宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年09月30日

みなとでマルシェとサンマまつりが同時開催!


生鮮かつおの水揚げが盛漁期を迎えている気仙沼港です。 台風明けの漁模様が心配されましたが、沖合いE150度を中心にそこそこカツオの群れが見えているみたいなので頑張ってほしいですね 船

雨模様との天気予報で開催できるか心配した「みなとでマルシェ」と気仙沼さんままつりが同時開催となった「海の市」の特設会場には、朝からたくさんの市民や観光客で賑わいを見せていました クラッカー

二ヶ月にいちど開催される「みなとでマルシェ」はもうすでに市民には恒例のイベントになりました。 今回はいつにもまして出店数が多く、サンマまつりと同時開催という事もあってすごく楽しみにしていましたが、サンマ1000尾の炭火焼の無料試食はたくさんの人が並んでいたので、今回は食べるのを断念 音符




お昼前に会場に到着して、マルシェでブランチを食べようと朝ごはんを抜いて行って大正解。 まず惹かれたのは塚本八百屋さんの牛すじカレー。 塚本のお母さんにご挨拶して一杯よそって頂きます 親指

そしてもう一つのお目当ては、武山米店さんの自家製シュウマイとおこわ。 そしてその場で焼いて提供している砂糖醤油味のり餅。 どれもこれも最高に美味い。 夕飯の分も購入して次のブースへ 花丸

お隣には「みなとでマルシェ」実行委員会によるカツオの漬け天が販売されていて。 前日に水揚げした83佐賀間明神丸のカツオをこのイベントのために準備させて頂きました。 カツオを漬けにして天ぷらにするアイデアは最高に面白いし美味しい! これって気仙沼の新しいファーストフードになるかも 若葉

気仙沼漁師カレンダー2020の販売が開始されていて、サンプルを見せて頂きました。 毎年有名な写真家に依頼して製作している漁師カレンダー、今年の出来栄えもかなりいいです。 気仙沼で育った樹木でつくった素敵なサンマ型のペーパーナイフも仕事用に購入!! 今回もほんと楽しいマルシェでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:19

2019年09月29日

大西洋クロマグロ漁場へと出航!


北大西洋での遠洋まぐろ延縄漁船の基地港となっているアフリカ西岸のモロッコ沖に浮かぶ島グランカナリア島ラスパルマス港。 いまの時期はクロマグロ漁に向かう船の補給で混み合っています icon12

新船初航海の第127勝栄丸は、中部大西洋で先に操業を開始していた第1勝栄丸と漁場を共にしてメバチマグロ漁をおこなってきて、アイルランド沖でのクロマグロ漁に向かう前の補給でラスパルマスに寄港となっていました。 会社からは営業部長が渡航しての入港アテンドなどの対応、お疲れさまです 花丸

アイルランド沖の北東大西洋は、これからの10月から11月にかけてクロマグロが回遊してきて、マグロがもっとも脂のりと身質が良くなる時期。 その旬の時期に合わせて各船が出漁して漁獲するんです 音符

ラスパルマス寄港中にはたくさんの入港船があるなかで、二隻の勝栄丸のさまざまな港内作業を滞りなくほぼ予定通りにおこなって頂いて、現地代理店や関係者の皆さまには、心から感謝いたします タイ

燃料油等の積込みが深夜まで作業時間がずれ込んでしまい、機関長さんをはじめ乗組員の皆さんにもご迷惑おかけしたところもありましたが、こうした事情の中でありますからご容赦願いたいと思います 船

ラスパルマス港でのすべての作業。日程を終えて、第1勝栄丸と第127勝栄丸がほぼ予定通りに順次出港となって、一路アイルランド沖のクロマグロ漁場に向けて北上での航行を開始しました クラッカー

これから始まる北東大西洋クロマグロ漁が、例年通りに順調に行われ大漁に恵まれますように、そしてくれぐれも事故や怪我などの無いように安全航海・操業に気を付けて頑張ってほしいと思います。 現地代理店の皆さんや関係者の方々、今回もほんとうにお世話さまでした。 また次も宜しくお願いします! face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:15

2019年09月28日

気仙沼港で今年3隻目のサンマ水揚げ


朝方は防寒着を着込むほどに寒さが厳しくなってきましたが、日が昇るとだんだんと気温も上昇して、すごく爽やかな秋の天候となった気仙沼。 この一週間も連日早朝から魚市場でのお仕事でした もみじ

台風17号が通過して以来、近場のカツオ漁場が低調になったため、中型船など多くの一本釣り漁船は気仙沼から一昼夜以上も沖合の東経150度付近を操業中で週明けにかけて帰港予定です 船

これまではの沖のカツオに比べて3㎏以上の大ガツオの割合が多くなって全体的にサイズアップした感があります。 少し脂も見え始めて、漁場が遠いとはいえまだまだカツオの漁獲が続いているので、10月に入っても頑張ってほしいなあと思います。 戻りガツオのお刺身やたたきが食べたくなってきました 音符

道東では旋網船などによるイワシが大漁だとかで、はるばる気仙沼まで2隻の運搬船が合計で350トンものイワシを運んできてくれて、北海道での2倍ほどの単価・60円くらいで落札された模様。 サイズは80gほどが中心の小型イワシだそうだけど、青物の水揚げも活発に行われることを期待しています 親指

そして肝心のサンマの水揚げは・・・。 きのう2週間ぶりに水揚げがあって、気仙沼船籍の第8千代丸による約22トンのさんまの販売となりました。 中心サイズは100~120gで、巻いた魚群によっては100g以下の小さいサンマが3~4割ほど入っているロットもあり、でも少しは大きくなってきたかな camera

根室・花咲港から約2昼夜半。 700マイル・1000㎞以上も沖合で操業中の大型さんま棒受網漁船。 平均10トン以上になる日もあれば数トンの日もあって、依然として厳しい状況に変わりないとの事 汗

気仙沼では今シーズンまだ3隻の水揚げで約50トンの水揚げしかなく、昨年の2%程度にとどまっている。 北海道を含めた全国では数量でも約4400トン、対前年比15%とこれまた低水準。 サイズや脂ののりは別にしても、サンマの漁獲が上向いてくれることを願うばかり。 10月のV字回復に期待しましょう face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:35

2019年09月27日

一本釣りシイラの塩焼き定食


台風17号が過ぎ去ってから一気に秋の気候へと変わってきた気仙沼です。 早朝の気仙沼魚市場は気温が15℃を下回るようになってきて、これまでの薄手のジャンパーから防寒仕様に衣替えです 雪

水温の変化なのでしょうか、これまで各船が漁場としていた比較的近場の海域ではカツオの魚群が薄くなってきて、ここ数日の入港船の漁獲も新口が僅かのトン数にとどまって、頑張り時ですね ちからこぶ

そして中型の一本釣り漁船は東経150度寄りの一昼夜以上もかかる漁場へと各船ともにシフトして、これまで夕方から夜にかけての入港時間が、翌日の午前中から昼の時間帯へとかわってきてます 船



これから10月に入っていく中で、三陸沖の漁場変化に対応しながらの各船の操業となりますが、例年よりも遅い時期まで各船の漁獲が続いてくれるこを期待するばかり。 安全航海での大漁を祈ります icon12

そのカツオ船が釣ってくる漁獲物に混じって、たまに水揚げされるのがシイラっていうお魚。 気仙沼ではあまり食べないお魚なのですが、乗組員から言わせるとすごく美味しいよっていう事を聞いてました 食事

生鮮かつおの水揚げを終えて魚市場前の鶴亀食堂に朝ごはんを食べに行くと、そのシイラの塩焼きが定食で提供されていて嬉しくなって迷わずにご注文。 上品な白身魚でプリプリとした食感、そして塩加減が抜群ですごく美味しい焼魚でした。 このまえのカツオの塩こうじ焼もいいけど、これもいいですね 音符

