勝栄丸ブログ

南太平洋のパプアニューギニア水域でのまぐろ漁を終えて、遠洋まぐろ漁船の水揚げ基地・静岡県の清水港に入港した勝倉漁業の123勝栄丸。　漁獲物の水揚げもおかげさまで順調にすすすんで

当初は一日半の日程でおこなうはずだった今回の水揚げですが、関係者のご協力によって予定よりも早く水揚げ作業が進んで、夕方遅い時間までかかりはしましたが、なんとか1日で終えることができ

気仙沼に回航後には、後半戦の航海に向けての仕込み作業などが始まる本船なので、一日でも多く休暇を与えてあげたいなと、関係者にかけあって交渉したかいがありました。　ほんとよかったです

本船は6月30日の朝には気仙沼に到着しますので、乗組員のご家族の方々や取引先関係者の皆さんなど、船迎えのほどどうぞ宜しくお願い致します。　私は清水港から車で気仙沼への帰途航です

清水港滞在中には、123勝栄丸の船頭さんらと一緒に、私お気に入りの鰻屋さんに行ってきました。　船頭さんのリクエストっていう訳ではありませんが、たぶん食べたいんだろうなって忖度した感じかな

清水の老舗鰻屋さん「うなよし」。　ここのうな重がけっこう美味しくて気に入っているので、極たまに取引先の方々や乗組員の皆さんなどをお連れするんです。　お昼時の店内は満席状態で、少しだけ待って座敷席に案内されて。　いつも決まって鰻重（上）なので、人数分ぜんぶ同じものを注文でした

ちょうどいいサイズ感のうなぎがのったお重。　たれの感じも甘すぎなくてすごくさっぱりしていますね。　バランスがいいっていうんでしょうか、何度食べてもやっぱ「うなよし」さんだよなって思っちゃいます

船頭さん達もすごく気に入ってくれたみたいでよかった。　いつもこういうのを食べているって船頭さんに誤解されているかもしれませんが、そんなこと全然ないですから。　うなよしの鰻重、ごちそうさまでした

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

台風5号の影響もほとんどなく、曇り空ながらも湿度と気温が高くってムシムシした天候の清水港です。　南太平洋パプアニューギニア水域から帰港した123勝栄丸の水揚げ対応のために出張です

日曜日の朝に清水港に到着した123勝栄丸はこれで前半戦を終えたことになります。　後半はインド洋でのミナミマグロ漁からジャワ沖のメバチマグロ漁とまだ続く航海の中間での水揚げでした

本船の入港の前に先んじて清水入りし、123勝栄丸の漁艙に満載してある黄肌まぐろなどの漁獲物の値決め交渉では、勝栄丸の冷凍刺身まぐろを一手に買い付けて頂いている東洋冷蔵の担当者と、清水事務所の会議室で話し合いをおこなって個々の魚種・サイズ別の単価に合意しサインしました

4月以降、刺身マグロとくに赤身類の相場が軒並み上昇に転じて、4月よりも5月、5月よりも6月と、値決め交渉をおこなうたびに一段高になってきているので、今後の値動きも注視しつつ対応していきたいと思います。　当面の間はめだった搬入量も見込めないことから、しばらくは好環境が続きそうです

朝8時に開始された123勝栄丸のまぐろ類の水揚げ。　いつも荷役を請け負って頂いている焼津港湾荷役の皆さんが漁艙内で作業をおこない、見事なマグロツリーが次々と揚がってくる光景は圧巻

東洋冷蔵の担当者らといろいろな情報交換をしながら、水揚げされるマグロ類の仕分け・選別作業をおこなって、見る見る間に満載となる保冷トラックを入れ替えながら、一日中岸壁での水揚げ対応

今回も123勝栄丸の冷凍マグロ類を買い付けて頂きほんとうにありがとうございました。　そして本船の清水入港・水揚げに際しお世話になった取引先の皆さま、今後とも引き続きよろしくお願い致します

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台風5号が日本列島に接近した日曜日。　当初の予報よりは台風の影響はそれほどなかったけれど、南からの風が強く吹いてきた清水港に123勝栄丸が入港してきました。　無事に清水港到着です

昨年12月から南太平洋の漁場にてまぐろ漁をおこなってきた123勝栄丸です。　日本とは違って一年中熱帯域の気候の漁場なので、日本が冬のあいだも暑さとの戦いでもあった本船の操業でした

前日の夜には駿河湾に入って停泊した本船。　スマホアプリのFindShipにて、本船の位置を確認して一安心。　朝になって動き出した本船にあわせて清水港の江尻岸壁に関係者とともにスタンバイ

予定通りの朝8時、三保松原の先に船影が見え、徐々に湾内に進んでくる本船に岸壁の状況を伝えるなど本船の安全な着岸に向けての情報提供をしつつ、岸壁で釣りをおこなっている大勢の人達に着岸場所からの移動を促しご協力願って。　船長さんの慎重で確実な操船でスムーズに着岸でした

本船の入港を待っていた検疫官が乗船。　船内での検査をおこなって完了のサイン。　そして税関職員が乗船して約1時間ほどの手続き。　ブリッジに来るよう指示があって、清水港入港から気仙沼に回航し出港するまでの注意事項についてのお話しを受けました。　今回の入港でもお世話様でした

約半年ぶりに帰港した本船の乗組員の皆さん、南太平洋漁場でのまぐろ漁ほんとうにご苦労さまでした。　日本人船員の皆さん、そしてインドネシア船員の皆さんもみんなすごく元気で笑顔での入港です

入港するとすぐに翌日おこなわれる水揚げの準備で、作業甲板の上に張ってあるアンテナをみんなで協力して外す作業。　これを外さないと、まぐろを吊り上げることができないので必須なのですが、これがけっこうたいへん。　いつもひやひやしますが、そこはベテランの船員さんたちなので問題なし

昨年から乗船している新人船員もすでにみんなに溶け込んでもう一人前の漁師の顔になっているのが頼もしい。　好相場にも恵まれて乗組員の皆さんのモチベーションも上がっている感じがします。　水揚げ時の天気も問題なく順調にすすみそうで良かったです。　関係者の皆さんよろしくお願いします！

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三陸沖でのカツオ船の操業も、先日までのびんちょう主体の漁獲からここにきてカツオに切り替わってきて、気仙沼魚市場にも連日たくさんの生鮮かつおが水揚げされています。　２５年連続で生鮮かつお水揚げ量日本一を目指す気仙沼なので、各船の操業・漁獲が順調に推移することを祈ります

梅雨に入って曇りや雨の日も多いけれど、いま日本に接近中の台風５号の影響がすごく心配。　三陸沖のカツオ船だけではなく、いま帰途航中の123勝栄丸の入港や水揚げにも影響がなければいいなと思いながら、遠洋マグロ漁船の水揚げ基地・清水港へと出張すべく、車で気仙沼を出発しました

台風の接近による梅雨前線の影響なのでしょうね、東北自動車の栃木・埼玉あたりで、滝のようなものすごい豪雨に見舞われて、ワイパーもきかず、前後の車やセンターラインも見えないくらいの土砂降りで、思わずスピードを緩めてハザードを点灯して、なんとか無事に通過できてよかった、危なかったです

そのあとは天候も回復して渋滞もなく清水ICまでスムーズに移動できました。　123勝栄丸の入港や値決めなどの日程よりも早く清水入りしたのは、日かつ漁協の理事会にオンラインで出席するため

週末におこなわれた日かつ漁協の総会では、ほとんどの組合員が書面議決での出席となりましたが全議案が承認可決となって、気仙沼の北かつ組合の組織再編での代表交代により亀谷理事が退任されたことを受けて、今回その後任に私が理事に選任されました。　皆さまこれから宜しくお願い致します

