2021年01月31日
2隻の遠洋まぐろ船が南太平洋へ出航

今週末は前線の影響で暴風警報が発令された気仙沼です。 日本海側のように雪が降ることはなかったけれど、台風並みの強風が吹き荒れたので、皆さんのところでは被害はなかったでしょうか

1月末になって、インド洋や太平洋などで操業する遠洋まぐろ船が続々と帰途航となっていて、清水港や焼津港で漁獲物冷凍マグロ類の水揚げをおこない、これから5隻ほどが続けて気仙沼に帰ってきます

すでに気仙沼港の岸壁は、昨年末から長期間の係留体制に入った27隻ほどの大型さんま船や、その役目を終えた漁船、そして各海域から帰ってきた遠洋まぐろ延縄漁船などでぎっしりとうまってます

これから帰港するまぐろ船の係船場所の確保が問題になりそうですが、そこは各船・各社にご協力いただいて、なんとかやり繰りしていくしかないので、関係者の皆さまどうぞ宜しくお願い致します

そんな週末に、気仙沼船籍の第5八幡丸と第88海形丸が南太平洋漁場へと出港との事で出船送りに行ってきました。 暴風警報の影響で出港が一日延期となって、日曜日10時に二隻同時の出港でした

両船の船頭さんにご挨拶し沖合いでのご協力をお願いして、これから始まる航海が大漁でありますようにとエールを送って。 いま123勝栄丸が操業をおこなう南太平洋に向かう漁船なので、沖に出たら123号と連絡とるよっていう船頭さんのコメント。 今航海もお世話になります、よろしくお願いします

暴風警報が解除されたとはいってもまだ強風が残る天候なので、両船ともに安全に沖出しされますように。 乗組員の皆さん、お体に気を付けて頑張ってきてください。 航海安全と大漁をお祈りいたします

あすはさらに二隻のまぐろ船の出港を予定する気仙沼港。 先日竣工したばかりの新造船・第81豊進丸、そして123勝栄丸と同時期に建造され8年目の航海に入る第38漁福丸。 勝栄丸ブログをご覧の皆さんも、もし機会があれば両船の出船送りをお願いします。 明日はいい天気でありますように

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17:05
2021年01月30日
コロナ禍での衛生管理資格者養成

1月もあと数日となって毎日寒い日が続いていますが、勝栄丸ブログをご覧の皆さまはいかがお過ごししていますでしょうか。 新型コロナ禍でステイホームっていう方も多いはず。 気を付けていきましょう

気仙沼でもこのところ新規感染者が毎日のように確認されてきて、だんだんと身の回りに近づいてきてるような一種の恐怖感もおぼえますが、考えられるだけの感染防止対策をして細心の注意をしていきたいところですね。 今週は清水での水揚げも予定されているので、なおさら気を付けて行動しようかと

この新型コロナの感染拡大によって、昨年おこなわれるはずだった年に一度の衛生管理者講習が中止となって、資格取得機会の空白期間が生じているとのお話しを先日のブログでお知らせしました

気仙沼港を基地に操業する遠洋かつお・まぐろ漁船に乗船する衛生管理者の年齢構成等のアンケートを宮城県北部船主協会が実施し、60歳以上の衛生管理者が全体の54%の水準になっていることがわかり、後継の資格取得に待ったなしの状況が確認されて。 その中でのコロナ禍、困った事態です

毎月開催される東北地方交通審議会の船員部会にて、この件について情報提供をおこない、コロナ禍での講習のあり方や会員から希望の多い気仙沼での講習開催などについてお話しさせて頂きました

無線や電報などでの通信がおこなわれていた当時に作られた制度、法律がそのままの状態になっているので、衛星通信を使った電話やメールなどを日常的に使って陸船間の通信をおこなう現在にあっては、いまの設備にあった衛生管理者のあり方を議論し、法律を改正していくことも重要だと思います

遠隔医療がすすむ現在、洋上単独での判断ではなくて、陸上の医療機関のサポートを受けながら投薬や治療などをおこなえる状況にあるので、私たち漁業者としてもそうした方向が望ましいと考えます

船員部会での情報提供のあとで、三陸新報社の取材を受けて、このようなお話しをさせていただきました。 東北地方からのこうした声が、中央省庁や国会議員の皆さんにも伝わって、大幅な改正に繋がっていく事とあわせ、船員にもっと配慮したかたちの講習のあり方を考えて頂けると大変ありがたいです

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07:36
2021年01月29日
鶴亀食堂でまぐろのエラミ焼き定食

例年1月から3月にかけて、インド洋で操業する遠洋まぐろ漁船などが気仙沼に帰港する時期となっていて、気仙沼湾内には他の漁場からも含めたくさんのまぐろ船が係船する光景が見られます

昨年12月から長期係留体制となっている大型さんま船が、一昨年よりも3隻増えて27隻ほどになったとの情報なので、利用可能な岸壁スペースがかなり手狭にはなってきましたが、なんとか皆さんのご協力を頂きながら乗り切っていくしかないので、関係者の皆さんどうぞ宜しくお願いしたいと思います

沖から気仙沼に帰ってくる乗組員の皆さんは、普段流通していない珍しいものを持ち帰ることもよくあって、まぐろ類の内臓や卵などもそのひとつ。 気仙沼ではけっこうメジャーな食べ物ですが一般的にはかなりの珍品でしょうね。 まぐろの卵などは煮付けやきんぴらごぼうなどにで食べる習慣があります

そしてお昼に出かけた鶴亀食堂さんで提供されていたのが「まぐろのエラミ焼き」。 サバの塩焼きでも食べようかなってお店に行ったらもうすでに売り切れでエラミ焼きはあるよって。 洋上でまぐろを処理するときに、えらと内臓を除去して急速凍結するので、水揚げされることのない超レアな希少部位

昔、外地基地に入港した勝栄丸を訪船した際に、甲板上にホットプレートを並べて歓迎パーティーをひらいてくれたことがあって、その際のメインの食材が「まぐろのエラミ」だったのを思い出しました。 塩コショウか焼肉のたれをつけて食べてたっけ。 すごく懐かしいなと、エラミ焼き定食を注文です

カリっと焼き上げられて塩コショウ味。 こりこりしたところと、プリっとしたところとがあって、マグロじゃなくってなんかのお肉・ホルモンのような感じですごく美味い。 昔食べたから忘れちゃってましたが、鶴亀食堂でほんとうに久ぶりにエラミ焼きをたべて、当時の外地基地のことを思い出しちゃいました

こういうのが食べれるって気仙沼ならでは、それも鶴亀食堂さんならではって言ってもいいかも。 その時々の旬の食材はもちろんですが、こういう希少部位を使ったお料理っていうのも気仙沼らしくていいなって思います。 船員さんが沖で食べているメニューの再現、陸の人にも味わってほしいですね

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09:49
2021年01月28日
出港前に全員の抗原検査を

ちょっと肌ざむいけれど、日なたにいると春のような暖かさが感じられる今週の気仙沼です。 1月も下旬となって、これから年度末に向けてなにかと忙しくなってきますが、皆さんがんばっていきましょう

年末年始に続けて新規感染者が確認された気仙沼ですが、いったんおさまったかなと思いきや、ここにきて養老施設でのクラスターを含め新型コロナの新規感染者が毎日確認されるようになってきました

宮城県の報道発表資料や気仙沼市長のTwitter、新聞などを日々チェックして情報収集をおこない、社内などの感染防止対策にも努めているところ、いったいどうすれば社員や船員の安全を確保できるのか正直悩みます。 できることを徹底するしかないのですが、目に見えないものが相手だからたちが悪い

昨年は新型コロナの世界的な感染拡大をうけて各水域で操業する勝栄丸各船をいったん日本に戻す対応をおこないました。 インドネシア船員の日本入国時に2度の検査をおこなって安全を確認、日本人船員にも出港前のPCR検査を徹底するなど、安全な運航に向けての万全な対策をおこないました

「乗組員ファースト」をモットーとする勝倉漁業なので、乗組員の感染防止にも考えられるだけの対策をおこなっていますが、今年はさらにどうするかと日々考えて思いついたのが、出港前の「抗原検査」です

今年の前半戦は、気仙沼での短期休暇を挟んで航海をおこなう予定が2隻あるので、インドネシア船員を含めて出港前の「抗原検査」を乗組員全員におこなうべく、簡易検査キットをいまのうちから人数分揃えていて、国内出張から気仙沼に戻った役員などにも念のため抗原検査をおこなっているんです

ここまでやる必要があるのかという方もいますが、それはその企業・経営者の考え方次第。 勝倉漁業は新型コロナの影響を最小限に食い止めるべく、こうした対応もおこなっています。 抗原検査キットはインターネットで注文して簡単に購入できるから、うちもやってみようと思う方はぜひ試してみて下さい!