最近は朝の5時前の時間帯からの生鮮かつおの水揚げが続いている勝倉漁業です。 一仕事終えたあとにバランスの取れた朝ごはんは最高に美味い。 仕事のパワーの源になっているかもしれません face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 05:38

2019年09月26日

クロマグロ操業前に数日間の寄港


大西洋でマグロ漁をおこなう日本漁船の基地港となっているアフリカ西岸に浮かぶグランカナリア島ラスパルマス港。 北大西洋漁場にてこれからはじまるクロマグロ漁に向かう船で混み合っています icon12

新船初航海で気仙沼を出港し大西洋漁場に入ってのメバチマグロ漁をおこなってきた第127勝栄丸。 そして一足先に漁場に到着して、127号と合流してまぐろ漁をおこなった第1勝栄丸の二隻が、同じタイミングでラスパルマスに補給入港となって、数日間の港内作業となっています。 ほんとご苦労様です クラッカー

北東大西洋クロマグロは、一昔前には乱獲などのためその資源量を大幅に減らした時期がありましたが、全体の漁獲量を削減するとともに透明性のある漁獲~流通管理をすることで、数年で資源量がV字回復し、いまではもっとも計算がたつ漁場へと成長しましたね。 今年もその漁が開始されます 花丸

日本全体の漁獲枠を出漁漁船に配分し、漁獲上限に達した船は漁場を離脱する。 もっともっと獲りたいけれど獲らないで我慢するのがいまのルール。 このスキームで毎年の漁を重ねてきました タイ

今年も10月から開始するアイルランド沖でのクロマグロ漁の前に、中部大西洋で漁獲したメバチマグロなどを超低温コンテナに転載する作業がおこなわれ、乗組員が総出で積込み作業にあたりました 船

コンテナへの漁獲物転載のあとに行われた燃料油の積込みでは、開始時間が遅れたこともあって夜遅くまでかかってようやく作業が終了したとの事。 乗組員の皆さんにはほんとお疲れさまでした ちからこぶ

今回のラスパルマス寄港では、入港船が多く当初予定したとおりのスケジュールで作業が行えず、ゆっくりする時間もとれなかったかもしれませんが、少しでも時間を見つけてリフレッシュしてもらえたらと思います。 あとは出港を待つばかりとなった二隻の勝栄丸。 くれぐれも気を付けて頑張ってください face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:21

2019年09月25日

台風明けにカツオ船が次々に出港


台風17号が日本列島を北上して北海道沖に抜けていった今週。 気仙沼港には台風の影響から避難入港してきたたくさんのカツオ船や旋網船であふれかえり、二日間で50隻を超す水揚げになって 音符

三陸沖にも強風が吹き荒れる予報が出ていたので、さすがに月曜日に出港する船はなく、港内に二重三重に係船しては、ぜんぶの船が泊りとなって、船員さんもゆっくりと過ごせたみたいですね 船

魚市場前に開業して2か月となるみしおね横丁も、たくさんの入港船の船頭さんや乗組員の皆さんに来ていただけたみたいで、漁船の乗組員を歓迎する想いがだんだんと浸透しているのが嬉しいです 食事

気仙沼で一泊を過ごした各船は、昨日の朝方から次々と餌場に向けて出航となりました。 それでも一度にこれだけのカツオ船への活餌の供給をおこなうので、順番待ちでの餌補給となるとのこと 親指

三陸沖のカツオ漁はここにきてもそこそこの漁獲があって、まだまだ釣れるよって各船の船頭さん方のコメントですが、ちょっと心配なのが活餌の供給量の減少かな。 小さいサイズの活イワシを定置網で獲って、カツオ船の餌として供給するので、これからの時期は活餌の確保が重要になってきますね タイ

ほとんどの船が今朝からの漁の開始となるなか、きのう出港したばかりの11佐賀明神丸さんと28勝栄丸さんが、餌場をでてすぐにカツオを釣って、きょう朝の水揚げに間に合うように入港となりました icon12

両船の乗組員の皆さんお疲れさまです。 日が昇る直前の朝焼けがとてもきれいな気仙沼湾を乗組員の皆さんも感じたはず。 リアス式海岸ならではの風景は気仙沼ならではのものかなと思います camera

もう少しすると気仙沼湾に現れる「けあらし」の幻想的な光景が見られる。 旬の生鮮かつおと合わせて、いまは踏ん張りどこのサンマ漁にも期待したい。 関係者の皆さん引き続きよろしくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:52

2019年09月24日

勝栄丸2隻がラスパルマスに同時寄港!


北大西洋での遠洋まぐろ延縄漁業の補給基地港となっているのが、アフリカ西岸のモロッコ沖に浮かぶ島、スペイン・カナリア諸島のラスパルマスです。 多くの日本漁船が入港し利用する港ですね 花丸

とくにこの時期は、北東大西洋アイルランド沖でのクロマグロ漁が始まる前の最終補給、準備や休養などを兼ねて、中部大西洋などのメバチマグロ漁場から続々と日本のマグロ船が集結するんです 船

今年5月末に新潟造船で竣工し、新船初航海へと気仙沼を7月に出航した第127勝栄丸は、太平洋を横断しパナマ運河を抜けカリブ海を経由し大西洋漁場にてメバチマグロ漁をおこなってきて、そして第1勝栄丸はラスパルマスを出港後に中部大西洋の漁場着で、二隻並ぶようにしての操業でした 親指

今シーズンのすべり出しも順調な両船のまぐろ漁。 その中部大西洋での操業をいったん切り上げて、クロマグロ漁へ向かうべくスペイン国旗を掲揚して二隻同時にラスパルマスへの寄港となりました クラッカー

勝倉漁業からも営業部長が空路渡航しての入港船のアテンド。 燃料補給や食料積込み、そして超低温冷凍コンテナへの漁獲物の転載なども予定されています。 両船の皆さん本当にお疲れさまです タイ

今週はかなり多くのマグロ船の入港が重なるので、現地代理店のスタッフや日本から出張している日かつ協同の職員も大忙しでの対応になるかと思いますが、予定通りに出港できるよう、さまざまな段取りや手配などどうぞ宜しくお願い致します。 ラスパルマスはいまの時期がいちばん混み合いますよね キラキラ

今回は新船建造から初めてのラスパルマス入港となる第127勝栄丸。 社船の第1勝栄丸とともに、ラスパルマスでの滞在時間をできるだけ有意義に使ってもらいたいと思います。 久しぶりにスペイン料理とワインなどを楽しむ時間もあるでしょうから、営業部長にたっぷりとごちそうになって下さい 食事

北東大西洋クロマグロ漁直前の最終補給入港。 乗組員の皆さん、引き続きよろしくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:58

2019年09月23日

台風17号を警戒しカツオ船が帰港


大型の台風17号が日本列島を北上するなか、ここ気仙沼でもだんだんと台風の気配が感じられるようになってきた週明け月曜日の朝です。 三連休の最終日ですが、開市での水揚げ対応となってます タイ

昨晩から雨模様になって、これから午後にかけてだんだんと風も強くなってくるのかも。 三陸沖で操業するカツオ船団は、台風の影響を避け一本釣り漁船が31隻と旋網船が6隻の合計で37隻が入港し、約350トンもの水揚げ数量にまとまりました。 漁船がたくさん集結する台風ならではの光景ですね 船

それでもまだ沖合には10隻以上のカツオ船が残り、台風明けの販売を視野に虎視眈々と釣果を狙っている。 くれぐれも台風のコースに注意して、無事に入港されることを心からお祈りいたします icon12