コロナ禍の状況が続くなか、日かつ漁協の理事会もしばらくのあいだはオンラインでのTV会議になるのでしょうね。　初めての理事会出席でしたので、ちょっと感じがつかめませんでしたが、次回からはといろいろ議論をしていきたいです。　遠洋かつお・まぐろ漁業界発展のため、頑張っていきましょう

これまで長い間、私たち気仙沼の代表として理事を務められた福徳漁業の亀谷社長さんには心からの敬意と感謝を申し上げます。　日かつ漁協の総会が無事終了し、これからの一年間の事業計画や予算などが出そろいました。　課題山積の漁業界ですが、これからも皆さまのご協力をお願い致します

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台風5号が日本列島をかすめるような進路予想となってきて、今週末には日本近海にも影響があるんじゃないかと、台風情報を注視しながらの週末のお仕事になっています。　いろいろ気ぜわしいです

南太平洋では第7勝栄丸が灼熱の太陽のもとでまぐろ漁に奮闘中で、来月には南インド洋へと漁場シフトになります。　もう少しの踏ん張りですから、船頭さんをはじめ乗組員の皆さん頑張ってください

その南太平洋にて第7勝栄丸とともに操業をおこなってきた第123勝栄丸が日本に向けての帰途航となり、まもなく清水港に到着するところまで来ました。　台風5号の影響があるかもと心配しましたが、この分だと影響なく到着できそうで一安心。　値決め・水揚げと続いていくのでしっかり対応したいです

そして気仙沼港では第127勝栄丸が係船中で、もう少しのあいだ乗組員は休暇期間。　係船中の船内では新しい通信機器インマルサットFXの設置に向け準備がすすめられ、事務所内でもスマホやタブレット、システム全体の運用方法やルールなどを検討中。　初めてのシステムなのでいろいろ大変

一方で、大西洋のスペイン・カナリア諸島ラスパルマス港では第1勝栄丸が上架中でしたが、レプナバール造船所での船体整備も順調に終わって下架し、係船岸壁へシフトしたとの報告。　岸壁を有効利用するためにまぐろ船を3重に、トリプルバンクでの係船との事。　日本ではあまり見ない光景ですね

7月下旬の出港に向けて機器類の整備や検査などが行われていきますので、現地業者や関係者には引き続きの対応のほどどうぞ宜しくお願い致します。　現地からの業務報告ありがとうございます

南太平洋、清水港、気仙沼、そしてラスパルマスと、勝栄丸各船の様々な動きがでてきて、事務所スタッフもいろいろな手配や確認などたいへん忙しい状況となってきましたが、抜かりない対応のほど宜しくお願いします。　取引先関係者の皆さまには、引き続き各船への対応・ご協力のほど宜しくお願いします

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東北地方も梅雨入りして、台風5号の接近の影響もあって、どんよりと曇った週末の気仙沼です。　土日から週明けにかけては台風の影響も心配されるところ、三陸沖操業各船の皆さん、気を付けてください

6月中旬までは一本釣り漁船によるびんちょうの水揚げが中心だった気仙沼魚市場も、ここにきてはっきりとカツオの漁獲に切り替わってきて、昨日も一本釣り・旋網あわせて350トンほどの水揚げでした

入港した第23長久丸の船頭さんにお話を伺うと、びんちょうの漁場は北緯32度とかなり南で遠く、ほんとうに小さい群れをめがけて複数のかつお船が集結するから、なかなか釣りにくい状況なのだとか



そのかわり、かつおの群れ・ナブラはものすごく大きくて、これからはまとまった量のカツオを狙っての操業になるだろうなって。　コロナ禍で売れ口が芳しくない状況の中ではありますが、数量で稼ぐのも大きな戦略なので、これからのカツオの盛漁期を精一杯頑張ってほしいと思います。　くれぐれも気をつけて

生鮮かつおの盛漁期を迎えた気仙沼港。　まさに夏漁本番ですね！　ほんとに美味しい気仙沼のかつおをもっともっと多くの方に食べてほしいっていうことで、北かつまぐろ屋海の市店の新メニューとして「かつお漬け丼と冷たいめかぶ蕎麦のセット」を先日提供し始めて、お客様にも大好評となってます

北かつまぐろ屋では、毎月の「ツナの日」に合わせて、お客様への感謝の気持ちを込めたキャンペーンをおこなっていて、今回は6月25日(金)限定でかつお漬け丼のテイクアウトをなんと500円（税込み）で提供します。　市内に無料で配達してくれる「ホヤデリ」も使えますから、皆さんでぜひご利用ください

勝栄丸ブログでお伝えした「かつおの漬け丼」を見て食べに行ったっていう金融機関の担当者は、このかつお丼の美味さにはまってリピーターになったと言ってました。　すごく嬉しいお話しですね。　普段はセットメニューで1080円のかつお丼が、単品ですが税込み500円！　美味しいかつお丼をご賞味ください

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どんよりとした曇り空の日が続く気仙沼です。　東北地方も梅雨入りとなって、来週にかけて毎日雨模様の天気が続く予報。　気分的にもちょっと憂鬱になるこの時期ですが、頑張っていきましょう

気仙沼港の一本釣り漁船によるカツオやびんちょうの水揚げもだんだんと本格化してきて、沖合いでびんちょうを漁獲し、帰港前にはカツオを釣って入港する船が多くなってきました。　びんちょうの価格が高値で推移しているから、各船ともに水揚げ高の増加に向けて奮闘中。　皆さん頑張ってください

ここにきて台風5号が発生した模様で、土日にかけて日本に近づくコースが予想されています。　三陸沖で操業するカツオ船だけではなく、いま清水に向けて帰航中の123勝栄丸の航路にも影響あるかもしれないので、情報収集をしっかりと安全第一に対応していかなくては。　台風の影響がありませんように

台風の影響ではないけれど、きのうの気仙沼港にはカツオ船が11隻とまとまって入港し、生鮮かつおが276トン、びんちょうが146トン、旋網船が1隻でかつお30トンと、450トンを超す水揚げがありました。　勝浦港には佐賀明神丸船団など11隻で合計250トンほど。　ぜんぶ気仙沼にきてくれないかなあ

出張準備をおこないながら、気仙沼港や勝浦港でのかつおやびんちょうの相場をチェックして、関係団体の総会への出席やさまざまな打合せなど忙しいスケジュールのあいまに、取引先営業マンとイシカワライブキッチンにお昼ご飯に行ってきました。　日替わりメニューは4種魚貝の塩レモンパスタでした

12時過ぎにお店に到着して、塩レモンパスタを注文したら、和たちの前の方で日替わりメニューは売り切れになってしまったって、すごい人気ですね。　売り切れではしょうがないなって、久しぶりに定番のソースかつ丼にしました。　私の好みに合わせて、ちょっとソースを多めにしてくれる配慮も嬉しいです

いろいろなスケジュールのあいまのお昼ご飯では、食後の紅茶まで頂きながら今後の予定などの情報交換もしっかりとできてよかったです。　次回お気に入りのメニューの時は予約しなくちゃいけませんね

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東京オリンピックの聖火リレーも、宮城県内では気仙沼からスタートし、ゴールの仙台市へと聖火が継がれました。　ちょっと小雨まじりの天候でしたが、初めての聖火リレーに大いに盛り上がりましたね

コロナ禍に配慮して、沿道での応援・観覧とあわせインターネットでの映像配信も行われたので、NHKなどの映像で応援した人も多いはず。　いつもお世話になっている方々の聖火リレーが嬉しかったです

いま気仙沼では、遠洋かつお・まぐろ漁船の幹部船員の後継者の確保・育成のプロジェクトを業界を挙げておこなっていて、その中心となるのが宮城県北部船主協会で、その通常総会がおこなわれました

