2014年05月31日
北かつ通常総会開催

気仙沼魚市場の会議室を会場に、宮城県北部鰹鮪漁業組合(北かつ)の平成26年度通常総会が開催されました。 日頃お世話になっている宮城県や気仙沼市、日かつ組合や金融機関などから大勢の来賓の方々にも出席していただいての総会です

平成25年度の締めくくり、そして新しい事業年度についての事業計画や収支予算など、業務内容が多岐にわたるなか、執行部や事務局からの議案説明も分かりやすく配慮されていたように思いますね

北かつ組合所属船28隻。 このところ遠洋まぐろ漁船の新造船竣工が続いてて、6隻もの船が新造船に生まれ変わりました。 後継者対策でも、昨年度は9名の新人が乗船し、現在も順調に操業を続けているとの報告で、海技免状にトライできる船員も徐々に増えてきていると思います。 若手船員の確保・育成は、これからも着々と地道に進めていかなければなりません

いろいろな課題や問題もあるけれど、魅力ある遠洋かつお・まぐろ漁業を目指す覚悟を再確認できたいい総会だったと思います。 関係者のみなさま、平成26年度も宜しくお願いします

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11:43
2014年05月30日
航海計画ミーティング

大西洋の遠洋まぐろ漁船の基地、スペイン・ラスパルマス港での船体整備をすすめてきた第7勝栄丸の工事が順調に進んで、乗組員が空路現地入りする日が近づいてきました

日本から現地に派遣している技師からの連絡によれば、ほぼスケジュール通りの進捗状況とか

予定通り来週末、乗組員のみなさんの出発となりそうです


第7勝栄丸の今航海の開始を前に、遠洋まぐろ漁船の総責任者である船頭さんと打合せ

航海全般にわたる詳細なミーティングです。 操業予定の漁場、漁獲や転載・補給計画、そして大西洋漁場における注意点など。 途中からは食事をしながらの打合せとなって、あっというまの6時間でした

第7勝栄丸の乗組員のみなさんには、あと僅かの休暇を存分に楽しんで、そして元気にフライトしてほしいと思います。 船頭さん、そして奥さん、ほんとうにお世話様でした。 今航海も宜しくお願いします

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13:41
2014年05月29日
老舗商店復活の味

仕事で通りかかった気仙沼のとなり街のとある産直市場

ふとみると、地場産の生鮮野菜や特産品にまじって気仙沼のとなり町・陸前高田の老舗味噌醤油製造・八木澤商店さんの商品がずらりと並んでいました。 たしか3年前の大津波で壊滅的な被害をうけたって聞いてたけど、こうして復活再開してたんですね~

おもわず買ってしまおうかと思ったけど、帰りの楽しみにしておきましょう


その産直市場のとなりにある食堂でお昼ご飯

いつも通っている場所だけど、これまではあまり気にしていなかったお店に今回初めて入ってみると、意外や意外! すごく素敵なお店だったんでびっくりです

米粉でつくった麺はすごくコシのあるウドンのような食感。 地鶏でとったダシと八木澤商店さんの醤油の風味がすごくいい感じでした。 なんか、心まで温まったような。 また近いうちによってみようと思います

場所は・・・ みなさん分かったかなあ。。。 これだけじゃあ、わかりませんよね

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15:39
2014年05月28日
下架が延びそうな感じ

気仙沼の木戸浦造船でドック中の第123勝栄丸

船内では業者の皆さんがたくさん入り乱れての工事がすすめられています。 初夏のようなものすごくいい天気に恵まれて順調にいくのかなって思ったら、予想以上に工事量が多くなって、当初の6月4日下架予定が延びそうな感じになってきました


6月24日には面瀬小学校の生徒さん達の漁船見学会も予定されているので、さすがにそこまではかからんでしょう!って思うけど、もう少し工事が進んでみない事には安心できませんよね

本船のあとにも上架予定の船があるみたいなので、できるだけ迷惑をおかけしないように最大限努力したいと思いますが、もしちょっとズレ込んだ時にはごめんなさい。 作業をおこなう業者の方々も一生懸命頑張っていますから、ご理解いただきたいと思います m(__)m
あとは天気しだいかな。 しばらくはいい天気が続きますように

