2018年06月30日
気仙沼漁協の通常総会開催

各業界団体などの通常総会の最後を締めくくるようなタイミングで、気仙沼漁業協同組合の通常総会が開催されました。 昨年の総会で佐藤組合長から齋藤組合長にバトンタッチして初めての総会

私も理事として一年間運営にタッチしてきた組合運営。 この一年間を振り返りながら今後の抱負を語る組合長の挨拶を理事者席から拝聴。 気仙沼市長をはじめ多数のご来賓を迎えての総会でした

気仙沼魚市場の昨年の実績は、数量で73900トン、金額で189億円となり、残念ながら前年実績を下回る結果となりました。 気仙沼主要魚種、サンマやカツオなどの水揚げ量の減少が大きな要因

かつお一本釣りでいえば、数量で6500t、金額で25億円もの大幅な減少となり、まき網漁船による水揚げが16億円増加したものの上記の結果となって。 今年は、漁船誘致にさらに力を入れるなどで、数量で10万トン、金額で190億円を目指し取組んでいくとの決意ともとれる組合長の挨拶でした

日本の漁船漁業は、漁獲努力量による管理(インプットコントロール)からTACでの管理(アウトプットコントロール)に移行するなか、魚種交代によるサバやイワシなどの青物の取扱いを増やしていく方針も述べられて。 まぐろ延縄漁船の代船建造に協力していくことについても言及されました

いま気仙沼魚市場で新たに整備している高度衛生管理型の新市場棟。 CD棟・E棟の完成・供用開始に向けて、新たな衛生管理への対応や漁港間競争激化の時代、選ばれる気仙沼港にしていかなければなりません。 水産加工業者の原魚不足や人手不足への対応も重要ですね

総会で退任となる西川専務の送別会を兼ねた懇親会では、市場職員から退任される専務さんへの花束贈呈。 お別れの最後の一句が心に残って。 これまで本当にお世話になり有難うございました m(__)m
気仙沼漁協の理事としての2年目が始まります。 市場関係者の皆さんこれからも宜しくお願いします

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08:28
2018年06月29日
みらい造船小鯖工場から下架に

インド洋そして南太平洋でのマグロ漁を終えて母港の気仙沼に帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸。 次航海に向けての船体・機器類の整備のために、みらい造船小鯖工場に上架しての工事も終えて

真夏のような気温に上昇したほんとうに暑い日の下架。 朝8時半の集合時間には乗組員の皆さんが本船に乗船。 最終的なチェックをおこなったのち、ゆっくりと海に戻る船体。 ドック工事が終わりました

普段上架している木戸浦造船の船台が新造船や修繕船でうまっていることもあって、小鯖造船さんにお世話になる事になりました。 予定よりも数日ずれたものの全体のスケジュールには影響なし

工事にあたった塗装業者や機器類の整備業者の皆さん、限られた日数の中での忙しい工期だったのにも関わらず、きっちりと仕上げて頂きました。 いつもいつも頼りになる皆さん、ありがとうございました

みらい造船小鯖工場を下架した本船は、港町の出港岸壁に艫付け。 船と船のあいだに本船を固定する作業は、周囲の船に気を配りながら防舷材などで船体を保護しつつ進められます。 アンカーをうって、もやい綱を何本もビットに固定して、取引先業者の皆さんにもお手伝い頂いての作業でした

7月にはいると燃料油の積込みや漁具資材そして餌料などの積込みが開始されますが、しばらくはこの場所で待機という事になりますね。 残りの整備に関しては出港予定に間に合うように進めて頂くよう、関係業者の皆さんには改めてお願いするところ。 どうぞ宜しくお願い致します

気仙沼港内の岸壁では、サンマ漁の開始に向けての艤装作業が急ピッチでおこなわれていて、横付けできる岸壁が空いていない状況。 本船の仕込み作業開始まではなんとかなるかと思うけど、タイミングを見計らって船のシフトを考えねば。 情報交換しながら譲り合って岸壁を利用してほしいと思います

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08:36
2018年06月28日
斎民商店での漁具・資材打合せ

インド洋そして南太平洋でのマグロ漁から今月10日に気仙沼に帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸。 現在本船は、みらい造船小鯖工場に上架して船体整備中。 ようやくドック最終段階まできました

本船の整備や修理は取引先業者に全面的にお任せしているので、乗組員の皆さんはそれぞれのプライベートな時間を過ごしている真っ最中ですが、時間を調整して頂いての打合せです

気仙沼魚市場前、海の市の対面にお店を構える斎民商店さんに幹部船員が集合。 次の航海に使用する漁具や資材などのカタログやサンプルを確認しながら、あらかじめチェックしていた本船の在庫品不足を埋めていく作業。 本当に細かな品物ひとつひとつにまで斎民商店の皆さんに対応して頂きました

陸上でのお仕事では必要なものをその都度購入すればよいのですが、そう簡単に港に寄る事のできない環境の遠洋まぐろ船では、必要と思われるものはあらかじめ積込んで出漁しなければなりません。 過去の仕込品データをチェックしながら、新たに積込む資についての品定めと発注の作業です

約2時間ほどの打合せでも全部が決まったわけではなく、出漁準備をする中でも追加のオーダーがでてくるのはいつもの事。 斎民商店さんをはじめ取引先の皆さんには、対応のほど宜しくお願いします

普段の出漁時には、漁具・資材の積込む量がトラック数台分にもなる。 このオーダーを取りまとめて本船に納入する準備をするのも大変な作業かと思います。 店内には他社のマグロ船などに納入する品々が、船名や船員名の記載入りできっちりと整理されていて、商売繁盛なによりですね

いつも本当にお世話になっている斎民商店さんでの漁具・資材等の発注打合せ。 来月の積込みに向けて、これからさまざまな手配が進められますが、乗組員の皆さんにも対応のほど宜しくお願いします

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10:59
2018年06月27日
第18昭福丸が気仙沼を出港!

真夏のような晴天に恵まれた気仙沼港です。 朝から気温がぐんぐんとあがって、半袖でも汗ばむほどの陽気。 無風快晴の絶好の出港日和の大安吉日、第18昭福丸さんの出船送りに行ってきました

気仙沼の臼福本店が所有する18昭福丸さんは、2014年に竣工したまだ新しい遠洋まぐろ延縄漁船。 それでも新船建造からはやくも5年目の航海となるのですね。 時間の経つのは早いものです

出港時間に合わせコの字岸壁に到着するともうすでにたくさんの見送り人が。 会長さんや社長さんそして本船の指揮を執る船頭さん、そして普段お世話になっている取引先の方々などにご挨拶


船首と船尾に社旗と大漁旗が掲揚され、出港気分が盛り上がりますね。 甲板上への関係者集合で出港前の乾杯の儀式の開始。 関係者と乗組員が勢揃いで、紙コップに入ったお神酒が配られて

社長さんから船頭さんと乗組員の皆さんへの激励の挨拶に続き杯を高らかに乾杯。 勝栄丸各船も日頃お世話になっている船頭さんに改めて御礼と激励の言葉を交わして出港スタンバイとなりました

吉田造船さんの作業艇のサポートを受けてゆっくりと離岸する本船。 出船送りの皆さんは手に大漁旗の小旗を振って、彩とりどりの紙テープを引いて、本船の航海安全と大漁を祈りながらのお見送りです

気仙沼港を出港してこれから一路補給地のバリ島ベノア港をめざし、南インド洋でのミナミマグロ操業を行う18昭福丸さん。 長期航海となりますが、船頭さんや乗組員の皆さんにはお体には十分気を付けられ、怪我や事故等のないように、また笑顔で帰港する日を楽しみにお待ちしています

