勝栄丸ブログ

朝方は氷点下にまで気温が下がって、今年はじめて車のフロントガラスが凍った今週。　また一段と寒さが厳しくなってきたので、体調管理にじゅうぶんに気をつけていきたいものですね。　頑張りましょう

北海道から東の公海上にておこなわれているサンマ漁は、依然として数量が伸び悩みながらも単価高が続いているので、まとまった漁獲が揚がると大きく水揚げ金額が伸びる状況。　漁獲量の船間差が大きい様子で、各船の苦労も半端じゃないなあと。　気を付けて今季を締めくくってほしいと思います

勝栄丸各船の運航状況は、インド洋から第7勝栄丸が日本向けに帰航中で、あと5日ほどで清水港に到着予定。　そして123勝栄丸は年明け早々の清水帰港を見据えてジャワ沖での終盤戦操業となってきました。　12月そして年明け早々と続けて気仙沼に帰港しますので、関係者の皆さん宜しくです

一方の大西洋では、10月から11月にかけての北東大西洋でのクロマグロ漁をすでに終え、第1勝栄丸と第127勝栄丸は燃料補給等のあと中部大西洋漁場にて操業再開、マグロ漁に奮闘中です

12月に予定する冷凍運搬船へのマグロ類の転載に向けて少しでも多くの漁獲物をと両船で連絡を取り合いながら漁場探索し、漁艙内の天井付近まで漁獲物が積みあがってきたと報告ありました

凍結室は－65℃、冷凍保管する漁艙内は－55℃以下に温度が保たれた超低温の世界。　外気温との温度差が80℃にもなる環境の中、乗組員が日々の作業に尽力してくれていることに頭が下がります

昨今の原油価格高騰によって、遠洋まぐろ船が使用する燃料価格がかなり高くなり運航コストが上昇しているので、この大幅なコストアップをマグロ船の漁獲物・製品価格に反映させてほしいもの。　今週は清水港でのまぐろ類の値決め交渉が予定されているので、取引先の皆様どうぞよろしくお願いします

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

11月も月末となって、今年も残すところあと1ヶ月ほどとなってきました。　気仙沼の生鮮かつおの水揚げもすでに終わって、いまはサンマと旋網サバが中心ですが、なかなか入港船がなくて寂しい限り

このところ時化模様が続き、旋網船は申合せ休漁の様子で、沖合い情報によるとサンマ船は依然として遠い公海上での操業となっていて、これから12月の漁獲量と単価がどうなのか気になるところです

そんな週末に、毎月の月末に開催される東北地方交通審議会船員部会に出席するため仙台に日帰り出張してきました。　会社での仕事やいろんな予定も詰まっていて、ぎりぎりの時間に会社を出発


部会の開始時間まであまり余裕がなかったから短時間で食べれるものと、仙台港北インター近くの「くら寿司」に立ち寄って、市場調査っていう訳ではないけれど、久しぶりに回転ずしを食べてきました

入口の受付機でチェックインして指定された席について。　やっぱマグロでしょうって、マグロの中トロ、天然本鮪のすき身軍艦、赤身の漬け握りなど、ぜんぶで10貫ほどぜんぶマグロづくしランチでした

すべてタッチパネル方式の注文で、感染防止対策も万全の店内で、安心して食事ができます。　いつもマグロを食べているけど、やっぱ美味いですね。　受付けもお会計も無人対応には驚きました

今年の船員部会はあと1回。　漁業・内航・客船それぞれの業界でもこのところの原油高による燃料油の高騰は深刻な状況だとの報告もあって、さまざまな情報をまた来月も共有していきたいと思います

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だんだんと寒さも厳しくなってきて、山沿いの地域では雪になっているところもあり、そろそろ冬を迎える準備もすすめている勝倉漁業です。　清水港への移動も車じゃなくて新幹線にしようかなと考えたり

あと一週間ほどで清水港に到着する第7勝栄丸からは、ミンダナオ島沖を通過して北上中との連絡もあって、各部異状なく順調に航行中の様子。　付近航行船舶などに十分注意して油断なきように

今週末に開催されたのは日本全国の遠洋かつお・まぐろ漁業経営者で組織する団体「全国鰹鮪近代化促進協議会」通称：促進会の通常総会。　遠洋漁業界の方々が一堂に会する一大イベントです

総会のあとの懇親会では、会員が全国から持ち寄った特産品や地酒など、大きな会場にぎっしりと集まったお客さんらと一年間の労をねぎらったり、懇親を深めたりと、すごく楽しみにしてきました

私もかつて会長を務めた促進会。　いまは気仙沼の臼福本店社長が会長を務め、このコロナ禍での運営もたいへんな状況の中、通常総会がオンラインで開催され、北かつ組合会議室から参加です

ＩＵＵ漁業などによる違法な漁獲物が国内に搬入されることのないように、まぐろ類流通の正常化に取り組んできた今年度の活動状況が報告され、来年度についても水産流通適正化法の第2種に輸入まぐろ類が適用されるように引き続き強く働きかけていく事が確認されました。　非常に重要な問題です

そして幹部船員の後継者対策についてや国産・天然・冷凍まぐろ類の差別化、食育への取組みやＳＤＧｓ、遠洋かつお一本釣り漁業への対応など、令和3年度の事業計画と活動方針が決まりました

本来であれば東京の日かつ漁協会議室に促進会メンバーが一堂に会し、これから1年間の団結を誓い合うところですが、コロナ禍でまだ難しい状況が続いているのでWEB開催もしかたないところですが、来年こそは以前のようにみんなと顔を合わせて語り明かしたいですね。　促進会総会お疲れさまでした

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気温のわりには暖かな日差しに恵まれた週末の気仙沼です。　山沿いの地域では雪模様になっているところもあるみたいなので、会社の車もぜんぶスタッドレスタイヤに交換しようと、早めの対応です

もう来週から師走。　いま日本に向けて帰航中の第7勝栄丸の入港対応など、また移動等も含めて忙しくなりますね。　出張準備などもしっかりと、頭のなかも整理しながら対応したいと思います

いま気仙沼の漁業会社がいちばんの課題として取組んでいるのが、幹部船員後継者の確保と育成。　宮城県北部船主協会を中心として、全国からマグロ船の乗組員をリクルートして配乗しています

今年度も気仙沼船籍のまぐろ船に20名を超す新人船員を送り出すことができる模様ですが、これからさらにスピード感をもって育成していかなければならない状況が続くので、勝倉漁業でも引き続き積極的な採用を目指して、労働・船内環境の改善や待遇面の向上などに取り組んでいきたいと思います

遠洋かつお・まぐろ漁業界における乗組員の育成については、気仙沼が日本でいちばんすすんでいる地域。　私たちが加入する日かつ漁協でも乗組員確保・育成の課題について協議会での議論を進める上での参考にしたいと日かつ組合長との懇談会が気仙沼で開催され、関係者が一堂に会しました

せっかく気仙沼にお越しになったのだから食事をご一緒しましょうと、魚町の福よしさんに日かつ漁協組合長さんらをご招待。　北かつ組合の事務局が事前にお料理を注文してくれていました。　お刺身の盛り合わせ、イカのふ味噌焼き、毛ガニ、タラの白子、吉次の塩焼きなど、福吉さんのフルコースでした

福よしは初めてだっていう組合長さん。　地酒を酌み交わしながら課題となっている事柄などについていろいろとお話しする事が出来て、とても充実したお食事会でした。　そして〆にはもちろん、吉次のアラを入れていただくスープをオーダー。　これからも引き続き私たちのご指導の程よろしくお願い致します

