宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年10月31日

ラスパルマスでの港湾作業


北大西洋アイルランド沖でのクロマグロ漁を終えて、燃料油などの補給のためにスペイン・ラスパルマスに入港中の勝倉漁業の第7勝栄丸です。 乗組員の皆さんほんとうにお疲れさまでした 花丸

入港早々に港湾作業の開始。 サメ類などを輸出すべく、現地業者のトラックにへの陸揚げ開始。 午前中の作業で約3時間ほどで終了。 その後はすぐにこれからのマグロ漁に使用する餌の積込み ちからこぶ

事前に手配していたアルゼンチン産の松イカをトラック2台分。 いまは世界的に以下の価格が高騰しているから、今回積んだ数量だけでも高級車が買えるお値段。 乗組員の指摘で気づきました !

高いですよねえ、イカの値段は餌料として使える価格の限界にきているかもしれませんね タイ



本船の船尾では、現地ダイバーによるプロペラ周りのチェック。 まぐろ延縄漁の枝縄などが絡まっている可能性があるから、いまこのタイミングで確認してもらって。 そして機関場ではビルジ(廃油)の陸揚げ作業が並行して行われ、タンクローリーを横付けしての短時間の作業でした camera

高知の合栄丸さん、青森の正進丸さん、三重の長久丸さんが同じタイミングで寄港中。 本船の後ろ側に着岸した長久丸さんが超低温コンテナにクロマグロを転載。 丸々した素晴らしいマグロでした 親指

朝からさまざまな港湾作業を並行しておこなって気が付けばもう夕方に。 乗組員たちを連れてお食事にでも行こうと思います。 スペイン料理に赤ワインでもいいかもね。 どこのお店にしようかな 食事

入港中の日本船にはそれぞれの会社の方がアテンドのために訪船していました。 昔から顔なじみの同業者と、日本から遠いスペインの地で再会できて、情報交換の会話もついつい弾んでしまいます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:12

2017年10月30日

第7勝栄丸がLasPalmas入港!


東京でのお仕事をえて成田空港に移動。 イベリア航空のマドリッド直行便から国内線に乗り継いで、遠洋マグロ漁船の基地・ラスパルマス港にやってきました。 避寒地だけあって暖かい気温です 晴れ

時差が9時間ほどあるから、ちょっと時差ボケかも。 ちょうどサマータイムからの切り替わる日にあたったから、国内時間がさらに1時間変更になったりと、ますます時間の感覚がわからなくなって 親指

早朝に目を覚まして、船の到着まで事務仕事で時間をつぶして。 北大西洋でのクロマグロ操業を終えた第7勝栄丸が入港してくるのを出迎えるため、入港許可がおりたとの連絡で港に向かいます タイ

私がラスパルマスに来たのは2014年以来かな。 もう3年前になるんですね。 港の様子は変わってなくても、働く人たちの顔ぶれには新顔の人たちも見受けられて。 これからどうぞ宜しくお願いします マイク

朝10時、タグボートのサポートをうけて入港してくる本船の姿を確認。 現地スタッフがトランシーバーで指示を出しながら、もやい綱をビットに固定する作業。 乗組員の皆さんご苦労様でした camera

今年の北大西洋でのクロマグロ漁は例年以上に時化続きで、大荒れの日が多かったと聞きます。 その中でのマグロ漁はほんとうに大変だったと思いますが、安航で大漁でなによりでしたね icon14

温暖なここスペイン・ラスパルマス港での滞在は数日間の予定ですが、美味しいものを食べて飲んで、それぞれにリフレッシュしていただきたいと思います。 乗組員の元気な笑顔に再会できて嬉しいです 花丸

さあこちらは、様々な打合わせなどにとりかかりますか。 時差ボケでちょっと眠いですけどね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:01

2017年10月29日

イベリア航空でスペインへ


気仙沼から午前中の新幹線で東京に移動。 いま進めているプロジェクトの全体会合に出席です。 余裕を持った時間帯に到着したから、まずは東京駅でランチ。 コーヒーを飲みながら事前打合せ cup

午後の会合も思ったよりスムーズに進んで、会議からまっすぐ成田空港に移動してきました。 北大西洋でのクロマグロ漁を終えた第7勝栄丸との打ち合わせのためにラスパルマス港へ渡航です 音符

以前は成田空港からマドリッド直行便があったのですが、なにかの理由で運行しなくなっていました。 モスクワで補給してのマドリッド行きの便は懐かしいですね。 乗った事がある方も多いはず icon12

そのマドリッド直行便が今年から復活。 ラスパルマス出張での移動時間がかなり短縮されるから、復活してくれたイベリア航空に感謝。 今回はその直行便を利用しての渡航となりました 飛行機

念のため出発3時間前にカウンターに到着すると、もうすでに乗客の長蛇の列ができていて。 ちょっと目を疑ったけど現実なので、私も大人しくその列の最後尾に並んで待ちます 汗

いまは旅行シーズンなのでしょうかねえ。 通常の倍くらいのお客さんがいる感じ。 セキュリティーチェックも大行列でした。 3時間前に到着してちょうどよかったと思います。 早め早めで正解でした 親指

成田空港からマドリッドそしてグランカナリア行きの国内線に乗り換えて約20時間くらいの長旅です。 クロマグロ漁を終えた船員たちと再会し、沖での労をねぎらいたいと思います。 それで行ってまいります face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:14

2017年10月28日

居酒屋「ぴんぽん」での懇親会


気仙沼も朝晩はものすごく冷え込むようになってきて、秋も深まってきたように思えます。 山のほうでは今週あたりが紅葉の見ごろとの報道もあって、一気に冬に向かいそうな気配 もみじ

三陸沖で操業している高知県や三重県そして宮崎県を中心としたカツオ船団も操業切上げとなって、気仙沼での今シーズンのカツオ水揚げは早くも終わりとなりました。 あっという間でしたね 船

気仙沼からの帰航を前に、陸路で帰郷する船頭さんと、今シーズンを振り返ってのお食事会を南町の居酒屋「ぴんぽん」でおこなって。 電話したらちょうど席が空いていてラッキーでした icon12


観光客や常連客、そして漁船の船員さん達でいつも賑わっている人気の居酒屋さん。 私も若いころからお世話になっているなじみのお店です。 親父さんに挨拶して、小上り席につきます 音符

「ぴんぽん」では、お通しがわりに刺身の盛り合わせが用意されているのが普通。 豪華なお刺身がほんとうに手ごろなお値段で頂けるんですから、お客さんが集まってくるのがわかりますよね camera

ちょっと食べてみてとメカジキの心臓のお刺身をいただいて。 酢味噌につけて食べるんですが、クセがなくってものすごく食べやすい食材。 勝栄丸でも冷凍して持ってきてもらおうかな。 気仙沼に水揚げされるモウカザメの心臓(もうかの星)はすごく高い商材なので、その代用としてもいいかも 親指

