勝栄丸ブログ

やはり2月ですねえ、事前の天気予報通りに大雪となった今週の気仙沼です。　気仙沼机上保安署からは低気圧の発達による強風に注意するようにとの警戒警報がでるくらいの天気。　横殴りの雪でした

この時期は南太平洋やインド洋から帰港する遠洋まぐろ船が多く、気仙沼港内は昨年末から係船しているたくさんのサンマ船に加え、帰港した遠洋まぐろ船などがずらりと並び、岸壁のやりくりが大変です

3月以降になるとみなみまぐろの漁期の開始に合わせて出漁する船も多くなってきます。　4月1日からみなみまぐろ漁場の新たな管理年度が始まることから、出漁に向けた漁業者会議が開催されました

昨年10月に韓国・釜山でおこなわれたみなみまぐろ保存委員会（CCSBT）の年次会合で2024年から3年間の総漁獲可能量とその国別配分が決まり、新規に出漁する漁船も迎え入れての新漁期の開始

先日気仙沼でおこなわれたCCSBTワークショップでの主要議題だった延縄船による偶発的な海鳥混獲回避に向けた取組みも、みなみまぐろ漁場に出漁するうえでの必須事項。　しっかり取組みたいです

過去には漁獲枠の大幅削減もあって非常に厳しい漁獲設定だったものが、CCSBTでの資源管理や日本をはじめとする各国の漁船側の努力の効果もあって、資源水準が回復してきたのは喜ばしいこと

新たなみなみまぐろの漁期に向け、気仙沼の遠洋まぐろ漁船もそれぞれの航海計画にて臨むことになります。　まずは各船が安全操業で推移し、脂のり抜群のみなみまぐろが大漁に恵まれることを祈ります

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

昨日は夜から雪模様になって、朝方は横殴りの雪で冬景色の気仙沼です。　今年は暖冬とのことで、普段の気温は例年に比べて高めで推移しているけれど、暖冬だとドカッと雪が降るっていう印象ですね

それでも気温が高めだから、降り積もった雪もすぐにとけてしまうのでしょうけど、出張を予定している中で車での移動には充分に注意しないと。　皆さんも事故などおこさないように十分注意してください

この時期の気仙沼魚市場は閑散期で、入港船や水揚げ数量も少なくて、もう少しするとイサダ漁が始まったり、5月になると生鮮かつおやびんちょうの初水揚げがおこなわれたりと、賑わってくるのですが

そのなかで奮闘を見せるのが近海延縄漁船による生鮮メカジキとヨシキリザメの水揚げ。　このところずっと高値が続いている生鮮メカジキですが、気仙沼はその水揚げ数量が実は日本一なんですよね

数年前から気仙沼メカジキの販売促進キャンペーンをおこなってきた効果なのか順調な魚価で推移していて、このところは漁獲数量も良好なことから、例年に比べて近海船の水揚げが大きく伸びています

今週に水揚げをおこなった81大喜丸さんは生鮮メカジキを336本と大漁航海となって、ヨシキリザメも34トンほどを持ち帰り引き続きの高値での取引で、一航海の水揚げが久々の4000千万円越え！

このところは一航海3000万円越えの水揚げ高が珍しくなくなってはいるけれども、4000万円越えは稀なことなので、この大漁航海ほんとうにおめでとうございます。　この水揚げが続いてくれるといいですね

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2月もあと数日で終わるところとなり、今朝は天気予報通りに大雪となった気仙沼です。　しんしんと降り続いていて、このぶんだと結構積もるかも。　岩手県側ではさらに積雪が多いとのことで注意しましょう

1月下旬に気仙沼に帰港した第7勝栄丸のみらい造船でのドックが終わって、いまは港町岸壁に縦付け係船して、エンジンや機器類などの整備工事が急ピッチでおこなわれていて、残る工期もあと僅か

船内での整備工事と合わせて、書類手続きなども並行してすすめられ、次航海に使用する漁具・資材や延縄餌料、食料品などの発注もすでに完了となっていて、あとは積込みのタイミングを待つばかり

乗組員の皆さんにはもうしばらく休暇となりますので、ゆっくりとご家族との時間を過ごして頂けたらと思います。　そうした2月末、取引先の皆さんをお誘いして、イシカワさんにランチに行ってきました

気仙沼の観光施設海の市のなかにあるシャークミュージアムが改装中で、新たな展示を製作している方々とご一緒してのお昼ご飯。　以前からさまざまな場面でお世話になって、今回は長逗留とのこと