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17:22
2014年05月27日
木戸浦造船のとなりに

このところ毎日のように木戸浦造船での打ち合わせや確認作業が続いています

新船初航海を終えたあとのドックなので、123勝栄丸を建造した新潟造船の担当者も気仙沼に入っての対応。 乗組員や気仙沼の業者のアドバイスを受けながら工事方針を決めていきます

そうこうしているうちに、船底の塗装が完了したみたい。 保護アルミ板の取付けも済んで、ドックからの下架が近づいてきたような感じなので、うかうかしてはいられませんね。 スケジュールを決めていかないとね。。。


ドックでの工事立会いのあいまに、最寄りのお店でランチとなりました

造船所のある鹿折地区は、かつてはたくさん飲食店があったけれど、いまは大規模な土地の嵩上げ工事が行われていて、食事ができるお店がほとんどありません。 こういうところがちょっと不便かなって

そういえば、ドックの隣にあったバラックみたいな食堂があったよなあ。 何ていう名前のお店か忘れてしまったけど、造船所で働く作業員のみなさんが歩いて通えるお店。 すごくボリュームがあって何を食べても美味しかったなあって・・・ ランチを食べながら思いだしてすごく懐かしいです

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10:42
2014年05月26日
38漁福丸の上架視察

先週、遠洋航海から帰港し気仙沼の小鯖造船に上架したいわきの第38漁福丸さん

38漁福丸さんは、勝倉漁業の123勝栄丸と一緒に昨年5月に新潟造船で竣工した船なので、同型で外見はうり二つの兄弟船。 上架後の打合せに忙しい漁福丸の専務さん達の邪魔にならないように、123勝栄丸と比較しながら船内隅々までゆっくりと見学させていただきました


一航海を終えたといっても、昨年5月に竣工したばかりの新造船なので、まぐろ漁での格闘のあとは残っているものの、すごくイイ状態の船体。 実際には小さな不具合や改良箇所などもあるとは思いますけど、さすがは新潟造船。 比べてみることで、となりで上架している123勝栄丸のいい参考になりました

こういう箇所がこういう風に違うんですかぁ。 ふむふむ、なるほどねえ!

今週に入って天気が不安定な気仙沼ですけど、こういう雨が降ったりやんだりするのって、塗装にはあんまりよくないんですよねえ。 明日から天気が回復して順調に工事が進んでいく事ことを期待です

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17:46
2014年05月25日
気仙沼港の作業艇

遠洋まぐろ延縄漁船の東日本最大の基地・気仙沼港

長期航海を終えた遠洋まぐろ船が、清水や焼津・三崎などで水揚げをおこなったのち、気仙沼港に帰ってきます。 気仙沼船籍の船だけではなくて、県内他港の船や福島・岩手・富山など、ここ気仙沼を基地に多くの船が操業しています

その気仙沼港で活躍している一隻の作業艇

気仙沼の塗装業者が所有している船ですけど、浮上している漁船の塗装作業に使うのはもちろんの事、入港する大型漁船の接岸や離岸作業にも一役かっています。 こういう作業艇の手助けは本当に助かるんですよねえ。 作業艇が登場するとほんと安心して見ていられますから

気仙沼港にはこの一隻だけではなくて、塗装業者さんがそれぞれ船を所有してて、造船所ににも同じような作業艇があって、港の中での仕事を安全で円滑なものにしてくれています。 今回もまた登場してくれて、活躍してくれました

目立つところではないけれど、ぜったい必要な作業艇の存在。 これからもお世話になります

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09:04
2014年05月24日
造船団地が欲しいな

新船初航海から先日帰港し、気仙沼の木戸浦造船での上架工事が始まった123勝栄丸

船体の周囲にはアルミ製のしっかりとした足場が組まれ、船体外側の塗装補修に向けてのスタンバイが完了。 新船建造時の施工がよかった為でしょうか、長期航海を終えた本船の船底塗装の状態がものすごくきれいで一安心。 船体を保護するアルミ板もいい感じに効いています。 もちろんすべて新替えです