これまでいろんな出来事があったカツオ船の航海。 新たな船の建造も見えてきたようなので、来年以降がものすごく楽しみになってきました。 今年の締め括りをしっかりと終えてほしいと思います いかり

私の大好きなお店「ぴんぽん」でのお食事会。 お店の皆さんもすごくいい方ばかりで、またきたくなっちゃいます。 安くて・早くて・美味しくて、そして気持ちよく酔える店、ぴんぽんでの懇親会でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:43

2017年10月27日

気仙沼港のカツオ船が全船終漁に


今週はじめの大型台風通過のあとで、気仙沼港から漁場に向けていっせいに出港となったカツオ船団ですが、その後の漁模様も芳しくなかったようで、宮崎県船を中心に気仙沼港に戻ってきて camera

操業の切り上げを前にして、故郷へのお土産物を手配したり、なじみのお店に挨拶しに行ったり、今シーズン最後の気仙沼港での一日を過ごす様子が見られて。 今年のかつおシーズンが終わります 船

一旦は漁場に向けた三重県の安市丸さんは、少量の漁獲物を千葉県の勝浦港で水揚げし、西に向け航行中との連絡があって。 「今年はこれで終漁なので、来年またよろしく頼むね」との船頭さんからの電話連絡。 早い切上げで本当に寂しい思いがしますが、今年も本当にお疲れさまでした tel01

高知県や三重県のかつお船団ほぼすべてが操業を終了。 約5ヶ月間続いてきた気仙沼のかつおの水揚げも今年はこれで終わりです。 水揚げ数量や金額は昨年と比べて大きく減少した結果となって。 年々少なくなっていくような気がするのは私だけじゃないはず。 資源減少が影響しているのでしょう 汗

かつお漁を切り上げて故郷の港に戻っていった各船。 船頭さんや乗組員の皆さんには、今年も本当にお世話になりました。 来年初めの出漁までゆっくりと体を休めて、プライベートな時間を楽しんでいただきたいです。 お疲れさまでした。 また来年、気仙沼港でお待ちしてますから タイ

生鮮かつお水揚げ21年連続日本一を達成した気仙沼。 来年はこの連続記録を伸ばすと同時に、各船が漁に恵まれる大漁の一年になることを心から願っています。 気仙沼の取引先関係者、魚市場の職員、そして魚問屋や鮮魚仲買の方々、今年のかつおシーズンもお世話になり有難うございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:11

2017年10月26日

気仙沼「福よし」での懇親会


台風が過ぎ去って、今週の気仙沼は気持ちのいい秋晴れの天気に恵まれています。 6月から続いていた生鮮かつおの水揚げもここにきて漁がまったくなくなって。 シーズン終了の雰囲気です 船

水揚げされたカツオの魚体も小さなサイズが主で、大きいサイズはとてつもない高値に。 操業をきりあげて母港に帰る船が次々と出てきたけれど、あともうひと踏ん張りっていうのは難しいのかな ちからこぶ

一方のサンマ船といえば、ここにきて漁模様が好転し気仙沼への水揚げ数量も多くなってきました! だけど10月上旬までの全国主要港での水揚げ合計は、昨年同期比4割減の3万トン強だとか 船

漁期全体で10万トンを切り、過去最低だった1976年の98,000トンに匹敵するのではとの予測も出ていますが、これから三陸沖に魚群が来遊して、たくさんサンマが水揚げされることを期待しています icon14




そんなとことろに東京の取引先のお客様が会社に来られての打合せでした。 これまで様々な課題がありましたが、それを解決するためにいろんな改善策を導入しながら頑張ってくれています 花丸

これからもどうぞ宜しくお願いしますよっていう事で、気仙沼の名店・福よしさんを予約しての懇親会となりました。 お店に到着すると下駄箱はお客さんの靴でいっぱい。 人気店だけあって満席でした クラッカー

まずは、お刺身の盛り合わせを注文し、生ビールで乾杯。 世界一の焼き魚を提供する福吉さんなので、もちろん「きちじ」の塩焼きと今が旬の牡蠣の串焼きをオーダー。 お客さんがいっぱいなので、早く注文しないとネタが切れちゃいますから。 魚が焼きあがるまで、男山の純米酒を飲みながら待ちます 食事

帰り際に福よしの親父さんの配慮で、店の照明を消して「ホヤのオブジェ」だけの灯りを楽しませてもらって。 やっぱ福吉さんは最高のお店ですね。 またお客さんがきた時にはおじゃましたいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:16

2017年10月25日

台風一過でカツオ船が出港!


季節外れの大型台風が通過した気仙沼地方。 三陸沖で操業するカツオ船やサンマ船が避難入港して、港町岸壁は先週末から係船している船でぎっしりとうまりました。 台風ならではの光景です 花丸

その船員さん達が街にくりだして、街じゅうの飲食店はどこも大繁盛になる。 気仙沼の経済にとっては台風っていうのは大きな集客力を持った自然現象。 台風通過とともにその賑わいも終えて・・・ 食事

早朝6時。 港町岸壁からカツオ船団がいっせいに出港という事で、今年最後になるかもしれない出船送りに行ってきました。 まだ朝日が昇る前、港はきりっとした冷たい空気に包まれていました 雪

これからの時期は、湾内の海面に「けあらし」が発生するのですが、まだ寒さが足りないのか見ることができません。 だけれども、朝日が昇る直前のだんだんと明るくなってくる朝焼けにカメラを向けて camera

アンカーをうって係船していたカツオ船がいっせいに出港するため、となりの船のアンカーロープと絡み合ってしまって。 早朝からダイバーを手配したり、燃油供給バージや造船所のボートにもお手伝い願っての復旧作業を行うこと約2時間。 なんとかようやく出港体制となり一安心でした 親指

寒い中、作業を手伝って頂いた業者さん、そして出港時間が遅れてもお互い様だからと辛抱強く待っていただいた僚船の乗組員の皆さん、本当の有難うございました。 今季のかつお漁はあといつまで続くかどうかわからないけれど、少しでも長く操業を続けて頂いて、また気仙沼港で再会できますように 船

朝焼けのなか出港となったカツオ船団の皆さんの安航と大漁をお祈り致します。 頑張ってください face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:35

2017年10月24日

大盛況の「市場で朝めし。」


気仙沼の秋の一大イベントって言ったら、なんといっても産業まつりと市場で朝めしですね。 季節外れの台風接近でお天気が心配されましたが、小雨の降りしきる中で盛大に開催されました クラッカー

「市場で朝めし。」は今年で何回目の開催かちょっとわからないけれど、もうすでに恒例のイベントになりましたよね。 旬のさんまを炭火で焼いて、大分産のカボスと一緒に頂きます。 サンマのつみれ汁と地元産のひとめぼれのご飯のセットで600円。 最高に美味しい朝ごはんなんですよね 食事