私は久しぶりにドライトマトとオリーブのパスタにハンバーグを追加して注文。　皆さんは日替りランチなどそれぞれにお好きなものを。　お昼ご飯を食べながらも皆さんといろいろと情報交換させて頂きました

これまでは震災関連の展示もあったシャークミュージアムですが、その展示内容を刷新しているのだとか。　観光客の皆さんにも人気の施設なので、さらに充実した展示内容になることを期待しています！

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週の半ばに予想以上に降り積もった雪もだんだんとけてきて、週末は日差しもあってとてもいい天気になった気仙沼です。　それでも天気が良すぎて放射冷却でしょうか、気温はかなり低めとなっています

もうすぐ3月という事で勝倉漁業も年度末を迎えて、今期の締め括りにいろいろ片付けなければならない仕事も多く、先日までの出張続きで積み上がったお仕事を、この連休中も事務所での残務整理です

このところ遠洋まぐろ漁船の水揚げ拠点、静岡県焼津港や清水港に帰港するまぐろ船が多くなっていて、入港船が続いていることからその水揚げ予定の調整もおこなわれ、毎日のように入札があります

燃料価格高騰が続き、円安によって調達する資材などのコストが大きく上昇し続けている中で、私達の漁船が獲った冷凍まぐろの販売価格も上げていかなければならない状況。　今後の相場に期待です

そうしたなかで、先日の第1勝栄丸に続き、こんどは第127勝栄丸がカーボベルデ共和国ミンデロ港に寄港して、冷凍運搬船への漁獲物の転載をおこないました。　乗組員の皆さん本当にご苦労様です

昨年秋におこなったアイルランド沖での本鮪漁を終えて、いまはカーボベルデ共和国周辺の海域いわゆる中部大西洋にて操業を継続している本船。　積み上がった漁獲物を全量転載することができました

冷凍運搬船への転載にあたり、転載スペースの調整・確保にご協力頂いた運搬船会社には感謝ですね。　転載を終えた本船は漁場に向けて反転航行開始。　終盤戦の操業も好漁を期待しています！

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とても忙しかった年始からの2カ月間、もうすぐ年度末の3月を迎えます。　このところはこの時期らしい寒さとなっていて、週明けも大雪の予報となっているから、しばらくはこのような天候が続きそうです

南の方からは、一本釣りかつお船が今季の漁へと次々と出港したとの情報もあって、まだしばらくは気仙沼への水揚げがないにせよ、今季のかつお漁がいよいよ始まったんだなあと感じる2月下旬です

そうしたかつお船の乗組員にも親しまれている気仙沼魚市場前のみしおね横丁で、先日の大寒ナイトっていうイベントに続いて、週末に「ヤルッキャナイト」っていう昭和チックなイベントが開催されました



みしおね横丁に出店しているお店それぞれで特別なメニューなどを準備しての企画。　鶴亀食堂では日門定置網で朝に獲れたばかりの新鮮な地魚をお刺身や天ぷらなどで提供、まさに地産地消ですね

旬のヤリイカと〆サバのお刺身は、普段食べているお魚とは別物で、あら汁も最高でした。　気仙沼漁師カレンダーに登場した漁師さんや、南三陸町の農家の方、フランスからのお客さんまでたくさん

2024年度版で最終回となった気仙沼漁師カレンダーですが、今年フランスで気仙沼漁師カレンダー展を開催するっていう企画もあるみたいで、この話題でも盛り上がっていて。　すごくアクティブですね

沖縄料理テントさんも満席の大盛況で、二次会はPRISMさんに移動してのBARタイム。　男山本店さん提供の熱燗も大好評だったみたいで、もちろんサウナに入って寛ぐ人もいてそれぞれに楽しんでて

みなとでマルシェと重ならない月の夜にはこのイベントを開催するとのことなので、またひとつ楽しみが増えましたね。　気仙沼に帰港・入港した乗組員の皆さんにも、タイミングがあえばぜひお勧めしたいです

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2月とは思えないような暖かな日が続いていたと思えば、気温がぐっと下がって久しぶりの大雪になった今週の気仙沼です。　10cm以上も積もるってなかなかないことですが、あっという間にとけてきて

気仙沼を拠点とする多くの遠洋まぐろ船が出漁するミナミマグロ漁場。　ニュージーランドから豪州沖、そして南アフリカ沖と、高緯度海域を広く回遊するミナミマグロ漁獲する操業がおこなわれています

