宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年05月31日

123勝栄丸が南太平洋から帰港!


初夏のような爽やかな暑さの天候になってきた気仙沼です。 半袖でもいいくらいの気温だけれど、日陰に入ると暑さもなくってすごく心地いい感じ。 これから本格的な夏になっていくんでしょうね 晴れ

新型コロナウィルスもひと段落と落ち着きを見せているなか、感染防止への備えは油断なく、マスクに手洗いに消毒そして3密を避ける対策となっているけど、これだけ気温が高いとマスクがきつくなってきて !

各漁場から次々と気仙沼に帰港する勝栄丸。 先日には南太平洋でのマグロ漁を終えた第123勝栄丸が漁場から直接に気仙沼に帰港。 船頭さんや乗組員の皆さん、ほんとうにご苦労様でした クラッカー

国内水揚げ基地、静岡県清水港などの超低温冷蔵庫事情によって、独航船での入港でもこのところ水揚げ待ちが続いていて、その対策として気仙沼港での水揚げを決断し、本船にお願いしました 船

日本人船員さんにとっては地元気仙沼での水揚げとなり、ご家族や関係者の出迎えを受けて、皆さん変わりなく元気な様子での入港に、ホッと胸をなでおろしての出迎え。 航海計画変更にも快く応じて下さった123勝栄丸の乗組員に、ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。 ほんとお疲れさまでした 花丸

海外の補給基地が新型コロナの影響で入港規制が課せられていて、洋上補給のみとなって乗組員の皆さんには大変ご苦労をおかけしましたが、地元気仙沼での水揚げそして仕込み作業と、しっかりと準備をして終盤戦の航海へ望んでいただきたいと思います。 気仙沼の関係者の皆さん宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:12

2020年05月30日

みらい造船から127勝栄丸が下架に


遠洋まぐろ漁船の国内主要水揚げ基地、静岡県清水港での第1勝栄丸の大西洋での漁獲物の水揚げを予定通りに終えて、休む間もなく気仙沼に車を走らせました。 車での移動なので作業着のまま 音符

ゴールデンウィーク前の緊急事態宣言での外出自粛時には、東名高速や首都高などもほんと車の数が少なくって走りやすかったのですが、物流が大きく動き出したのでしょう、トラックの数が半端ない 汗

高速道路の途中では何地点かで渋滞も発生していて、経済が動き出したんだなあっていうのが実感できる。 でもこの人の動きによってまた感染拡大が起こっては元も子もないので気を付けないとね キラキラ

急いで気仙沼に帰ってきたのは、127勝栄丸のみらい造船からの下架に間に合わせるため。 船底塗装などの最終チェックを行わないといけないので、下架時間に間に合うように休みなく運転して 親指

みらい造船に到着すると、取引先業者の皆さんや乗組員たちがすでにスタンバイして、船体はシップリフトの上に移動になっていましたが、なんとか最終チェックに間に合ってほんとギリギリでした 船

3隻のボートで曳航されて、港町の出港岸壁に縦付けでの着岸。 船首と船尾で声をかけあって、スムーズに縦付けできましたのも皆さんの協力があってこそ。 若手船員たちも張り切ってました 花丸

みらい造船でのドックも終わり、あとは機器類の整備や本船からの要望工事などがおこなわれていきます。 乗組員の皆さんにも手を借りるところも出てくるとは思いますが、よろしくお願いしますね タイ

やはり気仙沼に船を持ってきてよかった。 今回は新造船から初のドックなので、今進めている工事を海外基地でおこなえたかどうかは微妙。 しっかりと体制を整えて次の航海に備えたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:48

2020年05月29日

清水港で第1勝栄丸のマグロ水揚げ


先日までの雨模様の寒さから一変、夏のような気温となってきました。 気仙沼でも近海かつお船によるびんちょうの水揚げが本格化して、すでに10億円以上の水揚げと、この調子で行ってほしいです 音符

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大によって、ラスパルマスやケープタウンなど海外基地としての機能が十分に機能しない状況にある中、各漁場から続々と日本に戻ってくる勝栄丸船団。 先日おこなわれた127勝栄丸の水揚げに続き、第1勝栄丸のマグロの水揚げを清水港でおこなってきました クラッカー

気仙沼から片道約8時間、今回もひとりで運転しての長距離移動。 何度目かの車での移動なので、だんだん慣れてきた感はありますが、やっぱ片道650㎞はちょっと遠い。 それでもまだ新型コロナがなくなったわけではないので、感染リスクを避けて今年いっぱいくらいはこのようなスタイルになるかも 汗


清水港に到着すると、天気予報どおりのいい天候に恵まれて、朝から気温がぐんぐんと上昇して、日中は30度越えの真夏日に。 大西洋で漁獲したクロマグロやメバチマグロなど、船内荷役の手際のよい作業でスムーズに水揚げが進んでいって、陸側の作業が追い付かないほど。 さすがです! 船

大西洋クロマグロの水揚げ立ち合いには水産庁の駐在官が数名、そしてクロマグロに装着テストしているICタグの作動確認に、タグ事業にかかわっている会社や団体の皆さんがお越しになっていました 親指

水揚げ待ちで数日間、気仙沼で待機しての清水回航。 そして水揚げ後にはまた気仙沼に戻る航程。 清水港の冷蔵庫事情など、いろいろと検討し計画してきましたが、予定通りに水揚げが終わってよかった。 清水港の関係者の皆さん、今回も本当にありがとうございました。 また次回も宜しくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:55

2020年05月28日

アンカー内湾店の「けせんぬまポキ丼」


新型コロナウィルスの感染拡大も日本では終息に向かっていて、首都圏の緊急事態宣言も解除となって、外出自粛や休業要請なども緩和の方向にある。 日本国民一人一人の頑張りの賜物でしょうね 親指

ここ気仙沼でも休業要請が解除になり、飲食店なども再開の動きはあるけれど、以前のような人出が戻るのはいつになるのか、経営者の皆さんもいろいろと悩み工夫しながらっていうのが分かります 音符

この日曜日には、気仙沼商工会議所の企画で開催した、市内各店のテイクアウト料理を一か所に集めてドライブスルー方式で販売するイベントが行われ、220食がなんと1時間で完売したっていうから凄い クラッカー

盛漁期を迎えようとしている気仙沼魚市場の真向かいにある「みしおね横丁」がその会場で、呼びかけに応じた市内の11店舗がそれぞれ20食づつを用意。 まだまだテイクアウトを利用することの多い気仙沼市民にとっても、一か所でいろんなお料理を購入できるっていうのは、これからもありだと思います 花丸

そして内湾地区の人気店、アンカーコーヒー内湾店も先週再開し、新たに登場したお料理をランチタイムに頂いてきました。 旬の気仙沼の海産物を使ったハワイアンスタイルの漬け丼、まじ美味いです 食事

気仙沼に水揚げされた新鮮な旬の魚介類を、食べやすいサイコロ状に切って盛り付けしスパイシーな味付けに。 スプーンで食べる洋風のちらし寿司って感じかな。 すごくヘルシーだと思います camera

人気の海のカレー・森のカレー、そして私お気に入りのカレードリアやハンバーグサンドに加えて、この「スパイシーけせんぬまポキ丼」は内湾店の看板メニューになるかも。 皆さんも一度ご賞味ください 船

