勝栄丸ブログ

昨晩は季節外れの雪模様になってちょっと驚きましたが、日中からは気温も上がってとても過ごしやすい天候の気仙沼です。　このGWも穏やかな天候に恵まれ、たくさん観光客が訪れることでしょう

海ではもう夏漁が開始となっていて、旋網船による黄肌まぐろの漁獲が続いていて、中には本鮪を漁獲する船もあり、県内ではいち早く塩釜港に今季最初の本鮪が水揚げされたと報道されていました

一本釣り漁船も鹿児島でのカツオ漁からだんだんとびんちょう漁にシフトし、千葉県勝浦港への水揚げが多くなってくるものと。　気仙沼へのカツオ船や旋網船の入港も間近、期待して入港を待ちましょう



今週には、毎年恒例の気仙沼漁業協同組合による大漁祈願祭が開催され、気仙沼漁協の役職員や関係機関・団体の皆さんが参集。　五十鈴神社での操業各船の安全・大漁祈願が執り行われました

先日、北海道知床半島での観光船の痛ましい事故があったばかりなので、神事に臨む皆さんの表情もいつも以上に緊張感があって。　遠洋・近海・沿岸・小船など50船主、79隻、そして関係船の安全操業を関係者とともに祈りました。　そして神事のあとは、御座船に乗船しての海上での浦まつりへと移り

五十鈴神社が用意した「龍宮丸」にお供え物をのせて御座船へ。　気仙沼漁協の組合長、幹部、そして関係団体の方々やマスコミ関係者と一緒にコの字岸壁を出港し、魚市場から気仙沼湾横断橋、そして大島架橋のあたりで龍宮丸を海にお納めして。　参加者全員で航海安全と大漁を再度祈りました

これから盛漁期を迎える気仙沼での様々な魚種の水揚げ。　温暖化などの影響でこれまでにないような変化があるけれど、私たちとしても日々しっかりと対応していきたいです。　まずはまもなく水揚げされるであろうカツオ船の水揚げですね。　初水揚げがいつになるか、今日か明日かと待ちたいと思います

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

寒くもなく暑くもなく、とても過ごしやすい気温となってきた気仙沼です。　きょうからゴールデンウイークでお休みだっていう方も多いと思いますが、過ごし方をいろいろ考えているのではないでしょうか

3年ぶりにまん延防止重点措置や緊急事態宣言がなく、行動制限のないゴールデンウイークではあるけれど、3回目のワクチン接種やPCR検査をし、これまで通りの感染防止対策をしていきたいもの

この連休中は帰省や観光で気仙沼を訪れる人も多くなると思います。　昨年は観光客が50万人増加したって報道されていましたが、気仙沼湾横断橋や大島架橋、おかえりモネなどで気仙沼が注目されているにしては期待したほどではないのは、やはりコロナ禍の影響なのでしょうね。　今後に期待しましょう

これまで船でしか行けなかった気仙沼大島が陸続きとなり、たくさんの車両が乗り入れるこのゴールデンウイーク。　いま計画中の亀山山頂までのゴンドラが開通するとさらに魅力は増してくると思います

南の仙台方面から、そして北の岩手・青森方面からも三陸道を使って気仙沼を訪れるたくさんの観光客の皆さんに、ゴールデンウイークに気仙沼に来たらやっぱここでお食事しなくちゃ！ってお勧めしたいのが、気仙沼市内に2店舗営業している北かつまぐろ屋。　遠洋かつお・まぐろ漁船の組合直営の店舗

観光客が多く立ち寄る海の市には、北かつまぐろ屋海の市店があって、ゴールデンウイーク期間中は休まず営業、みなみまぐろフェアを開催中。　脂のりのよいトロはもちろんですが、みなみまぐろの赤身をぜひ食べて頂きたい。　人気メニューの気仙沼はらこ飯ももちろん提供中。　どれも美味いですから

そして北かつまぐろ屋田中前店では、メカジキのカマトロステーキとまぐろ丼のセットメニューが人気で、まぐろ丼は「よくばり丼」「三色丼」「まかない丼」の3種類から選ぶ事ができ、とってもお得なお値段

三陸新報への広告を掲載させて頂いたとのことなので、新聞広告を見たよっていう方もいるのでは。　帰省された皆さん、家族連れでゴールデンウイーク期間中の北かつまぐろ屋へどうぞ、お勧めです！

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ゴールデンウィークを前にして、なんか慌ただしいお仕事になっている今週。　それというのも大西洋での操業を終えて、帰航する第1勝栄丸と第127勝栄丸のラスパルマスでの入港作業などの段取りが

それに加えて日本やインドネシアへの帰国便の発券、帰国後の自主隔離のホテルやPCR検査の手続きなども並行して手配している事務所内。　関係先が休暇で動かなくなる前に確定してしまわないと

そうした海外基地でドックする遠洋まぐろ船もあれば、気仙沼港で係船するマグロ船もあって、そうした母港に帰ってきた船から陸揚げされるナイロンテグスなどをリサイクルする事業が順調に進行中です

先日の勝栄丸ブログでもお伝えしたamu(株)による漁具・漁網リサイクル事業。　北かつ組合で加藤代表から出来上がった試作品のジャケットなどを見せて頂いた際に、市長にも見てもらいましょうとなって

市長さんの予定を確認してもらったら30分だけ時間をとって頂けるとのことで、現地集合で市役所に行ってきました。　いつもお世話になっている水産課の皆さんも私たちの訪問に同席してくれました

気仙沼市ではいまプラごみゼロを目指して、気仙沼市長のもとで対策会議をおこなっていて、北かつ組合長の私もそのメンバーの一人。　私たちがこのリサイクル事業に協力する事になった経緯や考え方、漁具・漁網をどのように回収してリサイクルし、生地や製品に再生するまでの流れなどを加藤代表が説明

出来上がった試作品のジャケットを市長に着て頂いての記念撮影。　話をしていくなかで様々なアイデアや課題が提案され、さすがは菅原市長だなって。　今後の展望などについてもお話しできました

日々配信される気仙沼市長のTwitterにも掲載して頂いてありがとうございます！　私たち遠洋まぐろ漁業界にとって、漁具・漁網リサイクルに協力できるのはすごく嬉しいこと。　これからもamu(株)によるこのプロジェクトをできる限り応援していきたいなあと思います。　菅原市長さん、ありがとうございました

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だんだんと気温が上がるにつれて湿度も増してきたような天候の気仙沼です。　今週にはいってからは雨模様となっているのでなおさらムシムシするのかも。　でもだいぶいい気候になってきました

先週末くらいから千葉県勝浦港を中心に旋網船による黄肌や本鮪の水揚げが始まってきて、海の世界ではいよいよ夏漁が本番といったところでしょうか。　単価もまずまずの相場といったところかと

一本釣り漁船によるびんちょうのまとまった漁模様にも大きく期待するところ、ゴールデンウィークを挟んでの5月上旬には何か動きが出てくると思いますが、燃油高で今年の各船の動きがどうなるか

気仙沼の遠洋まぐろ船に供給される延縄漁の冷凍餌料も、燃油高や輸送コストの上昇、円安などの影響で軒並み値上がりし、いま手配をかけているこれら資材の調達もほんと厳しいものがあります

今までの感覚では魚一匹も買えないくらいのレベル。　これに対応していかなければならないので、いろいろと悩みながら関係先に相談してのお仕事。　ランチ食べながら相談しましょうっていうことで

南町のイシカワライブキッチンに集合してのワーキングランチでした。　皆さんいろいろと忙しい方々ばかりなので、お昼くらいしか時間がとれない。　私もそうですけど、このところ何かと忙しい毎日です