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気温は低いものの暖かな日差しとなった週末を迎える気仙沼です。　今週の気仙沼魚市場は、三陸沖から道東海域が大しけのために、旋網船やサンマ船の入港もなくて、ちょっと寂しい入荷状況です

先日、気仙沼の近海マグロ船「はやま丸」が竣工し、みらい造船での進水式がおこなわれました。　市内6社による協業化で設立した「かなえ漁業」が発注し、かなえ丸に続いて2隻目の新造船です

これまでの近海マグロ船よりも大きな149トン型の新造船。　3隻シリーズで建造される近海マグロ船は、共通船型・同一仕様とすることで建造費を1割抑え1隻の建造費は約5億円だとか。　乗組員の居住区拡大やWi-Fi設備の導入など、最新鋭設備が導入されており、来年もう一隻が建造予定です

気仙沼港に生鮮メカジキやヨシキリザメなどを水揚げする近海マグロ船は、気仙沼の水産業にとってなくてはならない漁業で、老朽化船の代船建造や幹部船員の後継者確保・育成が課題。　この3隻シリーズの新船建造を契機に、若手船員の育成も進んでいく事を期待しています。　おめでとうございます

遠洋・近海まぐろ船の漁業基地・気仙沼で、地元の船が遠洋漁場で漁獲した新鮮で美味しいかつお・まぐろ類を提供してきた北かつまぐろ屋。　毎月27日（ツナの日）に合わせたキャンペーンをおこなってきて、11月は週末の今日26日（金）に開催という事で、三陸新報にも広告を掲載してお知らせしました

市内二店舗の海の市店、田中前店それぞれで特別価格でメニューを提供。　海の市店ではメカジキの炊き込みご飯が美味しい「まかない定食」と枕崎産甘醤油ダレがうまい「カツオ漬け丼」をそれぞれ限定30食が500円！　田中前店では発売から人気となっている「まぐの内弁当」を40食限定で500円！

毎月このツナの日を楽しみにしているお客さんも多く、店内でのお食事と合わせてホヤデリ利用などでのテイクアウトの注文もたくさん頂いています。　「ツナの日」限定メニューをこの機会にぜひどうぞ

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先週までの温かい陽気とは違って、今週はこの時期らしい寒さとなっている気仙沼です。　この先の天気予報を見ると、最低気温が1℃とか0℃とかになっていくみたい。　もうすぐ12月がですからね

北東大西洋でのクロマグロ漁を終えた第1勝栄丸は、補給基地ラスパルマスにて燃料油や食料などの補充をおこなったのち南下航行。　すでに操業中の第127勝栄丸と合流してマグロ漁を再開

北東大西洋アイルランド沖とは違って温暖な海域での操業ですが、新人船員君も含めて安全な操業で、事故や怪我無く、大漁することを祈ってます。　そしてインド洋からは第7勝栄丸が帰途航中

あと10日ほどで清水港に到着予定の第7勝栄丸。　本船からの連絡によると「赤道を通過し北上中」とのことで、総員協力しながら安全航行に努めていることでしょう。　清水入港が楽しみですね

気仙沼港では生鮮かつおの水揚げが終了して一週間がたちました。　いま操業中の船は南の海域にて活動中で、あと数回の航海にて切り上げとの情報もありますが、今年は気仙沼でドックする船もあって冬場もけっこう賑わいそう。　最終の水揚げにて水揚げ高レースに決着がつくなんて情報も入って

そしていま佳境に入っている棒受け網漁船によるサンマ漁は、依然として道東から遠い公海上が漁場で、高値相場が継続中のなか、漁獲量の船間差がけっこうでてきて、各船の苦労が伝わってきます

先日おこなわれた気仙沼みなとでマルシェに、ちょうど入港中だった11権栄丸の船頭さんや船員さん達もきていて、いろいろとお話を聞かせてもらうチャンスがありました。　船頭さんによると今年はサンマの魚影が薄くてなかなか難しいんだと話していて、その中でも61トンの大漁おめでとうございます

これから12月の上旬にかけてが一つの大きな節目となるサンマ漁。　今週の大しけのように、これからの時期は天候との戦いになるので、事故なく安全な操業で今季のサンマ漁を締めくくってほしいです

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どんよりとした曇り空ながらも時折日が差してちょっとは暖かいかなって思えば、にわか雨もぱらつく不安定な天気の勤労感謝の日。　山沿いの地域などでは降雪の予報もでていてもう冬なんですね

普段はいろんな予定が入っていて、資料などをじっくり見返す余裕もないので、こうした祝日の日はゆっくりと考えをまとめる事が出来てありがたい。　　事務所でひとり残務整理などの静かな時間でした

そしてお昼近くに郊外に車を走らせて、お気に入りのお蕎麦屋さん俚楽へ。　天候が崩れる前兆なのか、山沿いの道中ではだんだんと風が強くなってきて、紅葉も終わり枯れた落ち葉が頭上に舞って


開店直後の時間帯だったから、この日最初のお客さんだったみたいで、お好きな席にどうぞだって。　きょうは何にしようかなってメニューを見ながらちょっと考えて、そうだ辛味大根そばにしようって注文

十割、せいろ、田舎と3種類ぜんぶ揃ってて好きなお蕎麦から選べたので、辛味大根には十割かなって、いなりも付けて遅めの朝食っていうかブランチ感覚で俚楽さんの辛味大根そばを頂きました

辛味大根が二種類、辛味が強い新種と遠野産の辛味大根を交互にお蕎麦にのせて、つゆが濁らないように食べるのが好き。　このところは鴨せいろを食べることが多かったから、久々の辛味大根でそれも十割蕎麦は最高に美味しかった。　二種類の辛味大根もそれぞれにとってもインパクトありますね

かつ丼と親子丼がリニューアルされたそうですがなかなか食べるチャンスがない。　12月の予定表も掲示されていて、もう師走なんだなあって。　毎年の年越しそばは俚楽さんで食べているので、今年もこれから一年間の締めくくりをしっかりとして、年越しそばを楽しみしたいと思います。　ごちそうさまでした

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気仙沼魚市場前にある「みしおね横丁」の特設会場にて、2ヶ月にいちど開催されている「みなとでマルシェ」。　このイベントを楽しみにしている市民も多く、毎回多くのお客さんが来場するイベントです

いったんは新型コロナの感染拡大、緊急事態宣言やまん延防止重点措置などのために休止を余儀なくされましたが、県内そして気仙沼の新規感染者数も落ち着きをみせて、今月も開催となりました

みしおね横丁の駐車場にずらりと並んだ出展ブース。　それぞれのお店お勧めのお料理などが提供されて、家族連れや友達グループ、そして入港した乗組員の皆さんなどで賑わっていました

タイ料理のお店ではガパオライスやキーマカレー、ラムの串焼きなど、Cheersさんはスペアリブやローストビーフおにぎり、牛ホルモンうどんなど、氷屋キッチンさんでは大沼農園とのコラボ企画サツマイモのかき氷や菓子司いさみやさんとコラボしたもち氷ひやりんなんていう商品もあって、みんな美味しそう

その他にもベラルーシの家庭料理のお店やタイマッサージ、クレープ屋さん、野菜や乳製品、ハンドメイド雑貨屋さん、そしてクラフトビールBTBも出展。　私もPrismさんのコーヒーでリラックスタイム

気仙沼みなとでマルシェ実行委員会のブースでは、2022年版の「気仙沼漁師カレンダー」を販売。　海で活躍する気仙沼の漁師たちにスポットを当て、その勇敢に働く姿を毎年素晴らしい写真家の⽅々が撮影してきて、2014年度版から2021年度版まで「経済産業⼤⾂賞」などの様々な賞を受賞しています