運営スタッフの皆さんは早朝5時から準備にあたったのだとか。 8時に到着するとすでに長蛇の列ができていて、前売り券を手に私も並んで。 ボランティアの皆さん方ほんとうにご苦労様です 花丸



待つこと約15分くらい。 焼きたてサンマの定食を受け取って席について。 熱々のサンマの塩焼きを味わいながら、郷土芸能の崎浜大漁唄い込みの勇壮な調べを聞いて。 最高に癒される瞬間ですね 音符

魚市場内の特設会場のテーブル席は、「市場で朝めし。」を楽しむ家族ずれなどでぎっしり。 それでも雨の影響か、今年の出足は鈍かったんじゃないかなあって思いますね。 その分、それほど待たずに食べれたからラッキーかも。 行って食べた人だけが味わえる特別な朝ごはんでした camera

サンマ定食をいただいたあとは、ちょっとだけ産業まつりを見学して。 北かつブースの皆さんにご挨拶。 海鮮ばらちらし、まぐろカツサンド、そしてマグロのモツにも大好評だったようでなによりです チョキ

今年の産業まつりは生ものの販売がOKとなったから、市内の生鮮魚介類を取り扱う業者さんもたくさん出展されていました。 くじ引きで当たる40㎏の目鉢マグロは誰がゲットしたのか気になります face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:58

2017年10月23日

台風直撃でのかつお水揚げ


季節外れの大型台風の通過コースとなった気仙沼です。 先週末に入港したカツオ船やサンマ船などは、漁を見合わせて気仙沼港内に係船しての厳戒態勢。 港町岸壁にはずらりと漁船が並びます いかり

そして昨日の日曜日には、漁を継続していたカツオ船団10隻が続々と気仙沼港に避難入港。 魚市場の岸壁に2隻3隻と抱き合わせでの接岸。 各船が無事に帰港してホッとしました 親指

その10隻のかつお船の漁艙には、先週の漁で漁獲した生鮮かつおが合計で22トン。 朝5時前に魚市場に向か移動中は、もうすでに冠水した箇所があったりと、台風の影響がもうすでにでていました 汗

通常であれば、入港の順番で船を入れ替えて水揚げを行うんですが、もうすでに風が相当強くなっていて白波もたっているから、船の移動は危険極まりない事なので、各船の乗組員が協力し合っての船ごしのでの水揚げ作業。 時折強く吹く風に体が飛ばされないように気を付けなければなりません ちからこぶ

これだけの数量なら、それほど時間がかからずに終える水揚げ作業も、大雨と強風のなか船ごしでの手渡し作業なので、2時間以上もかかって無事にようやく揚げきって。 皆さん本当にご苦労様でした 船

今日いっぱいは、かつお船も警戒態勢が続きます。 岸壁に固定するもやい綱を確認したり、防舷材を増やしたりと、各船の乗組員の皆さんもなにかと神経を使う1日になるかと思いますが、どうか安全にだけは十分に注意して頂いて、明日の出港に向けて体を休めてほしいと思います タイ

かつおの水揚げに使用する大きなブルータンクが強風に飛ばされたり、ずぶ濡れになって風邪ひきそうになったりと、たいへんなカツオの水揚げでしたが、なんとか水揚げを終えることができ良かったです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:53

2017年10月22日

気仙沼の生鮮かつおが終盤戦に


今年のかつおシーズンもどうやら終盤戦の様相となってきました。 気仙沼を基地にして三陸沖を操業するカツオ船団の漁獲量もここにきて激減。 サイズも極小が中心となってきましたね 船

季節外れの台風の影響もあって、週末に入港したカツオ船団は漁場に向けて出港はせず、港内にアンカーをうっての係船状態。 台風の通過を待って今後の計画を練っていくようなお話し マイク

すでに南の漁場に移動して操業している船もあって、その漁模様次第では各船の戦略が変わってくることも考えられる。 あとは活き餌の供給体制がどうなのかっていうところかな 汗

いまの漁模様に我慢しきれずに、もうすでに操業をきりあげて母港に帰った船も中には出てきました。 水揚げ後に船体を傾けて、船側の汚れを落としている船があったらそのサイン。 週末の気仙沼港でもそのような光景がちらほら目について、なんかすごく寂しいような気がしますね タイ

三重県の安市丸さんが漁場から戻ってきての早朝からの水揚げ。 いまの漁模様から船頭さんも切上げ時や今後の操業について思案している様子がうかがえます。 台風明けまでゆっくりして下さい いかり

この台風一過で三陸沖のカツオの漁場形成がどのようになるか。 すごく心配なところだけれど、期待を込めて見守りたいと思います。 またもう「ひと山」ある事を願いながらの安市丸さんの水揚げでした face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:29

2017年10月21日

産業まつりと「市場で朝めし。」開催!


暑かったインドネシア・ジョグジャカルタでのCCSBTから気仙沼に戻って、急激な気温の低下に体がついていかない感じ。 体調管理はしっかりして、風邪などひかないように注意したいと思います キラキラ

このところ、気仙沼をはじめ三陸諸港にもサンマ船による水揚げが多くなってきて、大型船にまじって小型船もたくさん見受けられるようになってきました。 いまが勝負どころなのでしょうね ちからこぶ

明日は気仙沼産業まつりの日。 それにあわせて開催される「市場で朝めし。」は、サンマの入荷状況が不安定だったので開催が心配されましたが、水揚げ量の確保で予定通り行われるそうで一安心 クラッカー

22日の朝8時から13時まで気仙沼魚市場特設会場での開催で、さんまの炭火焼につみれ汁そして新米ごはんが提供されるんです。 私も前売りチケットを購入して出かけてみたいと思います 音符


行列をつくるたくさんのお客様に一斉にサンマ焼き定食を提供するのは、皆さんボランティアでお手伝いしている方々。 朝早くから、または前日からの準備作業も含め、本当にご苦労様です。 旬のさんまを獲ってきてくれる漁師さん、そして市場で朝めしを運営している皆さんに感謝し頂きたいですね 食事

そして産業まつりには我らの「北かつ」も出展します。 海鮮ばらちらし500円(200食)、まぐろカツサンド500円(50食)、そしてまぐろモツ煮(300円)は900食も提供するんだって。 市場で朝めしのサンマ焼き定食を味わったあとには北かつブースに立ち寄って、特別メニューを楽しみたいと思います icon14

市場で朝めしの前売り券(600円)は、きょう土曜日までの発売。 当日券は700円で購入できますから。 秋の気仙沼の一大イベント、市場で朝めしと産業まつりで、美味しいものをたくさん頂きますか 金貨