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13:01
2021年01月27日
インドネシア国内の大規模社会制限が延長に

新型コロナウィルス感染拡大の第3波がなかなか落ち着きを見せないままもうすぐ2月になろうとしています。 11都府県にだされている緊急事態宣言も2月末まで延長になるのではとの観測もあって

ここ気仙沼でも食品製造事業所でのクラスターが発生し、日々新規の感染者確認のニュースに緊張感が高まってきているところです。 なんとかここで新規感染者が止まってくれることを祈るばかり

気仙沼港では最近、インド洋や太平洋漁場からの帰港船が続いていて、いまも4隻ほどのまぐろ船が帰航中となっています。 インド洋漁場からの経由地であるバリ島ベノア港では入港制限が引き続きとられていて、着岸しての作業が許可されておらず、依然として窮屈なかたちで運航せざるをえません

そのインドネシアにて1月25日までとされていた大規模社会制限措置が2月8日まで14日間延長されたとの情報が入りました! 予想はしていたことだけれども、しばらくは様子を見るほかないですね

制限措置によって現在、日本人など外国人のインドネシアへの空路や海路での入国が禁止となっていて、その制限措置が継続されることになる。 再々延長の可能性も十分あって予断を許しません

着岸はできないもののベノア港外でのバージ船からの燃料油の補給や食料品などの積込みは可能で、インドネシア船員の乗下船は引き続き維持される模様なので、うまく運航を考えていかなければ

現地からの情報によると、飲食業などへの営業時間短縮の要請・命令?は、やはり2月8日まで延長されるものの、これまで19時までの制限が20時までにと1時間ほど緩和されたとの話もあります。 いずれにしても、バリ島の観光業・経済も甚大な被害を受けていることは間違いなし。 どこも大変です

延長されたオリンピックが今年開催できるのか、フル開催は難しいでしょうが無観客や人数制限などwithコロナのオリンピックっていうものにも期待したい。 まずは短期間に新規感染者を大幅減少に転じさせることが肝要。 日本も海外基地ももうしばらく辛抱の期間になりそうですが、頑張っていきましょう

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09:38
2021年01月26日
美味い!気仙沼産牡蠣のチーズドリア

先日までの寒さも緩んで、この時期にしては比較的穏やかな天候となっている気仙沼です。 週の後半は雪模様で気温が低くなるとの予報も出ているから、またこの前までの冬の寒さに逆戻りかも

このところ市内高齢者施設での新型コロナ感染者のクラスターが発生し、これまで断続的に少しづつ感染者が確認されていた気仙沼にも緊張感が増してきたところに、こんどは違う経路と思われる複数の感染者が。 断続的に確認され、感染ルートが追えているうちはいいのでしょうが、この先が心配です

仙台市内では国分町周辺のお店に時短要請が出てしばらくなるけど、それでも新規感染者は変わらず多く、営業時間短縮の対象地域を仙台市内全域とすることが決まり、たいへんな状況になってきて

勝栄丸ブログでは遠洋まぐろ漁船に関するお仕事や気仙沼の水産、そして気仙沼のグルメ情報なども日々お伝えしていますが、こうした時だからこそ地元のお店をもっと応援して行きたいと思います

っていうことで、今が旬の気仙沼大島産の牡蠣をつかったドリアを食べにアンカーコーヒー・マザーポート店に行ってきました。 内湾店で食べるデミハンバーグドリアやカレードリアもいいけれど、牡蠣が食べたい気分だったから、まさにぴったりなメニューですね。 チーズたっぷりでほんと美味いです

熱々に焼き上げられたドリアは、見た目からして食欲そそる色具合。 ちょっと小さい器に見えるけど、これが結構ボリュームあって、全部食べるとお腹いっぱいになって。 ジューシーな牡蠣が最高でした

もちろん食後にはマザーポート店の自家焙煎コーヒーを頂いて、その他にもいろいろと試食させて頂いて大満足のランチでした。 ほやデリを使っての宅配やテイクアウトもできるから、みなさんも気仙沼産牡蠣のチーズドリアをぜひお試しください。 一度食べると、また食べたくなるそんなドリアだと思います

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08:40
2021年01月25日
第11佐賀明神丸が高知に向け回航!

先日までとは違って、とても暖かくこのまま春に向かっていくのではと思うような天候となった週末の気仙沼です。 市内に残っていた雪もほとんどなくなって、なんか散歩にでも出かけたいなと思うほど

その週末土曜日にはBSテレ東の「羽田土曜会」っていう番組で、地域おこし協力隊として気仙沼で活躍している女性たちに密着取材した内容が紹介され、約30分の放送をじっくりと拝見させて頂きました

地域おこし協力隊として5000人以上もの人たちが全国で活躍されているそうです。 地域の人たちとの交流から誕生した気仙沼の新しい観光コンテンツ、水産と観光の融合、私達が気が付かなかった視点での企画、気仙沼クルーカードでのマーケティングや情報発信など。 これからも期待したいですね

リンクから番組をご覧いただけます

そんな番組が放送された週末に、11佐賀明神丸が高知に向け回航するという事でご挨拶に行ってきました。 みらい造船でのドックそして下架後の整備もすでに完了。 予定時間には乗組員と関係者が集合し、造船所の作業艇のサポートを受けて離岸。 大島沖までの試運転でいったん魚市場へ

清水や燃料、食料品の積込みが終わったお昼前、今シーズンもたくさんカツオを釣って気仙沼に来るからっていうありがたいコメントを残して元気に出港していきました。 くれぐれも安全航海で豊漁でありますようにと願いながら見送って。 船頭さんや乗組員の皆さん、体に気を付けて頑張ってください

2月上旬には今季のかつお漁をスタートさせる予定の11佐賀明神丸さんです。 25年連続生鮮かつお水揚げ日本一を目指す気仙沼なので、例年以上の盛り上がりを大いに期待して待ちたいと思います

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08:56
2021年01月24日
イシカワライブキッチンの辛口キーマカレー

この前までと比べると比較的穏やかな天候となっている週末の気仙沼です。 市内でも先週からのコロナ感染者の新規確認が続いて、これ以上の感染拡大がおきなければいいなと思いながらお仕事

首都圏などへの緊急事態宣言がだされて2週間がすぎ、急激な感染拡大から横ばいへと感染者数の伸びがいくぶん抑えられてきたようにも思えますが、また急に倍増するかもわからないので、気仙沼は気仙沼でひとりひとりが気を付けて生活していくしかないので、もうしばらく自粛期間が続きそうです

年明けの気仙沼魚市場は比較的静かな取引となっていて、近海まぐろ船によるメカジキやヨシキリザメの水揚げが定期的におこなわれていますが、昨年の夏場から続いたメカジキの好漁がここにきてブレーキがかかってきたのか、各船が水揚げするメカジキの本数もピーク時の半分程度になっています

コロナ禍の影響により、いったんは1㎏あたり500円台にまで落ち込んでいたメカジキの単価ですが、最近の水揚げ数量の減少によって1000円台にまで魚価が回復。 これからの時期、近海船が操業する海域はしけの日が多くなってきますので、十分に注意して操業してほしいもの。 頑張って下さい

この1月のさまざまな動き、これからの遠洋まぐろ船の入港予定など、ランチを食べながら打合せということで、イシカワライブキッチンにおじゃましてのお昼時でした。 日替わりランチは辛口のキーマカレーだっていう事なので、ハンバーグを追加してもらって。 このキーマカレーが食べたかったんですよね

日替わりで美味しいランチを提供してくれている南町のイシカワライブキッチンは、私達の食堂もしくはミーティングルームみたいになっていて、ソーシャルディスタンスを保ちながらお食事できるのもいい。 お店にもアルコール消毒はあるけれど、私はどこでお食事する際にもアルコールのマイボトルを持参

ハンバーグ付きのキーマカレーを美味しくいただいていたら紅茶もサービスで出してくれてありがとうございました。 テイクアウトや宅配のお弁当にも対応してくれるので、お店に行かなくてもこのお料理が楽しめるので、気仙沼市内でお仕事をしている方、ご家庭でもぜひお試しください。 ごちそうさまでした!