かつて気仙沼の造船所では、簡易な木板の足場を使っていましたが、安全面に配慮しろとの指導が入り、すべて今のような足場に切り替わりました。 この足場がすごく高いんですよねえ。 ここが気仙沼のドックのネックですかね


船台自体もものすごく短くなっているので、船尾側の足場は海の中に設置。
400トンクラスの遠洋まぐろ船の船尾は、ギリギリ水に浸からなくてすむ感じです

それでも、船尾の塗装などをおこなう業者さんは、胸まで海に使っての作業になってしまうので、ほんと大変だと思いますけど、十分に気を付けて慎重に工事をすすめていただきたいですね

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14:01
2014年05月23日
123勝栄丸の上架工事開始

今朝まで降り続いた冷たい雨も朝にはあがり、すごしやすい天気となった気仙沼

木戸浦造船に上架中の123勝栄丸では、在港中に行う工事の打合せがすすめられています

建造をおこなった新潟造船さん、今回の工事をおこなう木戸浦造船さん、エンジン整備や塗装業者さん、そして資材納入の取引先の方々をまじえほぼ丸一日かかってての打合せ、みなさんお疲れ様です

ようやく天候も回復し、今日から本格的な工事開始となった123勝栄丸

打合せ項目がもりだくさんですけど、ひとつひとつ慎重に打ち合わせ通りに進めていただきたいと思います。 勝倉漁業のスタッフも交代で本船の工事に張り付きますので、宜しくお願いします。 作業の邪魔にならないように立会わなければなりませんけどね

これからしばらくの間は、会社と造船所の往復の日々が続きそうです

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13:53
2014年05月22日
雨の上架作業

先日までの初夏の陽気から一変、肌寒い天気となった気仙沼港

雨が降り続く中、第123勝栄丸が船体整備のため、木戸浦造船に上架となりました

本船の乗組員、そして造船所のスタッフが協力しておこなう上架作業。 ダイバーによって船底の盤木の確認したり、固定用ロープの張り具合を調整しながら慎重に船体を引き揚げていきます

陸側では自らマイクをもって各所に指示をだす木戸浦造船の社長さん

ちょっとでも間違うと大きな事故につながりかねない上架作業なので、それを指示する木戸浦社長の表情も真剣そのもの。 引き上げるワイヤーにも注意をはらいます

今回は新船初航海を終えたドックという事もあって、新しい船ならではの不具合箇所などもすべて調整しなければなりません。 工期も短いなか大変かと思いますが、木戸浦造船さんをはじめ関係業者の皆さん、よろしくお願いしたいと思います

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17:49
2014年05月21日
スペシャル海鮮丼

気仙沼市内に3店舗となった北かつ・まぐろ屋さん

先日、海の市店も復活再開して、ますます魅力あるお店になってきました

いつも食べているマグロ丼や三色丼、そして毎月違う味を提供してくれる企画丼など、人気のバクダン丼やメカジキのカマステーキとあわせ楽しみなメニューになってきたように思います


写真は会議のお昼ご飯にだされたスペシャル海鮮丼

マグロをはじめ、イクラ・ウニ・ホタテが酢飯の上に豪華に盛り付けられた海鮮丼で、値段がいくらなのかちょっと分かりませんがすごく美味しいドンブリだったので、みなさんにも紹介しますね

来月初めには123勝栄丸のまぐろ丼も計画されているみたいなので、どんなマグロ丼に仕上がるかのかいまからワクワクしています。 休暇中の123勝栄丸の乗組員も楽しみにしているみたいですよ

すごく美味しいスペシャル海鮮丼。 ごちそうさまでした

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17:52
2014年05月20日
新船初航海を終えて

清水での水揚げを終えた勝倉漁業の第123勝栄丸が、気仙沼魚市場南側岸壁に到着しました。 昨年7月はじめに気仙沼を出港して以来、長期航海ほんとうにお疲れ様でした

気仙沼に入港するやいなや、気仙沼魚市場での水揚げが始まります。 気仙沼魚市場の職員によって一本一本計量され、パレットに収められていくメバチマグロ。 気仙沼での水揚げも無事終了です