久しぶりに懐かしのソースカツ丼が食べたいなあって、集まったみんなが同じメニューを注文。　南町の洋食店「ナリタ」の味を再現したソースカツ丼は、私たち地元民にとっていわばソウルフード

お昼ご飯を食べながらいろいろ相談したかったけど、別な話で盛り上がって気がつけば次の会議の時間になってしまって。　今回も美味しいランチごちそうさまでした。　やっぱ美味いです、ソースカツ丼

各船に供給する冷凍餌料をこういう状況の中でかき集めるのは結構大変だけど、これも漁業会社としての重要なお仕事なので、めげずに頑張ろうと思います。　関係者の皆さん、いい情報お待ちしています

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先日までの肌寒さもどこかにいって、もうすっかり本格的な春の陽気に包まれている気仙沼です。　防寒着はもちろん必要なく、薄手のジャンパーでも陽射しが強いと汗ばむくらい。　いい季節になりました

寒い中での仕込み作業で、乗組員の皆さんの体調に気を使いながら出漁準備をすすめた第7勝栄丸と第123勝栄丸は、いまは灼熱の南太平洋漁場にて操業中で、日々のマグロ漁に奮闘中の様子です

乗組員との無料通話アプリを使った電話連絡でも、その暑さが伝わってくるかのよう。　前半戦の操業は6月まで続くので、あと2ヶ月ほどの操業を頑張ってほしいなと思います。　くれぐれも気をつけて

そして大西洋漁場では、まさに終盤戦の操業を行っている第1勝栄丸と第127勝栄丸。　今回はカナリア諸島の補給基地ラスパルマスにてドック予定となっていて、派遣技師との打ち合わせも進行中

気仙沼でドックする場合にお世話になるみらい造船は、震災後に被災した木戸浦造船、吉田造船、澤田造船、小鯖造船が合併して設立された造船所で、シップリフトを備える素晴らしい設備のドックです

先日も関係船がお世話になって、予定よりも早い日程で修繕工事を終える事ができて、船頭さんや乗組員にも感謝されたばかり。　出漁準備をおこなう複数の遠洋まぐろ船が上架し、新船建造も並行しておこなっていて、上架できるスペースは常時ほぼフル利用の状況。　これからはサンマ船がドックですね

そのみらい造船の工場内をドローンを使って撮影した映像がYouTubeにアップされていたので、勝栄丸ブログをご覧いただいている皆さんにもPRしちゃいましょう。　普段みているドック内をドローンが飛び回り、上空からなど見たことないアングルからの映像と合わせ、みらい造船の全体像が映し出されていて

東日本で最大の漁船の基地、気仙沼港ならではの自慢の施設「みらい造船」には、新船建造と修繕どちらもこれから益々仕事をしていってもらわなければなりません。　今後ともどうぞ宜しくお願いします

みらい造船のYouTube動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=oG1l2_hpv2Q
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春らしい穏やかな天候に恵まれた週末、もうすっかり葉桜になってきた気仙沼ですが、ゴールデンウィークに向けて行楽日和の天候が続いていって、帰省や観光客でにぎわう一週間になるといいですね

それでもこのところは、気仙沼市内での新型コロナの新規感染者も多く発表されているので、感染防止対策はしっかりと生活していかなければなりません。　新型コロナと経済の両立、これから大事です

先週末は気仙沼の市議会議員選挙があって、気仙沼市長選は菅原市長が無投票での4期目の再選でした。　ほんとうにおめでとうございます。　当選された市会議員の皆さんも、気持ちを新たに頑張ってください。　人口減少問題や地域経済対策、引き続きのコロナ対策など、課題は山積の気仙沼ですから

今週末から始まるゴールデンウィークを前にして、大西洋で操業する勝栄丸各船がまもなく今航海を切り上げて帰途につくタイミングとなってきて、ラスパルマス入港時の作業の段取りや、日本やインドネシアなどへの帰国フライトの手配など、日々の業務と並行して進めている事務所内。　円安がきついです

そして次航海から乗船する事になった新人船員君も、個人仕込みや諸手続きなどの為に気仙沼入りして、会社スタッフがつきっきりでサポートし、先輩乗組員からもアドバイスを受けて準備していました

そんな週末、穏やかな陽気に誘われるように、お蕎麦を食べに行きましょうって、気仙沼の郊外っていっていいでしょうか、藤沢町の俚楽さんに行ってきました。　道中のドライブも空気が気持ちがいい

街中からちょっと離れているお店だけれども、口コミなどでだんだんとお客さんが増えて今では人気店に。　勝栄丸ブログの掲載効果も多少あるのかもしれません(笑)　気仙沼の人も結構行ってますから

市議選の投票をしてからの俚楽さんでのお蕎麦ランチ。　ゴールデンウィークはかなり混み合うことも予想されるので、行く場合には時間帯を選ばないと。　今回も期待通りとっても美味しいお蕎麦でした

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先日までは満開の桜が見られましたが、気がつけばもう気仙沼市内は葉桜になってきて、ほんと一瞬でしたね。　これから益々陽気もよくなってきて、ゴールデンウィークに向けて人が多く動くことでしょう

それでもこのところの市内の感染者の増加が気になるところ。　小学校や児童施設を中心にクラスターが発生しているみたいで、宮城県のHPにも情報が掲載されていました。　引き続き気をつけないと

ここまでは鹿児島を中心とした水揚げが続いていたカツオ船ですが、今週末には数隻が勝浦港にてびんちょうの水揚げをおこないました。　これからの時期のびんちょう漁にすごく期待が高まっています

一年の水揚げ高に占めるびんちょうの割合がとても重要な近海かつお船なので、これから2ヶ月ほどになりますか、漁場を移動してのびんちょう狙いに切り替えてくるのではと思います。　そのなかで気仙沼にも水揚げする船が出てくることも期待しましょう。　各かつお船の皆さん、引き続き頑張って下さい

漁船漁業界のいまの最大の悩みは燃料高。　海外活動をおこなう遠洋漁船にとっては円安も大きなコスト増要因になっていて、燃料だけではなくさまざまな資材やコストが軒並み値上がりになって深刻

そんな悩みを共有する仲間が南町の〇安さんに集まっての情報交換会。　情報交換会って言うよりも、ガス抜きの会っていう感じかな。　急激な燃油高騰と円安の進行には、胃が痛くなる日々ですから

そうしたことからではないけれど、〇安さんの湯豆腐を囲んでのお食事会。　胃に優しいヘルシーな人気メニューで、焼き鳥だけではなくって私たちのいつもの定番。　コーヒー焼酎もすごく美味しかった

共通の悩みを抱えているみんなと、言いたいことを言い合って、少しはリフレッシュできたかな。　こういう時間もすごく大事ですね、また近いうちに集まってガス抜きしましょう。　引き続きよろしくお願いします

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桜が満開のピークを過ぎて、気仙沼市内の桜並木の見頃もあとわずかとなってきた今週。　まだゆっくりとお花見をする時間もなくて、スケジュールに追われながらの忙しい一週間が過ぎようとしています

来週末からはゴールデンウィークに入っていくので、大西洋での操業を終えて帰航する第1勝栄丸と第127勝栄丸のさまざまな手配関係を、日々の業務と並行しておこなっている会社のスタッフたち

ラスパルマスに入港後の港内作業の段取りや、日本そしてインドネシアへの帰国のフライトの手配、到着後の自主隔離のホテル予約、派遣する技師との工事や日程の打合せなどで一日が早いこと

そうした週末の午後、いま北かつ組合所属の遠洋まぐろ漁船が全面的に協力している漁具・漁網リサイクル事業の進捗状況を報告したいと、Amu(株)の加藤代表と北かつ事務所でミーティングでした