久しぶりにアンカーコーヒー内湾店を訪れて、テラスから眺める内湾の景色は最高で、まさにリアルディズニーシー。 今年は中止になったけれど、みなと祭りの花火もここから見るのがいちばんかもね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:35

2020年05月27日

気仙沼港の係留船混雑緩和に向けて


このところ5月とは思えないような肌寒い天候となっていた気仙沼です。 毎日のように雨模様で、みらい造船に上架中の127勝栄丸の塗装工事などもうまく進んでいるか確認しなければなりません 雨

新型コロナウィルスの感染拡大によって、インドネシア船員の派遣などに支障が出ていたため、気仙沼で出港延期となっていた遠洋まぐろ船の予定もなかなかめどが立たなかったけれど、ここにきて少しずつ出港に向けての動きが出てきて、6月中旬にかけて多くの船が出漁となる見込みでよかったです クラッカー

それらのマグロ船に加えて、昨年12月から長期間係船しているサンマ漁船が23隻ほどあり、それと近海まぐろ船の切り上げ・係船の時期になってくる。 漁船の岸壁確保がほんとうに大変な状況 船

そうしたなかで、気仙沼の岸壁利用を管理する漁港利用協議会が先日開催されて、気仙沼港での係留方法の新しいルールを決めたとの事。 気仙沼港を利用する漁船同士の協力が重要になってます !

これまで仕込み岸壁として横付けが許されていた港町のカメイ前は、1隻分を縦付け用に変更することで、5~7隻ほどの漁船の係留スペースを確保。 その代わりの仕込み岸壁として商港の一部を開放してもらうことになった由。 コの字岸壁の横付け利用はこれまでの半分の日数の5日間となりました 花丸

これから予定されているサンマ船の出漁に向けての艤装作業は、お隣の大船渡長部港なども利用していく方向が示され、盛漁期を迎えるかつお船や巻網船の入港や仕込みにも対応しようとする考え 新聞

新型コロナによる特殊事情もあるなかで、気仙沼港を利用する数多くの船がルールを尊重し協力しながら漁業活動を行っていく。 漁港利用協議会の指導力がますます重要になってきた気仙沼港です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:10

2020年05月26日

船頭さんらと「内湾の麺食堂いちりん」へ


日本国内での新型コロナの感染拡大が大きく抑制されて、きょう首都圏の緊急事態宣言が解除となりました。 約一か月半、長かったですね。 それでも感染防止対策はしっかりととり続けて、第2波・第3波の感染拡大がおきぬように、ひとりひとりが注意を払って生活していかなければならないと思います 花丸

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大によって、遠洋まぐろ船が利用する海外主要港の基地機能が失われた状況にある中で、勝倉漁業としては今後の運航や乗組員の安全を考えて、順次日本に帰港させることで動き始め第1弾・第2弾と次々に帰航となったから、会社スタッフも大忙しでの対応です 汗

これまでは海外基地などでおこなってきた船体や機器類の整備なども、今年はすべて気仙沼でおこなうことになるので、気仙沼の取引先業者との打ち合わせやさまざまな発注業務を日々こなしています タイ

先日には大西洋から帰途航となった第1勝栄丸が清水港にて税関手続きを終え、水揚げ待ちのためにいったん気仙沼に回航。 船頭さんや乗組員の皆さんとも久しぶりの再会でした。 インドネシア船員も変わりなく元気そうで、昨年からの長期航海そして日本までの帰途航、本当にご苦労様でした 音符

そうした慌ただしい業務の合い間に、船頭さんや船長さんと一緒にお昼ご飯を食べながらの打合せ。 気仙沼港の内湾で人気のお店となった「内湾の麺食堂 いちりん」さんにみんなで行ってきました 食事

新型コロナウィルスによる消費の落込み、飲食店の救済策として、気仙沼市ではタクシーを使ったデリバリーへの補助が予算化され、1000円以上のお料理を注文すればタクシーでの宅配料(4㎞まで)はすべて市の負担でまかなうシステム。 「ホヤデリ」っていう名前のサービスなんだって! 素晴らしい クラッカー

いちりんさんでは「ゆず塩ラーメン」を頂いて、船頭さんたちにも大好評でした。 私のお気に入りはやっぱ美味いです。 このホヤデリを利用しての注文がけっこう入ったらしく、早々に暖簾をおろしてデリバリーへの対応に忙しい様子。 こんどはホヤデリを使って注文してみようかなともちらっと思いました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:38

2020年05月25日

第11佐賀明神丸が気仙沼に今季初水揚げ!


先週の雨模様の肌寒さから一変、今週は5月らしい過ごしやすい気温になりそうな気仙沼です。 この陽気に合わせるかのように、近海かつお船の水揚げ基地も気仙沼が中心になってくるといいな 音符

昨日の千葉県勝浦港には、一本釣り漁船が19隻の入港とまとまり、びんちょうが652トンと今年最高水準の水揚げ量となって、昨年はあまり釣れなかったびんちょうが今年は大漁でなによりです クラッカー

ツナ缶の原料として供給される生鮮びんちょうなので、数量が多く水揚げされても比較的その価格は安定している。 気仙沼港でも高値推移で取引されていて、漁獲するかつお船にとってはチャンスです icon14

そのびんちょうを満載して、高知県の第11佐賀明神丸さんが気仙沼に今季初入港での水揚げでした。 昨年まで28勝栄丸を率いていた船頭さんのもと、乗組員の皆さんもみな元気そうでよかった 船

昨日は勝浦港に83佐賀明神丸と88佐賀明神丸、23佐賀明神丸、28勝栄丸と28幸丸、勝倉漁業関係船がまとまって入港・水揚げし、気仙沼に入港するのも近いのではと期待して待ちたいと思います 親指

久しぶりにお会いする船頭さんや乗組員も、今季から11佐賀明神丸に乗り移って気力も充実し頑張っている様子。 これから約半年間、今シーズンもどうぞ宜しくお願い致します。 頑張っていきましょう icon12

びんちょうは販売価格が安定しているので、漁獲数量の多さが水揚高の多寡に直結する。 好漁となっているびんちょうが少しでも長い期間釣れ続けて、近海かつお船の水揚高が大幅にのびてくれることを心から祈ります。 一番は安全な航海で事故や怪我のないことです。 各船の活躍に期待しましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:47

2020年05月24日

大西洋から第1勝栄丸が帰港


5月になって一気に忙しくなってきた勝倉漁業。 漁船運航部門だけではなく魚問屋部門も近海かつお船のびんちょうの好漁での推移を受けて、そろそろそのお仕事も本格化してきそう、期待しましょう タイ

インド洋や大西洋などでまぐろ漁をおこなう遠洋まぐろ延縄漁船は、すでに何度もお伝えしているように、海外主要基地港が感染防止対策としてのさまざまな制限措置をおこなっている関係で、船の修繕や船員の渡航などに大きな影響が出ていて、いまのところ改善の見込みがない状況が続いています 汗

そこで、勝倉漁業の所有漁船には、各海域でのまぐろ漁を終えた船から順次日本に向けての帰航を指示。 先日到着した第127勝栄丸に続いて、今週には第1勝栄丸が帰港しての出迎えでした クラッカー

国内の冷凍マグロの水揚げ基地・清水港では、超低温冷蔵庫の庫腹事情がタイトな状況となっている関係で、日本に帰港する遠洋マグロ漁船の水揚げ予定にも遅れが生じ、取引先業者から示された水揚げ日程に対応することで運航スケジュールを調整。 乗組員の皆さんにはお手数をお掛けしました 船

