2015年03月31日
勝倉漁業も年度末

勝倉漁業もきょうが年度末。 平成26年度の締めくくりの日です

東日本大震災から丸4年がたちましたが、気仙沼の復旧・復興はまだまだこれから。 この新しい年度で加速度的に大きく前進していくよう頑張らなければなりませんね

この4月には新社屋への移転・引越しがひかえています。 また、新事業への工事も着々と進みつつあります。 そして漁具倉庫の復旧や、陸上物件の再建など、やらなければならない事業が目白押し

この一年間も、取引先関係者の皆様には大変お世話になりました。 明日から始まる新年度においても、これまで同様ご支援ご協力いただきますよう宜しくお願いいたします m(__)m
いまこの時も世界の海で操業を続けている勝栄丸。 勝栄丸各船の航海の安全と大漁、そして乗組員みなさまのご健勝を祈りながら年度末の記事を書いています。 これからも勝栄丸ブログを通じて、遠洋まぐろ漁船のこと、気仙沼の話題やグルメ、マグロにかかわる色々なことやその時々の想いなどを毎日お伝えしていこうと思いますので、みなさん宜しくお願いします

新年度が勝倉漁業にとっても皆様にとっても素晴らしい一年間となりますように

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08:32
2015年03月30日
三陸の旬の味覚

いまが旬の三陸産めかぶ。 ワカメの根元の部分っていうんでしょうか、すごく歯ごたえが良くて粘り気のある部分なので、刻んで食べるとすごく美味しいめかぶです

この三陸産のめかぶを手打ち蕎麦の上にトッピングした「冷やしめかぶ蕎麦」を、週末のランチにいただきました。 やっぱり三陸の旬の味覚は旨いですねえ。 お蕎麦との相性抜群です

先日までは温かいお蕎麦を注文してましたけど、気候もどんどん暖かくなって、冷たいお蕎麦がちょうどいい感じになってきました。 この調子では気仙沼もそろそろ開花するんじゃないかと思います


きょうの朝ごはんにも食べた三陸産のめかぶ。 ワカメと同じくいまの時期が旬なので、お店で見かけたときにはぜひ一度お試しください。 ぜったいに旨いと思います。 最近では、ワカメやめかぶ、そしてメカジキのしゃぶしゃぶも人気になっているとか。 そのうち勝栄丸ブログでも新たな三陸の味覚をレポートしていきたいと思います

勝栄丸乗組員のOBのみなさんが、たまに持ってきてくれるその時々の気仙沼の旬の「海の幸」。 ウニやアワビ、そしてワカメやめかぶなど。 事務所のみんなで分けて食べるんですが、OBの方がのお気持ちがすごくありがたいですねえ

新しい事務所の二階には、魚をさばくスペースも確保できたみたいなので、多少のものがきても大丈夫かな。 なんか請求しているみたいですね(笑) 三陸の旬の味覚「めかぶ蕎麦」、ごちそうさまでした

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09:05
2015年03月29日
引越し前の書類整理

気仙沼もだいぶ暖かくなってきて、桜のつぼみの様子が気になりだしたこの頃です。 スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替えもそろそろ大丈夫かなっていう感じですね

新事務所の完成が間近となって、事務所内の書類整理やら引っ越しプランを考えながらの週末。 それにしても書類って増えるもんですねえ。 震災後にここ田中前の仮事務所に引っ越してきたときには何もなかったのに、4年のうちに大量の書類に囲まれての仕事場になっていますから

まあそれでも、マグロ船の引っ越しに比べれば、荷物がないのと同然かな。 勝倉漁業のスタッフ総出でやれば、1日か2日で片付くんじゃないかと思いますね。 結構大変そうだけど

4月第2週の初めにはデスクなどのオフィス家具の搬入、そしてそのあと10日には仮事務所から書類やパソコンなどを一気に移す計画なので、あとは天候に恵まれることを願うばかりです

あと一週間後には新事務所への移転作業が始まりますので、取引先関係者の皆さんには何かとお手数をおかけしますが、よろしくお願いしたいと思います

社員のいない休日の事務所で一人静かに自分の書類整理っていうのも、これもまたいいもんですね

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09:45
2015年03月28日
移動例会の打合せ

清水出張からの帰り道。 東京駅で乗り換えてると、ちょうど北陸新幹線が入線してきました。 そうだよな、金沢まで北陸新幹線が開通したんだよなって思いながら。。。

取引先金融機関の若手経営者の会が毎年おこなっている移動例会の場所、この前の総会で北陸・金沢方面って決まったのを思い出し、すぐに打ち合わせのために事務局へ連絡です

事務局が調べたところ「もうすでに6~7月頃まで金沢いっぱいなんですよ~」って、予想以上の込み具合に、注目度の高さがうかがえます。 そりゃそうですよね、新幹線が開通したばかりですものね

若手経営者の会の先輩方からのアドバイス、北陸は冬だよ冬!っていうお言葉に従って、11月開催という事に決まり、まだ3月なので早いと思いましたが、日程と宿泊そして視察プランを詰めていく事に

数名での移動であればなんとかなるんでしょうけれど、10数名~20名ほどの参加が予想されるので、視察を取り仕切る事務局も大変な作業。 隔月の例会の調整等、宜しくお願いしたいと思います

