2012年11月30日
深刻な岸壁事情

昨年の東日本大震災によって、気仙沼港内の岸壁や桟橋等が甚大な被害を受けました。
今年の夏から始まった復旧工事によって、現在一部の岸壁が使用できなくなっていますが、工事区域の拡大によって今後さらに使用禁止場所を広げるとの発表がありました。
復旧工事に伴う使用禁止ですので、しょうがない部分もありますが、入港船の修理や出漁準備、係船などに支障の出ないように、工事日程を配慮していただきたいものですね。
港町の出港岸壁がH24年12月からH25年10月まで使用禁止になるのは痛い。
これって、縦付けができなくなるっていうことです。船をどこに係船すればいいのでしょうか?
出漁準備等で横付けするコの字岸壁は、3日間の使用制限付き。
これから新造船がたくさんできてきて、気仙沼港を賑わせてくれるはず。 だけど、新造船や被代船の接岸場所の確保にも大変になりそうな予感。
今年の盛漁期はなんとか乗り切れた気仙沼港ですが、来年はさらに岸壁事情がシビアになりそうです。 ん~、どうしましょうか? 困ったぞ
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13:52
2012年11月29日
最新鋭の魚市場

現在、気仙沼魚市場では岸壁や荷捌き上の嵩上げなど、震災復旧工事がすすめられています。
これからの魚市場の形ってどんなのが理想なんだろうっていう事で、先日八戸魚市場の視察会が行われましたが、肝心のところをレポートし忘れていたのでお知らせしたいと思います

八戸は、イカ釣り漁業と巻き網漁業が中心の港。
新設された施設には、フィッシュポンプが設置されていて、岸壁に接岸した船の魚艙から魚が吸い上げられて工場内に送られる仕組みです。魚が傷まず、水揚げも早く、最新鋭のシステムですね。

工場内も省人・省力化をとことん追求。
フィッシュポンプで吸い上げられた魚が工場内のベルトコンベアーをとおって、氷水のタンクに自動的に投入されていきます。もちろん計量もデジタルスケール。

HACCP対応の施設で、衛生的にもものすごく配慮されていますねえ。
気仙沼の魚市場を復旧させるうえで、いままでの魚市場そのままの復旧ではなくて、将来の魚市場のあるべき姿を目指して、考えていただきたいと思いました。
やっぱり、百聞は一見にしかず。 実際に見てみるもんですね

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14:21
2012年11月28日
いつも見慣れた風景に

いつも見慣れている静岡県・清水駅。。。
ちょっと見方を変えると全く違う風景に見えてくるもんですねえ。
なんか異国の雰囲気も醸し出すこの場所、今年は最後かもしれませんね

今年も何回通ったんだろうって、ついつい考えてしまいました。
今年も残すはあと一か月

悔いを残さぬように、やり残すことのないように、明日に向けての仕事を着々とこなしていきたいと思います。 気合を入れなおして、さあ、今年のラストスパートです!
この年末年始のまぐろの売れ行きは

祈るような気持ち、そして、期待感いっぱいの毎日が続きます

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22:42
2012年11月27日
おがわのトロ鉄火丼

遠洋まぐろ漁業の水揚げ基地、静岡県清水港。
世界中からマグロがこの町に集まってきます。港周辺は冷凍マグロを保管する巨大な超低温冷蔵庫がたくさん。世界一のマグロの街ですね

そんな清水にある商業施設「河岸の市」
たくさんの水産物を扱うお店と並び、まぐろ丼の専門店がたくさん入っている施設です。
いつもは大行列の人気店の「おがわ」さん。きょうはすんなり入れて超ラッキーでした。
もちろんいつものトロ鉄火丼。 大ぶりに切り付けられたメバチマグロが7切れものった、ボリューム満点の鉄火丼です。これで1100円。赤身の鉄火丼800円と並んで看板メニュですね


いつもの行列がないなあと思いながら隣の建物を見ると、なんと「まぐろ館」っていうレストラン街ができているじゃありませんか。 いつの間にできたんでしょうか。
世界一のマグロの街にできた「まぐろ館」。。。こんど試してレポートします