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12:28
2021年01月23日
リモートで開催の出漁対策協議会

今週は最高気温が氷点下の日もあったりと、例年に比べてだいぶ気温が低いですが、その寒さにもだいぶ慣れてきました。 気仙沼はそれでも雪が少ないので、日本海側の地域に比べるとまだましかも

先日には東北自動車道の古川IC付近で130台以上がからむ多重衝突事故があったから、これからの遠出の際には十分に注意したいですね。 コロナ禍で会議もすべてリモートだし、ちょうどいいかな

年明けは例年ながらインド洋からの帰港船や大西洋クロマグロのコンテナ搬入が続く時期。 清水港や焼津港には気仙沼の遠洋まぐろ船が続々と帰港してはミナミマグロやメバチマグロなどの水揚げをおこない、ラスパルマスなどでコンテナに転載したクロマグロなどが横浜港に次々と到着しています

南半球の高緯度で漁獲されるミナミマグロ、北大西洋のアイルランド沖などで漁獲するクロマグロ、そのどちらも厳格な資源管理の下で操業がおこなわれていて、昨年12月に漁業法が改正されたことに伴って、日本国内の管理のルールが大きく変わったことを受けての業界内での会合が行われました

通常ならば日かつ漁協の会議室にあつまって開催されるのですが、コロナ禍ということもあって全国各地からリモート参加。 私も自分のノートパソコンからアクセス。 意外と簡単に参加できるんです

事前にメールで配布された資料を読み込んでいたから内容自体はよく理解しましたが、事務局の説明でわからない点などもあって、何点か質問させていただきました。 新しい管理制度に慣れるのには少し時間がかかるとは思いますが、まぐろ漁業界を良い方向に向かわせてくれる制度改正と信じましょう

まぐろ漁業に関係する国際会議も昨年はほとんどがリモート開催。 そして国内でのさまざまな会議もこのようなオンラインでと、この分だとしばらく続いていくものと思います。 リモートでの会議にもだいぶ慣れてはきましたが、みんなで顔を合わせ話し合ができる環境に早く戻ってほしいと心から思います

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11:20
2021年01月22日
テントの沖縄そば平打麺Verが美味い

今週は暴風が吹き荒れたり、雪が降ったり、気温が極端に低かったりと、この時期らしく寒さ厳しい新年となっています。 新型コロナの感染拡大もおさまる気配もないみたいで、皆さんも気を付けて下さい

例年、これからの時期はインド洋からの帰航船が続いていきます。 豪州西岸沖のミナミマグロを漁獲してその後にジャワ島沖のメバチ漁場に移動。 各船ともに予定の操業回数をこなしての帰航ですね

コロナ禍で飲食店などへの時短要請がなされ、外食で消費されるマグロ類の流通量などものびない状況の中で、遠洋まぐろ船が漁獲したマグロ類の販売価格も厳しい状況なので、これから入港して水揚げをおこなう各船の値決め価格が気になるところ。 入港各船の情報収集につとめる今週です

来週になると、大西洋クロマグロを転載したコンテナが横浜港に到着し、清水の冷蔵庫に入庫を予定しているので、令和3年最初の清水出張の予定です。 非常に厳しい状況ではあるけれど、頑張って出張でのお仕事をしてきたいと思います。 取引先各社の皆さん、今年もどうぞ宜しくお願い致します

そんなこんなの情報交換をしながらのお昼時。 みしおね横丁の沖縄料理「テント」さんで、沖縄そばの赤を食べてきました。 牡蠣のトッピングもいいなって期待してましたが、もうすでに売り切れだって

牡蠣は売り切れだけど新しい麺がありますよって、いつも食べている麺ではなくって平打ちの中華麺のような感じですって勧められて。 まったく辛くない真っ赤なスープで見た目はいつも食べている沖縄そばと同じだけど、新しい麺がすごくつるつるしててスープに絡んでこのスープとの相性も抜群でした

沖縄そばの麺、中華麺の平打ちと細麺、これからは3種類の麺で沖縄そばを提供していくっていう嬉しいコメント。 またランチミーティングを兼ねておじゃましたいと思います。 ほんとごちそうさまでした

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2021年01月21日
衛生管理者講習をぜひ気仙沼で!

西高東低の気圧配置の影響で、強風が吹き荒れる天候となった今週の気仙沼です。 東北自動車や東北新幹線、在来線などにも影響が出て、特に宮城県から北の地域への移動は注意が必要かと

ここにきて気仙沼でも高齢者施設での新型コロナウィルスのクラスターが発生し、市民の意識もいっきに緊張感が高まってきているところです。 それぞれの行動には十分に注意して、感染防止対策に心がけて生活していきたいですね。 勝栄丸ブログをご覧の皆さまも、体調管理に気を付けてください

昨年初めから国内での新型コロナの感染者が増え続け、さまざまな業種に甚大な影響が出ている国内ですが、この勝栄丸ブログでもお伝えし続けているように遠洋漁業界、漁船の運航にも大きな支障が出ていていまだにそれが続いています。 いつ終息するのかわからないから、先が見通せません

漁船を運航するためには海技士資格者などの確保が必須で、気仙沼では新規船員の採用と海技士資格者・幹部船員の養成に全精力を傾けて取組んでいるところ、このコロナ禍の影響で資格取得のための講習などが延期や中止になったりする事態となって、資格取得機会の空白期間が生じています

昨年4月に気仙沼で開催される予定だった海技士講習はいったん延期となり、年が明けてのこの1月から開催されているのでまだましですが、東京と名古屋で年に1度づつおこなわれる衛生管理者講習が昨年は中止、昨年よりも深刻な新型コロナの状況から、今年の講習開催についても危ぶまれる状況

そうした事態を受けて宮城県北部船主協会では会員企業等に対し、衛生管理資格所有者の年齢構成等のアンケートを実施して、このたび結果を取りまとめたところです。 対象55隻のうち半数以上の衛生管理資格者が60歳以上の船員で、後継資格者の養成は待ったなしの状況というのが見えてきました

遠洋まぐろ漁船の運航はそれぞれの船によって航海パターンや休暇期間がまちまちで、年に1度だけの講習会では休暇期間とはあわず、長期間の下船を余儀なくされたり、漁船の運航そのものにも大きな影響が出てくるとの回答もあり、12月から3月までの期間に気仙沼で開催を希望する声が多くありました

新型コロナ禍が続く中、医療機関の協力をいただいての衛生管理者講習は、首都圏等での講習開催は現実的に不可能と思われ、衛生管理者講習を気仙沼で開催してほしいという地元漁業者などの声にも大いに共感するところ。 アンケート結果をもとに関係機関などにも強く働きかけていきたいと思います