そのミナミマグロ漁業を管理しているのがCCSBTという管理機関で、このたび初めて気仙沼でCCSBTに関する会合が大勢の参加でおこなわれ、その様子は昨日の勝栄丸ブログでお伝えしましたね


CCSBTワークショップを終え、バードライフ、日かつ漁協や北かつ組合、気仙沼市水産課職員などの皆さんをまじえて、北かつまぐろ屋田中前店での懇親会をおこないました。　お店を貸し切りでした

アイルランド沖本鮪が入ったお刺身、牡蠣フライや旬のメカブ、メインはメカジキのすき焼き鍋で卵につけて食べるとほんと美味しいです。　すき焼きでもしゃぶしゃぶでもどちらも美味い気仙沼産メカジキ

そしてやはりこれもメカジキの背びれの付根部分の希少部位、気仙沼では「ハーモニカ」っていう部位の煮付けも出されて、お客さん方にも大好評で、地酒がどんどんすすみ、和やかな懇親会となりました

二次会はみしおね横丁のPRISMさんへ。　カウンター席にずらりと並んで遅くまでゆっくりとお酒を楽しんで。　CCSBTのワークショップ開催に関わった皆さんのご協力に感謝いたします。　お疲れ様でした

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やはり２月なんですよね、先日までの暖かさが季節外れだったっていうのが実感する週半ばの気仙沼です。　思いがけない雪が朝方から降り続いて、予想を上回る積雪になりちょっと驚きました

今週末は車での出張を予定しているので、天候が回復してくれるといいなと思います。　そんな天候の中でしたが、かねてから準備をすすめていたCCSBTのワークショップが気仙沼で開催されました

世界の海を5つの資源管理機関がカバーするまぐろ漁業。　私たちにとって最重要な魚種・みなみまぐろを管理するCCSBTのワークショップを気仙沼で初めて開催するという事で準備をすすめてきました



水産庁が主催する今回の会合には、関係者への案内や参加者の取りまとめなど、日かつ漁協と協力しながら北かつ組合が中心となっておこなってきました。　皆さんの協力で150名を超す参加者になって

気仙沼で初めて開催されるCCSBTワークショップのメインは、ミナミマグロ漁場などでの偶発的な海鳥混獲回避策がテーマ。　南アフリカやブラジルからのCCSBTの海鳥専門家によるプレゼンテーション

私たち漁業者にとっては何度も聞いている内容だけれども、気仙沼の多くの関係者にとっては初めて接する情報かもしれませんね。　水産庁の担当官による昨年の年次会合の振り返りもおこなわれ、参加者からは次々といろんな質問も飛んで、今後に向けてよい議論ができたのではないかなあと思います

早くもあと1ヶ月ほどで新たなミナミマグロの漁期となり、気仙沼からも多くの遠洋まぐろ漁船が出漁します。　会場には帰港中の船頭さんや乗組員の姿も見られ、大勢の参加を頂きありがとうございました！

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週明けまでは小春日和のような暖かな陽気だったけれども、また冬の気温に逆戻りしたような天候の気仙沼です。　昨日からは雪が降り続いて、朝方までには10cm以上もの積雪となってびっくりです

このところは遠洋航海から帰港するまぐろ船が多くなっていて、焼津港では水揚げ待ちのため日程調整をおこなっているみたいですが、冷凍運搬船での搬入が途切れたから赤身相場も上昇傾向です

焼津港や清水港での漁獲物の水揚げを終えると気仙沼に回航する各船。　これから3月にかけての係船岸壁の確保が心配になってきましたが、そこは各社・各船の協力で乗り切っていきたいと思います

そうしたなかで、大西洋で操業をおこなう第1勝栄丸は冷凍運搬船への漁獲物の転載のためにカーボベルデ共和国ミンデロ港へ。　これまでに漁獲したメバチマグロや黄肌マグロなどの転載作業でした

昨年のラスパルマス出港からここまで、北東大西洋アイルランド沖での本鮪漁や中部大西洋でのまぐろ漁に奮闘してきた乗組員の皆さんにはほんとうにご苦労さまです。　転載作業も順調にすすんで

冷凍運搬船への漁獲物の転載を終えた本船はふたたび漁場への航走。　今回に予定する操業もあともう少しの終盤戦に入っていきます。　くれぐれも安全操業に気を付けて、頑張ってほしいですね

