宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年09月30日

気仙沼漁師カレンダー2018


気仙沼の女将さんたちによる「つばき会」の活動については、気仙沼港でおこなわれる出船送りや「市場で朝めし。」が恒例行事となっていますが、もうひとつ大きなと取り組みを行っているんです 花丸

皆さんももう知っているよっていう方も多いかと思いますが、気仙沼の漁師にスポットライトをあてた世界でも珍しい「漁師カレンダー」の製作。 2018年版がこのほど完成し発売となる模様! クラッカー

今回の気仙沼漁師カレンダーの撮影を引き受けてくださったのは、人気写真家の竹沢うるまさん。 Canonの最新機種6DMKⅡのカタログ写真も手掛けるほどの人気写真家の方なんです camera

その気仙沼漁師カレンダー2018の発売を記念して、撮影を担当してくださった写真家・竹沢うるま氏をゲストに招いてトークイベントを開催するとの情報。 竹沢うるま氏は漁師から何を感じ、何を切り取ったのか。 「漁師」とは、「気仙沼漁師カレンダー」とは。。 どんなお話しが聞けるのか楽しみです 船

トークイベントの会場では、写真や撮影風景の動画を見ながらの竹沢うるまさんのお話しや、「気仙沼漁師カレンダー2018」の販売も行うとの事。 会場にてご購入の方には特典として「ポスター(非売品)」を先着60名様にプレゼント。 当日ご希望の方は、うるまさんからサインもいただけますよだって 音符

私が大好きな写真家の竹沢うるまさんによる気仙沼漁師カレンダーの発表イベント。 ちょうど東京出張とタイミングがあったから、ぜひ会場に行ってみたいと思います。 興味がある方は是非お越しください face02

【気仙沼漁師カレンダー2018 発売記念イベントの詳細】

開催日: 2017年10月6日(金) 19:00~20:30(予定)
会場: HANDS EXPO CAFE (東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座7階)
参加料: 無料  定員: 60人(満員時は立ち見可能)
主催: 気仙沼つばき会 https://www.facebook.com/kesennuma.tsubakikai/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:33

2017年09月29日

冷え込み厳しい早朝の魚市場


辺りはまだ真っ暗な夜明け前の気仙沼魚市場です。 先日までの暖かさから一変、一週間の出張から気仙沼に戻ってみると朝晩は特に冷え込んで、早朝の魚市場には凛とした空気感がありました 雪

三陸沖で操業するカツオ船の操業もここにきて戻りガツオのシーズンに突入。 不安定な漁模様ながらも、各船ともに競い合っての漁獲に奮闘中です。 乗組員の皆さんほんとうにご苦労様です 親指

きょうは佐賀明神丸が2隻そろい踏みでの入港。 深夜には123佐賀明神丸が、そして朝方には83佐賀明神丸の到着と、朝5時からの水揚げに合わせて、乗組員の皆さんが水揚のスタンバイ 船

かつおの入荷量は6隻で約140トンほどとまとまって。 これまで水揚げ量が少なかったサンマも昨日と今日の二日間連続で120トン前後の水揚げと、こちらはようやく本格化の兆しが見えてきました icon14

来週からは10月になりますね。 まだまだ沖合にはカツオの群れがいるとの情報なので、あとは時化がなければいいなと。 少しでも長く気仙沼港への水揚げが続いてくれることを願います icon12

佐賀明神丸の運航を陸上でサポートする「餌買い」さんが、正月のお飾りに使うっていう小さなカツオを選別して会社に送る準備をしていました。 そうですよね、あと3ヶ月で今年も終わりなんですから タイ

今年のカツオ漁がいつまで続くかわからないけれど、各船ともに残されたカツオシーズンを事故や怪我なくそしてさらに水揚げ金額を上積みできるよう頑張ってほしいと思います。 それにしても、朝の冷え込みは半端じゃなく、温かい飲み物が欲しくなるような感じでした。 くれぐれも風邪をひかないようにね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:53

2017年09月28日

祝!第21磯前丸出港


インドネシアへの出張から気仙沼に戻った今週。 穏やかな秋晴れに包まれた気仙沼港から、太平洋漁場に向けて茨城県の第21磯前丸さんが出航となって、会社のスタッフが見送りに行ってきました クラッカー

これまでは南米ペルーを根拠地にして基地操業をおこなってきた磯前丸さんですが、ここ近年は毎航海日本に船を持ち帰っては三崎で水揚げしたのち、気仙沼に廻航し船体の整備などを行ってます 船

出港前日には船主さんからのご招待があって夕食会へ参加。 機関長さんや若い二人の船員さんとの楽しいひと時をご一緒させてもらって。 後継者育成に積極的に取り組む姿勢が頼もしい感じです beer

気仙沼の造船所でのドック整備、市内の業者による機器類の調整、そして気仙沼港での餌料や食料、船員さんの個人の仕込品などの調達と、気仙沼の経済にとっても大きな恩恵がありますよね タイ

スタッフからの報告によれば、12時1分の出港時刻には大勢の見送り人が集まって、もちろんつばき会さんによる大漁旗を手にした出船送りのイベントも、気仙沼の船同様に行われて盛り上がりました 花丸

これから始まる第21磯前丸さんの航海が安全で大漁に恵まれますように。 船頭さんや乗組員の皆さんのご健勝とご多幸を祈ります。 頑張ってきてください。 また一緒に飲む機会を楽しみにしています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:04

2017年09月27日

バリ島の空港で一息ついて


インド洋での補給基地バリ島ベノア港に寄港していた123勝栄丸も予定通りの日程で出港となって、私たちは深夜発のガルーダ・インドネシア航空の成田空港直行便で帰路につきました 飛行機

フライト時間が00:50分なので、空港近くのレストランでお食事をして時間を調整。 空港付近の渋滞がものすごいから、ちょっと早めに切り上げてターミナルに向かいます icon12

空港に到着すると現地代理店の社長さん自らお出迎えでのアテンド。 空港職員なども顔見知りなのでしょう、行列を横目に私たちはスムーズにチェックインカウンター着いて。 だけど、発券手続きのスタッフがまだ見習いなのか、その手続きに20分くらいかかって、早めに空港に来て正解でした 花丸


それでもまだ出発まで3時間ほどの時間があったから、空港内のラウンジに入って一息つくことに。 同便で日本に帰国する皆さんと、メールのチェックや仕事の話などをしながら過ごしました pc1

日本人や豪州人のほか、目立ったのが中国人。 食事しに行ったレストラン各所でも中国人観光客の団体さんが必ずいて、そのマナーには顔をしかめるような迷惑な場面もあるけれど、こうした観光地の経済面ではすごく大切なお客さんなんでしょうね。 あまり一緒になりたくありませんが 汗

