2014年07月31日
梅雨明けで夏到来
梅雨明け宣言があって、本格的な夏到来の東北地方。 なんか最近は昔の梅雨とは違って、長雨が続くこともなくて時折豪雨とかがあったりして、熱帯地方の気候に似てきたような気がします
ちょっと地球規模で気候が変わってきたんですかねえ。 それでもやっぱり夏は暑いほうがいい。 やっぱり夏は暑くなくっちゃ、そのほうが私は好きですけどね
宮城県造船さんに上架した第1勝栄丸の整備工事も天候に恵まれて順調にに進んでいる模様。 いろんな検査があったり、機器の入れ替えがあったりと、日程的にも厳しく暑いなか関係者の皆さんには本当にお世話様です m(__)m
乗組員のみなさんは、今航海のすべてを終えてしばしの休暇に入りました。夏祭り、旅行、温泉での湯治など、いくら時間があっても足りないとは思いますが、それぞれの長期休暇を楽しんで鋭気をやしなっていただけたらと思います。 ゆっくりと休んでくださいね
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07:24
2014年07月30日
ドック日和の一週間
太平洋の西経漁場での遠洋まぐろ漁から帰港したばかりの第1勝栄丸
気仙沼に帰港早々、次の航海に向けての船体整備のため、気仙沼港の宮城県造船さんに上架となりました。 作業船2隻に曳航されて船台に搭載されていきます。 陸上側ではワイヤーロープによって少しづつ船体が引き上げられて、1時間もたつとすっかり上架が完了しました
宮城県造船さん、そして関係業者のみなさん、上架工事よろしくお願いしますね
船台に引き上げられる船体を、造船所の作業員たちが高圧洗浄機によって、清水で汚れを落としていくのですが、なにせ約1年のあいだにこびり付いた汚れはなかなか簡単には落ちてくれません
それでも、すごく状態がよかったため、見た目もすごくきれい。 船底の塗膜の残り具合も予想通り。 状態を見ての塗装使用の打合せも、塗料メーカーの技師立会いの下で順調におこなわれました
これから週末までの上架工事で、再び新船のようなピカピカの船体に生まれ変わる第1勝栄丸。 天候にも恵まれて、船体の塗装をするのには絶好のドック日和になりそうですね
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07:11
2014年07月29日
川さき庵での打合せ
第1勝栄丸が太平洋の西経漁場から帰ってきて早々、次の航海に向けた餌や漁具資材の手配が並行してすすめられています。 8月12日の出港予定なので、あまり時間的な余裕もないです
清水のお蕎麦屋さんで昼食をかねての打合せ。 清水港からほど近い川さき庵っていうところ。 今回初めておじゃましたけど、結構感じのいいお店です。 気仙沼の喜乃やさんに似た細めの蕎麦が特徴。 結構気に入りました。 某K徳さんじゃないですから、お間違いなく
マグロ延縄漁の餌として使用するアルゼンチン沖の松イカが今年は大漁でだいぶ値段が安くなっているけれど、処理が間に合わず鮮度落ちのイカも多いと聞きます。 間違いないものをお願いしたいですね
松イカの大漁に対して、北米イワシが激減の状況。 漁獲枠が3分の1になったため、価格も高くて手が出ません。 円安の影響で延縄漁に使用する海外からの冷凍餌などの資材が高騰しているのも悩みの種。 一番はやはり燃料油が高すぎるってこと。 何とかならないのでしょうかねえ
先日入港してきたと思ったら、出港まであと2週間となりました。 船体の整備工事、それから漁具・資材などの手配、納期に間に合うように各業者の皆さん宜しくお願いますね
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09:23
2014年07月28日
三陸新報さんの船員取材
太平洋・西経漁場での長期航海から帰港した勝倉漁業の第1勝栄丸
気仙沼に到着した後の片づけ作業をおこなっていると、地元の新聞社・三陸新報の記者さんがカメラ片手にちょっとお話しいいでしょうかって。 いま気仙沼の船を中心に続々と乗船している若手新人船員たちの特集記事の取材のための訪船でした
記者さんのターゲットは、第1勝栄丸の20代前半の機関員と一等航海士の2名の船員。 作業の手を少し休めて、取材に協力しています。 こちらも負けずにカメラ取材です
先日の三陸新報1面トップ記事で報じられた今回の取材記事
記事では、震災後3年間で50人もの若者が気仙沼の遠洋かつお・まぐろ漁船に乗船して、それまでの状況から一変。 これからは地域全体で育てていく意識が大切で、幹部候補生を育成するトレーニングセンターや休暇中期間中の船員の宿泊施設の整備も今後の課題だと報じています