入港順に水揚げとなる生鮮かつお船が岸壁にずらりと並び、早朝5時前から一本釣り漁船4隻と旋網船が同時に水揚げ開始。 夜明け時間が遅くなってきたので、まるで真夜中のような時間帯です camera

最近気仙沼港に水揚げされるカツオは、サイズが大きいものが多くなっていて、3㎏以上の大ガツオや4kg以上の特大ガツオが主体。 これに脂がのってくると本物の戻りガツオになるのでしょうけど、今週水揚げされる生鮮ガツオがどのような品質なのか注意深くチェックしていきたいと思います 花丸

勝倉漁業の関係船では入港順に、28幸丸さん、11佐賀明神丸さん、28勝栄丸さん、安市丸さんと4隻が入港。 うねりが強く活餌の供給ができないとかで、きょうは各船とも泊りになるのではとの情報 いかり

台風の影響が三陸沖に出てくるのはこれからだと思いますから、各船の皆さんには慎重に気象情報を確認しつつ操業計画を練って頂きたいと思います。 気仙沼の街中が船員さんで賑わいそうですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:44

2019年09月22日

北かつ理事会で特製まぐろ丼ランチ


9月下旬になって各海域で操業中の勝栄丸各船にも漁場移動などの動きがでてきました。 インド洋そして大西洋で運行中の勝栄丸乗組員の皆さまには、旬のまぐろを追っての操業ごくろうさまです 花丸

7月上旬に気仙沼を出港しパナマ運河を通過してカリブ海に入り中部大西洋の漁場に到着した新船処女航海の第127勝栄丸、そして同海域で7月からまぐろ漁をおこなっている第1勝栄丸は、メバチマグロ漁をいったん終了し補給基地のスペイン・カナリア諸島ラスパルマスに向けて現在航行中です 船

両船は、ラスパルマスで燃料油や食料品などの補給をおこなったのち、北大西洋漁場のメインとなるアイルランド沖でのクロマグロ漁に向かいます。 一方、南インド洋にてミナミマグロ漁をおこなっていた第7勝栄丸はミナミマグロの漁獲枠に達し、南アフリカのケープタウン港に向けて航行中です タイ

インド洋に残り操業を継続する123勝栄丸は、現在ジャワ沖漁場にてメバチマグロ漁に奮闘中。 乗組員のご家族の皆さま、関係者の方々には、勝栄丸乗組員へのご声援方よろしくお願いします icon14

そんな動きのあった今週、宮城県北部鰹鮪漁業組合(通称:ほっかつ)の理事会が開催され副組合長として出席してきました。 定期的に開催される理事会では様々な重要な議題が話し合われるんです マイク

議題ごとに事務局からの詳細な説明に続き、いろんな角度からの質問や意見などが役員間で交わされて。 2時間ほどがあっという間に過ぎて、すべての議事が終わってお昼の時間になりました 食事

事務局が私達のために準備してくれた北かつまぐろ屋の特製まぐろ丼。 まぐろの赤身・中トロにネギトロ、カニにイクラまで盛り付けられたそこそこ豪華版なまぐろ丼を、理事の皆さんとともに美味しくいただきました。 まぐろ船の運航状況などの情報交換をしながらのまぐろ丼はまた格別な美味しさで最高です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:39

2019年09月21日

28勝栄丸の皆さんと鶴亀食堂に


気仙沼魚市場はきょうから二連休に入りました。 週明けには日本列島を北上する台風17号の接近もあって、どのような影響が出てくるのか、いまからちょっと注意深く見ておかなければなりませんね 雨

きのうは一本釣り漁船が26隻と旋網船が3隻の合計29隻もの入港船があって、勝倉漁業の関係船も4隻が入港。 その4隻が続けての水揚になったから早朝から各船へのご挨拶回りでした 音符

連休需要への対応で、生鮮かつおの販売価格は最近にないほど高値で推移。 ひと頃に比べてこのところの入荷量は少なめなので、カツオの値段もしっかりとしてきたから、これからがチャンスですね icon14



早朝からの魚市場での水揚げを終え、事務所で一仕事したあとに、そうだ朝ごはんを食べてなかったと、魚市場前のみしおね横丁にある鶴亀食堂に行ったら、28勝栄丸の船頭さん方がご来店でした 花丸

このところ連日のように新口の生鮮かつおを水揚げして頂いている28勝栄丸さん。 餌場の事情で翌朝の出港になるとの事で、船員さんと一緒にゆっくりと朝ごはんを食べましょうっていうところだったみたい。 こちらがご馳走するところですが、逆に船頭さんにおごってもらって。 ほんとごちそうさまでした 食事

A定食(500円)が「カツオの塩こうじ焼」だっていうから迷わずに注文。 ご飯と味噌汁をよそって待つと、これも食べてって「肉じゃが」と「きんぴらごぼう」も付けてもらって、豪華な朝ごはんになりました 親指

カツオの塩こうじ焼はすごく懐かしい味で、身も柔らかく風味豊かで最高に美味かったです。 28勝栄丸の乗組員の皆さんもそれぞれに満足されたみたい。 食後には鶴亀の湯にはいってゆっくりするそう。 しばしの休養でリフレッシュして、また明日からのカツオ漁を頑張ってほしいと思います。 気を付けて! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:07

2019年09月20日

二連休前の気仙沼魚市場にて


勝栄丸各船の航海安全と大漁そして勝倉漁業の商売繁盛などの祈願のため、十和田神社にでかけての参拝を終えて気仙沼に戻ってきました。 車で往復約10時間ほどのロングドライブでしたね 花丸

両日ともに天候に恵まれて、十和田の大自然を満喫するとともに、深い森の中にたたずむ十和田神社の厳かな雰囲気のもとでの神事で、精神的にもすごく健康になったような気がしますね。 またこういう機会があればぜひ出かけてみたいです。 こんどはもう少しゆっくりと余裕のあるスケジュールでね タイ

気仙沼港に入港するカツオ船の水揚げも、ここにきて漁場がすぐ近場になってきて、数量的には多いわけではないけれど二日続けて水揚する船もでてきたりと、10月に向けて勢いを維持しています。 連休前のきょう金曜日は、一本釣り船26隻と旋網船3隻で生鮮カツオ150トンほどの水揚げとなりました。 音符

総トン数100トン以上の中型船にまじって操業する比較的小型のカツオ船は、漁場が近場になった事でその競争力は一気に互角になってきて、勝倉漁業の関係船の皆さんとも毎朝挨拶を交わしています。 カツオのサイズ組成や漁場分布などを調査している国際水研の皆さんも、毎朝ご苦労様です 船

漁場によっては脂のりも見えてきてはいるものの、全体的にはまだまだ「戻りガツオ」とは言えないかなあ。 それでも赤身の冴えがお盆のころのカツオとは全く違って、身質がすごく良くなってきました 親指

実は、十和田神社へも御神前へのお供えと新口のカツオを二本、発泡スチロールに入れて氷を張って持って行ったんです。 大カツオが二本入りの氷の入った箱を持って、参道を歩くのは重かったなあ 汗

日本中は二週続けての三連休ですが、今週の気仙沼魚市場は土日の二日間だけ休市で23日(月)秋分の日は開市での水揚げ対応。 二日間からだを休めて、週明けのお仕事に備えたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:00

2019年09月19日

十和田湖のほとりに宿泊して


生鮮かつおの水揚げで賑わいを見せる気仙沼を離れて、勝栄丸各船の航海安全・大漁を祈願しに十和田神社への参拝。 初めての十和田神社でしたが、とっても厳かで素晴らしい神社でしたね 花丸