本船は外国貿易船のために不開港の気仙沼港では税関手続きができないことから、いったん清水に入港して検疫・税関などの手続きをおこなったのち気仙沼に回航。 関係者が見守る中で、ほぼ予定通りに到着した本船を会社スタッフとともに出迎えました。 乗組員の皆さん本当にご苦労様でした 花丸

大西洋の漁場からの帰航、約50日もの日数をかけての帰途航でしたので、乗組員の皆さんもさぞお疲れになったことでしょう。 海外基地がたいへんになっている状況の中、比較的安全な日本に無事に帰港できてほっとしました。 乗組員の皆さんもホッと胸をなでおろしたはず、ゆっくりと休んでください face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:21

2020年05月23日

船頭さんと「大寿司」でのお食事会


5月になって一気に大忙しとなってきた勝倉漁業。 各海域から日本に戻ってくる勝栄丸各船を清水や気仙沼での出迎えなど、陸上スタッフが手分けしての対応となって、それに問屋業務も本格化しそう 音符

先日には清水港での冷凍まぐろ類の水揚げを終えた第127勝栄丸が気仙沼に帰港して、大西洋における新船初航海を無事に締めくくったばかり。 乗組員へ支給する賃金清算も予定通りおわりました ドル袋

低気圧の到来によって大しけになりそうとのアドバイスによって、急遽みらい造船への上架ということになって、夕方の時間帯ではありましたが、関係者に集まってもらっての上架作業も無事に終了 花丸

翌日は予報通りの大荒れの天気になったから、アドバイスに従って予定を前倒しにしてのドック入りは正解でしたね。 大西洋から帰港したばかりの乗組員の皆さんにも頑張ってもらいました 船

そして船頭さんが故郷へと帰る前のタイミングで、こうした状況下にありますがお寿司でも食べに行きましょうっていうことになって、取引先の社長さんのご案内で「大寿司」に席をとって頂いてのお食事会 食事

3密にならないよう最低限の人数での貸し切り対応。 久しぶりに日本でのお寿司を頂く船頭さんにとっても大寿司はお気に召していただけたのではないかと思います。 私も考えてみれば久々のお寿司屋さんでのお食事。 お寿司も地酒も最高に美味かった。 帰りにはお土産のにぎりまで頂きました 親指

新型コロナウィルスの感染拡大が抑制されて、宮城県での休業要請なども解除になりましたが、飲食店などの集客はまだまだ普段を大幅に下回る水準。 私たちがこうして頂くことでどれだけ助けになるのかわからないけれど、徐々に普段の日常に戻れるように、助け合いの気持ちをもって生活したいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:06

2020年05月22日

巻網船の本鮪がずらり58トン


低気圧の到来の影響で気温がぐんぐんと下がって、まるで冬に逆戻りしたかのような肌寒い天候の気仙沼。 雨風も強くって、沖で言えば大しけの状態の中で、127勝栄丸の入港作業が行われました 花丸

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大によって、日本では早くも新規感染者の確認数が大きく抑えられてきてはいるけれど、一方で世界の状況を見るとまだまだ安心とは全く言えないのではないかと 汗

欧米では経済的ダメージを軽減するために、まだまだ新規感染者が高水準で確認されている状況にありながらも、一部で経済的な活動を再開する動きも見せてきているので、第2波・第3波がすごく心配 タイ

海外基地での漁業活動がメインの遠洋マグロ漁船にとって、今回の新型コロナの感染拡大は漁業活動自体に大きな影響を及ぼし、基地機能を失っている海外基地を避けて、日本へと続々と遠洋マグロ漁船が帰港する選択をする会社が多くなっていて、清水港や焼津港では水揚げが続いています 船

一方の気仙沼港では、今年は特に近海かつお船によるびんちょうの豊漁によって、5月から記録的な水揚げ高を揚げる船が出てきていて、これからの漁模様の推移に大いに期待するところ。 そして今週には、巻網船による本鮪のまとまった数量の水揚げもあって、気仙沼港は賑わいを見せていました icon12

巻網船の大師丸船団によって漁獲された本鮪が魚市場にずらりと並び、その数量はなんと58トンも。 私が見た感じ平均目廻りは90~100㎏くらいでしょうか、約600本ほどの本鮪が水揚げされて !

この時期ならではのもので、ある意味では圧巻の光景。 本鮪とは言っても、旬の冬場とは違い脂のりはあまりなく、気仙沼での平均単価は1297円ということでしたが、一日で7600万円ほどの売上げになるのだから、巻網船はこの時期に本鮪を狙うんですよね。 水揚げを見ながら複雑な心境でした camera

この先は、豊洲市場などの消費地市場に出荷され仲買人をへて一般の消費者にお届けされる本鮪。 豊洲市場ではどのような評価なのか興味深いところなので、折を見て情報収集したいと思います face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:45

2020年05月21日

第127勝栄丸が「みらい造船」に上架


新型コロナウィルスの世界的な感染拡大を受け、当初の航海計画を大幅に変更して、新船初航海を日本で終えることになった勝倉漁業の第127勝栄丸。 大西洋の漁場から先日戻ってきました icon12

大西洋での漁業基地、スペイン・カナリア諸島のラスパルマス港や南アフリカ・ケープタウンなどの主要港は、海外渡航が制限されて、エンジニア等の派遣ができず、漁船の整備などができない状態です 汗

これまで当たり前に利用してきたこれらの港が使えない事態に、遠洋マグロ漁船を運航する各社ともに頭を悩ませながら対応策を練っている状況にあり、勝倉漁業もいろんな可能性を検討してきました タイ

漁船を運航するためには乗組員の配乗が絶対条件であって、その乗組員が安全に運航できるように船を整備していくのも会社としての重要事項。 いまそれが可能なのが世界で唯一日本なのです 船

そこで勝倉漁業としては、各海域で操業していた勝栄丸各船を、予定していた操業を終わるタイミングで順次日本に向けての帰港を指示。 新型コロナ問題が発生してからの第1番船として127勝栄丸が帰港して、昨年から本格稼働し始めた「みらい造船」への上架となり、入渠作業に立ち会ってきました クラッカー

勝倉漁業として「みらい造船」に上架するのはこの127勝栄丸が最初の船。 シップリフト方式での上架は初めての光景なので、関係者とともに興味深く見守りました。 素晴らしい設備のドックですね 花丸

新船初航海を終えたということで、建造した新潟造船さんからも担当者が来気しての打合せ等も予定されています。 低気圧の影響で天候が悪い中での作業になりますが、皆さんどうぞ宜しくお願いします。 まだ勝手がわからず戸惑うことの多いみらい造船でのドック。 乗組員の皆さんもご苦労様でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:07

2020年05月20日

第68清福丸がインド洋へと出航!