今年始まったばかりだと思っていたら、もうすぐ4月。 そして11月までの予定を話し合うミーティング。 時間がたつのがものすごく早い感じがするのは私だけではないはず。 時間を無駄にしないよう、しっかりと仕事に取り組んでいきたいと思います

それにしても、11月の北陸・金沢へ、この新しい新幹線で行くのが楽しみです

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08:50
2015年03月27日
魚市場前防潮堤計画

気仙沼魚市場の会議室を会場に、魚市場前防潮堤計画についての説明会が開催されました。 会場には魚市場や関係企業のみなさんが多数詰めかけていました

宮城県では魚市場付近にTP+5.0mの防潮堤を計画していて、地上に出てくる高さでいえば3.2mが基準となるそうです。 陸こう部分を設けて車両の出入りができるようにしたり、防潮堤を閉めた後でも車両を出せるようにすりつけ道路も計画しているとか

出席者からの意見の多くは、県が提示した防潮堤計画の素案に否定的なものばかり。 沿岸部にある財産や人命を守るためにぜひとも防潮堤が必要だという県の説明に対し、避難道の整備や避難場所の確保のほうが優先ではないかとの意見や、海の見えない防潮堤をつくってしまったら、水産や観光で生きている気仙沼が死んでしまうのではとの危惧を訴える人たちもいて、議論がなかなかかみ合わない場面が多かったような気がします

防潮堤計画を急ぐあまり市民や企業との軋轢を生むのではなく、もっと話し合いを重ねながら気仙沼全体としてどのような方向性がベストなのかを立ち止まってもう一度考える必要があるのではないでしょうか

県や市が考えたプランありきではなかなか前に進んでいかないのも事実。 かといって時間や予算に縛られるっていうのも現実にはあるのでしょう。 こういう問題は本当に難しい。。。 だけれども、将来の気仙沼を考えるとほんとうにみなが納得する計画じゃなければならないのではないかと思いますね

宮城県や気仙沼市の職員のみなさん、何かいい知恵があれば宜しくお願いします m(__)m
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08:33
2015年03月26日
第1勝栄丸が水揚げに

勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第一勝栄丸が大西洋漁場で漁獲したメバチマグロなどを超低温冷凍運搬船に転載。 国内の陸揚げ基地である静岡県清水港に到着早々での水揚げとなりました

雲一つない絶好の水揚げ日和。 みんな寒い寒いと言っているけれど、気仙沼から行っている私たちにとってはちょうどいい気候。 皆さん花粉症が辛いみたいで、マスクをした人が多い水揚げ現場です

朝8時の水揚げ開始に合わせて興津埠頭へ車で移動。 いつも通りに手慣れた段取りですね



もうすぐ年度末なので、この水揚げが今期最後になるのかな。 取引先でも新入社員の話やら人事異動の話やらで、年度替わりなんだなあって感じますね、毎年この時期になると

冷凍マグロの水揚げに立ち会いつつも担当者といろんな話で盛り上がっているうちに、水揚げ終了の掛け声が。 沖では何か月もかけて漁獲したものが、数時間のうちに水揚げ終了してしまうんだからねえ

水揚げ現場で1本1本選別し品質を見極めていくプロフェッショナル集団。 こういう人たちあってのまぐろ業界なんだなあとつくづく感じますね。 みなさん、お疲れさまでした。 4月から始まる平成27年度も勝倉漁業そして勝栄丸を引き続き宜しくお願いします

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08:51
2015年03月25日
新事業の工事順調に

気仙沼市本郷ですすめられている勝倉漁業の新事業にむけての工事現場。 久しぶりに訪れたらだいぶ工事が進んできていました。 そりゃそうですよね、完成まであと2か月ですからね

屋根もついて、内部の柱が立ち上がって、部屋の間取りなんかもイメージできるところまでに。 もちろん、玄関ドアや窓サッシなんかも設置済みになってきてます

現場監督は鹿児島県出身の方。 以前、勝栄丸に乗船していた鹿児島の方と同じ名前だったから聞いてみたら、やっぱりそう。 鹿児島の出身だって。 なんか親近感わきますね

その監督さんとお話ししたら、工事の進捗具合は「順調すぎるぐらい順調!」だとか。 この調子で事故なく丁寧な仕上げで完成させてほしいと思います。 宜しくですよ

そうそう。 この物件の名称が決まったんだけど、その報告はまた後日ということで

勝倉漁業の新事務所の完成も間近。 並行して行われているこの物件の新築工事も順調順調で、新年度に向けて明るい材料がたくさん出てきた感じがします

今年度もあと1週間。 年度末の忙しさの中にも、ワクワクするような嬉しさがある毎日です

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10:33
2015年03月24日
今期最後の出張へ

だんだんと春めいてきた日本列島。 東京や静岡では桜の開花宣言も出て、月末には満開になりそうな報道も出ている中で、今朝の気仙沼は一面真っ白な雪景色でした

今シーズン最後の雪でしょうね。 スタッドレスタイヤをまだはき替えなくてよかった感じ。 これから今期最後のマグロの水揚で清水に出張なので。。。

気仙沼と違って清水は温かいだろうなと思いつつも、片付けようかと思っていた冬物コートを引っ張り出しての出張準備。 車に積もった雪を溶かしながら一ノ関まで車を走らせます