新造船から5年目の航海へと船出した臼福本店の第18昭福丸。 気を付けて行ってきてください

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08:51
2018年06月26日
手打ち蕎麦「俚楽」で鴨ざるランチ

東京でおこなわれた業界団体の通常総会に二日続けての出席となって、日頃お世話になっている全国の漁業者の皆さんや日かつ漁協をはじめとする漁業関係団体の皆さん、そして水産庁の幹部の方々やマスコミ関係者など。 たくさんの皆さまに一度にご挨拶ができたそんな先週末の数日間でした

所属船が漁獲した豪華なまぐろのお刺身をいただきながら各地の地酒を賞味して。 立食形式のパーティーって、いろんな人と次々にお話しできるのがいい。 いま勝栄丸の新船建造をお願いしている新潟造船の社長さんもお越しになっていて。 また新潟ではいろいろとお世話になりますね

連日の総会出席と懇親会を終えて気仙沼への帰郷。 週末だったので新幹線は結構混んでいて、東京駅なんかもものすごい人の数。 いまは観光シーズンなんでしょうかね。 東北新幹線の残り僅かの指定席をなんとかゲットしての移動。 一ノ関に到着すると気温がぐっと下がって体が楽になります


そして気仙沼への帰り道。 ちょうどお昼時だったのでちょっと寄り道をと千厩から藤沢方向に車を走らせたところにある手打ち蕎麦のお店「俚楽」さんへ。 お客さんでお店が混み合っていました

俚楽さんに立ち寄るのはこれで2度目かな。 行こう行こうと思うのですが、時間がある時にでないとなかなか難しい。 そういう意味では今回は絶好のチャンスだったかも。 メニューをみて悩んだ末に、二八蕎麦の鴨ざるを注文。 十割蕎麦も選べるっていうので、次回はチャレンジしてみたいと思います

お二人で切り盛りされているので、こう混み合ってくるとなかなかお店が回らない。 ちょっとだけ待たされて待望の鴨ざるが。 お昼時それもかなり遅い時間帯だったからお腹が空いてしまっていなり寿司も注文してしまいました。 お蕎麦といいい鴨汁といい、最近私のお気に入りのお蕎麦屋さんですね

お店に入る時には曇っていて比較的涼しかった天気も、お蕎麦を食べて外に出たら日差しが戻って暑いくらいになっていて。 今週は123勝栄丸の下架や気仙沼漁協の通常総会なども予定しているので、また忙しい日々が続きそう。 俚楽さんの美味しいお蕎麦をたべてちょっとリフレッシュした帰り道でした

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09:42
2018年06月25日
123佐賀明神丸が今季初入港!

東京での連日の総会出席から気仙沼に戻った週明けのきょう。 朝からぐんぐんと気温が上がって、まるで一気に真夏になったかのような気温に包まれた気仙沼港です。 梅雨が明けてしまったのしょうかね

その夏のような陽気に合わせるように、かつお一本釣り漁船の第123佐賀明神丸さんが今季初めて気仙沼港に入港。 生鮮かつおの水揚げとなりました。 ひさびさに朝早くから魚市場でスタンバイです

午前6時過ぎ、もうすでに日も高くなり、日なたにいるとじりじりと照り付ける太陽がまぶしい朝。 気仙沼港の入り口から123佐賀明神丸の船影が徐々に大きくなってきて、17番ホームに到着。 昨年秋以来ひさしぶりの入港に、勝倉漁業のスタッフたちや取引先業者の方々など勢揃いでお出迎えでした



今季のかつお漁も順調な航海と水揚げを重ね、出漁漁船の中でトップクラスの成績をひた走る本船。 着岸する本船の船員からは、「3億円一番乗り」との声があって、皆元気で張り切っている様子

現在各船がおこなっているびんちょうの漁場も東経157度付近と相当遠い海域での操業となっているとの事で、比較的近場のカツオの漁場での漁模様推移と併せ、各船ともに熟慮の航海みたいです

いまの気仙沼でのびんちょう主体での水揚げがもう少し続いてくれることを願いつつ、徐々にカツオ漁にシフトしてくる頃には気仙沼港への本格的な集中入港を期待したいと思いますね。 今季はこれまで順調に水揚げを伸ばしてきている各船のこれからの操業が安全で大漁でありますように祈ります

今季初入港の123佐賀明神丸の乗組員の皆さん、今年もどうぞ宜しくお願いします。 気仙沼での水揚げを終えた本船は餌場経由で漁場に向けて出航の予定です。 カツオ船とともに夏がやってきました

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09:29
2018年06月24日
「ニホンバシ」での懇親パーティー

今週末は東京での業界団体の総会に出席が続き、日頃お世話になっている全国からの漁業者の皆さんや、日かつ漁協や各業界団体、そして水産庁の方々などにご挨拶する大事な数日間を過ごして

昨日の勝栄丸ブログでも書いたように、喫緊の課題である新人乗組員の育成に向けてのさまざまな取組が行われていて、ようやくその成果が芽吹いてきたと総会の事業報告でもありましたが、まだまだスタートラインに立ったばかりのところと認識し、さらに力を入れて取り組んでいかなければなりません

新人船員の確保・育成というのはそう簡単にいくものではなく、気仙沼の船主が経験してきたように、乗船した新人船員が継続して乗船し続け、海技免状を取得して幹部船員として成長し、一生涯ほこりをもって携わる仕事として選択してもらう。 そこまで行って初めて完結するんだと思いますね

気仙沼から声をあげて始まった新人船員の育成事業が、いまでは全国規模で同じ意識を共有し取組むようになったのは素晴らしい事。 今年一年間でまた新たな可能性を見つけていきたいと思います

日かつ漁協の通常総会が終わって、場所を茅場町の証券会館ビルの7階「ニホンバシ」に移しての懇親会。 ホテルオークラレストランのお料理に加えて、日かつ漁協所属漁船が漁獲したカツオやマグロのお刺身がドーンと登場。 豪華なお刺身の登場に出席者の皆さんがスマホでの写真撮影でした

きょうの写真は岩手県宮古の清福丸さんが南インド洋で漁獲した素晴らしいミナミマグロ。 その他にも御前崎の遠洋かつお船・日光丸さんのトロかつおや、三重県の長久丸さんが大西洋で漁獲したメバチマグロなど。 美味しいお刺身の前には手にお皿と箸を持ったお客さんが行列を作っていました

日かつ漁協組合長の挨拶で始まった懇親会。 日頃お世話になっている取引先の方々も大勢ご招待してのパーティーです。 名刺交換しながらさまざまな情報交換やお話しで盛り上がって気が付けばあっという間の2時間でした。 今年も出漁各船が安航そして大漁で、各社ともに商売繁盛でありますように

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07:32
2018年06月23日
日かつ漁協の通常総会に出席

日本の遠洋かつお・まぐろ漁船が加盟する日かつ漁協の通常総会が開催され出席してきました。 江東区永代の日かつ漁協の大会議室には全国からの組合員が大勢集まってきていました

受付をすませて指定された席について。 ご来賓として出席された水産庁の幹部の皆さんや金融機関の部長さんなどにご挨拶して。 マスコミ関係者や関係団体からの出席も見られ、会場がいっぱいに

毎年この時期に行われれる日かつ漁協の通常総会。 事前に総会資料が郵送されてきて、それにあらかじめ目を通しての出席。 H29年度の事業報告や決算資料、剰余金処分案などの議案や、H30年度の事業計画や収支計画、賦課金の徴収に関する議案など。 議案すべて承認となりました

いま日かつ漁協で力を入れている取組としては、なんといっても日本人船員の育成ですね。 日本全国の水産高校で順次おこなっている漁業ガイダンスなどを通じて、かつお・まぐろ漁船の仕事についてしっかりと情報を伝えるなど、着実な若手船員の確保につなげていく重要な取組みを行っています