⼥性が乗船すると神様が嫉妬して不漁になるという古い慣わしから、過去7 作品は男性の写真家が担当しましたが、2022年版では初めて⼥性写真家の市橋織江さんによる撮影が実現しました！

「10年後は、親⽗より獲りてぇっす」と語る漁師にはじまり、乗船からわずか1 年の若々しい漁師。　15歳から遠洋マグロ船に乗船し、まるで映画のような波乱万丈な⼈⽣を歩んだベテラン漁師。　さらには、問屋業と呼ばれる漁師を⽀える⽅など。　写真家・市橋織江さんの世界をご覧いただけます

カレンダーの写真ももちろん素晴らしいものばかりだけれど、写真に添えられている文章も感動するものがあります。　勝栄丸ブログをご覧いただいている皆さんにもぜひ手にしてもらいたい一冊ですね

気仙沼漁師カレンダーのホームページはこちら http://ryoushi-calendar.com/

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早いもので今年もあと40日ほどとなってきて、いま帰途航中の第7勝栄丸の入港に備えた準備やら、年明け早々に帰港予定となった123勝栄丸への対応など、予定がびっしりとうまってきた勝倉漁業です

インドネシア共和国チワンダン港にてインドネシア船員を下船させて、清水港までの2週間の航行に入った第7勝栄丸からは、各部異状なく順調に航行中との連絡で、12月5日予定通り到着になりそう

本船の入港予定に合わせて会社スタッフも清水入りして、入港中のサポートを行う予定となっています。　今回は車で移動か新幹線かでちょっと悩んでいるけれど、今回だけは車で移動しようかなと

そして同じくインド洋操業の第123勝栄丸は、当初の予定を早めての帰航になる模様で、正月明け最初の入港船・水揚げで調整がついて、いまその予定に合わせての運航計画に変更中となっています。　第7勝栄丸そして第123勝栄丸と入港船がつづきますので、関係者の皆さまには宜しくお願い致します

そうした段取りを整えた週末の夜、アンカーコーヒー内湾店で気仙沼のシンガーソングライター「熊谷育美」さんのライブがあるってお誘いを受けて出かけてきました。　クリスマスイルミネーションでしょうか、内湾全体が電飾でキラキラ輝いていてとっても素敵な景色。　内湾店でのライブは久しぶりでした

気仙沼出身で地元で作曲活動をおこなっている熊谷育美さん。　127勝栄丸の船頭さんもお気に入りで、自船の出港の際にも熊谷育美さんの曲を流して出船するほど。　もちろん船にもCDを持参！

ワンドリンク付きの予約制で、こじんまりとした会場には熊谷育美さんの生の歌声を聞きたいとたくさんのお客さんが集まっていました。　そしていま休暇中の18昭福丸の船頭さんにも偶然にご一緒できて

約１時間半ほど、ピアノ弾き語りでのライブは最高でした。　勝栄丸を引退された今は亡き大船頭さんの親戚だっていうことも初めてわかって、世間は狭いなあって。　今後益々のご活躍を期待しています

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11月とは思えないようなポカポカ陽気となった週末の気仙沼です。　この好天も日曜日までで、週明けからは天候も崩れるとの予報もあるので、一気に季節が冬に移りかわっていくのかなと思います

先週もお知らせしたように、気仙沼での生鮮かつおの水揚げは先週初めを最後にほぼ終わりとなって、まだ操業を継続している船も千葉県勝浦港から南の海域との事で、おそらくもう水揚げはないかと

高知や三重、宮崎のカツオ船の皆さん、今シーズンもたくさん水揚げをして頂きましてありがとうございました。　オフシーズンはゆっくりと休んで頂いて、また来年も皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。　今シーズンもほんとうにお世話になりました。　次のシーズンも豊漁に恵まれますように

今週末には、原油高騰による遠洋漁業への影響を取材との事で、テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーのスタッフから連絡があって、電話にていろいろとコメントさせて頂きました。　気仙沼そして海外での燃料油の価格上昇、それによる運航コストのアップが深刻な問題。　22日(月)朝に放送するそうです

いまの原油価格や為替の状況が続くと、一年間の燃料費が１隻あたり3000万円ほどコスト増になり、気仙沼港の遠洋漁船だけでも少なくとも9億円もの支出が増えてしまう。　円安が進行する中で、海外で調達する資材や入港経費なども割高になるので、魚価が上昇したからと言って油断できません

そんな取材を受けたお昼時に、内湾の商業エリアにある「いちりん」さんに取引先とのランチに行ってきました。　もちろんこのようなお話しやら業界内の情報交換、今後の予定などミーティングを兼ねて

あっさりした柚子塩らーめんにもものすごく惹かれるけど、今回は二人一緒のものにしましょうかって「汁なし担々麵」を注文。　久しぶりに行った「いちりん」さんで、久しぶりの「汁なし担々麵」でした

胡麻の濃厚な味わい、肉みそがたっぷりとトッピングしてあって、ピリ辛のラー油が味を引き締めてすごく美味しい麺。　途中から味変で酢をちょっとだけかけると更に美味しくなって、最高のランチでした

いろんな方とランチをともにしながら様々な情報交換、これがすごく大事なんですよね。　いろんなところにヒントやチャンスが転がっている、いつもお世話になっている方々に感謝です。　ごちそうさまでした

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だんだんと冬の気配が強く感じられるようになってきた今週。　朝の気温が3℃くらいまで下がって、そろそろ会社の車も冬支度でタイヤ交換をしなくちゃいけないかなあって考える時期になってきました

一週間にいちど、まとまった数量のサンマが水揚げされるようになってきて、依然として高値が続くなかで、船間差はあるものの各船の水揚げ金額が大きくのびていく、そんな勢いを感じる今シーズン

旋網漁船によるサバ漁も本格化していて、気仙沼港にも連日たくさん水揚げされていて、引き合いが強く例年よりも50％くらい高い相場での取引になっているので、もっと水揚げしてほしいですね

今年もあと一か月半を切った11月半ば、今年度はじめての企画として北かつ組合主催でおこなっているWEBセミナーの第4回目が開催されました。　WEB開催なので基本的にどこででも聴講できるんですが、北かつ組合よこの研修室に会場を設定して、市内の漁業会社や関係者に集まって頂きました

第4回WEBセミナーのテーマは「水産流通適正化法について」。　過去3回はカーボンニュートラルについての講演だったので、SDGｓ関連って言えばそうとも言えるけれど、昨年12月に導入された新しい法律について学ぶ場としてたくさんの参加を頂きました。　だんだん参加者が増えているのが嬉しい

東京海洋大学副学長の婁先生による講演では、水産流通適正化法が導入された背景や制度の概要、制度的特質と課題、そして今後への期待など、わかりやすい解説ですごく理解が進んだと思います

世界からIUU漁業などによる違法な漁業をなくし、永続的に海洋資源を有効に利用していくため、私たちがおこなっている刺身まぐろ漁業においても、すでに導入済みの「まぐろ法」とあわせて、水産流通適正化法の第2類にて日本に輸入されるマグロ類を適正に管理し、流通させていく事が必要と思います

今年はこれで最終かと思いますが、東京海洋大学に協力いただいての北かつWEBセミナーは参加者からの反響も大きく、意義のあるセミナーだと実感しているので、来年も継続しておこなってきたいです