日本まで約7時間のフライト。 深夜便なのでフライトの間は寝るだだけでしょう。 こうした移動時間っていうのが、たまに訪れるリラックスタイム。 帰国後はまた激務が待っていますから タイ

今回の補給入港でもたくさんの関係者の皆さんにお世話になりました。 日本でそして外地でと、これからもどうぞ宜しく願いいたします。 すごく忙しかった出張を終え、ラウンジで少しだけゆっくりできました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:50

2017年09月26日

インドネシアの絶品スープ


インド洋での補給基地バリ島ベノア港に寄港し、燃料油などの補給作業をおこいながらの滞在となった勝倉漁業の123勝栄丸。 先日お知らせしたように、ベノア港の岸壁事情が厳しい事から、連日のようにシフト・シフトで乗組員の皆さんもゆっくりと休めなかったかもしれません 船

私も船頭さんや幹部の皆さんとの打合せや、スケジュール調整の連絡、そして入港中の問題への対処などで、ほぼ一日中港でのお仕事になったから、船のコックが作る食事を堪能できました 花丸

その中でも一日だけ街にランチに行く時間がとれて、取引先の皆さんと共にKopiBariに行ってきました。 ベノア港から車で走る事、普段なら10分ほどの距離が、渋滞で30分ほどかかって到着 icon12

今回はどんな事情があるかわからないけど、バリ島内の道路が各所で渋滞。 特に大きな交差点付近の混み具合はものすごくって、立体交差やバイパスなどのインフラ整備が必要なんだと思いますね タイ

KopiBariで注文したのはお気に入りの一品 「RAWON」 です。 牛肉のスパイシーなスープですね。 エスニックなスープの中に、柔らかく煮込んだ牛肉がゴロゴロと入っていて 食事

別皿には、唐辛子をすり潰したものとご飯「Nasi」が。 Rawonにちょっと唐辛子を入れるだけで味が変わってきて、調子にのって入れ過ぎるとものすごく辛くなるからほどほどに加減する必要があります 汗

ふと見れば、一緒にでかけた皆さんもみんなRawonを食べていて。 SotoAyamやSop Buntutも食べたいところだけれど、今回はRawonだけで我慢することになりそうです。 ほんとうに美味かった 親指

午後にはまた作業予定が入っていたから、そうそうにランチをきりあげて。 次回またバリ島に来る機会があったら、必ずKopiBariに寄ってみたいと思います。 KopiBariのサヌール店、おススメですよ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:47

2017年09月25日

123勝栄丸がベノア出港!


豪州西岸沖のミナミインド洋で行われたミナミマグロの漁期を終えて、燃料油などの補給のため漁業基地のインドネシア・バリ島ベノア港に入港しての作業を行っていた123勝栄丸が出港となりました クラッカー

今回の寄港では、岸壁事情が制限されたこともあって船のシフトに次ぐシフトと、乗組員の皆さんにはたいへん忙しい思いをおかけしてしまいました。 それでも4日間の滞在中の諸作業も順調に進んで、日本からそしてシンガポールから派遣したエンジニアによる機器の調整も予定通り終わりましたね 花丸

滞在終盤には岸壁からの移動を命じられ、湾内の錨地にシフトせざるを得ない状況となりましたが、僚船とともに協力しながらのシフト作業も無事すんで、ある意味めったにできない経験だったかもしれません icon12



食料品の積込みも、岸壁ですべて終わったわけではなく、その積み残したものを代理店が手配するボートでのピストン輸送で対応。 人手も時間も何倍もかかるこの状況は大いに改善の余地ありだと思います タイ

それでも現地代理店や関係者などの協力を頂いて、なんとか出港体制となって。 女川の明神丸さん二隻に続いて本船が出航! これから始まるジャワ沖での操業に向け針路をとりました 船

かなり慌ただしい寄港中の作業で、乗組員の皆さんにもゆっくりと休暇を与えられなかったのは申し訳ない事。 次回は少しでも改善できるように、関係会社と連絡を密に対応していきたいと思います。 いずれにせよ無事出港できました事は関係者皆さんのご協力があってこそ。 本当にお世話になりました ブック

来年まで続く123勝栄丸の航海が安全でそして大漁に恵まれますように。 錨地から下船したボートの上で祈りながら見送りました。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さん、元気いっぱい頑張ってきてください face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:37

2017年09月24日

ベノア港内錨地への初シフト


123勝栄丸が漁業基地のバリ島に到着して早々、燃料油の補給や食料品の積込みなどが順調に進み、普段のベノア港かと思いきや今回は全く状況が違っていました。 岸壁事情がすごくタイトなんです 船

以前日本漁船が専用に使っていたベノア港先端の岸壁には、このところずーっと天然ガスLNGの巨大なタンカーが常駐していて、火力発電に供給されるもので、あと二年くらい動きそうにない 汗

いま日本漁船が入港時に使わせてもらっているところは、港湾局が岸壁調整を行っていて、コンテナ船や大型客船なども出入りするうえに、そちらの方が優先となっているから、それらの船の予定によっては漁船の移動を命じられます。 きゅうな要請にも入港各船ともに対応しなければなりません タイ


船の移動には港湾パイロットやタグボートの費用がかかり、今回のように数度のシフトともなるとその費用も大きなものに。 狭い岸壁を調整しながら使っているとはいえ、なんとかならないものでしょうか いかり

岸壁での作業を終えた船員の休暇日。 そんな日に急に船移動の要請があって、港内の錨地に初めてシフトすることになりました。 移動する本船に私も乗船。 港内は意外と潮流が速くて接舷が難しい camera

タグボートのサポートを受けてなんとか無事に錨地到着でした。 岸壁から数百メートル離れた錨地なので、陸への船員移動はボートを使ってとなりますが、これはこれで楽しいかもしれませんね 若葉

日本漁船の入出港の多い時期はこうした岸壁事情を考慮しての予定を立てなければならないと思います。 あと2年後にはもう一カ所の岸壁も使えるようになるとの情報もあるから、もうしばらくは今の状況が続きそうですが、沖合各船も含め会社間でも調整しながらベノア港を利用していきたいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:13

2017年09月23日

エンジニアをバリ島に派遣


豪州西岸沖で繰り広げられるミナミマグロ漁のシーズンも終え、操業各船は漁場移動となりました。 次の漁場に移動する前の補給のために入港するのがインドネシア・バリ島ベノア港です 晴れ

ミナミマグロ漁場から約一週間の航行を経てこの地に到着した123勝栄丸。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんを出迎えて、久しぶりの再会を喜んだのも束の間、さっそく港内での積込作業となりました 親指

船舶の運航には欠かす事のできない燃料油。 陸上のパイプライン経由とバージ船からの二つの供給ルート。 今回はバージ船からの燃料供給を受けて、約5時間ほどで完了。 並行しては生鮮野菜やインドネシア食材などの食料品、そしてジュースやビールなどの飲み物類を手渡しで積み込みます 船