その効果もあってか、徐々に私たちの漁船に乗船する新卒者も増えてきてる状況も報告されて。 それと、老朽化してきている漁船の更新・代船建造も並行して行っていかなければなりませんね。 乗組員の労働環境を改善した新しい船、これからの船員確保には欠かせない重要なプロジェクトです

そして漁場の確保に向けての対策も重要。 中西部太平洋(WCPFC)、東部太平洋(IATTC)、インド洋(IOTC)、ミナミマグロ(CCSBT)、大西洋(ICCAT)で管理されるマグロ類の資源と漁業活動。 各海域でのさまざまな課題に対し、国際会議等の場でしっかりと対応していきたいと思います

原油価格(WTI)の高騰による漁船の燃料油の価格も大きな問題で、その対応策にも取り組まなければなりません。 大西洋クロマグロやミナミマグロが今年から増枠になるという好環境の一方で、さまざまな課題が確認された通常総会。 これからの一年間、関係者の皆さん引続きどうぞ宜しくお願いします

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09:18
2018年06月22日
まぐろ延縄漁業カイゼン検討会セミナー

大手自動車会社の協力を頂いて、昨年から気仙沼でおこなっている「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」の活動も2年目となり、ぜひとも着実な成果をと先日キックオフミーティングが行われたばかり。 昨年の活動を振り返るとともに、今年のテーマをいくつかし絞ってのチーム分けをおこなっての活動開始

そのひとつのテーマについての全体での認識を深めるため、気仙沼市のワンテン庁舎の大会議室を会場にして、講師によるセミナーが開催されました。 気仙沼の漁業会社の担当が一堂に会して

以前から何度も目してきたキーワードについて、その意味をひとつひとつレクチャー。 漁業者だけではなく、気仙沼市や北かつの職員も真剣に耳を傾けます。 改めてこうして説明されるとなるほどねと納得する部分が多々あって、こういう共通理解がこれからの活動を進めていく上で重要なんですよね

PowerPointをつかった約1時間半にわたるプレゼンもあっという間。 時には動画を使ってのわかりやすい比較に、私たちの認識度も格段に向上したのは確か。 皆さん十分に理解したと思います

昨年から一緒に活動する仲間なので、講師から時には名指しで質問する場面もあって、真剣な話しの中にも和気あいあいとした雰囲気の会場内。 参加された皆さん、長時間本当にお疲れさまでした

まぐろ延縄漁業カイゼン検討会の活動も、これから本格的な核心部分に入っていきますね。 近海そして遠洋のまぐろ延縄漁業が、この活動を通じてより良いものになる、そして乗組員の皆さんが働きやすい環境をいかに構築していくか、私たちに課せられた課題は本当に重要なんだと思います

セミナーの最後には少人数のグループに分かれての意見交換が行われ、予定時間を大幅に超過するほどの熱い議論が繰り広げられ、出席者からの意見を取りまとめて散会となりました。 お忙しいところセミナーを開催して頂いた講師の先生に感謝ですね。 これからもご指導のほど宜しくお願いします

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08:47
2018年06月21日
北かつまぐろ屋で「まぐろ三昧」

台風5号が三陸の沖合を通過して一週間が過ぎ、それまではビンチョウが連日ように水揚げされていた気仙沼港も入港船が断続的になってきて。 近海カツオ船団の今後の漁模様が気になります

今年の5月は例年とは違って、一気に盛漁期の様相を見せた気仙沼。 これからカツオのシーズンに突入していく、22年連続日本一を目指す重要な年。 各かつお船の活躍に大いに期待しています

大西洋そして南太平洋でのマグロ漁から帰国休暇中の3隻の勝栄丸。 その報酬清算などもすべて終わってひと段落ついて。 乗組員そして取引先業者の皆さんと北かつまぐろ屋で一献という事に

幹事の手配で、まぐろづくしのお料を手配してもらって。 北かつまぐろ屋の新メニュー「まぐろのかぶと焼き」がドーンと。 そしてお刺身盛合せやマグロの尾の身の煮物、マグロとごぼうのサラダなど

気仙沼の地酒と一緒に味わうまぐろづくしの数々は、わいわい言いながら味わうには最高のお料理ですね。 時間を忘れて、皆さんとゆっくりと過ごすことができました。 こういうひと時はホッとします

次の航海の開始までそれぞれのプライベートな時間を過ごす乗組員の皆さん。 その一方では、気仙沼そしてラスパルマスでと船体や機器類の整備、ドックが進められていますね。 工事や整備にあたる関係業者の皆さんには、工期通りにしっかりとした整備をお願いしたいと思います

北かつまぐろ屋田中前店では、きょうご紹介したような「まぐろ三昧」というまぐろづくしのコースを提供開始。 仲間内での会合や、会社の飲み会など、事前に予約してから出かけてみてはいかがでしょうか。 気仙沼でまぐろのかぶと焼きを食べられるのはここだけなので、何かの機会に皆さんもぜひどうぞ

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07:23
2018年06月20日
巻網漁船によるクロマグロの水揚げ

梅雨空のどんよりと曇っていまにも雨が降り出しそうな天候の気仙沼です。 昨日は気仙沼魚市場が休市日だったこともあって、きょうの魚市場はたくさんの漁船の水揚げで賑わっていました

昨晩から続々と入港してきたカツオ一本釣り漁船がずらり。 11隻ものカツオ船の入港があって、生鮮かつおが92トン、小型のメバチマグロや黄肌などが39トン、そしてびんちょうが316トンと久しぶりにまとまった量の水揚げとなって。 そんなところに高知県奈半利町の68廣漁丸さんの沈没のニュースが

三陸沖での操業を終えて気仙沼に向け帰航中だったと思われる68廣漁丸さん。 例年この時期から11月頃までは、第二の故郷として気仙沼に出入りするカツオ船。 午前中の報道によると船長以下乗組員18名が僚船により無事全員救助されたとの事。 こういう事故が二度と起きないことを願います





きょうの気仙沼港には、かつお船の他に巻き網船によるクロマグロの水揚げもありました。 事前の情報では80~100㎏目廻りのマグロが30トンという事でしたが、実際に確認したサイズ感は100㎏超の大型マグロがほとんど。 水揚げ結果は30.6トンで2953万円、平均単価は964円/㎏だった模様

大中型まき網漁業に割り振られている大型クロマグロの漁獲上限は3063.2トン。 この夏場のクロマグロは赤身のものが多く、なおかつ大量に漁獲することによる身のヤケが危惧されることから、入札価格はそれ相応の水準だったけれど、他港に比べれば割高という事もあって漁船側とすれば納得の水揚げ結果かと。 内臓を見ると卵持ちのまぐろも多いみたいで、産卵期のマグロなんだという事がわかります。 ほとんどが魚問屋さんが買い支えての取引きとなって、出荷先での評価はどうなのか気になりますね

各県の知事管理による沿岸漁業のクロマグロ管理は、小型魚1316.8トン、大型魚が732.7トン。 管理期間は2018年7月から19年3月までの9か月間に設定されました。 一方の大臣管理によるものは前述の3063.2トンに加えて小型魚が1500トン、そして近海・遠洋漁業や流し網漁業への配分など。 漁獲配分は大中型まき網により多くというかより有利に配分されているような気がしてなりません

日本全体の合計では、小型魚が3138.7トン(うち留保分239.2トン)と大型魚4687.6トン(うち留保分724.7トン)。 資源悪化で国や県による管理が始まった日本付近に回遊する太平洋クロマグロの資源回復には、産卵期のクロマグロの規制と未成熟の小型魚の漁獲抑制は必須。 大切なクロマグロを流通や消費者にも望まれる形で提供する、そのためには漁船側の努力だけではなく、漁獲枠を管理する国や県としての方針として個別割当への移行が必要になってきているのではないかと改めて感じた朝でした