遠洋まぐろ漁船が使い消耗した幹縄ナイロンテグスなどを気仙沼港で陸揚げ回収し、工場に送ってペレット状に加工、それを繊維にして衣類などにリサイクル。　試作品が完成しての初披露となりました

遠洋まぐろ延縄漁船の幹縄ナイロンテグスから出来たとは思えない柔らかな肌触りのジャケット。　ヘリンボーン織の生地もすごくいいですね。　デザインも仕立てもよくて、このまま着て帰りたくなります

世界でまだこの一着しかない、幹縄ナイロンテグスから生まれ変わったジャケット。　その他にもサンプルの生地を広げながら、今後の展望やいろいろなアイデアなどについて語る代表の生き生きとしたプレゼン。　漁具・漁網リサイクルという新しいビジネスをぜひとも軌道に乗せて成功してほしいと思います

私たち遠洋漁業者としても、海洋ごみの問題については常日頃から考えていて、こうした取り組みの提案はすごく嬉しいこと。　これからも乗組員の協力をもらいながら、Amu(株)による漁具・漁網リサイクル事業に全面的に協力していきたいと思います。　もっともっと共感を巻き起こせるように頑張って下さい

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春を通り越して初夏になったような暖かい気温の気仙沼です。　ジャンパーを着こんでいると汗ばんできそうで、もう一枚薄着でもいい感じ。　桜のピークも過ぎだんだん初夏に近づいている感じがします

年明けに気仙沼に帰港した地元の船や、ここを基地として漁業活動をおこなっている漁船など、今現在も気仙沼港内はたくさんの船で岸壁がぎっしりとうまり、こうした光景は全国でもここだけでしょうね

帰港した漁船の修繕をおこなうみらい造船の船台も常時フル稼働の状態で、昔からの造船所のなかで唯一稼働している宮城県造船にも遠洋まぐろ漁船が上架してのドック工事の様子がうかがえます



今年2月に新潟造船で竣工引き渡しを受けて、気仙沼に回航し新船披露を行った第1漁吉丸さん。　2ヶ月ほどの出漁準備期間を経て、ようやく新船初航海へと出港との事で、出船送りに行ってきました

第1漁吉丸さんと女川船籍の第3明神丸さんが同時刻に出港との事で、コの字岸壁にはたくさんの方々が集まっていて、出港日和のいい天候にも恵まれて、出港を前にした岸壁はすごく華やいだ雰囲気

新船初航海に向かう第1漁吉丸さんの船内を、出港前の短時間でしたが社長さんの案内でちょっと見学。　そして作業甲板に乗組員と関係者が集まって、会長さん社長さんから激励の訓示と乾杯でした

これから南インド洋でのミナミマグロ漁、そしてジャワ沖でのメバチ操業をおこない、次に帰港するのは約10ヶ月後となる両船。　くれぐれも安全操業に気をつけて、大漁されます事を心からお祈り致します

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先日までに比べても一段と気温が上昇して、もうすっかり春らしい陽気となってきた気仙沼です。　もうすでに桜もピークを過ぎて、東北地方の桜前線は青森弘前にまで達したとか。　お花見したいですね

この時期の気仙沼魚市場は生鮮かつおが始まる前の閑散期で、日々の入港船情報をみてもなかなかまとまった金額の水揚げがなく、一日も早いカツオ船や旋網船の入港を期待しながら待っているところ

今年は燃料油の高騰による事情が大きいのか、依然としてカツオ船の漁場は鹿児島を基地とした西側が中心となっていて、例年ならばこの時期メインの千葉県勝浦港の水揚げも激減している状況

これから5月末～6月までのびんちょうの漁に期待しているところだけれど、いまのところまとまった釣果が聞こえてきていないので、各船ともにその情報を注視しつつ操業を行っているところかと思います

一方の遠洋かつお・まぐろ漁業界でも様々な課題を抱えつつの状況の中、毎年恒例となっている日かつ漁協による地区別協議会がオンラインで開催され、北かつ組合の会場に集まって開催されました

日かつ漁協と日かつ協同(株)の決算見込みと令和4年度の事業計画などが報告されたあと、北かつ組合員との意見交換がおこなわれ、いま最大の問題となっている燃油価格高騰対策や魚価問題、乗組員の後継者育成などについて熱い議論が繰り広げられました。　参加された皆さん、ご苦労さまでした

ロシアのウクライナ侵攻によって原油先物相場が高止まりし、為替相場も1ドル＝130円にまで迫り、漁船に供給される海外や洋上での燃料油価格がこれまで経験したことのない超高値で推移している状況の中、国の追加燃油高騰対策がぜひとも必要なところとなっているので、宜しくお願いしたいと思います

燃油高騰や円安の影響で外国船の多くが出漁を見送る状況のなか、マグロ類の搬入量の増加が見込めない事から浜値が上昇しています。　いまのコスト高を考えるとさらに販売価格を上げていかなければならず、日かつ幹部の皆さんともその認識を共有したところ。　ここが試練の時、頑張っていきましょう

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桜も満開となって、気温も上昇しようやく春らしい気候になってきた気仙沼です。　今週後半からはまた一段と気温が上がるとの予報もでています。　そろそろ冬物も衣類は片付けないといけませんね

中部大西洋で操業をおこなう第1勝栄丸と第127勝栄丸は、もうじき今航海の操業を終える予定となっていて、入港時の作業の段取りから海外基地からの乗組員の帰国便の手配などをすすめています

まずは第1勝栄丸がカナリア諸島ラスパルマスに入港し、一週間ほどあとに第127勝栄丸が入港する事になりますね。　日本からも機関整備などの為にエンジニアを派遣する予定で打ち合わせ中です

先日お伝えしたインマルサットFX搭載の工事も乗組員の休暇中におこなう予定なので、海外基地の代理店などとの情報交換を密にして問題なく進めていかなければと。　関係者の皆さんよろしくです

いま勝倉漁業では勝栄丸各船の幹部船員の後継者育成に力をいれて取組んでいて、昨年からのプロジェクトのYouTubeでの動画配信もその一貫。　日かつ漁協と気仙沼の船主協会が中心となって制作をすすめるYouTube動画。　123勝栄丸の出港までを取材した最新Ver.がきょう公開になりました！

4月6日に公開されたepisode1は、若手船員の出港準備を取材したものでしたが、今回のepisode2は123勝栄丸の出港当日の様子の映像。　いつもお世話になっている方々などもたくさん登場

今現在は南太平洋の漁場で奮闘中の若手船員。　自分が目指したい漁師の姿を船頭さんに重ね、尊敬の念をもって日々仕事をおこなう若手船員と、温かく時には厳しく指導する船頭さんのコメントも

次世代の幹部船員を目指して頑張る彼らの活躍にほんとうに期待しています。　同じ年代の若手船員が切磋琢磨して共に成長していく、私たちとしてもそうした彼らを精一杯サポートしていきたいと思います。　シーズン2のepisode1と今回公開されたepisode2。　皆さんも下記リンクからぜひご覧になって下さい

「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ！」
episode1「123勝栄丸出港準備編」 https://www.youtube.com/watch?v=NWky0_DZAiI
episode2「123勝栄丸出港編」 https://www.youtube.com/watch?v=f-N0Gz38Be4
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先日までの花冷えから、今週にはいって幾分あたたかい気温となった気仙沼です。　それでも岸壁にいると海風が冷たく、一枚多くはおってないと寒いけど、今週半ばからはもう一段気温が上昇する予報

新年度となってあっという間に半月が過ぎ、ゴールデンウィークを前にしてさまざまな会議などが入ってきています。　昨日は北かつ組合の理事会と役員会があって、2時間にわたっての議論でした