船内では、本船の航海計器や通信機器類などの調整作業が、日本からそしてシンガポールから派遣した技師によって進められて。 忙しいなか本船の工事に出張して下さった業者さん、お世話様です タイ

いまのマグロ船の通信は、インマルサット衛星通信が主流。 それもだんだんとブロードバンド化してきて、船内のシステムも複雑になってきているから、素人ではなかなか手が出せない分野になってきています。 そうしたところをサポートしてくれる頼もしい助っ人を今日のブログの写真で紹介しちゃいます camera

様々な作業がたくさんあって、バリ島を楽しむ時間もなかったかと思いますが、この南国リゾートの雰囲気だけは味わって頂けたのではないでしょうか。 今後ともどうぞ宜しくお願いしますね 花

約二日間にわたる機器設定も無事終了し、技師の方達は一足先にそれぞれの国に空路帰国。 私は本船の出港を見送るまで帰るわけにはいかないので、もう少しこのバリ島に滞在することになります face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:00

2017年09月22日

123勝栄丸がBenoa入港


日本とは真逆の季節となる南半球。 日本の夏場の時期に毎年行われるのが豪州西岸沖南インド洋でのミナミマグロ漁。 今月になり、決められた漁獲枠を獲りきったマグロ船が次々と漁場をあとにし 花丸

ミナミマグロ操業後の補給のために向かうのがインド洋での漁業基地・バリ島です。 9月10日前後から毎日のように日本の遠洋まぐろ漁船がバリ島への入港が続き、いまがピークかもしれません icon14

そんなピーク時に岸壁での式典などもあったから、各社・各船ともに入港予定を調整しての対応でした。 朝8時、勝倉漁業の123勝栄丸がベノア港に無事到着。 船頭さんをはじめ日本人乗組員やベテランのインドネシア船員の元気な姿を確認しまずは一安心、ほんとうにお疲れさまでした! 親指

すでに入港していた女川の明神丸さんや宮古の清福丸さん、そして焼津港の事代丸さんなど。 一日に5隻もの入港が重なって、現地代理店のスタッフたちも一日中船や岸壁に張り付いての大忙し 船

船が入港すると燃料油や食料品などの積込み、修理や整備作業など、行なう事がたくさんあるからそれを取り仕切る代理店の皆さんは大変ですね。 私も本船のスケジュール調整に休む暇がありません ちからこぶ

こうしてたくさんの船が集まると、船頭さん方が訪船しての情報交換が始まります。 これまでの振り返りや今後の漁場選択の事。 そして様々な話題の交換など、あっという間に時間が経ちます タイ

123勝栄丸の滞在日数間となりますが、乗組員の皆さんにはできる限り体と頭を休めてゆっくりと過ごして頂けるよう、こちらでもできる限りの努力をして対応したいと思います。 暑いなか皆さんご苦労様です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:37

2017年09月21日

成田空港から海外基地へ


大型台風が過ぎ去って、普段通りの日常を取り戻した気仙沼です。 昨日は4隻のサンマ船が入港して、今季最も多い数量を水揚げとなりましたね。 かつお船による戻りガツオ漁と合わせ、これからの季節に旬を迎える気仙沼を代表する魚たちです。 魚市場の水揚げもさらに盛り上がるといいですね 花丸

そんな気仙沼港をあとにして、海外出張のため成田空港に移動してきました。 9月は連休が多いためか海外旅行を計画している人も多く、各航空便もけっこうな混み合い具合なんだとか 汗

私達はマグロ漁船の陸上サポートが業務なので、勝栄丸の海外基地での補給時に、時折現地に赴いてはさまざまな打ち合わせをおこなう必要があるんです。 スムーズな運航には欠かせない仕事 タイ

それでも勝栄丸の入港日が数日ずれ込んだから出発が平日のフライトとなってなんとか座席を確保。 早めのチェックインとばかりに3時間前には成田空港に到着し、航空会社のカウンターに直行です 飛行機

今回は気仙沼のエンジニア、そしてシンガポールから派遣してもらう技師の方々を同行しての現地対応。 在港中にすべての作業がスムーズに終えられるよう、頑張ってきたいと思います 親指

いつもお世話になっている現地代理店や関係者の皆さま、今回の補給入港でもほんとうにお世話になります。 いろいろとお手数おかけするかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します camera

出発ゲートに到着すると、目の前にはすでに航空機の機体がスタンバイ。 乗組員のご家族からの便りなどを携えての出発です。 入港船も多いと聞くので、トラブル等に注意して臨みたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:39

2017年09月20日

花咲ガニのプレゼント


先日の新聞報道で、気仙沼の生鮮かつおの水揚げが今年も日本一となることが確実になったそうで、これで21年連続日本一の達成っていう事になりましたね。 カツオ船や関係者の皆さまに感謝です クラッカー

でも最近の入荷状況をみると、先週末からの台風の影響がまだまだ続いていて、これからの漁模様も安心できるところではありません。 戻りガツオ本番の時期だけに、今後の頑張りに期待です。 汗

一方のサンマは、現在ロシア水域から公海上にと漁場がかわってきた模様で、数量もようやく回復基調。 気仙沼港には今日4隻ものサンマ船が入港して久しぶりのサンマの水揚げでした 船

そんな中、以前に勝栄丸の乗組員だった船員さんからの宅配便が届いて開けてみると、なんと花咲ガニがぎっしりと。 現在はサンマ船に乗船しているそうで、道東の花咲港に水揚げで入港した際に送ってくれたのだとか。 サンマは量が少なくてまだ送れないから、花咲ガニを贈りますだって いかり

ありがたいですね、こういう気持ちは。 サンマ漁もこれから本格的にまとまった水揚げ量が確保され、いい結果になることを祈っています。 遥か北の海域で操業する船員さんからの花咲ガニの贈り物に会社内で歓声があがりました。 気仙沼に帰った際には、サンマ船での経験談など聞かせてください タイ

今が旬のサンマじゃなくて、花咲ガニのプレゼント。 気仙沼ではお目にかかれない珍しいものなので、社員みんなで分け合ってありがたく頂戴したいと思います。 思いがけない贈り物、有難うございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:04

2017年09月19日

追いマグロ付きのまぐろ丼


ここ数週間はものすごく忙しくって、質素な昼食だけで済ませることが多かったから、週末くらいはいいもの食べに行きましょうかっていう事になって、北かつまぐろ屋海の市店に行ってきました 音符

巷では連休に入っているから、大型駐車場はほぼ満車状態。 このぶんだとお店の方も混んでいるのかなといってみると、予想通りの混み具合。 順番待ちに名前を書いてちょっとだけ待ち icon12