振り返れば今年度もいろんなことがありました。 今年度締めくくりの仕事なので、しっかりと交渉してきたいと思います。 関係者の皆さん、宜しくお願いします m(__)m
清水への出張中も気仙沼では新事務所などの工事が着々と進められていますね。 そちらのほうも勝栄丸ブログを通じて皆さんにもお伝えしていきたいと思います

さあ、新幹線で出発しますか! 清水についたらまずマグロ丼を食べなくちゃね

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16:43
2015年03月23日
北かつまぐろ屋で

震災後に気仙沼と女川でおこなったカツオ・マグロ丼の無料配布3600食のボランティア活動の記事を書きながら当時を思い起こしていたら、むしょうにマグロ丼が食べたくなったので、北かつまぐろ屋田中前店に行ってきました

もうすでに観光シーズンに入っているのでしょうか。 観光客の団体と思われる人たちでいっぱい。 昼時でも遅い時間にもかかわらず、相変わらずの大盛況の店内です

人気の「まぐろ三食丼」、お気に入りの「まぐろ漬け丼」、そして単品でメカジキのかまトロステーキを注文。 数名で行ったので、シェアしながらマグロ料理を堪能してきました

昨年4月に北かつまぐろ屋「海の市店」が再開してもう一年がたちます。 もうすでに固定客もついて、お客さんの流れも定着した感がありますね。 これから観光シーズンに入るので、気仙沼に来て美味しいマグロ丼を食べていってほしいなと思います

やっぱ、赤身は美味いですね! 手ごろな値段でこんなに美味しいマグロ丼が食べられるんですから、もっともっと頑張っていかなければね。 北かつまぐろ屋さんにはこれからも期待してますよ

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17:10
2015年03月22日
祝! 女川まちびらき

東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町で、JR女川駅が完成したのに合わせて「女川まちびらき」の式典が大々的に行われました。 これまで仮設の施設だけだった町に震災後初の仮設ではない施設の完成。 女川町の復旧・復興に向けての大きな前進、第一歩だと思います

思い起こせば4年前。 震災後の大混乱の中、全国の遠洋かつお・まぐろ漁業の若手経営者の会・促進会のメンバーが集まって、気仙沼と女川で行ったかつお丼・まぐろ丼の無料配布、あわせて3600食。 その時に高台から見た女川町の被害の甚大さに、言葉も出なかった事をいまでも鮮明に記憶しています


そして、女川の小学校の調理場を借りて促進会の仲間と心を込めてかつお・まぐろ丼を黙々と作った事。 みんなで食べたマグロ丼の味。 その美味しさが今でも忘れられません。 今日の写真は、2011年5月に女川でボランティア活動したときの一枚です

当時の勝栄丸ブログの記事を改めて見直してみると、その時の思いが伝わってきますね。 ほんとうに、仲間に感謝です

復興へのシンボルとなる女川駅が完成したといっても、ほんとうの街づくりはまだまだこれからでしょう。 これを契機に復興へのスピードを加速させてほしいと思います。 女川まちびらき、ほんとうにおめでとうございました

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11:47
2015年03月21日
新社屋の完成間近

4月10日の移転・引越しが間近にせまり、気仙沼市弁天町で建築中の勝倉漁業新社屋の工事も大詰めとなってきて、来週には完成かというところまでようやくこぎつけました。 考えてみると早いですよねえ、12月初めに地鎮祭を行ってからなので、ほぼ4か月で出来上がっちゃうんですから

内装の床や壁の仕上げが二階部分から徐々にできてきて、毎日確認するたびにだんだんと事務所らしくなってくるのがわかります。 そして外壁には社名のサインが取り付けられると、なんか実感がわいてきますね。 会社の顔となるサインですから


予定では3月20日の完成引き渡し予定でしたが、周囲の道路のかさ上げ・舗装工事が遅れているため、給排水関連の工事が1週間ほど延びてしまったことと、まだ気温が低いので内装工事が思ったように進まないというのが遅れの要因のようです

多少遅れたものの、移転・引越しの期日には十分に間に合う感じなので、このまま順調に仕上げていただきたいと思います。 工事関係者の皆さん、丁寧な工事を宜しくお願いしますね

今年度も残すはあと10日間ほど。 移転・引越しを控えてなにかと慌ただしくなってきましたが、年度内にやり残すことのないように、しっかりと仕事に取り組んでいきたいです

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08:05
2015年03月20日
若手経営者会の総会

取引先金融機関の気仙沼支店を中心とした若手経営者が組織する団体があります。 2か月に一度のペースで例会をおこなっているこの会の毎年3月は総会の時期。 昨年3月に私が会長に就任して早くも1年がたちました

どんな活動をしているのかというと、講師を招いての勉強会だったり、テーマを決めての視察だったり、たまにはゴルフなどで懇親を深めたりと、気仙沼の経営者同士が気さくに相談しあえる場っていうんでしょうか、毎回とてもいい刺激を頂いています

この若手経営者の会は昨年が発足10周年で、秋には記念行事も盛大に行われました。 勝栄丸ブログの読者なら、昨年秋の九州視察の様子をご覧になった方も多いと思います

11年目となる今年は、どんな事業内容にしようか予算はどうかと事務局をまじえての打ち合わせを綿密に行っての総会。 会場となるのは気仙沼南町の復興屋台村・紫市場にある「割烹世界」さんです