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14:56
2018年06月19日
123勝栄丸が小鯖造船に上架

インド洋そして南太平洋でのマグロ漁から先日帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸。 航海を締め括る乗組員への報酬清算も無事終わりひと段落ついて、船体などの整備のためにドック入りとなりました

気仙沼の造船所が合併し、この4月から本格稼働し始めた「みらい造船」。 普段は木戸浦造船に上架しているけれど、新造船や修繕船で船台がうまっている事もあって、今回は小鯖造船に上架する事に

別な造船所のように見えて、いまは同じ会社の施設。 来年には港の入り口に整備される新しい工場へと全面的に移行になる、その前段階なんです。 ここでの上架はこれで最後になるのかもしれません

造船所作業艇のサポート受けプラザ下の岸壁からドック前に移動して予定通りに上架終了です


大震災での地盤沈下によって船台が短くなったから、船の舳先が道路にまで飛び出るようなそんな感覚を受けます。 これ以上大きな船の上架はもちろん無理。 高潮時は船尾が海水に浸かるかも

船体洗浄が終わり、船の周囲に足場が設置されていきます。 今回は5年目のドックという事もあって定期検査が予定されていて、上架直後の船体の外観検査から開始。 船体や機器類の整備の日程などはこれからの打合せで再確認となりますが、期間内に工事が終えるよう宜しくお願いします

次航海の気仙沼出港はまだ決定ではありませんが、いまのところ7月15日(日)を予定しています。 あと約1ヶ月の間に、船体や機器の整備、各種検査、そして燃料や餌料、漁具資材や食料などの積込みが行われます。 まずは小鯖造船さんでのドックにめどをつける事ですね

遠洋マグロ漁から気仙沼に帰港し新たな航海に向けてのさまざまな作業が開始された123勝栄丸。 乗組員の皆さんにはゆっくりと静養して頂くとともに、関係業者の皆さんにはしっかりと対応お願いします

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08:42
2018年06月18日
乗組員とのランチミーティング

インド洋でのミナミマグロ漁、そして南太平洋での操業を終えて先日気仙沼に帰港した勝倉漁業の123勝栄丸。 新造船からこれで5回目となる航海が終了となりました。 乗組員の皆さんご苦労様でした

一航海を締め括る大切なイベント、乗組員の報酬を精算する日がやってました。 船頭さんや乗組員の皆さんが時間に合わせて会社に集まってきて。 一気に事務所内もにぎやかになって

通常であれば午後の時間帯に行なうのですが、ちょうど午後に別な会議の予定が入っていたから、それではとランチミーティングにしましょうということで、鮨智さんのお寿司をテイクアウトして準備。 先日に築地市場で食べたお寿司も美味しいけれど、気仙沼の人気店鮨智さんのお寿司もお気に入りです

今航海の結果を報告して、乗組員への感謝と御礼を述べて。 次の航海も最大限のパフォーマンスを発揮していただけるように、私たち陸上スタッフも共に頑張っていかなければなりません。 いわば乗組員の皆さんとは運命共同体みたいなもの。 次の航海も皆さんどうぞ宜しくお願い致します

今回帰港してのドックでは5年目の定期検査が予定されています。 いつも上架しているみらい造船木戸浦工場の船台が新造船や修繕船でうまっているから、この4月から合併して同じ会社となった小鯖造船さんに上架することになりました。 安全第一での工事をお願いしたいですね

7月の出港に向けてこれから急ピッチでおこなわれる上架工事。 私も現場に出向いて各所の確認や打ち合わせなどをおこなっていく予定。 出張も続きますが時間をうまく調整していきたいと思います

123勝栄丸の航海精算も予定通り終了で、乗組員とお酒を酌み交わしながら沖の苦労話などを聞きたいものです。 いま帰国休暇中の3隻合同での会合などを企画するっていうのもいいかもしれませんね

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08:16
2018年06月17日
大西洋出漁者会議が開催に

いま国内で大きな問題となっている日本近海・沿岸での太平洋クロマグロ。 その資源悪化によって、今年から漁業の管理が強化された事によって沿岸漁業等から問題を指摘する声が大きくなってきて

最近の報道によると、30㎏未満の小型のクロマグロの漁獲量が満限まであと僅かになってきたとかで、二年連続漁獲超過という事態は絶対に避けなければならない日本としてはここが重要な場面。 先日の築地市場に並んでいたような規制値ギリギリの小型クロマグロの漁獲の裏には、もっと小さなものもまじっているのではないかと邪推してしまいますが、そのあたりはしっかりと管理してほしいと思いますね

一方で資源の回復が顕著な「大西洋クロマグロ」。 一時は資源悪化によって、その漁獲枠を大きく削減し、大幅に規制を強化した魚種ですね。 ICCATでの資源管理そして関係国の努力の甲斐もあって、その資源量はまさに劇的に回復。 近年の漁獲枠増加につながっている最大の成功事例です

その大西洋クロマグロを漁獲する日本の遠洋まぐろ延縄漁船団。 毎年8月からの漁業管理期間を前にして関係漁業者が一堂に会しての出漁者会議がおこなわれて私も出席してきました。 西経45度を境に西大西洋と東大西洋として別な漁獲枠で管理される大西洋クロマグロの漁期がもうすぐ始まります

大西洋のマグロ類資源を管理するICCATでは、クロマグロだけではなくメバチマグロやカジキ類、ビンナガやサメ類など、漁業管理を行う魚種も多岐にわたることから、毎年11月に行われる年次会合の議論は複雑なもの。 今年も安全で順調な操業が行われるよう、皆さんどうぞ宜しくお願い致します

大西洋クロマグロの漁獲上限がこれから徐々に増えていくことが昨年のICCATで決定されたことを受け、その出漁体制や操業ルールや注意事項の説明が行われて。 全国から駆けつけた関係漁業者が会場を埋め尽くし、重要な説明事項に真剣に耳を傾けました。 今漁期も皆さんどうぞ宜しくお願いします

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08:25
2018年06月16日
船頭さん達と築地場外市場を散策

スペインのラスパルマス港に係船し、空路帰国して休暇中の船頭さん方と一緒に築地市場のまぐろ売り場を視察。 実際に自船で漁獲した製品を見ながらの冷凍・処理の講習会をおこなって

来年の新造船竣工に向けて、より良い製品づくりを勉強するための視察でしたが、船頭さん達も実際に築地市場での講習という事もあって、理解度が数段あがったような気がしますね。 今回の築地視察を企画してほんとうによかったと思います。 第一水産の皆さん、これからも宜しくです

まぐろ売場での視察を終えてからの朝ごはんにと岩佐寿司さんにおじゃまして。 船頭さん達は初めての築地市場だっていう事で、美味しいお寿司に満足してくれたみたい。 板さんや女将さん達とも私はもう顔なじみなので、豊洲新市場に移転しても岩佐寿司さんを贔屓にしたいと思います





市場内の岩佐寿司さんで朝ご飯をいただいたあと、ちょっと場外市場を散策。 まずは波除神社で航海安全と大漁、商売繁盛と家内安全などを祈願。 ちょうどこの日は大祓の祭日と縁起のいい日でした

場外市場はあいかわらず外国人観光客がたくさん。 ほぼ全員外国人じゃないかって思うくらい。 場外市場の路地をめぐりながら、船頭さん達にいろいろと説明して。 お寿司をたくさん頂いた直後という事もあって、海鮮丼などをすすめる客引きの声にも愛想笑いだけで失礼して

1泊2日の視察研修会でしたが、こうした企画はこんごも継続して行っていきたいと思います。 仲卸や荷受の皆さんの生の声を現場で聞くって言うのはすごく参考になる。 築地グルメも堪能しました