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2021年01月20日
絶品!まるきの背脂生姜醤油

例年であれば、毎年これからの時期に開催される遠洋かつお・まぐろ漁業界での伊勢神宮への公式参拝ですが、今年はコロナ禍のためその行事も規模を縮小して開催するとの案内がありました

お正月明けの時期に、伊勢の地に全国の漁業者や関係者が集まっての新年会、そして早朝からの外宮・内宮の順番での参拝。 一年にいちどではあるけれど、伊勢神宮参拝は楽しみな行事でした

日頃お会いする機会のあまりない方々にも新年のご挨拶をして、お酒を酌み交わしながら漁業界の将来についての意見交換など、とても大切な機会を今年は断念せざるを得ないのでとても残念です

規模縮小で地元の関係者だけでの開催との案内を受けて、実際に伊勢神宮に参拝はできないものの、勝倉漁業の商売繁盛と勝栄丸の航海安全と大漁の祈願をしていただくべく初穂料を準備して。 今年はしょうがないにせよ、来年はぜひまた伊勢神宮参拝をおこないたいもの。 いまは我慢しましょう

そんなご案内に対応したお昼時、田中前の人気店「まるき」さんにお昼ご飯を食べに行ってきました。 ちょっと遅いお昼どきだったためかラッキーなことに待たずに入店できて。 このまえ一緒に行った営業マンが食べていた「背油生姜醤油」がずっと気になっていて、きょうは最初からそれの気分でした

まるきさんの美味しい醤油スープに背脂と中太麺、真ん中にどーんと大量のおろししょうが。 まずはスープと麺だけを味わって、そのままでもかなり美味いんだけど、しょうがをスープに混ぜながら頂くとさっぱりした味わいになってすごくパンチが効いて唯一無二のラーメンに味変。 これはかなり美味いです

いつもは煮干か辛煮干、つけ麺のどれかだけれども、これから毎回どれにしようか悩むことになるのは間違いなし。 昨年からあった背脂生姜醤油だけれども、今まで食べていなくて損した気がします

まだまだ寒い日が続いていく気仙沼なので、背脂生姜醤油ラーメンを食べて、カラダを芯からあたためて、新陳代謝を良くして毎日の仕事にあたりましょう。 まだ食べてないっていう人はぜひお試しください

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2021年01月19日
気仙沼市海洋プラスチック対策推進会議

海の中に大量にあるといわれるプラスチックごみが世界的な問題となっていて、特にマイクロプラスチックが厄介な存在です。 どれもほとんどが陸上から河川や海に流出したものと報道されています

「海と生きる」をキャッチフレーズに震災からの復旧・復興をすすめてきている気仙沼市では、昨年度からこの海洋プラスチック問題に取り組んでいて、対策推進会議でアクション宣言を採択したところです

このたび再度、私も気仙沼市海洋プラスチック対策推進会議委員の委嘱を受けて、先日気仙沼市役所で開催された推進会議に出席してきました。 議長の気仙沼市長ほか、学識関係者や各種団体の代表、行政機関など、オブザーバーをいれると40名ほどが集合。 リモートでの参加もありました

すでに取りまとめられているアクションプランの取組状況について事務局からの説明。 海上でのプラスチックごみの回収や、陸上でのプラスチックごみの削減と流出抑制、そして意識の啓発と変革が主なテーマです。 各委員からそれぞれの立場でのご意見や質問が相次いで、すごく濃い内容のやりとり

海に面する気仙沼市にとって、湾内や沿岸に漂着するプラスチックなどのごみへの対処はすごく重要な部分で、関係者の皆さんの日頃の苦労や悩みが話のやり取りを聞いていてもすごく理解できる

どうしてこんなにたくさんのごみが河川や海洋に流出してしまうのか、その根本的なところについて、もっと明確なメッセージを市民に対して発信することも重要ではないかとお話しさせて頂きました。 パンフレットにあるような不法投棄だけが大きな要因ではなく、もっとたくさんの原因があるはずですから

世界中の海を舞台に遠洋漁業をおこなっている私たちにとっても、日本近海だけではなく世界中の海洋汚染問題は自分たちの問題としてもっと自覚する必要があるんだと思います。 遠洋まぐろ漁船の運航に際しても、これからこうした視点で改善をおこなって、将来のまぐろ漁業に繋げていきたいと思います

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2021年01月18日
新感覚!とろみ ゆず潮らーめん

令和3年も小正月となって、気仙沼市内の各神社でも「どんと祭」がおこなわれ、お正月に飾ったしめ縄や松飾りなどを焚き上げ、一年間の無病息災や家内安全などを祈る光景が市内各所で見られました

特に今年の場合は、感染拡大が続く新型コロナの一日も早い終息をと、誰しもが願ったはず。 強風のため一日順延にはなりましたが、消防車が待機して見守りるなかで、恒例行事が無事終了です

この時期は気仙沼魚市場は閑散期で、近海まぐろ船によるメカジキやサメ類の水揚げが定期的にあるものの、ちょっと寂しい取り扱い状況。 旋網船によるサバの水揚げに期待するところだけれど、なかなか安定した漁船誘致に繋がっていないので、今後の入荷に期待したいですね。 皆さん頑張りましょう



小正月のどんと祭で御神火に祈りをささげた週末に、内湾の商業エリアにある「いちりん」さんにお昼ご飯に立ち寄りました。 いつもお客さんがたくさんの人気店だけに、ちょっと待っての入店でした

待っている間にメニューを見ながら何にしようかと選んで。 目についたのが「 花かつお薫る とろみ ゆず潮らーめん 」っていう長いネーミングの新商品。 きょうはこれにしようって一発で決めて

定番のゆず潮らーめんは何度も食べているけれど、ちょっととろみがついたスープは全くの新感覚の味。 とろみがついている分、かつお節やゆずの香りが何倍も感じられてすごく美味しかったです

気仙沼の食材にこだわって、新しい商品を開発し続けている「いちりん」さんなので、これからも期待して食べに来たいと思います。 テイクアウトメニューも充実しているので、皆さんもぜひご利用ください

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14:13
2021年01月17日
安航と大漁の願いを込めた贈り物

新型コロナの感染拡大によって、遠洋まぐろ漁船の主要基地インドネシアで、1月1日から14日まで外国人の入国規制がとられてきましたが、その期間が28日まで延長されるとの情報が現地から飛び込んできました。 バリ島やジャワ島の港への外国船の入港も引き続き制限下にあります

日本でも首都圏に加えて、愛知・大阪・福岡など合計で11都府県が緊急事態宣言の対象区域となって、全国にどんどん広がっています。 成田空港などでの水際対策の強化によって、外国人の入国が原則禁止され、ビジネストラックや留学生や技能実習生などの入国もできなくなってしまいました

遠洋まぐろ漁船に乗船するインドネシア船員の入国がこれからどうなってしまうのか、いろいろと情報を集めながら対応しているところ。 緊急事態宣言下でさまざまな支障が出てくるかもしれません





例年であれば、毎年お世話になっているカツオ船の皆さんに新年のご挨拶と今季のかつお漁の激励に高知や三重をくまなくまわるところですが、昨年からのコロナ禍での出張はちょっと難しい状況です

そこで御年賀と出港祝いのお品を相談したいとアンカーコーヒーに行ってきました。 せっかくなら貰ってうれしく、気仙沼港を思い浮かべてくれるものがいいなとお話ししたら、パッケージが「ホヤぼーや」デザインのティーバッグ式のコーヒーがあってさっそく試飲させてもらいました。 ドリップ式と遜色ない味

そして新商品の「ぽりぽりクッキー」や「やわらかスコーン」も試食。 エスプレッソ味のスコーンと塩味のクッキー、そしていま開発中の抹茶味もすごく美味しかったです。 包装や熨斗についてもこちらの希望をお伝えして、なんとかイメージした贈り物が手配できそうでよかった。 ありがとうございました

本来であれば、お世話になっている皆さんに年始のご挨拶にお伺いするところだけれども、今年はかつお船の入港を気仙沼で待ちしたいと思います。 航海安全と大漁の願いを込めて贈りますから!!