お祓いをしてもらって祝詞奏上に続いて玉串奉天で祈りを捧げて。 人の力ではなんともならない事も多い漁業の世界なので、こうした神頼みっていうのか神事はすごく大事なことだと改めて感じました 船

今回の十和田神社へは1泊2日の旅。 宿泊は十和田湖のほとりに建つ十和田レークビューホテルでした。 目の前に広がる十和田湖の雄大な景色が最高の宿。 海とは違った素晴らしさがあります icon12

ホテルの中庭には秋田県と青森県の県境の表示があって、こういうのはすごく珍光景。 県境をはさんで両県同士での綱引きのイベントも行われたりするっていうことなので、ちょっとユニークですよね 音符

紅葉の直前のためか、十和田湖周辺の観光施設はお客さんも少なめでなんかちょっと寂しい感じがしましたが、それはそれで私たちにとっては好都合、すごく静かでありがたい。 ホテルの温泉もサウナも、夜も朝も貸し切り状態でゆっくり過ごせましたから。 ある意味、最高の宿だったかもしれません 温泉

十和田湖に来たら必ず買って帰ろうと思っていたお気に入りの「田酒」もゲットできたし、選挙の時に「とうせん」っていう事で縁起のいいお酒だっていう「桃川」っていうお神酒も十和田神社で頂けたし、気仙沼に帰ったらさっそく田酒を楽しむ会を開催しましょうなんてお話をしながら気仙沼への帰路につきました タイ

十和田では奥入瀬への一般車両の通行を制限する規制を導入するそうで、排気ガスの出ない電気自動車・バスのみ通行可能として、奥入瀬の自然を大切に守っていく方針とのこと。 次回、十和田神社へ参拝する時には、もう少し時間を作って奥入瀬渓流でも散策したいですね。 たまにはいいでしょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:51

2019年09月18日

十和田神社で航海安全・大漁祈願


週末からの三連休は、生鮮かつおの水揚げが盛漁期という事もあって、土曜日と月曜日を開市での対応とし、連休ではなく日曜日だけが休市となった気仙沼です。 勝倉漁業の市場担当スタッフも、休日返上での水揚げ対応となって、皆さん早朝から大忙しでの市場業務で本当にご苦労様でした 船

おかげさまで、6月まではほとんど水揚げが無かった気仙沼港の生鮮カツオですが、7月から順調に入港船が続き、三陸沖の好漁ともあいまって、連日たくさんのカツオを水揚げして頂いています 花丸

連休返上での水揚げ対応となった週明け。 魚市場でのお仕事を終えて、東北自動車道を北進で約5時間ほど。 私としては初めて十和田神社に参拝すべく、取引先の社長さんとともにでかけてきました 音符

十和田ICをおりて山道をすすみ、紅葉直前の鮮やかな緑のなか車を走らせると、目の前がとつぜん開けて十和田湖の絶景が広がっていました。 ほんと久しぶりの十和田湖は素晴らしい眺めです 親指

そして湖のほとりにある十和田神社に参拝。 事前にご祈祷を予約していたから、神主さんが出迎えて下さって。 さっそく社殿の中に入って、航海安全と大漁、商売繁盛などの神事を執り行って頂いて タイ

社殿に入ってから神事が終わるまで約1時間以上も、ほんとうに丁寧なご祈祷をして頂きほんとうに有難うございました。 お祓いを受けて祝詞奏上に続き玉串奉天で、気持ちもすっきりして、世界の海で活躍する勝栄丸各船にもこの十和田神社の神的パワーが必ずや伝わってれるものと確信しています icon14

十和田神社への参拝を終えて、開運の小道を乙女の像のほうへちょっとだけ散策。 小さなお社にまですべて祈りを捧げ、わたくし自身もすごくパワーをもらっていい気分転換になりました。 漁業会社としてこうしたお仕事も重要なこと。 今回いただいたお札などはさっそく勝栄丸各船にお届けしようと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 17:26

2019年09月17日

福建楼さんで超お得な中華ランチ


週末からの3連休となった日本列島。 二週続けての3連休ですが、三陸沖での生鮮かつお漁が盛漁期に入っているので、二週続けて月曜日を開市としての入港船の対応をおこなう気仙沼魚市場です 花丸

そのため昨日16日(月)は勝倉漁業の市場担当スタッフたちも早朝からの出勤での水揚げ対応となりました。 三陸沖での生鮮カツオ漁をおこなう各船の皆さんも連日ほんとうにお疲れさまです タイ

ここにきて漁場がすぐ近場になってきて、水揚げの前日に漁獲したいわゆる「新口」のカツオが、数量的にはそれほど多いわけではないにせよ順調に水揚げされている。 23佐賀明神丸さんや11佐賀明神丸さんそして28勝栄丸さんも連日のように入港して水揚げをおこなって頂いてありがとうございます 船

こうして順調な漁獲があるっていうのはすごく有難い事。 生鮮かつおに感謝し取り扱っていかなければなりませんね。 そしてその水揚げを終えて、取引先の営業マンと福建楼にランチに行ってきました 食事

気仙沼内湾地区の南町にお店を構える福建楼さん。 ここのワンコインランチが超お得なんです。 私がお気に入りのホイコーロー丼、それに点心とサラダ、スープにデザートまで付いて540円なんです 音符

二人分支払っても1080円って言うんだから、美味しい本格中華でお腹いっぱい大満足でこのお値段は、ほかではないお得感。 店内はたくさんのお客様でいっぱいでした。 いつもごちそうさまです 親指

早朝からの水揚げで体力を使ったあとの栄養補給には最適なお店。 こんどは違うワンコインメニューも選んでみようかなと。 これで足りないっていう人は、半ラーメン(160円)を追加しセットにできますよ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:52

2019年09月16日

連休最終日に開市対応の気仙沼港


大西洋で操業する第1勝栄丸の漁獲物を転載した冷凍運搬船YACHIYOが清水港に入港してから約3ヶ月。 ようやく本船の荷揚げの順番がまわってきて、メバチマグロなどの水揚げをおこなった週末 花丸

清水港の関係者のご理解とご協力を頂いて、冷凍運搬船からの水揚げを無事に終えて、新幹線を乗り継いで気仙沼に戻ってきました。 日中の日差しは強いもののどこか秋の気配がする気仙沼です もみじ

帰りの東北新幹線は、三連休という事もあって指定席がほぼ満席状態で、なんとかラスト一枚の指定席をゲット。 通路にまで立っている乗客がいて気の毒でしたが、しょうがないですねこれだけは !

そして気仙沼に戻ってみると、14日の土曜日には18隻で100トン程の生鮮かつおが水揚げされた模様で、連休需要への対応という事もあって比較的好相場での活発な取引がおこなわれたとのこと。 三連休最終日のきょう16日は、開市での水揚げ対応で、25隻で300トン超の入荷がありました 船

カツオの漁場が気仙沼にすごく近いところに形成されていて、漁場から数時間で入港するので、きのうの日曜日も夕方から続々とカツオ船が入港し始めて、夜までにはほとんどの船が気仙沼に到着です 親指

勝倉漁業の関係船では、23佐賀明神丸さん、28勝栄丸さん、11佐賀明神丸さん、28幸丸さん、安市丸さんの順番での入港。 早朝5時前から順番に水揚げをおこない、スタッフも大忙しの連休最終日 音符

今シーズンのカツオ漁も後半戦に入り、脂がのった戻りガツオになり始め、益々活気づいてくる気仙沼港です。 これにサンマの水揚げが加わればなおいい。 これからの秋漁に大いに期待しましょう クラッカー

カツオの漁場が近いので活餌さえ確保できれば毎日のように水揚げが可能となってきた。 少なくとも数日に一度は気仙沼港に戻ってくる各船の乗組員にエールを送りながら気仙沼港でお待ちしています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:53