漁具の片づけや、魚艙洗い、私物の陸揚げなどが終わればドック入りの予定

地元気仙沼の造船所に上架して、船底や船体などの塗装や整備をおこなっていきます。 幸いにも天候にも恵まれて、順調に作業が進んでいるので、乗組員の休暇もしっかりと取れそうな感じです

新船初航海を終えて無事気仙沼に入港した第123勝栄丸。 7月初めの出港までに、気仙沼の関係業者の皆さんのご協力をいただきながら、各部すすめていきたいと思いますので、宜しくお願い致します

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17:23
2014年05月19日
背中に刻まれた歴史

新船初航海の水揚げを無事終えた勝倉漁業の第123勝栄丸を清水港で見送る第一水産の上原部長。 マグロ業界一筋に、常に第一線の中心的な存在として活躍されてきた上原さんの現役生活約55年の締めくくりの船がこの123勝栄丸かと思うと、なんかとても感慨深いものがあります

上原さんの背中に刻まれたマグロ業界の歴史。。。
出港する船を見つめる先に、何が見えているのでしょうか。。。

たぶん・・・ これまでのいろいろな出来事や思い出が走馬灯のよう脳裏を駆けめぐっていることでしょうね。 後姿を見つめていたら、なんかこちらの方がついジーンとしてしまいました

これからも健康には十分に注意されて、これからの人生を楽しんでいただきたいですね。 これまで長いあいだのお付き合い、ほんとうにありがとうございました。 上原さんから教えていただいた事を一つ一つ胸に刻んで、これからのマグロ業界をつくっていきたいと思います m(__)m
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17:23
2014年05月18日
新船初水揚げの123勝栄丸

新船初航海を終え、約10か月半ぶりに日本に帰港となった勝倉漁業の第123勝栄丸。 到着した清水港・江尻岸壁では初夏のような天候に恵まれ、さっそく水揚げが開始されました

駿河湾ごしに富士山もくっきりと見える絶好の水揚げ日和。 選別作業をおこなう東洋冷蔵の皆さんや、ミナミマグロの水揚げ立会いをおこなう水産庁の職員の皆さんも、暑いなか本当にごくろうさまです


次々と魚艙から吊り上げられる冷凍マグロ。 プロの仕事ですねえ

マグロの凍結状態や処理もばっちりで、船長や機関長そしてボースンをはじめとする乗組員みんなの努力の跡が垣間見えるよう。 さすがは123勝栄丸の船員たちですね

東洋冷蔵や第一水産はじめ関係者の皆さん、今回も本当にお世話になりました。 123勝栄丸は清水での水揚げを終え廻航、新船初航海の締めくくりに気仙沼での水揚げが待っています

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10:42
2014年05月17日
123勝栄丸が清水入港

約10か月半の長期航海を終えて、勝倉漁業の第123勝栄丸が静岡県の清水港に入港しました。 初夏の陽気のすごくいい天気の中、真っ白な船体が眩しいくらいです

入港には、本船の建造をおこなった新潟造船さんをはじめ、関係のメーカーさんなどの担当者がたくさん立会っていただき、そして築地荷受の第一水産の職員がもやい綱をとります

久しぶりに再会する乗組員のみなさんは、すごく元気で変わりない様子に一安心。 新船初航海なりの苦労があったそうで、ほんとうにご苦労様でした m(__)m
本船が清水港に到着するやいなや、新船での初航海を終えた不具合などを確認する打合せ。 船頭室の大型モニターを使って船頭自らのプレゼンに、真剣に聞き入る業者の皆さん

これから次の航海に向けての準備が始まりますから、できるだけ乗組員に負担をかけないように私たち陸上スタッフでしっかりと対応していきたいと思います。 時間も限られるので宜しくお願いしますね

無事清水港に到着した第123勝栄丸をみて、なんかすごくホッとした気分。 船頭さんをはじめとした乗組員のみなさん、新船初航海ほんとうにお疲れ様でした

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21:46
2014年05月16日
兄弟船が水揚げ中

第123勝栄丸の入港を前に、清水港に到着した勝倉漁業のスタッフたち

清水港の江尻岸壁では、福島県いわき市の第38漁福丸さんが入港して、水揚げをおこなっていました。 38漁福丸といえば、昨年新潟造船で123勝栄丸と並んで建造された船。 気仙沼からの出港も一緒、入港のタイミングもほぼ一緒とあって、123号とはいわば兄弟船のように感じています