取材中、第1勝栄丸の一等航海士が三陸新報の記者さんに、マグロ船の船員としての想いや覚悟を熱く語るすがたに、すごく感動しました。 さらに上を目指す彼ら若手船員達には、ほんと頑張ってもらいたいですね。 こちらも期待に応えるように頑張らなくちゃ
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12:43
2014年07月27日
まるきの冷やし麺
こんなに暑い日が続くと、つい食欲もなくなってきますねえ
こういう時は、さっぱりとマグロの赤身のどんぶりがいい。 でもなかなか時間がなくて、北かつ・まぐろ屋に限定の「123勝栄丸のまぐろ丼」を食べに行けないのが残念。 近いうちに必ず行こうと思います
ところで、気仙沼まるきさんの冷たい中華そばは皆さん食べましたか! これはマジで美味いですよ
毎年この時期になると、冷たい麺バージョンが登場するまるきさん
今年はその名もズバリ「冷たい中華そば」でした。 冷やし中華じゃありません、冷たい中華そばですから。 和風だしのきいたスープに、トッピングの夏野菜が鮮やかな色どりを加えます
隠し味の白ワインと黒酢がだしのうまみを引き立てて、すごく優しい味に仕上がっていると思いますね。 聞けば、もう一種類の冷やし麺を考案しているそうなので、近々また新しい味に出会えるかも
明日も暑くなりそうなので、みなさんに暑中お見舞い申し上げます
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21:20
2014年07月26日
第1勝栄丸が気仙沼に帰港
昨年8月に気仙沼港を出港し、太平洋の西経漁場でのメバチマグロ操業をおこなっていた勝倉漁業の第1勝栄丸が、焼津港での水揚げを終えて廻航、気仙沼の港町の岸壁に無事帰港しました
船頭さんはじめ乗組員のみなさん、長期航海本当にご苦労様でした m(__)m
気仙沼港に到着早々、取引先の業者の皆さんにお手伝いしてもらっての作業。 冷凍餌や冷食など、今航海で未使用のものを本船から手渡しで陸揚げしていきます。 当日はうだるような暑さのなか、みなねじり鉢巻きで、汗を流しながらお手伝いいただき、本当にありがとうございました
来週初めには宮城県造船に上架予定の第1勝栄丸。 次航海に向けて急ピッチでの整備が待ってます。 盆前の出港予定なので時間的な余裕がありませんが、関係業者のみなさん宜しくお願いしますね
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12:01
2014年07月25日
モザンビークからの視察団
焼津港で第1勝栄丸の冷凍マグロの水揚げをおこなっていると、見慣れない集団が水揚げ現場にあらわれました。 日かつ漁協国際部の職員がモザンビークからのお客さんをアテンドしての視察団でした
モザンビーク共和国はアフリカ東岸の国で、長い海岸線をもち、良質な黄肌やメバチの漁場として重要な水域で、多くの日本船が操業しています。 入漁方式が変更になるのに合わせて、日本の水揚げや流通の現状を見るために来日したそうです
まぐろの販売方法や水揚げのシステム、計量方法や選別の仕方など、視察団からの質問に丁寧に答えていきます。 みなさんほんと真面目そうな方々ばかり。 暑いなかごくろうさまです
勝栄丸の水揚げのあとは、焼津や清水で超低温冷蔵庫を視察したり、関係先を廻って意見交換したりと、スケジュールがびっしり組まれているそうですけど、せっかく焼津や清水に来たんだから美味しい冷凍マグロのお刺身をぜひ味わっていただきたいですね
今後も重要な水域のモザンビーク。 その視察団のお手伝いができてすごく光栄でした
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05:08
2014年07月24日
焼津港でのマグロ水揚げ
太平洋の西経漁場での操業を終えて、長期航海から帰港した勝倉漁業の第一勝栄丸
真夏のような天候のもと、水揚げ基地の静岡県焼津港でメバチマグロなどの漁獲物の水揚げが開始されました。 入札でせり落とされたマグロ類が魚艙から次々に陸揚げされていきます
作業岸壁では水揚げされたマグロの選別と計量作業。 焼津魚市場のスタッフの皆さんの手によって、素早く仕分けされていきます。 暑いなかでの作業、ほんとうにご苦労様です
西経漁場のメバチマグロや黄肌マグロは、ほかの漁場に比べてほんとデカイです。 100㎏越えのマグロもかなりあって、数人がかりでないと運べないものも珍しくありません