2019年09月15日

焼津魚市場での産地入札視察


大西洋漁場でマグロ漁をおこなう第1勝栄丸が今年の4月末にカーボベルデ共和国ミンデロ港にて冷凍運搬船YACHIYOに漁獲物を日本向けに転載し、その冷凍運搬船が6月10日頃に清水港に到着 船

それから約3カ月待って、ようやく勝栄丸の荷役の順番がまわってきて、清水港へ出張しての価格交渉と水揚げをおこなった週末でした。 こんなに待たされたのは初めての経験。 予定が大きくずれてしまいましたね。 それでも様々な調整を行いながら対応して頂きまして本当にありがとうございました タイ

清水港での滞在中、昼からの水揚げ前の午前中の時間を利用して焼津港の視察。 清水から焼津までは40~50分の距離なので、取引先で準備して頂いたハイブリッド車で焼津魚市場に向かいました キラキラ

焼津視察の目的は、大西洋漁場のマグロの入札を見る事。 三重県の第35長久丸さんが北西大西洋で漁獲したクロマグロと、中部大西洋のメバチマグロやキハダマグロなどの入札販売があったんです 親指

朝の渋滞のため予定より10分ほど遅れて焼津魚市場の入札場に到着。 すでに焼津魚市場の仲買業者や関係者などが場内にたくさん集まっていて、すでに入札は終了し発表を待っているところ いかり

大西洋クロマグロは、西経45度線を境に西と東でそれぞれ管理されていて、今回入札があったクロマグロは、ボストン沖のグランドバンク水域のもの。 平均目廻りが200㎏もある超大型クロマグロです マイク

各魚種について最高値を応札した単価と業者名が次々と発表され、落札価格をメモを取りながら真剣に見つめる業者さん達。 入札終了後に今のマグロ流通の状況について情報交換させて頂きました ハッピ

水揚高日本一の焼津魚市場の岸壁では、海外旋網船や遠洋カツオ一本釣り漁船、そして遠洋まぐろ延縄漁船が並行して水揚げをおこなっていて、焼津の第32福久丸さんもミナミマグロの水揚げ中でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:31

2019年09月14日

約3ヶ月待ちで冷凍運搬船の水揚げ


ひと頃の猛暑もどこかに行って、すっかり秋めいた気候となってきました。 朝晩などは長袖でも肌寒いほどの気温になっている気仙沼です。 これからひと雨ごとに益々涼しくなっていくんでしょうね もみじ

だんだんと秋めいてきて、生鮮ガツオの水揚げが連日順調におこなわれている気仙沼を離れて、冷凍マグロの水揚げ基地である静岡県清水港に出張。 冷凍運搬船の荷役ペースが極端にスローダウンしていたここ数ヶ月、荷口ごとの荷役が進んできてようやく勝栄丸のロットの順番が回っきました キラキラ

河岸の市で海鮮丼ランチを食べたあと、荷受会社の事務所で綿密な打ち合わせしながら値決めの時間までいろいろと考えながら、だんだんと戦闘態勢に入ってく。 毎回毎回緊張する時間です タイ

数時間の話し合いを経てお互いに納得しての価格交渉合意で、翌日には興津埠頭に移動しての冷凍運搬船「YACHIYO」による第1勝栄丸の冷凍マグロの水揚げ作業が行われました。 どんよりと曇っている空のもと、巨大な冷凍運搬船のハッチから次々と冷凍マグロが荷捌き台に荷揚げされていきます camera

冷凍運搬船「YACHIYO」は竣工したばかりの新造船で、今回の大西洋航路での集荷が処女航海っていう事になります。 インド洋から南アフリカ沖を経て大西洋漁場に入り、予約を受けている各船との連絡を取りあいながら集荷を進め、中部大西洋からパナマ運河を抜け、太平洋を日本に向けて帰航 マイク

清水港に入港してから約3か月間も待って、今回の第1勝栄丸の水揚げになったのですが、こんなに待たされた経験はいまだかつてない事。 清水港でいろいろとお話を聞くと、少しずつ状況が改善される方向に進んでいるみたいなので、年内中にはなんとか正常化されることを心から願ってやみません icon14

今回の第1勝栄丸の水揚げでも、清水港の関係者の皆さんにはほんとうにお世話になりました。 また、誠意ある価格で買付けして頂きまして有難うございました。 また次回もどうぞよろしくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:33

2019年09月13日

清水港で勝栄丸のマグロ値決め


台風一過で心配された生鮮かつおの漁模様は、各船の懸命な漁場探索によって、新口カツオがまとまった数量の水揚げがあり、ほっと一安心。 魚体も大きくなってきて、相場も上昇気味になってきて icon14

一方、北太平洋のサンマ漁場では、北東にそれた台風のコースに入った影響により、時化で沖泊りだったとの情報。 各船の皆さんには、安全操業に留意して、大漁目指して頑張ってほしいですね 船

きょうの気仙沼魚市場には、ほんと久しぶりにサンマ漁船が入港して、23トン程のサンマの水揚げがあった模様ですが。。 私は、勝栄丸の冷凍マグロの水揚げのために静岡県清水港に出張なんです train_a03

各漁場で操業している遠洋まぐろ延縄漁船から集荷をおこない清水港に戻ってきた冷凍運搬船の水揚げペースがここ数か月間鈍化。 陸上の超低温冷蔵庫が満庫状態が続いていたからなのですが、その影響で運搬船の入港から荷揚げまで約3か月ほども待たされました。 こんなこと初めてです 汗

清水港に到着して、荷受会社の部長さんらと打ち合わせをおこなったのち、いつものルーティンでマグロを食べに「河岸の市まぐろ館」へ。 いろんな種類が盛り付けられた駿河海鮮丼を注文しました 食事

まぐろの赤身、駿河湾で獲れた桜えびとしらす、そしてアジのお刺身がたっぷりと。 大幅にスケジュールが遅れた運搬船の水揚げなので、久しぶりにたべた清水港の海鮮丼で、すごく美味しかったです camera

午後には取引先の値決め室に入っての価格交渉。 お互いに主張をぶつけ、お互いに理解しあって、最後にはお互いに配慮しあっての合意。 勝栄丸のマグロをお買い上げいただき有難うございました。 暑いなかでの水揚げ作業が待っていますので、気合入れて頑張っていきましょう。 宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:59

2019年09月12日

佐賀明神丸が二隻並んで水揚げに


今週はじめは台風15号が通過して、関東周辺に甚大な被害をもたらし、いまだに停電などの影響が続いている地域の皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。 暑いなか大変ですが頑張って下さい タイ

大規模な停電ということを聞くと、つい東日本大震災当時の事を思い出してしまう。 こうした自然災害はいつ襲ってくるかわからないから、日頃の備えが大事なんだなあって、改めて感じさせられました !

台風15号が通過して一安心と思ったら、週のなかばになってこんどは低気圧が通過しそうな予報になっていています。 三陸沖以北で操業する各船の皆さまには、くれぐれも厳重な警戒で臨んでください 船



昨日は高知県の83佐賀明神丸と88佐賀明神丸がそろい踏みで入港して、たくさんカツオを水揚げして頂きました。 こうして二隻並んで水揚げするっていのは意外にもあまり多くない。 新市場棟が完成して拡大された魚市場で、岸壁を広く使って複数隻のカツオ船を同時に水揚げしているからなのでしょう camera

88佐賀明神丸さんは50トン以上のカツオの水揚げだったから、早めに水揚げが終わった83号さんから数名の船員さんが水揚げのお手伝いに来て、4カ所の漁艙から同時に水揚げになったので、ベルトコンベアーからあふれんばかりのペースで水揚げがすすみました。 皆さん本当にお疲れさます 親指

水揚げ中にはザッと大雨が降ってきたりして、これも低気圧接近の兆候なんだと思いながら。 だんだんと風も強まってきた気仙沼なので、三陸沖は相当な時化模様になったのではないかと思われます 雨

久しぶりに二隻抱き合わせの係船で一泊した佐賀明神丸さん。 沖でのカツオとの奮闘からいったん離れて、少しはゆっくりと過ごせたのではないかと思います。 また沖合での活躍を心から祈ってます! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:14

2019年09月11日

お仲間衆と「なすのボロネーゼ」


台風15号が過ぎ去ったけれどどんよりとした雨模様の気仙沼です。 全国的に気温が上昇しているなか、気仙沼も9月とは思えないような気温の毎日、熱中症や夏バテに気を付けて仕事をしなければ !