アフリカ西岸沖に浮かぶ島国のカーボベルデの隣接水域には、多くの日本漁船やライバルの外国船が操業していて、その漁場配置をパソコンのモニター上で確認することができるのでほんとうに便利です

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小春日和のような暖かい日差しに包まれた週明けの気仙沼です。　2月とは思えないようなこのところの気温ですが、週の後半からはまた冬の寒さが戻ってきそうで、この暖かさもそう長くは続きませんね

2月後半から3月にかけては、遠洋まぐろ漁船の水揚げ基地となる静岡県の焼津港や清水港は帰港船が続いていて、気仙沼を母港とするまぐろ船も続々と帰ってくる時期。　水揚げ待ちも見られます

昨年初めから滞船が続いていた冷凍運搬船による冷凍まぐろの搬入も落ち着きをみせ、今週はなんと冷凍運搬船による水揚げが1隻もない状況で、昨年までのムードからは一転し、上げ相場の雰囲気

焼津港での冷凍まぐろの入札相場も回を重ねるごとに徐々に上昇してきて、私たち遠洋まぐろ漁船を運航する側にとってはこれからさらに気を引き締めて取引に臨まなければと、つい気合が入ります

そうしたなかで、気仙沼からは81豊進丸さんが新たな航海への船出となり、船主さんや船頭さんにご挨拶とコの字岸壁に出船送りに行ってきました。　乗組員のご家族や関係者がたくさん集まっていて

沖の漁場では勝栄丸各船もお世話になっていて、船頭さんにご挨拶する中で今航海の計画などもお伺い出来て、くれぐれも安全第一で頑張ってきてほしいなと思います。　今後とも宜しくお願いします

これから南太平洋漁場での操業のあとシドニー沖でのミナミマグロ漁にあたる81豊進丸さん。　半年後に帰港する頃にはどのような相場付きになるか、これからのまぐろ相場に期待いっぱいの船出でした

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どんよりとした曇り空ながらも初春のように暖かい気温となった週明けの気仙沼です。　温度計を見ると19℃の表示になっていて、見間違えかと思うくらい。　2月とは思えないような陽気となっています

それでも今週半ばからはまた冬に逆戻りの予報で、雪マークもでているから朝晩の運転には特に気をつけないと。　暖冬の影響で今季の営業を終わりとするスキー場があって、これはこれで気の毒です

南インド洋でのミナミマグロ漁、そして南太平洋での操業を終えた第7勝栄丸が1月末に気仙沼に帰港して、みらい造船に上架して船体や機器類の整備をおこなっていましたが、その工事もすべて終了

ドックから下架できますという連絡をうけて、会社スタッフや乗組員の皆さんがみらい造船に集合。　船底やプロペラまわり、塗装状況や保護亜鉛の装着などを確認して、下架作業がすすめられました

このところの暖かい天候にも恵まれて、ドック工事も順調に推移し、関係業者の皆さんには今回もほんとうにお世話様でした。　当初に予定した工期どおりに仕上げていただいて、ありがとうございました

みらい造船から下架した本船は、出漁までまだ日数があるので港町岸壁のカメイ前に縦付け係船。　船尾のあゆみ板には転落防止のネットも設置して万が一の安全対策も万全。　昨年から改めて各船にもお願いしてきたこの安全対策が浸透してきたようで、これからも十分に配慮していきたいと思います

本船の乗組員の皆さんは次の航海の準備が始まるまでまだしばらくのあいだはゆっくり過ごして頂きたいと思います。　このあとも残る工事のために業者さんが出入りすしますので、安全にすすめて下さい

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2月とは思えないような暖かさとなった気仙沼です。　今日も15℃以上になるみたいで、これまでの防寒着から薄めの上着にしてちょうどいいくらい。　また明日から寒くなるみたいですが、春も近い感じです

急な海外出張から気仙沼に戻っての週明けの業務。　しばらく会社を空けていたので、出張の精算や残務の処理など数日間は事務作業などに追われると思うけど、時差ボケを修正しつつ対応したいです

昨年の気仙沼魚市場の水揚げは、好漁だった一本釣りかつお船などの水揚げにも支えられて大きく実績をのばした一年でした。　かつおの漁期が終わって数か月、南から漁の開始が聞こえてきました

毎年、一本釣り各船が水揚高日本一を目指して競い合うかつお漁。　昨年は宮崎県南郷町の竜喜丸さんが初の日本一となり、佐賀明神丸さんも2隻とも6億円越えの水揚げになるなど、豊漁年でしたね