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朝晩の冷え込みが厳しくなって、一日中暖房がかかせない季節になってきました。　今年もあと40日ちょっとと、年末年始のまぐろ商戦準備も佳境に入っているまぐろ業界。　今年はどうなるかですね

欧米を中心とした急激な経済回復、輸送コストや資源高などもあって、輸入水産物が全体に値上がりしていて、まだデフレから脱却しきれていない日本は、ややもすると買い負けするような状況です

冷凍水産物を輸送するのに必要なリーファーコンテナの費用が、何倍にも値上がりしている状況は聞いていましたが、あらゆる物資の国際取引・輸送に影響している状況は深刻で、すぐに解決できる問題ではないだけに今後もコスト高の状況が続きそう。　それに加えての資源高が大きな問題です

ニューヨークの先物市場で取引される原油相場（WTI）が世界の取引価格の指標の一つになっていて、コロナ禍でいったんは値段を下げて、一時はマイナス相場にもなったWTIが、直近では1バレルあたり80ドル水準で推移していて。　これによってガソリンだけではなく、漁船用の重油の値上がりも顕著

気仙沼港で供給される重油は税込みで10万円/KLを超す水準になっているとかで、海外基地においても値上がり傾向が続き、なかには売り渋りの状況も見えて、供給に支障が出てくるケースもあって

北東大西洋アイルランド沖でのクロマグロ漁を終えた日本漁船が続々と補給基地のラスパルマスに寄港するなか、勝倉漁業の第1勝栄丸も燃料油などの補給をおこなって休養のあとで出港との連絡がありました。　ラスパルマスでも燃料油が目に見えて値上がりしているので、コスト増には頭が痛いです

その第1勝栄丸からLINEにて乗組員の写真が送られてきて、今航海から乗船した新人船員の元気な様子も確認できて、早く一人前の船員、幹部船員に成長していってくれることを期待しています。　ラスパルマスを出港すると中部大西洋での操業が待ってます。　乗組員の皆さん、引き続き頑張って下さい！

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11月も半ばを過ぎて、朝晩の冷え込みがますます厳しくなってきた気仙沼です。　朝に魚市場にいくと、車の外気温が3℃の表示になっていて、そろそろスタッドレスタイヤに履き替える時期なのかも

生鮮かつおの水揚げが全くなくなって、いまは旋網船によるサバと棒受け網漁船によるサンマの水揚げが中心の気仙沼港。　近海まぐろ船によるメカジキなどの水揚げも引き続き行われています

旋網船によるサバの漁獲はだんだんと漁場が南下していっているとかで、漁場から気仙沼まで4時間ほどの距離との事。　大きなサバものも入る組成となって昨年平均より50％程高い相場で推移

一方のサンマ漁船は、道東から700kmほど沖合いに漁場が形成されている模様で、これまでもいくぶん日本に近づいてきて、魚体もまずまずのサイズになって、船間差はあるものの全体としてまとまった数量が各港に分散して水揚げされるようになってきました。　気仙沼にも6隻で約300トンの水揚げです

昨17日には気仙沼以外にも花咲港が15隻で494トン、大船渡に8隻で366トン、女川が4隻で239トン、宮古が1隻50トンなどの水揚げとなって、全体では1500トンを超えるサンマが水揚げされ、北海道から三陸沿岸各港ともにサンマ一色の様相。　もう11月後半なので、いつまで続くのか注目です

ここまでまとまった数量がなかったから、年間商材としてのサンマの引き合いも強く、生鮮出荷に加えて加工商材としてまたは解凍サンマ向けと、大手業者を中心とした積極的な買付けが続いています

なので浜相場は依然として高値を維持。　気仙沼港でも600円/㎏水準での入札となっていて、漁船側にとっては水揚げ金額をのばす絶好のチャンスなので、あと残された漁期での豊漁を期待しましょう

漁場が遠いため、一航海に約一週間を要しているサンマ漁。　漁場が近場に形成される可能性は少ないとの報道もある中で、これから先の漁獲状況がどのように変化していくのか目が離せない展開が続きます。　社内で集計している各船の水揚高表も、どういう数字になっているのかチェックしたいと思います

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11月も後半になってきて、年末年始を迎える準備もそろそろ開始と、年賀状なども例年通りにおこなうようにと打ち合わせしたところ。　今年もあと一か月半を切ったので、しっかりと対応したいと思います

インド洋にてマグロ漁をおこなってきた第7勝栄丸が予定の操業を終え帰途航となり、インドネシア・チワンダン港にてインドネシア船員を下船させる予定で現地代理店と打ち合わせを重ねてきました

新型コロナ感染者の1日当たりの確認数が、日本と同じく劇的に減少を見せているインドネシア。　直近のデータでは1日300人台にまで減少してきて、外国人の隔離期間も8日間から5日間、最近の政府決定では3日間と大幅に期間短縮となり、外国人観光客も入国しやすい状況になっています

私たち遠洋まぐろ漁業で重要なバリ島ベノア港には、毎年多くのマグロ船が補給入港のため寄港し、漁業会社の関係者やエンジニアも頻繁に行き来していましたので、早くまたそうなってほしいものです。　帰途航となった第7勝栄丸には、くれぐれも安全航行に気を付けて、帰港してほしいと思います

そして気仙沼では今週の生鮮かつお約1トンほどの水揚げで、今季のかつおシーズンがほぼ終了になりました。　まだ南の海域に残り操業継続している船もあるので100％終漁とは言えませんが、いま活動している海域が気仙沼からだいぶ遠いこともあって、千葉県勝浦港の水揚げになるものと思います

今年は5月から生鮮かつおとびんちょうの水揚げがあり、夏場には１日1000トンを超えるカツオの水揚げが続き、かつおの水揚げとしては震災後最多の数量の取り扱いとなりましたが、5月から6月にかけてのびんちょう漁が短期間で終わった事とかつおの魚価安で水揚げ金額が伸び悩んだ年でした

11月まで続いた生鮮かつおの水揚げも今週でほぼ終わりとなった気仙沼。　今年最後の食べお納めと、魚町の「鳴月」さんにランチに行ってきました。　戻りがつおとマグロの漬け丼を注文です

ランチメニューも豊富だし、お料理もすごく美味しくて、お客さんをお連れしても喜んで頂けるような素敵なお店なので、最近はよく利用させて頂いています。　私が食べたランチでかつおも終わりかな

約半年のあいだ今年もお世話になった問屋関係船の船頭さんや乗組員の皆さん、そして気仙沼魚市場職員、水産関係者の皆さん、今季のかつおシーズンも本当にお世話様でした。　また来年ですかね
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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

１１月も中旬となり今年のこすところあと一か月半となりました。　5月から毎日のようにおこなってきたカツオ船の水揚げも、ここにきてほとんどが切り上げ、もしくは南下操業となりちょっと寂しいですね

気仙沼を後にした各船から電話にて改めてご挨拶を頂いて、来年のシーズンインまでしばしお会いする事ができませんが、今年も事故なく無事に終了して、ホッとした気持ちで一年を振り返ってます

残るはサンマ船の水揚げがいつまで続くのか期待するところ。　ここにきてようやくサンマの漁獲が上向いて、依然高止まりの相場により大きく水揚げ金額をのばすチャンスなので頑張ってほしいです

大西洋とインド洋で操業をおこなう勝栄丸各船はここまで順調な運航をおこなってきて、北東大西洋アイルランド沖でのクロマグロ漁をえた第1勝栄丸と第127勝栄丸が漁場移動の南下航行。　第127勝栄丸は中部大西洋での操業を再開し、第1勝栄丸は補給基地のラスパルマスに補給入港となりました