魚艙に満載された冷凍マグロも、朝からの水揚げが順調に推移し、夕方にはすべて終了しました。 焼津漁協のみなさん、そして、本船のマグロ類を買い付けていただいた焼津の業者のみなさん、ほんとうにありがとうございました。 お世話様でした。 また宜しくお願いします m(__)m
水揚げを終えた本船は、すぐに母港気仙沼に向けて焼津港を離れました。 気仙沼までの約30時間の道のりです。 三陸沖は沿岸航行する船も多いので、安全第一に廻航してほしいと思います
明日25日の朝8時、気仙沼港の港町・カメイ前の岸壁に到着予定なので、関係者のみなさん宜しくお願いします。 なんとか順調に焼津での入港・入札・水揚げが予定通り終わって、ホッとしました
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07:01
2014年07月23日
好結果のマグロ入札
長期航海から帰港した第一勝栄丸が、関係者が見守るなか焼津魚市場の岸壁に無事に到着
さっそく検疫官が乗船し、あわせて税関職員による船内検査が行われました。 外国往来船なので、この手続きは遠洋まぐろ船では必須。 手続きが終わるまで乗船も下船もできません
本船で船内検査がおこなわれている同時刻、焼津魚市場の解凍売場では本船の漁獲物のセリと入札が行われています。 漁獲明細とサンプルを提示しての入札。 魚市場の職員も真剣な表情です
このところ冷凍マグロを運ぶ運搬船の入港が極端に少なくて、刺身マグロの搬入量が激減しているすごくいいタイミングの入札販売だったので、ここが勝負とついつい気合が入ります
春先から徐々に上げてきた冷凍マグロの浜相場もここにきてますます好調で、今回も焼津のみなさんのお蔭で予想以上のすごくいい入札結果となりました。 ほんとありがとうございました m(__)m
きょうは真夏の日差しの中での冷凍マグロの水揚げです。 皆さん宜しくお願いしますね
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07:02
2014年07月22日
第1勝栄丸が焼津入港!
昨年8月に気仙沼を出港し、太平洋の西経漁場でマグロ延縄漁をおこなっていた勝倉漁業の第1勝栄丸が、約11か月の長期航海を終えて、静岡県の焼津港に帰港しました
船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、本当にお疲れ様でした m(__)m
はやく乗組員の顔と本船が見たくて、早朝からそわそわしたりして、普段よりもものすごく早起きでしたが、一緒に気仙沼からきている勝倉漁業のスタッフたちや取引先の皆さんはすでに岸壁で本船の入港を待ってスタンバイ
入港日和の快晴・無風のなか、慎重かつ堂々と湾内に入ってくる本船を皆で出迎えます
きょうは本船の漁獲物の入札販売。 そして明日は水揚げと続きます
天候にも恵まれたようで、焼津のみなさんのご協力でいい水揚げになりますように、宜しくお願いしたいと思います。 無事に到着した第1勝栄丸を出迎えて、とりあえずホッとした朝でした
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09:37
2014年07月21日
2隻の出港を見送ったあと
前日から降り続いた雨が岸壁を濡らし、しっとりとした雰囲気の気仙沼港。 時折雨の勢いが増して、傘が必要なほどの肌寒い天候の中、2隻の遠洋まぐろ船の出港が日を迎えました
気仙沼の第86海形丸さん、そして岩手県・釜石の第83欣栄丸さんが、時を同じくして2隻同時の出港です。 雨の降り続く岸壁には見送りのたくさんの方々。 出港おめでとうございます
どちらの船も漁場はおなじ太平洋の西経漁場。 良質なメバチマグロがたくさん獲れる漁場で、多くの日本船が主戦場とする漁場。 長期航海での操業なので、元気に頑張ってもらいたいですね
両船の航海安全と大漁を心よりご祈念申し上げます m(__)m
無事に2隻の出港を見送ったあとは、作業艇に曳航されながらもやい綱をとる28勝栄丸の接岸作業。 今週の作業に向けてなんとか岸壁を確保し、船のシフトを終えることができました
今週は第1勝栄丸が静岡県の焼津港に入港し西経漁場のメバチマグロなどを水揚げするので、またまた忙しい一週間となりそうですね。 みなさん、宜しくお願いします
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10:41
2014年07月20日
123勝栄丸がベノア出港!