低気圧の影響で5月とは思えない肌寒い日となった週明けの気仙沼港。 先日まで滞在した清水では真夏のような暑さだったから、冬に逆戻りしたかのような気温にジャンパーを羽織って出かけました 雪

いま気仙沼港には新型コロナウィルス感染拡大による渡航制限などによって、船員の配乗ができずに出港を見合わせている遠洋まぐろ船が10隻ほど係船中で、なかには出港予定がたっていない船も 汗

そんな中で着々と出港に向け準備をおこなってきた岩手県宮古船籍の第68清福丸が出港するということで、コの字岸壁まで出船おくりに行ってきました。 ご家族や関係者がたくさん集まっていて クラッカー

インド洋でのまぐろ漁を終え昨年12月に気仙沼に帰港した本船は、新型コロナウィルスの感染拡大によるインドネシア国内等の規制措置の状況を見守りつつ、出港に向けた準備をおこなってきて、新たな航海に向けての漁具・資材や冷凍餌料や食料品、燃料油などの積込みも完了して、ようやく出港体制に 親指

本来であればもうすでに南インド洋でのまぐろ漁を開始している頃ですが、こうした状況下でも無事に出港までこぎつけることができたことは後続船にとっても明るい光となります。 68清福丸さんの出港で、気仙沼港に係船している遠洋まぐろ船も出港に向けた動きが加速していきそう。 よかったですね 花丸

いま新潟造船では清福丸の新船建造が行われていて、この68清福丸にとっては今航海が最終航海になると聞いています。 来年は新船に乗り換えてのスタートとなりますので、この68清福丸での最終航海が安全で大漁に恵まれて、トラブルなくおこなわれますこと、心からお祈りしたいと思います タイ

気仙沼に帰港して約6か月間の係船期間を経て、新たな航海へとようやく出港することのできた第68清福丸さんを関係者とともに岸壁で見送りました。 濱田漁業部のみなさん、おめでとうございます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:17

2020年05月19日

気仙沼魚市場にびんちょうが670トン!


先日までは閑散としていた気仙沼魚市場の岸壁が、近海かつお船によるびんちょうの大漁によって一気に盛漁期へと突入しました。 5月からこれほどの数量が水揚げされるのはあまり記憶がないです 花丸

5月6月から本格化する気仙沼港でのかつお水揚げ。 例年、1月下旬から2月にかけて高知や宮崎、三重などの母港から出港する近海かつお船は、南の海域でのカツオ漁から操業開始する 船

そして黒潮に乗って徐々に北上する群れを追い、千葉県勝浦港を水揚げ基地として前半戦の操業をおこなっています。 そして後半戦が気仙沼港に水揚げ基地をシフトするのが例年のパターン ブック

毎年この5月6月は、缶詰原料として供給されるびんちょう漁で盛り上がる時期だけれど、今年は例年以上に漁獲数量がまとまってきて、各船ともに記録的な水揚げ高の航海を繰り返す状況となっています クラッカー

週明けきのう月曜日の気仙沼港には11隻のカツオ船の入港がまとまり、各船の漁獲したびんちょうの合計がなんと670トンにもなって、気仙沼魚市場の岸壁では早朝から市場職員や魚問屋関係者などがあわただしく作業している光景がありました。 私もちょっと早めの出社で、市場の状況を視察して 親指

水揚げされたびんちょうは気仙沼市内の冷蔵庫で凍結され、コンテナに積み込まれて海外に輸出される。 もちろん国内の業者向けに供給されるものもあって、いつまでこの漁が続くかわからないから、原料確保に各業者も必死に対応しているのがわかる。 びんちょうの漁獲が当面続くといいですね 音符

取引価格も安定した水準で推移していて、沖で漁をおこなう各かつお船にとっても水揚げ高の計算ができ、今がチャンスと水揚げを終えた各船はすぐに「揚げ出し」での出港対応。 ご苦労様です タイ

勝倉漁業の関係船も、安全航海でびんちょうの大漁に恵まれますように。 気仙沼港への入港をお待ちしています。 きょう19日(火)は気仙沼魚市場は休市なので、休み明けの入港船に期待しましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:28

2020年05月18日

新船初航海から気仙沼に帰港!


緊急事態宣言による不要不急の外出自粛などの効果がでてきたのでしょう、新型コロナウィルスの感染拡大が急激に抑え込まれてきた日本国内。 14日には39県の緊急事態宣言が解除となりました !

国内に出されていた休業要請解除への対応はそれぞれの県によって対応が分かれているみたいですが、それでも感染リスクを避ける対策はしばらくの間は継続していかなければならないのでしょうね face06

この緊急事態宣言の解除によって、まったく警戒なしに出歩くひとはいないと思いますが、外出自粛の疲れ、ストレスっていうものは日本国民全体にあるのは確か。 気を付けながら行動しましょう 親指

公共交通機関を利用せずに、ほぼノンストップで清水港から気仙沼へと戻ってすぐに、127勝栄丸が気仙沼港に帰ってきました。 乗組員のご家族や気仙沼の関係者が勢ぞろいでの本船のお出迎えです 花丸

本船が着岸する予定の岸壁には、先日新潟造船で竣工・引き渡しを受けたばかりの新船・第7光洋丸さんが係船していて、ちょうどその艫側のスペースを確保しててくれました。 ベストポジションですね 音符

ゆっくりと慎重な操船でスムーズに着岸した第127勝栄丸。 昨年7月の気仙沼出港からの大西洋でのまぐろ漁を終えて、新船初航海でのすべての予定が終わりました。 乗組員の皆さんお疲れ様でした 船

本船はこれから「みらい造船」への上架、船体や機器類の整備、新船初航海を終えたということでの補償工事が予定されています。 乗組員の皆さんには、航海の疲れをゆっくりと癒していただきたいです タイ

新型コロナの影響で大西洋から帰港した遠洋マグロ漁船っていうことで、地元新聞社が取材に来て、船頭さんなどからお話を伺っていました。 また気仙沼の水産・漁業のことが一面を飾るのでしょうか face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:13

2020年05月17日

清水港の冷蔵庫で冷凍餌料検品


当初の計画では北大西洋でのまぐろ漁を終えての航海終了は、スペイン・カナリア諸島ラスパルマス港に係船しての休暇に入る予定だった勝倉漁業の第127勝栄丸ですが、大きく計画変更となりました 汗

中部大西洋でのメバチマグロ漁を前倒しに切り上げて、パナマ運河を経由して太平洋航路を日本向けに帰航、今週清水に到着して漁獲物の全量を水揚げ。 日本でのドック・整備をおこなう予定です 船

この新型コロナ問題で世界中の主要な漁業基地には、エンジニアの方々などが渡航することができず、さまざまな港湾作業などにも支障が出てきているから、漁業の世界でも今いちばん安全なのが日本 花丸

そうした事情によって次々と日本に帰港する遠洋まぐろ漁船。 それらに供給する予定の冷凍餌料の搬入や在庫などを確認しながら、新たな航海に向けた手配計画を立てなければならないタイミング 親指

清水港へ出張し空いた時間を利用して、取引先の冷蔵庫に出向いての餌料検品でした。 今シーズンに現地船などがアルゼンチン水域で漁獲し餌料向けの製品として到着した松イカなどです icon12

各ロットごとに、袋から中身を出してサイズや凍結状態、鮮度などをチェック。 いつも安定した品質の冷凍餌料を供給してくれている取引先なので、信頼して任せられますね。 いつもお世話様です タイ

今の状況下では、勝栄丸各船への冷凍餌料の積込みは気仙沼港で順次おこなうことになるので対応方宜しくお願い致します。 127勝栄丸の漁獲物の水揚げや餌料の検品、各所との打合わせなどを終えていったん気仙沼へ。 片道8時間ほど650㎞のロングドライブになりますが、無事終えてホッとしました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:11