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07:48
2021年01月16日
11佐賀明神丸がみらい造船を下架

今週になっていくぶん寒さも緩み、市内に降り積もった雪もだいぶとけだしてきた気仙沼です。 それでも岸壁・船でのお仕事で外にずっといるとやっぱ寒い。 体調管理にも気を付けていきたいですね

今年は25年連続で生鮮かつお水揚げ日本一を目指す気仙沼。 今月末から2月にかけて高知や宮崎、三重などから次々とかつお船が出航する予定で、今年もまもなくカツオシーズンが始まります

いまはそれぞれの母港に係船し、ドックでの船体整備や機器類の調整をおこないながら乗組員は休暇中。 その中の一隻、高知県黒潮町の第11佐賀明神丸さんが昨年暮れにみらい造船に上架してのドック工事を開始。 ようやく工事が終わって船頭さんが気仙沼入りし、下架に立ち会ってきました

下架予定の午前9時にみらい造船に出向くと、本船の船首には佐賀明神丸の旗が掲揚してあって下架へのスタンバイ完了。 重機によってシップリフトに移動した本船が徐々に海へと戻されていくのを、会社スタッフそして関係者と一緒に見守りました。 すべて異状なく、佐賀明神丸の下架が完了です!!

みらい造船から下架した本船を2隻の作業艇によって曳航。 コの字岸壁北側の望洋下に慎重なロープワークで着岸して。 船頭さんに新年のご挨拶をし、いろいろと打ち合わせさせて頂きました

今月末には高知へ回航し、2月には今年のかつお漁が始まる本船。 下架してからもいろいろと機器類の調整が残っている本船なので、関係業者の皆さんには、工期通りにしっかりとした整備をお願いしたいと思います。 こうして気仙沼でドックをして頂いてほんとうにありがたい。 今季も宜しくお願いします

みらい造船で聞いた情報によれば、近海かつお船の新造計画があって、みらい造船にも打診されているとか。 近海かつお船のドックと合わせ新船建造もおこなわれるようになればなおいいなと思います

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09:54
2021年01月15日
第127勝栄丸がミンデロ港で転載補給

年末年始以降、新型コロナウィルスの新規感染者確認数が高止まりをしている日本列島。 11都府県に緊急事態宣言がだされる中、ここ宮城県内でも新規感染者の最多人数が更新されてきています

いま気仙沼に帰港して休暇中の遠洋まぐろ漁船も、2月から4月にかけて多くの船が新たな航海へと船出する予定となっているので、成田空港等での水際対策強化による船員の移動にどんな影響が出てくるのか、すごく心配なところ。 船員の移動についてはこれまで通りであることを切に願っています

遠洋まぐろ漁船の重要な基地、インドネシア・バリ島ベノア港では、日本船の入出港は認められるものの岸壁に接岸が不可となっていて、日本人船員の乗下船も禁止。 インドネシア船員の乗下船だけは認められているのがせめてもの救いだけれど、はやく通常通りの状況に戻ってもらいたいものですね

そして2隻の勝栄丸が操業する大西洋の漁場。 洋上で操業をおこなう遠洋まぐろ漁船の中は、コロナに関してはいわば無菌状態で世界中で一番安全な場所。 いったん漁場を離れ、このタイミングで冷凍運搬船に冷凍マグロを転載するために、127勝栄丸がカーボベルデ共和国ミンデロ港に入港です

早朝に港外着の本船。 すでに入港中の冷凍運搬船の左舷側に船をつけて、すぐに漁獲物の転載作業を開始。 乗組員が総出での転載作業は17時くらいまでかかり、その後に錨地に移動しバージ船からの燃料補給と事前にオーダーしていた野菜などの仕込品を受け取って、22時頃の出港でした

本船の乗組員にとっても、陸地と接点がいちばん気を使ういまの状況なので、通常ならば少しゆっくりと過ごす時間もあるはずの補給入港ですが、今回は港内で泊まりなしでの短時間の滞在。 船頭さんや乗組員の皆さん、ほんとうにご苦労さまです。 後半戦の操業も引き続きよろしくお願い致します

今回冷凍運搬船に転載した127勝栄丸の漁獲物が日本に到着するのは4月頃の見込み。 第1勝栄丸は後日洋上にて転載をおこなう予定で、清水港での水揚げの様子もレポートしたいと思います

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08:58
2021年01月14日
上田中BaseDinerで役員ミーティング

成人式の3連休が終わって、新年2週目の業務となっている勝倉漁業です。 週初めに降った気仙沼市内の大雪は、今週半ばから気温がいくぶん高くなるとの事で、とけてしまうのではないかと思います

昨年は春先からの新型コロナウィルスの世界的な感染拡大を受けて、勝栄丸各船の運航にも大きな支障が生じて、大西洋やインド洋などの漁場からいったん日本に帰港する決断を余儀なくされました

そして夏場から年末にかけて順次気仙沼を出港して、またそれぞれの漁場へと復帰。 現在は各船ともに順調な操業を続けていて、次のドック予定などは今後の状況を見ながら判断することになりそう

大西洋で操業する2隻のうち127勝栄丸は、冷凍運搬船との会合のためカーボベルデ共和国のミンデロ港へと向かって航行。 カーボベルデ共和国ってあまり聞いたことのない国と思いますが、アフリカ西岸沖に浮かぶ島国で、ミンデロ港は遠洋まぐろ漁船の重要な転載拠点、補給基地にもなっているんです

大西洋から日本まで片道1ヶ月半、往復で3ヶ月。 ドック期間をいれると4か月間もロスしてしまうから、これまで通りに海外基地でドックできるのがベスト。 なんとか新型コロナがピークアウトして、今年の後半には落ち着きを取り戻す世界になってほしい、そんなお話しをしながら役員でのランチタイムでした

今年初めておじゃました上田中BaseDiner。 こう寒い日が続いていると、BaseDinerの辛口ビーフカレーが食べたくなるんです。 一般的な辛口よりももう一段辛さが強くって香辛料が効いてすごく美味い。 ステーキやハンバーグもお勧めなBaseDinerだけど、きょうは辛口ビーフカレーの気分でした

カレーランチを食べながらも今後の運航や会社経営についていろいろと話し合って。 入口での検温や手指アルコール消毒、入店者情報の申告など感染防止対策も万全な上田中BaseDinerさんでした

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13:41
2021年01月13日
おさきさんの縁起物「はじき猿」

例年にない大雪になった連休明けの気仙沼です。 深夜からお昼頃まで雪が降り続いて、午後の時間帯に社員総出で事務所のまわりの雪かき。 気温が高くなってきたからずっしりと重い雪質です

日本海側の地域などでは1mをはるかに超える積雪量になっているとかで、長時間足止めをくらったり、屋根から転落する事故が発生したりと、雪による災害クラスの降り方だから本当にたいへんですね

きょうからは気温も上昇する予報なので、気仙沼に降った雪もすぐにとけてしまうのでしょう。 それでも夜間や早朝の路面凍結には十分に注意したい。 皆さんなにかと気を付けて生活しましょう

先日の唐桑半島御崎神社の例大祭に行った際には、毎年必ず立ち寄る縁起物のお店に今年もご挨拶してきました。 「おさきさん」っていう愛称で親しまれている御崎神社の小正月の例大祭。 この時にしか購入できない「はじき猿」がお目当てです。 厄や災難をはじき去る縁起物を求めて、たくさんのお客様

今年はこの「はじき猿」のご利益で、新型コロナウィルスをはじき去ってくれないかなあなんてお話ししながら、この縁起物を会社と自宅用に数個購入してきました。 さっそく事務所に飾らせてもらいました

例年このはじき猿を購入するのは、勝栄丸の機関長さんのご家族が作って販売しているお店です。 宵祭りから翌日の日中まで、すごく寒いなかでご家族で頑張って販売している姿に頭が下がります