この春に完成したばかりの気仙沼市水産研修センターに事務所を移転したばかりの船主協会。　私たちの船員育成の本拠地となるこの施設でおこなわれた初めての総会に、会員が一堂に会しました

震災以降の新規乗船者数が184名に達し、令和２年度だけをみても24名もの新規船員が採用されて、それぞれの漁場にて順調な成長を見せています。　新規船員の出身地は宮城県内が一番多いですが、それでも北海道から九州・沖縄までまさに全国区。　これからもどんんどん採用していきたいですね

地道な各水産高校などへの訪問活動や求人票の集約、ハローワークへの訪問に加え、近年では漁業就業支援フェアや目指せ海技士セミナーの開催、漁業ガイダンスへの参加など、これからかつお・まぐろ漁業を目指す若者との接点をいかに多くするのかという取り組みにも積極的に参加してきています

船主協会が開設しているブログ「漁船員になろう！」を見て応募してくる若者も多く、それに加えて漁師募集動画「遠洋漁師になるって夢を叶える動画！」が続々と配信され、その後編作成も予定されているそう。　InstagramやTwitter、FacebookやティックトックなどのSNSを駆使してのPRも反響が大きいです

この他にも船員災害防止対策事業や労働協約改定、船員保険事業などなど、船主協会がおこなう業務は多岐にわたっているので、職員も本当に忙しいと思いますが、将来の近海・遠洋まぐろ漁業を発展させるためにみんなで協力して頑張っていきましょう。　通常総会お疲れさまでした。　宜しくお願いします

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ここにきて生鮮かつおの水揚げ数量が一気に増えてきた気仙沼港です。　シーズン前のセミナーにて今季のかつおは豊漁になるとの予測が発表されましたが、ほんとうにその通りになりそうな予感がします

昨年は三陸沖で漁獲されるかつおのサイズ組成が、これまでとは全く違って、極小か特特大かと2㎏・3㎏物の中間サイズが全くなくって、漁船側・買受人ともにかなり厳しかったかつおシーズンでした

今年は出だしから2㎏前後の中小サイズが多く、ここにきて2.5㎏上や3㎏上の中・大もけっこうな割合で入るようになってきて、あとは単価がもうちょっと高ければなあって。　身質もよく美味しいです

気仙沼では毎年春の時期に、海技士（航海・機関）の国家資格講習が行われていて、今年も定員いっぱいの参加数となっているみたいで、地元の船員や他地区からの参加者など毎回人気となっています

海技資格の取得には、救命艇を使った訓練やプールでの講習が義務付けられていて、かつてはDVDなど視聴覚教材での学習でよかったものが、実技をともなった講習が義務付けられたため、いちばん近い施設の横浜、もしくは西日本まで出向いて講習を受ける必要がありました。　そこで取組んだのが

気仙沼に全閉型救命艇を設備しようというプロジェクト。　海技資格取得にかかる一切の講習などをワンストップで気仙沼でおこなえるようにすべく、気仙沼市水産振興協会が中心となって、宮城県や気仙沼市、北かつ組合、日かつ漁協などから協力いただいて、今回の救命艇お披露目の日を迎えました

東日本・北海道で唯一の全閉型救命艇の設置。　この教材を使って講習を受け海技士として海の仕事に就く船員の安全を祈願すべく、救命艇の前に関係者が一堂に会しての神事が執り行われました

いま気仙沼ではかつお・まぐろ漁船の幹部船員の後継者育成に全力を挙げて取組んでいて、気仙沼で海技資格に関する一切の講習をおこう事ができるようになったというのは本当に素晴らしい事です

今週にはさっそくこの全閉型救命艇を使った講習が行われるとのことなので、これからぜひ有効に活用していきたいと思います。　ご協力・ご支援を頂いた関係者の皆さま、本当にありがとうございました！

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週末の土曜日に一日中降り続いた雨も日曜日の朝にはすっかり上がって、曇り空ながらもとても穏やかな天候となった日曜日の気仙沼です。　久しぶりにゆっくりとした休日を過ごしている感じがします

東京オリンピックの聖火リレーが宮城県内では気仙沼からスタートし、きょうは県内のゴールの仙台に向けて聖火が県南から移動。　こうした光景を見ると、オリンピックへの期待も膨らんできますね

5月はかなり忙しかったと思ったら、この6月はさらにスケジュールが立て込んできていて、あと一週間で南太平洋から清水に帰港する123勝栄丸の入港に向けて、いろいろな準備に忙しいこの頃です

3月までは低迷していたマグロの赤身相場は、4月に入ると産地入札が急激な上昇に転じ、それに伴ってマグロ商社への一船売りの値段も日に日に上昇してきました。　コロナ禍での外国船を中心とした休漁や、まぐろ船の操業効率低下などでの刺身まぐろの供給数量が激減したことが大きな要因です

世界的にはまだまだ収まる気配のない状況が続いていくので、今年はこうした浜相場の状況が継続するものと思われます。　また一段の高値もあるかもしれませんので、気を引き締めて値段交渉に臨みたいと思います。　久しぶりにゆっくり過ごす日曜日は、事務所で一人、書類と頭の中の整理でした

静かな事務所内で落ち着いて仕事をこなしたあと、久しぶりに船橋やのお蕎麦が食べたくなって三陸道自動車道をちょっとドライブ。　勝倉漁業の事務所からすぐのところに気仙沼港ICがあるので、アクセスがすごく良くなったし、仙台方面や宮古・釜石方面への移動時間もかなり時短になって便利ですね

三陸道を車で走りながらも頭の中は今週のお仕事についてのことでいっぱいでしたが、お蕎麦を食べている時くらいは、船橋やのかも南ざるをじっくりと味わおうって。　最近お気に入りの船橋やのかも南ざるは、ボリューム満点でやっぱ美味しかったです。　こんどは出張の行き帰りにでも寄ってみようかなと

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梅雨に入ったような雨模様となった週末の気仙沼です。　ここにきて生鮮かつおの水揚げが一気に増えてきて、前日漁獲の新口を中心に早朝からの水揚げが続いています。　皆さんご苦労様です

今年は25年連続生鮮かつお水揚げ日本一を目指してスタートしたかつおシーズン。　序盤は一本釣り漁船によるびんちょうが中心の水揚げでしたが、今週になってカツオの漁獲へと切り替わってきました

これからの時期の気仙沼は生鮮かつお一色となってきて、たくさんの漁船が毎日入港しては新鮮なかつおの水揚げをおこなってくれる。　入港して頂く漁船の皆さんにはほんとうに感謝の気持ちです

そんなカツオの水揚げで活気づく今週末の気仙沼で開催されたのは、東京オリンピックの聖火リレー！　前日までの岩手県に続いて宮城県に到着し、3日間をかけて県内を聖火が南下していきます

県内の初日は、気仙沼から始まってお隣の南三陸町から石巻市、そして女川町がゴール。　2日目は東松島から松島を経由して利府町まで、3日目は県南の山元町からはじまって仙台市内へとの行程

気仙沼ではじめて行われる聖火リレーをすごく楽しみにしていましたが、聖火リレーのルートとなる内湾沿いの道路は、朝から交通規制がひかれ、聖火リレーが始まるあたりには通行止めになったから、実際に行ってみるのは断念し、NHKのストリーミングで見ることにしてモニターの前にスタンバイです

気仙沼港のいちばん奥まったあたりの鹿折地区を出発した聖火リレーは、いつもお世話になっている方々が何人も走って、沿道での応援する人たちの中にも、見知った顔が多数いて、とても楽しい気持ちになりました。　遠洋まぐろ漁船をバックにして走る港町岸壁沿いのルートや魚町の光景には感動しました

開催の可否や、観客の有無、人数制限など、いろいろと報じられている東京オリンピック・パラリンピックですが、ぜひとも成功する大会になってもらいたいですね。　気仙沼の聖火リレーすばらしかったです