新船初航海を終えて、清水港に戻った漁福丸さんの船員たちや関係者も、ホッとした表情

清水での水揚げを終えたのちいわきに廻航して、週明けにはいわき港でも冷凍マグロの水揚げをおこなうそうです。 漁業実習船以外ではたぶん初めてじゃないでしょかねえ、いわき港での冷凍マグロの水揚げっていうのは

週末の清水の天気もすごくよさそうなので、順調に作業が進むことでしょう。 さあ!こちらは、123勝栄丸がまもなく清水に入港してきます。 乗組員の皆さんとの再会がとても楽しみです

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08:02
2014年05月15日
北欧の街並み

北欧の街並みはレンガ造りの落ち着いた基調のものが多いです




オランダのハーグ国際司法裁判所に立ち寄ったり、日本人の世界三大がっかり観光地(


あちらの方々はおおらかで人懐っこい方が多く、話しかけても笑顔で対応してくれます。今回は駆け足で通り過ぎてしまいまだまだ回り足りないところが多いですので、いつの日かまた訪れたい場所ですね


今回の欧州視察はすごく忙しい日程でしたが、毎日とても勉強になってすごく刺激的で楽しい1週間でした。 同行されたみなさんや現地企業の方々にはほんとうにお世話になり、ありがとうございました。 これを機会に、これからも宜しくお願いします m(__)m
知之
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10:30
2014年05月14日
ノルウェーの物価

引き続きノルウェーですがびっくりした話題



一例を紹介します


水500ml 450円(25NOK)
コーラ500ml 414円(40NOK)
ビール350ml 1,134円(23NOK)
※お店で飲むと中ジョッキで1,350円(75NOK)、大ジョッキで1,710円(95NOK)
ジュース約300ml 720円(40NOK)
サンドイッチ 1,062円(59NOK)
※1NOK=18円で計算
ちなみに画像の寿司は乗り継ぎのコペンハーゲン空港のお店で700円(35DKK)しました。2貫でです

※1DKK=20円で計算
消費税は25%だそうで、高負担高福祉にて戻ってくる面もあるのかもしれませんが・・・なかなか暮らすには厳しい値段ですね~


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14:42
2014年05月13日
ノルウェータラの塩漬け

ノルウェーのサーモンやタラの加工場ではオートメーション化が進んでおり、今回お邪魔した加工場では45人体制で1日1,000tの製品作りが可能なんだそうです

自動選別、自動カッティング、自動凍結、自動パッキングとほとんどの作業が機械でこなされますが、中には人の手が入らなければいけない箇所もあります


血抜きのために血管を切る作業、内臓を取り除く作業などは細かい動きが必要となるため、また塩漬けされたタラの干し棚への移動なども手作業が必要になります。
機械作業といえどもエラーも生じますので、途中途中で人の目によるチェックも必要となります。やはりどの現場でも最後は人の力です

日本へはノルウェーからサバやサーモンが大量に輸入され、受け入れられています。日本で生産されている、-60℃という超低温で管理されているまぐろは世界でもなかなかありません。保管、解凍次第で世界中どこでも美味しい刺身まぐろが食べられるということをしっかりアピールしていきたいですね

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16:16
2014年05月12日
インターナショナルシーフードショー

ベルギーで行われたインターナショナルシーフードショー

スペインやノルウェーを初めとしたEU諸国、アジア、アフリカ、南北アメリカ等世界各国が、自国のシーフード商材及び加工機械などを展示してアピールしています

現在欧米で食べられているのは脂の薄く、赤身の強いキハダマグロとビンチョウマグロがほとんど。
日本で好まれている脂の乗ったメバチマグロやクロマグロはあまり食べられていないそうです

フィリピンのある加工会社の方は「日本は細菌数を、欧州は科学物質を、アメリカは臭いを気にする。どれが正しいではなく輸出したいならその国の求めるものに合わせないといけない。でも、一番細かいところまで見てくるのは日本だよ(苦笑)」と言っていました