いまお勧めなのがミナミマグロ丼(1800円)。 赤身とトロがのってこの値段はさすがに北かつまぐろ屋さんならでは。 私達は「まぐろ屋のまぐろ丼」ってのを注文。 気仙沼クルーカードを提示するだけで「追いマグロ」っていうお刺身を通常より増量するサービスがあるんだって。 もちろんしっかりと提示です 親指


追いマグロってユニークなネーミングは誰が考えたんでしょう。 まぐろ丼と別皿に盛り付けられたサービスの「追いマグロ」。 これだけでもすごいボリュームがありますよね。 お得感倍増です camera

初めて食べた「まぐろ屋のまぐろ丼」1480円。 メバチマグロの中トロと赤身、そしてトロビンチョウのお刺身が酢飯の上にドーンと。 追いマグロをつまみながら、メインのメバチマグロをパクリ 食事

やっぱ美味いなあ、まぐろ屋のまぐろ丼は。 次から次にお客さんが入ってきて、連休の海の市は大盛況の様子。 楽しみにしていたサンマまつりが中止になってしまったけれど、まぐろ屋のまぐろ丼で楽しんでいただけたらと思います。 追いマグロ付きのマグロ丼ランチ、お腹いっぱいで大満足でした 若葉

北かつまぐろ屋に行く時は、気仙沼クルーカードを忘れずに持っていきましょう! ごちそうさま face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:21

2017年09月18日

ジャカルタからのお客様


先月気仙沼に在日インドネシア大使がおこしになって、市長や商工会議所会頭さんをはじめ市内の水産関係団体の代表が一堂に会しての懇談の席を設けたお話しは勝栄丸ブログでもお伝えしました。 大使館の方々ともご一緒に懇談できる機会はなかなかないので、すごくいいチャンスだったと思います 花丸

遠洋まぐろ漁船の運航にとって今や欠くことができないのがインドネシア人クルーの存在。 遠洋・近海のマグロ漁船、近海カツオ船などにもたくさんのインドネシア船員が乗船しています。 ざっと数えてみても相当な人数が気仙沼を基地にそして遠洋船の洋上で活躍しているんですよね ちからこぶ

最近では気仙沼市内の医療・福祉関係の事業所でもインドネシアからの研修生が仕事をしているみたいで、インドネシアと気仙沼のつながりは思った以上に深いものになっているんだと思います タイ

そのようなインドネシアと気仙沼との関係の中、ジャカルタに本社を置き、遠洋まぐろ漁船への船員派遣をおこなっている会社の役員さん方が勝倉漁業に見えて、短時間ではありましたが有意義な時間を共有することができました。 気仙沼にようこそ! 大歓迎でご一行様をお迎えしました クラッカー

いつも大変お世話になっている方々。 今年ジャカルタに出張した際には夕食をご一緒しましたね。 東京に戻る予定があって気仙沼ではお食事をご一緒することはできませんでしたが、これからも引き続き宜しくお願いしたいと思います。 いい機会なので、ガッチリ握手の記念写真撮影で締めました camera

今度気仙沼にお越しになる時には、気仙沼の美味しいお魚と地酒でおもてなししたいと思います。 それよりはジャカルタでご一緒するのが早いかもしれませんけど。 初めての気仙沼だっていうことなので、短い滞在時間ではありますが、わが故郷気仙沼を存分に見学して楽しんでいってほしいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:58

2017年09月17日

台風避難で続々と気仙沼港へ


勢力を保ったまま東北地方に近づきつつある大型の台風到来を前にして、三陸沖で操業するカツオ船団が続々と気仙沼港に入港してきました。 すでに魚市場の岸壁はカツオ船でいっぱいに 船

連休の日曜日にもかかわらず、勝倉漁業のスタッフたちは休日返上での入港船の対応に朝から各船を出迎えます。 各船乗組員の皆さん、そして会社のスタッフもほんとうにご苦労様です ちからこぶ

どんよりとした雲がだんだんと黒っぽくなってきて、風も強まりつつあります。 昼からは雨が降り出すとの予報。 今晩から明日の午前中にかけてが気仙沼地方での台風のピークなのでしょう 汗

今季初めて入港した高知県の第11佐賀明神丸さんが朝9時に気仙沼魚市場に到着して、久しぶりにお会いする船頭さんや乗組員の皆さんにご挨拶。 かわりなく活躍の様子にホッと一安心でした タイ

台風への備えとしてアンカーを投下し、もやい綱で二重三重の船体固定。 もちろん防舷材のフェンダーも普段よりも多めに準備します。 明日の水揚げ時間までこの場所で待機となりますので、乗組員の皆さんは作業を終えるとそれぞれのプライベートタイムっていう事になるのかと。 ゆっくり休んでください いかり

これから夕方・夜にかけて、さらに多くの船が気仙沼港に避難してくることでしょう。 まだ今の時間帯はそれほど台風接近を感じることはないけれど、遅くなればなるほど大荒れの天候となりそうなので、避難入港を予定している船には安全確保のためできるだけ早く気仙沼に入港してほしいですね 親指

休市の魚市場の岸壁は嵐の前の静けさっていうか、少し緊張感を持ちながら明日に備えて待機する多くのかつお船。 あすの水揚げは相当大変だと思いますが、十分に注意して作業を進めてもらいたいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:07

2017年09月16日

第23佐賀明神丸が今季初入港!


強い勢力を保ったまま日本に上陸しようとしている大型の台風到来前の週末。 気仙沼魚市場はきょうもたくさんのかつお船の入港で賑わいました。 19隻で190トンほどのカツオの水揚げ量です 花丸

今週になって漁場が比較的近場に形成されるようになって、各船ともに同じような場所での操業。 気仙沼までの航行時間もそう長くはないから、深夜までにはほとんどの船が気仙沼に入港済み いかり

その中に今季初入港となる高知県の第23佐賀明神丸さんも予定となって。 船頭さんや乗組員の皆さんにお会いするのは約一年ぶりの事なので、きのうからすごく楽しみにしていました クラッカー

朝6時過ぎ、待機場所から水揚げ岸壁に移動してきた本船。 気仙沼に入港するカツオ船の中では最も小さいサイズだけど、その漁獲能力はずば抜けてすごいものがあります。 佐賀明神丸の歴史をつくってきた社長さん自らが陣頭指揮をとって最前線で活躍されています。 今年もお世話になります タイ

ひさびさの再会にがっちりと握手してのご挨拶。 佐賀明神丸さんは各船ともに順調な水揚げをあげていて、本船もこれまで同型船とは比べ物にならないほどの好成績。 さすがは大船頭です icon14

水揚を終えた本船は台風前にもうひと稼ぎとばかりに、餌場経由にて漁場へと向かい出港となりました。 また週明けには気仙沼港でお待ちしていますので、気を付けて操業してきてください ちからこぶ

順調な航海を重ね今季初入港となった第23佐賀明神丸さんの航海安全と大漁をお祈り致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:43

2017年09月15日

かつお船の28勝栄丸が今季初入港!