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週末には梅雨入りするのかなっていう、どんよりと曇った日が続く気仙沼です。　湿度が高くなってきてムシムシしてますが、日々のお仕事を着実にこなしながら、この時期を乗り切っていきたいと思います

例年ならば、仙台の会場に東北地方の遠洋まぐろ漁業者が集まって、日かつ漁協や協同会社とのさまざまな課題を話しあう会合がもたれるのですが、昨年から続くコロナ禍なのでそれも今は無理

それにかわって昨年からおこなわれているのが、日かつ協同株式会社とのオンラインでの補給部懇談会です。　今回は北かつ組合の会議室に設置してあるWEB会議システムを使っての会議でした

日かつ協同株式会社は、私たちがおこなっている遠洋かつお・まぐろ漁船の運航を、国内・外地・洋上、そしてマンニング事業といろいろな場面で支えてくれている日かつ漁協の経済事業を担当する会社で、遠洋かつお・まぐろ漁業界にはなくてはならない組織。　その担当者らとのオンライン会議でした

いまのコロナ禍での海外基地の状況、新規感染者の発生状況やワクチン接種の状況、出入港や渡航関連の情報、勝栄丸が利用するラスパルマス港やベノア港などを中心に最新情報の報告もあって

勝倉漁業の担当者からも確認事項や要望について積極的に発言して、私からもさらにつっこんだ補足の質疑。　１時間半ほどのオンライン会議でしたが、こうした会議は定期的に開催してほしいです

インドネシア国内での乗組員へのワクチン接種がジャカルタを中心に行われるようになってきたそうだけど、広いインドネシア国内の一部でのみの対応なので、船員の安全を考えれば一日も早く摂取できる体制が望ましく、日本国内においても同様ですね。　引き続き関係機関に要望していきたいと思います

日かつ協同株式会社の皆さんには、これから更に近い立場でお世話になろうかと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。　まぐろ業界の運航をサポートする皆さんの今後に期待しています！

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夏の到来を感じさせるような朝から気温がぐんぐん上昇の週末の気仙沼港です。　今週になって一本釣り船・旋網船ともに生鮮かつおの漁獲が好調になってきて、水揚げ数量も一気に増えてきました

一昨日には東日本大震災以降で最多となる1000トンを超す水揚げ量となり、きょうも一本釣りが10隻でかつお185トン、びんちょう134トン、旋網船がかつお360トンと合計で700トン近い水揚げ数量

ここまでの時期は千葉県勝浦港を中心に生鮮かつおなどの水揚げが行われてきましたが、ここからは気仙沼港の出番。　今季初水揚げの船も多くなってきて、港全体が一気に活気づいてきました



高知県黒潮町が母港の第83佐賀明神丸は、春先の中南海域から操業が始まり、黒潮にのって北上するナブラを追ってだんだんとその操業ポイントを移し、きょう気仙沼に今季初水揚げとなりました

朝６時、気仙沼湾横断橋を背景にして入港してきた83佐賀明神丸を、会社スタッフや取引先関係者ともに出迎えて。　船頭さんや乗組員の皆さん、変わりなく元気な様子にひと安心。　今季もお世話になりますので宜しくお願い致します。　沖の様子や昨年からの情報などいろいろとお話しできました

入港船が多いことから少し待っての水揚げ開始で、生鮮かつおそしてびんちょうの順番での水揚げでした。　ここにきてびんちょうの漁獲からかつお狙いへと各船の動きが変わってきましたね。　お昼には、朝水揚げしたばかりの83佐賀明神丸のかつおを鶴亀食堂で頂きました。　すごく美味しかったです

気仙沼に今季初水揚げとなった第83佐賀明神丸さん。　船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、ここからが勝負の後半戦だと思いますので、安全航海に心がけられ、豊漁に恵まれますようお祈りいたします。　これから半年間、皆さんどうぞ宜しくお願い致します。　水揚げ高の大幅アップを目指し頑張りましょう

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曇り空ながらも時折日が差して、夏の気配が感じられる気仙沼です。　昨日は魚市場でのかつお船・旋網船などの水揚げが夕方遅くまでかかっていて、職員や関係者の皆さんには本当にご苦労様でした

いま気仙沼港には、大西洋漁場でのマグロ漁を終えた勝倉漁業の第127勝栄丸が帰港中で、みらい造船でのドックも終わって、旧ホテル望洋下のコの字岸壁北側に縦付けして工事が続けられています

その127勝栄丸は一昨年に竣工したまだ新しいマグロ船で、これから3年目の航海となるのを前にして、今年も小学生による漁船見学の依頼があったので喜んでお受けしました。　関係者が岸壁集合です



海と生きるをスローガンに、産業振興を目指す気仙沼。　たくさんの漁船が基地とする水揚げ拠点であって、優秀な乗組員も多く輩出してきて、気仙沼経済の基盤を形成してきました。　今回のまぐろ船見学をおこなったのは気仙沼小学校5年生の皆さん。　先生方に引率されて学校から徒歩でやってきました

船に来る前に学校の教室でまぐろ漁業のDVDを鑑賞しての知識を深めてから実際の漁船の内部を探検。　子供たちはDVDで学んだ基礎知識をもって、たくさんのメモや質問をかかえての乗船。　本船の前に整列して、簡単な挨拶のあと子供たちへの注意事項を伝え、アルコール消毒して乗込みました

作業甲板から凍結室、ブリッジから船員室、浴室シャワールームから食堂、そして機関室まで。　普段はなかなか見ることのないマグロ船の内部に子供たちも興味津々で、案内した船頭さんや乗組員、北かつ・気仙沼遠洋・船主協会のスタッフなどへ、いろんな角度からのするどい質問をしていました

127勝栄丸の見学会の最後には、これまた恒例となったブリッジ前に整列しての記念撮影。　気仙沼市水産課や各団体の皆さん、そして休暇中の乗組員の皆さん、暑いなかご協力ありがとうございました

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

梅雨入り前のどんよりと曇った週なかの気仙沼です。　このところ湿度も上がってきて少しじめじめした空気になってきました。　体調も崩しやすい時期でもあるので、そのあたりにも注意していきたいです

現在南太平洋にて操業中の123勝栄丸は、もう少しの操業にて漁場を切り上げて日本向け帰途航となります。　気仙沼に帰港中の127勝栄丸は出漁に向けての各工事が順調にすすみ、ラスパルマスにて係船中の第１勝栄丸の機関整備も予定通りとの報告で、昨日ドックに上架したとの連絡がありました

一方、気仙沼港では昨日が魚市場が休市だったこともありますが、きょうは今季最多の1000トン越えの水揚げ数量となって、一本釣り漁船が9隻でびんちょうを440トン、旋網船が6隻でかつおを640トンと、魚市場の構内では漁協職員や魚問屋の関係者などが大忙しで水揚げの対応に追われていました


昨年は豊漁に恵まれた一本釣り漁船によるびんちょう漁ですが、今年は漁場も遠く、漁獲も安定せず船間差もあって、販売単価はそこそこで推移しているので、各船ともに水揚げ高をのばそうと必死の操業を続けているのがわかります。　このびんちょう漁が少しでも長い期間続いてくれることに期待しましょう

休市となった昨日火曜日の午後にはすでに、魚市場の岸壁にたくさんの一本釣り漁船が入港済みで、魚市場前のみしおね横丁も乗組員の皆さんで賑わっていました。　この時期おすすめなのが、気仙沼のいまの旬をぜんぶ味わえるような「お刺身定食」。　朝水揚げされたばかりの新鮮なかつおが美味い