2020年05月16日

127勝栄丸の清水での水揚げ終了


昨年7月に新船初航海へと気仙沼を出港した第127勝栄丸は、当初は漁業基地のカナリア諸島ラスパルマス港に係船して航海を終了する予定でしたが、新型コロナ問題で計画を大幅に変更となって 汗

日本の遠洋マグロ漁船が主要基地にしている海外諸港、ラスパルマスやカーボベルデ共和国のミンデロ港、南アフリカのケープタウン、そしてペルーのカヤオやインドネシアのバリ島ベノア港など icon12

そのいずれの国や港においても、入国や移動の制限、港内における作業の規制など、漁船が活動するために必要なこれまでに当たり前にできていたことが一切できなくなって大変な状況にあります face06

その中で127勝栄丸は、いったん日本に帰港しての漁獲物の水揚げ、そして船体や機器類の整備、乗組員の休養などを選択。 このたび水揚げ基地の静岡県清水港に入港しての水揚げとなりました クラッカー

テレビでは日本一気温が高くなったということで、30℃以上の真夏のような天候の下、中部大西洋で漁獲したメバチマグロなどの陸揚げ作業がおこなわれて、清水に出向いての水揚げ作業でした 晴れ

静岡県も新型コロナウィルスの新規感染者がこのところ確認されていないことから、緊急事態宣言の解除にもなりましたが、一気に気が緩んでは第2波のリスクもあるので、引続き気を付けていきましょう タイ

乗組員の皆さんは感染リスクを避けて船内から一歩も出ずに水揚げ作業を見守っていました。 漁艙内に積み付けされた超低温冷凍の漁獲物、そのすべてを清水港の取引先業者へと引き渡して本船の水揚げ作業が終わりました。 水揚げを終えてた本船はすぐに気仙沼に向けて回航、お疲れさまでした 船

新型コロナウィルス問題、緊急事態宣言による休業要請などによって、マグロをはじめ水産物全般の流通量が減少していますが、ここが踏ん張り時とさまざまな決断とともに頑張っていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:21

2020年05月15日

88佐賀明神丸が気仙沼に今季初水揚げ!


新型コロナウィルスの感染拡大が抑制傾向にあって、日本全国にだされていた緊急事態宣言が緩和され、東京都などの感染者の多い地域を除き制限措置の解除がなされた今週の動きです icon12

それでも、ここで油断したのでは第2波第3波の感染拡大も危惧されるところなので、これまでの危機意識を保ちつつも、経済活動の再開へと徐々に舵を切っていく今後の日本全国の動きとなりそう 新聞

海の上で活動する漁師の世界では、ある意味、無菌状態でのお仕事なので、入港時の感染予防策を万全にしていればこれほど安全な場所はない。 これから本格化する近海かつお船での漁業活動も、いまの状況に対応しつつも一気に盛漁期の稼ぎ時となってきて、気仙沼港も大忙しとなりました クラッカー



今週半ばから、気仙沼港は近海かつお船の入港ラッシュとなってきて、今が旬のびんちょうの水揚げで、閑散期から一夜で盛漁期の様相になって。 各船ともにほぼ満船での気仙沼港初水揚げでした 花丸

勝倉漁業がお取引する高知県の明神水産の新船、昨年初めに竣工した第88佐賀明神丸さんが今季初入港での水揚げ。 それも近海かつお船ではめったにないほどの水揚げ高の大漁航海です 船

私は社船の127勝栄丸の入港対応のため清水港に出張していて、88佐賀明神丸さんの初入港には立ち会えませんでしたが、船頭さんにお電話でお祝いと御礼をお伝えして、勝倉漁業のカツオシーズンがスタートしました。 関係船の皆さまには、このチャンスを逃さず、大漁されますことを期待しています 音符

本当であれば、佐賀明神丸各船など関係船の初入港にはご挨拶に伺いたかったところです。 これから約半年間、問屋部門関係船の皆さんには、ほんとうにお世話になりますので、これまで同様のお付き合いのほど宜しくお願い致します。 びんちょうの大漁、そして記録的な水揚げおめでとうございます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:09

2020年05月14日

清水港で玉川の冷たい蕎麦


新型コロナウィルスの感染防止対策として、このところ遠洋まぐろ漁業界では出張が自粛されていて、全国の漁業関係者などとの会合はもっぱらテレビ会議システムを使ったものになってきています pc1

やはり顔を突き合わせて意見交換をするのと比べると、議論の進み具合も普段のようではなく話ずらさもありますが、まあここしばらくはしょうがないとあきらめて対応してきてはいますが、社船の入港に伴う水揚げなどへはこれまで通りに立ち会う必要があって、テレビ会議でという訳にもいかず タイ

大西洋漁場での新船初航海を終えた第127勝栄丸が清水に帰港するということで、前回と同じように気仙沼から車で静岡に移動です。 片道約8時間ほどの距離を今回は一人での運転でした 親指

予定通りの時間に清水港に到着した本船を取引先関係者の皆さんとともに岸壁で出迎えて、船長の慎重な操船でスムーズに着岸。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さん、ほんとうにご苦労様でした 船

今月は気仙沼や清水などへの入港や水揚げが連続する予定なので、その打ち合わせなどを兼ねてランチミーティングということで、最近お気に入りのお蕎麦屋さん「玉川」に立ち寄ってきました 食事

宮城県と同じようにこ静岡県も新規感染者がでていないものの、店内ではお客さんの入れ替えごとに消毒作業が行われ、ここまで徹底してやるんだなあと感心。 夏のような暑さということもあって、冷たい納豆そばを注文し、付け合わせでバッテラも1個だけ頂きました。 やっぱ玉川の蕎麦は美味いです icon12

冷蔵庫での餌の検品や乗組員の食料の手配、入港中のお弁当の発注や今後の予定の調整など、清水滞在中もおこなうことがたくさんあるけれど、不必要な外出は極力控えて、臆病に過ごしています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:13

2020年05月13日

第127勝栄丸が清水に帰港!


新型コロナウィルスの感染拡大も日本では欧米などのように爆発的な拡大には至っておらず、国内での日々の新規感染者確認数はここにきて減少傾向にあって、いい方向に向かっていると思います icon12

14日には緊急事態宣言の解除も視野に検討が行われているっていう情報があるけれど、これを機に感染防止対策が緩んで、また感染者数が増加したのではこれまでの苦労がふいになってしまうので、引き続き気を緩めることなく感染防止に努めつつ経済的にも成り立っていく、そんな方向性を期待します タイ

いま現在も大西洋やインド洋そして太平洋などの各海域にて日本の遠洋マグロ漁船がたくさん操業中で、海外基地などへの入港・渡航制限などの影響はあるものの、情報収集を怠らず対応しています pc1

その中で、北大西洋を中心にマグロ漁をおこなっている各船は、これからの時期は基地のラスパルマスにてドック休暇に入るタイミング。 ですが今年は新型コロナの影響で海外基地での係船が難しくなっていて、各漁業会社・各船ともに今後の運航計画をどうするか、皆さん悩まれていることでしょう 汗

昨年に新潟造船にて竣工・引き渡しを受けて大西洋へと処女航海に出漁した第127勝栄丸は、当初のラスパルマスへの係船計画を変更して、日本に帰っての航海終了となって、中部大西洋漁場から約45日ほどの航行を経て、無事に静岡県清水港に帰港となりました。 乗組員の皆さんお疲れ様でした 花丸