今日は曇り空だけれども明日は一日中雨の予報なので、市場で朝めしのイベントが順調に行えるのかが心配なところ。 関係者皆さんのパワーで雨雲を吹き飛ばし、いい天気になるといいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:18

2017年10月20日

大混乱の空の便で日本へ


インドネシアの古都・ジョグジャカルタで行われたミナミマグロ保存委員会(CCSBT)年次会合の会期が終わって日本への渡航の日を迎えました。 現地での滞在1週間、ようやく帰れます 音符

と思った矢先、インドネシア軍の演習が行われる影響で、空の便の運航予定が大きく乱れて。 ジャカルタでの乗り継ぎ時間を考えて、ジョグジャ発の便を4時間前のフライトに急きょ変更 汗

出発1時間半前にジョグジャカルタ空港に到着すると、チェックインカウンターは長蛇の列。 そのうえ、変更した航空券の手続きがスムーズにいかず、30分くらい待たされてようやくチェックイン完了でした 若葉

ローカルの空港だけに待合ロビーは現地の旅客でぎっしり。 なんとか幸いなことにレストランの席を確保してひと段落。 案の定、搭乗する飛行機の到着が遅れに遅れて、3時間ほど待たされて 飛行機

おかげで、ビールもおかわりする羽目に。 朝から何も食べていなかったから、サンドイッチやフレンチフライをつまみながら、搭乗のアナウンス待ち。 早い便に変更していて大正解でした 食事

ジョグジャカルタを飛び立って約1時間のフライトにて首都ジャカルタに到着。 日本行きの出発まで、ここでも約5時間ほどの待ち時間があるからラウンジにチェックインして、フリーの食事をとりながらメールチェックなどで時間をつぶして。 ジョグジャカルタから気仙沼到着まで、まる一日以上の旅程でした 花丸

今回のCCSBTでは、参加した皆さん方に本当にお世話になりました。 お陰様でミナミマグロの増枠が決定された記念すべき会合となりましたね。 それぞれにゆっくりと体を休めてください、お疲れさまでした。 また日常の業務が待ってますが、こうした経験を今後の仕事に活かしていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:35

2017年10月19日

ジョグジャでの最後の晩餐


ミナミマグロ保存委員会(CCSBT)年次会合で訪れたインドネシアの古都・ジョグジャカルタ。 ここでの滞在も約一週間となって、街の雰囲気や食事の味にも慣れてきたころ、最後の夜となりました 食事

日本に出発する前に、会議の成功を祝って日本からの関係者みんなでお食事をしましょうっていう事になって。 南アフリカから参加のビジネスパートナーも合流。 今回の会合もお世話になりました beer

ここジョグジャの名物はなんと鍋物なんだって。 暑い暑いこの街で、鍋物が有名だっていうんだから驚いた。 辛い鍋と鶏がらスープを選べるから、迷わず辛くない鶏がらスープを選択です 音符



ちょっと蒸し暑い夜の風にあたりながら、外で食べる鍋物もいいもんです。 お野菜に肉・魚が入った、ニンニクと生姜がピリッと効いた塩味のスープ。 このスープだけでも結構いい感じです 親指

Bintangビールからワインにかわって、日本語と英語での楽しい会話。 あっという間に時間が過ぎて、お腹いっぱいで大満足。 最後には店員さんを交えての記念写真でした camera

ホテルまでの帰り道はみんなでぶらぶらと散歩しながらのプチ観光。 道端にいた人力タクシーのおじさんのこれ以上ないくらい力が抜けた姿に、なんかインドネシアらしさを感じてこちらもリラックス チョキ

あとは日本に帰るだけ。 南アフリカのパートナーも気を付けて帰ってね。 またどこかでお会いましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:11

2017年10月18日

サラック専門店に立ち寄って


CCSBT年次会合が会期通りの日程で終了し、帰国便までの時間を利用して世界遺産の「ボロブドゥール」を見学にいった帰り道。 帰路は渋滞のためジョグジャまで1時間半以上もかかって到着 汗

その途中の道路わきに忽然とあらわれた明るい光に誘われるように短時間の休憩。 そこはなんとインドネシア特産のフルーツ「サラック」を専門に取り扱うお店が並んだ一角でした 音符

いまは雨季のはじまりの季節。 フルーツの王様「ドリアン」やマンゴーなど有名な果物が旬を迎える中で、私が一番好きかなっていうのがこの「サラック」なんです。 ヤシの一種なんだって 花丸


ガイドさんの説明曰く、このあたりは周囲に野生のサラックの木がたくさん自生していて、おばちゃんたちがその実をとって道端で売っているんだとか。 けっこうな小遣い稼ぎになるんでしょうね ドル袋

サラックは蛇皮みたいな表皮をしているから、別名スネークフルーツとも呼ばれています。 ちょっと固めの皮を手で剥くと、中の果実はニンニクのような形状をした白いもの。 食感はリンゴに似ていて、味はリンゴと洋ナシを合わせたような感じかな。 みずみずしい果物じゃなく、カリカリっとした食感が癖になります 親指

お店のおばちゃんとお話をして、一番お勧めだという最高に美味いというサラックを購入。 お値段を聞くと、1㎏あたり30000ルピア(270円)っていうから、みんなで食べる分として2㎏買っちゃいました icon12

サラックだけを取り扱うお店がこれだけ多く共存しているんだからすごい。 ホテルにはドリアンの持ち込みは禁止だけれど、このサラックならばOK。 お勧めするだけあるすごく美味しいサラックでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:29

2017年10月17日

世界遺産「ボロブドゥール」を見学


インドネシアのジョグジャカルタで開催されたミナミマグロ保存委員会(CCSBT)年次会合も予定通りの日程で無事終了。 SBT漁獲枠の増枠も決定されて、日本の国別配分も増加となりましたね クラッカー

会議が思いのほか早い時間帯で終わったので、午後の時間を利用して世界遺産のボロブドゥールに行ってみる事に。 タクシーをチャーターしての出発です。 ジョグジャから約1時間ほどの距離 音符

今回初めてジョグジャに来たけれど、まあ二度と来ることはないのかなあって。 この機会にボロブドゥールを見ておかなければ、一生に一度のチャンスを逃すことになっちゃいますから チョキ



ボロブドゥールは、インドネシアのジャワ島中部のケドゥ盆地に所在する大規模な仏教遺跡で世界的な石造遺跡。 世界最大級の仏教寺院であり、ユネスコの世界遺産に登録されています icon12

予備知識がなく行ったものだから、ガイドさんの説明を聞いてだんだんとその凄さがわかってきて。 仏教の巨大な建築物、そして1460枚にもなる手彫りのレリーフ。 一枚一枚違う図柄で、それぞれに意味のあるストーリーが描かれています。 短時間でぜんぶを見るのは難しいので駆け足での見学でした camera