ようやく水揚げが本格化してきた生鮮かつお、旬を迎えた三陸のほや、そして鶴亀食堂の名物となっているメカジキのカマ煮、結構なボリュームだけれども、魚市場でのお仕事のあとにはちょうどいいですね

これから夏場、秋口にかけては、かつおの水揚げが中心となってくる気仙沼です。　今季はかつおが豊漁との予測も出ているので、25年連続水揚げ日本一に向けて、しっかり食べて頑張っていきましょう

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毎日暑い日が続いている気仙沼です。　だんだんと湿度も上がってきて、そろそろ梅雨入りの雰囲気もでてきて本格的な夏も近いなって感じます。　そろそろ一本釣り船も集中入港しないかなあ

まったく空きがないほどに漁船の係留で埋め尽くされていた岸壁が、最近は少しづつ空所もでてくるようになって、8月のさんま出漁に向けて2か月前のこのタイミングで、上架工事も始まったんだなって

これから夏場、秋までのあいだ、生鮮かつお一本釣り漁船や巻網船、サンマ船の水揚げで賑わう気仙沼なので、日々の状況を確認しながら湾内の岸壁利用も柔軟に対応していかなければと思います



暑さが続いている中での岸壁でのお仕事。　127勝栄丸の機関整備や新たな通信機器の設置なども、当初の予定通りにすすんできて、本船に出向いては現場での作業を見守りながらの指示。　作業にあたる各業者の皆さんには、熱中症対策を万全にして、予定通りの工期にて作業を進めてもらいたいです

そんな作業現場でのお仕事を終えたお昼時、取引先の営業マンと一緒に北かつまぐろ屋海の市店にランチに行ってきました。　もちろんお目当ては、先日に提供開始されたばかりの新セットメニュー！

鹿児島枕崎産の甘口のお醤油ベースのたれを使ったカツオの漬け丼と冷たいめかぶ蕎麦のセットメニュー。　店長にお話を伺うと、だんだん注文数が多くなってきたとの事で、気温の上昇とともに夏バージョンの新商品の売行きもアップするんじゃないかなあって。　リピーターになるほど美味しい新商品でした

普段食べているお醤油とは全く違って、カツオにはこの甘口醤油がベストマッチ。　玉ねぎとミョウガのスライスもすごく合う。　25日には「ツナの日」限定でカツオ丼を特別価格・ワンコインで提供するっていう事なので、こちらの情報もチェックしてみて下さい。　北かつまぐろ屋の「夏の新商品」ほんとおススメです

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だんだんと夏に近づいているような気候となってきた気仙沼です。　今週末くらいには梅雨入りかとも報道されていて、じめじめした雨の日も多くなるのかなと思いますので、体調管理に気を付けましょう

週明けの気仙沼魚市場には、一本釣り漁船がびんちょう、旋網船は生鮮かつおと、合計で500トン近い水揚げ数量となって、魚市場の構内には青色の保冷タンクがずらりと並んである意味壮観な光景

昨年とは違い、一本釣り漁船によるびんちょうの漁模様が安定しないので、各船ともに苦労しながらの航海となっていて、一週間から10日ほどの航海にて数量をまとめての水揚げとなっています

きょうは三重県の第23長久丸さんに入港して頂いて早朝からの水揚げでした。　水揚げをしながら船頭さんや乗組員といといろなお話をする中で、現在の漁場形成や各船の様子などを教えて頂きました。　水揚げが終わってすぐに出港となり沖合いの漁場へと向かう本船です。　次も頑張ってきて下さい

一本釣り漁船などの水揚げで賑わいを見せる気仙沼港から、新潟造船で竣工したばかりの新造船・第38清福丸さんが初航海へ出港との事で、出船送りに行ってきました。　社長さんや専務さんそして船頭さんにご挨拶し、関係者と談笑しながら出港時間を待って。　インド洋への船出の時間となりました

作業甲板に乗組員と関係者が集まっての出港式。　専務さんによる激励の挨拶に続き、清福丸さんで恒例となっているフルノ電気さんによる乾杯の発声。　航海安全と大漁を祈って全員での乾杯でした

新船処女航海へと出港の38清福丸さんは、経由地のインドネシア・バリ島での補給のあと南インド洋でのミナミマグロ漁から操業開始となります。　清福丸さん3隻には宮古水産高校を卒業した新人船員くんが1名づつ乗船し、今回はその最後の船の出港ということで、同級生の皆さんも見送りにきていました

38清福丸さんには、勝栄丸各船も沖合いで今航海もお世話になりますが、引き続きどうぞよろしくお願い致します。　安全な航海で事故や怪我なく、大漁に恵まれますように。　出港おめでとうございます

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6月中旬になって、例年ならばもうすでに生鮮かつお・びんちょうが気仙沼を中心に水揚げされている頃だと思うけど、今年は北上が遅れているのか漁場が南側ということもありまだ本格的ではありません

気温の上昇、水温の変化などもあって、もうそろそろ集中的な入港になるのではと期待する週末でした。　まだ気仙沼に今季初入港していないカツオ船も多いから、首を長くして待つこととしましょう

勝倉漁業ではいま勝栄丸2隻が漁を切り上げて帰港中で、乗組員は季節のいいこの時期の休暇となっていて、ご足労願うお仕事もあまりないことから、それぞれにゆっくり過ごしているものと思います

今週にたまたま、両船の乗組員の皆さんが気仙沼に集まったので、それじゃあみんなで食事しましょうかって急遽決まって、船頭さんのリクエストで一次会は南町の焼き鳥「〇安」さんにおじゃましました

小あがり席をぜんぶ貸し切りにして、長期航海から帰って休暇中の皆さんと、沖での奮闘に感謝しそしてこれからの活躍を祝して乾杯！　メニューの右から左まで、次々に焼き鳥や牛タン、名物の湯豆腐などを次々に注文して、〇安の親父さんも焼き台の前で黙々とお仕事。　いつもありがとうございます

そして二次会は、みしおね横丁のPRISMさんへ。　事前に予約してあったので、お店でもしっかりと準備しててくれて、気温も高く天気もいいからテラス席で飲もうよっていう事で、イスとテーブルを並べて、それぞれに好みのお酒を注文して乾杯。　もちろんお料理はみしおね横丁内の各店舗からの出前です

若い船員達は〇安さんの焼き鳥だけでは足りなかったみたいで、営業部長が注文したお料理を気持ちいいくらいの食べっぷりで平らげていって。　PRISMのカクテルも最高に美味しかったです

休暇中の乗組員とこうしてゆっくりといろんなお話しをしてお酒を飲むっていうのはほんとうに幸せな時間。　今航海をやりきった満足感と、将来への希望、みんなもすごくいい顔しています。　勝倉漁業が全面的にサポートする勝栄丸の若い船員達には、将来の幹部船員として成長してくれることを期待しています

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もうすぐ夏がやってくるような暑さとなってきましたが、まだ湿度がそれほど高くないから、まだ比較的過ごしやすい気候の気仙沼です。　西日本では30℃越えという報道もあって、いよいよ夏ですね

南太平洋でまぐろ漁をおこなう123勝栄丸と7勝栄丸は、赤道直下の灼熱の海域にて日々まぐろと格闘していて、順調に操業を重ねています。　123勝栄丸はもうすぐ前半戦の操業を終えて帰航予定

漁場から水揚げ基地の清水港まで約10日の航程、そして水揚げのあと気仙沼に向け回航なので、いまのところ月末頃の気仙沼着を見込んでいます。　関係者の皆さんよろしくお願いします

いま気仙沼市では、水産業とあわせて観光のPRにも力をいれていて、観光情報サイトも充実したものになってきました。　先日、サイト内の「教えて〇〇先生！」のコーナーに、市民ライター・エマさんによる記事が掲載されて、そのタイトルもなんと「遠洋マグロ船漁師がダンディであることについて」っていうもの