ロシアのウクライナ侵攻によって原油相場が急騰し、海外や洋上で補給する遠洋まぐろ漁船への燃料油の価格がこれまで経験したことのないほど超高値となっていて、理事会でもメインの議題に

遠洋漁業界として追加の燃油高騰対策を国に要望しているけれど、今月取りまとめられる支援策にどの程度の対策が盛り込まれるのか期待する一方で、冷凍マグロ類の販売価格ももう一段二段の上昇が必要とのシュミレーション結果もあって、日かつ漁協とも協議しながら進めていかなければなりません

そうしたなかで、間もなく大西洋での操業を終える第1勝栄丸が、海外基地ラスパルマスでの係船中におこなう工事についての打合せをおこないました。　勝栄丸各船に順次搭載しているインマルサットＦＸによるWiFi環境の整備。　日本から機器類を輸送し技師を派遣しての工事となる、初めてのケースかも

インマルサットFXの大きなアンテナドーム、本体のラックだけでも80㎏以上の重量があるから、空輸するのも一仕事。　事前に本船宛に運搬船で輸送した工事に使用する資材等、足りないものはないか、工事日程や派遣する時期、付帯工事も含めた段取りなどについて、それぞれの役割なども確認しました

日本でおこなうのとは勝手が違う海外基地での設置工事。　付帯工事も含めて細かな指示を出さないと現地ではうまく作業が進まない可能性もあるから、そこは抜かりないように進めていかなければなりませんね。　関係業者の皆さん、スムーズに作業がすすむように、ご尽力の程どうぞ宜しくお願いします

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いま気仙沼では海技士資格取得に向けた講習会が開催されていて、全国から集まった受講者は近年で最多の40名。　漁船だけではなく内航船などの船員もいて、6月まで講習が続いていきます

勝栄丸の乗組員もこの気仙沼会場の講習会に参加。　勝倉漁業の船員寮に寝泊まりしながら、航海士を目指して日々の講習に真剣に取り組む姿がみられます。　合格目指し頑張ってほしいですね

そんな今週におこなわれたのが、気仙沼市が主催する「海と生きる連続水産セミナー」の特別版。　一年に5回ほどおこなわれている通常のセミナーとは違って、会場も完成したばかりの中央公民館

東京海洋大学との連携事業のセミナー。　今回のテーマは、地球温暖化と海～日本と世界の海で何が起きているのか～。　中央公民館の会場だけではなく、オンラインも含めて約150人ほどが聴講

私も当初の予定では公民館の会場に出向く予定でしたが、事務所での仕事がおしていたため急遽オンライ参加に変更でしたが問題なく聴講する事ができました。　5名の方々からの様々な報告です

まずは気仙沼漁業協同組合の齋藤組合長が登壇し、漁業の現場で今何が起きているのかについてプレゼン。　イカやサンマ、カツオなど気仙沼への水揚げ数量が減少している事や、伊勢エビや太刀魚などこれまで水揚げされたことのない魚種が揚がり、こうした現象は海の温暖化が影響しているものと

そして東京海洋大学や東北大学などの先生によるアカデミックな講演。　内容が専門的すぎて理解するのがたいへんなところもありましたが、全体として地球の温暖化が進んでいて、それによって陸上の気温だけではなく海の海水温にも変化が生じ、このままだと生態系にも影響が出てくるとのことでした

午後2時から始まったシンポジウムは休憩を挟んで5時半過ぎまで。　講演を頂いた先生方ほんとお疲れさまでした。　会場で聞ければもっとよかったかなあと思いますが、内容の濃いシンポジウムでした

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雨模様で肌寒い週末から少しだけ天候が回復した土曜日の気仙沼です。　日差しがちょっと戻ってきただけで気温以上に暖かく感じてしまいますね。　インナーのライトダウンも必要なしでのお仕事です

今週は急なお仕事が入ってみらい造船に通う日々。　いまみらい造船では新造船を複数同時並行で建造中で、そのほかに遠洋まぐろ漁船などの修繕もおこなっているから船台が常にうまっている状況

私たちの遠洋まぐろ漁船の上架には、あらかじめスケジュールを伝えて船台をおさえておかないとなかなか予定通りの日程で整備ができないのですが、今回の急な案件にも精一杯の対応をして頂きました

いつも上架・下架に立ち会っている私たちからするともう見慣れた光景ではあるものの、シップリフトでの上下架を初めて見る船員さんたちにとっては驚きのシステムなんだと。　興味津々で見ていました

予定をさらに前倒しにしての工事完了で、みらい造船や関係業者の皆さんには、ご尽力いただきほんとうにありがとうございました。　さすがは気仙沼の業者さん方ですね。　今回もお世話さまでした

みらい造船での作業のあいまに、田中前の「まるき」さんにおじゃましてのランチタイム。　このところは背脂辛生姜ばっかり食べていたので、今回は久しぶりに定番の煮干をチョイス。　麺も通常の中太麺

手もみしてるのでしょうか、スープによく絡む麺がもちもちして最高に美味い。　濃厚な煮干スープはやっぱりパンチがあって、言い方わるいかもしれないけど中毒性がある、やっぱりこのスープは最高ですね

聞けば4月17日の日曜日から一週間ほど店をお休みにするそうで、どんな事情かはわかりませんが、その前に食べておこうと行ってきて正解でした、しばらく食べれませんからね。　今回もごちそうさまでした

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● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/　  

花冷えとなった週末の気仙沼は、一日中冷たい雨模様の天気。　気仙沼魚市場はこの時期は閑散期という事もあって、魚市場には数隻の漁船が係留していますが、ひっそりとしてちょっと寂しい感じ

生鮮かつおやびんちょうなどの水揚げが例年ならばGW明け頃から始まるのですが、今年は何かちょっと違ってるような。　様々な要因によるのでしょうね、カツオ船の北上が大きく遅れています

三重県や静岡沖でびんちょうの漁をおこなってはいるけれど、一昨年のような漁模様にはなっておらず、各船ともに苦労しながら日々の操業に奮闘しているのが伝わってきます、頑張ってほしいです

そのなかで、関係船が修理のために気仙沼に入港。　みらい造船の予約もとれて到着早々の上架でした。　このところすごく暖かい日が続いていたので、10℃にとどかない気温がさらに寒く感じます

関係者とともに上架を確認し修理内容の打合せを終え、予想していたよりも短い日数で下架できる見込みとなったのでホッと一安心。　盛漁期を前にして今のうちに不安は取り除いておきたいです

午前中いっぱい外でのお仕事で、すっかり冷え切ってしまったので何か温かいものでも食べようと、南町の福建楼におじゃまして台湾みそラーメンを頂いてきました。　こう寒い時には最高のメニュー

モヤシやニラひき肉などをとろみをつけた熱々を特製みそのラーメンにトッピング。　通常の醤油ベースの台湾ラーメンももちろん美味しいけれど、最近のお気に入りはこれ。　ぜひ食べてみて下さい

月曜日は確かワンコインの500円で食べる事ができたんじゃなかったかなあ。　あまり曜日を気にしてないので、月曜日以外でもこれを食べちゃいます。　食べる価値あり！　おススメの一品ですよ

みらい造船はこれからの時期、サンマ船のドックが続いていくから結構予定が混み合いそう。　その中でもスムーズに上架することができてよかったです。　関係者の皆さん引き続き宜しくお願いします

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春を通り越して初夏のような気温になったかと思えば、また冬に逆戻りしたような肌寒さとなった気仙沼です。　市内の桜も満開のところもでてきましたが、この「花冷え」で見頃も少し長く続くといいですね

気仙沼で毎年この時期に開催される海技士講習会が始まりました。　昨年はコロナ禍の影響で延期となりましたが、今年は予定通りの開催。　航海と機関あわせて40名もの船員が海技士講習に参加