宮崎や三重のかつお船も続々と今季のかつお漁に出漁するなか、高知県黒潮町からは、佐賀明神丸船団がいっせいに出港となって、高知県内のニュースでもその出港の様子が大きく取り上げられました

両船の船頭さんのインタビューでは、去年ぐらいの水揚げを目標に頑張りたいとしたうえで、金額を目標にして頑張っているので順番は後から付いてくるものなので、一番を目指して頑張りますとのお言葉

しばらくは鹿児島を中心とした南の海域から千葉県勝浦港への水揚げと、ここ気仙沼にくるのはまだ先のことだとは思いますが、今季も航海安全で事故や怪我なく、大漁に恵まれますようにお祈り致します

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急な海外出張もひと段落ついて、飛行機を乗り継いで帰国となりました。　ここしばらくはコロナ禍という事もあったので、海外出張がしばらくなかったから、慣れているとはいえすごく長時間に感じますね

マドリードからドバイを経由してのエミレーツ航空での移動。　海外ではほとんどマスクをつけている人がいなかったけれど、成田空港に着くとほとんどの人がマスク着用していて、海外との違いを実感

それにしても昨今の円安の影響からか、渡航先の物価の高さがほんと感じますね。　ドルよりもさらに高いユーロ圏では、何を食べるのも日本に比べてほんと倍くらいになるのではないでしょうか

最近は日本でも海外の観光客が多くなりましたが、彼らにとってはその逆で、為替によって日本の物価の安さが際立っているのかも。　こうした円安にも対応していかなければならない遠洋まぐろ業界です

久しぶりの欧州圏への海外出張から帰国しての帰り道、日本食が食べたくなって俚楽さんに立ち寄って手打ちそばのお昼ごはんでした。　二八蕎麦と田舎蕎麦に加えて十割そばもありますよって

のど越しの良い二八のせいろ、かき揚げといなり寿司を注文して、10日ぶりくらいに一息ついたお食事の時間。　このところいろいろと考えることも多くて緊張していたから、いいリフレッシュになりました

とってもリーズナブルなお値段の俚楽さんの手打ち蕎麦が、海外から帰ってくるとさらにお得に感じて。　安定した美味しさの俚楽さんの手打ち蕎麦、野菜かき揚げにいなり寿司、今回もごちそうさまでした

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一週間ほど海外出張してて、勝栄丸ブログの更新ができず、ご覧いただいている方にご心配をおかけしましたが、ようやく更新できる状況になったので今日から再開したいと思います。　お待たせしました

急な出張でほんと久しぶりに訪れた大西洋における遠洋まぐろ漁船の補給基地ラスパルマス港。　何年ぶりのラスパルマスか覚えていないほどで、このところは会社のスタッフが担当していたエリアです

ヨーロッパ本土はまだ真冬の寒さですが、アフリカ沖に浮かぶカナリア諸島のグランカナリア島は一年中温暖な地域で、ヨーロッパのハワイみたいな観光地で、ビーチリゾートとしても有名なところですね

日本の遠洋まぐろ漁船だけではなく、海外の様々な漁船や貨物船なども多く寄港するので、広大な港のなかは常にたくさんの船が出入りしていて、今週は現地がカーニバルでの連休があったにもかかわらず、代理店の皆さんの協力を頂いて比較的スムーズに手続きがすすめられたのではないかと思います

ラスパルマスでのお仕事もひと段落ついて、マドリードからドバイを経由し日本への長時間移動。　今回は往復ともにエミレーツ航空を利用させて頂きました。　エアバスの大きな機体で快適な空の旅でした

日本ではまだまだマスク姿の人達も多く、身近でもコロナの感染例が聞こえてきていますが、現地滞在中や移動のあいだもマスクをつけている人はほどんどなくて、海外ではもうコロナが終わったんだなと

一週間ほど会社をあけていたので、気仙沼に戻ったら積み上がった仕事をひとつづつ片付けていかなければなりません。　ラスパルマスの現地関係者の皆さんお世話さまでした。　引続き宜しくお願いします

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関東地方や西日本では大雪になった今週。　ここ気仙沼ではそれほどの荒れた天候にはならず、日中の気温は比較的暖かい感じで穏やかな天候となっています。　これから年度末まで忙しくなりそうです