森の中に発見されたボロブドゥール遺跡。 日本をはじめ各国の支援によってその修復がなされ、現在の姿としてよみがえっています。 この巨大な建造物は、行ってみないとその迫力が体感できませんよね 若葉

それにしても暑い。 入り口のチケットブースでミネラルウォーターをもらったけれど、あっという間に汗になって出てしまって。 ボロブドゥールに行く方は暑さ対策をしっかりしていきましょう 汗

約2時間ほどをかけてボロブドゥールを見学。 頂上のストゥーパの周囲を三度回ってからのお祈りの時間。 勝栄丸各船の安全な航海と大漁、そして勝倉漁業の繁栄をボロブドゥールに願いました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:50

2017年10月16日

ジャワ料理とBintangビール


インド洋での遠洋マグロ漁船の基地・バリ島ベノア港とは違って、ここジョグジャカルタは食べ物の味付けなどもちょっと違う。 中部ジャワ独特のお料理なんでしょうね。 ジョグジャの料理もGOODです 食事

そしてイスラム教徒がほとんどの為、お酒を提供するお店も限られているから、Bintangのマークを目指してのお店探し。 まあ人が多い事、多い事。 街中は買い物客ですごい活気です 音符

CCSBTの会場では、今回はなんとブッフェスタイルの昼食が提供されて。 インドネシア政府の特別な配慮なんでしょうね。 毎日日替わりメニューのいろんなインドネシア料理が楽しめました 親指


そして夕食は、ホテルの近くのレストランへ。 ここ大丈夫ですかっていう感じの暗い階段を上がって二階に。 お店に入ってみるとそこそこきれいなお店で、なによりもBintangビールが置いてあるのがいい beer

私の大好物のミーゴレン、そして皆さんはアヤムゴレンやナシゴレン、おつまみには納豆みたいな味のテンペを注文。 インドネシアの辛めのケチャップを付けてBintangをゴクリ。 美味いです camera

CCSBTの会場のホテルには、バドミントンの国際大会に参加する日本代表の高校生の皆さんも宿泊中で、話しかけたらなんと宮城のウルスラ学園の生徒さん達でした。 中国やアメリカ、台湾や香港、韓国など、けっこういろんなところの学生さんも来ているんですね。 試合お疲れさまです 花丸

バリ島とは一味違うジョグジャのインドネシア料理。 なにを食べても美味いから思わず食べ過ぎちゃって、帰国してから体重計にのるのがちょっと不安。 毎日のブッフェ、ごちそうさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:50

2017年10月15日

ジョグジャの王宮を散策


インドネシアの古都・ジョグジャカルタで行われた第24回CCSBTの会期も無事終了。 2018年~2020年のミナミマグロの漁獲枠とその国別配分も決まって、増枠での合意となりました 花丸

この街の名前、ジョグジャは「平和」そしてカルタは「繁栄」を意味するそうで、我々のマグロ業界もこの街の名前のように末永く繁栄していく業界になっていく事を願います。 そのきっかけとなるような今回のミナミマグロの増枠決定。 日本代表団としての参加者一同、会合を終えてホッと一息でした 親指

ジョグジャカルタには現在も王宮があって、ここをおさめる王様が存在するんだとか。 その宮殿の一部が一般にも解放されていると聞き、ジョグジャに到着早々に時間を見つけて出かけてきました 音符



ジョグジャの町の中には、馬車タクシーやバイクタクシーがたくさん走っていて、珍しいからとホテルの前から馬車のタクシーで宮殿に。 観光地だけあって、外国人観光客もいっぱいでした 若葉

宮殿に到着するとチケット売り場で入場券を買って。 カメラを持っているとカメラ持ち込み料金IDR2000をとるのにはびっくり。 入場ゲートの前の土産物屋OleOleで現地の帽子をかぶってハイチーズ camera

ジャワ様式の荘厳な宮殿を期待していただけに、ちょっと肩透かしだったけれど、まあこれはこれでいい気分転換になりました。 それにしても暑い。 暑すぎる。 ちょっとした日陰がありがたいです 晴れ

大きな樹の下に陣取って商売するお土産屋さんをモデルにしてのスナップ写真。 お店の愛想のいいおばちゃんたちとお話をしながら、カメラ片手の王宮散策。 ジョグジャ出張中の一コマでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:17

2017年10月14日

第24回CCSBTで増枠決定!


インドネシアの古都・ジョグジャカルタで開催された今回のミナミマグロ保存員会(CCSBT)の会議も順調に議事進行が進んで、予定通りの日程で閉幕となりました。 4日間にわたる国際会議でした。

日本をはじめ、豪州・NZ・台湾・韓国・南アフリカ・EU、そしてホスト国のインドネシアに加えて、オブザーバーとして米国やNGO団体などが参加。 ミナミマグロの資源管理を話し合う会合です camera

いったんはその資源量が減少し、ミナミマグロ漁業に関係する加盟国の中で、資源回復に向けた様々な取組みが行われた結果、いまでは順調な資源回復を見せて、漁獲枠の増加を話し合うことができるところまできたのは素晴らしい事。 2018年~2020年の3年間の増枠案が無事可決されました クラッカー

来年からの3年間の各国の漁獲割当量は、日本と豪州は6,165トン、NZ1088t、韓国と台湾1240.5t、インドネシア1002t、EU11t、そして南アフリカが423t。 全体では17335トンの水準に! 船

豪州で行われている蓄養漁業のための巻き網船によるミナミマグロの漁獲量が依然として不透明のまま。 ステレオビデオカメラの導入による解析が行われる気配すらありません。 いったんは国際約束した豪州なので。どんな理由があろうとも約束を果たすのが当たり前。 2流・3流国なんでしょうかね icon08

CCSBTに加盟していない、特に中国によるミナミマグロの漁獲も大問題です。 その漁獲数量がどれくらいの水準に達しているのか、これから徐々に明らかになってくるんでしょうけど、いまの段階ではまったく把握できていない状況。 IUU漁船としての扱いとなるので、もちろん日本への輸入は禁止です マイク

地域漁業管理機関のなかで唯一、単一魚種ミナミマグロの資源管理だけを主な目的とするCCSBT。 来年はニューカレドニアで開催になったとの事。 とりあえず、増枠が決定されてホッとしています タイ

政府代表をはじめ水産庁や外務省・経産省の皆さま、CCSBTに出席された日本代表団の全ての方々に、心から御礼申し上げます。 ほんとうにお疲れさまでした。 次の機会もどうぞよろしくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:13

2017年10月13日

SBTを巡り各国が議論


インドネシアの都市・ジョグジャカルタ開催されているみなみまぐろ保存委員会(CCSBT)の会議日程も3日目となりました。 順調に議題の審議もすすんで、予定通りに終えそうな雰囲気になっています 花丸