勝栄丸の乗組員も海技資格にチャレンジ。　将来の幹部船員への登竜門でもあるからぜひ一発で合格してほしいなと思います。　北かつ事務所前の駐車場は、講習参加者の車でいっぱいでした

北かつ組合の「宮城北かつ経営研究委員会」は定期的にさまざまな活動をおこなっていて、今回は東京海洋大学の先生をお招きしてのセミナーを開催。　テーマは「マグロ養殖業について」での勉強会です

私たちの遠洋まぐろ漁船は、大海原を回遊するマグロ類を漁獲し、冷凍マグロ製品にして日本市場に供給する漁業であるのに対し、いま国内で拡大しているのが西日本を中心とした本鮪の養殖ビジネス

業界内で伝え聞いてきた断片的な情報しか知らなかった私たちにとって、いまの国内養殖まぐろの生産状況のお話しは初めて聞く情報ばかりだったので、本当に勉強になるセミナーでした。　セミナーそして意見交換会と、海洋大の先生方ほんと有難うございました。　皆さんにも聞かせてあげたかったなあ

東京海洋大学の先生やサテライトの職員の方々と、北かつまぐろ屋田中前店からテイクアウトしたまぐろ丼を囲んでのささやかなお食事会。　北かつ組合の職員が気を利かせて準備しててくれました

お昼ご飯を食べながらも、北かつ組合の現状や気仙沼港での問題、業界が抱える様々な課題などについてお話をする事ができて貴重な時間でした。　これからもいろいろと勉強させて頂ければと思います

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春を通り越して初夏のような気温になったかと思えば、今週末にはまた冬に逆戻りするような天気予報になっている気仙沼です。　まだまだ花粉の飛散も多いみたいで、症状がひどい方も多いと思います

もう少しすればスギ花粉もおさまってくると思うので、もうちょっとの辛抱かな。　鼻炎薬と目薬を常時手放さずに、季節が変わるのを待つしかないかなって。　皆さんも体調管理に気をつけていきましょう

この3月から4月にかけての時期は、気仙沼港から各漁場へ向かう遠洋まぐろ船の出港が続き、三陸新報に掲載される出船送り情報などを確認しつつ、出港時間に合わせての出船送りも大事な仕事

太平洋の西経漁場、南太平洋のミクロネシアやパプアニューギニア水域、シドニー・タスマン沖や南アフリカ沖のミナミマグロ漁場、そして南インド洋豪州西岸のフリーマントル沖の漁場などさまざまです

今週も第38福徳丸さんが出港という事で出船送りでした。　風もなくほんとうに暖かな天候に恵まれて、カメイ前の港町岸壁には乗組員のご家族や福徳漁業の関係者、取引先の皆さんなどがたくさん

水産庁の指導に基づき新型コロナの感染防止対策を万全に、インドネシア船員の入国後にホテル自主隔離とPCR検査を経て気仙沼入りし、出港予定にあわせ仕込み作業などをおこなってきた本船

出港時間となって乗組員や関係者とともに乾杯をおこなったのち、船首と船尾のもやい綱がレッコされ、作業艇のサポートをうけて離岸する本船を関係者とともに見送りました。　頑張ってきてください

燃油高、コロナ禍、円安とさまざまなリスクがある中での出港ですが、乗組員の皆さんにはくれぐれも安全航海を心がけ、大漁に恵まれますようお祈りいたします。　38福徳丸の出港おめでとうございます

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このところの暖かい気温によって宮城県内の桜も開花し、仙台市内では満開との報道もなされた今週。　気仙沼でも週明けは真夏の30℃近い気温となったようで、本格的な春の季節がやってきました

各漁場から年明けに気仙沼に帰港した遠洋まぐろ船の多くは、出漁準備が整ってこのところ出港が続いていて、週末にかけても複数隻の出船が予定されています。　そんなところに水産経済新聞の記事

「コロナ禍、燃油高、円安」のトリプル禍で台湾船さらに減も、冷バチ相場「下げ要素なし」との見出し。　高止まりが続く冷凍メバチ相場で、一段高になる可能性が現実味を帯びてきた。　新型コロナ禍により稼働隻数が減少した台湾漁船が、原油価格の高騰と円安の影響も受け、新規出漁を断念する船が続出

現在操業中の船も「今積んでいる餌を使い切ったら帰港し、高雄港に係船する」と判断する船が出てきているという。　最大勢力の台湾の操業断念が供給に影響を及ぼすのは必至。　相場の「下げ要素」は見当たらないと。　いまの燃油価格からすると台湾船の判断もうなずけること、上げ相場になりそうです

年明け以降の下げ基調が予想されていたが、ロシアのウクライナ侵攻で原油高が進むと状況は一変。　もとより円安で台湾船主は「対日へのうま味が減った」と不満を唱えていただけに、台湾船の操業断念が広まれば、一船買い価格は「上げ基調にあるのは間違いない」と、関係者は口を揃えるとしている

農水省発表の全国主要冷蔵庫を対象とした在庫統計は直近で急減。　最新でも1月の値ではあるが、すでに適正水準を下回る状態にあると言える。　「手持ちがなくては仕事にならない」と、旧盆需要などを想定した加工・流通業者の囲い込みは避けられず、在庫量は当面、低水準・横ばいで推移すると思われる

頼みの綱の日本船も、堅調な現在の相場を燃油コストが上回れば、来漁期以降の出漁隻数に大きな影響が出かねず、単価のよいクロマグロ、ミナミマグロの操業船が枠の消化後、十分な時間をとってバチ・キハダ操業を行わず、早期切上げを検討することも想定され、赤身不足がさらに加速する可能性も

新年度が始まって早々の水産経済新聞の記事のように、冷凍マグロ類の取引、相場動向がどのような推移を見せるのか、燃料価格だけではなくあらゆる運航コストが値上がりしているので、マグロ類の赤身相場ももう一段上げていかなければならない状況になっています。　関係者の皆さま宜しくお願いします

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春を通り越して一気に夏になったかのような気温に上昇した週明けの気仙沼。　車中の気温計を見ると29℃にもなっていましたが、さすがにそれはちょっと違うかなって。　それでも夏日になったみたい

シーズン当初は鹿児島での水揚げが続いていた中型船の一本釣りカツオ漁は、先週末にとんぼの漁獲が見えて、鹿児島基地から北上した各船が房州勝浦港での水揚げへと徐々に移りつつあります

さすがにもう4月半ばになろうという時期になってきたので、とんぼの漁獲が開始される頃なので各船の大漁にも期待したい。　缶詰向けのとんぼの単価は例年に比べ高値圏での取引となっているので、漁獲がまとまれば大きく水揚げをのばすチャンでもありますから、カツオ船の皆さん、頑張って下さい

気仙沼で例年この時期に開催される乗組員の海技士講習会がきょうから行われます。　講習のあとの国家試験や免許講習まで入れるとその期間は約2か月間。　勝栄丸の乗組員も資格にチャレンジ

海技士講習会を主宰する公益財団法人日本船員雇用促進センター（SECOJ）の理事長さんらが気仙沼にあいさつにお越しになって、気仙沼で会場のお世話をする気仙沼水産振興協会の会長として応対させて頂きました。　会社の応接室で短時間でしたが、今回の開催についての御礼をお伝えしました

気仙沼で開催される今回の海技士講習会には、東北地区や北海道などから航海・機関あわせて40名の船員が集まって、特に航海については当初の定員を大きく超す申し込みがあったものの、SECOJの弾力的な対応と講師の先生方などのご協力もあり、申込者全員を講習に受け入れる事ができました