実は昨年に、会社に飾ってくださいと大きな宝船をいただきました! 応接室の一番目立つところに、はじき猿と合わせて飾ってあるので、お客さんにもすぐに目につくかと。 乗組員の皆さんのこうした気持ちがすごく嬉しいですね。 今年一年間、はじき猿のご利益にあずかって良い年でありますように

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09:05
2021年01月12日
令和3年小正月の御崎神社例大祭

成人の日となった週末からの3連休は、気温が下がって寒い日が続きはしましたが青空も見えていい天気でしたが、連休明けのきょうは天気が一変して大雪の朝となりました。 夕方まで降り続きそうです

全国で成人となったのは124万人とのことで、ここ気仙沼市でも成人式が予定されていましたが、新型コロナの感染拡大によって10月に延期となりました。 仙台市ではユアテックスタジアムでの開催となって、場内は3密を避ける対策がとられていたものの外は密との報道。 何が正解かわかりませんね

遠洋かつお・まぐろ漁船の主要水揚げ基地静岡県焼津市では魚市場の広い敷地でドライブイン形式の乗車したままでの成人式が開催されたとの報道。 今年は成人式を開催するにしてもいろいろと考えて進めているんだなあというのがよくわかる。 魚市場の利用っていうのは焼津らしくていいと思います

この3連休のあいだには気仙沼唐桑町の先端にある御崎神社の小正月行事の例大祭を例年通りに開催するご案内をうけ、航海安全と大漁の神事をとりおこなうべく時間に合わせて出かけてきました

すごく冷え込んだピリッとした空気の中、鳥居をくぐって社務所に出向いて受付を済ませて。 同業の漁業会社の皆さんが次々と集まってきて、新年のご挨拶をしながら神事の開始を待って。例年、御崎神社の例大祭には一般の方々も「どんと祭」っていうことで、古いお札などを持参して納めに来るんです

時間となって社殿に移動。 大太鼓の音で神事が開始され、お祓いを受けたあと祝詞奏上に続いて玉串奉天で勝栄丸各船の航海安全と大漁そして商売繁盛などをお祈りしてきました。 約1時間弱の神事でしたが、社殿のなかとはいってもものすごく寒いのは例年通り。 参加の皆さんお疲れさまでした

この年末から年始にかけて、そして現在もそれぞれの漁場で順調な操業をおこなっている勝栄丸各船の乗組員の皆さんに御崎神社のご利益が届きますように。 今年も皆さんどうぞ宜しくお願いします

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09:49
2021年01月11日
サメ肉活用研究会の活動に期待

年末年始休暇が終わって、新年最初の一週間の業務が終わった週末は、成人の日の3連休となりました。 それにしても寒い新年、会社の水道管などが凍らないように、水抜き対策をしっかりとして

これほど冷え込む冬は記憶にない。 それでも大雪の日本海側の地域に比べると雪がないだけでも恵まれているのかも。 新型コロナ感染対策と合わせ、十分に気を付けていきたいと思います

気仙沼では今、サメ肉の利用促進に向けての研究会がすすめられていて、週明けにも気仙沼リアス調理専門学校のご協力を頂いて開催することになっています。 飲食店の皆さんなどを対象に、延縄漁業を学びサメ料理の調理や試食などを行う予定。 時間があれば私も研究会に出席してみようかと





そんなお話しをしながら、鶴亀食堂にお昼ご飯に行くと、3種類の定食のひとつがなんとモウカザメを使ったソースカツ丼でした! ちょうどタイミングよくサメのお料理を食べれるっていうことで運よく試食です

サメって言っても揚げたモウカザメの身はどちらかといえば鶏肉のよう。 薄くスライスしたサメの身をサクっと揚げてあって、ソースとの相性も抜群。 気仙沼はサメの水揚げ量日本一の港だけれど、サメを食べる習慣がないのでスーパーマーケットでも売ってなく、実はサメをはじめて食べたかもしれません

もうひとつの定食はいま水揚げ最盛期の気仙沼産サバを使った「塩麹漬け焼き」。 大きなサイズのサバで脂のりも抜群で、皮まで美味しい最高の焼き魚でした。 気仙沼はほんと食が豊かですよね

毎日あたりまえのように水揚げされているこうした気仙沼の水産物、特に認知度が低いヨシキリザメやモウカなどを美味しく食べることができれば、もっともっと気仙沼の水産物の価値が高まっていくと思う。 サメ肉活用研究会の活動にも期待するところ、鶴亀食堂のモウカザメのソースカツ丼美味かったです

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09:23
2021年01月10日
インドネシアでも大規模制限実施に

年があけても日本全国でのコロナウィルス感染拡大がとまらず、逆に急激な増加数となっている今週。 とうとう1都3県にたいしての二度目の緊急事態宣言が発出される事態となってしまいました

東京での新規感染者も2400名を超し、神奈川・千葉・埼玉も最多人数を連日更新するようなところとなっていて、緊急事態宣言がだされるのも当然なのかもしれません。 ほんとうに困った事態です

それでも4月5月の時と比べるとその対処方針の内容もちょっと緩めかな。 1月8日から2月7日までの措置で、飲食店には8時までの営業を要請し、時短営業にともなう協力金を1日あたり6万円を支給。 テレワークにより出勤を7割減にし、イベントの開催要件を厳格化する方向との報道ですね

宮城県でも今週、いままでの最多数を更新し、気仙沼でもちょっとづつコロナ感染者が確認されているので、普段の生活や食事の場などでもこれまで以上に気を付けていかなければなりません

そして遠洋まぐろ漁船の運航に重要な国、インドネシアでも1日に8000名を超す感染者が確認され、累計で80万人にも迫ろうかというところとなっていて、現地からの情報によりますと1月11日から25日までの二週間、ジャカルタ~バリで大規模な制限措置が実施されるということです。 昨年に逆戻りした感じ

すでに1月1日からバリ島やジャワ島のチワンダン港での日本漁船の入港が禁止されていて、船員の乗下船も難しくなっているところに今回の制限強化。 しばらくはこの状況が続くことを覚悟しておかなければならないのでしょう。 二週間の規制強化とはいっても、延長される可能性は十二分にあります

インドネシアでは、在宅勤務を75%とし、ショッピングは夜7時まで、レストランなどは定員の25%までに、コンサートなどの人が集まるイベントは停止、宗教上のお祈りの場の立ち入りも50%までとし、公共交通機関も規制されるとのこと。 日本よりもある意味つよい制限になっているのではと思います

昨年暮れには勝負の3週間という表現がありましたが、今回がほんとうにラストチャンス。 東京などの首都圏や感染拡大地域には近寄らず、自己防衛していくしかないので、乗組員の安全確保を第一に考えてこれからの運航を検討していきたいと思います。 緊急事態宣言下で拡大がおさまる事を祈ります

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13:53
2021年01月09日
PRISMのタイ風焼きそばが美味い

新型コロナの感染拡大が止まらず、東京での1日の新規感染者が2000人を超し、日本全国が第3波に飲み込まれているような新年です。 なんでこんなに感染が拡大してるのか、目に見えませんから

ついに1都3県への緊急事態宣言がなされ、首都圏の飲食店などには営業時間短縮の要請がなされ、テレビや新聞等でもこのニュース一色の様相。 もう一年近くも毎日このニュースばかり

気仙沼でも昨年末に続けて新規感染者が確認されたものの、更なる感染拡大には至っていないので、宮城県内にあってもここ気仙沼はある意味安全な地域っていう感覚だったけれども、普段の行動やマスク着用、手洗いに消毒などに十分に注意して生活していきたいと思います。 皆さんも気を付けて

勝倉漁業では新年の仕事始めに抗原検査キットにて、役職員全員が検査をして安心して業務開始となりました。 これから帰港する勝栄丸の乗組員の安全対策としてもこの抗原検査キットは重要なツールとなってくるので、前広に準備して対応したいと思います。 こうした配慮は重要なんだと思います