先日連絡があって、社長の撮った写真を使ってもいいですかってお願いされて快諾。　どんな記事になるのかなって楽しみにしていて、文章も写真も最高に楽しい内容で、協力してほんとよかったです

123勝栄丸の帰港時、休暇時に、船頭さんのご実家・唐桑半島の民宿「つなかん」で、乗組員とご家族、いつもお世話になっているゆかいな仲間たちが集まっておこなったBBQの楽しい思い出の紹介や、気仙沼港から出港する各船の乗組員の様子など、漁師のかっこよさにもふれていて、なんかほのぼのする

気仙沼港を基地に世界の海で活躍する遠洋まぐろ漁船の活動、私たちには見せないような乗組員の皆さんの素敵な笑顔、一般市民の目線でこうした魅力を発信してくれるっていうのはすごく嬉しいです

気仙沼の魅力をいっぺぇ詰め込んだ観光情報サイト「気仙沼さ来てけらいん」、そしてサイト内の記事「教えて〇〇先生！遠洋マグロ船漁師がダンディであることについて」、皆さんもぜひご覧になって下さい

教えて〇〇先生！「遠洋マグロ船漁師がダンディであることについて」はこちら https://kesennuma-kanko.jp/oshietesensei_dandyryoshi/
【公式】気仙沼の観光情報サイトはこちらから https://kesennuma-kanko.jp/

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梅雨入りも近づいてきてだんだんと蒸し暑くなってきた気仙沼です。　三陸沖の水温も上昇してきたようで、いよいよ本格的な夏が近づいてきましたね。　生鮮かつお等の水揚げが早く本格化してほしいです

いま気仙沼の港内は、長期係留するサンマ船や新船建造にともなう被代船がずらりと並び、遠洋漁場から気仙沼に戻った遠洋まぐろ漁船などとあわせ、空きスペースが少ない岸壁状況が続いています

勝倉漁業でも127勝栄丸が帰港中で、この休暇期間中に新たな衛星通信設備を導入しようと各関係業者に事務所に集まってもらって打合せをおこなったところです。　検討することが多いですね

そんなタイミングでおこなわれたのが、気仙沼市と東京海洋大学が連携しておこなっている事業「海と生きる連続水産セミナー」の第4回講座。　今回でなんと通算33回目になるんですって、すごいです

今回のテーマは「水産情報のスマート化。漁業情報サービスセンター（JAFIC）の取組み」。　海洋大学とJAFICそして気仙沼会場をオンラインで結びWEB形式でのセミナーでした。　コロナ禍ならでは

通信の不具合もあって開始予定時間を30分ほど遅れてセミナーがスタートし、東京海洋大副学長、JAFIC会長のお話しに続いて、各4つの講義内容について担当者によるプレゼンが行われました

「スマート水産業に向けた人工衛星の活用とデータ連携」、「AI等を活用した漁場予測情報の提供」、「漁船向け多機能アプリケーション、エビスくんについて」、「漁獲情報のデジタル化と収集・配信のオンライン化」についての講義。　漁業向けの最新技術、AI利用など、すごく参考になる情報ばかりです

これらの最新技術を洋上にて利用するには、今進めている最新の衛星通信機器の導入が必須になってくると思います。　これからの遠洋まぐろ漁業の運航や操業にこうした最新技術を導入し効率的な漁業を目指していきたいものですね。　今回の連続セミナーもすごく勉強になりました。　次回が楽しみです

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6月に入ってだんだんと夏に近づいてきているような気候となってきた気仙沼です。　まだ本格化していないにせよ、旋網船や一本釣り漁船による生鮮かつおやびんちょうの水揚げも行われ賑わってきました

気仙沼の湾内は、遠洋まぐろ漁船の入出港やサンマ船の艤装に向けての動きなど、日々刻々とその利用状況が変わってきてはいるけれど、岸壁がほぼフル利用の厳しい状況が依然として続いています

気仙沼港内の岸壁の利用のルール、その利用状況のモニター、その季節ごとの臨機応変な対応など、気仙沼漁港利用協議会にておこなっていて、先日その通常総会が魚市場会議室で開催されました

昨年6月から私が会長を務めている漁港利用協議会。　それまでは普段はあまり気にしていなかった岸壁利用状況ですが、会員から寄せられるいろいろな声、長期係船する隻数の増加、コロナ禍での滞船など、震災復旧工事の遅れと合わせ、なかなか理想的な状況になってこないのが悩みの種ですね

宮城県に要望している大水深岸壁の早期整備や係留岸壁の浚渫、復旧岸壁の早期供用開始とあわせ、商工岸壁の柔軟な利用も求められるところ、さまざまな漁業種間での配慮や調整、気仙沼港を利用する漁船・関係者のルールの周知と理解など、今年度も多くの課題のなかでのスタートとなりました

総会のあとのお昼ご飯では、みしおね横丁の沖縄料理テントさんにて、反省会をかねてのランチタイム。　いろいろな意見がでて反論したいなって思うところもあったけれど、そこはぐっとこらえて大人の対応。　全体のことを考え一生懸命おこなっているので、引き続きご協力のほど宜しくお願いします

気仙沼の牡蠣のシーズンがもうすぐ終わりとのことで、今回は沖縄そばの赤バージョンにしてみました。　使っている唐辛子を違う種類に変えたっていうことで、これまでよりも少しだけ辛みが増したような。　これはこれですごく美味しいですね。　私お気に入りの中太麺がはやく再開できるといいなって思います

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朝晩は涼しくて過ごしやすい気温ですが、このところは日中が25℃を超す夏日になってきて、事務所内のエアコンも冷房に切り替えるようになってきました。　まもなく梅雨入りとのこと、ジメジメしますね

今年3月に設立総会をおこなった新組織・一般社団法人宮城県北部鰹鮪漁業組合は、これまで活動してきた任意団体の北かつ組合からその業務を全面的に引き継いで6月1日から業務を開始

かつての北かつ漁協の設立から数えると70年以上の歴史を持つ「北かつ組合」は、気仙沼の遠洋漁業の中心となる組織で、新組織では私が代表理事を務める事になって、運営開始となりました

先日には気仙沼市内の関係先への挨拶回りを1日かけておこない、関連会社の北かつ商事で運営する北かつまぐろ屋と加工場にも出向いての顔合わせ。　これまでのお仕事に加えて新たな業務がだんだん増えてきて、勝倉漁業のお仕事だけではなく、組合運営や商事会社の経営と、忙しい日々です

先日、気仙沼魚市場で生鮮かつおの水揚げをしていたら、そこに三陸新報社の水産担当の記者さんがきて、ちょっとお願いがあるって依頼されたのが、紙面に掲載される「顔」欄のインタビューでした

スケジュールを確認して事務所に来てもらってのインタビューでは、北かつ組合の代表理事就任の抱負や、学生時代から東京でのお仕事時代のお話し、そして勝倉漁業に入社してからの経験談、そして家族構成や現在の趣味などについて約１時間ほど、ボイスレコーダーで録音しながらの取材でした

そして取材の最後に撮影した写真とともに紙面に掲載になって少し恥ずかしいけれど、長々とお話しした内容を簡潔にまとめていただいてさすがだなって。　これからもどうぞ宜しくお願い致します

6月はまだまだ各団体等の総会が続き、新たな役職への就任もいろいろと出てくると思うので、できる限り精一杯対応していきたいと思います。　三陸新報さん、紙面への記事掲載ありがとうございました

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6月に入って気温が高めの日が続く気仙沼です。　今週は連日25℃を超す夏日となっていて、このぶんだと今年の夏は相当暑くなりそうで覚悟しとかなくては。　皆さんも体調管理に気を付けて下さい