先週からの遵守委員会では、ミナミマグロ漁業をとりまくさまざまな規制措置やルールについて、加盟国がしっかりと守りながら漁業活動を行っているか、非加盟国などの漁業活動や市場・流通調査などの結果などを議論。 資源解析を行う科学委員会からのレポートも今回の会合で報告されています 船

いま行われているCCSBTでの主要議題は、なんといっても2018年から2020年までの3年間のミナミマグロの漁獲枠とその国別配分を決める事。 科学委員会からの報告によると、ミナミマグロの資源量は順調に回復していて、暫定的な目標達成もほぼ視野に入って、前倒しでのクリアも見えてきたとの事 タイ

漁獲枠の国別配分は歴史的な配分率が基本。、それに加え新規加盟国などの台頭、そして非加盟国の漁獲や遊漁での漁獲死亡量などもそこには考慮しなければなりません。 各国がさまざまな主張を行う中で、日本の国益を最大限にする作業はとても重要な任務。 政府代表を支えていければと思います ブック

CCSBTの開催地は加盟国の持ち回り。 一昨年は韓国・麗水で、昨年は台湾・高雄で、そして今回はインドネシアのジョグジャカルタ。 来年はEUがホスト国なので、どこで開催となるのでしょうね 音符

会議場のそと、ミーティングが終わったあとも関係国の代表団と食事会などで情報交換の時間。 ビジネスパートナーの各国参加者もたくさん来ているから、この機会を通じて懇親を深めていきたいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 01:12

2017年10月12日

第24回CCSBTに出席!


羽田空港国際線ターミナルからガルーダインドネシア航空の直行便で首都のジャカルタへ、そして国内線に乗り換えて約1時間ちょっとフライトにてジョグジャカルタに予定通りに到着しました 花丸

ジョグジャカルタはジャワ島のほぼ中央、インド洋側に位置する都市。 インドネシアの独立戦争の時には臨時首都になった事もあり、伝統的なジャワ美術を代表する町として発展してきました マイク

この街にあるROYAL AMBARRUKMOが今回のみなみまぐろ保存委員会(CCSBT)の会場。 第24回となるCCSBTには、日本・豪州・NZ・台湾・韓国・インドネシア・南アフリカ・EUのメンバー国の他、協力的非加盟国の米国そしてオブザーバーのNGOなどが参加。 4日間にわたる国際会議の開始です タイ

今回のCCSBTでの主要議題、もっとも重要な事は2018年から2020年までの3年間のミナミマグロの漁獲枠とその国別配分量を決定する事。 これまでの厳格な資源管理が功を奏して、ミナミマグロの資源量は順調に回復していて、回復目標を前倒しで達成できる可能性が高くなってきました 船

だからと言って簡単に決まるとは限らず、各国の対処方針やビジネス面の駆け引きなどが、枠の決定にどう影響するか予断を許さない状況なので、最後までしっかりと対応していきたいと思います いかり 

CCSBT会合の初日を終わって、インドネシア政府主催のレセプションが行われました。 伝統の町・ジョグジャカルタを代表するインドネシア舞踊団に迎えられて、豪華なブッフェとBintagビールを堪能。 会議場に缶詰状態の国際会議で、こういうレセプションが何よりもの楽しみの一つになってます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:31

2017年10月11日

羽田空港からCCSBTへ出発!


東京への出張から気仙沼に帰って息つく暇もなくまた上京。 毎年この時期に開催されるミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の年次会合に漁業者代表として出席するためにインドネシアへの渡航です タイ

午前中のフライトだから気仙沼からの移動では間に合わない、なので前泊しての羽田空港入り。 羽田空港国際線ターミナルは海外旅行に出かける皆さんでごった返していました icon12

チェックインカウンターの混雑を予想してちょっと早めに到着し大正解。 チェックインも10分くらいで終わってラウンジに移動。 出発前の事務連絡やメールチェックなどであっという間の搭乗時間 親指

今回のCCSBTはインドネシアのジョグジャカルタっていう都市での開催。 インドネシアは何度も行った事があるけれど、ジョグジャカルタは初めてなので、どんなところなのか興味津々です 音符

二週間前にも123勝栄丸の入港アテンドでインドネシアに来たばかりなので、現地で使っているWifiルータのSIMカードはまだ有効期限内なのでそのまま使えるから、通信環境はまず問題ないかと tel01

数日間のCCSBTでは、これから3年間のミナミマグロの漁獲枠とその国別配分などが中心議題になります。 関係国の意見を聞きながら、日本としての考えを主張して、最大限の成果があげられるよう頑張ってきたいと思います。 政府代表そして水産庁や関係団体、漁業者代表の皆さん宜しくお願いします マイク

ジャカルタ行きのフライトを待って、羽田空港ラウンジでのちょっとだけの寛ぎの時間。 この時間が私は好きですね。 静かで落ち着いて、ストレスフリーっていうのかなあ、嵐の前の静けさかもね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:11

2017年10月10日

10月22日に「市場で朝めし」開催


今年の気仙沼港でのサンマの水揚げは遅れ加減だったけれど、ここにきてややまとまった数量の水揚げが行われるようになって、早朝からの水揚げが毎日のように見られるようになってきました 船

9月に予定されていた商業施設・海の市でのサンマまつりが中止となって残念な思いをしましたが、今月には産業まつりに合わせて開催される「市場で朝めし。」が今年もおこなわれるとの情報 音符

第5回目の開催となる今回の「市場で朝めし。」 水揚げされたばかりの新鮮な旬の味覚さんまを炭火焼にして、地元で生産されたお米とつみれ汁と一緒に、市場を開放してみんなで食べましょうっていう企画。 朝から長蛇の列ができる人気のイベントで、私も毎年楽しみにしてる行事です 花丸

今年は8月22日の開催。 前売りチケットは600円で市内各所で販売されます。 「市場で朝めし。」に行ってみようという方は、前売り券を購入していった方がいいと思いますよ。 当日券は700円ですから 食事

今年水揚げされているサンマは例年に比べてサイズか小ぶりのものが多く、1500食ものサンマを用意できるか心配ですが、まああと10日以上あるから、気仙沼へのサンマ水揚げももっともっと増えてくることを期待しつつ、当日のイベントを楽しみに待ちたいと思います icon14

普段食べているサンマと同じかもしれないけれど、炭火焼きをみんなでワイワイ言いながら外で食べるのはまた格別な美味しさ。 ボランティアで参加される皆さんには本当にご苦労様です 親指

私もさっそく「市場で朝めし。」の前売り券を入手しようかと思います。 カメラ片手に出かけようかな face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:26

2017年10月09日

大西洋向けの託送品積込み


爽やかな秋晴れに恵まれた朝です。 このところ朝晩がかなり冷え込むようになってきて、最低気温が10℃を下回る日も多くなってきました。 これくらいの気温のほうが動きやすくて気持ちがいいですね 晴れ