帰国直後のタイミングでおこなわれた新造船の仕様打ち合わせ会合と築地市場での講習会。 第1勝栄丸と第7勝栄丸の船頭さん、そして船長さん、慌ただしい日程の出張お疲れさまでした。 次航海の開始まで、ゆっくりと休んでいただければと思います。 私はまだ仕事があるので一人東京に残ります

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08:29
2018年06月15日
築地市場でのマグロ売場視察

来年5月の竣工に向けてこれから建造が開始される新造船の着工を前にして、船頭さんや船長さんなどをまじえて新潟造船東京事務所でおこなわれた長時間にわたる仕様打ち合わせ会合を終えて

会合のあとには汐留のビアホールでの懇親会を開いて頂きまして有難うございます。 翌日の朝には築地市場の視察も予定していたから早々に切り上げてホテルに戻って。 朝5時という予定通りの時間にロビー集合で、第1勝栄丸と第7勝栄丸の船頭さん、そして船長さんと一緒に築地市場へ向かいました

今年10月に豊洲新市場に移転となる築地市場のセリ場を視察するのもこれが最後かな。 荷受会社第一水産の大物部部長さんの案内で、長靴と許可証を準備して頂いての視察でした。 まずは生まぐろのセリ場へ。 定置網で漁獲された小型の本鮪がずらりと並んでいます。 いま話題の魚種ですね





日本近海で漁獲された夏場の本鮪なので脂が薄い赤身のものが中心。 卸売単価も比較的安めだけれど、なかには結構な高値がでるものもあって、築地のセリってやはり見ごたえがあります

そして冷凍マグロの売り場へ移動、大西洋アイルランド沖で漁獲された本鮪やケープタウン沖などのミナミマグロがずらり。 こちらは脂のりも良く、上物から並品までさまざまな品質のマグロが並んでいて

今回の視察の目的は、勝栄丸の船頭さんたちに実際に自分の船の製品を現場で見てもらって、次の航海に向けてのより良い製品づくりに活かしてもらう事。 第一水産の部長さんから、実際の本鮪などを見ながら製品づくりの講習会。 私も認識を新たにすることができて、すごくいい築地視察でした

ふと見れば外国人観光客が次々と来訪してのセリ場見学会が行われていて。 私達の仕事場が彼らにとっては観光ルートの一つかと思うと、なにか不思議な感じ。 でも日本の食を支える築地市場そしてマグロに注目が集まることはいい事ですね。 美味しいマグロをたくさん食べていってほしいと思います

マグロのセリ場見学のあとは仲卸棟に移動して、お世話になっている業者さんを訪問してのご挨拶。 ご案内して頂いた第一水産の皆さん、そして仲卸の皆さん、朝早くから対応いただき有難うございました

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09:48
2018年06月14日
新造船の仕様打ち合わせ会議

インド洋そして南太平洋でのマグロ漁から帰港しての水揚げを行った123勝栄丸。 清水港への出張からいったん気仙沼に戻ってまたすぐに今度は東京でのお仕事に。 竣工から早くも5年となった123勝栄丸ですが、その流れを引き継ぐ新造船をまた計画しているので、その打合せ会議でした

東京築地市場の近く、浜離宮前の三井造船ビルのなかにある新潟造船の東京事務所。 その会議室に関係者一同が集合、第7勝栄丸の船頭さんや船長さん、造船設計担当者や営業担当などがずらり

契約前にこれまで何度となく打合せしてきた内容やペンディングになっている事項、そして乗組員の意見を参考にして決定する項目など、打合せする事項は多岐にわたります。 設計担当者と初対面という事もあって、名刺交換や自己紹介から開始。 本船の各担当もご紹介して頂きました

これまでの打合せ内容をもとに、造船所側でリスト化した項目ひとつひとつに解説を加えながら全体で再確認しながら会議が進みます。 一般配置図や詳細図などを開いては決定事項を記載して

新造船の着工に向けての仕様打ち合わせは、午前中から始まって18時半ころまでびっちりとかかって。 途中、昼食や小休憩などをはさんで7時間ほどの濃密な時間。 皆さんほんとうにお疲れさまでした

第1回目の仕様打ち合わせが終わりましたが、これで全部決まるわけではなく、同じような会合を今後何度も重ねていくことになりますね。 東京そして新潟本社でと、今後ともどうぞ宜しくお願い致します

東京事務所での打合せを終えたあとは、最寄りの汐留に移動しての懇親会でした。 長時間の打合せで疲れた頭に生ビールが心地いい。 船頭さん船長さんも慣れない会議でたいへんだったかと思いますが、ご協力いただき有難うございました。 より良いマグロ船にしていくために皆さん宜しくお願いします

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09:51
2018年06月13日
冷凍メバチマグロの母港水揚げ

インド洋そして南太平洋でのマグロ漁から気仙沼に帰港した123勝栄丸です。 清水港での冷凍マグロの水揚げでは、二日間にわたる作業になりましたが、取引先の皆さんお世話様でした

気仙沼への廻航中、台風5号が日本の沿岸をかすめるとの針路予測に、気象情報に注意しながらの航行。 日程が一日ずれていたらたぶん影響あったかもしれませんが、べた凪での廻航だったとか

清水港での水揚げで終わりではなく、気仙沼での母港水揚げ分の陸揚げ作業が週明けに行われて。 台風接近による天候悪化が心配されましたが、作業中はなんとか弱い雨ですみました

気仙沼漁協が手配したクレーン車が本船に到着。 水揚げの段取りを確認しつつ、天候悪化の前に作業を終わらせるべく急いでマグロの水揚げ開始。 いい型のメバチマグロがたくさん揚がりました





気仙沼ではマグロやカツオなど生鮮モノの流通が主体だけれども、徐々に冷凍マグロなども市民権を得てきていて、飲食店や量販店などを中心に需要が多くなっています。 今回もその商流にのせるもの

種類別にパレットに仕分けして、トラックで超低温冷蔵庫に運び保管。 協力工場でロインやブロック、サク状に加工しては納品する。 勝倉漁業がおこなっている加工販売事業はまだまだ数量的には少ないけれど、こうして地道に販売してくのも将来に向けての重要な事業と思い取組んでいるんです

加工販売の担当者は、汗だくになって一生懸命に仕分け作業をおこなっていました。 これからの加工販売事業を通じて、母港水揚げの気仙沼産の美味しい冷凍マグロを売り込んでいきたいと思います

気仙沼に帰港しての水揚げが終わり、漁艙内の使い残した餌料や冷食を片付けたあとは、船体修理や整備のためのドック入りを予定しています。 その様子はまた後日お伝えしますのでお楽しみに

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08:34
2018年06月12日
MENYA CLEAR の「しっ鶏そば」

長期航海を終えて清水に入港し、南太平洋で漁獲したキハダマグロなどの水揚げを行った123勝栄丸。 天候にも恵まれて予定数量以上の水揚げがあって、よい結果で航海を終えることができました

清水滞在中にはいつもいろんなところに食事に行くんですが、水揚げを終えての仕事のあいまに船頭さんをお連れして私のお気に入りのお店にご案内。 草薙に移転し営業開始した「MENYA CLEAR」

以前は清水の桜橋交差点近くにお店があって、毎日行列ができる鶏白湯スープが特徴のラーメン屋さん。 濃厚な一杯から比較的あっさり目のスープまで何段階か選べて、醤油味もチョイスできる

南幹線沿いの草薙の路面店として新しくできたオシャレな店舗。 ようやく新店舗に来ることができました。 お昼時にはちょっと遅い時間だったけれど、それでもお店には行列ができていて。 人気店ですね

鶏ダシのあっさり醤油ラーメンの「しっ鶏そば」とミックスチャーシュー丼を注文。 あっさりした中にも鶏ダシの風味がよくて、麺も細麺ですごく合う。 初めて食べたミックスチャーシュー丼が、スパイシーでとても美味しいですね。 船頭さんはチャーシュー大盛りのしっ鶏そばに大満足の様子でした

ラーメンWalker2017グランプリで第1位となった MENYA CLEAR さん。 清水にあった頃から人気爆発で、新店舗に移転しても相変わらず行列の絶えないお店。 人気の理由がわかるような気がします

MENYA CLEAR さんでのお昼ご飯を食べたあとは、清水港の冷蔵庫での餌料の検品作業。 取引先の皆さんが待っているから、ゆっくりもしていられずに急いで冷蔵庫に車を走らせました。 また近いうちに清水にくると思うので、その際には違うメニューにもトライしてみようと思います。 ごちそうさまでした

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08:23
2018年06月11日
123勝栄丸が気仙沼に帰港!

