお世話になり有難うございました

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:40
2019年04月03日
バリ島サヌールに「ゆき丸」開店!

まだ肌寒い気候の気仙沼をちょっと離れて、南インド洋の漁場に向けて沖出し中の第7勝栄丸の寄港地インドネシアのバリ島ベノア港へ、入港アテンドなどのお仕事で出張してきました

第7勝栄丸の補給作業では、立っているだけで汗だくになるような猛暑の中で、現地関係者や乗組員の皆さん方から協力して頂いて、ほんとうにスムーズな入港予定をこなすことができました

新たな航海へと向かう第7勝栄丸は、お陰様をもちましてベノア出港後は順調な航行をおこなっていて、あと数日もすれば漁場に到着してマグロ漁が開始されるところとなっていて、漁具の製作や船内各所の漁労機器などを再確認しながらの航行となっています。 今航海もご支援方よろしくお願いします

滞在中には、昔からお世話になっている日本食レストラン「漁師」の名物女将が独立して「ゆき丸」っていう新しいお店をオープンさせたとのことで、さっそくお祝いかたがたご飯を食べに行ってきました







再開発のためにこれまでの場所は立ち退きになったとの事で、ハイアットとParigataVillaの交差点を内陸側に200mくらい入ったところへの出店。 住宅地の中にあるこじんまりとした素敵なお店でした

ゆき丸の店内は15席ほどの広さ。 乗組員とのお食事会などに貸し切りでちょうどいいかもしれませんね。 お昼の開店直後だったこともあって、不在だった女将に電話したらすぐに駆けつけて下さって。 気仙沼からお預かりしていったお祝いの品々などをお届けしたらすごく喜んでくださいました

メニューは「漁師」の時と変わらぬ魅力的なお料理がいっぱい。 お昼時だったからおススメだっていうカツカレーを注文。 日本の家庭で食べるようなすごくホッとする味。 外地への出張だとこういうのが嬉しいんですよね。 長い航海を続けるマグロ船の乗組員の皆さんにもきっと喜ばれる味だと思います

こんど「ゆき丸」を訪れる時には、船頭さんや乗組員の皆さんと一緒に貸し切りで楽しみたいですね。 「ゆき丸」がたくさんのお客さんで賑わって、末永く皆に愛されるお店になることを心から期待しています。 ゆき丸の開店ほんとうにおめでとうございました。 これからも船員共々お世話になりますから

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:22
2019年04月02日
第7勝栄丸が南インド洋へと出航!

まだ肌寒い気仙沼を出港してインド洋漁場へと向かう途中、補給地のインドネシア・バリ島ベノア港に寄港した第7勝栄丸です。 入港早々の猛暑下での補給作業ほんとうにご苦労様でした

そして夜には海鮮中華SUNGAIシーフードでのクルーパーティー。 初めて行ったお店だったんですが、これまでのバリ島中華に比べてもけっこういい感じのお店かなって思います。 ごちそうさまでした

出港予定の14時を前にして、乗組員はそれぞれに入港金を手にしてのお買物。 身の回りの品やお菓子やジュース、個人の嗜好品など、近くのお店や大型ショッピングセンターなどでの個人仕込

ベノアを出港するとあと半年くらいは補給入港の予定がないので、乗組員の皆さんは忘れ物がないようにと買い込んできた品々を自分の部屋やロッカーに片付けをしながらの出港前のひと時です

そして出港15分前に港湾パイロットが乗船。 総員が揃っている事を確認し、船頭さんや乗組員への挨拶をすませ、もやい綱が外されて作業艇がサポートしての離岸。 エンジン音がだんだんと大きくなって、ベノア港の入り口に舳先を向けすすむ本船を現地関係者とともに手を振りながら見送りました

バリ島を出港後に本船は南下し、豪州西岸のフリーマントル沖の漁場を目指して約一週間の航行です。 くれぐれも安全な航海を心掛け、大漁に恵まれますように。 精一杯がんばってきてください!

きょうの写真はライカM8に50mmオールドレンズを装着して撮影した一枚です。 素敵な写真を頂いて本当にありがとうございました。 これからも引き続きご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:36
2019年04月01日
バリ島の海鮮中華でクルーパーティー

気仙沼を出港して約12昼夜の航行を経て、インド洋漁場の補給基地インドネシアのバリ島ベノア港に到着した第7勝栄丸です。 寄港早々におこなわれた猛暑の中での補給作業お疲れさまでした

新年度が開始となって、新しい元号が「令和」と決まり、新しい時代の幕が明けたように思えますね。 令和に慣れるのには少しかかると思いますが、とてもいい元号になったのではないでしょうか

4月1日の気仙沼は年度初めとは思えないような肌寒い気温。 時折小雪が混じるような雨模様ですが、第7勝栄丸が帰港したベノア港は連日30度越えの猛暑。 何もしていなくても汗がでてきます





朝の入港・着岸から午前中のロープシフトをはさんだ午後の時間帯には、燃油や食料品の積込みがあって、現地関係者と乗組員が総出での対応。 リストと照らし合わせての数量チェックです

そして補給作業が終わったあとには、事前に予約していたレストランに移動してのクルーパーティーでした。 KUTA地区にあるSUNGAIシーフードっていうお店をチョイス。 海鮮中華のお店です

インドネシア船員の壮行会的な食事会なので、彼らの好きな料理と飲み物を準備。 海老や白身魚やイカ、牛肉の黒コショウ炒め、ソフトシェルクラブの揚物にカンクンの炒め物、ナシゴレンなどなど。 テーブルいっぱいのお料理をあっという間に食べてしまうんだから、彼らの食べっぷりは頼もしいです

約2時間ほどのクルーパーティーで、これから始まる航海の乗組員との協力体制を確認。 引き続き乗船してくれる船員や新規船員など、みな仲良く怪我なく頑張ってきてほしいと思います。 海鮮中華SUNGAIシーフードの美味しいお料理とお酒ですごく盛り上がりました。 今航海もよろしくお願いします

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
14:31