一昨年は生鮮かつおが不漁となって、かつおのサイズ組成も超特大が中心のこれまでに経験したことのないようなシーズンで、気仙沼魚市場での生鮮かつおの水揚げも数量・金額ともに大きく減少

ですが昨年は皆さんも御承知の通りに、5月6月のびんちょうの豊漁に続いて生鮮かつおも好漁が続いたうえに好相場にも支えられて、魚市場の取引高も大きく上昇。　まさにV字回復の一年でした

気仙沼港の水揚げに大きく貢献してくれている高知や三重、宮崎の一本釣りかつお船。　数か月の乗組員の休暇期間やドック工事も終わってそろそろ各港からの出漁を控えて忙しいタイミングかと

昨年からみらい造船にて船体や機器類の整備をおこなってきた第18裕喜丸さんの工事も終わり、高知県黒潮町佐賀漁港へ回航するとのことで見送りに行ってきましたが、出港にはぎりぎり間に合わず

前日に船頭さんとお会いして確認したところでは午前10時くらいには出港かなあと言っていましたが、取引先からの情報でそれが8時半になったと聞いて出向いたところ、8時過ぎには出港してしまって

急いで商港岸壁に車を走らせ、横断橋の下を通過する本船に手を振ったら汽笛を鳴らして応えてくれて。　新たな船出をする18裕喜丸さんの航海安全と大漁をお祈りいたします。　今季も頑張ってください

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週明けはどんよりと曇って厳しい寒さとなった気仙沼です。　夜半には雪模様となって、真冬らしい天候となってきましたね。　暖冬とはいってもやはり2月なので、もうしばらくは厳しい寒さが続きそうですね

いま気仙沼では水産業のデジタル化に向けての取組みがおこなわれていて、私も二つの分科会に携わって皆さんと一緒にいろんな検討をすすめています。　ゼロから作り上げることなのでたいへんです

そうした取り組みをおこなうなかで、先日には横浜の二つの施設を訪問しての視察研修をおこないました。　気仙沼市長ほか水産課の職員や東京海洋大学の先生方も同行。　ほんとうに勉強になりました


そうした視察研修に集まった協議会メンバーと一緒に溜池山王駅に隣接するビルに入っている四十八酒場で懇親会をおこないました。　APカンパニーが展開する海鮮居酒屋で、私は初めての四十八酒場

気仙沼市役所の職員のご子息さんが店長をつとめているっていう事で、そのルートで予約してもらって。　お刺身の盛り合わせや海鮮海宝瓶、旬の焼魚や揚げ物など。　飲み放題付きのコースでした

通常は2時間のところ3時間の飲み放題にしてくれて、協議会のメンバーと遅くまでゆっくりと語り合ってとても有意義な懇親会となりました。　こういう懇親会があるとさらにお互いの繋がりが強まります

四十八酒場山王パークタワー店での懇親会を企画してくれた事務局の皆さん、そして店長さんにも感謝です。　また東京でなんらかの懇親会を企画する際にはこのお店がいいかも。　今後とも宜しくです

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週末は比較的いい天候となったけれど、週明けはどんよりとした曇り空の気仙沼です。　関東や西日本では大雪になるとの予報もあるので、東北地方もまだまだ油断できません。　体調にも気をつけましょう

1月半ばから続いた清水港での勝栄丸各船のまぐろ類の水揚げもひと段落し、出張でしばらく手をつけられなかった仕事を片付けた週末。　今期もあと2ヶ月を切ってきたので、しっかりと締めくくりたいです

南太平洋でのまぐろ漁を終えて先日気仙沼に帰港したばかりの第7勝栄丸が、みらい造船に上架して船体や機器類の整備工事が始まって数日間が経ち、私も現場に出向いてドックオーダーの確認でした



船頭さんや船長さんにもご足労願って、会社スタッフも一緒にみらい造船へ。　造船所の担当に立ち会ってもらって、ドックオーダーの項目ひとつひとつを確認しながらの船内各所の工事仕様の打合せ

航海中に不具合のあった個所だけではなく、次航海に向けて整備しておいた方がよいと思われるところも含め、約2時間ほどをかけてすべての工事個所を見てまわって。　たくさんアドバイスも頂きました

ドック期間中には乗組員OBの方々にも現場での監督をお願いし毎日のように対応してもらう事になっていてほんとうにありがたいです。　寒い中での打合せ、乗組員の皆さんもほんとうにご苦労様でした