日本のブースではお寿司や海藻類などが出展され、気仙沼からは先日、当ブログでもご紹介させていただきました復興屋台村・気仙沼横丁「かに物語」のカネダイさんがカニを売り出しています

先日のかに物語の記事はこちら

日本以外でも寿司を出展している国はあるものの、まだまだ刺身文化というのは世界では根付いていません。 魚といえばステーキやバーベキュー、ツナ缶で火を通して食べるもの。
世界で主に食べられている魚といえば「養殖サーモン」です。このシーフードショーでもおよそ半分ほどがサーモン製品でした。 まぐろは世界で見ればまだまだマイナーな魚種なんですね


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16:54
2014年05月11日
清水からのお客さん

清水への出張から気仙沼に戻ると、そこへなんと清水からのお客さんが会社に

ちょうど気仙沼に戻ったばかりで、打合せや会議やらの予定が詰まっていたので、そうだお昼ご飯を食べながら打合せしましょうかっていうことで、勝倉漁業の近所にあるいつもの「まるき」さんに行くことになって

遠洋まぐろ船への餌の積込みのため気仙沼滞在中のお二人さん

聞けば、毎日気仙沼のおいしいお魚を堪能したとの事。 いいですねえ、気仙沼出張っていうのも。 北かつまぐろ屋にも連チャンで通っていただいたそうで、ほんとうにありがとうございました

気仙沼出張の〆は、まるきの「煮干しラーメン」

何回食べてもほんと旨いラーメンですね。 シンプルなのがいちばん。 いま一押しです。 情報紙のアンケートでも上位にランキングされただけあって、この日も外にまで行列ができてました

来週清水に出張の際には、またお世話になりますから。 気仙沼、清水・焼津、東京、そして外地でと、取引先の皆さんの協力があって遠洋まぐろ漁船が運航できるんです。 これからも宜しくお願いしますね

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10:20
2014年05月10日
清水の夜は寿司安へ

清水でお寿司を食べるならきまってここ「寿司安」さんです

カウンターと小上がりのこじんまりとした寿司安さんは、マグロ業界のみなさんも常連で通うお店の一つ。 遠洋まぐろ船の基地・清水で水揚げされたミナミマグロを中心に、地物の旬のお魚などをリーズナブルなお値段で美味しく提供してくれます

いつもわがままを言っても、快く聞き入れてくれて、本当にありがとうございます。 ご夫婦の仲の良さ、そして人柄がすごくイイ、ひと仕事を終えてホッとするお店ですね

先日おじゃました際には、私の好きな赤ハンバを用意しててくれて。 気仙沼じゃ手に入らない海藻なので、さっそくみんなで美味しくいただきたいと思います

極上ミナミマグロや旬の地魚をつまみに、日本酒や焼酎で一杯なんて最高ですよね。 清水にいったら万世町の寿司安さんへ、すごくおススメです。 また来週おじゃましますから!

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14:41
2014年05月09日
上原部長と最後の値決め

初夏の陽気となった清水港。 すごく気持ちのいい天気です

勝倉漁業の第123勝栄丸の清水入港も来週となって、ここ清水ではマグロの値決め交渉や入港・水揚げの打合せなど、関係者との協議が続けられています

冷凍マグロの相場も、ここにきて右肩上がり。 こういう時は特に気合が入りますね


東京築地の第一水産。 清水に常駐している上原部長を中心に、このマグロ船の取り扱いをおこなっています。 勝倉漁業と第一水産とのお付き合いはもう20年以上になりますね

今回、その上原部長との値決めも今回が最後になるかと思うと、なんかとても寂しいです。 ほんとうにお世話になりましたから。 次に担当される松木部長をはじめ第一水産大物部の皆さんには本当に頑張ってもらいたいです。 期待してますよ

来週に向けての準備も整って、あとは本船の入港を待つばかり。 みなさんお世話様でした。 いったん気仙沼に帰って、またすぐ清水に戻ってくるので、来週も宜しくお願いします