西の方から台風が近づいてくる予報のなか週末を迎えた気仙沼港です。 気仙沼に影響が出てくるのはこのままいけば月曜日ころかと。 大きな被害がでなければいいなあと思います 汗

きょうは久々に早朝からのカツオの水揚げでした。 83佐賀明神丸さんが深夜0時頃に気仙沼入港、そしてちょっと小型のカツオ船の28勝栄丸さんが今季初めて気仙沼での水揚げのため早朝4時に到着。 久しぶりにお会いする船頭さんや乗組員の皆さん方もみな変わりなく元気そうで何よりです 花丸

朝6時過ぎにカツオの水揚げ開始となって。 漁艙から手渡しで水揚げされる新鮮なカツオをサイズ別に仕分けしたりの作業をおこなっていると突然、携帯電話が鳴りだしたと思ったら防災無線からの警報音が。 北朝鮮がミサイルを発射したから安全なところに避難して下さいっていうアナウンス !


こちらは水揚げ中のため現場を離れるわけにもいかず、乗組員や漁協の職員の方々は普段通りにたんたんと作業をこなしているから、ビクビクしながら空を見上げただけでやり過ごしました 船

そうこうするうちに、テレビ局や新聞社の取材陣がたくさん目に付くようになって。 こんな早朝から取材できる場所って魚市場くらいなんですよね。 28勝栄丸の船頭さんもインタビューを受けていました camera

ミサイルが落下したとされる北海道沖って言えば、これからサンマ船などの漁場になる場所。 船舶などの活動や航行に危険が及ばないよう国にはしっかりとした対応をお願いしたいと思います タイ

カツオ船の28勝栄丸が今季初入港し久々の対面を喜んだのも束の間のミサイル騒ぎ。 気を付けようがないけれど、三陸・北海道沖で操業する各船の皆さんにはくれぐれも気を付けて活動してもらいたいと思います。 比較的近場の漁場でカツオの漁が見えてきたので、これからの水揚げに期待したいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:03

2017年09月14日

「南町紫神社前商店街」が営業開始に


気仙沼の南町地区に災害公営住宅と併せて建設された新しい商業施設「南町紫神社前商店街」が今日にも施工業者から引き渡しとなって、一部のお店が明日からの営業開始になるとの情報 クラッカー

当初はGW前の引き渡しで5月中旬のオープンを目指していたものが、諸事情によって4か月ほど開業が延期となっていました。 入居する22店舗中、14店舗がすでに内装工を終え今月末までにはうち10店舗ほどがオープンになるそうです。 いろんな話を聞いていたからようやくっていう感じですかね 花丸

全店舗がそろってのグランドオープンは10月下旬か11月。 東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼の内湾地区が、こうした商用施設の完成によってふたたび賑わいを取り戻すことに繋がるればいいなと思います。 そのお隣にはもう一つの商業エリアの整備も予定されているので、相乗効果も期待されます icon14


事務所でのデスクワークで頭の中がパンクしそうになったからちょっと気分転換にと、この新しくできた商業施設に隣接しすでに営業を開始している「港ごだい」さんにランチに行ってきました 食事

ごだいさんって言えばやっぱ「味噌ラーメン」でしょうっていう事で、私は迷わずにこれを注文。 一緒に出掛けたスタッフはパスタが食べたいとミートソースを選択。 新しいお店「港ごだい」には、ラーメンだけではなくパスタやおつまみメニューなんかも揃っているんだとか。 ビールが飲みたくなってきます タイ

「港ごだい」さんの目の前には焼き鳥「〇安」さんがあって、横にはマンボ、そして「あさひ鮨」さんや割烹世界さんなんかもすぐ近所。 このエリアのお店にはいろんな機会にお世話になると思うので、勝栄丸ブログを通じてこれからも応援していきたいと思います。 紫神社前商店街の皆さんも頑張って下さいね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:29

2017年09月13日

ミナミマグロ操業を終え北上中


日本とは真逆の季節となる南半球。 豪州西岸沖のインド洋で展開されている日本の遠洋まぐろ延縄漁船によるミナミマグロ操業も終盤戦となって、すでにミナミマグロ漁場から移動した船も多くなりました 船

先日までの操業でミナミマグロの漁獲枠に達した勝倉漁業の123勝栄丸は、現在補給基地のインドネシア・バリ島ベノア港に向けて北上中。 本船の乗組員たちも冬の寒さから徐々に暖かくなるのを感じながらの航行なのではないでしょうか。 ミナミマグロ操業ほんとうにお疲れさまでした 晴れ

日本船の基地となるベノア港は今の時期、ミナミマグロ操業を終えた船などの入港がピークを迎え、限られた岸壁スペースをコンテナ船やローカル客船などと調整しながらの利用となります タイ

近々に公共事業関係の大きな式典がベノア港で行われる予定との情報によって、入港船の岸壁調整がかなり難しい状況になり、今週そして来週に入港するマグロ船の入港予定などにも大きく影響するところとなって、勝倉漁業でも123勝栄丸の入港予定などの調整に追われた一日でした 汗

本船の到着に合わせて派遣を予定している技師などの渡航スケジュールが変更になったり、本船には入港調整のための沖合での操業をお願いしたりと、ベノア港の混雑によってさまざまなところに影響が出てくるんです。 予定変更の連絡にも快く了解して下さった船頭さん方に感謝ですね 親指

入港予定の変更が決まったけれど、現地事情によって岸壁状況が日々変わってくることはいつもの事なので安心できませんが、現地関係者などの協力を頂きながらスムーズな作業を目指します いかり

同日に何隻もの日本船が入港することになりそうなので、現地代理店や各漁業会社とも連絡を取りあって事故やトラブルなどの無いように進めていきたいと思います。 関係者の皆さんよろしくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:09

2017年09月12日

一瞬の朝焼けに包まれて


9月も中旬となって、朝晩はひんやりする涼しさとなってきた気仙沼です。 もうすっかり感じとしては秋の気候ですかね。 今週も週初めから生鮮カツオの水揚げが順調に行われています 花丸

それでもこのところ各船ともに漁獲が低調。 中には1日に10トン台の漁獲がある船もいるけれどそれも安定せず、気仙沼の水揚げ数量もまとまったものとはなっていません。 頑張りどころです 親指

涼しくなってきて海水温も低くなってくるとカツオにも脂がのってくる。 これからが本当の「戻りガツオ」のシーズンなので、また漁模様が改善して気仙沼にもたくさん水揚げされることを期待しています 船