パナマ運河を通過したあと、本船に新規採用されたウェザールーティングシステムによって、大圏航路に近い北回りのルートを通って帰航となった本船。 入港後さっそく会社から持参した消毒用エタノールやめいめいに小分けしたマスクなどを乗組員に支給。 乗組員は全員すでにマスク姿での入港でした 親指

大西洋漁場で漁獲したメバチマグロなどの水揚げを予定しているけれど、清水港の超低温冷蔵庫の事情で1日ほど待ち時間が発生することになりましたが、通常とは違って乗組員の皆さんも船からの外出は自粛して、皆さん船室でゆっくりと過ごされています。 清水港での滞在をのんびりと過ごしてください face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:59

2020年05月12日

気仙沼のサメが河北新報一面トップに


新型コロナウィルスの感染拡大によって、気仙沼でもさまざまな業種に大きな影響が出てきていて、先日には気仙沼港における遠洋まぐろ延縄漁船に関する記事が河北新報一面トップで扱われたばかり 新聞
4月22日の勝栄丸ブログ記事 → http://shoeimaru.da-te.jp/e1010380.html

そして今度は気仙沼の水産業の記事がまた河北新報の一面トップに掲載されました。 喜ばしい明るい話題で新聞の一面トップを飾るのであればいいのですが、なんとも複雑な心境で記事を読みました タイ

主に気仙沼船籍の近海マグロ漁船によって、三陸沖などの漁場にて漁獲されるヨシキリザメをはじめとするサメ類は、全国の産地市場のなかでも気仙沼がダントツの水揚げ数量取り扱いのトップ icon12

サメの身は練り製品の材料として使用され、ヒレは高級中華料理で食される。 その他に軟骨に含まれるコラーゲンはサプリメントや化粧品としての利用が進み、サメの皮は財布や名刺入れなどに 親指

捨てるところのないサメ類ですが、いちばん単価の高いフカヒレが外食産業の営業自粛によってその需要が激減し、工場での生産をストップしたところも出てきたそうで、ほんとうに大変な状況です 船

そしてサメの身を使った製品は、休校やテレワークが増えたことにより学校給食や社員食堂への供給が止まり、気仙沼市内のサメ類を取り扱う業者の悲鳴が聞こえてきそう、サメにまで影響がでるんですね !

気仙沼の主要漁業のひとつ近海マグロ漁船が漁獲する数量の中で、このサメ類の水揚げ数量は相当な割合を占め、メカジキと並んで収支を左右する漁業種、今後の消費・流通がどうなっていくのかすごく心配なところ。 新型コロナ問題が早く終息して、気仙沼の水産品の需要が戻ってくることを祈ります face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:41

2020年05月11日

勝栄丸船員寮の準備完了!


新型コロナウィルスの感染拡大によって、日本中での人の動きが大きく制限された今年のゴールデンウィーク。 勝栄丸ブログをご覧の皆さまもステイホームを心がけじっとしていたが多いと思います いかり

そして連休が明けたタイミングで、宮城県内に出されていた休業要請と外出自粛の解除が発表されて、気仙沼市内の店舗でも徐々に通常営業に戻すところもでてきました、少し明るい兆候です キラキラ

昨年5月に新潟造船で引き渡しとなった新船の第127勝栄丸が7月からの処女航海を終えて、明日5月12日に清水港に帰港するのを皮切りに、各漁場での予定を終えた各船が順次もどってくる予定 船

勝栄丸各船には次世代の幹部船員を目指す若手船員が乗船していて、新規にまぐろ船の漁師を目指す若者の乗船も予定されているから、彼らの気仙沼での滞在先を準備するのも重要になっています 親指

気仙沼市内の勝倉漁業が所有する賃貸共同住宅がこのほど一般の方むけの利用が始まり、その物件の一部の部屋を社宅や船員寮としても利用する計画。 勝栄丸乗組員の福利厚生にも寄与するのではないかと、利用する乗組員の要望や意見などをお聞きしながら、利用促進していきたいと思います 船

会社で保管していた家具・家電類などを運び入れる引っ越し作業、乗組員が滞在するために必要な備品類などを取りそろえて、ほぼ船員寮としての準備は整ったとのことで最終チェックしてきました OK

会社スタッフがみんなで頑張ってくれたおかげで、ほんとすぐにでも住めるような環境になっていて、この船員寮を多くの若手船員が利用してくれることを期待しています。 気に入ってくれるといいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:51

2020年05月10日

北かつまぐろ屋田中前店が営業再開へ


新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言が発出されて一ヶ月が経過しました。 この間に全国での休業要請や不要不急の外出自粛で、日本全国が厳戒態勢となったこの1~2か月間 汗

連休中でのPCR検査数がどの程度だったのかはわかりませんが、ここにきて全国の新規感染者確認数が明らかに少なくなってきている事は明るい材料ですが、まだまだ気を抜く段階ではありません icon12

ここ一週間以上も新規感染者が確認されていない宮城県では、県内のあらゆる業種にだされていた休業要請が5月7日から解除となって、ゴールデンウィークから通常営業に戻すところもでてきました 花丸

それでも新型コロナ以前のような状態じゃなく、各店舗ごとに最大限の感染防止策をとっての営業開始なので、私たちも日々の行動に気を付けながら、いまの状況に慣れていくしかないのではと思います 親指

気仙沼市内の商業施設・海の市は引き続き休業継続するとのことで、北かつまぐろ屋海の市店もお店をあけることができません。 ですが、田中前店は5月16日から営業再開とのうれしい情報です クラッカー

昼の部は11:00~14:00で、店内でのお食事が可能となりテイクアウトにも対応。 そして夜の部は17:00~19:00の時短営業で、基本的にテイクアウトのみでの営業。 夜の部に店内飲食したいっていう方は、前日までの完全予約制での対応となりますので、皆さんどうぞ宜しくお願い致します 食事

店内の換気・消毒を徹底しておこなうとともに、席数を減らして隣との間隔を広げるなど、お客さまならびにスタッフの安全を考慮したかたちでの営業に努めていくそうなので、ぜひご利用してみて下さい face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:05

2020年05月09日

近海かつお船の「びんちょう祭り」


ゴールデンウィークも終わって、例年ならば生鮮かつおやびんちょうの水揚げが期待される気仙沼ですが、今年のシーズンインはまだ先なのかもしれません。 近海かつお船などの漁模様に期待です 花丸

今年のカツオ漁の序盤戦は、各船ともに漁模様に恵まれず苦戦を強いられましたが、ここにきて主要魚種の「びんちょう」の漁獲数量がまとまりだして、本格的な「びんちょう祭り」の様相となっています クラッカー

ほとんどがツナ缶用の原料として利用される生鮮びんちょう。 新型コロナウィルスの影響などで、缶詰類の消費も堅調なのでしょうか、千葉県勝浦港が主体の水揚げも活況を呈してきている様子 音符

一隻当たり多い船で60トンものびんちょうを漁獲して、ほぼ満船状態で入港する船もあって、堅調な相場と相まって水揚げ金額も大きく伸ばしてきているから、序盤の不振からのV字回復を期待したいもの icon14

近海かつお一本釣り漁船の一年間の漁獲内容のなかで、周年を通じてのかつおの漁獲はもちろんだけれど、水揚げ金額の大きなウェイトを占めるびんちょうの漁模様は、収支を左右する大きな要因となっています。 昨年は例年通りとはいかなかったびんちょう漁が今年は期待できそうなので楽しみですね 船