二隻の勝栄丸による北大西洋でのクロマグロ漁もまもなく開始となる模様で、両船の船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、事故や怪我なく大漁目指して活躍してもらいたいと思います 花丸

大西洋で操業する勝栄丸向けの資材などを清水港から運搬船で託送するにあたり、気仙沼の勝倉漁業の倉庫にて、業者さんから納入された資材などのトラック積みが行われて立ち会ってきました 船

船別にパレットに仕分けした漁具や資材、そして食料品や乗組員の私物など。 倉庫内からフォークリフトで搬出しては、段取りよくトラックに積み込んでいきます。 皆さん朝からお疲れさまです ちからこぶ

海外でも入手可能なものもありますが、延縄漁の漁具などはやはりこちらから送るものがベスト。 そして乗組員が日々食べる日本食の食材や調味料などは、託送品に欠かすことができません 食事

この託送品を大西洋の洋上にて年内にも受け取って、来年まで続く今漁期の操業に備えます。 トラックに満載した会社からそして家族からの想いが詰まった託送品の数々。 気仙沼から陸路にて清水に運び、そして運搬船に積み替えられて大西洋へと向かいます。 間違いなくちゃんと届きますように タイ

朝早くから積込作業の準備・対応して頂いた取引先や会社スタッフの皆さん、ほんとご苦労様でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:18

2017年10月08日

築地市場「中栄」さんのインドカレー


いま進めているプロジェクトの会合に参加するために東京への出張。 そのついでに築地市場に立ち寄ってのランチタイムでした。 普段なら迷わずお寿司さんに向かう所ですが、今回は変化球で 花丸

私が20数年前に働いていた築地市場。 毎日のお仕事の中で、築地市場でのグルメ探索は楽しみの一つでもありました。 その当時から営業し変わらぬ味を提供し続けている中栄さんに行ってみる事に camera

全国のカレー屋さんランキングでも常に上位に取り上げられているお店で、その報道を見るたびにまた行きたいなあと思っていたところ。 こんなチャンスはめったにないから、築地場内の店舗棟のお店にGO。 お寿司屋さんや海鮮ものを提供するお店には、外国人観光客の長蛇の列でした icon12


築地市場に観光に来て、カレーを食べようっていう人はめったにいないと思う。 まさに築地市場で働く人のための市場内グルメなんでしょうね。 20数年ぶりの中栄さんのインドカレーを堪能です 食事

大皿に盛り付けられたインドカレー。 キャベツの千切りがこれでもかっていうくらい乗っているのも当時のままのスタイル。 ちょっと塩気の強いスパイシーなカレーは、何度食べてもやっぱ美味いですね 親指

食べ放題の福神漬けをトッピングしながら、別注の卵スープの優しい味でカレーをマイルドにして。 来ているお客さんのほとんどが市場で働く常連の方々。 「いつもの」で通じる会話がいいですね noodle

中栄さんの並びには吉野家の一号店、いつもお世話になっている岩佐寿司さん、お団子や雑煮が有名な和菓子屋さん、そして洋食屋の「豊ちゃん」の跡地は新しいお寿司屋さんになっていました。 築地市場内や場外市場もだんだんと様変わりしてきて、豊洲市場への移転後の再開発も楽しみです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:48

2017年10月07日

ミナミマグロのPRイベント開催


10月10日の「まぐろの日」に合わせての様々なイベントが日本各地でも予定されていることでしょう。 量販店などの店頭で「まぐろの日」の幟などを見かけたら、ぜひマグロを手に取って頂きたいですね 食事

ここ遠洋まぐろ延縄漁船の漁業基地・気仙沼港でも10月10日「まぐろの日」を前にしたイベントが計画されていて、今年も魚市場に隣接した商業施設・海の市で開催予定。 10月8日(日)に行われます クラッカー

宮城県北部鰹鮪漁業組合(北かつ)が主催する今回のイベントは、資源が順調に回復しその漁獲量も増加傾向にあるミナミマグロをPRするというもの。 気仙沼港がミナミマグロの国内陸揚げの指定港に加えられたこともあって、「ミナミマグロを食べまショー」と銘打っての企画とした模様 親指

気仙沼船籍の第5八幡丸が南インド洋で漁獲したミナミマグロを使った振舞い寿司200貫がなんと無料! 午前11時からと午後2時からの2回に分けてのお振舞です。 皆さんお早めにどうぞ ハッピ

マグロクイズ大会では、北かつまぐろ屋のお食事券が当たる抽選会も。 そして10日までの期間限定で、「まぐろづくし丼」2700円が2000円、「みなみまぐろ丼」2000円が1500円で提供する予定 チョキ

北かつ組合の漁業会社からのお手伝い、そして東京の日かつ漁協の職員の皆さんなども応援に駆けつけるそうなので、10月10日まぐろの日が盛り上がるように、関係者の皆さん宜しくお願い致します 音符

今年のまぐろの日のイベントポスターも、勝倉漁業の123勝栄丸の写真が使用されていました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:34

2017年10月06日

「ニッポンまぐろ漁業団」での懇親会


東京都心での会合を終えて、取引先関係者と共に懇親会となりました。 その会場は新橋の「ニッポンまぐろ漁業団」。 大手飲食店グループのワタミが運営するマグロ料理専門店なんです 花丸

浜松町店は何度も行った事があるけれど、ここ新橋店ははじめて。 ビルの4回に案内されて、まぐろ漁業団の店内へ。 威勢のいい「いらっしゃいませ」の声に出迎えられました 音符

まずは生ビールで乾杯。 お通しのマグロの団子スープは、東京ビックサイトで行われたシーフードショーの際に日かつ漁協・促進会ブースでも振る舞った一品。 これが何ともいえず美味いんです 親指

そしてまぐろ漁業団の人気メニュー「まぐろの断面切り」。 トロから赤身まで一皿で味わえ、それもマグロの形そのままのリアルさがいい。 マグロ商社の八洲水産が提供する素晴らしいマグロです 船

お仕事の話は抜きにして、いろいろな会話で盛り上がってあっという間に時間が過ぎて。 特別サービスの1杯100円のハイボールも頂けたし、すごく楽しい懇親会になりましたね。 お疲れさまでした タイ

JR新橋駅からもすぐ近くにありますから、お近くに行った際には皆さんも是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 できれば予約して行った方が確実かも。 けっこうな人気店ですから。 ここのマグロはすべて天然まぐろ。 本まぐろや南まぐろに目鉢マグロなど、それぞれの美味しさが味わえますよ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:48

2017年10月05日

築地場外市場を散策して


会合で東京出張したついでに、築地市場に立ち寄っての散策。 ちょうどお昼時とあってか、場外市場はまっすぐ歩けないほどの人・人・人。 8割ほどが外国人観光客なのではないかと思うくらい 音符