一方のインド洋では第123勝栄丸が僚船と協力しながらメバチマグロ漁に奮闘中で、予定の操業を終えた第7勝栄丸は日本への寄港地インドネシア・チワンダン港に向けて帰途航を開始。　本船からの漁況信には「揚げ後満船ならずも帰途、12月5日清水予定」とのメッセージが無線局宛に送られました

前半と後半に分けて南太平洋そしてインド洋でマグロ漁に奮闘してきた第7勝栄丸の船頭さんそして乗組員の皆さんには、心から感謝と御礼を伝えたいと思います。　今航海も本当に有難うございました

チワンダン港にてインドネシア船員が下船したあとは水揚げ基地の清水港に向けての帰途航となります。　インドネシア周辺からフィリピン海域は付近の航行船舶も多く油断できない海域でもあるので、安全航行を心がけて、清水港での再会を楽しみに待ちたいと思います。　乗組員の皆さんお疲れさまでした！

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今年は5月から始まった気仙沼港での生鮮かつおの水揚げも、ここまで約半年が経過して、終漁を迎えるところとなってきました。　各船の乗組員の皆さん、関係者の方々ほんとうにご苦労さまでした

先月までは気仙沼からすぐ近くに漁場が形成されて、港と漁場をピストン操業していた各船も、戻りがつおもだんだんと南下して、かつおが回遊する水温もなくなってきて、漁獲も次第に低調になって

毎日たくさんのカツオ船で賑わっていた気仙沼港も、このところはカツオの水揚げもすくなく、早朝の時間帯で終わってしまうのがほんと寂しいかぎり。　もうほとんどの船が気仙沼港を後にしました


いま釣れているカツオはほんとうに脂のりが良く、赤身の身質も最高のもの。　週末そして週明けは水揚げ数量も少なかったこともあって、軒並み高値の相場で取引されて。　その価値あると思います

三陸沖で操業するカツオ船はなく、まだ操業継続している数隻の船は千葉県勝浦港から南の海域にて漁場探索しているとの情報なので、今季の気仙沼へのカツオの水揚げはもうないのかもしれません

中型のカツオ船は全国で50隻ほどあり、その中で水揚げ日本一を競う戦いが毎年繰り広げられていて、いま漁場に残る船の中で今年のトップが決まるので、最終結果を楽しみに待ちたいと思います

今季これから先、生鮮かつおの水揚げがあるかどうかわかりませんが、今日入港した船の話しではほぼ終わりになった感がありますね。　カツオ船の関係者の皆さん、今季もほんとうにお世話になりました

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週の前半とはうって変わって、11月とは思えないような暖かい天候に恵まれた気仙沼。　ようやくサンマが盛漁期を迎え、一方では生鮮かつお漁が最終盤となり、週明けの水揚げ状況が気になります

三陸新報にカツオ船の日本一の座を巡って激しい争いが繰り広げられている記事が載ってました。　これまで何度も日本一になっている83佐賀明神丸（高知）が暫定1位。　これを竜喜丸（宮崎）と88佐賀明神丸（高知）が追いかける展開。　3隻の水揚げ金額はそれぞれ3億9千万円ほどと伝えています

気仙沼魚市場ではこのところ高値が続き、漁獲量が少なくても1回の水揚げで順位が入れ替わる状況だとか。　どの船が日本一の栄冠を手にするのか最後まで目が離せません。　頑張ってほしいです


そんな週末に、上田中のまるきさんにお昼ご飯に行ってきました。　午前中の来客がひと段落して少し遅い時間帯にいったものだから、行列もなくてすぐに席に案内されて。　久々に辛にぼを注文です

後から入ってきたお客さんが注文する時には「煮干そば」のスープが売り切れになって、ぎりぎりのタイミングでした。　この前食べた背脂辛生姜は麺が平打ち麺になっていて、メニューごとに太麺・細麺・平打ちと提供する麺の種類を変えているだよって、辛にぼにはどの麵が合うかなあなんて麺談義をして

いまは辛味は別皿で提供され、お客さんが好みの辛さに調整できますが、私は最初から辛味をトッピングしてもらって、そのほうが私好みかな。　通常は太麺で提供される辛にぼを細麺で頂きました

カツオ船の乗組員の皆さんも気仙沼での休暇の時にはよく利用するまるきさん。　今季のかつお漁が最終盤となってきて、日本一レースと合わせ、戻りがつおが引続き水揚げされることを期待しましょう

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11月も中旬となって、だんだんと冬に向かって季節が変わっていく気配がします。　朝晩の冷え込みが厳しくなってきたので、早朝のかつおの水揚げの時は冬の装備でしっかりと着込んでのお仕事です

北東大西洋での今季のクロマグロ漁を終えた第127勝栄丸は、中部大西洋の漁場に到着してそろそろ操業再開の予定で、第1勝栄丸も補給基地のラスパルマス港に向けて南下航行中。　大しけが続いた北東大西洋アイルランド沖での操業も、ほぼ予定通りの日程で漁獲枠を消化。　ご苦労様でした

インド洋にて操業中の第7勝栄丸は、ジャワ沖漁場での操業をまもなく終えて日本に向けての帰途航となります。　少しでも多くマグロ類を持ち帰ろうと、赤道直下の灼熱の中、最終盤の操業に奮闘しているとの連絡。　日本に帰航まで安全航海で、清水港での乗組員との再会を楽しみに待ちたいと思います

そして123勝栄丸も後半戦の操業の折り返しを過ぎて、ジャワ沖漁場盛漁期のこれからが大切な期間なので、引き続き頑張ってほしいと思います。　各船の予定などを話しながら、北かつまぐろ屋海の市店でのランチタイム。　ランチメニューも冬バージョンになっていて、お客さんでいっぱいの店内でした

夏の時期には「かつお漬け丼」を中心としたランチメニューで、冷たいめかぶ蕎麦のセットでしたが、さすがに寒くなってきて温かい「ねぎま蕎麦」のセットにかわっていて。　そして久しぶりに提供開始したっていう、秘かに人気のあった「バクダン丼」が再登場！　お客さんもこれが好きだったんだよねぇだって

まぐろ、たこ、ムール貝、山芋、とびっこ、イクラなどが彩りよく盛り付けてあって、お箸っていうよりもスプーンで食べるのがお勧め。　いろんな味が一気に味わえて、すごくさっぱりとした海鮮丼ですね。　なんでバクダン丼っていうのかわからないけれど、インパクトあるネーミングで付けたのかもしれません

そして温かい「ねぎま蕎麦」も絶品！　さすがはマグロ料理専門店だけに、お蕎麦もまぐろっていう辺りは特別感があって、まぐろのいいダシがでててすごく美味しいので、皆さんもぜひ食べてみて下さい

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今週に入ってから三陸沖は大しけが続き、気仙沼港内にはたくさんの漁船が避難入港していましたが、天候も回復して順次出港となりました。　これからの冬場の時期は天候を見ながらの操業です

気仙沼港を基地に操業をおこなうカツオ船は、今季のかつお漁を終えて母港に帰る船が多くなってきて、今朝の時点で21隻ほどとの情報。　操業継続船もまだあるのでもう少しの漁獲に期待したいです

そしてここにきて漁獲量が増えてきているのが大型棒受け網漁船によるサンマ漁。　気仙沼にはきのう5隻で288トン、花咲港や大船渡、女川などを含め全体で36隻1400トンのサンマが水揚げされました



漁場は依然として遠い東経155～157付近。　気仙沼まで2昼夜ほどの距離ながら、気仙沼にサンマを届けてくれる各船にはほんと感謝です。　早朝から行われている水揚げをみながらそう感じました