ほんとうは一昨日行われるはずだった商業施設「海の市」でのサンマまつりも、勝栄丸ブログでお伝えしたように一週間の延期となってしまいました。 今週末に変更となりましたが、はたして予定通りとなるか。 今季のサンマ漁が始まってまもなく1ヶ月が経とうとしていますが、気仙沼への水揚げはまだわずか いかり

生鮮かつおとともに気仙沼を代表するお魚のサンマの水揚げもそろそろ本格化してほしいです。 魚市場の職員たちとそんな会話をしながらのスタンバイ。  早朝5時前には安市丸さんが水揚げ開始になって。 夜が明けてくるとともにだんだんと空が赤く染まってきて、それも一瞬の出来事でした camera

魚市場の北側岸壁で深夜から行われている近海マグロ船の水揚げがそろそろ終える時刻。 近海マグロ船が水揚したメカジキやヨシキリ鮫がセリ場にずらりと並ぶ様子は圧巻。 気仙沼港ならではの光景ですね。 まだ暗いうちからお仕事をしている魚市場職員の皆さんも本当にお疲れさまです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:51

2017年09月11日

祈・大漁!第37福徳丸出港


絶好の出船日和に恵まれたきのう。 気仙沼の福徳漁業さんの所有船・第37福徳丸が出港の日を迎え、見送りにでかけてきました。 宮城県北部鰹鮪漁業組合の組合長さんが所有するマグロ船です タイ

気仙沼の出港時間といえば午前11時か基本。 出港時間が何でそのように決まっているのかは詳しくは分からないけど、昔聞いた話を思い出すと、出港見送りに来た乗組員のご家族が船を見送ったあとでみんなで食事をしたりするのにちょうどいい時間だからっていう事もあるんだとか 音符

それだけじゃないと思いますが、まあちょうどいい時間帯って言えばちょうどいいい。 先負の日以外はほとんどの遠洋まぐろ漁船はこの時間に出港することになっています。 今回も11時の出港でした タイ

本船に到着するとすでに出港準備は整っていて、あとは出港前の儀式である航海安全・大漁満足を祈念しての乾杯のみ。 出港10分前となって、作業甲板に関係者が一堂に会し、社長の訓示と乾杯で各船員それぞれの持ち場に散って出港のスタンバイです。 インドネシア船員も頼りになりますね 船

本船の指揮を執る船頭さんからの御礼の挨拶。 作業艇のサポートを受けて離岸する本船です。 見送り人が色とりどりの紙テープをひいて、手には大漁旗の小旗を振って。 つばき会の皆さんの姿もありました。 毎回必ずの出船送り本当にご苦労様です。 皆さんの日頃からのご協力に感謝いたします 花丸

これから一路、南太平洋のパプアニューギニア水域に向けて航行する37福徳丸さん。 来年夏頃までの操業になるそうなので、くれぐれも安全な航海で大漁にて帰港することをお祈り致します。 face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:41

2017年09月10日

お客さんと「〇安」で乾杯!


今週になってようやく暖かな日が続いている気仙沼です。 8月中はずーっと寒い日の連続だったから、9月らしい陽気がありがたいですね。 この天気がしばらく続いてくれればいいなって思います 晴れ

今週はかつお船の入港も少なくて、事務所でのデスクワークの毎日でした。 久しぶりに気仙沼に腰を据えて、じっくりと仕事に取り組めた一週間だったと思います。 おかげで作業も順調に進みました 親指

そして週末になって、お客さんからお声がかかってお食事にでも行きましょうかっていうことで、南町の焼き鳥屋さん「〇安」に席を予約して出かけることに。 〇安は気仙沼の老舗の人気店ですから 食事


東日本大震災で被災し、その後は仮設商店街の「紫市場」で営業を続けてきた〇安さん。 ちょうど一か月前に現在の新しいお店に移転し営業再開となって、直後にはお祝いをかねておじゃましましたね ハッピ

今回はその2度目。 すでに店内はほとんどの席が常連さんでうまっていて、さっそく生ビールと焼き鳥を注文。 いつもお世話になっているお客さん達と乾杯です。 やっぱ〇安の焼き鳥は美味い 音符

情報交換をかねて3時間ほどのお食事会はあっという間。 焼き鳥にねぎま、とり皮にトンタン焼き、そして湯豆腐。 〇安さんのフルコースメニューを堪能しながら日本酒の冷に変えてほろ酔い気分 beer

たまにはこうした情報交換の時間、ゆっくりとリラックスできる皆さんとのひと時ってすごく大切ですね。 新しいお店になって2度目の〇安さん。 食べ終えた串がグラスの中にいっぱいになってました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:58

2017年09月09日

「サンマまつり」が延期に


いい天気ながらもどことなく秋めいてきた気仙沼です。 秋の風物詩って言えば、そうサンマでしょう。 気仙沼港は生鮮かつおと並んでサンマの一大水揚げ拠点。 だけど今年はあまり水揚げがない 汗

いまロシア海域で行われているサンマ漁。 例年であればこの時期、気仙沼港にも毎日のようにサンマ漁船が入港して早朝から水揚げを行うんですが、今年はまだ本格化していないような状況 船

さんまの入荷を期待して、気仙沼の商業施設「海の市」で予定されていた「第4回サンマまつり」も雨天順延ではなく入船がないために一週間延期になったとの事。 9月17日(日)の開催に予定変更です マイク

気仙沼港で水揚げされたサンマを炭火焼きで食べる。 大分県産のカボスのサービスもあって、すごく楽しみにしていたイベントでした。 入荷がなくっちゃ仕方がないけれど、すごく残念ですね いかり

まあ、イベントが中止となったわけではないから、また一週間楽しみを先に延ばして、仕事に励むことにしましょうか。 家族みんなで出かけられたらいいなって思ってます。 再延期なしを期待です 音符

これまで水揚げされたサンマは例年と比べても比較的サイズが小さめが多い印象。 公海上で操業する外国船の漁獲も低調で、なおかつサイズが小さいとの情報。 9月~10月って言えば、サンマ漁船のかきいれどき、いちばん水揚げがあがる時期なので、各船の今後の活躍を応援しましょう。  icon14

10月には気仙沼産業まつり、それに合わせて行われる恒例行事となった「市場で朝めし。」も楽しみな行事。 毎年必ず出かけているので、今年も盛大に開催されるといいですね。 関係者の皆さん宜しくお願いします。 気仙沼の秋のお魚「サンマ」と「戻りガツオ」。 気仙沼で食べるのが一番うまいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:42

2017年09月08日

太陽フレアの船舶への影響は


昨日までの雨模様から一転、秋晴れの爽やかな朝を迎えている気仙沼です。 今週も気仙沼魚市場には連日かつおの水揚げが続いているので、さらにいっそう秋漁が盛り上がることを期待しています 花丸