今月はじめに気仙沼を出港し、インド洋漁場に向け航行中だった勝倉漁業の第123勝栄丸が、補給基地のインドネシア・ベノア港に到着。 船長からの報告によれば、台風8号の影響で途中大荒れの天候だったみたいですが、日本から6000kmの道のりを13日間で走破、ほぼ予定通りの廻航でした
接岸早々、インドネシア船員が乗船となって、日本からお預かりした各船向けの託送品を陸揚げ、そして燃料や食料の補充をおこなっていきました。 暑いかな、乗組員が総動員での作業、ほんとご苦労様です
新造船から2年目となる今航海。 新船にありがちな不具合などもすべて解消され、完璧に近い形まで整備が進んだ本船なので、乗組員の皆さんの気苦労も少しは解消されたはず
あとは当初の目標を達成するため、一致団結して漁に臨むだけですね
予定通りの日程をこなして勝倉漁業のスタッフや現地関係者などの見送りをうけながらベノア港を出港した第123勝栄丸。 航海の安全と大漁、そしてぷリジェクトの成功をお祈りいたします
気を付けていってらっしゃい! 次は私がアテンドしますから
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08:24
2014年07月19日
厳戒態勢の気仙沼港
小雨が降り続く肌寒い朝。 巷では3連休初日のきょうも気仙沼港ではカツオの水揚げです。 かつお船の入港を待って岸壁に待機していると、なんかいつもと違う雰囲気なので、ふとみると見慣れないボートが
そういえば、港内に海上保安庁の大きな巡視船が入港してたなあ。 それに搭載されてたと思われる東京船籍の小型ボートが、湾内を巡視しながら写真撮影をおこなっていました
7月24日に天皇陛下が気仙沼にお越しになるのに合わせた監視活動ですね。 これは間違いなくそうです。 今週中、気仙沼港に停泊中の船を廻っての周知活動。 ほんとうにご苦労さまです
気仙沼の魚市場にもお見えになるそうなので、失礼のないようにお迎えしなくちゃいけませんから。 当日は市内の道路が厳戒態勢になるだけじゃなくて、岸壁や海上でもさらに海中からも監視態勢が敷かれるそうなので、市民あげて協力したいと思います
途中から小雨が本降りになって、ずぶ濡れになりながらの水揚。 みなさん、お疲れ様でした
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15:18
2014年07月18日
安市丸さん今期初入港!
昨日までの暑さがどこに行ったのか、ちょっと肌寒いくらいの気温となった早朝の気仙沼港
カツオやトンボの魚群を追って徐々に北上してきた三重県のかつお一本釣り漁船・安市丸さんが、昨年とほぼ同時期となったきょう気仙沼への今期初入港となりました
昨年11月に三陸沖でのかつお漁を切り上げて以来なので、約8か月ぶりの再会ですね
乗組員のメンバーにも変わりなく、みな元気そうでなによりです。 これから数か月間、ここ気仙沼を基地に操業する安市丸の皆さん。 勝倉漁業のスタッフ一同、首を長くして待ってましたよ
毎年、水揚げ上位を走り続ける安市丸さんの今後益々のご活躍を期待しています
きょうは久しぶりの気仙沼入港なので、それぞれにゆっくりとした時間を過ごして、沖の疲れを癒していただけたらと思います。 今年も宜しくお願いしますね
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12:55
2014年07月17日
天王丸の作業船転覆
今朝のTVニュースを見てびっくり。 愛媛県の巻き網漁船「第88天王丸」の作業船が転覆し、作業船に乗船していた乗組員3名のうち1名がいまだ行方不明との報道がありました
巻き網船の天王丸船団は今の時期、黒潮にのって北上するカツオの群れを追って三陸沖で操業をおこなっており、カツオの水揚げや燃料などの補給のために頻繁に気仙沼港を利用してもらっています。 先日の台風の時も、気仙沼港に避難するたくさんの巻き網船の姿が見られました
現在、海上保安部の巡視船や付近で操業していた巻き網船などの僚船が行方不明者の捜索をおこなっている模様なので、なんとか無事に救助されることを祈るばかりです。 そして、こういう事故が二度とおこらないことを願います
きょうも気仙沼港には巻き網船が8隻も入港し、カツオを中心に350トンもの水揚げをおこなっていただきました。 カツオも徐々に大きくなって、身質もすごくよくなってきたとの情報。 気仙沼のカツオシーズン開始早々、ドキッとする朝でした