全さんまの発表によると、10月末時点での全国のサンマの水揚げ数量は9,440トンで、昨年の12,913トンに比べて3,473トン少なく、対前年比73％の数量。　金額としては約60億円で約16億円の減少。　平均単価は44円高の638円/kgとなっている模様。　ここにきての漁獲増により今後に期待です

気仙沼もこれまで水揚げされたサンマの数量が例年と比べて少ないので、288トンとまとまった水揚げながらも入札単価は高値を維持し、600円相場を継続中。　買受業者さんの購入意欲も旺盛です

漁場が遠いので一航海が約1週間ほどかかってはいますが、水揚金額を大きくのばせるチャンス到来のサンマ船。　これからの時期は天候しだいなので、安全航海で今季を締めくくってほしいと思います

全国さんま棒受網漁業協同組合のHP https://www.samma.jp/
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三陸沖が大しけとなった今週初めから徐々に天候が回復したけれど、海上ではまだまだうねりも残り、カツオ船などの運航にも影響がでている今週前半。　水温もだんだんと低下してきたとのことです

三陸沿岸の餌場ではまだ活餌料の供給ができるとの情報ですが、漁場が遠くなって釣りにくくなってきているので、いつまでカツオ漁を続けてくれるのか。　半分以上の船がすでに三陸沖をあとにしました

一方で、道東から東へ420～500海里、東経155～157度の海域にて、大型棒受け網漁船によるサンマ漁がようやくまとまった漁模様となって、気仙沼や大船渡、女川、釜石、そして道東の花咲港に分散入港となって、今日だけで1400トンもの水揚げ数量になった模様。　今季一番の数量ですね

そのような状況の中、令和4年の気仙沼魚市場の年間休市日を協議する会議が行われ出席してきました。　魚市場の会議室に魚市場関係者が一堂に会して、事務局から休業日案の説明があって

気仙沼漁協から提案された年間スケジュール案をもとに、各部会での協議、魚市場運営委員会、そして理事会での決議という段取りをふんで決定される年間休業日。　さまざまな魚種を取り扱う気仙沼魚市場なので、その時期によっていろいろな事情があって、休市日を大きく増やすのがなかなか難しい

時代の流れの中で、休みの日数をいかに確保していくのかがこれまで以上に求められているので、調整が難しいなかでも取捨選択しながら気仙沼独自のプランを考え推し進めていくべきではないかと

夏から秋のかつお、秋から冬のサンマ、冬場の旋網のサバ、春先のイサダ、そして周年を通じての近海延縄など。　多種多様な魚種を取り扱うだけに閑散期は少ししかないけれど、そこは理事会を含めた執行部の考え方ひとつ。　他港に流されず、気仙沼港としての方向性を打ち出してほしいと思います

次回理事会にて最終的に決まる気仙沼魚市場の年間休業日。　今年も残すところと少しとなってきて新年を迎える準備も始まってきています。　来年こそは、魚市場の休日が少しでも改善されますように

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今週は三陸沖が大荒れの天候となって、週明けからたくさんのカツオ船などが入港して湾内をうめ尽くしました。　戻りがつおが漁獲されてきているので、頑張って少しでも長く操業してほしいですね

それでも今週はじめまでの三陸沖の切り上げ船はすでに18隻ほどあって、この大しけのあとにはさらに増えていくものと思われます。　北の公海上で操業するサンマ船の動向も気になるところです

気仙沼港を基地に操業するカツオ船の皆さんなども贔屓にしているお店、魚町の「福よし」さんにお客様をお連れしていってきました。　震災後に再建して、土地区画整理事業でまた再建したお店です



気仙沼でいちばん有名な老舗の福よしさん。　勝倉漁業でもお客様をご案内しよく利用させて頂いていて、豪快なお刺身の盛り合わせ、囲炉裏の炭火で丁寧に焼き上げた焼魚が超有名なんですよね

いかのふ味噌焼き、牡蠣の塩焼き、吉次焼きは定番中の定番メニュー。　そして地酒を酌み交わしながらの会話も弾んですごく楽しい時間でした。　テラスから眺める内湾と横断橋の夜景も素敵です

そしてお客さんからのサプライズの嬉しいプレゼントもあって、ほんとうにびっくりで感動でした。　いつもお世話になりっぱなしで申し訳ありません。　今後とも引き続きお付き合いの程よろしくお願いします

内湾が一望できる福よしさんでのお食事会は、お客さんもすごく喜んでくれてよかったです。　戻りがつおにサンマにと、いまが旬の海の幸を、地酒とともに満喫した楽しい時間でした。　ごちそうさまでした！

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暑いくらいの好天に恵まれた週末の気仙沼で開催されたスローフェスタは、ほんとうにたくさんの来場者で賑わって、コロナ禍から解放されたような嬉しい気持ちになりました。　北かつブースも大盛況！

ブースでの調理用に準備した「気仙沼まぐろホルモン」も、北かつスタッフたちと協力して販売し二日間とも完売でした。　特に二日目の日曜日は来場者も多くって、午後1時前には売り切れる人気ぶり。　北かつスタッフの皆さん、そして多くの関係者の皆さんには、スローフェスタの運営お疲れさまでした

そんな週末を過ごした週明けは、天候悪化に向かいうような雨まじりの曇り空。　週末のいい天気から一変、大しけ予想を警戒した多くのカツオ船が避難入港して、湾内は漁船でいっぱいになって

ここ二日間ほどは海上が大荒れとの予報なので、安全第一に運航してほしいと思います。　そして北大西洋アイルランド沖でも大しけの予想。　大型のハリケーンが立て続けに発生し、気象状況を見ながらのマグロ漁となっていましたが、予定数量を漁獲した第1勝栄丸が南下航行を開始との連絡でした！

資源管理のために各船のクロマグロ漁獲上限が決められていて、第1勝栄丸も割り当てられた漁獲枠の中での操業。　今年も昨年に引き続き大しけが続いたので、毎日の状況を見守りつつ早期の漁獲枠達成を祈っていて、船頭さんからの「クロマグロ操業終わりました！」の電話連絡にホットしたところです

トラブルもなく順調に大きなミッションを終えて、船頭さんをはじめ乗組員の皆さんはほんとお疲れさまでした。　ラスパルマスまでの南下航行では十分注意され、しばし体を休めて頂ければと思います

今季のクロマグロも脂のり上々で最高の品質だとの報告があったので、冷凍運搬船で日本に輸送され水揚げするのが今から楽しみです。　まだ漁場に残り操業継続中の船もありますので、僚船の皆さんも引き続き十分に注意しての操業をお願いします。　お陰様で今年のクロマグロ漁も順調に終わりました

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11月になって秋から冬へ季節が移りかわってくるのが感じられる今日この頃。　山沿いでは紅葉も真っ盛りになっているみたいで、宮城県内だと鳴子峡も見ごろを迎えているとか。　見に行きたいですね

勝倉漁業の事務所前の一景島公園の木々も、赤や黄色に紅葉しているのに気づいて少しのあいだ紅葉狩り気分。　令和2年もあと2ヶ月を切ったので、これから年末にかけて油断なく行こうと思います

8月20日に解禁となったサンマ漁は、シーズン前の予報通りに漁場が遠い公海上に形成されて、その漁獲量も低調に推移していましたが、ここにきてまとまった漁模様になって、気仙沼にも二日続けてサンマ船の水揚げがありました。　4日が7隻で282トン、5日が6隻で164トンと、今季一番の数量に