南インド洋でのミナミマグロ漁やジャワ沖でのメバチマグロ漁、そして南太平洋に漁場を移しての操業を終えて、先週末に清水港での水揚げをおこなった123勝栄丸が母港である気仙沼に無事帰港です

新船建造から早くも5年目となる今航海、船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには長期航海ほんとうにお疲れさまでした。 乗組員の皆さんも気仙沼に帰港してホッとされたことでしょう。 ご苦労様でした

朝8時の着岸予定、台風が近づいている事もあって、どんよりとした曇り空で時折風も強くふくようになってきたから本船に電話連絡すると、予定通りの時間に着岸しますとの回答が。 勝倉漁業のスタッフや取引先関係者の皆さん、そして乗組員のご家族やお子さん方など大勢での船迎えです

気仙沼港の入り口から徐々に大きくなる船影。 慎重なる操船にて安全に接岸することができました。 清水港からの廻航中も台風の影響などなかったとの事で、すごくタイミングの良い帰航でしたね

船頭さんや乗組員の皆さんにお疲れ様とのご挨拶を交わしながら、ブリッジの神棚にお神酒を捧げて航海安全と大漁の御礼を。 すごくいい結果の航海となって、乗組員の皆さんもみな満面の笑顔です

これから次の航海開始まで休暇となりますが、長期航海の疲れをじゅうぶんに癒し、ご家族との時間などプライベートなひと時をゆっくりと過ごして頂ければと思います。 無事の帰港でホッとしました

大西洋で操業する二隻に加えて気仙沼に帰港した123勝栄丸と、これで3隻が休暇に入ったことになります。 あとは乗組員の手を離れ、陸上スタッフや技師による次航海への準備作業など。 本船の修理や整備を担当する業者の皆さん、工期通りのしっかりとした対応のほど、どうぞ宜しくお願い致します

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07:10
2018年06月10日
焼津さかなセンターに立ち寄って

二日間にわたり清水港でおこなわれた123勝栄丸の冷凍マグロ類の水揚げを終えてホッと一息。 取引先関係者の皆さまには、今回の入港・水揚げでもほんとうにお世話になりまして有難うございました

水揚げを終えた本船は清水港の江尻岸壁を出港し、母港の気仙沼に向けて廻航。 船影が見えなくなるまで岸壁で見送ったあと、翌日のお仕事のために焼津港に移動。 久しぶりの焼津港訪問です

南アフリカ・ケープタウン沖でおこなわれている遠洋マグロ漁船によるミナミマグロ漁。 今季のミナミマグロの初荷となる第21福龍丸さんの水揚げが行われるとの情報を聞いてその視察に行ってきました

勝倉漁業の第88勝栄丸も今季からケープタウン沖でのミナミマグロ漁をおこなっているから、今季のマグロの品質はどうなのか興味津々での訪船でした。 今季の新物とあってか、マグロ商社や荷受会社、焼津の船主さん方などたくさんのギャラリーが見守るなか、脂ののったミナミマグロが次々と揚がって





お昼をはさんでの水揚げだったから、せっかく焼津に来たんだからちょっと観光でもと、焼津さかなセンターに車を走らせて。 東名焼津インター近くにある焼津さかなセンターは、日本一の水揚げ高をほこる焼津を象徴する商業施設。 まぐろやカツオをはじめとした水産物を取り扱うお店がたくさん入っています

マグロ丼などの海鮮丼を提供するお店も軒を連ねていて、週末ということもあってたくさんの観光客で賑わっていて。 店員さんも商品説明や客寄せに一生懸命。 観光気分で楽しい視察でした

お昼ご飯は焼津駅前の「うな鐵」で済ませてきたから、お土産にと「Tunaカレーパン」なるものを購入。 お肉の代わりにTunaを使っているそうだけど、マグロかカツオかは店員さんもわからないみたい。 まぐろのかぶと焼きや串焼き、お寿司や海鮮丼、さまざまな干物類など、思わず買いたくなりました

平成28年度には、ふるさと納税で日本で3位に入ったという焼津市。 豪華な返礼品のパンフレットも備えてあって参考に持ち帰って。 やはりマグロとカツオがメイン、アメーラトマトなんかも面白いですね

焼津さかなセンターのHPはこちらから

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10:28
2018年06月09日
清水港での123勝栄丸の水揚げ

例年よりも数日早く梅雨入りとなった東海地方、その清水港に到着した勝倉漁業の123勝栄丸の冷凍マグロ類の水揚げが二日間にわたりおこなわれました。 梅雨といってもすごくいい天候に恵まれて

南太平洋の漁場で漁獲したキハダマグロやビンチョウなど、本船の漁艙ほぼいっぱいになるくらいまでの積荷。 準備室や凍結室、漁艙から荷役作業員のてによって見事に釣り上げられるマグロです

岸壁の荷捌き台では、マグロの種類やサイズによって仕分けしては計量してトラックに積み込む。 1台のトラックには約10トンくらいのマグロを積込むので、たくさんのトラックを準備しなくちゃいけません

比較的小型のマグロな多かったので、計量にあたる荷受会社第一水産のスタッフも休みなく大忙しでの対応。 気温が上がり暑いなかでの水揚げ作業、皆さんほんとうにお疲れさまでした

本船の水揚げが順調に進むなか、幹部船員やインドネシア船員が荷捌き台にきては、自分たちが生産したマグロ製品の評価や改善点などを確認したりと。 丁寧な処理で凍結がすごくよい製品でした

今回は一週間前の値決めからいろいろとあって、取引先関係者の皆さま方にはほんとうに多大なご協力いただきまして、ほんとうにありがたいですね。 心から感謝を申し上げたいと思います。 また次回、今度は冷凍運搬船による水揚げ等でお世話になりますが、引き続きどうぞ宜しくお願いします

二日間にわたる清水港での123勝栄丸の冷凍マグロ類の水揚げも順調に終えることができました。 清水を出港して気仙沼に廻航した本船は、明日10日(日)午前8時に気仙沼の港町・カメイ前の岸壁に帰港予定ですので、乗組員のご家族の皆さんや取引先関係者の方々など、どうぞ宜しくお願いします

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16:03
2018年06月08日
123勝栄丸が清水港到着!