感染防止対策、経済対策として気仙沼市の補助事業「ほやデリ」を使ってのテイクアウトが好評のようで、いろんなお店のお料理を配送料無料で取り寄せることができるんだからすごく便利。 勝栄丸が在港中にも乗組員へのお弁当の配達に毎日使わせてもらいました。 飲食店も助かるんでしょうね

いつも利用させて頂いているみしおね横丁「PRISM」のテイクアウトもお勧めのひとつ。 火曜日だけのタイ風焼きそばを初めて食べたけど、エスニックな香辛料が効いていてとっても美味しかったです

私は普通盛りでも満足だけど、それじゃ足りないよっていう方は、大盛(2倍)・メガ盛(3倍)・ギガ盛(4倍)・テラ盛(5倍)・ペタ盛(6倍)まであるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 5倍のテラを食べた人はかなりいるらしいけど、6倍のペタはまだいないんだって。 さすがに無理でしょう

首都圏が緊急事態宣言下となって、宮城県内でも連日の新規感染者が確認されているけれど、気を付けて行動するしかないので、ほやデリのテイクアウトでいろんなお店のグルメを味わうっていうのもステイホームの楽しみ方のひとつかな。 気仙沼の飲食店の皆さんにも頑張ってほしいと心から思います

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15:24
2021年01月08日
小型船によるイワシ水揚げ開始

今週はここ気仙沼でも例年にないような雪が降って一晩で10cmくらいの降雪がありました。 日本海側に比べるとたいしたことない量かもしれませんが、これだけ雪が降る気仙沼の冬は珍しいです

昨年は生鮮かつおが不漁でサイズ組成も異常な状況が続き、そしてサンマ漁は過去最低数量を大きく下回った年。 こうした三陸沖の海の状況も異常気象との関連があるのかもしれませんね

気仙沼港などを基地にして操業する小型のサンマ船は、昨年おこなわれたような公海上や遠い海域でのサンマ漁がほとんどおこなえず、気仙沼などにずっと係船したままの状況となっていました

海の事だから仕方がないと言ってしまえばそれまでですが、おなじ漁業者として同情する気持ちをもって眺めていました。 そうしたところに小型船へのイワシ漁が特別に許可されたとのニュースを聞いて

いま気仙沼港では、大中型まき網漁船によるサバの水揚げが再開していますが、今年に入ってからは小型船によるイワシの水揚げが気仙沼だけではなく大船渡や女川港でもおこなわれるようになり

数量的にはそれほど多い訳ではないけれど、夏場以降ほとんど商売にならなかったであろう小型船にとっては大きな収入源になるのは確か。 小型サイズが中心との事ですが、遠洋まぐろ漁船の餌料としても活用できるものなら使ってみたい。 今の時期のイワシだから脂がのってるかもしれませんね

3月になるとインド洋から第7勝栄丸が帰港する予定で、短期休暇のあとで後半戦の操業に向かうことになっています。 その際に補充する餌料についても前広に情報集めて準備しなければと思ってますので、取引先の皆さまには気仙沼積みで供給できる餌料についての情報をお寄せください。 よろしくです

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09:26
2021年01月07日
マザーポート店で台湾料理「牛肉かけご飯」

昨年末から例年になく寒い日が続き、気仙沼とは思えないような気温となっている新年ですが、今週末にはまた一段と寒くなるっていう予報も出ているので、なにかと気を付けていかなくちゃいけません

年末年始休暇中の水道管の凍結を避けようと水抜きスイッチを全部押して万全な対策だと思っていたら、給湯器の中の水抜きを忘れたとかでこちらはなんとか壊れずに済んだのですが、蛇口内の水抜きをしていなかったものだから、カートリッジが壊れてしまって蛇口ごと交換する事態になっちゃいました

今週末からの小正月の3連休には同じようなことが起きないようにこんどは万全の水抜き対策をしたいと思います。 水道業者によると気温が低いので仕事始めの水道トラブルがかなり連絡あって対応に忙しい様子。 暑いときは暑い時で、寒いときはさむい時なりに恩恵を受ける業界ってあるんですね

新年のご挨拶をたくさん頂いたり、水道業者との修理打合せを終えたお昼時に、アンカーコーヒー・マザーポート店に今年初めて行ってきました。 今週のランチは台湾料理の「牛肉かけご飯」でした!

お仕事上のいろいろな情報交換しながらのランチタイム。 牛肉かけご飯(ニューローハン)にふわふわ卵スープ、そして特別にきゅうり抜きにしてもらったサッパリ春雨サラダ。 トロトロに煮込んだ牛肉が口の中でほろほろと、台湾屋台を思い出させるような香辛料もいいアクセントになっていて美味い

ご飯は白米と玄米から選べるから、私は玄米にしたけれど煮込んだ牛肉との相性も抜群。 お食事の後にはマザーポート店で自家焙煎したコーヒーを飲みながらのゆっくりお話しすることができました

毎週いろんなテーマで私たちのランチタイムを楽しませてくれるマザーポート店さん。 今年もちょくちょくおじゃましますのでスタッフの皆さんどうぞ宜しくお願いします。 台湾ランチとても美味しかったです

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09:15
2021年01月06日
どうする気仙沼港の岸壁事情

日中の気温が氷点下からちょっとだけ顔をだすくらいの寒い日が続く気仙沼です。 昨晩から降り続いた雪が朝方には10cmほどの積雪となって、朝の通勤時間帯は一面真っ白な気仙沼市内です

先日の気仙沼魚市場の初売り式典で、昨年の気仙沼魚市場の水揚げ実績が報告され、数量で7万トン、金額で172億円余の結果となり、東北地方・北海道を合わせ一番の成績だったそうですが、組合長の言う通りさまざまな不安要素を抱え、喜んではいられない気仙沼の水産事情。 今年はどうなりますか

生鮮かつおは今はオフシーズン。 1月下旬から2月にかけて高知・三重・宮崎などの各船籍港から出港するカツオ船は、南の海域から操業を開始し黒潮に乗って徐々に北上するナブラを追って、房州勝浦そして気仙沼へと水揚げ基地を移してのシーズンになる。 今季は大漁満足でありますように

そして今の時期、気仙沼港に多くが係留するサンマ船。 昨年は歴史的な不漁に見舞われ過去最低の数量となりましたが、過去最高の魚価によってなんとか前年を上回る水揚げとなった模様。 サンマ資源が減少しているのか海洋環境の変化なのか、魚種交代によるものなのか、今後とも注視ですね

現在、気仙沼港にはオフシーズンのサンマ船がずらりと並び、この状態が約半年ほど続いていきます。 昨年は24隻ほどが長期係留したサンマ船団ですが、今年はさらに数隻増えての係留になった模様ですが、漁港利用協議会の申し合わせ事項に呼応し整然と係船していただいてすごく助かりました

さまざまな漁業種、多くの漁船が利用する気仙沼港にあって、いまは半分以上のスペースが長期係留する船で占められているので、帰港した遠洋まぐろ漁船や旋網船、近海まぐろ船や調査船などの係船岸壁不足が深刻な状況となっていて、根本的には岸壁スペースが足りないっていう事は明らかですね

宮城県に要望した大深水岸壁の整備、波板地区の旧造船所跡地の岸壁または桟橋の整備、そして浚渫工事などに一日も早く着手してもらいたい。 今年のオフシーズンにはどう対処しようかといまから考えてはいますが、なかなか妙案が浮かんできません。 なにかいい考えあればアドバイスお願いします

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2021年01月05日
鶴亀食堂のお正月スペシャル定食

新年の業務が始まって早々に、今週末にも1都3県に緊急事態がだされるのではないかという状況になってきて、また昨年の4月5月の再来かと、菅総理の記者会見やニュースをチェックする仕事始め