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11:01
2014年07月16日
岸壁確保に奔走中
お客さんを案内し、しばらくぶりに気仙沼望洋下の岸壁に行ってみると、この前までは余裕のあった係船スペースが、近海まぐろ船などでギッシリいっぱいになっていました
遠洋航海から帰港したマグロ船、この時期に夏季休暇となる近海まぐろ船、トロールや巻き網船に加えて、8月からの漁期に備え準備中のサンマ漁船などで、いま気仙沼港内はあふれかえっています
数えたことはないけれど、いったいどれだけの船が気仙沼港内にいるんでしょうね
さらには、これから本格化する近海かつお船などが加わるので、お盆のころまでは岸壁の確保に苦労しそうな雰囲気。 特にまぐろ船の餌や資材などを積込むための船を横付けできる岸壁がほんのわずかしかないので、みなさんで融通し合って利用していくほかありませんね
それでも、気仙沼湾内の岸壁の復旧工事もすすんできたのですごく助かります。 一瞬のタイミングをとらえて岸壁確保に奔走する気仙沼の関係者。 情報交換しながら、みなさん宜しくお願いしますね
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12:18
2014年07月15日
みなと便り7月号
気仙沼の漁船漁業の情報誌「月刊みなと便り」の最新号が届きました
隔月で発行されている「みなと便り」の7月号は、今年4月に竣工し5月初め気仙沼からインド洋へ出漁した新造船・第18昭福丸の特集号でした。 改めまして、新造船の竣工おめでとうございます
バトックフロー船型や大口径SGプロペラの採用などによって大幅な燃料消費量の削減に取り組む一方で、冷海水での鮮度保持や船上ロイン加工などで高品質なマグロを生産し、6次産業化へ向けた新たなチャレンジもおこなう予定の18昭福丸さん
特集号のみなと便りのページをめくると、建造中だった本船を吉田造船で見せていただいた時の記憶が蘇ってくる感じがしますね。 つい数か月前の事ですから
みなと便りは残念なことに来年1月号をもって一時休刊にするそうです。 先日、新たなチャレンジへの思いを熱く語る編集長のお話をじかに聞いて、ますます応援したくなりました
これからも気仙沼からの情報発信をいろいろな形でお願いしたいですね
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12:55
2014年07月14日
もうすぐ海の市復活
東日本大震災の被害を受けた気仙沼の中心的な観光施設の海の市の復旧工事も終わり、今週末7月19日にグランドオープンすることになって、また一つ気仙沼の顔が復活します
グランドオープンより一足先に営業再開していた「北かつ・まぐろ屋海の市店」も、このイベントに合わせての特別企画「第123勝栄丸のマグロ丼」を登場させる事になりました
先日はまぐろ屋田中前店で、試食とメニュー用の写真撮影会をおこない、その時に撮ったマグロ丼の写真を使ってメニューがほぼ完成。 なかなかイイ感じの出来ですね
3種の極選まぐろ丼。 インド洋の大海原でマグロと格闘し漁獲したものの中から、母港気仙沼を思い浮かべながら船頭自ら選別した上質の赤身を使ったマグロ丼なので、すごく楽しみです
1日10食限定の極選マグロ丼。 3種類それぞれの美味しさがあるので、みなさんのお好みで是非お召し上がりください。 どのマグロ丼もすごく美味しいと思いますよ
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13:20
2014年07月13日
台風明けに一斉出漁
早朝に緊急地震速報が流れ、津波注意報が発動された台風明けの気仙沼港
出港予定を早め、早々に沖合に避難する漁船もあって、慌ただしい朝。 でも、心配したような津波もなくて、ホッと一安心でした。 久々にサイレンを聞くとドキッとしますね
東日本大震災の余震だっていうことだけど、大津波の二日前、3月9日にも同じような事があったので、また大津波が繰り返さなければいいなと願うばかりです
台風明けいっせいに出漁したかつお船のみなさん
東経150度より東の漁場のトンボを狙う船、近場の漁場でカツオを狙う船と様々ですが、8月のお盆の休暇まであともうひと頑張りと気合を入れ直しての出港です
いい漁で、安全な航海でありますように。 気を付けていってらっしゃい
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10:39
2014年07月12日
焼津入札に決定!