近海かつお船の水揚げで連日にぎわいをみせる気仙沼港を離れて清水港に。 関東・東海地方まで梅雨入り宣言がなされたその通りのどんよりした雨模様の天気に迎えられました。 湿気がすごいです

インド洋でのミナミマグロ操業からメバチマグロ漁場へ、そして南太平洋に漁場を移しての長い航海をえた123勝栄丸の入港日。 朝7時までには事務所入りして本船の入港を待ちしばし待機しながら

スマホのFindShipで船の位置を確認すると、もうすでに三保松原沖にまですすんできていることがわかって、本船に連絡したところ予定通り朝8時半の着岸で進めていきますからとの報告。 こちらもさっそく入港出迎えの準備をして岸壁に移動。 岸壁から海を見ると本船の船影が確認できて

清水港の取引先の皆さんが続々と岸壁に挨拶に来ていただいての対応。 もやいとりの為に船首側と船尾側に人員が分かれて、本船の到着を待ち、慎重な操船で予定通りの時間に江尻岸壁到着でした

123勝栄丸の船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、長期航海本当にご苦労様でした。 清水港から下船して成田空港経由で帰国するインドネシア船員達もみな元気な様子で、がっちりと再会の握手です

税関職員が乗船しての船内検査。 約一時間ほどの手続きを終えて乗船ができるようになって、乗組員の皆さんに慰労の挨拶をしながらブリッジに上がります。 神棚に手を合わせ安航と大漁の御礼

これから二日間にわたり123勝栄丸の水揚げが行われる。 天気予報では両日ともに気温高く天気にも恵まれるというから、私も最後までしっかりと現場で対応したいと思います。 乗組員の皆さんには無事予定通り清水港に到着してホッとされたことでしょう。 マグロがたくさん水揚げされますように

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07:12
2018年06月07日
築地「丸静」でのうな重ランチ

今季は例年よりも早くカツオ一本釣り漁船の水揚げが本格化した気仙沼港です。 黒潮にのって北上するカツオの魚群を追って、春先は千葉県の勝浦港を中心に、そして夏場から秋までは気仙沼への水揚げと続く、中南海域から三陸沖へと漁場を移し操業を行っていくカツオ船団の皆さんですね

最近はびんちょうの漁模様がよくって、缶詰原料向けに生産されるビンチョウを狙っての漁。 各船ともにまとまった数量の水揚げがあって、1航海で2000万円越えのケースも珍しくない。 本日も三重県の安市丸さんが今季3度目の気仙沼への水揚げでしたが、またまた出張のためにお会いできずに残念

生鮮のビンチョウの価格が1㎏あたり330円水準と、例年と比べても一段と高い価格なので、かつお船の皆さんにとっては、大きく水揚げ金額を伸ばすチャンスなのは確か。 少しでも多く、そしてながく、このビンチョウ漁が続いてくれることを願いつつ、東京から清水への移動の新幹線でブログを書いてます

南太平洋でのマグロ漁を終えて清水港に到着する123勝栄丸の入港を前に、打合せと情報交換などのために東京に立ち寄って、お昼ご飯は築地市場の近くにお店を構える丸静さんの「うな重」でした。 お客さんとご一緒しなければ、なかなか食べるチャンスがないから、こういう機会は逃さずにですね

123勝栄丸の清水への入港そして水揚げ時には、以前お世話になった方々も訪船してくれると連絡があったので、すごく楽しみにお待ちしたいと思います。 関東・東海地方も梅雨入りしたとの報道もあったので、岸壁での水揚げ時に雨が降らないことを願うばかり。 関係者の皆さんどうぞ宜しくお願いします

築地のうな重ランチをはさんでの打合せを終えて、東海道新幹線で静岡へ。 今週来週と忙しい2週間になりそうですが、体調管理に気を付けてしっかりと対応したいと思います。 さあ、行きますか!

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07:04
2018年06月06日
気仙沼魚市場の新CD棟を視察

朝晩はとても涼しい過ごしやすい気温だけれども、日中は夏日のような日差しが続く気仙沼です。 西のほうではまもなく梅雨入りかとも思われますが、東北地方はまだまだ先なのでしょうかね

気仙沼魚市場で整備が進められている新市場棟のCD棟の完成も近くなってきました。 この閉鎖式の低温売場で生鮮マグロ類などの高度衛生管理の取引を行っていく。 最新鋭の市場施設ですね

この新しいCD棟の二階部分には、私たちの北かつ組合や各種団体の事務所が入居予定で、入居する団体への現場視察を行うという事で、組合職員と一緒に真新しい事務所棟の見学会でした

集合場所に到着するとすでに気仙沼市の職員や関係者が集合していて、北かつ組合職員の合流を待ってCD棟に向かいました。 3階駐車場から直接アクセスできる構造になってはいるものの、アクセス通路がまだ未完成で通れないから、ぐるっと一階までおりてそして外通路を経由して階段でまた上に





まだ工事中の建物なので、安全のためにヘルメットと軍手を着用。 引渡し前の物件だから、靴をビニールで覆って床を汚さないように配慮。 エレベータはまだ動かないから、階段で上の階にのぼって

水揚げに使用するブルータンクを保管する広いスペース。 海が一望できる開放的な場所。 こういう所に新しい事務所が移るって、今からほんと楽しみですね。 事務所もそこそこの広さがあっていい

新しい北かつ事務所となる区画は、事務室と会議室をそれぞれ独立して確保できたみたいで、そのほかにバックヤードとしての部屋も準備しているっていう事。 どれくらいの賃料になるのかなかなか結論が出てこないのが不安なところだけれど、これまでの交渉の経過からそう心配する事はなさそうかな

施設自体は秋までに完成するみたいだけれど、もう一つのE棟と完成検査を一緒にするとかで、荷揚げ用のスロープや下水施設などの整備と併せ、完成・使用開始時期の明示はもう少し先になるみたい

いずれにしても、今年度中には新事務所への引越しを完了させないと業務への支障をきたすので、できるだけ早い使用開始を希望します。 気仙沼市の担当者の皆さん、どうぞ宜しくお願いしますね

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08:42
2018年06月05日
絶品!まるきの「黒醤油そば」

6月になって南から梅雨前線がやってきそうな、今週の清水港での水揚げは天候が心配される週の初めです。 南太平洋での操業を終えて清水港に向け航行中の123勝栄丸も予定通り到着できそうで、先週に引き続き清水港への出張を前にして、その準備作業などに忙しい事務所内です

このところ毎週のように東京や清水へ行ったり来たりととても忙しい毎日ですが、美味しいランチでちょっとした自分へのご褒美とばかりに、気仙沼の人気店「まるき」さんに行ってきました。 とても暑い日だったので、そういう事もあってか普段より行列が短め。 すこしだけ待って席に案内されて

何にしようかと思ったんだけど、そういえば「黒醤油そば」って食べた事なかったよなあって気が付いて。 これだけ長いあいだ通っていて、初めて食べる「黒醤油そば」。 こくしょうゆって読むんです



メニューには「熟成させた深みのある濃厚醤油ダレ。焦がし醤油と背油のコクのあるスープ。北海道産全粒粉入り平打ち麺」って書いてあって。 いつも食べている中華そばとは全く違います

書いてある通り、コクのあるスープに平打ち麺がよく合う。 黒醤油を「コク醤油」って読ませているのは、黒い醤油とコクのあるスープをかけてネーミングしたのかな。 これまで食べていなかったのは大失敗、煮干そばはもちろん一押しだけれども、黒醤油そばもお気に入りの仲間入りになりました

大西洋での操業を終えて日本に帰国中の乗組員の皆さんや、今週末に気仙沼に帰港する予定の123勝栄丸の船員さん達とも、機会を作ってまた食べに来たいと思います。 乗組員の皆さんも勝栄丸ブログの記事を読んで下さっているそうなので、黒醤油そばも一度試してみてはどうですか

これだけ通っていて初めて食べたまるきさんの「黒醤油そば」。 期間限定や人気メニューに隠れたこれぞ定番のまるきの味。 勝栄丸ブログをご覧頂いている皆さんにもぜひおすすめしたい一品です

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08:51
2018年06月04日
気仙沼鮮魚仲買組合の通常総会