気仙沼に水揚げするにはまだ漁場が遠く、いま勝浦港を中心としての水揚げから気仙沼港に水揚げ基地をシフトするのはまだ先の事なのかもしれないけれど、いつ入港があるかわからないので、期待しつつ待ちたいと思います。 いまのびんちょうの漁模様が少しでも長く続いてくれることを願っています タイ

4月末締めで集計されたカツオ船の水揚高表が届いて、勝倉漁業の関係各船の状況を確認しました。 このびんちょうの好漁によって、5月末の水揚高の集計では大きく成績をのばしてくれることでしょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:35

2020年05月08日

餌料サンプルの検品作業


今年は新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言が出された影響で、さまざまな業種への営業自粛や不要不急の外出自粛の要請が出されたことによって、例年のゴールデンウィークとは全く違うものになった日本列島。 ステイホームを心がけたこの連休も終わって、忙しい日常に戻りました タイ

昨年5月に新潟造船で竣工・引き渡しを受けて、7月上旬に気仙沼を出港した第127勝栄丸は、北大西洋アイルランド沖等でのまぐろ漁を順調にこなし、もうじき新船処女航海を終えるところとなりました 親指

当初の計画でいくとスペイン・カナリア諸島ラスパルマスの漁業基地に係船して新船処女航海を終える予定の本船でしたが、この新型コロナウィルスの感染拡大によって、スペインのラスパルマス港が漁業基地としての機能を失っているなかで、大幅な計画変更をせざるを得ないところとなっています 船

さまざまな業種に影響が出てきている新型コロナウィルスですが、私たち遠洋まぐろ漁業においてもいろいろな影響が出てきていて、終息の見込みが立たないだけにその対応に日々頭を悩ませている状況ですが、海外基地の状況を含めさまざまな情報を収集しながら対応策を練っていきたいと思います pc1

そして日本へと帰港する勝栄丸各船に供給する新たな航海に向けての漁具や資材そして冷凍餌料などの手配が順次おこなわれていて、この連休前後にも餌料サンプルの検品作業をおこないました。 各取引先業者の皆さんには、難しい環境にある中ですが、ご対応のほどどうぞ宜しくお願い致します いかり

中部大西洋漁場からカリブ海を航行し、パナマ運河を超えて太平洋航路を日本に向けて帰航中の第127勝栄丸は、週明けの5月12日には清水に帰港する予定となっています。 くれぐれも気を付けて航行されますように。 船頭さんや乗組員の皆さんとの再会を楽しみに、清水港で待ちたいと思います face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:13

2020年05月07日

ミナトノトウヤのはらこ飯


新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言から、今年のゴールデンウィークは例年とは全く違うものになりました。 日本全国がすべて自粛態勢となって、ステイホームが徹底された感じがします 親指

連休中だっていうこともあるのでしょうか、東京をはじめ日本全国の新規感染者数の増加は比較的抑えられてきているような報道もありますが、いま行っている感染防止対策をひとりひとりが心がけていくことが大事なのかと。 このまま右肩下がりに新規感染者が少なくなっていくことを心から願っています タイ

ここ一週間ほど新規の感染者が確認されていない宮城県内、そしていまだ一人の感染者も確認されていない岩手県、その県境にある気仙沼にいると気分的には安全地帯にいるような感じ。 そしてきょう7日から宮城県内の事業者への休業要請が業種を問わず解除との決定。 ひとまずはいい方向です 新聞

連休中は通常営業しているお店がほとんどなく、休業したりテイクアウト対応だったりの市内の状況でしたが、ミナトノトウヤで親方特製のはらこ飯を用意しましたっていうことを聞いて連休の終わりにテイクアウトしてきました。 はらこ飯はこ宮城県内の郷土料理で、仙台駅の人気駅弁にもなっています 食事

鮭の身を甘辛く薄味で煮込み、その煮汁でごはんを炊き、最後に炊いたごはんを丼にのせ、その上に柔らかく煮込んだ鮭の身と、この子供であるイクラをのせる、鮭だけを使った鮭の親子丼が「はらこ飯」です。 テイクアウトっていうと洋食が多いなかで、こういう和食のお料理はすごくありがたいです 音符

昔から食べ親しんだ宮城県の郷土料理のはらこ飯。 気仙沼の人気和食店・唐やの親方が特別に用意したっていうはらこ飯は感動するほど美味かった。 お店でも食べれるようになればいいですね 花丸

今日からの宮城県内での休業要請解除をうけて、飲食店だけではなく様々な業種での通常営業に向けての動きが出てくるのでしょう。 この閉塞感や危機感が、早く解消されていくことを期待しています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:19

2020年05月06日

魚町の旧社屋跡地を視察して


天候に恵まれた今年のゴールデンウィークは、あいにくの不要不急の外出自粛の措置がとられ、せっかくの行楽日和の連休でも普段の連休の過ごし方とは違ったものになっている方も多いと思います 若葉

気仙沼市内でも市外・県外からのお客様が激減している状況にはありますが、少しでも感染リスクを避けようと、連休中の休業を決めたり、それぞれに工夫しながらの営業だったりと、静かな街中です いかり

勝倉漁業の事務所でのお仕事も、5月6日までの5日間の休暇を頂いており、この連休中の連絡は各担当とのメール・電話にての対応となりますので、取引先の皆さまどうぞ宜しくお願い致します タイ

かつて勝倉漁業の本社社屋などがあった内湾地区の魚町では、土地区画整理事業や防潮堤工事などがようやくすすみ、仮換地での事務所や家屋などの建物の復旧が徐々に進んできました 音符

ご近所だった皆さんが次々と新築での再建をされているのを見ると、東日本大震災から10年目となった現在ようやく再建に着手できたんだなあと感慨深いものがあります、ここまで長かったですね camera

かつての本社跡地の両隣りには、3階建て4階建ての建物が完成し、ちょうど臼福本店さんの立派な新社屋の引渡し式典の日ということもあって、工事関係者も勢ぞろいでの記念撮影をおこなってるところでした。 念願の新社屋の完成、ほんとうにおめでとうございます。 喜びもひとしおの事でしょう クラッカー

内湾のシンボル的な五十鈴神社の浮見堂も復旧工事が進んできて、先日に海底から発見された立ち恵比寿像ももうじき披露されるのではないかと。 こうして内湾の景色を見ると震災前を思い出します icon12

魚町の社屋跡地の利用についての関係者との打合せも終えて、また一つの区切りを迎えました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:20

2020年05月05日

「まるき」で煮干そばのテイクアウト開始


例年ならばGW、今年はステイホーム週間っていう大型連休ですが、勝栄丸ブログをご覧の皆さまはどのようなステイホーム週間を過ごされているでしょうか。 今みんなの我慢がいちばん大切です 花丸

当初は東京など7都府県にだされた緊急事態宣言ですが、日本全国のその他の地域での感染者が増加したことを受けその対象を全国に拡大して、5月6日までの感染防止策がとられていますね 汗

その効果でしょうか、一時は右肩上がりに増え続けていた感染者の確認数も、このところは減少傾向となっていて、いまが最も大事な時と、この連休中の一人一人の行動次第で感染者が抑えられる。 まだまだ油断ができない状況ということなのでしょう、政府による緊急事態宣言の延長が決定されました 新聞