シーズン前半は比較的小さいサンマが多い組成でしたが、ここにきて140ｇ160ｇUPの割合も格段に増えてきて、強い引き合いから相場も高値を維持したまま終盤戦に突入というところとなっています

例年ですと12月に入るとサンマ漁を切上げして気仙沼港に係船する船もでてくるので、湾内岸壁のルールを決める漁港利用協議会の会合を前に打合せ会を開催。　まずは今年の状況について確認です

気仙沼港全体は広いように見えても、港を利用する船の数が多すぎて、なおかつ新造船の被代船など長期間係留されたままになっている船もあって、これからの利用計画がとても重要になってきます

協議会で12月からの岸壁利用のプランを検討するにしても、昨年よりもよい最善のプランをまずは提示しない事には議論も進まないので、まずはベストと思われるプランを事務局等との検討会でした

長期係留の10隻程の漁船に加え、遠洋マグロ船、近海船、小型船、旋網船、そしてサンマ船と、気仙沼港の岸壁利用の最大の山場がすぐそこまで来ているので、今週の協議会でしっかりと話し合って結論を出していきたいと思います。　皆さんの協力が必須となってきますので、どうぞ宜しくお願い致します

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11月とは思えないようなぽかぽか陽気に恵まれた週末の気仙沼です。　コロナ禍でさまざまなイベントが中止になっていますが、内湾商業エリアの特設会場でスローフェスタ2021が開催されました！

今回開催された気仙沼スローフェスタ。　イベントのキャッチコピーは「心地よい風を感じながら、気仙沼の食と文化を堪能しつつ、人々が交流するイベント」。　暑いくらいの好天に恵まれてよっかたです

港町・気仙沼ですが、海にも山にも四季折々の美味しい食材がたくさんあり、そんな食材を育み活かしてきた「食」の魅力をお伝えするために「スローフード」「スローシティ」という取り組みを実施していて、気仙沼の魅力である「食」を見て・聞いて・食べて、いろんな角度から全身で感じるイベントになりました




スローフェスタ2021には北かつ商事も出展。　気仙沼の遠洋まぐろ漁船で獲ったまぐろ類の胃袋や卵、白子などの5種の内臓の部位を使った「気仙沼まぐろホルモン」という新商品をこのほど開発して

その新商品のPRも兼ねての今回の出展では、北かつ職員の皆さんと一緒に二日間フルで「気仙沼まぐろホルモン」を販売。　時にはホルモンを焼いたり、バックヤードのサポートしたり、はっぴを着てお客さんに声がけして商品説明したりと充実したイベントでした。　売れ行きもすごく良くって二日間とも完売！

気仙沼ホルモンは超有名ですが、「まぐろホルモン」は初めて聞くっていうお客さんや、テレビの情報番組で見ましたっていうお声も頂いて、徐々に知られてきているのかなぁって。　まぐろホルモンを食べたお客さんからの評価も上々。　調理する前の真空パックを買いたいっていうお声もたくさん頂きました

ステージでは二日間にわたりたくさんのアーティストや郷土芸能などの公演もあって、こんなにたくさんの来場者があるイベントに参加できて本当によかったですね。　皆さん二日間本当にお疲れさまでした

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今年もあと2ヶ月を切ってきて、何かと気忙しい日々が続くこの頃です。　今週末はスローフェスタということで、内湾の観光施設にて、気仙沼まぐろホルモンのブースを出展することになっています

構想20年、遠洋まぐろ船の漁師だけが沖で食べていた希少部位、胃袋や卵、白子などをニンニク味噌で味付けした新商品で、気仙沼の新しい特産品に成長していってほしいなと。　土日は内湾特設会場のブースで気仙沼ホルモンを販売しているので、ぜひ皆さんもお立ち寄りください。　美味しいですよ

北大西洋アイルランド沖で操業をおこなっている第127勝栄丸は、今季のクロマグロ漁を終えて南下航行を開始し、ちょっと落ち着いたかなと思うタイミングで船頭さんとLINEを使ってのテレビ会議でした

今年のクロマグロの品質についてのコメント、各船の漁場配置や漁獲状況、今後の運航予定などについての打合せをおこなったあとで、事務所内を順繰りと回って社員全員からの船頭さんへのエール

最新の衛星通信機器インマルサットFXの船内Wi-Fi使って、スマホ無料アプリで洋上でも陸上と同じような感覚で通信できるからすごく便利になりました。　勝倉漁業では勝栄丸全船にWi-Fi環境を順次整備していく計画です。　乗組員にとってもすごく好評なので、予定通り進めていきたいと思います

北大西洋を南下航行中の127勝栄丸とテレビ電話でのミーティングのあと、田中前のまるきさんに行ってきました。　このところ何かと忙しくて行けてなかったけど、Twitterで情報だけはチェックしていて

TwitterやFacebookなどで見て美味しそうだなって思っていた背脂辛生姜。　いつも食べている煮干そばももちろん美味しいけど、このメニューもほんと美味しい。　生姜が効いてクセになります

そして麺もこれまでとは違った感じで、背脂辛生姜のスープによく合いますね。　メンマも新しいバージョンに変わっていて、いろいろと美味しさを追求しているのがわかります。　このまえ船頭さんからLINEがあったとき、勝栄丸ブログのラーメンの写真を見て食べたいなあって船内で話していたんだって

この美味しさを沖の各船にも届けたいところだけれど、それはちょっと無理かな。　申し訳ないけど帰った時にご馳走しますから　気仙沼を基地に世界の海で操業する乗組員にも人気のまるきさんでした

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11月に入って生鮮かつお漁が終盤戦を迎え、脂のり抜群の素晴らしいカツオが水揚げされている気仙沼です。　漁獲量は各船ともに少なめなので、魚市場での入札単価は高い相場が続いています

沖からの毎日の情報をチェックしながら魚市場での水揚げ対応にあたる市場担当スタッフたち。　毎日早朝からの水揚げなので大変だと思いますが、今季ももう少しのところなので頑張ってください

勝倉漁業ではこの時期、第1勝栄丸と第127勝栄丸が北東大西洋アイルランド沖でのクロマグロ漁をおこなっていて、今年も大しけが続いた中で両船の乗組員はクロマグロ漁に奮闘してきました

資源管理のために一隻ごとのクロマグロの漁獲上限が決まっていて、各船ともにその漁獲枠を達成するために日々の操業をおこなっていて、漁獲したクロマグロには連番管理のプラスチックタグが装着され、一尾ごとの重量などをリスト化して水産庁に毎日報告するルール。　とても厳格に運用されています

先日には大型のハリケーンが漁場海域を広く通過して、避難のためにアイスランド水域にまで北上したマグロ船もあったと聞きます。　それだけ時化が大きかったという事でしょう。　その中でも順調に漁獲を重ねて、127勝栄丸が漁獲枠を消化し中部大西洋に向けて南下航行開始との連絡が入りました

クロマグロ漁の最終回を終えた作業甲板では、大きなミッションを終え満足感いっぱいの笑顔あふれる乗組員達の姿。　今年初めて乗船した船員もいるので、充実感も相当なものだった事でしょう

毎日時化の中、今季のクロマグロ漁ほんとうにご苦労さまでした。　中部漁場向けの航行ではしばし体を休めて、引き続きの操業よろしくお願い致します。　第1勝栄丸ももう少しで南下移動する予定です

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あっという間に11月になったけれど、この時期とは思えないような穏やかな天候が続く気仙沼です。　だんだんと寒くなっていくのでしょうけど、体調管理に気を付けて仕事をしていきたいと思います