午前中の打合せを終えてのお昼時、SECOJの理事長さんらを北かつまぐろ屋海の市店にお連れしてお昼ご飯をご一緒に。　いまキャンペーン中のみなみまぐろ丼をみんなで頂きました。　まぐろ丼を食べながら、気仙沼の遠洋漁船の活動状況や船員の育成方針などもお話しでき、有意義なランチタイムでした

海技士免許の航海にチャレンジする勝栄丸の若手船員には、この講習でしっかりと学び知識を習得して、見事に試験合格を成し遂げてほしいと期待し見守りたいと思います。　2ヶ月間宜しくお願いします

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まさに春らしい暖かな日が続き、桜の開花も宣言された宮城県内。　ここ気仙沼でももうじき満開の桜並木が見られることでしょう。　新年度が始まって、さまざまなお仕事で予定表がうまってきました

本来であれば5月になると気仙沼でも生鮮かつおの初水揚げが行われるのですが、今年は例年とは違ってなんかちょっと違う雰囲気。　かつおの北上が遅れているのか、なんなのかわかりませんね

今月に入ってもこの時期メインの水揚げ港になるはずの房州勝浦港にはここまでカツオの水揚げがほとんどなかったけれど、きのう今日は勝港にも入港船があって、88佐賀明神丸も初水揚げの様子

今現在も生鮮かつおの漁場は鹿児島を中心としたエリア。　月末には各船の水揚げ集計表が届くので、どういった推移になっているのか気になるところ。　大きな水揚げの上積みを期待しましょう

高知県黒潮町船籍の中型かつお一本釣り漁船・83佐賀明神丸さんは勝倉漁業の問屋船。　毎年6月から11月くらいまでの間は、気仙沼を基地に操業するので、頻繁に入港しては水揚げ対応です

昨年の漁期中に、NHKのカメラクルーが乗船して、沖合いで取材をおこなった様子がこのたび放送されるという情報を入手。　「100カメ」という番組で、そういえば港内で船内にカメラを設置してたっけ

番組情報によると、【100カメ初の屋外ロケ！場所は大海原、カツオの一本釣り漁船。出港直後にシャワーを浴び、酒を飲む。漫喫のような個室でプライベートライフを楽しむ。しかしカツオの魚群が近づくと一転、仕事師の顔になる…年間３００日を洋上で過ごす漁師たちの生態とは？】と紹介されていました

放送日は4月12日（火）午後11時。　100台の固定カメラを設置して人々の生体を観察するドキュメンタリーで、カメラを意識しない姿・会話の記録から、思わぬ実像が見えてくるというコンセプトの番組なので、83佐賀明神丸の船頭・船員の仕事風景や、普段の生活の様子が見れるのではと放送が楽しみです

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ここにきて春本番を迎えるような気温になってきた気仙沼ですが、岸壁は風が強くってちょっと肌寒く、まだまだジャンパーが手放せない週末です。　風が強いから花粉の飛散も多いのかもしれませんね

なんか目がしょぼしょぼするし、鼻もむずむずする感じがするので、花粉症の飲み薬や目薬などもこの時期の必需品。　アレルギー専用のマイティア「アルピタット」EXαがちょっと高いけど効きめ抜群です

年明けに気仙沼に帰港した遠洋まぐろ船はこのところ順次出港体制となっていて、週末から週明けにかけても複数隻の出港が予定されています。　餌積みなどの仕込み作業、関係者の皆さんご苦労さま

4月9日土曜日には88昭福丸さんが、10日(日)には8大功丸さんが、そして12日（火）には38福徳丸さん、情報によると38昭福丸さんと新船初航海の第1漁吉丸さんは4月15日の出船予定だとか

気仙沼港内の仕込み岸壁はどこも空きスペースがなく、商港岸壁にて出漁準備をすすめてきた88昭福丸さんが出港とのことで出船送りに行ってきました。　雲ひとつないような出港日和のいい天気でした

4月からはミナミマグロの新たな管理期間に入り、88昭福丸さんはこれから南アフリカ・ケープタウン沖でのミナミマグロ漁に向かいます。　気仙沼からケープ沖の漁場まで約一ヶ月間の航行ですね

ウクライナ情勢などの影響で原油価格が急騰している状況の中、遠い海域での航海はほんとうにコストが高くつく。　社長さんの挨拶のなかでも、現在のマグロ相場をさらに高くしていかなければならないし、そのための努力もおこなうと話されていましたが、まさに今年はコスト高とも向合う一年になりそう

海外勢は燃油高騰やコロナ禍による影響などで出漁見合わせを余儀なくされている船が多い中で、気仙沼港から各漁場へとこうして出港できるのはほんとうに嬉しいこと。　頑張ってほしいと思います

88昭福丸さんの出港、ほんとうにおめでとうございます！　船頭さんや乗組員の皆さんが一致団結して、安全航海で大漁に恵まれますように心からお祈りいたします。　出港船が続く気仙沼の週末でした

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先日までの肌寒さから一変し、気温がぐんぐん上昇してまさに春本番を迎えようとしている気仙沼です。　宮城県内での桜開花も宣言され、気仙沼でももうすぐ桜並木が目を楽しませてくれることでしょう

昨年から続いている冷凍刺身まぐろの堅調な相場動向。　水産経済新聞の記事によると、マグロ類の2月の輸入実績は、冷凍メバチの丸（GG）は3880トンで2000トンを割った1月から大幅に回復

関係者によると、外国船原料の入荷は4月まで続く見込みだが、水揚げと運搬船のサイクルが重なっただけで、一時的な搬入増との見方が強く、むしろ燃油高に円安も加味されたことで出漁隻数は挽回できず、日本向けの数量が好転する見通しは立たないとの報道。　私が得ている情報とも合致しますね

次にいつ、どのくらいの入荷があるか見込めない状況で、旧盆需要の原料確保が喫緊の課題としたうえで、目の前のゴールデンウィーク需要を考える余裕がないというほど関係者らは危機感を強めており、そのため単価を下げる要素が見当たらないばかりか、「むしろ上げ基調」との声もでているとの記事

燃料高に資源高そして円安と、遠洋まぐろ漁業を取り巻く状況はここにきて大変になっていますが、日本に刺身まぐろを供給し続けていくために、勝栄丸乗組員と共に引き続き頑張りたいと思います

そうした状況の中ではありましたが、北かつで新入社員の面接をおこなって採用することを決定。　初出社日に合わせて一緒にマグロ丼を食べましょうとなって、北かつまぐろ屋海の市店に行ってきました

せっかくだからと、いまキャンペーン中の「みなみまぐろ丼」をみんなで注文。　みなみまぐろフェアが4月1日から始まっていて、食べに行きたいと思っていたのでちょうどよかった。　すごくいいマグロです

酢飯の上にみなみまぐろの赤身とトロ。　トロはもちろん美味しいけれど、みなみまぐろの赤身の美味しさを皆さんにもぜひ味わってほしい。　ほんと美味いですね。　これからひとつひとつ仕事を覚えながらになるかとは思いますが、早く仕事になれるよう頑張ってほしいです。　みなみまぐろ丼ごちそうさまでした

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宮城県内でも桜が開花したというニュースが流れ、またいちだんと春の陽気になってきた気仙沼です。　この時期らしい華やいだ雰囲気もあるけれど、実際にはいろんな問題が山積していてたいへん

ロシアのウクライナ侵攻によって原油価格が急騰し、円安もあいまって漁船が使用する燃料油の価格も異常なほどの値上がりをみせ、特に海外基地や洋上補給での燃料価格がほんとやばい水準

そして冷凍運搬船や超低温コンテナの冷凍マグロ類の運賃も軒並み値上げとなって、通常の冷凍水産物を運ぶコンテナ運賃も数倍の水準になっているから、それがもろに餌料費に跳ね返ってきています