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15:24
2012年11月26日
ねばり勝ちのカツオ船

寒くなりましたねえ。気仙沼はもう真冬のようです

さすがに、気仙沼を基地にして三陸沖で操業する近海かつお船のほとんどが操業を切り上げて、南下したり母港に帰ったりという動き。 急に静かになってきました。
そんな中でも三陸沖に残って操業を続ける船団があります。
そう、日本一のかつお釣り船団の「佐賀明神丸」です

連休明けのきょう、佐賀明神丸3隻が気仙沼魚市場に揃って入港して、早朝から水揚げをおこなっています。今日入港のかつお船は佐賀明神丸3隻のみ。
北緯40度 東経154度 の海域で漁獲したカツオとビンチョウ。 3隻合わせて約70トン。
この時期にすると驚異的な漁獲数量。 すごいの一言。 さすがですねえ。
あともう一航海と意気込む船頭さんの顔には、今年の水揚げ日本一がほぼ確定した安堵感が。。。 今シーズンの最後にもう一度、気仙沼でみなさんにお会いしたいです

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11:53
2012年11月25日
新造船の船名決定!

新潟造船で建造が開始された勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船の新造船。
ようやく新造船の船名が決定しました!
「 第 1 2 3 勝 栄 丸 」


関係者の皆さまに勝栄丸ブログを通じてお知らせしたいと思います。

改革型・省エネ型の新造船、これまでにない設備、快適な作業環境と居住性。そして安全性。
最先端の衛生基準に対応した次世代型の遠洋まぐろ延縄漁船です。
船名を決定するにあたり、新しいプロジェクトの下での新造船であり、これまでにない斬新なイメージを抱ける船名、そして、将来に向けて着実に右肩上がりで活躍する漁船。そして若々しい印象をうける船名にしたいという思いを込めてこの船名といたしました

これから来年の竣工に向けて、着々と工事がすすめられていきます。
新造船・第123勝栄丸の建造の様子は、勝栄丸ブログでちょくちょくお知らせしたいと思いますので、徐々に出来上がってくる新造船の姿を、これから勝栄丸ブログでお楽しみください

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10:33
2012年11月24日
山の木々も冬支度

気仙沼湾がけあらしに包まれるようになってきた今日この頃
海沿いからちょっと内陸に入ると、先日までの紅葉も終わって、山の木々も冬支度の様相を見せてきています。
紅葉の木々も素晴らしいですけど、ちょっとくすんだ木々の感じもこれまたいいですね。
高い山はすでに雪化粧。 ちらちらと雪が降ってきました


早いもので、もうすぐ12月です。
一年の終わりを迎える師走に合わせて、東北地方の山の木々も徐々に冬の装い。
なんかちょっとさびしい感じもするけど、雰囲気ありますね。
巷ではそろそろ忘年会シーズン。そして年末商戦です。
今年のマグロは手ごろな値段で購入できそうなので、美味しいマグロをたくさん食べて、家族や仲間で盛り上がってほしいと思います

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15:19
2012年11月22日
けあらしに包まれて

三陸沖の近海かつお漁の漁期もあと僅かになってきました。
連日の大荒れの沖合では各船とも今シーズン最後の奮闘をしているとの情報。
これだけ時化の日が続くとさすがに、三陸沖の漁を切りあげて南の漁場や故郷にに向けて出港する船が徐々に多くなってきました。 だんだん寂しくなってきますね。
きょうの早朝、高知県の第63佐賀明神丸さんが、たくさんの関係者の見送りをうけて静かに出港していきました。船頭さんはじめ乗組員の皆さんは、今年の操業を無事に終えた安堵感と達成感で、みないい表情です。
湾内は一面の 「けあらし」 。。。 幻想的な光景です。
冬場の気仙沼湾にみられる「けあらし」が、近海かつお漁の終漁を告げるサインに見えました。
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13:05
2012年11月21日
何も決まらない街づくり

気仙沼市内のワンテンビルを会場に、魚町地区会が開催されました。
魚町は気仙沼湾のもっとも奥まった地域。気仙沼湾のシンボルともいえるエリアです。
勝倉漁業の本社がたっていた場所ですが、昨年の大津波で大破したため、今年の初めに社屋の取り壊しをおこないました。
きのう行われた魚町の地区会には、住民の方々や行政の方など約50~60が参加。
いまだになにも決まらない街づくり