今年は例年よりもだいぶ早い時期からのかつお船や巻き網船の入港が続き、このところは連日のようにびんちょうの水揚げで賑わいを見せている気仙沼港です。 5月からこうしてかつお船の本格的な水揚げとなるのはあまり記憶がない。 今年のかつおシーズンに向けての吉兆ですね

気仙沼のびんちょうの入札は競争力のある積極的な買い付けが行われていて、三陸で供給されている餌料の活いわしもびんちょう漁に最適なサイズとのことで、気仙沼にとってはいい方向に展開しているのは確か。 このまま順調にびんちょうそしてカツオの水揚げがすすむことを期待しています

そんなタイミングで気仙沼鮮魚仲買組合の通常総会が開催され出席してきました。 会場は市内のイベント会場のアーバンさん。 組合員36名、日頃魚市場でお世話になっている方々ばかりです

今回で67回目となる通常総会。 鮮魚仲買組合はその長い歴史の中で、水産都市気仙沼の大きな力となってきたのは間違いない。 決算や予算案、そして新年度に向けた事業計画などが採択されて

そして役員改選の議案では、村田組合長ほか理事、監事の全員の再選が決まり、現体制での組合業務がスタートしました。 今年新たに完成する新市場棟の運用をめぐり様々な問題が噴出してきたと報告が執行部からあり、これからの話し合いや協力がますます必要になってくるんだと思います

高度衛生処理の市場が求められている昨今、気仙沼の顔である魚市場の中心選手として鮮魚仲買組合の活動がますます重要になってくる。 新執行部にはこれからも大いに期待したいと思います

通常総会が無事終了したあとには、ご来賓をお招きしての懇親会が行われました。 日頃お世話になっている皆さんと、お酒を酌み交わしての懇親会。 気仙沼の人気店「新富寿司」さんの屋台も会場内に準備されていて、すごく豪華なお食事会でした。 通常総会に出席された皆さん、お疲れさまでした

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08:30
2018年06月03日
海の市「まぐろ屋のまぐろ丼」

この7月で営業再開から4年となる気仙沼の商業施設「海の市」。 一階に店舗を構える北かつまぐろ屋もこのところ新企画のマグロ丼を提供するなど、連日多くのお客さまで賑わっています

マグロ丼を食べに行きたいと思いつつもなかなかチャンスがなくって、海の市に立ち寄るチャンスがあったから北かつまぐろ屋へ久しぶりに行ってみると、店内は団体客でテーブルがうまっていてカウンター席に案内されて。 どこかの企業の団体さんでしょうか、そろいのユニフォームを着ていたから

親方おまかせ丼にも惹かれつつ、まぐろ漬け丼にしようか、まぐろ三色丼にしようか悩んだ末、たまには「まぐろ屋のまぐろ丼」を食べてみようと思い注文。 メバチマグロの中トロと赤身、そしてトロビンチョウが豪華に盛り付けてあるマグロ丼。 いかにも美味しそうで、食欲をそそるコンビネーションですね

赤身はさっぱりと、中トロはもちろん美味い。 そして何といってもトロビンチョウの美味いこと。 お腹が空いていたこともあるけれど、あっという間に完食してしまいました。 いつもいつもご馳走様です

まぐろ屋さんではいま、マグロ丼にカニがトッピングされた海鮮丼や、ウニ・イクラを使った丼なども提供している。 田中前店では一番人気のメカジキのカマトロステーキとマグロ丼がセットになったボリューム満点のランチセットもご用意しています。 まぐろ丼だけでは物足りないという方は是非お試しあれ

これから暑くなる時期にどうしても食欲が落ちてくる。 そういう時にはやっぱ北かつまぐろ屋のまぐろ丼がお勧めですね。 海の市店と田中前店のどちらでも美味しいマグロ丼が食べられるから、これからもお客さんをお連れしたりして、マグロ丼を食べにでかけようと思います。 美味しいマグロ丼ランチでした

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10:56
2018年06月02日
気仙沼魚市場のかつお販売方針会議

気仙沼のカツオシーズンも早くも本格化の様相を見せてきました。 例年より早くカツオが初水揚げとなって、最近では連日のように三陸沖で一本釣り漁船が漁獲したびんちょうが水揚げされていて

その単価も例年よりも高い好相場での取引なので、気仙沼への吸引力になっているのは確か。 それとカツオ船が使用する活イワシが関東付近よりも大型で、びんちょう狙いには適しているとの情報も

勝倉漁業の問屋船である三重県の安市丸さんが二週続けての入港・水揚げとなりましたが、私は出張にでていたために船頭さんや乗組員の皆さんにご挨拶できず申し訳なく思っています

そんな中、6月に入ってますます本格化してくるカツオ船の水揚げを前にして、気仙沼漁協の会議室にかつお関係者が一堂に会しての会議がもたれました。 カツオ船の入港や販売に関しての基本方針などを説明する会合。 広い会議室には仲買人や魚問屋、関連業者や魚市場職員が勢揃いでした

基本的な部分は例年と変わらないないけれど一部変更になったところもあって、魚市場担当者から関係者全体への周知徹底。 短時間ではありましたがいよいよかつおシーズンが始まるという意気込みが満ち満ちているような雰囲気。 22年連続生鮮かつお水揚げ日本一に向けての団結式の様相です

このビンチョウ漁が続いてくれることを願いつつ、勝倉漁業の関係船が早く入港することを期待して、毎年恒例の盛漁期前の説明を聞きました。 例年以上に好結果となるシーズンになるといいですね

勝倉漁業の関係船には、今年のかつお販売の基本方針について別途ご案内いたします。 新市場棟の建設が進む中、施設全体での工事中でご不便をおかけするところも多々あるかと思いますが、かつお船の皆さんには引き続き気仙沼港をご愛顧いただきますように、気仙沼で入港をお待ちしております

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08:38
2018年06月01日
新清水駅横の金の字さんへ

遠洋マグロ漁船の水揚げ基地といえば、静岡県の清水港と焼津港が中心。 取り扱う業者も多く、たくさんの超低温冷蔵庫群が港を囲み、毎日のように冷凍マグロ類の水揚げや出荷がおこなわれています

清水港への出張時の定宿はVISTA清水だったけれど、ここ清水にも多くの中国人観光客が押し寄せていて、先日宿泊したときには午前3時頃まで部屋で大騒ぎされたりとぜんぜん寝れなかったので、ここ何回かは以前のサンルート清水、名前が変わって清水グランドホテルを利用させて頂いていて

その清水グランドホテルからほど近い、静鉄新清水駅横の路地を入ったところにある「金の字」さんに久しぶりに取引先の方々と一緒にでかけてみました。 清水のB級グルメのもつカレー発祥のお店です



行く時間がちょっと遅くなると満席で入れないことの多い金の字さん。 この日はラッキーなことに比較的席も空いていて、お目当てのもつカレーもまだまだ残っていたから、次々と注文を入れます

生ビールで乾杯して、もつカレーをつまんで。 やわらかいもつに、金の字さん特製のカレールーがたっぷりとかけてあって、ビールによく合う大好きな一品。 缶詰にもなっている清水の名物ですね

とり肉とオニオンスライスに酢味噌がかけてある「酢味噌あえ」、つくねやタン焼き、ねぎまなど。 ひと通りたべても結構リーズナブルなお値段なので懐にも優しい、サラリーマンの味方のようなお店です

清水グランドホテル泊の時は金の字にいくことが多くなりそうかも。 庶民的な大衆酒場の雰囲気もある金の字さん、これからもちょくちょく寄らせていただこうと思います。 ゆっくりと食べて飲んで、いろいろとお話をして、こういう時間はすごく精神的にも癒される。 ほんとごちそうさまでした、また行きましょう

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08:14