今週、台風のさなかひさしぶりに焼津を訪れました
静岡県の焼津漁港は、清水と並ぶ冷凍かつお・まぐろの日本最大の水揚げ港。 冷凍魚を取り扱う業者も多く、その冷蔵庫や加工場が周辺のエリアにたくさんあって、清水とはまた違った雰囲気の街ですね
勝倉漁業の第1勝栄丸が近々日本に帰港するので、本船に積載してある冷凍マグロの販売をどうするか、日程的に余裕のあるこのタイミングで話し合いの時間を持っていただきました
西から大型台風がじよじょに迫っていて、東海道線や新幹線もいつ運休になるか分からなかったけど、電車が止まったら止まったで何とかなるやと腹をくくってのミーティング
なんとか話し合いもまとまって、第1勝栄丸の水揚げ地が焼津港と決定しました
いま本船から入っている情報では、本船の焼津入港は7月22日の朝の予定。 入港まであと1週間以上あるので、毎日の様子を確認しながら受け入れ態勢を整えたいと思います
焼津のみなさん、またまたお世話になります。 入札・水揚げと続きますのでよろしくお願いしますね
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09:25
2014年07月11日
台風一過の気仙沼
台風8号が通過した気仙沼。 史上最強といわれ厳重な警戒をしていたけれど急速に勢力が弱まったみたいで、ほとんど台風らしい天候にならずにいい天気になってきました
それでも沖は大荒れの海。 帰港中の遠洋・近海まぐろ船に加えて、台風避難のかつお船、巻き網船、トロール船、沿岸操業の小型船などで、港内はものすごい数の船・船・船。 これだけの数の船が集まるとこれはこれで見事な光景ですね。 台風の気仙沼港ならではだと思います
台風による時化がおさまるまで、乗組員のみなさんは束の間の休養
美味しいものを食べに行ったり、ショッピングを楽しんだり、なじみのお店に飲みに行ったり。 なかにはゴルフをしにいく乗組員もいて、日ごろのストレス解消にたまの休みをそれぞれ楽しんでいるみたい
これだけの数の船が入港してるので、気仙沼の人口も一時的にグッと多くなります。 出港時間に遅れないように、それぞれの気仙沼を楽しんで下さいね。 台風の被害がなくてほんとよかったです
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17:45
2014年07月10日
続・小樽視察レポート
若手経営者の会で訪れた北海道・小樽。 昨日に引き続いてのレポートです
小樽といえば小樽運河が有名。 運河のまわりには素敵なお店がたくさんあって、すごく興味をひかれる仕掛けがいっぱいありますね。 これからの気仙沼にすごく参考になります
平日にもかかわらず、すごい数の観光客。 日本人だけじゃなくって、アジアからのお客さんもたくさん目につきました。 ベストシーズンといえど、これだけの観光客が集まる魅力って何かなあと考えながらの散策です
小樽の街を歩くと、古い街並みと緑が目に飛び込んできます。 海の香りは感じませんでしたが、大型客船などが停泊している光景は、小樽のイメージをよりいいものにしている事間違いありませんよね
気仙沼と同じような港町であって、これだけ観光客を集めているんだからスゴイです。 これから海沿いの街並みを再建していく気仙沼にとって、ひとつの成功モデルとして取り入れることもたくさんあるのではないでしょうか
さあそろそろ観光客であふれる小樽運河をあとにして、札幌に向かうとしますか。 リアル・ディズニーシーとも言える気仙沼の内湾エリアを、たくさんの人が集い楽しめる素敵な場所にしていくのも不可能じゃないのかなと小樽をみてそう思いました
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15:17
2014年07月09日
若手経営者の会
とある金融機関の気仙沼支店と取引する企業の若手経営者で組織する団体があります
若手企業経営者の様々な勉強の場として、また、地域を支える異業種企業間の懇親の場として、これまでも活発な活動をおこなってきました。 今年は発足10年目の節目の年なんだそうです
ことしの役員改選で私に若手経営者の会の会長にとのお話があってすごく悩んだ末、諸先輩方の後押しもあって役不足ではあるけれどお引き受けることにいたしました
若手経営者の会では、隔月で例会をおこなっていて、今月は年に一度の移動例会の月。 会員の皆さんの意見をうかがった結果、北海道小樽を見に行こうということに。。。 気仙沼と同じ港町、そしてこれから復興していく気仙沼のいい参考にしたいとの声。 仙台空港から約1時間で北海道に到着です