TP+6.2mと言われている防潮堤の設置に関する考え方。
道路の位置や土地の嵩上げについて。再びにぎわいのある街にするにはどうすればいいのか・・・6つのグループに分かれてワークショップ形式の意見交換会でした。
震災から1年8か月も経過して、いまだにこんな話し合いをしているんですねえ。ちょっと遅すぎはしませんか? ちょっとがっかりするのと同時に、ほんとうにこんなんでなにか決まっていくんだろうかという不安がよぎりました。
行政側として、街づくりのアイデアや全体イメージ図などを住民に複数提示して、そのたたき台を基に議論を進めていくことが必要なのではないかと思います。何から何まで住民に丸投げでは、行政としての責任を放棄しているとしか思えてなりません。
防潮堤の入り口論で時間を食い、時間だけが過ぎていった内湾街づくり。
そろそろ具体的な絵図面を見ながらの議論が求められますし、気仙沼の象徴としての魅力のある内湾地区を再建するラストチャンスが目前に迫っていると思います (-"-)
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09:46
2012年11月20日
大西洋クロマグロが増枠に

大西洋海域のまぐろ類の管理など決めるICCAT(大西洋まぐろ類保存国際員会)
日本・米国・カナダ・ブラジル・中国・南アフリカなど、47か国+EU、台湾などが加盟する国際機関です。毎年11月におこなわれるICCAT年次会合。今年は11月19日までの一週間の日程でモロッコ・アガディールで開催されました。
今年はクロマグロの資源評価の年。漁獲枠の見直しの年です。
いったんは資源の乱獲が危惧され、大幅な漁獲枠の削減がなされた大西洋クロマグロですが、ICCATでの管理強化が効果的だったためか、大幅に資源回復したといえる状況になりました。
良好な解析データの基での漁獲枠の見直し。
これまで、削減一方だった大西洋クロマグロの漁獲枠が今回のICCATで初めて増加に転換。総枠12900トンから13400トンへと500トンの増加となりました。(日本は1097.03トンから1139.55トンへ、42.52トンの増加)
西大西洋は1750トンに据え置き。
現在は漁獲枠が大幅に削減されているので、日本の漁業界の自主規制によって北大西洋操業の3分の1の漁船がクロマグロに出漁できていません。
これを一日も早く、出漁全船がクロマグロの操業ができるように、来年以降のさらなる増枠と日本の漁獲枠の大幅増に向けて、引き続き交渉をお願いしたいと思います。
今回の増枠は微増にとどまりました。しかし、これは来年以降の大幅な増枠に向けての第一歩ととらえ、今回のICCATの結果を前向きに評価したいと思います。
水産庁のプレスリリースはこちら⇒ http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/121120.html
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10:50
2012年11月19日
新船建造着手を実感

勝倉漁業の新造船・439トン型の遠洋まぐろ延縄漁船の二日間にわたる設計打合せが終了。
造船工場では、新造船に使用する部材の切断や溶接作業が急ピッチで進められていました。
新造船は船底付近や機関場あたりから作り始めています。ブロックごとに溶接されていく船体。まだ、船の形にはなっていないけど、建造に着手したなという実感がでてきました

いろいろな形に切断された鉄板が熟練の溶接工によってつなげられ、ひとつの大きなブロックになっていくんですね。日に日に成長していくようで、見ていてとても楽しい光景です


次に造船所を訪れるのは来月になるかと思います。
約一か月の間にどれだけ船ができあがるのか、この次に見るのがほんと楽しみ。
建造の工程表を見ると、びっしりと予定が組まれていて、来年の竣工まで時間があるようで無いようで、なんかすぐに出来てしまいそうな印象もありますが、でもあと半年もかかるんですね~