燃料高の影響なのか、遠洋まぐろ漁船が使用する餌料となる小魚の供給がだいぶ少なめで推移していて、これまでにない単価での供給となっているけれど、必要なものは買うしかないといった状況

いま南太平洋で操業をおこなっている第7勝栄丸と123勝栄丸は7月には後半戦の餌積みを予定し、大西洋で操業する2隻ももう少しで操業切上げなので、次航海の餌料手配をしなければなりません

各取引先業者の皆さんと日々情報交換する中で、知りえた情報をもとに頭の中でいろいろとシュミレーションしたり、資料を作成したりと、スムーズに勝栄丸が運航できるように日々考えながらのお仕事

中国沿岸港やアメリカ西海岸などでは、依然としておびただしい隻数のコンテナ船の滞留が確認でき、それもコンテナ運賃の高騰や輸送スケジュールの遅れの原因。　簡単には解消されないでしょうね

6月～7月の供給に向けて前広のタイミングで検討し始まった勝栄丸各船への餌料供給計画。　日頃お世話になっている各業者の皆さんのご協力を頂きながら進めていきたいと思いますので、引き続き宜しくお願いします。　各船頭さんの希望にできるだけ沿う形で進められるよう頑張っていきたいと思います

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宮城県内でもそろそろ桜の開花かとも報道され、今週末からは20℃の気温とだんだんと春本番を迎えようとしている気仙沼です。　先日までの寒さも過ぎ去って、ほんとうに春らしい陽気になってきました

例年ならば5月に入ると生鮮かつおの水揚げも期待されるのですが、今年はいつもの年の状況とは違って、すでに水揚げの中心となっているはずの房州勝浦港にまったくと言っていいほど水揚げなし

依然としてかつおの漁場は西側に形成され、燃油高もあいまって遠くへの漁場探索を避け、鹿児島を中心とした水揚げが続いているので、気仙沼への生鮮かつおの水揚げはどうなってしまうか心配

気仙沼では遠洋かつお・まぐろ船の幹部船員の後継者となる若手船員の確保・育成を精力的に進めていて、勝栄丸各船にも多くの若者が乗船してスキルを磨いています。　乗船履歴を付けて海技資格に挑戦する船員も毎年でてきて頼もしい限り。　来週からも気仙沼で資格講習と国家試験が行われます

全国から気仙沼に集まってくる若い船員達。　日本各地での面接会や水産学校へのリクルート活動、そしてとくに気仙沼で力をいれているがブログやSNSを使った求人で、昨年からおこなっているYouTube動画の配信プロジェクトもその一環。　日かつ漁協と船主協会が中心となって最新シリーズを制作中

きのう公開のYouTube動画は、123勝栄丸の若手船員が主人公。　シーズン2の第一弾としてアップされた動画は、123勝栄丸の出港までの船員の様子を紹介するもの。　遠洋まぐろ漁の航海中に個人的に食べたりするお菓子やジュース、嗜好品を大量に超大人買いする「個人仕込み」が微笑ましい

航海士を目指して経験を積む若手船員が、乗船当初に比べてほんとうに堂々として自信にあふれ、やりがいをもって仕事に臨む姿は私たちにとってもすごく嬉しい事。　これからの成長も期待しています

「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ！」のシーズン2 Episode1はすでに公開されて下記リンクからご覧いただけます。　次回Episode2は、123勝栄丸の出港の様子と続くので、ぜひ見てみて下さい

「123勝栄丸出港準備編」はこちら https://www.youtube.com/watch?v=NWky0_DZAiI
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先日までの肌寒さから一変し、一気に春めいた気温になってきた気仙沼です。　新年度に入って入学式や入社式など、この時期恒例の行事が各地でおこなわれていて、人の動きも活発になってきました

年明けに気仙沼へ帰港した遠洋まぐろ船の多くが、船体や機器類の整備そして乗組員の休暇を終えて出漁準備に入り、先日も5隻同時に各漁場へと出港になったばかり。　今週末にも数隻が出船予定

2022／23年漁期のミナミマグロ漁はこの4月1日からあらたな管理期間に入り、漁獲割当を受けた80隻ほどの遠洋まぐろ船が今年も出漁することになります。　シドニー・タスマン沖、南インド、そしてケープ沖と、4月から9月頃にかけての南半球の冬場が時期となり、脂のりのいいマグロを狙っての操業

勝倉漁業でも8月から9月にかけて、南インド洋の豪州西岸沖水域にてミナミマグロ漁をおこなう計画で、これまでしっかりと資源管理しながらマグロ漁をおこなってきたので、資源水準も良好な状態です

気仙沼の遠洋まぐろ漁船が旬のマグロを追って漁獲し、本船が持ち帰ったミナミマグロを厳選。　北かつまぐろ屋の25周年大感謝祭の第3弾では、そのミナミマグロを使った特別なまぐろ丼を提供中

みなみまぐろ丼、みなみまぐろの三色丼、そしてみなみまぐろ漬け丼と3種類。　普段はなかなか食べることのできない高級マグロを、この機会にぜひ皆さんに食べてもらいたい、この春イチオシです！

みなみまぐろフェアは海の市店限定、そしてもう一つのお勧めが「気仙沼はらこ飯」。　メカジキのカマを使った炊込みご飯、メカジキの照焼きとイクラがたっぷり。　見た目も華やかで豪華な人気メニューです

これからゴールデンウィーク明けまで続く北かつまぐろ屋25周年の大感謝祭。　海の市でのお買物の際にでも北かつまぐろ屋に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。　出張や帰省の際などにもぜひどうぞ

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新年度となって２週目、気仙沼もだいぶ暖かくなってきて、もうちょっとすると桜の開花っていうニュースも聞かれるんじゃないかなという時期になってきました。　花粉症は依然として厳しいですけどね

大西洋で操業をおこなう第１勝栄丸と第１２７勝栄丸は、終盤戦の操業となってきて、操業の切り上げや転載を控えて両船ともに追い込み奮闘中で、来月には乗組員が空路にて帰国予定となっています

インドネシアや日本へ乗組員が帰国するための航空券の手配もスタッフたちが前広にすすめていて、減便や減席などの影響で早めに手配をかけないと予定のスケジュールでフライトできず、最近ではロシアのウクライナ侵攻の影響で、ロシア上空を通過する航路が運行停止になっているからなおさら

帰国まであと一ヶ月ほど、残りの操業を頑張ってほしいと思います。　そして南太平洋では第７勝栄丸と第１２３勝栄丸が同じ海域にて連続操業をおこなっていて、前半戦の漁が順調にすすんでいます

原油価格の急騰と円安の影響で、遠洋まぐろ船に供給される燃料油の価格が信じられないほどの高値となっていて、今後の運行にも大きな影響がでてきました。　冷凍運搬船や超低温コンテナなどでの輸送コストも軒並み値上げ。　少しでもコストが抑えられる運航を検討していかないとなりません

そうした現状、いろいろな課題や問題などについて、お昼ご飯を食べながらのミーティング。　定期的におこなっているワーキングランチは、自分の考えをまとめるためにもすごく大事な時間です。　今回は久しぶりに上田中BaseDinerさんにおじゃましました。　自宅からも近く、隠れ家的なお店かな

ランチメニューの中から手こねハンバーグの和風ソースを注文。　上田中BaseDinerさんのランチは野菜サラダがすごく彩りもよくボリュームがあって、肉料理との相性も抜群。　私好みのかなり美味い手こねハンバーグです。　ランチを食べながらいろんなお話しもできて、いいワーキングランチになりました