例年の事だけど、この時期の台風一過で海の状況がガラッと変わることはよくある事。 海水温の変化などで、漁場が移ったり、釣れたり釣れなくなったりと、いい方向にかわっていくことを願います icon14

今年6月までは、生鮮かつおの水揚げがほとんどなかった気仙沼ですが、7月8月と順調に水揚げ数量をのばしてきて9月に突入。 今月もこの調子で各船のカツオ漁が続いてくれるといいですね 花丸

そして一方のサンマ漁は依然として芳しくない様子が伝えられていますが、この台風一過で好転する事を期待するところ。 そろそろ嬉しいニュースが飛び込んでこないかなと、毎日すごく気になります icon12

そんな今週前半戦のお仕事のあと、イシカワライブキッチンでのお昼ご飯。 SNSの情報で、日替わりランチが「なすのボロネーゼ」っていうことだったので、旬の夏野菜を楽しみに出かけてみました 食事

お店に入って注文を済ませたタイミングで、時間を合わせたようにお仲間衆がお店に入ってきて、ワイワイとおしゃべりしながらの思いがけずに楽しいランチタイムになって。 パスタにスープにサラダに加えて、よかったら食べてくださいって「なすの揚げびたし」もサービスして下さって。 ありがとうございます 音符

とってもリーズナブルなお値段で、栄養バランスのいい美味しいお料理を提供していただけるんだからすごく嬉しい。 また近いうちにライブキッチンにおじゃまして、美味しいランチを頂きたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:08

2019年09月10日

「みらい造船」新工場の竣工披露式典!


気仙沼にとって震災復興に向けての最大のプロジェクトの一つである「みらい造船」の新工場が朝日町の広大な敷地に完成し、たくさんのご来賓や関係者を招いての竣工披露の式典が開催されました クラッカー

台風到来直前のためか、気温がとても高くなって湿度もあり、9月とは思えないような天候のなか、みらい造船新工場の敷地内に設営された大きなテントの下に300名を超す出席者が集まりました 花丸

午前中からの工場を開放しての見学会に続き、竣工を記念しての神事が執りおこなわれ、祝詞奏上に続き、木戸浦社長さん、牧野国交副大臣、小野寺五典衆議院議員、気仙沼市長さん、気仙沼漁協組合長や北かつ組合長などによる玉串奉天。 みらい造船新工場の完成ほんとうにおめでとうございます icon12


東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼の造船4社、木戸浦造船・小鯖造船鉄工所・澤田造船所・吉田造船鉄工所を新たに設立した「みらい造船」へ吸収合併する形で集約化を図り、建造能力を向上させ、新たな漁船建造・修繕の拠点として再生を図るという壮大なプロジェクト。 よく決断しましたね 船

防潮堤の外側に設置された日本で3例目となるシップリフト。 これまでの上架システムを大きく変えていくこの新方式・設備の採用で、より効率的でスムーズな上架・下架が可能となる。 なにより、これまでよりも大きな船にも対応することができて、気仙沼港の漁港としての機能が飛躍的に向上します camera

渡辺復興大臣が到着して、安倍総理の祝辞を代読する場面もあって、とても素晴らしい竣工披露式典でした。 式典のあとにはホテルに会場を移しての祝賀会がおこなわれ、立食形式の大広間には大勢のお客様。 ご来賓の皆さまから、みらい造船に対するそれぞれの想いや関わりなどが伝えられました 親指

これまでの波板地区の造船団地から朝日町の新工場へ完全移転する「みらい造船」。 会社名がさし示すように、日本の造船業・漁業界の未来をつくっていく企業になっていってほしいと思います。 みらい造船新工場の完成と稼働開始、本当におめでとうございます。 これからもどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:31

2019年09月09日

第23佐賀明神丸が今季初入港!


台風15号が関東地方を直撃し、その後に針路をかえて東北地方沿岸をかすめるように進んでいます。 今日のお昼頃に気仙沼付近を通過との事で、気仙沼に入港した各船も警戒体制となってます 汗

昨日の午後・夕方あたりから台風を警戒して続々と避難入港しはじめたカツオ船は、夜までに一本釣り漁船が30隻と旋網船が3隻が岸壁に着岸し、船と船を何重にも抱き合わせての係船体制です camera

まだ沖合に残って操業を続けている船もあるので、台風の進路には十分注意してほしいですね。 33隻が入港となった気仙沼港には、きょうは500トンをこす生鮮かつおが水揚げされました 花丸

そして、高知県黒潮町の明神水産の社長さん自らが指揮を執る第23佐賀明神丸が今季初めて気仙沼に入港。 船頭さんや乗組員の皆さん、お久しぶりです! 皆さん変わりなく元気な様子でした クラッカー



第23佐賀明神丸は、ほかの119トンやそれよりも大きいクラスの船よりもひと回り小型のカツオ船。 ですが、その漁獲成績は大きな船に負けず劣らず、水揚げ高ランキングでも毎年上位にランクイン 船

それっていうのも、これまでの漁師人生の中で何度も日本一の水揚げ高を記録してきた明神正一船頭さんが率いる船だからこそ。 船頭さんのもと一致団結して漁に励む乗組員の存在も大きいですね タイ

これまでの期間は、千葉県勝浦港をメインに水揚げをおこない、数多くの航海を重ね水揚げ高をのばしてきた本船。 勝浦港での活餌の確保ができなくなったことから、これからしばらくは気仙沼を基地にしてのカツオ漁となりそうです、今年もどうぞよろしくお願いします。 社船と共に後半戦頑張りましょう 音符

台風が来ると多くの漁船が避難入港してくる気仙沼。 リアス式海岸の天然の良港という事に加えて、漁船を受入れる機能が揃っている港。 台風の夜は、気仙沼の街が乗組員で賑やかになりそうです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:05

2019年09月08日

久しぶりのまるき「辛煮干そば」


日中の気温が30℃を超す最後の残暑でしょうか、それでも朝晩はだいぶ涼しくて初秋の気候になってきた気仙沼です。 日が暮れるのもだんだんと早くなってきて、帰宅する頃には外はもう真っ暗 もみじ

早朝からおこなわれている生鮮かつおの水揚げも、夏場はすでに明るいなかでおこなわれていますが、魚市場への道中は真夜中みたいな感じなので、運転にも注意しなくちゃいけませんね !