とても忙しいなかにも、前向きで楽しい仕事。 新船建造ってほんとうにいいですね

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09:37
2012年11月18日
今年最後の紅葉に

新潟での新造船打合せの帰り道。。。

お昼ご飯にちょっと立ち寄った会津地方で、今年最後の紅葉に出会いました。歴史のある街並みにしっとりと溶け込んだ色づく木々。落ち着いた雰囲気の街と紅葉とのコントラストによってさらにすばらしく見えてきますね

お昼御飯だけではもったいないので、茶室での抹茶と和菓子まで堪能。
ちょっと贅沢な時間を過ごしました


気仙沼に戻ると一転、大荒れの天気

日本海側よりも寒い気温と強風にビックリです。近海かつお船の入港を出迎え、接岸させる作業も寒さに震えながら。明日は氷点下の予報だそうで、急に真冬になったようです。
今年最後の紅葉で短い秋の終わりを感じ、季節はまさに冬に移りかわっていきます

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21:31
2012年11月17日
酒どころ新潟で

勝倉漁業が遠洋まぐろ漁船の新造船を建造している新潟は全国有数の酒どころ

どこの居酒屋さんに入っても、新潟の地酒がずらりと並びます 。。。

これだけたくさんの地酒があると、どれにするかほんと迷っちゃいますね。

一日いっぱいかかった新造船の打合せが終わって、お疲れさまの乾杯です

郷土料理や地魚が酒の肴にちょうどいい感じ。ついついお酒がすすんでしまいますねえ。
これから船ができあがるまで、毎月のように新潟の造船所に通うことになりそうです。 そんな私たちを新潟の郷土料理と地酒が優しく迎えてくれるような気がします

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21:31
2012年11月16日
新造船の打合せ

勝倉漁業が新造船建造プロジェクトへの第一歩・第二歩を歩み始めました !!!
きょうは、新潟造船での設計打合せ

この会議が本当に重要なんですよねえ。船のいたるところ、細かな造作や配置について詳細な打合せが行われています。新潟造船側の提案満載の打合せ。とっても満足いく内容でした


N67番船。新潟造船でのシリアルナンバー。これが勝栄丸の新造船です。
鉄板がNC旋盤で切断され、ブロックごとに陸上で溶接・組上げられて、だんだんと船の形になっていくんですね。工程表を見ると、なんかあっという間に完成するような印象です。
本物の船はものすごく巨大なもの

出来上がってくる各部の出来不出来の積み重ねが全体の出来栄えを左右するので、慎重にそして万が一にも手を抜くことなく仕上げていただきたいと思います。
これから徐々に組みあがっていく船体

日に日に出来上がっていく新造船に、わくわくの毎日となりそうです

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23:20
2012年11月15日
師走間近で

師走間近になってきましたねえ。
きょうの清水は空が晴れわたって、凛とした空気が気持ちいいですね。
清水駅から見える富士山が、頂に雪をかぶって冬の到来を感じさせています。
ところで、もうすぐ忘年会シーズン到来ですね

きのうはちょっと早い遠洋まぐろ業界の忘年会でした。12月は本当に忙しくなるまぐろ業界だけに、この時期に忘年会をやってしまうんです。
ところで、今年の師走はどんな年の暮れになるのでしょうか。。。
年末商戦や忘年会需要が盛り上がることを期待して、富士山の雄姿に願かけをしてきました

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22:34
2012年11月14日
豊潤・背脂煮干そば

気仙沼の勝倉漁業事務所近くの「まるき」さん
この勝栄丸ブログでも何回となく掲載してきたお店です。
月替わりの限定メニューが毎月楽しませてくれていて、みんなとても楽しみにしています。注目の11月の限定メニューは。。。。「豊潤・背脂煮干そば」です!
食べると、、ガツンとくる煮干しの風味。いいですねえ。
ちょっと太めの麺が濃厚なスープに負けず、いい感じです。これはほんと旨いです

毎月新しいメニューを考えるのはほんと大変だと思いますけど、食べる私たちにとってはとっても楽しみな時間。心待ちにしている気仙沼市民も多いのではないでしょうか。
これからも美味しい中華そばを期待していますよ!
11月限定メニュー。。。 ごちそうさまでした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
23:23
2012年11月13日
終盤戦の近海かつお漁