予定通りにいけば来週には下架できるとのことなので、関係業者の皆さんには引続き宜しくお願いします。　外板や船底のタッチアップも終わり、すでに塗装工程に入っている本船。　順調なドック工事です！

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日差しも強く比較的気温が高めになったけれど、海風が冷たくて体感気温が低く感じる週末の気仙沼。　例年の冬に比べると雪も少なくてやはり暖冬なのでしょうね。　そろそろ花粉も気になるところです

ここ3週間くらいのあいだは、勝栄丸各船のまぐろ類の水揚げのために清水港を行ったり来たり、最後は横浜での視察研修と、ほんとうに慌ただしいスケジュールでした。　ここにきてようやくひと段落です

そうした週末には、最近の会社の動きなどを話し合う事ができていなかったので、勝倉漁業の会長を誘って大船渡のイタリアンレストラン「ポルコロッソ」さんに打ち合わせを兼ねてランチに行ってきました



洋食好きの会長なので、たぶんイタリアンは喜んでくれるかなと、前日に席を予約してほぼ時間通りにお店に到着。　とても人気のあるお店なので、事前に予約していくのが確実。　これまでに学びました

前菜の盛合せから始まってパスタやデザート、コーヒーまでのDONNAコース。　少し軽めのコースだけれども、これで十分のボリュームがあって、どのお料理も工夫され手をかけていてすごく美味しい

アマトリチャーナには仕上げでチーズをかけてもらってさらにコクが増して最高。　会長も残さずぜんぶ食べてくれてよほど美味しいかったんだと思います。　オーナーシェフの人柄もよくユニークな方ですね

これから年度末に向けていろいろと難しい判断が求められることが多くなるこの2か月間。　出張続きでとても忙しかった日々がひと段落し、少しだけゆっくりできた週末でした。　ポルコロッソ、最高でした！

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

比較的暖かかった今週も週末にはまた寒波となって、まだまだ厳しい寒さの日が続いていきます。　このところ出張が続いていて、体を気温に慣れさせるのが大変だけれども、頑張っていきたいと思います

いま気仙沼では水産業のデジタル化に向けて、水産庁の推進拠点にも選ばれた取組みがおこなわれていて、私も遠洋漁業のデジタル化と気仙沼港内のデジタル化を担当し、これがけっこうたいへん

こうなったらいいなという希望やアイデアはあるけれど、それを実現するのにはいったいどうすればいいのか、まったくのゼロからのスタート。　気仙沼市の事務局もほんと一生懸命に対応してもらってます

そうしたデジタル水産業推進協議会で、私たちが取り組んでいるテーマの参考になればと、横浜の二つの施設を訪問しての視察研修をおこないました。　そしてお昼ご飯はもちろん横浜中華街でしょう

午前中の視察を終えて大人数の参加メンバーと一緒に横浜中華街へ。　気仙沼の福建楼さんから紹介してもらったっていうお店に行って、点心などが中心の飲茶の食べ放題を。　とても賑わっていました

午後の視察までの時間にて、中華ランチを食べながらの情報交換。　東京海洋大学の先生方にも参加してもらったので、専門的なアドバイスもあってほんとうに勉強になりました。　飲茶も美味しかった

これだけ多くの中華料理店が軒を連ねて共存共栄しているんだから凄いことですよね。　食べ放題だったので次から次に注文してちょっと食べすぎちゃいましたけどたまにはいいか。　久々の中華街でした

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寒さが厳しくなったり暖かくなったりと、天候が安定しない今週。　気仙沼地方にも強風警報が出されて、三陸沖を航行する船舶などにも注意が呼びかけられたところ。　いまが寒さのピークでしょうかね

3週間続いた清水港での勝栄丸各船のまぐろ類の水揚げを終え、長期航海から帰港した第7勝栄丸のみらい造船への上架に立ち会って。　これから船体や機器類の整工事などがおこなわれていきます

上架した船体の船底や船尾まわりなどを確認したあと、また出張のために一関駅へ移動。　今週末は気仙沼市デジタル水産業推進協議会の視察のために上京。　新幹線で行ったり来たりですね

航行する船舶の管制や入港船の調整などをおこなう2か所の施設を訪問。　まずは横浜の大黒ふ頭にある東洋信号通信社へ。　鶴見駅からタクシーに分乗して目的地へ。　大黒ふ頭はとっても広いです