一本釣り漁船がいまの時期に狙うのは、盛漁期を迎えているびんちょうの漁獲。　昨年は豊漁だったびんちょうですが、今年は昨年のような漁模様とはなっておらず、各船必死の探索が続いています

船頭さんにお話を伺うと、かつおやびんちょうの漁場もだいぶ北寄りになってきて、ソナーで探索しながらの操業だとか。　船の周囲を広く探索でき、探索の深さもいろいろと設定することができるそう



広い海のなかで見ればピンポイントともいえる探索範囲なので、いい群れにあたるかどうかは船頭さんの漁場選択しだいですが、乗組員が双眼鏡で見つける海鳥にもかつおやびんちょうの群れを見つけるヒントがあって。　海鳥が集まるっていうことは餌の小魚がいて、それを食べにカツオ等も集まるんです

もちろん日々刻々と変わる水温情報や他船からの漁獲情報なども参考にしながら、いまはびんちょう主体の釣果を狙って各船ともに太平洋沿岸・三陸沖で奮闘中です。　昨日は三重県の第23長久丸さんが気仙沼に入港して、びんちょうやかつお、メバチマグロなどを水揚げして頂きました。　お疲れ様です

早朝5時前、魚市場の岸壁ではすでに漁協職員らが水揚げの準備をおこなっていて、スタンバイ完了の合図で水揚げスタート。　日中の暑さとは違って、あさ早い時間帯の魚市場での水揚げはとっても涼しくて気持ちがいい。　約2時間ほどで水揚げが終了して、新口かつおのサンプルを提示しての入札です

徐々に北上するかつおやびんちょうの群れを追って、もうじき気仙沼港がその中心的な水揚げ基地となっていきますね。　乗組員の皆さんには、安全航海で豊漁に恵まれますように、頑張ってください！

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低気圧の影響で大雨の荒れ模様の天気となった週末から一変、この土日はすごくいい天気となった気仙沼。　気温もぐんぐん上昇して、土曜日などは車の温度計が外気温30℃を表示してました

なんかこのぶんだと梅雨入りがなくていきなり真夏になってしまうのかとも思えますが、たぶんちゃんと梅雨入りするのでしょうね。　週末は出港日和となって、遠洋まぐろ船が２隻同時の出船でした

岩手県宮古の清福丸さん、そして福島県いわきの漁福丸さん、どちらも気仙沼港を基地に遠洋まぐろ漁船の運航をおこなっていて、第88清福丸がインド洋へ第1漁福丸が太平洋西経漁場への船出です


6月4日の大雨・大荒れの天気を避けて、その前後に仕込み作業をおこなった両船。　西経漁場とインド洋では延縄漁に使用する餌の種類が違うので、納入業者の皆さんも漁場に合わせた餌料を手配

漁具・資材や冷凍餌料、食料品、免税品のタバコや酒類なども積み込まれて出港当日を迎えました。　2隻同時刻の出港とあって、乗組員のご家族や取引先関係者の皆さんなど、コの字岸壁にたくさん集まっていました。　両船の船頭さんや社長さんらにご挨拶して、関係者と談笑しながら出港を待って

出港時間前には作業甲板にて乗組員への激励の挨拶と、清福丸さんでは恒例となったフルノ電気さんによる乾杯のご発声。　縁起がいいのでしょうねえ、うちもやってもらおうかな。　造船所の作業艇のサポートを受けての離岸では連携ミスもあって少し危ない部分もありましたが、無事に出港でした

南インド洋のミナミマグロ漁へと船出した88清福丸さん、そして太平洋西経漁場でのメバチマグロ漁へと向かう第１漁福丸さん。　両船の航海安全と大漁、そして乗組員の皆さんのご健勝でのご活躍をお祈りいたします。　今航海も勝栄丸各船が沖合でお世話になりますが、引き続きどうぞ宜しくお願い致します

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6月に入って益々あわただしい一週間を終えました。　この時期はいろいろな関係団体等の総会が重なる時期ということもあって、こうしたコロナ禍でも過密予定なのだから、通常ならどうなるのかと

6月下旬までさまざまな会合などが続いていくので、会社の通常業務を怠ることなくしっかりと対応していきたいところ。　会社スタッフのご協力もこれまで以上に必要になるので宜しくお願いします

新潟造船での新船建造から二年目、昨年からの大西洋でのまぐろ漁を終えた第127勝栄丸が清水港での水揚げを経て気仙沼に帰港して半月ほどが経ちました。　乗組員はすでに休暇に入っています

本船のほうは、みらい造船への上架そして船体や機器類の整備をおこなってきて、好天にも恵まれて船体塗装なども順調にすすみ、週末に下架ということで、お昼時間に造船所に集合でした

船体の塗装仕上がり具合や防触アルミ板の設置などを確認して、みらい造船の責任者の合図で下架作業開始。　重機によってレール上を牽引し、ゆっくりとシップリフトに移動する本船を見守りました

ワイヤーロープで固定された本船が徐々に海に戻っていく。　一日に何隻も上下架できるこのシップリフトはほんとうに素晴らしい。　短時間で浮上した船体を作業艇が曳航して係船岸壁へ移動です

いま気仙沼港は係船する漁船が多すぎて、慢性的な岸壁不足の状態ですが、コの字岸壁北側の縦付け岸壁に空いたスペースを見つけ確保しててくれて、なんとか運よく係船することができました

本船の乗組員とみらい造船の作業員、そして取引先や会社スタッフらが協力して、本船と両サイドの船が傷つかないように防舷材を調整しながらの艫付け係船作業。　作業艇2隻も大活躍でした

このままあと一ヶ月ほどは、艫付け係船態勢のまま様々な工事が進められていきます。　気仙沼の各業者の皆さんには、引き続きの対応宜しくお願い致します。　乗組員の皆さんはゆっくり休んでください

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今年は25年連続生鮮かつお水揚げ日本一を目指し、一本釣り漁船や巻網船による生鮮かつおやびんちょうの水揚げが連日おこなわれている気仙沼港です。　ここにきてようやく本格化してきた感じです

週末から一気に入港船も多くなって、気仙沼港全体の活気がさらに高まってきたように思えます。　昨年ほどのびんちょうの漁模様じゃないけれど、水揚高の大幅な積み増し目指して頑張りましょう

宮城県内全域にだされていたまん延防止重点措置も解除となって、気仙沼市内では40日以上も新規感染者の確認がなく、医療関係者や65歳以上へのワクチン接種も順調におこなわれていて、職場や大学での集団接種の方針を受けて、新たな提案もおこなったところ。　接種を加速させたいですね

ワクチンが行き渡って新型コロナの感染拡大がおさまってくれば、中断しているGoToキャンペーンなどの経済対策も復活するはず。　気仙沼湾横断橋の開通、NHK「おかえりモネ」が放送されたことで注目を集める気仙沼に、今後たくさんの観光客にきてほしいといろいろな企画が考えられているみたい

北かつまぐろ屋でも、これからの夏を迎えるにあたっての様々な企画を考えていて、先日も新しいメニューの企画会議と写真撮影、そして試食会がおこなわれました。　いま旬を迎えている気仙沼のお魚「かつお」の漬け丼、そして冷たいめかぶ蕎麦のセットメニューを料理長が提案、近日中に発売する予定です

九州枕崎産の甘めのお醬油をベースにしたタレにさっと漬けた鰹のお刺身。　かつおの漬けに相性の良い付け合わせと一緒に食べると更に美味しくなって。　お醤油の違いでこんなにも味が違うのかって驚くほど、料理長が提案してきたかつおの漬け丼は最高に美味しくて、ついつい試食を食べすぎました

ランチのセットメニューに新たに加わる「かつおの漬け丼と冷たいめかぶ蕎麦」。　旬を迎えた美味しいカツオを食べて、暑い夏をのりきっていきたいですね。　北かつまぐろ屋海の市店でぜひご賞味ください