気仙沼を基地にして操業する近海かつお一本釣り漁船。 その数約50隻
6月以降、気仙沼港に集中入港していただいたおかげで、16年連続かつお水揚げ日本一を達成することができました。そのかつお船の操業も終漁が近づきつつあります

さすがに11月になると、三陸沖の漁場も連日のしけ模様。船の舳先で潮をかぶりながらカツオを釣り上げる乗組員もかなりきつい時期にさしかかってきましたね。
残された航海日数を、事故なく、怪我なく、こなしてほしいと思います (._.)
きょうも何隻か漁を切り上げて母港に帰っていきました。
これから11月末にかけて、切り上げ時をにらみながらの各船の操業が続きます

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10:16
2012年11月12日
種差海岸

ちょっとオマケの一枚。 八戸の種差海岸です。
一年前にも訪れましたが、なんど行っても素晴らしい景色ですね~

「日和写真なブログ」っていう八戸の写真を紹介するブログがあってよく拝見するんですが、そこにも種差海岸の風景がよく登場します。
そのブログの写真はどれもみな素晴らしい写真ばかり。。。どんな方が撮っているのでしょうか

思わず。。。ほ~って感心してしまいます。
そういう写真を撮れるようになってみたいものですね。
やっぱ、センスなのでしょうね。 写真ってほんと難しいと思います

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:55
2012年11月11日
深まりゆく北東北の秋

東北は今、紅葉真っ最中。
東北自動車道をとおって北へすすむと、木々の色づき具合の変化を楽しむことができます。
やっぱりいいですねえ。東北の秋って

新緑の季節もいいけど、紅葉は格別。 深まりゆく北東北の秋を目に焼き付けました


帰り道、松尾八幡平ICから10分ほどの「松ちゃん市場」っていう産直・物産館に立ち寄って。 なんかちょっとアヤシイ名前の産直市場だったけど、悩んだ末にここでランチタイムです。
近所のおばちゃんたちがつくるお蕎麦屋さんがあったので、お昼ご飯に。
ほろほろ鳥のスープで食べる手打ち蕎麦ていうのを注文

あまり期待してなかったんだけど、、、、、あまりの美味しさにみんなビックリです

いいダシがでてて、なんか、ホッとする味。 ぜったいおススメです、このお蕎麦は。
八幡平の松ちゃん市場。。。 あなどれませんね!!
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20:55
2012年11月10日
八戸みろく横丁と

八戸の屋台村 「みろく横丁」
超有名な屋台街です。 まちのド真ん中にあって、結構長い路地の両側に、たくさんの飲食店が軒を連ねる場所。とっても雰囲気があって、なんか懐かしい感じのするところ。
八戸を訪れたら、ぜひ行ってみたい屋台村ですね

夕暮れのみろく横丁は、仕事を終えたサラリーマンや観光客らしい人が大勢
いい雰囲気なので、、、

B-1グランプリを獲得した八戸せんべい汁も、本場で食べるとほんと旨いですね。

最後の締めは「きんとん」さんの黒チャーシューメン
みなさん、これはかなり旨いです。マジで旨い。
これまで食べた醤油ラーメンのなかで、間違いなく三本の指に入る味だと思います。
スープ、麺、チャーシュー、すべてのバランスが完璧な一杯。 八戸でこれほど美味しいラーメンに出会えるとは思いませんでした。ぜったいにまた食べに行きたいと思います

聞けば、お店が開くのが夜の9時以降だとか。
夜しか食べることのできない絶品ラーメンとみろく横丁。また近いうちに行ければいいですね

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
20:25
2012年11月09日
視察の途中で

きょうは八戸漁港の視察の日。
ちょっと早く着いたので、お昼ご飯をかねてちょっとだけ寄り道。。。

立ち寄った種差海岸の岬の展望台はものすごい風で、油断していると飛ばされそう。
岩場に押し寄せる波も白く砕けて、ものすごい迫力でした


蕪嶋神社に立ち寄って、勝栄丸各船の大漁祈願。
航海安全と大漁満足、そしてみなさんの健康をお祈りしてきました

それにしても広い広い八戸港。気仙沼とはちょっと港の規模が違いますねえ。
昨年の震災の被害の違いはあるにせよ、すでに完全復旧した八戸港をみると、気仙沼との違いを歴然と感じて、ちょっと焦りを感じてしまいました。
気仙沼とは違う港をじっくりと勉強して帰りたいと思います