割烹世界さんは、老舗の料理屋さんっていうか料亭って言ったほうがいいんでしょね。 この界隈では超有名なお店でしたが、東日本大震災で被災し現在仮設店舗で営業中なんです

総会後の懇親会では、さすが割烹世界さんっていうような素晴らしいお料理の数々。 和洋折衷のお料理と地酒に、若手経営者の会の面々も話が尽きることなく盛り上がりました

若手経営者の会の会長を引き受けての2年目は、復旧・復興を目指す気仙沼にとって勝負の年。 新入会員を含め32名の大所帯となった若手経営者の会の、会員同士がさらに懇親を深めてそれぞれの立場立場でこの地方を盛り上げていきたいですね

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08:40
2015年03月19日
促進会の幹部会議

気仙沼もだいぶ暖かくなってきて、もうすぐ春かなっていう陽気になってきました。 年度末という事もあってなにかと慌ただしいこの頃ですが、会議のために東京出張です

全国の遠洋かつお・まぐろ漁船が所属する日かつ漁協での会議。 門前仲町にある日かつ漁協への道すがら、富岡八幡宮・深川不動尊に立ち寄って、大漁祈願と商売繁盛を祈ってきました

朝早くの時間帯でも、たくさんの人でにぎわうこの界隈です


遠洋かつお・まぐろ漁業者の全国の若手経営者で組織する団体・促進会の幹部と日かつ漁協の組合長との懇談会。 毎年開催されているこの会議は、現状の問題点やこれからの方向性を話し合う重要な場

いま急ピッチで進めている幹部船員の後継者確保育成事業は、現執行部での事業計画筆頭に挙げている重要なテーマで、一朝一夕にはできないものだけに、議論にもつい熱が入ってしまいますね

海外漁場での操業をおこなう遠洋漁船にとって、海外入漁・漁場確保はすごく大切な事。 いろいろな規制が厳しくなって、それに伴いルールが改正されて、実際の操業には相当慎重な対応が求められます

4月からの新年度に向けて、取り組んでいく事が山積みになってきたような気がします

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08:33
2015年03月18日
本郷で今週上棟に

気仙沼市本郷ですすめられている勝倉漁業の新事業への新築工事も順調に進んで、今週上棟というところまできました。 事務所をつくっている?って思われているみたいですが、新事務所は弁天町ですから

着工時にはものすごい寒さで、朝晩なんかは氷点下まで冷え込んで、作業員の方々も大変だったと思います。 でもここにきて気仙沼もだいぶ暖かくなってきて、どんどん工事が進んでいくんだろうなって

大通りから道を一本入った静かな住宅地。 目の前には広い公園もあって、住むには最高の場所だなあと、建築の様子を確認しに行くたびに感じる事。 ここに住んでもいいかなと思いますね

5月下旬の完成に向けて工事が進められていきますが、丁寧な仕上がりで工期通りに、事故や怪我なく作業されますように。 関係者の皆さん宜しくお願いしたいと思います m(__)m
そろそろ、物件の名称も決めないとね。 心の中ではほぼ決まってますけど

年度末になってますます慌ただしくなってきました。 いろんな事業が並行して進んでいるので、なおさら落ち着かない日々がしばらく続きそうです。 でも前向きな忙しさなのでこれもまた良しですね

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08:21
2015年03月17日
88勝栄丸が初縄開始

2月23日に気仙沼を出港して順調な航海を続けてきた勝倉漁業の88勝栄丸が、ようやく南インド洋の漁場に到着。 操業準備万全で初縄操業開始となりました。 初縄っていうのは、1回目の延縄漁のこと。 今航海の操業開始っていう事を意味します

これから豪州西岸沖でのマグロ漁が9月まで続きます。 目鉢マグロ、ビンチョウそして大事なミナミマグロと、釣れるマグロは漁場によって違うけれど、一本ずつ大切に取り込んでいく作業は人がおこなう事なので、乗組員のみなさんには事故や怪我なく安全な航海でそして大漁でありますことを祈ります

付近にはたくさんの日本船がこれから着業する模様。 今年の操業も僚船と情報交換しながら進められていく事でしょう。 今航海も88勝栄丸を宜しくお願いします

そうそう、
今航海初めて乗船した新人君はちゃんと仕事ができてますかね。 船酔いもなかったみたいなので、先輩の幹部船員やインドネシア船員にまじって、元気に頑張ってくれてるのではないかと思います。 機関員としての成長が楽しみですね

今日の写真は、昨年この海域で獲ったビンチョウです。 今年も脂ののったビンチョウや目鉢マグロがたくさん釣れるといいですねえ。 88勝栄丸の今航海の操業がついに始まりました

安全第一での操業をお願いしますよ!
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08:33
2015年03月16日
気仙沼内湾地区の協議会

先週末、気仙沼の内湾地区街づくりについて話し合う協議会が開催され出席してきました。 出張と重なったりと久しぶりの出席だったあいだに、とりまとめている提言書もVer4第2版まで進んでいたので、理解するのにちょっと時間がかかってしまいました