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15:38
2014年05月08日
第7勝栄丸の水揚げ

連休明けの静岡県清水港。 暑くもなく寒くもなく、水揚げ日和のなかきょうは珍しく日の出埠頭での水揚げとなりました。 勝倉漁業の第7勝栄丸が中部大西洋で漁獲したメバチマグロなどを、冷凍運搬船「15大盛丸」に転載してはるばる日本まで運んできたもの

荷捌きにあたる作業員や、選別にあたる東洋冷蔵のスタッフ、そして計量をおこなう第一水産の大物部のみなさん。 それぞれ担当の仕事に集中・集中! 一時間に約50トンのペースで水揚げがすすみます



となりでは岩手県釜石市の欣栄丸さんの水揚げが行われていました。
焼津での産地入札が好調だったようで、マグロの水揚げに立会う専務さんや漁協の職員の表情もすごく明るくて、こういう時っていつも以上に話が弾んじゃいますよね

これから気候もさらによくなって、まぐろの消費もどんどん進んでいくといいなあって。。。 水揚げしていても「これ食べたいな」って思うくらいなので、勝栄丸ブログを通じてみなさんにもこの冷凍マグロのおいしさをもっともっと伝えていけたらいいなあと思ってます

運搬船の水揚げがひとつ終わって、こんどは次の船のマグロの値決め交渉が待ってます。 上げ相場にのり損ねないように、しっかりと準備をして明日に備えることにしようと思います

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15:41
2014年05月07日
上げ相場の連休明け

ゴールデンウィークも終わって、きょうから仕事再開です。 って言っても、連休中もいろいろと仕事があって、休めたような休めなかったような


連休明けの5月はものすごく忙しくなりそうな予感

新船での1航海目を終えて帰航中の第123勝栄丸がもうすぐ日本に帰ってきますしね。 運搬船での冷凍マグロの水揚げや、会議や打ち合わせなどが続くので、しっかりと準備をして臨みたいと思います

明日は第7勝栄丸の冷凍メバチマグロの水揚げ。
焼津での冷凍マグロの産地入札も予想通り上げ相場になってきたとの情報で、すごくいい雰囲気になっているそうだ。 これからの相場動向が楽しみになってきましたぁ

自分の考えをしっかり持って、ブレずに頑張りたいと思います。 みなさん宜しくですよ!
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14:51
2014年05月06日
復興元気バージョン

きょうでゴールデンウィークも終わりですね。 みなさんはどんな連休を過ごされましたか。 連休中は天候にも恵まれて、気仙沼にもたくさんの観光客が訪れたみたい

遠洋まぐろ船の出港ラッシュとなった今年のゴールデンウィーク

「恋するフォーチュンクッキー」の出港曲で船出した第88清福丸さんで一連の出港はとりあえず一服。 遠方からも大勢のお見送りお疲れ様でした


そうそう、「恋するフォーチュンクッキー復興元気バージョン」って知ってますか?
被災地の皆さんの元気や笑顔を広げるために復興を応援する有志がプロジェクトを立ち上げ、企業や各自治体などの協力をいただいて宮城・岩手・福島などの被災地57か所で撮影をおこなって作製したもの

参加された皆さんの終始笑顔で踊る姿がとってもよくて、つい元気に笑顔になってしまう作品ですね。 製作委員会のホームページからご覧になれますよ

遠洋まぐろ船の出港ラッシュで盛り上がった今年の気仙沼のゴールデンウィーク。 きょう一日ゆっくりとリフレッシュして、明日からまたガンバって行きましょう

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08:58
2014年05月05日
出港ラッシュの気仙沼港

きのう気仙沼のコの字岸壁から、岩手県宮古市の第88清福丸さんがインド洋漁場に向けて出港しました。 このところ毎日のように気仙沼から出港し、遙か沖合のそれぞれの漁場を目指す遠洋まぐろ延縄漁船。 まさに出港ラッシュですね

東京や台湾など、遠方からも出港の見送りに駆けつけてくれたみなさま、ほんとうにごくろうさまでした。 恒例となった大漁旗を振っての出船送り。 気仙沼ならではの光景で、すごくイイと思いますね