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4月に入って最初の日曜日は、雲ひとつないような晴天に恵まれて、気温もそこそこ上昇。　ようやく春らしい気温になってきましたね。　新年度となって景気的にもよくなってほしいと願う週末でした

新型コロナの第6波の新規感染者の確認がだんだん少なくなってきて、先月下旬にはまん延防止等重点措置も全国的に解除されましたが、ここにきてまた増加の傾向になっているので気をつけないと

気仙沼から出港する各船の関係者も、引き続き新型コロナの感染防止対策をしっかりとしつつ出漁に向けて準備をすすめてきて、遠洋まぐろ船が4隻が同時に出港との事で、出船送りに行ってきました


商港岸壁からは38漁福丸さんが太平洋西経漁場へと出港！　コの字岸壁からは第1明神丸さんが同じく西経漁場向け、第5福洋丸さんが南太平洋の漁場へ、そして第8漁吉丸さんが南インド洋へ出港

商港岸壁とコの字岸壁には乗組員のご家族や各社の皆さん、そして取引先の方々などほんとうに大勢の方が集まっていて、次々に出港する各船を大漁小旗で盛大に見送り、まるでお祭りのようです

そして港町岸壁からは62豊進丸さんも出港とのことで、実は同時刻に5隻の遠洋まぐろ船が出港となった模様で、これだけ多くのマグロ船が一斉に出港するのって気仙沼でもほんと珍しいことですね

それぞれの各漁場に向けてこれから沖出し航行する各船には、くれぐれも安全航海に心がけ、大漁に恵まれますようにお祈りいたします。　各漁業会社の皆さまには、出港ほんとうにおめでとうございました

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4月に入って今週末からはいくらか気温が上昇して、春らしい天候となってきた気仙沼です。　新年度となって気分も一新、さまざまな課題はあるにせよ常に前向きに取り組んでいこうと気を引き締めました

最近ではさまざまな物価が上昇してきて、原油高や円安によって特に燃料油の価格が急騰し、日本国内では激変緩和措置などによってある程度ガソリンやA重油などの価格が抑えられているけれど、海外や洋上で調達する遠洋漁船が使用する重油がこれまでにない超高値水準での供給となってきました

太平洋や大西洋の洋上補給では、昨年は1KLあたり7万円台だったものがほぼ倍の価格帯になり、大西洋の基地カナリア諸島ラスパルマス港においては53,500円が直近で142,000円と2.6倍の水準


ライバルの台湾漁船は、燃料油高騰によって出漁を断念し高雄港に係船する船が続出とのことなので、今年度も冷凍まぐろの供給量も少なめで推移するとの見通しもありますが、日本漁船の運行コストの上昇が深刻な状況なので、マグロ類の販売単価ももう一段上げていかなければならないかもしれません

そんなことを考えながらのお昼時、そういえば小麦の価格も高くなっているんだよなあと想像しつつ、田中前のまるきさんにおじゃましてお気に入りの背脂辛生姜を注文。　相変わらずお客さんでいっぱい

仕事のあいまにまるきさんのラーメンを食べてる時間、常連客との何気ない会話なども気持ちがホッとしますね。　たまたまカウンターで並んで案内された北かつ組合の職員とも一緒に美味しく頂きました

さまざまな課題や悩みはあるにせよ、沖合いで勝栄丸各船が順調に操業してくれているのでほんとありがたい。　まるきさんのこの味を沖の各船にも届けたいけど、大西洋操業船の皆さんはもうすぐ空路にて帰ってくるので、そしたら一緒に食べに行こうと思います。　乗組員の皆さん、楽しみにしててください！

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
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年度末からまた肌寒い気温となっていましたが、新年度となった今週末からは気温が上昇するとの予報なので、もう4月ですからさすがに気仙沼にも春の季節が到来となるのでしょう。　今期もよろしくです

このところは北かつ組合での業務の割合が多くなってきて、毎日のように魚市場新市場棟の2階にある北かつ組合に出勤。　北かつ組合の職員とも毎日のように打合せしながら業務を遂行しています

先週の日かつ漁協理事会でも議題に上がった燃油高騰への緊急対策について、日本国内では激変緩和策や燃油高騰への手当てなどによって、ある程度価格が抑えられていますが、海外基地や洋上で補給する燃料油についてはこれが適用にならず、これまで見たことのないような超高値での供給

日かつ漁協を中心として中央でも追加の緊急燃油高騰対策を求める動きの中で、気仙沼においても地元選出の国会議員や県議会議員の先生方にご説明して、ご支援をお願いすべく要望したところです

新聞記事などの報道をみても、農林漁業者や運輸業者など燃料油を多く使用する業界への支援策が検討されていますが、ぜひとも遠洋漁業界の日本以外で補給する燃料油についても何らかの支援策が講じられますようにお願いしたいと思います。　他地区の漁業者の皆さまからも声を挙げて下さい

そうした北かつ組合でのお仕事と並行して、北かつ商事で運営している北かつまぐろ屋のメニュー改定などの作業に追われた今週。　まぐろ屋25周年大感謝祭の「みなみまぐろフェア」のポスター作製も

お料理の写真撮影では、コンパクトな撮影ラボをお店に持ち込んで自前のカメラでの撮影会。　たくさん撮影するけれどそこは素人の写真なので、もうちょっとこう撮ればよかったかなと毎回反省ですね

海の市店と田中前店のメニュー、店内ポップ、ポスターなど、ぜんぶ新たなバージョンにリニューアルして4月を迎えました。　北かつ職員とお店スタッフの皆さんのご協力に感謝です。　まだまだコロナ禍が続き景気も順風満帆ではない状況ですが、みんなで知恵を出し合いながら頑張っていきたいと思います

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このところ肌寒い日が続いている気仙沼です。　きょうから新年度となって、また一年間頑張っていこう！と気合を入れなおした朝でした。　関係の皆さん、今年度も引き続きどうぞ宜しくお願いします

勝倉漁業ではミナミマグロ漁場に2隻を出漁させていて、4月1日からは新たなミナミマグロの管理期間に入ります。　豪州東岸のシドニー・タスマン沖は4月から6月にかけてが盛漁期となっていて、豪州西岸の南インド漁場は8月から9月がベストシーズン。　南アフリカ沖は4月から7月くらいにかけてが時期

一隻ごとの漁獲上限が国から指示されて、その配分された割当量に基づいてそれぞれの漁場にてミナミマグロ漁をおこなう事になります。　1尾ごとに重量を計測し、連番管理のプラスチックタグを装着

清水港や焼津港での水揚げの際には、水産庁駐在官による数量チェックが入り、日本漁船のミナミマグロ漁はすべて決められたルールに沿って行わていて、それが乗組員一人一人にまで浸透しています

日本の遠洋まぐろ漁船でこのミナミマグロを漁獲しているのは全体の50％強の漁船。　私たちにとって大西洋クロマグロと並びとても重要な魚種で、水揚高に占める割合も大きなものとなっています

そのミナミマグロの今期の操業が始まるにあたり、これからのミナミマグロ出漁にかかるルールなどを決める会合がもたれました。　このところずっと同じくWEBで全国の漁業者と繋いでの会合でした

漁業法改正でみなみまぐろや大西洋クロマグロ漁についての管理が大きく変わり、新たな制度での操業が始まって２年目となりますか。　コロナ禍が続き、最近では急激な燃油高騰や為替変動など、たいへんな状況となっていますが、順調にミナミマグロ漁がおこなわれるよう頑張っていきたいと思います

昨年漁期のミナミマグロを先日販売したと思ったらまた新たな漁期が始まるんですね。　ほんと一年が経つのが早いこと。　ミナミマグロに出漁する各船の安航と大漁を祈ります。　今年も宜しくお願いします

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