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土砂降りの荒れ模様の天気となった週末の気仙沼港です。　通勤する時には市内の道路が冠水しているところもあって、ほどほどの雨の漁に収まってくれないかなあって思いながら会社に到着です

いったんはカツオ船の入港が少なめだった先週から今週半ばまでの動きでしたが、今週末になって一本釣り漁船と旋網船の入港隻数が多くなって、気仙沼魚市場そして湾内が一気に活気づきました

昨日は三重県の安市丸さんが、びんちょうを漁獲しての今季初入港での水揚げ。　スマホアプリで本船の位置を確認しつつ、入港時間にあわせて魚市場に出向いて、船頭さんや乗組員へのご挨拶です

今年初めに今シーズンの漁を開始した安市丸さんは、千葉県勝浦港などを中心にここまで水揚げを重ねてきて、かつおやびんちょうの北上にともなってその水揚げ拠点もここ気仙沼港に移ってきました

船頭さんや乗組員の皆さんもみな変わりなく元気な様子で、これから戻りガツオのシーズンまでお世話になりますが、今季もどうぞ宜しくお願い致します。　安全航海で大漁目指し頑張ってください！

きのうは一本釣り船が3隻でびんちょうを130トン、旋網船が5隻で生鮮かつお260トン。　きょうは一本釣り船が14隻で500トンを超すびんちょうの水揚げ量ですが、入札単価も徐々に上昇してきて船側にとっても願ったりかなったり。　一本釣りがびんちょう、巻網船がかつおとうまく分かれての操業です

きょうのまとまった隻数の入港・水揚げは、沖が一日大しけのため気仙沼をはじめ各港にカツオ船が避難したことによるもの。　明日からの操業では、各船ともにまとまった漁獲があることを期待します

明日からはまた一段と暑さが厳しくなるとの報道もあり、気温の上昇とともに気仙沼港にカツオ船がやってきました。　港全体の係船場所は依然として厳しい状況にありますが、皆さん宜しくお願いします

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

今週末からそうとう気温が高くなるみたいで、宮城県内でも30℃越えかとの予報もある気仙沼です。　まだ6月なのに夏日さらには真夏日の予報とは、今年の夏はかなり暑くなるかもしれませんね

平成18年から任意団体として活動してきた北かつ組合は、先日の通常総会にて組織の解散を決議し、今年4月に新たに設立した一般社団法人宮城県北部鰹鮪漁業組合へとその業務を引き継いで

新しい北かつ組合としてこの6月1日から業務を開始するということで、市内の関係先へのご挨拶まわりに行ってきました。　専務理事が訪問先を段取りし、退任された亀谷組合長にも同行願って

まずは、社長を務める事になった北かつ組合の関連会社・北かつ商事(株)で運営している市内２店舗の「北かつまぐろ屋」へ。　店舗スタッフの皆さんを前にして、社長就任の挨拶とこれからの引き続きのご協力をお願いして。　鹿折地区の北かつの加工場にも出向いて、社員の皆さんとの顔合わせでした

そして宮城県の合同庁舎では気仙沼地方振興事務所や水産漁港部へ、次に気仙沼市役所に出向いて産業部水産課、産業戦略課、気仙沼市長・副市長さんへご挨拶。　気仙沼海事事務所、気仙沼海上保安署にご挨拶したあと、取引先金融機関や気仙沼遠洋組合、そして三陸新報社などを駆け足で

気仙沼漁協にお伺いしたあとには宮城県北部船主協会へと。　いま気仙沼港では遠洋かつお・まぐろ漁船の幹部船員の後継者確保・育成事業を業界あげて取組んでいて、船主協会がその中心となる組織

今年完成した新しい施設・気仙沼市水産研修センターに事務所を構える船主協会さん、その入口の展示スペースには世界地図に所属船の操業位置が示してあって、気仙沼の近海・遠洋漁船の活動の様子が一目でわかるようになっていて。　これからも新人船員のリクルート活動よろしくお願いします

北かつ組合と北かつ商事は新体制でのスタートを切りました。　ご挨拶にお伺いした方々だけではなく、多くの皆さまにご指導・ご協力いただいて活動していくことになりますので、よろしくお願いいたします

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先週からなんとか良い天候に恵まれて、いま気仙沼に帰港中の127勝栄丸のドック工事も順調にすすんできて、今週には下架ができるところとなりましたが、湾内の係船岸壁不足がかなり深刻です

このところの新造船には最新のインマルサット衛星通信機器が搭載されてきて、洋上においてもWiFi環境が使用できるようになって、これからの陸船間の通信、さまざまな状況に対応するために、勝栄丸各船にも導入する必要があるのではないかと、社内そして関係業者との協議を開始したところです

インマルサットFX導入には多額の費用がかかり、毎月固定の通信料金もこれまでに比べると数倍の金額となるから、なかなか決断ができませんでしたが、導入に向けて具体的な検討を始めました

遠洋まぐろ延縄漁船ではいま、幹部船員の後継者育成を急ピッチでおこなっていて、若手船員の乗船促進にも一役買うことは間違いないこの通信システム。　運用もいろいろ検討しなければなりません

既存の漁船に新しいインマルサット設備を導入するとなると、まずはアンテナドームをどこに設置するかで悩む。　二つのドームによる衛生追尾が干渉しないように配慮しての位置決め。　そして船内設置の本体ラックがこれまた大きなものなので、狭い船内だけにじゃまにならない場所を探すのに一苦労

設備投資のイニシャルコストに加えて、毎月多額の通信料金がかかってくるから、乗組員の皆さんともよく相談し理解を頂いたうえで進めていきたいと思います。　通信業者の皆さんも宜しくお願いします

こうした大規模な設備導入、通信環境の設定などはやはり日本に帰港した時に対応するのがいちばいい。　今後のさまざまなフォローも確実にできますからね。　近日中には方向性を決めたいと思います

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この季節らしい爽やかな天候となった気仙沼港です。　5月から始まった生鮮かつお・びんちょうの水揚げは、いったんは多くの船の入港・水揚げが続いて、関係者の期待が大きく膨らむ場面もありました

ここにきて漁場が南に形成され、ふたたび千葉県勝浦港が水揚げの中心となっていて、なかなか各船が気仙沼港に舳先を向けない状況となっています。　報道によるとこの5月のびんちょうなどの水揚げは、昨年と比較し数量で半分そして金額では４割ほどだとか。　今後の漁模様の回復と北上に期待です

それでも一番は、気仙沼に入港してくれる一本釣り各船が、安全な航海で豊漁に恵まれ、水揚げ金額が伸びてくれることなので、毎日の沖の様子そして水揚げ状況などをチェックして待ちたいと思います

3月から続いてきた各漁場への遠洋まぐろ船の出港も、各船の航海スケジュールに合わせて順次船出となっていて、今週も気仙沼港を基地にして運航をおこなう宮古船籍の第78清福丸さんの出船でした

先日には、新潟造船で竣工し引き渡しを受けた新船・第38清福丸のお披露目があったばかりで、コの字岸壁には出漁準備をおこなう3隻の清福丸船団がずらりとならび、まるで浜田漁業部の岸壁のよう(笑)

出港日を迎えた78清福丸さんに出向いて、社長さん専務さんそして船頭さんらにご挨拶して、今航海も勝栄丸各船が沖合でお世話になりますが宜しくお願いしますとお話ししました。　漁場においてもそして陸上においても日頃からほんとうにお世話になっている清福丸さんの出港おめでとうございます

このあとは88清福丸、そして新造船の38清福丸と出港が続く浜田漁業部さんです。　出港までの仕込み作業やさまざまな手続き等でも大忙しの日々かと思いますが、これからもどうぞ宜しくお願い致します

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