遠洋まぐろ漁船の運航に重要な基地、インドネシアでは新型コロナの防衛策としてこの1月1日から14日までの2週間、外国人の入国を停止する措置がとられていて、日本漁船が利用するベノアとチワンダンの両港とも入港禁止となってしまいました。 港外での補給や食料仕込み等は可能みたいですが

ジャカルタにあるスペイン大使館も11日まで閉館となり、この措置が延長されたりすると影響は大きくなってくる。 今のところ日本へのトランジットでの船員渡航が継続されているのが救いかな





先の事は読めないけれど、こうした情報収集のなかで今後の勝栄丸の運航をイメージしての各船との事務連絡など。 そんな仕事始めの朝ご飯はみしおね横丁の鶴亀食堂に朝一番で行ってきました

通常のまかない定食ではなくって、新年だけの特別なメニュー「お正月スペシャル定食」が登場! 高級魚「吉次」の塩焼き、まぐろのお刺身、松茸のお吸い物、ご飯に小鉢お漬物の豪華な定食でした

脂ののった吉次の開きのアツアツ焼きたてにお醤油をちょっと。 身がふっくらとして吉次のうま味が口いっぱいに広がって、朝ご飯に食べるには豪華すぎるけど、このお値段で吉次焼きの定食が食べられるっていうのはある意味コスパ最高ですね。 たぶん数量限定なので、食べたい方はお早めにどうぞ

昨年も旬の美味しいお魚やバランスのよいお食事を提供してくれて、入港する船の乗組員の皆さんにもすっかり定着した鶴亀食堂さんなので、今年も一年間おいしいお料理が食べられるのを期待しています。 1月9日までは朝7時から10時までの営業だそうです。 お正月スペシャル定食ごちそうさまでした

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09:30
2021年01月04日
気仙沼魚市場の令和3年初売り式典

6日間の年末年始休暇もあっという間に終わって、1月4日(月)の今日が勝倉漁業株式会社の仕事始めです。 コロナ禍で迎えた年越し・お正月を皆さんはどのようにお過ごしになりましたでしょうか

今年はどこにも遠出せず、ずうっと気仙沼にこもってのほとんどがステイホームの連休でしたが、普段できないことなどを落ち着いてできる時間もあって、これはこれで満足の充電期間だったと思います

お正月は雪はそれほどではなかったけれど、気温が氷点下10℃にもなった日があって、きょうも-6℃まで冷え込みとなりましたが、気仙沼魚市場の初売り式典に出席のため暗いなか車を走らせました





会場の気仙沼魚市場C棟では魚市場職員が受付をするなか、理事の皆さんやご来賓の方々などが続々と集合。 初売りに合わせ入港した「かなえ丸」さんが昨年暮れにかけて漁獲したメカジキ約300本がセリ場にずらりと並んでいました。 寒いなか早朝からお仕事の関係者の皆さん本当にご苦労様です

皆さん一人一人に新年のご挨拶をしながら開始を待って6時30分に初売りの式典開始。 気仙沼漁協斎藤組合長のあいさつでは昨年の水揚げ実績のお話しもあって、数量で70,800トン、金額で172億円余の結果となったそうで、東日本と北海道合わせても一番の成績だったとの報告がありました

気仙沼市長のあいさつに続いての鏡割り、そして臼井参事の音頭による手締めで初売りの式典が終了。 マスコミ関係者もたくさん詰めかけていて、代表して斎藤組合長が囲み取材を受けていました

東北・北海道の漁港で一番の成績と言っても目標にはまだまだ及ばず、各魚種の資源や漁獲量の減少が顕著なこと、そしてコロナ禍での二年目と不安要素は多いですが、関係者が一丸となって目標達成に向け邁進していきたいと思います。 皆さま本年もどうぞ宜しくお願い致します。 頑張っていきましょう

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:59
2021年01月03日
みらい造船に上架中の11佐賀明神丸

年末年始の休暇もきょうが最終日となりました。 朝方の気温が氷点下10℃くらいにまで冷え込んで、気仙沼でここまで気温が下がるのは珍しい事。 天気は良いながらも厳しい寒さのお正月です

あす4日は気仙沼魚市場の初売りの式典が予定され、早朝の魚市場に気仙沼漁協の役職員やたくさんのご来賓を迎えて、これから始まる令和3年の航海安全と大漁、気仙沼魚市場の目標とする水揚げに向けて関係者一同のご協力を確認しあう大事な行事なので、しっかりと準備して臨みたいと思います

勝栄丸各船はそれぞれの漁場に分かれて、この年末年始のあいだもマグロ漁をおこなっていて、船頭さんをはじめ乗組員の皆さんの日々の奮闘に改めて感謝の思いです。 今年も事故や怪我無く順調に操業を重ねて、早期満船での大漁満足となりますようにと、初詣でもお祈りしてきました

年末年始休暇は今日で終わり、明日は勝倉漁業の仕事始めでもあります。 取引先の皆さま、関係者の方々、今年も一年間引き続きどうぞ宜しくお願いします。 そしていまオフシーズンで休暇中の生鮮かつお一本釣り漁船・問屋関係船の皆さん、今年のカツオシーズンも精一杯対応させて頂きます

生鮮かつお各船は現在母港に戻ってのドック中ですが、11佐賀明神丸が昨年末に気仙沼に回航して、みらい造船に上架してのドック工事を開始。 この年末年始を挟んでの船体や機器類の整備をおこなっているんです。 これまでの高知の造船所でのドックから気仙沼への変更、ありがとうございます

遠洋まぐろ漁船やサンマ船、水産庁の調査船など、鋼製大型船が多く上架するみらい造船ですが、FRP製の生鮮かつお漁船のドックも同じようにおこなえる。 昨年夏には安市丸さんも上架しましたよね。 各業者の技術力とこれまでの信用が気仙沼のドックにこうして多くの漁船を集めるんだと思います

1月中旬には船体整備や検査などが終了して、船頭さんや乗組員の皆さんが船を引取りに気仙沼入りすることになっています。 正月明け早々にドック作業開始となりますので、みらい造船そして関係業者の皆さんには、工期通りしっかりと仕上げて下さるよう、寒いなかでの作業ですが宜しくお願いします

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:49
2021年01月02日
令和3年元旦は五十鈴神社に初詣

令和3年の三が日は皆さんいかがお過ごしでしょうか。 今年の年末年始は日本海側各地で大雪が続き、テレビニュースでも報じられていましたが、ここ気仙沼でも珍しく雪景色のお正月となっています

日中の気温がまったくあがらず、氷点下4~5℃とものすごく寒いけれど、市内の道路はほとんど雪がとけているので交通への影響は全く心配なし。 元日は市内の神社へ初詣に行ってきました

海の神様と信仰されている五十鈴神社は内湾のいちばん奥まった高台にあって、気仙沼の水産関係者は皆さんお参りに行く神社です。 コロナ禍という事もあって、時間帯をずらしての初詣でした

新しく整備された魚浜公園の岸壁付近に車をとめて、真っ赤な欄干のあいだを浮見堂方面にゆっくりとカメラを片手に散策。 建立されたばかりの「お恵比寿さま」が雪をかぶって迎えてくれました

東日本大震災の大津波で流失した恵比寿像が、海底から発見されたのは今年初めの事。 先代恵比寿像は鯛を手にしてましたが、新しい3代目恵比寿像は気仙沼のお魚のカツオを手にしてるんです

お恵比寿さまに勝栄丸各船と関係船の航海安全と大漁をお願いして石段を登って社殿に向かい、お宮ひとつひとつに丁寧にお祈りをして一年の無事を願いました。 令和3年が良い年になりますように

五十鈴神社に参拝したあと、勝倉漁業の事務所前の一景島神社にも初詣。 ものすごく寒いなかでの初詣だったので、気持ちがビシッと引き締まった感じがしますね。 極寒、雪が舞う中での初詣でした

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at
12:57