24時間出入りする大型船舶の岸壁調整、タグボートやもやいとり業者などの手配をおこなう東洋信号通信社さん。　オペレーターが交代で24時間対応していて、その管制室も見学させてもらいました

そして次に訪問したのが第三管区海上保安本部にある東京湾海上交通センター。　所長さんのプレゼンテーションでセンターの歴史や概要、業務内容などを詳しく説明してもらって、管制室の内部まで

最新鋭の衛星通信の導入によって、今後さらにDX化が進んでくる遠洋まぐろ漁船。　そして気仙沼港内のデジタル化も必須の状況のなか、今回の視察にて、最もすすんだ施設を見学できたのは大きい

いま私たちが考えている水産業のデジタル化を、来年度に向けて着実にすすめていかなければなりません。　東洋信号通信社そして東京湾海上交通センターの皆さん、ほんとうにありがとうございました

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朝方の冷え込みが厳しくて、氷点下の気温に凍えるような寒さとなった今週の気仙沼です。　温暖な清水港での3週続けてのまぐろの水揚げで長期間滞在していたので、この寒さはなおさらこたえます

ミナミマグロ漁から南太平洋へと後半戦のまぐろ漁を終えて先日気仙沼に帰港した第7勝栄丸。　早々の日程ではありましたがみらい造船への上架となって、係船していた商港岸壁に関係者が集合

朝8時前に岸壁に着くとすでに乗組員の皆さんや取引先の皆さんが集まっていて談笑中。　みらい造船の作業艇が本船横に到着して、もやい綱がレッコされて作業艇に曳航されてのドック入りでした



みらい造船ではいま、三重県の漁業実習船の新船建造がおこなわれていて、遠洋航海から帰港した他社のまぐろ船も上架中で、広い構内が多くの船で埋め尽くされて、仕事量が多いのがわかります

シップリフトに搭載されて、ダイバーによって架台の位置を確認してGOサイン。　本船で作業していた乗組員が高所作業車で下船。　シップリフトが稼働してだんだんと海面から浮き上がってくる船体

船底や船尾廻り、船体の汚れ具合や防触亜鉛の減り具合、船体のダメージなどを確認しつつ第7勝栄丸の上架作業を見守りました。　船体などの貝類や藻の付着もなくて、とてもいい状態でよかったです

みらい造船にドック入りしてこれから船体や機器類の整備をおこなう本船。　取引先関係者の皆さんには、くれぐれも事故や怪我などのないように注意して、工期通りにしっかりと仕上げてほしいと思います

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3週連続で続いた清水港での勝栄丸各船のまぐろ類の水揚げを終えて気仙沼に帰ってきました。　清水港では防寒対策もそれほど必要ないくらいだったけれど、ここ気仙沼は気持ちがきりっとする寒さ

朝方には車のフロントガラスも凍っていて、温度計を見ると氷点下のマイナス2℃。　早いもので1月も終わって今週から2月になるので、今期あと2ヶ月ほどのお仕事に精一杯頑張っていきたいと思います

大西洋漁場では第1勝栄丸と第127勝栄丸が2月半ばの冷凍運搬船への転載に向けてまぐろ漁に日々奮闘中で、比較的温暖な海域で順調な操業を続けています。　連続操業ほんとうにご苦労様です

一方の南太平洋では123勝栄丸が僚船と連絡を取りながらの操業で、今航海はあと2カ月ほどのところとなってきて終盤戦の漁模様に大いに期待しています。　けがや事故なく安全操業でありますように

そうしたなかで、気仙沼の遠洋まぐろ漁船が各海域で漁獲した新鮮で美味しいまぐろを提供する北かつまぐろ屋海の市店では、いまが旬の牡蠣をお蕎麦で提供中。　まぐろ丼とのセットが大好評だとか

平日は「かにバクダン丼」か「まぐろ三色丼」どちらも小さな丼での提供で、牡蠣そばも小さい器。　まぐろ丼とお蕎麦のセットと言っても、どちらもミニサイズなので、丁度いいボリュームで満足感も高い

とりあえずは2月いっぱい限定での予定だけれども、美味しい牡蠣の水揚げが続けば3月も継続するかもしれません。　土日には2種類のまぐろ丼に加えて「気仙沼はらこめし」も選べるからぜひどうぞ

第7勝栄丸が気仙沼に帰港して、これからみらい造船にて船体や機器類の整備もおこなわれ、次航海に向けての様々な打ち合わせもでてきます。　そうした時に乗組員の皆さんとも食べに行きたいです

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