なかでもアジア系の中国人とか韓国人、台湾の方も多いのでしょうね。 お店の方々も英語での対応しています。 築地って言えば、海鮮丼やお寿司など、世界中から築地に集まる最高のお魚を求めて多くの観光客が集まる、いまの築地場外はまさに食のワンダーランド、テーマパークみたいな感じがします クラッカー

先日の火事で焼失した人気ラーメン店の井上さんの跡を横目に、私たちの今日のお目当ては市場内に店舗を構えるカレーの名店「中栄」さん。 約20年ぶりくらいのインドカレーに感動しました 食事



会合の時間までちょっと余裕があったから、築地場外市場を見学です。 来年には築地市場が豊洲に移転するかもしれない、そうなるとこの場外市場の存続や立ち位置はどうなるのかちょっと心配ですが、この観光客の多さを捨てるのはもったいない事。 ここを生かす戦略も重要かと思います タイ

テリー伊藤さんのご実家の玉子焼きやさん、私たちが水揚で使用する選別包丁を提供して下さる「有次」さん、海鮮の串焼き屋さんや乾物屋さんなど、歩くだけでも楽しくて時間があっという間に過ぎてしまう 親指

荷物を持っての散策でちょっと疲れたから米本珈琲さんで一休み。 炭焼き珈琲がすごく美味しかったです。今度くるときにはお雑煮の有名店にもいってみたいし、お寿司屋さんもいいなって思います cup

築地市場に来るたびに、観光客の数が多くなっている印象。 それだけ世界的にも有名になっているんですね。 それと築地市場最後の機会と思っているのかも。 やっぱ築地ブランドは素晴らしいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:33

2017年10月04日

都心での会合を終えて


毎年これからの時期に北東大西洋アイルランド沖で行われるクロマグロ漁に向けて、スペインの漁業基地ラスパルマス港での補給作業を終えた第1勝栄丸と第7勝栄丸が漁場向け出港! クラッカー

約一週間の航行を経て、今年のクロマグロ漁が始まりますね。 両船からの出港連絡に、こちらもつい力が入ってくる。 船頭さんや乗組員の皆さんは尚更の事でしょう。 気を付けて航行願います 船

ラスパルマスからの出港を確認して、我々は東京に移動。 いま進めているプロジェクトに向けての毎週のような会議。 沖の操業は乗組員のことを信じてお任せし、私たちは陸上でのお仕事に タイ

気仙沼はもう秋が深まったような涼しい気温になってきたけれど、東京はまだ蒸し暑い感じで、車での移動が多い私たちにとっては真夏のように感じられて、シャツを腕まくりしながらの会合でした ちからこぶ

午前中から午後までめいっぱい。 一つ一つの課題を確認しながらのミーティング。 誠実に対応して下さる取引先の皆さんが心強い感じがしますね。 最後までご協力の程よろしくお願いします icon14

気が付けばあたりはもう薄暗くなってきて、都心のビル街の灯りがすごく眩しい。 あと何回ここに通うかわからないけど、予定通りにプロジェクトがすすめられるよう、精一杯頑張っていきたいと思います 花丸

勝栄丸ブログでも、いい報告ができるいいですね。 関係者の皆さん、宜しくです。 そして北東大西洋でのクロマグロ漁が安全で成功裏に終えることができますよう、スタッフ一同心よりお祈りいたします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:08

2017年10月03日

第18亀洋丸が母港水揚げ!


三陸沖の漁場にておこなわれているカツオ一本釣り漁も順調に推移し、戻りガツオと言っていいような脂ののりも確認できるようになって、10月の漁模様にもほんとうに期待したいところです 音符

気仙沼に水揚げされるカツオは冷凍処理のされていない生鮮のカツオがほとんど。 でもこの三陸沖ではカツオ一本釣りの大型冷凍漁船も操業していて、週末に冷凍かつおの水揚げが行われました クラッカー

冷凍かつおの水揚げを行ったのは、気仙沼船籍の第18亀洋丸さん。 生鮮かつおを生産する中型船は120~150トン型が主流の中で、亀洋丸さんは455トン型ととっても大きなカツオ漁船なんです 船

約一年ぶりの母港水揚げとなった今回の漁は、45日間の航海で漁獲した320トンほどの数量。 漁艙いっぱいの満船状態での帰港となったとの事で、大漁での航海ほんとうにおめでとうございました camera

その18亀洋丸さんを率いる船頭さんは41歳という若さ。 気仙沼に毎日入港する中型船の船頭さん方もだんだんと世代交代し若返っていますが、その年代の結束力で頑張ってほしいですね タイ

第18亀洋丸さんが生産する冷凍ガツオは、マイナス50℃に保管された「B-1」という製品。 ブライン凍結の一級品という意味なんだそう。 すべて刺身やたたき用に加工されて出荷されていく商材です 食事

大手缶詰会社が集中するタイのバンコクでのカツオの相場が高止まりしているため、今年の国内のかつお相場もしっかりとした価格で推移しているから、今回もいい水揚げ高になった事でしょう 金貨

まだまだ続く18亀洋丸さんの今季のカツオ漁が安航で大漁でありますよう心よりお祈りいたします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:33

2017年10月02日

週末に「〇安」さんで乾杯!


とても忙しかった一週間を終えて、気仙沼の内湾地区で営業再開となった老舗焼き鳥店「〇安」さんに、打ち合わせを兼ねて出かけてきました。 まずは日頃の労をねぎらって生ビールで乾杯です beer

週末とあってか、広いお店となった〇安さんの店内は、次々と入店するお客さんでみるみる間に満席となって。 手軽に美味しい焼き鳥を楽しめるこの雰囲気を皆さんも求めてやってくるんですね 食事

まずは定番の焼き鳥と湯豆腐、そして豚タン焼きなどを注文して、つまみながらの談笑。 こういう機会にいろいろな情報交換をするのも大切なお仕事の一つなのかも。 貴重な話が聞けますから 花丸


ふと気が付けば、お店には完成したばかりの気仙沼漁師カレンダーが! 私が大好きな写真家の竹沢うるまさんが撮影を手がけた作品なので、とっての楽しみに心待ちにしていたものなんですよ クラッカー

今週末に行われる気仙沼漁師カレンダーの完成記念のトークイベントで入手する予定なので、中身を見たいところをぐっと我慢して、表紙とあとがきだけを見せてもらって。 写真も文章も素晴らしいですね 親指

これまでの漁師カレンダーの中で、自分的には間違いなく今回の作品が一番いい。 写真撮影に気仙沼入りした竹沢うるまさんと一緒にご飯を食べに行った事なども、昨日のように思いだされます noodle

〇安さんで美味しい焼き鳥を食べながらの漁師カレンダー談義。 ついついお酒もすすんでしまって、気が付けばけっこう酔っぱらっちゃたけど、皆さんとの情報交換も含めすごく充実したひと時でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:59