きのうの夜のニュースを見ていたら、ちょっと気になる報道があったから勝栄丸ブログでも取り上げることにしました。 市民生活にはあまり関係がないって言えば関係ない事なのかもしれないけれど、船舶の運航にどんな影響が出てくるかわからないから注意しておく方がいいのかなと思って icon12

6日の午後9時頃、太陽表面で大規模爆発現象「フレア」が発生し、その様子をNASAの観測衛星がとらえたという報道。 フレアにともなって通常よりも千倍近いX線も観測。 人体には影響はないが電気を帯びた大量の粒子が今日午後にも地球に到達し、通信機器やGPSに影響及ぼす恐れがでてきました 船

日本近海をはじめ沖合から遠洋漁場と、さまざまな漁船や船舶が地球規模で活動しているので、船舶に搭載されているGPSや航海計器・通信機器類などの精密機械に影響が出ないことを願うばかり 汗

さっそく朝一番のメールにて、勝栄丸各船あてに太陽フレアについての情報提供を行うとともに、今日一日注意して操業にあたるよう連絡したところです。 どうやって気をつければいいのかわかりませんが pc1

地球からはるかに離れた太陽でのこうした現象が、地球上でのさまざまなところに影響してくる。 各船の皆さんにも今日一日は注意を払って操業をおこなってもらいたいですね。 具体的には、8日午後3時から9日午前0時頃にかけてプラズマが地球に届く見込みなので要注意。 なにもないことを祈ります face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:46

2017年09月07日

一凛の「ゆず塩ラーメン」


9月に入ってだんだんと秋めいてきた気仙沼です。 大型台風通過のあと三陸沖のカツオの漁模様がどうなるかと気になっていましたが、各船が頑張って気仙沼に連日カツオを運んできてくれています 船

週末向けに出荷されるきょうの入荷量は11隻で110トンほどと、それほど多い数量ではないけれど10トン以上漁獲した船も数隻あって、好相場に恵まれてのいい水揚げになるのではと思いますね 花丸

比較的近い場所に漁場形成されているとの情報もあるので、今月来月と順調に水揚げが続いていく事を期待しています。 そして今季まだ気仙沼に水揚げしていない船も近々くるんじゃないかとの情報もあったから、乗組員の皆さんとの再会を楽しみに連絡を待ちたいと思います 音符

今週は久しぶりに会社に詰めてのデスクワークの毎日。 出張中にたまっていた書類や事務仕事などをこなしながら、あっというまに木曜日になっていました。 時間が経つのがものすごく早く感じます タイ

デスクワークのあいまに、ひさびさに仮設店舗「ココサカエル」に入店している一凛さんにお昼ご飯を食べに行ってきました。 あっさりとしたメニューがいいなと思って目に付いたのが「ゆず塩ラーメン」。 一凛さん一押しの人気メニュー。 すっきりした塩味スープに「ゆず」の香りがよく合います noodle

はじめて食べたけれど、一瞬で気に入ってしまいました。 次もまたこれにしようかなと。 お店の方曰く、「ココサカエル」は10月いっぱいまでの営業で終わりなんだとか。 そのご出店する場所はまだ決まっていないけれど、おそらくは内湾地区に再開発されるエリアに入居することになりそうとの事 いかり

そうなれば勝倉漁業の事務所からもすごく近くなるので、出来るだけ早く再開してもらいたいなあと思いますね。 一凛さんでの「ゆず塩ラーメン」、すごく美味しくてお気に入りの一杯になりました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:59

2017年09月06日

ミナミマグロ操業も終盤戦に


気仙沼を出港し南インド洋の漁場にて操業をおこなっている遠洋まぐろ漁船。 いまは豪州西岸沖のミナミインド漁場と呼ばれる海域での操業となっています。 日本とは逆の季節の真冬の海 雪

時化が続く荒天が続くこの海域は、いまミナミマグロの盛漁期となっていて、2隻の勝栄丸も付近操業各船の中で奮闘中。 毎日本船からE-Mailで送られてくる漁獲報告に一喜一憂の毎日です 船

厳格な資源管理が行われているミナミマグロは、その資源を管理する国際機関・みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)で全体の漁獲量とその国別配分量が決められ、出漁各船ごとに漁獲上限が設定されています。 2隻の勝栄丸もその割当数量を漁獲すべく全力で頑張っているところ。 本当にご苦労様です 親指

資源管理が功を奏しその資源量は順調に回復基調にあって、これまで削減一方だった漁獲枠の増加が決定され、日本そして私たちの漁獲枠も増えてきているのは大きな前進です。 いま資源悪化が問題視されている太平洋クロマグロとは対照的に、こうすれば資源は増えるといういい前例になるはず。 資源を大切に守りながら増やし、そして有効利用していく。 そのモデルとなる魚種だと思います タイ

先月からはじまったミナミマグロ漁ももうすでに終盤戦となってきて、中には漁獲枠をクリアーして北上する船も出てきました。 補給基地のインドネシア・バリ島ベノア港もこれから多くの船で混み合うのでしょう。 現地関係者の皆さんには、勝栄丸各船がまたお世話になりますが、どうぞ宜しくお願いします いかり

あと少しとなった今年のミナミマグロ漁。 荒天海域での操業ですので、くれぐれも怪我や事故なく、そして美味しいミナミマグロを日本の皆さんにお届けすべく頑張ってもらいたい。 再開が楽しみです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:18

2017年09月05日

新建屋工事が進む気仙沼魚市場


先週末は大型の台風15が北上し、避難入港船でいったんは気仙沼港内も満杯となりましたが、その後に各船が出港。 昨日は入船なしの静かな日でしたが、きょうは一挙にたくさんの船が戻ってきました クラッカー

土曜日から日曜日にかけて出港したカツオ船団。 餌場で活きイワシを補充したあとで漁場に直行。 昨日朝からの操業で漁獲した新鮮なカツオが約230トン。 21隻が入港し水揚げが行われています 花丸

三重県の安市丸さんが朝7時半に港内に姿を見せ、僚船に横付けして水揚げ順番が来るのを待ったあと、魚市場の岸壁に移動。 約9トンのカツオの水揚げです。 乗組員の皆さんごくろうさまでした 船

魚市場南側岸壁では現在すすめられている魚市場の新建屋の建設工事がだんだんとその形が見えてきて、約一年後の完成になりそうなところまできました。 さらに大きな魚市場になりそうです icon14

新しい建屋のC・D棟およびE棟では、まぐろ延縄漁船、大目流し網漁船、巻き網船やサンマ棒受け網漁船の漁獲物を扱う事になります。 そして二階部分の事務所棟には北かつ組合が入る予定です タイ

工事の関係もあって今年と来年の漁期は、岸壁が手狭で関係船の皆さんにもご不便をおかけすると思いますが、新しい魚市場が完成した時には更に使いやすい衛生的な施設で、処理能力も格段にアップする施設になる事でしょう。 大橋架橋・三陸縦貫道の供用開始とあわせ、新市場の完成も楽しみです 音符