震災前には勝倉漁業の社屋が建っていた魚町地区。 昔、魚市場が内湾地区にあった時、魚問屋や漁業会社などが立ち並び、屋号通りといわれていた地域です。 そして商業施設が多くあった南町地区。 リアルディズニーシーといえるような内湾地区の景観は、まさに気仙沼の顔、象徴と言っていい地域なんだと思います

その内湾地区の復興まちづくりの議論も、数えきれないほど重ねてきて、まだ結論は出ませんが、ようやく方向性といったものが見え始めてきた感じがします。 計画や絵は出来上がっても、現実なものとしていくのはものすごく大変な事

いろいろな条件が重なり合って、それぞれの判断や決断を難しいものにしているんだと思います。 強制的にはなかなかできないものですからね。 土地区画整理事業や共同事業って思った以上に大変で時間のかかるものなのかもしれません。
震災から4年がたってまだ、復旧がされず手つかずに残されている内湾地区。 少しでも夢のある素敵な地域に、市民や観光客が自然と集えるような場所にしていかなければならないなあって感じてます

協議会に出席したみなさん、コーディネーターや市役所職員のみなさん、遅い時間までお疲れさまでした。 これからも宜しくお願いします

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08:05
2015年03月15日
天然潮見そば

勝倉漁業の田中前仮事務所からほど近い「まるき」さんで、3月10日~22日期間限定の一杯がまた登場していたので、皆さんにもお伝えしたいと思います。 「 天然 潮見そば 」です

今回の限定メニュー天然潮見そばは、カキ・あさりなどの生の貝と、気仙沼岩井崎の自然塩などを使用した塩ダレに、煮干し・真昆布の水出しに肉と野菜の旨味、動物ガラ不使用のスープが特徴

もちろん麺は、岩井崎の塩を使った自家製麺です


そしてトッピングは、気仙沼産生ワカメとその日できたてのフレッシュ豚バラチャーシュー。 体にすごく優しい感じの塩味スープにトロトロのチャーシューがベストマッチで最高の美味しさです

気仙沼産のフレッシュなワカメも最高に美味しいですね。 すごく上品な塩チャーシュー麺っていう感じかな。 あと1週間ほどしか食べることができないから、終了する前にまた行きたいと思います

毎回毎回、すごく工夫した限定メニューで楽しませてくれるまるきさんなので、事務所が少し遠くなっても、美味しいランチを食べに車を走らせようかなと思ってます

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09:43
2015年03月14日
ニッポンの凄腕漁師

今年も日本近海でのカツオ漁が始まりましたね。 1月下旬から2月にはそれぞれの母港を出港し操業開始、すべり出しは好調との情報なので、気仙沼にも早く入港・水揚げしてほしいですね

昨年の勝栄丸ブログでもお伝えしてきましたが、高知県のカツオ一本釣り漁船・佐賀明神丸にテレビクルーが乗船して、番組制作をしていたお話し。 先月、完成した番組がテレビ東京系列で放映されていて、最近になってそのDVDが勝倉漁業にも届きました

海も凍る真冬に激撮「ニッポンの凄腕漁師」というタイトルで、カツオやマグロ・サンマなどの操業の様子や乗組員の洋上生活などを紹介する番組。 カツオでは、83佐賀明神丸・183佐賀明神丸・甚一丸による日本一の水揚高競争を追った内容でした


1年の約半分を気仙沼港を基地にして操業をおこなっている近海カツオ船団。 その中でも毎年屈指の水揚げをあげ、トップ争いを繰り広げているこの3隻は、近くで見ていててもすごく緊張感がありますね

常に上をめざして日々努力を重ねる船頭さんと、共に日本一の目標を共有して意識を同じくし乗船する乗組員たちの姿。 船内のモチベーションがすごく高いのがよくわかります

2年連続で水揚げ金額日本一に輝いた「高知が生んだ孤高の天才」明神学武船頭さん率いる83佐賀明神丸、今年こそ初の日本一をとの目標を掲げる「土佐の風雲児」森下靖船頭さん率いる183佐賀明神丸、そして三重県の甚一丸さんの戦いに今年も目が離せません

番組の終わりを見ると今年も乗船取材が続きそう。 撮影クルーのみなさん、気仙沼でまたお会いしましょう。 もしかしたら、いまの操業でも佐賀明神丸に乗船しているかもしれませんね

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:15
2015年03月13日
近海まぐろ船の水揚増加

このところ、気仙沼に入港する近海マグロ漁船の水揚げが好調だ

それというのも、三陸沖でのメカジキの漁獲がすごくいいのが水揚げ金額の増加につながっている模様。 気仙沼といえば全国で最も生鮮メカジキが水揚げされる漁港としても有名だが、特に最近メカジキの漁獲増加が顕著となっていますね

勝栄丸ブログでも何度か気仙沼のメカジキ料理をお伝えしてきましたが、気仙沼ではお刺身、照り焼き、しゃぶしゃぶ、煮物、揚げ物など、なんにでも使えるので市民にも人気があってなじみのある魚

特に脂がのったメカジキは、どんな食べ方をしても最高ですね

約1か月の航海を繰り返すのが近海マグロ船の航海パターン。 値段の張るメカジキの漁獲好調によって、近海マグロ船の水揚げ金額が軒並み例外なく伸びているのも事実

近海マグロ漁船の操業ノウハウを遠洋船にフィードバックして、これから利用していけるんじゃないかと思いますね。 詳しい技術的なところをじっくりと調査してみようと思います