今回、88清福丸さんには、山形県の水産高校を卒業した新人君も乗船することになって、まだ慣れないながらもベテラン船員にまじって出港準備に追われていました

一日も早く、まぐろ船の作業や洋上での生活になれてもらって、次世代の幹部船員に育ってくれればいいなあと思います。 来年日本に帰ってくる時には、たくましい海の男になっていることでしょう

AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を出港曲に選んだ濱田社長。 88清福丸の船影が小さくなるまで、想いを込めながら手を振り続ける社長のうしろ姿が印象的でした

第88清福丸の出港、ほんとうにおめでとうございます。 ご安航と大漁をお祈り致します

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08:44
2014年05月04日
祝・18昭福丸出港

気仙沼の吉田造船で建造し、先日竣工したばかりの最新鋭の遠洋まぐろ延縄漁船・第18昭福丸さんが、晴天の出港日和のきのう、新船初航海に向け気仙沼を出港しました

出港当日の港町岸壁には、すっごくたくさんのお見送りの方々。 そして気仙沼の伝統的な太鼓の演奏が出港直前の雰囲気を盛り上げてくれます。 船主の臼井社長も飛び入り参加で熱演です


バトックフロー船型での省エネや6次産業化などに取り組む18昭福丸さん

ベテランの大船頭さんが指揮をとる船だけあって、出船送りの盛上がりもすごいものがありますね。 久しぶりにこんなに賑やかな出港に立会う事ができました


臼井社長がこだわりぬいた、すばらしい出来の新造船での新たな船出。 第18昭福丸さんの航海の安全と大漁、そしてプロジェクトの成功を祈ります。 ほんとうにおめでとうございます

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21:15
2014年05月03日
CHANGE THE WORLD

フジテレビの人気情報番組「めざましどようび」の新コーナーCHANGE THE WORLD for 2020に、なんと気仙沼が毎週登場することになって、今日の朝がその第1回目の放送日でした

「日本が再び“世界デビュー”することになる2020年夏、日本人が、そして世界中の人々が笑顔に満ち溢れた生活を送るために…6年がかりの壮大な企画をスタート! “Made in Japan”を世界各地に持ち込みイノベーションしてゆく海外編。 そして一方、国内編は世界中を旅した鈴木ちなみさんが、被災地・気仙沼の人々と共に新しい街を“デザイン”していく」っていう企画。 すごいですねえ

今日の第1回目は、気仙沼唐桑産のワカメとめかぶをつかった新しい料理

チュニジアのハリサっていう唐辛子調味料を隠し味に、これまで全く考えもしなかったような斬新で美味しい料理を提案しています。 まさにイノベーションだと思いますねえ

次回は、俺のイタリアン・俺のフレンチの有名シェフたちの手による気仙沼産メカジキを使った料理の企画だとか。 毎週土曜日の朝が楽しみになってきました

こういう企画で気仙沼をイノベーションする。 すっごくイイと思います

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:49
2014年05月02日
クロマグロ出漁体制決まる

東京・門前仲町でひらかれる午後からの重要な会議を前に腹ごしらえ。 深川不動尊付近にはこじんまりとした素敵なお店がいっぱいあって、どこに入るかいつも悩みます

ここに来たからにはやっぱり、ご不動さんにお参りしていかないとねっていう事で、ちょっと立ち寄って勝栄丸各船の安航と大漁、そして午後の会議がうまくいくようにとお祈りしてきました


昨年末から延々と話し合われてきた今年の大西洋クロマグロの出漁体制。 お互いに思いのたけをぶつけあって、これまで幾度となく話し合いを続けてきました


今年11月のICCATでは来年以降のクロマグロの漁獲枠が増加する可能性があるので、官民が一致団結してとなって枠取りに集中しなければならない、いわば勝負の年です

出漁各船が全船操業できて、なおかつ十分な漁獲枠が配分される。 これが我々の希望

今年は社内調整することで決着となりましたが、来年は出漁全船が満足いく漁獲枠をICCATで勝ち取れるように、ほんと頑張ってもらいたいと思います。 イタリア・ジェノバでのICCAT会議にみんなで押しかけて、日本代表団を応援するっていうのもいいかもしれませんね

ようやく出漁体制が決まった大西洋クロマグロ。 よ~し、今年もがんばりましょう!

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:06