小樽に着くやいなや、やっぱり海のものを食べようっていうことで、地元でも有名なお寿司屋さんに直行。 付近には数えきれないくらいのお寿司屋さんが軒を連ねていて、これだけのお寿司屋さんがあって共存共栄しているんだから、小樽ってすごいです
美味しいお寿司を食べて、気仙沼も海の幸の美味しさは負けてないぞって再認識した後は、運河沿いを散策。 なんか気仙沼に似た感じの街の雰囲気だけど、すごくオシャレで活気があるこういう街ってすごくいいですね。 観光客をひきつける小樽の魅力を探って、カメラ片手の視察はまだ続きます
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17:53
2014年07月08日
勝栄丸まぐろ丼の試食会
もうすぐ北かつまぐろ屋で123勝栄丸の漁獲したメバチマグロを使った特別なまぐろ丼が提供されることになって、まぐろ屋田中前店で試食会&写真撮影会をおこないました
昨年竣工した123勝栄丸の初航海、長期航海を終え気仙沼魚市場で漁獲物の一部を水揚げ。 勝栄丸の乗組員たちがインド洋での操業で漁獲したものから、私が選別包丁を手にえらんだメバチマグロを使った一品なので、すごく思い入れがあって特別に美味しく感じてしまいます
試食会ではのまぐろ丼を食べながらネーミングを考えたり、盛り付けやメニューの構成などを考えて、ワイワイ・ガヤガヤと。 地酒・男山の冷酒もサービスしてくれました
極選のメバチマグロがものすごく旨いので、ついついお酒もすすんでしまい、試食会なのか飲み会なのか最後にはわからなくなっちゃいましたけど、こんな感じの方がアイデアが出てイイのかもしれませんね
海の市のグランドオープンにあわせて、123勝栄丸のまぐろ丼が提供開始されるそうなので、是非みなさんにも食べていただきたいです。 ぜったい美味いと思いますよ
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22:36
2014年07月07日
テレビ局の乗船取材
三陸沖でのかつお一本釣り操業が本格化して、気仙沼港への入港水揚げも徐々に増えてきました
きのうは高知県黒潮町の83佐賀明神丸さんと183佐賀明神丸さんが揃って入港し、水揚げ岸壁に二隻並んで同時の水揚げ。 佐賀明神丸の乗組員の皆さんほんとお疲れ様でした
ふと船上を見ると、大きなテレビカメラや機材を持った乗組員らしくない人たちがのっていたので聞いてみたら、テレビ局のクルーだとか 黒潮にのって北上するカツオの群れを追い三陸沖を操業する佐賀明神丸などの活躍を紹介するテレビ番組を制作中で、毎月一航海乗船する予定になっているそうです
水揚げを終えてシフトした気仙沼魚市場南側岸壁では、乗組員の勇姿を撮影する姿が。 船頭さんはじめ若い乗組員が多い佐賀明神丸さんなので、こういう風景もとてもカッコイイですね
出港前には気仙沼じゃらんのスチール写真にも船頭さんに協力していただきました。
沖の漁場に向けて出港した佐賀明神丸さんの安全な航海と大漁をお祈りいたします
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06:37
2014年07月06日
83佐賀明神丸さん今期初入港!
日曜日のきょう、気仙沼魚市場に高知県黒潮町の第83佐賀明神丸さんが今シーズン初めて入港し水揚げをおこなっていただきました。 カツオとトンボ満載で大漁の航海です
半年以上ぶりに再会の船頭さんはじめ乗組員の皆さんも、みんな元気そうでなによりです。 今年も順調な航海を重ねられているそうなので、さすがは83号のみなさんですね
毎年この7月だけは、気仙沼魚市場は日曜が開市日 魚市場の関係者、仲買さんや冷蔵庫業者のみなさん、そして魚問屋や市場職員、仕込み関係者など、ウィークデーとおなじようにフル対応で臨みます。 やっぱり気仙沼はかつお船が入港すると活気が違いますよね
魚艙いっぱいのサカナも、佐賀明神丸さんの乗組員にかかるとすごいペースで水揚げがすすみ、水揚げと入札販売が無事終了! 乗組員の皆さんはホッとするまもなく、近くのコンビニに食料仕込。 きょうは一本釣り・巻き網あわせて10隻以上の水揚げがあったので、コンビニの陳列棚もきれいさっぱりなくなったみたい。 バタバタと仕込みを終えた本船は、すぐに出港。 餌場経由で漁場に向かいます
第83佐賀明神丸のみなさんには、今年もお世話になります。 航海の安全と大漁をお祈りいたします
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12:28
2014年07月05日
祝・123勝栄丸出港!
勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第123勝栄丸(439トン)が、取引先のみなさんや乗組員のご家族の方々などたくさんのお見送りをうけて、インド洋漁場に向けて2年目の航海に気仙沼を出港しました
お忙しいなか本船の出港に駆けつけていただいたみなさん、本当にありがとうございます。 みなさんの期待を胸に必ずや満足のいく航海になってくれるものと確信しています
出港前の岸壁では、乗組員とご家族の皆さんのほほえましい姿。 いつもは乗組員と会社スタッフだけで写真撮影するんですが、今回はご家族の皆さんにも写真に入ってもらいました。 こういう光景ってすばらしいですよね
一路、補給基地のインドネシア・バリ島ベノア港に向け航行する123勝栄丸。 船名の123に込めた想い「ホップ・ステップ・ジャンプ」の今年はステップの年。 乗組員の皆さんには、お体に留意され安全な航海で大漁でありますこと、そしてプロジェクトの成功を心よりお祈り申し上げます
岸壁で見送るご家族の中に、新婚の船長の奥さんの姿。 船とつながった五色のテープを引き涙をこらえながら船影が小さくなっても小旗をふり続ける奥さんの姿にグッとくるものがありました
乗組員のご家族の皆さんのためにも、いい成績を残さなくてはなりませんね。 123勝栄丸のみなさん、気を付けて行ってらっしゃい! 頑張ってきてください! 勝倉漁業のスタッフ一同、本船の順調な航海をお祈りいたします
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:12
2014年07月04日
出漁準備完了の123勝栄丸
気仙沼港で出港準備を進めてきた勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第123勝栄丸
これから始まる遠洋航海での延縄漁に使用する大量の餌の積込みをおこないました。 パレットの上に積まれたイワシやムロアジなどの冷凍餌を、クレーンを使ってつぎつぎと魚艙に格納していきます
ランダムに検品しながらの餌積み作業。 お手伝いをいただいているみなさん本当にご苦労様です
冷凍モノの餌と食料の積込みが終わると、あとは出港を待つばかり。
YASSEの山から切り出してきた竹竿も設置完了。 大漁旗を掲げる準備もできたようです
きょう4日の11時に予定通り出港する予定なので、みなさん宜しくお願いしたいと思います
夜中から降り続いた大雨も朝にはあがり、曇り空ながらも穏やかな出港日和になりそうな予感。 航海安全と大漁への願いを込めて、123勝栄丸の出港を盛大に見送りたいと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:05
2014年07月03日
祝・38漁福丸出港!
7月3日の12時ちょうど。 気仙沼で出港に向けての準備を進めていた福島県いわき市の第38漁福丸さんが、大勢のお関係者に見送られて西経漁場に向け出港しました
一昨年、新潟造船で竣工した38漁福丸さんは、勝倉漁業の新造船123勝栄丸と並行して建造されたまぐろ船で、竣工時期も一緒の同型船。 2年目の航海に向けて123勝栄丸より1日早い出港です
38漁福丸の出港には、乗組員のご家族や取引先の業者の皆さんが立ち会って、気仙沼ではもう恒例となった大漁旗の小旗を手に、出港のカラフルなテープを引いてのお見送り
岸壁をふと見ると、漁福丸の専務さんが新聞社からの取材中。 震災の被害から復興途上の気仙沼にあって、気仙沼船籍以外の船にもどんどんこの港を利用してもらうことで、気仙沼の復興も勢いづいていくんだと思います。 みなさん、宜しくお願いしますね
明日は勝倉漁業の123勝栄丸がインド洋に向けて出港します。 漁場は違えど、38漁福丸さんの航海の安全と大漁、そしてプロジェクトの成功を心よりお祈りいたします
38漁福丸さんの出港、本当におめでとうございました
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
14:17
2014年07月02日
出港前の仕込み作業
出港前の試運転から戻った第123勝栄丸が、出港に向けての仕込み作業に入りました
漁具や資材などが山積みされた取引先のトラックが123勝栄丸の横に到着。 岸壁から船上に手渡しで次々と積込まれていきます。 あっという間に作業甲板上が荷物で一杯になりました
納入リストをチェックしながら、ひとつひとつ品物と数量を確認していきます。 本船のとなりでは3日に出港する38漁福丸さんが餌積みの作業中。 船頭さん自らの陣頭指揮で、順調に餌積みが進行中でした
これから始まる長期航海中に本船が使用するペンキ類
一斗缶に入ったペンキは、重量が16~18㎏にもなるのでかなりの重さ。
船体のメンテナンスに使用するものだけれど、前の船で使用していたペンキとは種類が違うので、乗組員のみなさんも使い慣れるまで大変かと思いますが、なんとかお願いしたいと思います
漁具・資材や食料の積込みが終われば、あとは冷凍物の餌の積込みを残すばかり。 7月4日午前11時の出港に向けての準備作業も大詰めとなってきました。 それにしても暑い一日でしたね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
14:37