いずれにしても、気仙沼港の水揚げが賑わうのはすごくうれしいこと。 これからも、近海マグロ漁船に頑張ってもらって、気仙沼での漁船の水揚げを盛り上げていってほしいと思います

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08:56
2015年03月12日
新事務所への移転日決まる

気仙沼市弁天町に建築中の勝倉漁業の新事務所の工事現場。 先日までは本当に間に合うのかなあと思っていましたが、どうやら工期通りの完成がみえてきたようです

すでに外壁が取り付けられて、今日には周囲の足場が撤去となる模様。 そして内部では、たくさんの作業員の手によって、急ピッチで機器の取り付けや電気・内装工事などが行われています

時折小雪がちらつき強風がふきさらす現場での作業、本当にご苦労様です



初めて2階部分に上がって確認しましたが、思った以上に使い勝手のあるスペース。 内装が仕上がって、オフィス家具類が搬入されるとまた違った印象になるんでしょうね

作業員の邪魔にならないように、事務所内のレイアウトを最終チェック。 なにせオフィス家具も発注しなくちゃならないんですから。 だんだんイメージがわいてきたような感じです

4月10日の移転・引越しに向けて、いろいろと準備しなければなりませんが、これもまた楽しい仕事。 道路のかさ上げも並行して行われていて、敷地への乗り入れも間もなくできるようになりそうです。 新事務所への引っ越しまであと1か月。 ようやくここまでたどり着きました

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:28
2015年03月11日
震災から丸4年がたって

2011年3月11日に発生した東日本大震災からきょうで丸4年がたちました。 震災時の写真を改めてみなおして4年前を振り返ってみると、当時の記憶が鮮明によみがえってくる感じがします。
長く続いた強烈な地震、その後の行動や思い、引き波によって出現した気仙沼湾の底、そして大津波の襲来、どこまで海が膨らんでくるのかわからない恐怖、そして海が燃え迫る光景、雪まじりの寒さ。。。
震災では多くの方々が犠牲となられました。 きょうは静かにご冥福をお祈りしたいと思います。


一歩まちがえれば私もこの場所にもういなかったかもしれない。 当時の状況をいま冷静に考えると、そう思えてなりません。 九死に一生を得た経験をした方々もたくさんおられると思います。
この4年間は震災からの復旧にむけて、たくさんの方々に支えられながら全力で取り組んできましたが、まだまだ道半ばですが、気仙沼市内では沿岸域を中心に嵩上げ工事が進行中で、工場や企業が少しづつ復旧し始めています。 災害公営住宅が整備しつつあり、仮設住宅からの移転が開始されました。
勝倉漁業も本格的な復旧に向けてようやく動きが出てきました。 震災から5年目となるこの一年間を、しっかりと前を見ながら着実に将来に向けての動きにつなげていきたいと思いますので、これからも宜しくお願い致します。
東日本大震災から丸4年。 被災地の方々にとってきょう3月11日は特別な日です。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:07
2015年03月10日
気仙沼で三人写真展

気仙沼のリアスアーク美術館で3月6日から8日までの3日間おこなわれた「三人写真展」に行ってきました。 この写真展は、鹿児島県いちき串木野市より派遣されて気仙沼市職員として復興を支えていただいている木場英朗さんと、地元の星空や自然を撮り続ける平田智幸さん、気仙沼の人・日常を撮り続けている伊藤和臣さんの写真家3人によるもの

気仙沼の夜景、けあらしに包まれた湾内の様子、星空や季節の移り変わり、そして震災後の気仙沼の日常など、撮りためた中から厳選した写真、渾身の14枚にただただ素晴らしいの一言しか出てきません


気仙沼に住んでいる人でもなかなか気づかない本当の気仙沼の素顔、素晴らしさを改めて見せつけられたような気がしますね。 三人それぞれの写真に個性があって、写真に切り取る感性も違っていて、いつかは私もこういう写真を撮ってみたいなあって思うものばかり。 素晴らしい写真展でした

木場さんの故郷・鹿児島県いちき串木野市といえば、気仙沼と同じ遠洋マグロ漁船の基地。 私たちの仲間の事もよく知っているそうなので、これからもご支援のほど宜しくお願いしたいと思います

このような素晴らしい写真展を今回限りにするのはすごくもったいないこと。 第2回・第3回とぜひ続けてほしいですね。 三人三様のセンスの光る写真展の開催、本当におめでとうございました

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:42
2015年03月09日
88勝栄丸がベノア出港!