週明けは台風15号が東北地方から沖合を通過する予想となっているので、気仙沼を基地に操業するカツオ船団や、そのさらに沖合で漁場探索をするサンマ船などにどのような影響が出てくるか心配。 いまのところはまだ大丈夫だけれど、明日朝には各船の動き方が見えてくるでしょう。 気を付けてください 汗

このところ忙しくてなかなかゆっくりとお昼ご飯をとることがなかったけれど、ほんと久しぶりに田中前の人気店「まるき」さんに煮干そばを食べに行ってきました。 私のお気に入り「辛煮干そば」を注文です 音符


すっかり定番メニューになった辛煮干そば。 ベースとなる煮干そばのスープに激辛の香辛料が半分だけかけてあって、まずはノーマルな煮干そばを味わっていくうちにだんだんと辛くなるのが好き 食事

ふと目の前のカウンターを見ると、まるきの皆さんの似顔絵が張ってあるじゃないですか。 気仙沼の「ほぼ日」スタッフが書いたものらしいけど、特徴をよくとらえてあって、すごく上手な作品ですよね camera

こういう特技があるのなら、何らかの機会にうちの会社の配布物などにご協力してもらえるとありがたいです。 辛煮干そばをたべながら、ほっこりとした気分で拝見させて頂きました。 かなりいいです タイ

人気を誇るラーメン屋さんはたくさんあるけれど、県北・気仙沼圏内では個人的に「まるき」さんがNo,1。 これも好みなので、皆さんそれぞれの贔屓店があるはずですが、まだの方はぜひお試しあれ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:33

2019年09月07日

BAR「PRISM」でリラックスした時間を


季節が秋に移り変わってくるのを感じつつ、残暑とともに9月第一週のお仕事を終えた週末です。 秋の行楽シーズンにはまだ早いこの時期は、観光客の入込みもひと段落といったところですかね もみじ

それでも三陸沖で操業中の近海カツオ船団の漁獲が順調なおかげで、気仙沼魚市場には連日たくさんのカツオ船に入港して頂いていて、港周辺のお店なんかも乗組員で賑わっていてありがたいです 船

魚市場に近いコンビニは、東北屈指の売り上げをあげているみたいで、やはり気仙沼は「海と生きる」っていうキャッチフレーズの通り、漁船があってこその街なんだなあって思うのは私だけではないはず 花丸

その気仙沼魚市場の目の前に今年7月下旬に誕生した新しいスポット「みしおね横丁」のオシャレなBAR「PRISM」さんに、お客様とのお食事会の後に立ち寄っての二次会、カウンター席に陣取って 音符

気仙沼産のフレッシュミントを使った香りのいい爽やかなカクテルを注文して、沖縄料理「TEN(T) 」さんからおつまみの出前をとって、改めて再会を祝して乾杯! お酒もおつまみも最高に美味いです 親指

そうこうしているうちに店内はほぼ満席になって、外のテラス席にもどんどんとお客さんが入りだして、最後には10名ほどの団体客まできて。 いまの時期は外のテラス席も空気が気持ちよくていいかもね icon12

とてもリラックスして、ゆっくりとした時間とともに美味しいお酒を楽しめるBAR「PRISM」さん。 二次会の定番のお店がまた一つ増えましたね。 仲間内での飲み会だけではなく、お客様をご案内するのにも最高なお店だと思います。 気仙沼にお越しの際はぜひいちどお立ち寄りください。 おすすめです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:17

2019年09月06日

「ほぼ戻りガツオ」と地酒で懇親会


日に日に秋の気配が色濃くなってくる気仙沼です。 今週も気仙沼魚市場には連日たくさんのカツオ船に入港して頂いて、23年連続日本一そして昨年実績をクリアーする目標に向かって邁進中です クラッカー

今週は一本釣り漁船が中心の生鮮かつおの水揚げでしたが、週末のきょうはまた旋網船も複数隻入港とあって、500トンほどに入荷量が膨らみました。 連日大漁の三陸沖操業の各船ですね 船

相場の上下はありますが、漁があるという事はなによりなので、各船の皆さんもこれからが勝負どこと気合が入っているのが分かります。 数日かけて積載量いっぱいに数量を釣ってくる船もでてきました 花丸

一方のサンマ船ですが、依然として公海漁場での操業をおこなっていて、北海道から東へ600~750マイルも沖にまで範囲を広げて魚群を探索中との情報です。 漁模様のV字回復を期待しましょう icon14

そんな今週、お客様をご案内して南町の「こうだい」さんへ行ってきました。 ちょっと奥まったところにある蔵を改装した素敵なお店で、気仙沼のお魚を中心に美味しい和食が食べられると人気なんです 食事

もちろん今は今朝水揚げされたばかりの旬のかつお。 少し脂ものってきていて、「ほぼ戻りガツオ」って言ってもいいのかも。 これから益々美味しくなる気仙沼のお魚なので、皆さんもぜひ地酒と共にどうぞ。 これに脂がのったサンマが加わると最強なんだけどね。 それにはもう少し時間がかかりそう icon12

久しぶりにお会いしたお客様を囲んでの和気あいあいとした楽しいお食事会。 またチャンスがあれば、次回もご一緒したいですね。 「こうだい」の親方には、いつも美味しいお料理をありがとうございます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:10

2019年09月05日

第88佐賀明神丸がほぼ満船で帰港!


9月に入って朝晩はだいぶ涼しくなって、秋の気候になってきましたが、日中はまだ30℃ほどの気温になることもあるので、逆に体調管理が難しいですね。 皆さんも健康管理に気を付けてください もみじ

先日の勝栄丸ブログで、気仙沼の生鮮かつおの水揚げ量が千葉県勝浦港を抜いてトップに立ち、23年連続日本一をほぼ手中にしたとお伝えしましたが、その後も順調に水揚げ数量をのばしています 親指

昨日も一本釣り漁船を中心に300トン以上のカツオが水揚げされて、勝倉漁業の市場担当スタッフたちも早朝から総出で入港船の水揚げ対応に大忙しでした。 今年竣工し1年目の航海をおこなっている第88佐賀明神丸さんがなんとカツオをほぼ満船にしての入港。 大漁おめでとうございました!!! クラッカー



漁艙の容積計算書はあるものの、実際に航海を重ねないと各漁艙に何トンのカツオが入るのか、乗組員の皆さんも検証しながらの操業のようで、カツオを保冷するブルータンクも多めに準備 船

乗組員が総がかりで、一度に漁艙3カ所から水揚げされるので、ベルトコンベアーの上にはカツオが重なって選別するのが大変の様子ですが、いまは自動選別機での対応なので問題なく処理できます 花丸

少し沖合の東経150度の漁場を中心に今航海は漁をまとめてきた本船。 船頭さん曰く、「夏休みのあとは調子がいいんだよなあ」っていうことなので、今後の漁模様にも大いに期待したいと思います 音符

昨年は生鮮カツオ一本釣り漁船の中でNo1の成績だった「土佐の風雲児」こと森下船頭が率いる新船の第88佐賀明神丸さん。 これから戻りガツオのシーズンが本船にとって好結果になる事を祈ります。 乗組員の皆さんには漁獲から水揚げまでお疲れさまでした。 また次の航海もがんばってきて下さい face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:28

2019年09月04日

鶴亀食堂でA定食の朝ごはん


9月に入って、各漁場で操業中の遠洋まぐろ延縄漁船にも動きが出てきて、南太平洋のシドニー沖からパプアニューギニア水域を操業したマグロ船が静岡県焼津港を中心に続々と帰港しています 船

インド洋では豪州西岸沖のミナミマグロ漁も各船順調に推移している模様で、漁獲割当量の上限に達した船から漁場を離脱し、すでに補給基地のバリ島ベノア港に寄港した船も出てきている模様 音符

勝倉漁業の第7勝栄丸と第123勝栄丸ももうじきミナミマグロ漁場からの移動になる。 ミナミマグロ漁の後半戦は時化続きの大荒れの天候のなかの操業だったから、乗組員の皆さんも大変だったことでしょう。 最後まで油断なく、安全操業に心がけて、ミナミマグロ漁の締め括りをお願いしたいと思います 親指