台風明けすぐの操業開始となって、さっそく気仙沼にたくさんのカツオを運んできてくださったカツオ船団の皆さんに感謝。 残りの期間を精いっぱい頑張って、それぞれの目標を達成してほしいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:58

2017年09月04日

カツオ入船のない週初め


台風一過で爽やかな晴天に恵まれた気仙沼です。 8月は梅雨が明けたとは思えないような曇りや雨の日が続き、青空なんてしばらく見ていなかったから、これも台風のおかげなのかもしれませんね 晴れ

週末に気仙沼港に台風避難入港していた漁船がいまはほとんどが漁場へと向かい、きょうの気仙沼港はカツオやサンマの水揚げが一隻もなし。 こういうのはしばらくない事なので、事務仕事に集中です タイ

これから戻りガツオのシーズンを迎え、後半戦・終盤戦の操業に入っていくカツオ船なので、くれぐれも安全な航海に気をつけて美味しいカツオをたくさん釣って気仙沼港に戻ってきてもらいたいと思います 船

そして今週末には気仙沼の商業施設「海の市」でサンマ祭りが開催されるとの情報。 サンマの炭火焼に大分産のカボス付きでなんと無料で振る舞われるそうなので私も時間を見つけて出かけてみようかな camera

夏が無かった感じの気仙沼にようやく太陽の日差しが戻ってきた週初め。 気温も25℃くらいまで上がる予報で、夏の日差しとは言えないまでも、気持ちのいい温かさを感じながらの一週間になりそう icon12

カツオ船やサンマ船が入港するとまた一気に忙しく慌ただしくなるので、その前にやるべきことはしっかりとやって準備したいと思います。 カツオ船が入らないとカツオが食べたくなる。 おかしなものですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:59

2017年09月03日

台風一過で次々に出港


台風一過の気仙沼港の朝です。 どんよりとした雲に覆われ連日のように雨が続いた天候から一変、久しぶりに青空が戻って、爽やかな秋晴れの天気になって。 気温もちょうどいい感じです 花丸

ここ数日間、大型の台風15号が北上することによる警戒から、三陸沖を操業するほとんどの漁船は気仙沼港などの港に避難し、湾内はたくさんの船で埋め尽くされていました。 台風ならではの光景 camera

朝方には台風が三陸沖を通過するとの情報で、朝から各船ともに次々と出港体制となって。 勝倉漁業の関係船では、123佐賀明神丸が朝8時に、安市丸が1時間後の9時に餌場に向けて出港 クラッカー

両船の船頭さん曰く、台風明けでカツオ船がいっせいに出港する事から、操業で使用する活イワシの供給が追い付かず、餌場での積込みも順番待ち。 とりあえずは餌場に向けて行ってみるけれど、十分な餌の量が確保できるかどうかまだわからないとの事。 餌がなければ商売できませんからね 船

台風が通過したとはいっても、外洋はまだまだうねりも高く風も強いと思われます。 出港した各船の皆さんには、くれぐれも安全な航海に心がけて、後半戦の操業を精いっぱい頑張ってもらいたいと思います タイ

昨日までは船がぎっしりと係船していた湾内も、いまはもうガラガラの状態。 すごく爽やかな晴天の日曜日、海面に反射する朝日がきれい。カツオ船の出港を見送りながら、秋の到来を感じた一瞬でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:46

2017年09月02日

台風北上とともに気仙沼へ


今週二度目の東京出張。 このところはさまざまな会合予定が重なって、出たり入ったりとかなり慌ただしい一週間だったと思います。 きのうも午前中からの立て続けのミーティングがあって タイ

勝倉漁業でいま進めている新しいプロジェクトがらみの会合。 一人で頭を悩ませているよりは、みんなで雑談を交えてのディスカッションする中で、いろいろなアイデアが出てくるもの 音符

夕方遅くまでかかったけれど、ちょっと違った角度での考え方も出てきたりして。 土日の時間を使って、またゆっくり考えてみるのもいいかもしれません。 頭の整理とともに体を休めなくちゃね 温泉

大型の台風15号が関東沖を北上中で、その他風の動きに合わせるように私も東北新幹線で帰路につきました。 東京は風が強くて雨模様の台風の影響かなと思うような天気だったけれども、気仙沼に帰ってみればどんよりとした雲が空一面にあるものの、風も穏やかで心配したほどでもなくって、ちょっと一安心 icon02

でも気仙沼港内は、三陸沖で操業する漁船などが台風を避けての避難入港中。 二重三重の係船体制、安全対策を施しながら、明日朝にかけての台風通過にそなえる混雑ぶりを見せていました 船

台風一過の明日の午後くらいからは、港内に避難入港中の各船もそれぞれの漁場に向けて順次出港するのでしょう。 盛漁期を迎えている生鮮かつおとサンマが、また来週からたくさんの数量が水揚げされることを期待しています。 台風警戒の気仙沼港。 比較的静かな港の風景でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:58

2017年09月01日

まねき庵で鴨せいろ蕎麦


勝倉漁業でいま新しくすすめようとしているプロジェクトに向けて、構想をまとめたり様々な資料を作成したりとものすごく忙しい毎日になってきました。 時間的な余裕もないから余計にたいへんなのかも 汗

それでも将来の事をしっかり考えながら、地道にそして着実に遠洋まぐろ漁業をおこなっていけるような、そんな計画にしていきたいなあと思いつつ、頭の中を書類に落とし込む作業を続けていると 音符

ちょうどそこへOBの船頭さんが会社にお見えになったので、実際の沖の現場の話しやら、いま遠洋まぐろ漁船の作業で課題となっている事項などをヒアリングして、アドバイスをもらいました 花丸


やはり実際の沖の現場を経験してきた人の話しは説得力がある。 私たち陸上のスタッフからすると目からうろこの話しばかりで、やはり現場を経験した人から話を聞いてみるもんですね。 有難うございました タイ

午前中のミーティングを終えてのお昼時。 船頭さんと一緒にお昼ご飯にしようっていう事になって、お蕎麦が食べたいなあっていう事だから、久しぶりに「まねき庵」に鴨せいろを食べに行ってきました 食事

暖かい鴨汁に冷たいお蕎麦。 柚子の香りがすごく上品な鴨せいろです。 しばらくぶりの「まねき庵」さんの鴨せいろでしたが、やっぱ美味いですね。 これからはまたちょくちょく立ち寄りたいと思います 若葉

美味しい鴨せいろそばをいただいたあとはまた事務所に戻ってのデスクワークです。 この分だと土日関係なく作業をしないと間に合わない感じなので、気合を入れて書類作成に臨みたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:36