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:31
2012年11月08日
近海かつお船が切りあげに

最近は三陸沖の漁場は毎日しけ続きとの情報。それでも気仙沼港には連日たくさんの近海かつお船が入港して水揚げをおこなっていただいてます。各船の船頭さんはじめ乗組員のみなさんには、ほんと頭が下がる思いですね。
今年は6月上旬の生鮮かつおの水揚げで始まった気仙沼港への近海かつお船の入港

11月に入って、三陸沖のかつお漁も終盤戦を迎え、各船操業の切り上げどきを考える時期になってきました。そんななか、1隻のかつお船が今シーズンのかつお漁を終了し航海を切り上げて、高知県の母港に向けて廻航しました

今年の操業、ほんとうにお疲れ様でした !
来年もまた気仙沼港でお待ちしております

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:30
2012年11月07日
漁師を志す若者急増

以前、勝栄丸ブログでご紹介した宮城県北部船主協会の「漁船員(漁師)になろう!」っていうブログ。 そのブログを見て漁師を志す若者が急増しているとして、先日のTBSの全国ニュースで取りあげられました!
ニュースの映像は ↓ ココ
http://www.youtube.com/watch?v=6-COGfFWijI
http://news.tbs.co.jp/20121101/newseye/tbs_newseye5170725.html
ニュースの中では、全国有数のマグロ漁業の基地、宮城県気仙沼市で、震災後、漁師の世界に飛び込む若者が急増していると伝えたうえで、初めての航海に出漁する若者の「遠洋に行ってきた漁師には、立ち居ふるまいに放つものが感じられた。カッコいいじゃないですか」との出漁前のコメントを紹介しながら、乗船することになったきっかけについても詳しく伝えています

ブログ開設から約半年。この間に19名の若者が漁師の道に入りました。ブログをきっかけに増えていく新人漁師たち。漁師へのきっかけは昔と変わってきなあと実感する出来事ですね

いろいろなメディアを通じてもっともっと漁業の事を知ってもらって、漁師への道に進む若者が増えることを願いつつ、私も勝栄丸ブログを書いていこうと思います

☆宮城県北部船主協会のブログ 「漁船員(漁師)になろう!」はこちら
http://gyosenin-boshu.net/
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:40
2012年11月06日
こけしの味噌らーめん

「こけし」の味噌ラーメンと言えば気仙沼では超有名で、昔から根強いファンがいる人気店でした。私も数えきれないほど食べた味。そんな「こけし」さん。。。
昨年の大津波で被災したものの、市内の復興屋台村「福幸小町」に復活です


気仙沼の情報誌「はまらいん」の最新号にも気仙沼の凄腕として取り上げられたことも加わって、昼時の店内はお客さんでぎっしり。もちろん味噌ラーメンをご注文

写真にしてみるとなんか物足りない感じ。。。そうだ、やっぱりチャーシューをのせた方が絵になったかなあって、食べたあとになってから反省するがすでに遅し。
写真はいずれにしても・・・
なんど食べてもほんと旨いラーメンですね。野菜たっぷりの具だくさん。ホッとする味の味噌スープにニンニクの隠し味。太麺がよくからんで、毎日でも食べたくなる感じ

次回はケチらずに味噌チャーシューにチャレンジしてみようと思います

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15:11
2012年11月05日
第28勝栄丸 出港!

勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第28勝栄丸が漁業基地である南アフリカ・ケープタウン港での船体整備や補給を終えて、新たな航海へと出港いたしました

ケープタウンにて係船していた約2か月間、たくさんの方々にお世話になりながら船体整備を進めてまいりました。ほんとうにお世話様でした m(__)m
コンテナで輸送していた冷凍餌が延着するというトラブルもあって、出港がいつになるのか心配する場面もありましたが、なんとか無事に積み込み完了!
海外での仕事はこういうリスクが付き物とはいえ、ほんと神経を使いますね。
第28勝栄丸はケープタウンを出港し一路漁場に向けて航行中です。今航海も乗組員のみんさんには元気いっぱい活躍されますこと、そして本船の大漁とご安航を願っています

みなさんのご支援のほど宜しくお願い致します

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
15:53
2012年11月04日
紅葉を満喫して

東北の観光地はどこも紅葉の見ごろ真っ最中

赤や黄色に色づいた木々。 きょう静かに降った雨にしっとりと濡れて、いっそう色合いが増したよう。 この時期しか味わえない雰囲気に思わず見入ってしまいますね


紅葉が終わるともうすぐ季節は冬。。。
気が付けば今年もあと2か月を切ってしまいました。ほんと早いですね~
あと僅かな東北の秋をじっくりと満喫してのリフレッシュ。 もうひと踏ん張りですね。。。
それにしてもほんと素晴らしい紅葉でした

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20:43
2012年11月03日
衝撃的なWWF資料

これは果たして本当なんだろうか?
WWFが2012年10月31日付けで記者発表した資料である。
http://www.wwf.or.jp/activities/2012/10/1097431.html?fb_action_ids=370527756369249&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582
スペイン、イタリア、モロッコ、チュニジア、トルコを含む地中海諸国からパナマに実質的に輸出された無報告のクロマグロは、2000年~2010年の合計で14,327トン(加工製品)もの数量にのぼり、そのうち13,730トンのクロマグロが日本へ再輸出されたとの調査結果である。
これが本当だとしたらとんでもない事実。
地中海の蓄養まぐろについての過剰漁獲の疑いは、科学者の間でも指摘されている問題だ。
WWFが指摘するような違法行為がおこなわれることは、クロマグロの資源管理を損なうことにつながり、日本の漁業者の真面目な対応が無駄になりかねない。
今月おこなわれるICCATにおいてこの問題の事実解明をおこなうとともに、二度とこういう問題が取りあげられることの無いように蓄養まぐろの管理強化についての抜本的な対策をお願いしたいと思う。
写真: 昨年のICCAT年次会合(トルコ・イスタンブール)
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:17
2012年11月02日
大西洋出漁者会議

今月中旬に大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)がモロッコ・アガディールで開催されるのを前に、大西洋出漁者会議が開かれ、大西洋に出漁する遠洋まぐろ船の関係者が一堂に会しました。
場所は東京・門前仲町、日かつ漁協の大会議室。
今回のICCATはクロマグロの漁獲枠の見直しが大きなテーマとなる重要な会議。
科学委員会の解析の結果、クロマグロ資源は大幅な回復を見せており、いまの倍以上の漁獲でも回復目標を達成するという数字も出てきて、増枠に向けての議論がようやく始まる環境となったことは、遠洋まぐろ業界にとっても非常に明るいニュースかと思います。
一時は、資源状況が悪化したとして大幅な漁獲枠削減をのんだICCAT。
クロマグロ資源の安全宣言が出た今、大幅な漁獲枠の増加を期待したいものですね。
日本政府代表のみなさん、そして業界代表団、実りある結果となるように、強気にそして粘り強く交渉のほどお願いしたいと思います。 期待してますから !!
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14:07
2012年11月01日
第12回中央協議会

先日、東京の会場でおこなわれた漁業構造改革総合対策事業(もうかる漁業)の第12回中央協議会。業界関係者がたくさん傍聴に来ていました。会場がほぼ満席状態。
それもそのはず。
次回の中央協議会には遠洋まぐろ延縄漁業の複数の案件が審査される予定だそうで、なんか一気に造船ラッシュの様相を見せてきています


勝倉漁業で建造する新造船も10月に起工式を終え、無事建造開始となりました。
来年7月の事業開始に向けて、新船の建造がすすめられます。これからまたいろいろと忙しくなりそうですが、とってもやりがいのあるプロジェクトなので、とても楽しみですね。
中央協議会のあとに夕暮れの写真を撮ってみたんですが、手持ちだと難しいですね~。どうしてもちょっと手ブレになっちゃいます。なかなか思ったようなイイ写真が撮れません

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:33