例年は、11月にインフルエンザのワクチン接種をおこなっている勝倉漁業。　役職員だけではなく帰港した乗組員も全員を対象に会社負担で接種していましたが、昨年からインフルエンザの流行がないとの報道だから、今年はどうしようかなと思ったけど、冬場の外での仕事に備えて接種することにしました

社員や乗組員の健康・体調管理も重要な事なので、帰港した乗組員へはまず新型コロナワクチンの2回接種、そして次はインフルエンザのワクチンという順番で日程調整し予約しようと思っています


季節の変わり目になって、健康管理にもいっそう注意しなくちゃならない時期になって、かつお一本釣りの各船もそろそろ漁の切り上げを見据えての操業となってきました。　沖の情報だともうすでに8隻ほどが今季のかつお漁を切り上げたとか。　戻りがつおの時期になりましたが、入荷量は少ないです

気仙沼から東の沖合いで操業していた大型の遠洋かつお船は、漁獲低調になったとかで漁場解散となり、南の漁場へとシフトした模様。　なので生鮮かつお船のなかで東の漁場に向かう船はなし

いまメインの銚子・勝浦沖の漁場がだんだんとカツオの群れが少なくなってきたそうなので、まだまだ続けてほしいけれども終漁も近いのではとの声も多くなってきました。　脂のり抜群の素晴らしいカツオが水揚げされているだけに、もう少し寒くなるまで続けてほしいもの。　あとは餌の確保しだいですかね

サンマ船はここにきて漁獲が上向いて一日あたりの漁獲量も桁違いに増えてきました。　気仙沼にもこれから続けて水揚げされていく事でしょう。　大きなサイズのサンマが目立つようになってきたので、これから一ヶ月間が勝負どころ。　気仙沼港から見守りつつ、関係船をサポートしていきたいと思います

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● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

11月に入った一週目の気仙沼ですが、11月とは思えないような穏やかな天候となっています。　しばらくはこのようないい天気が続きそうなので、カツオにサンマにと、順調な水揚げが続くといいですね

北東大西洋アイルランド沖でおこなわれている今季のクロマグロ漁は、昨年に引き続き大しけが続く天候のため各船ともに足踏み状態が続いていましたが、天候も回復した模様で各船の操業が再開

資源管理のために各船ごとの漁獲上限が決まっていて、割当てられた漁獲枠に達した船から漁場を離脱。　数隻がすでに漁場を離れて、ラスパルマス港での補給や中部大西洋などに移動した模様

今年の大西洋クロマグロも脂のりが良く最高の品質みたいなので、日本に輸送され水揚げが行われるのが楽しみです。　漁の終了まで気を抜かずに、怪我などに十分注意し頑張ってほしいですね

そうした勝栄丸の活動状況を事務所で注視しているなか北かつ組合へのお客さまがあって、マグロ船の内部を見たことがないということなので、出漁準備をおこなうマグロ船に案内しての見学会でした

約1時間ほど、機関部から甲板部、そしてブリッジ内へと説明しながらの船内見学。　そして北かつ組合の事務所に移動してのミーティングを兼ねての昼食会には、北かつの事務局がまぐろ丼を用意してくれていて、いろいろとお話しをしながら北かつまぐろ屋の「まぐろ三色丼（上）」を皆さんで頂きました

北かつまぐろ屋海の市店からテイクアウトした「まぐろ三色丼」。　お店で食べてもよかったけど、こうしていろいろと話をしながらのランチには会議室のほうがいいとの判断。　喜んで頂いてよかったです

マグロ船の見学をしたあとに食べるまぐろ丼はまた格別。　お店で食べるだけではなく、ホヤデリを使っての配達もできるので、北かつまぐろ屋のまぐろ丼を皆さんもご家庭や職場で召し上がってみて下さい

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【 乗組員募集のお知らせ 】
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１１月とは思えないような好天に恵まれた週明けの気仙沼港です。　ジャンパーを着ていると暑いくらいの強い日差しで、今週はこのような天気が続きそうとの予報も。　岸壁では半袖姿もみられました

新型コロナの新規感染者数がだいぶ少なくなって、気仙沼市内においてもここしばらくは感染者の発表がなく、市民生活もだいぶ通常に戻りつつあるなあって感じるこの頃。　このまま落ち着いてくれるといいですね。　それでも第6波への警戒は必要なので、皆さん引き続き気を付けていきましょう

昨年はマグロ類の国内在庫も潤沢にあって、水揚基地の焼津や清水の超低温冷蔵庫の満庫状態がしばらく続き、冷凍運搬船の水揚遅延も相当な期間続いたから、相場的にも低迷していましたが

今年になって徐々にその在庫状況も解消されて、新年度の4月以降になるとマグロ類の新規搬入の減少が顕著となってきて、右肩上がりに相場が上昇。　このところは横ばいの相場で推移しています

ライバルの海外勢がコロナ禍で出漁できない状況が続いているので、マグロ類の供給量はしばらくは少なめかとの情報で、年末年始もいまの相場付きで流通していくものと思われます。　そんな中で南太平洋の漁場から帰港し休暇に入っていた53欣栄丸さんが出港との事で出船送りにいってきました

まさに出船日和という好天に恵まれた当日。　神主さんによる安全航海と大漁のご祈祷のあと、斎民商店社長さんのご発声による乾杯。　そして濱幸水産の会長さん社長さん、船頭さんからのご挨拶

会長さんらの挨拶の中でもお話しされていましたが、先航海は記録的な豊漁そして水揚高となった53欣栄丸さんなので、これからのパプアニューギニア水域でのまぐろ漁も大漁してくれることでしょう

造船所などの作業艇のサポートを受けて岸壁を離れて出港する53欣栄丸を関係者とともに見送りました。　欣栄丸各船の航海安全と大漁をお祈りいたします。　予定通りの出港おめでとうございました！

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月日の経つのは早いもので、今日から11月となりました。　令和3年もあと残すところ2か月間、第7勝栄丸の入港や各船の水揚げなども予定されているので、しっかりと対応していきたいと思います

気仙沼には東京海洋大学のサテライトがあって、気仙沼市などとの連携でさまざまな取組みを行っています。　産学連携の「海と生きる連続セミナー」も毎回たくさんの皆さんが参加する会合ですね

そして今回、宮城県北部鰹鮪漁業組合の主催で開催されたのが、カーボンニュートラルについてのセミナー。　3回シリーズで開催される最終回ということで、回を重ねるごとに参加人数が増えてきて

脱炭素、カーボンニュートラルとは何かから始まって、世界や日本ではどのような動きがあるか、船舶や漁船での対応はいかにすればいいのか、かなり難しく新しいテーマなので皆さんの関心も高いです

おそらくは漁業協同組合などでのカーボンニュートラルをテーマにしたセミナーは全国でも初めて事なのかもしれません。　って副学長さんが言ってました。　それだけ意義深い会合っていうことですね

漁船でのカーボンニュートラルは相当にハードルが高く、燃料油を消費して運航、操業をおこなう漁船だけに、いちばんは省エネをいかに進めるかっていう事ですが、それがそう単純な事ではなく難しい

東京海洋大学の酒井先生が講師となって、WEBで参加の人を含めると何人聞いているのか、事務局でも把握できないほど大勢の方が参加してくれて、この問題についての知識が深まったことでしょう

3回連続でおこなわれたカーボンニュートラルについての講義では、東京海洋大学の先生と関係者の皆さま、日かつ漁協など多くのご協力を頂いて、ほんとうに有難うございました。　次回は11月16日に水産流通適正化法の講義を頂くことになっていますので、参加希望の方は北かつ事務局までご連絡を
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