気仙沼を出港し12昼夜かけて到着したインド洋での補給基地・インドネシアのバリ島で、これから始まる操業に向けての最終準備を整えた88勝栄丸が、現地関係者の見送りを受けて港をあとにしました

バリ島ベノア港に到着早々、インドネシア船員が合流しての燃料や食料などの積み込み作業。 入港前から準備を整えてたとはいえ、すべて予定通りになかな進まないのが外地での仕事なので、無事出港することができてなによりですね

現地関係者の皆さん、本当にお世話様でした



それでも、慌ただしい作業の合間を見つけては、リゾート気分を少しは満喫できたのかなと思います。 常夏の空気感、インドネシア料理の数々、ひと時の船員たちのオフタイムです

Bintangビールを飲みかわしながら、これから始まる航海へと話がはずみ、徐々に操業モードへと気分が切り替わっていったことでしょう。 初乗船の新人君にも期待ですね

本船は一路、オーストラリアの西岸沖の漁場を目指します。 今年いっぱい続く遠洋マグロ漁のスタートです。 乗組員の皆様には、けがや事故に注意して、元気いっぱい活躍してほしいと思います

88勝栄丸の航海の安全と大漁をお祈りいたします。 行ってらっしゃい! がんばってよ!

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:00
2015年03月08日
KURIYA COFFEE

今週末、仙台での仕事のあいまに時間を見つけて、前からすごく気になっていたお店に行ってきました。 仙台市青葉区二日町にある「KURIYA COFFEE ROASTERS」さんです

なんで「勝栄丸ブログ」で仙台のお店?って思う方もいるかもしれませんね。 実は・・・私のいとこがやっているお店なんです。 このお店は昨年の12月19日にオープンしたばかり

お店に入ったのはちょうどお昼時のランチタイム。 店内はすでにお客さんでいっぱいでしたがなんとかカウンター席を確保して日替わりランチの「鶏肉のトマトソース」を注文です。 メインとスープにサラダ、雑穀米にキッシュとピクルス・マッシュポテト、食後にエアロプレスで入れた本日のコーヒーまでついた豪華版。 味といい盛り付けのセンスといい高級イタリアンを食べているような感じの大満足ランチでした

お土産には2種類のコーヒー豆をチョイス。 会社のスタッフや勝栄丸の関係者と一緒に味わいたいと思います。 仙台の味の素ビルの斜め向かいの1Fにありますので、みなさんも是非いちどいかがでしょう

KURIYA COFFEE ROASTERS さんのFacebookに毎日情報が掲載されてますから


Facebook : https://www.facebook.com/kuriyacoffee

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:35
2015年03月07日
88勝栄丸がベノア入港

気仙沼出港から12昼夜。 インド洋漁場に向けて航行中の88勝栄丸が、補給基地のインドネシア・バリ島ベノア港に無事到着しました。 乗組員のみなさん、本当にご苦労様です

ベノア港で本船の入港を出迎える現地代理店などの関係者。 パイロットの指示どおりの操船で、慎重に接岸作業が行われます。 なにせベノア港は出入りする船が多いので気を使いますね

今回の補給入港でもお世話になります。 宜しくお願いします m(__)m

接岸するとすぐに各種積込み作業開始。 燃料油の補給、生鮮野菜や肉・米そして現地の香辛料などの食料品、しばらくは洋上補給だけなので、できるだけここベノアで積み込んでいくんです

今回初乗船の新人君も、インドネシア船員やベテラン船員に交じって作業にあたります。 日本は冬だけど、インドネシアは年中暑いところなので、体が慣れるまで大変ですかね

それでも初めての海外基地への入港で、少しは海外旅行気分を味わえるのも遠洋まぐろ船の魅力の一つでしょうか。 短い滞在期間ではあるけれど、リゾート地バリ島を楽しんでほしいと思います

88勝栄丸の乗組員のみなさん。 ベノアまでの航行お疲れさまでした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:41
2015年03月06日
ココサカエルの一凛さんで

気仙沼の市内から南にちょっと車で走ると、仮設商店街の「ココサカエル」っていう場所があります。 震災前は最知だったでしょうか、被害が大きくて昔の面影が全くない地域です

いま震災復旧工事が急ピッチでおこなわれているこの地区の中心にある仮設の「ココサカエル」。 その中に以前にも勝栄丸ブログでお伝えした一凛さんっていう中華料理屋さんがあって、ここが隠れた穴場っていうんでしょうか、おススメのお店なのでまたご紹介します

仕事の合間に勝倉漁業のスタッフと一緒に訪れた一凛さんで今回注文したのは、煮干しラーメン煮卵入り。 はっきり言って、これは美味いですね。 シンプルながらもコクのある煮干しダシ、薄味の醤油スープにちじれ麺が絡んですごく相性がいいと思います

穂先メンマ、自家製チャーシュー、そしてトロトロの煮玉子。 唸りながら完食でした

いまは仮設店舗での営業ですが、復旧工事が終わった暁には、常設店舗に移ってぜひ再開してほしいなあと思いますね。 勝倉漁業の新事務所近くにでもどうですかねえ。 近くにはこれから工場がたくさん建っていきますしね。 美味しいランチごちそうさまでした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:57
2015年03月05日
新社屋工事が着々と

昨年12月に起工した勝倉漁業新事務所の建築工事も順調に進んで、あっというまに形になってきました。 3月下旬の完成に向けて、きょうは現場で施工業者との打ち合わせです

窓サッシや玄関ドアなどの取り付け終了。 これから来週にかけて外壁が付くと事務所の外観がほぼ出来上がってくるんでしょうね。 そして空調設備や電気工事、そして内装工事へと進んでいきます

今週末にはまた施工業者・設計との打合せ。 こういう仕事も楽しくていいかなと思います


新しい事務所の完成に合わせて、オフィス家具などの購入も検討しなければなりませんね。 なにせ震災で何もなくなった状態から、いろいろとかき集めてきて使ってましたからねえ

イメージに合うオフィス家具を少しでも安く買いたいなあといろいろと調べたりしていますが、数が数だけに結構金額もいちゃうんでしょねえ。 でもしょうがないか、こういう機会じゃないとまとめ買いするものじゃないですから

新事務所が着々と出来上がってくるのを見ながら、どんなオフィス家具を「大人買い」しようかと考えたりして。。。 新しい事務所をイメージしながら、スタッフみんなでいろいろ盛り上がっています

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:53
2015年03月04日
88福徳丸さん出港!