一方、地元気仙沼では、すでに勝栄丸ブログでお伝えしましたが、生鮮かつおの水揚げ量が23年連続日本一が確実なところとなっていて、今週も連日水揚げされています。 私も早朝から魚市場にでては、入港船の対応にあたる日々。 そんな時に助かるのが朝ごはんが食べれるお店ですね 食事

7月下旬に気仙沼魚市場の目の前に登場したみしおね横丁。 その中の鶴亀食堂が朝6時から営業しているので、水揚げ時によく利用させてもらってます。 日替わりのA定食は野菜炒めでした camera

普段はなかなか野菜炒めを食べるチャンスがないので、迷うことなくチョイス。 ご飯と味噌汁をよそってカウンター席に着くと小鉢が二つ、よかったら食べてだって。 お肉がたくさん入った野菜炒めだけでもボリューム満点なのに、ナスとイカの小鉢までサービスしてくれるんだから、すごく嬉しいです キラキラ

A定食の朝ごはんはこのボリュームでなんと500円。 一日分の栄養を補給したような、すごくバランスのいい朝ごはんを食べて、事務所でのデスクワークに向かおうと思います。 ほんとご馳走さまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:37

2019年09月03日

BLACK TIDE BREWING


東日本大震災から8年半が過ぎ、気仙沼の甚大な被害からの復旧・復興も徐々に進んできました。 悲願だった大島大橋が今年開通し、大島へ車で行き来できるようになったことは素晴らしいです 花丸

そして気仙沼まで延伸してきた三陸自動車道が、気仙沼中央ICから岩手県側までの開通が待たれるところ、気仙沼港の横断橋もだんだんと工事が進み、もうすじき橋の全容が姿を現すことでしょう 音符

内湾地区に目を移せば、防潮堤工事に伴う土地の嵩上げ工事もすすみ、一足早く観光・情報施設の「迎ムカエル」と「創ウマレル」が完成し、それぞれの施設での営業や活動が開始されています 食事

その内湾地区にいま着々ともうひとつ作られているのが内湾地区の屋台村ならぬ「仮称:内湾スロー村」です。 スローフード宣言をしている気仙沼の新しい顔になるエリアなんだと思います。 気仙沼固有の食を存分に楽しめるエリアを目指し、歴史と風土を感じられる魅力ある街を目指しているんです クラッカー

そこに登場する予定なのが気仙沼発のクラフトビール会社「BLACK TIDE BREWING」です。 その説明会が開催されて出席してきました。 これまで何度も説明会が開催されてはいましたが、スケジュールの都合がつかずようやくお話を伺うことができました。 そもそもクラフトビールっていうのは。。。 マイク

年間生産量が70万KL以下の小規模で大手資本が25%未満と独立性が高く、伝統的な手法で醸造された手造りビールの事で、クラフトという言葉は手工芸であったり技巧といった意味を持ち、小規模でスタートした醸造所で職人が様々な原料や独自の醸造方法を駆使して完成させたビールの事 ブック

気仙沼にこれまで無かった産業であり、これによってコミュニティーが形成され、若者からお年寄りまで共通して楽しめるワクワクできる産業が内湾地区に登場することになる。 気仙沼から日本中そして世界も視野に入れて販売していくという壮大な構想も披露され、いろいろと考えながら拝聴させて頂きました icon12

BLACK TIDE とは「黒潮」のことなので、日本語にすると黒潮ビールっていう感じかな。 黒潮と親潮が交わう世界三大漁場の三陸沖を目の前にする気仙沼からこうした新しい産業がうまれ、気仙沼市民だけではなく多くの方々に応援されるようなクラフトビールになっていってくれたら嬉しい事だと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:08

2019年09月02日

休日明けに生鮮カツオが400トン超!


9月に入ってめっきり秋めいてきた気仙沼港です。 早朝から魚市場にでていると、そろそろジャンパーが欲しくなるくらいに涼しくて、水温の低下とともにカツオにも脂が乗り始めてくることでしょう 音符

きのうは大船渡魚市場が開場し、83佐賀明神丸をはじめとしたカツオ船や旋網船が水揚をおこなったけれど、週明けのきょうの気仙沼魚市場にも400トンを超す生鮮かつおの入船があって、早朝5時から同時に5隻体制で水揚げがおこなわれ、市場内はカツオを保冷するブルータンクで埋め尽くされました クラッカー

その中に、早々にお盆休みを終えていったん気仙沼を離れ御前崎や勝浦港に水揚げしながら数航海をこなしていた高知県の28勝栄丸さんが、また再び気仙沼に戻ってきて水揚げして頂きました 花丸


漁場によっては2㎏前後の中小サイズが多いアソートの船もあるなかで、28勝栄丸さんが漁獲したカツオは3㎏以上が約6割ほどと、丸々と太った見事なサイズ。 こうした魚群が増えてきましたね 親指

赤身のさえもだいぶ良くなってきて素晴らしい身質になってきました。 これに脂が乗ってくれば俗にいう「戻りガツオ」っていう事になるので、これからの9月~10月の漁模様に大いに期待しています 船

休みなく航海を重ねてきた28勝栄丸さんは、久しぶりの気仙沼入港という事もあって、きょうは一泊して明日早朝に出港との事。 活餌の供給事情も良好との事で、次の航海もまた頑張ってきてください icon14

三陸沖などの東沖を操業している近海かつお船43隻の8月末現在の水揚げ成績集計表が届きましたが、昨年に比べて各船ともにだいぶ苦戦しているのが分かります。 これからの挽回を期待しましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:06

2019年09月01日

小型サンマ漁船が気仙沼に帰港


ひと頃の暑さもどこかに行って、9月初めの今週は最高気温が20℃台前半との予報と、一気に秋めいてきた気仙沼です。 夏バテ気味の体調をケアしながら、毎日のお仕事に臨んできたいと思います タイ

気仙沼を基地に三陸沖で操業するカツオ一本釣り船団は、それぞれの夏季休暇もほぼ終わって、全船での操業体制となりました。 旋網船も活発にカツオ漁に励んでいるから、気仙沼港での毎日の水揚げ量は結構多くなる傾向にあって、ここのところは200トン前後の数量が入荷となっています 花丸

きょうは日曜日なので気仙沼魚市場はお休みの日。 でも沖で操業するカツオ船の皆さんは休みなく航海を続けていて、気仙沼が休みの日曜日はおとなりの大船渡港が受け入れ態勢を整えているんです。 先週、夏季休暇が明けて出漁した83佐賀明神丸さんは日曜売りのため大船渡に入港の模様 船


一方、これから本格的なシーズンを迎えるサンマ漁は、依然として思うような漁獲がまとまらない様子で、特に例年だとシーズン当初に操業するロシア海域にまったくサンマが見えない事から、気仙沼から出漁した小型のサンマ船は、この時期の漁をあきらめて早々に気仙沼港に数隻が帰港したとの情報 汗

大型さんま漁船は燃料油の保持数量も多く、公海上など遠い漁場まで探索範囲を広げて操業できるけど、小型船ではそうはいかない。 苦渋の決断なんだろうと思います。 サンマが北海道や三陸沿岸に来遊するとみられる9月ころまで漁を休んで待機だとか。 今年のサンマ漁が好転することを祈ります いかり

気仙沼港で朝水揚げされたばかりの新鮮なカツオを、みしおね横丁の鶴亀食堂で刺身定食での朝ごはん。 毎日水揚げして大量に見ているカツオですけど、やっぱ気仙沼で食べるカツオは最高です 食事

週明けからまた気仙沼での水揚げが始まりますから、日曜日のきょうは体調を整えながらおとなしくゆっくりと過ごせたらなあなんて。 戻りガツオのお刺身と大ぶりのサンマの塩焼きが食べたいですね face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:24