勝栄丸ブログをご覧の皆さまもそれぞれに自粛生活を続けてきて、だんだんと自粛疲れが出てきているのじゃないかなあと思います。 こういう毎日が続けばストレスが溜まるのはしょうがない事なので、それぞれに感染防止策をとりつつ、ストレス解消の方法を模索してみては、もうちょっとの我慢です pc1

そんな毎日の中、先日ひさしぶりに気仙沼の人気店「まるき」さんに行ってきました。 Facebookで煮干そばのテイクアウトを始めたよっていうことなので、それもいいかなと思ったけれど、店内でも営業していたからそれならばとランチしていくことに。 お店の中は感染防止対策がしっかりととられてました 食事

まずお店に入ると、アルコールでの手の消毒をおこなってから券売機に。 カウンター席の椅子は通常の半分に減らされていて、隣の客同士がソーシャルディスタンスをとれるように配慮。 ティッシュはカウンターには置かず、使い終わったら自分でゴミ箱に捨てる。 そしてお箸は使い捨ての割りばし 親指

普段とだいぶ違う雰囲気のまるきさんですが、煮干そばのお味はまったく変わらず絶品で言うことなし。 こんどはテイクアウトでの煮干そばも食べてみたいです。 しばらくの間は感染防止として祝日の営業は控えて、平日のみの営業となるそうなので、この連休中は食べたくても煮干そばは我慢です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:59

2020年05月04日

沖縄料理 TEN(T) のソーキそば(赤)


今年のゴールデンウィークは、毎日暖かい陽気に包まれている気仙沼です。 新型コロナウィルスの感染リスクを避けてのステイホーム週間ということなので、もうちょっと我慢しながらの生活ですね 親指

全国を対象に緊急事態宣言がだされ、5月6日までの自粛が要請されて、さまざまな業界に大きな影響が出てきている。 これが続くとさらに大変になるけど、5月7日以降の継続も検討されています 汗

例年ならばこの連休中はどこの行楽地も人であふれ、高速道路や新幹線なども大混雑するのですが、今年は大きく様変わりして日本全国民が自粛継続。 ここ気仙沼も他と同様に静かな連休です 船



気仙沼でも営業自粛して休業するお店が多いので、テイクアウトでのお食事が中心となっている昨今ですが、みしおね横丁のテラス席でのお食事ならば、風通しもよく「3密」を避けることもできるのではと 音符

沖縄料理TEN(T)さんで、前々から食べたいなあと思っていたソーキそば(赤)を食べるチャンスがようやくきました。 真っ赤なスープがインスタ映えすること間違いなしのTEN(T)さんの人気メニュー 食事

辛みの少ない唐辛子を使った真っ赤なスープは、その説明の通りほんとうに辛くなく見た目とのギャップに驚かされます。 このスープにふんだんに使っている海老の香りが口の中一杯に広がって、ソーキそばっていうよりもちょっとだけ辛さのある海老そばっていう感じで気に入りました。 美味いですこれ camera

天気が良くってテラスを吹き抜ける風も心地いい、まるでビーチリゾートにいるような感覚もおぼえるほどのリラックス空間。 こうした場所でのお食事なら今の自粛の時期の気分転換にももってこいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:32

2020年05月03日

気仙沼で防護服支援プロジェクト


新型コロナウィルス感染拡大の影響で、例年のゴールデンウィークとは全く違った連休となっている気仙沼です。 5月6日までの緊急事態宣言も継続される可能性が高くなってきて混乱が続きそう 汗

気仙沼市内の飲食店などは、ほとんどが営業自粛態勢となっていて、街の中もひっそりとしてちょっと寂しい限りだけれど、いまのこの状況では我慢するしかないと、ステイホームを心がけての生活です いかり

その気仙沼でいま多くの市民の協力による素晴らしい善意の活動が行われているので、勝栄丸ブログをご覧の皆さまにもお伝えしたいと思います。 東京の医療機関向けの防護服支援プロジェクトです クラッカー

首都圏の医療現場からの要請を受け、気仙沼つばき会のメンバーが中心となり簡易防護服をつくる活動を開始。 このプロジェクトが支援するのは東京都済生会中央病院。 その医療現場では毎日300着もの防護服が必要で、看護師などが過酷な仕事の合間に作成しているが足りない状況とのこと タイ

簡易防護服の作り方にそって、ビニール袋2枚で防護服1着を製作する。 作業時間は1着を作るのに15分くらいかかるそうで、すでに支援プロジェクトでは1,000着もの簡易防護服を病院宛に発送済み。 震災時に支援してくれた病院への感謝の意も込められたこの活動には頭が下がります 花丸

この防護服支援プロジェクトにはこれまで100名を超える市民の方々が協力してくれていて、ボランティアで防護服の製作、完成品の検品や梱包、発送手配などをおこなっています。 素晴らしいです 親指

新型コロナウィルスとの戦いはまだ終わりが見えない状況にあるなかで、少しでも医療現場の手助けになればという気持ちに感動します。 私たちもこの活動に協力して、何かお手伝いができればと。 ご参加・賛同いただける方は、防護服支援プロジェクトのホームページ、Facebookをご覧になって下さい! face02

防護服支援プロジェクトのホームページはこちら → http://bougofukushien.com/
NHKニュース → https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20200430/6000009935.html  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:56

2020年05月02日

市民と飲食店を結ぶ「デリバリーBEXI」


今年のゴールデンウィーク前半は天候にも恵まれて気温も高めに推移するとの予報が出されていて、普段の時なら行楽地にでも繰り出そうかと考えるのですが、今年は感染リスクを考えステイホーム 音符

一年で最も日が動くゴールデンウィークも、今年はまったく雰囲気が違っていて、いまじっと我慢をしなければ制限措置の解除が遅れる事に繋がってしまうので、皆さんも心して過ごしていきましょう 親指

連休明けには一気に忙しい毎日が予想されるので、たまにはこうしてゆっくりと自宅で過ごすのもいい。 普段できない片付けや掃除などもこの際いっきに片付けてしまおうかなとも思っています 花丸

そして毎日のお食事は単調にならないように、栄養のバランスを考えたメニュー。 気仙沼の海の幸や美味しいマグロを使った手巻き寿司なんかもいいなあと思いつつ、SNSを検索してお店探しです 食事

そんな中で見つけたのが、気仙沼観光タクシーが始めた「デリバリーBEXI」というサービス。 いまテイクアウト対応のお店が多くなっているなかで、お客さんとお店をつなぐサービスがこれなんです! クラッカー

職場やご家庭に各飲食店のお料理を配達してくれるサービスで、4㎞までが500円、1㎞増すごとに100円が加算される料金で、便利屋タクシーとの別称も持つ気仙沼観光タクシーならではのアイデア ハッピ

提供しているお店やメニューなどはFacebookの専用ページに掲載されているので、そちらをチェックしてぜひ利用してみてください。 お食事だったりビールのおつまみだったり、デリバリーしてみては face02

そして今日の三陸新報では、気仙沼市が宅配タクシーを支援する補助制度を行うとの事で、今月のできるだけ早い時期にスタートさせたいとの情報もあったから、さらに使いやすいサービスになりそう 新聞

気仙沼観光タクシー「デリバリーBEXI」のFacebookはこちら →
https://www.facebook.com/%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC-BEXI-112285820455730/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:58