春のように穏やかな空気に包まれた気仙沼港です。 内湾奥のコの字岸壁からまた一隻の遠洋マグロ漁船がインド洋の漁場をめざし出港しました。 気仙沼の88福徳丸さんです

88福徳丸さんは2013年初めに竣工した気仙沼船籍の遠洋まぐろ船。 これまでに、年に一度の航海を2回終了したので、この航海が3次航海になりますね。 もう3年目ですか、早いものです

出港前の岸壁には、乗組員のご家族や会社スタッフの皆さん、取引先の関係者の方々などたくさんのお見送り。 もちろん恒例となった大漁旗の小旗を振りながらですよね


従来から省エネに関して先頭を走る福徳丸さんなので、当然この新船に関しても相当な成果を収めていると思いますね。 それと新しい冷凍マグロの製品づくり。 海水スラリーアイスを使った「福徳まぐろ」

それぞれの会社のいろんな取り組みで、新しいマグロ船の経営を模索するマグロ漁業界です。 これから始まる勝負の3航海目が、順調で計画通りにいきますよう、そして88福徳丸さんの安全な航海と大漁をお祈りいたします

岸壁でカメラを構えてたら、福徳丸の会長さんに「なんで船の写真撮ってるの(笑)」って突っ込まれてしましました。 趣味なので。。。と答えたけど、本当にそうだから・・・ これからも宜しくお願いしますね

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:47
2015年03月03日
機関長を目指して

気仙沼の地元紙・三陸新報の連載記事「海の男にあこがれて」新人漁船員乗船記の第14回目に、勝栄丸の船員の記事がまたまた掲載されました。 これで4週連続で勝栄丸の船員紹介ですね

気仙沼の造船所で溶接工として長く働いていた彼が一念発起して漁船の機関長を目指すことを決意したのは昨年のこと。 本人からの強いアプローチもあって第7勝栄丸の船員として採用することにしました

第7勝栄丸はスペイン・ラスパルマス港やカーボベルデ共和国・サオビセンテ港などを主要基地として、大西洋で操業する遠洋まぐろ延縄漁船。 初めての航海に乗船するため空路現地入りです


初めての操業では、慣れないことや大変な事ばかり。 初めの頃は、長時間の揚げ縄作業でぐったりと疲れたそうですが、いまでは洋上での作業にも徐々に慣れて、少しずつ機関部の作業も任されるようになったそうです。 もちろん溶接作業は得意中の得意でしょうからね

ベテランの機関長、そして船員たち。 先輩たちからいろいろと勉強することが山ほどあって、まだまだ第一歩を踏み出したばかりだと謙遜する彼ですが、一日も早く一人前の機関員となって、機関長を目指して頑張ってほしいと思いますね

初めて乗船した遠洋マグロ漁船の航海も半ばを過ぎました。 日本に帰ってくるころには、一皮も二皮もむけた海の男になっていることでしょう。 勝倉漁業スタッフみんなで応援していますよ

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
14:02
2015年03月02日
クロマグロのICタグ報告会

北大西洋のクロマグロ操業でテストされているICタグ。 マグロのトレーサビリティーを確立するための事業っていうのがいまおこなわれていて、勝栄丸は2年連続でその協力船となっています

毎年秋のクロマグロ漁の時期にあわせて、科学的調査を目的とするオブザーバーを派遣。 洋上でマグロの体長や体重を計測したり、年齢がわかる耳石のサンプルを採取したり、胃の内容物を調べたり

それに合わせて行われているのがICタグのテスト。 GPS機器からの位置情報などが記録されたICタグを漁獲したクロマグロに装着し日本まで運ぶ。 日本での水揚げ時には、ICタグのデータが読み込まれて、パソコン上に表示される仕組み。 QRコードでの運用も想定されているそうだ

実際に荒れる海での使用では、GPS機器の作動がうまくいかないケースが多々あり、また、マイナス60度という超低温下での保管にICタグが完全に耐えうるのかという問題、そしてマグロの移動中のICタグの破損など、克服しなければならない問題がたくさんあるんですね

きょうは、帰国したオブザーバーからの報告会。 陸上で考えていることが実際の現場ではなかなかうまくいかないものなんですね。 新しいシステムを導入するのであれば、ストレスなくより簡単に誰でもどんな環境下でも対応できるのが理想。 そしてもちろん人手がかからないこと

やっぱ、陸上で対応できることは陸上で。。。 これが基本ですかね。 今年の秋に向けてこれからまた検討がなされるICタグ。 せっかく取り組むのであれば、川上から川下までほんとうに求められるシステムにしてほしいと思います

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
16:58