2014年02月28日
道の駅かわさき
東京への出張の帰り道。。。
気仙沼の玄関口・一ノ関駅から車で気仙沼に向かう途中にある道の駅「かわさき」でちょっと休憩です
付近の農家が栽培した新鮮な野菜や果物、高原の牧場製品だけではなく、気仙沼の水産加工品も販売されています。 ワカメや牡蠣、サンマなどを使った商品がたくさん。 気仙沼市民ですけど、ここで買っちゃおうかなっていつも思います
道の駅かわさきの隣には、気仙沼商会さんが経営するガソリンスタンドと、これも気仙沼のアンカーコーヒーがあって、場所は岩手県なんですがここは気仙沼かと思うほど気仙沼色が強いエリアです
昔は川崎村だったこの地域。 我々からすると通過するだけだったこの街が、再開発で道路が新しく整備され、道の駅かわさきを中心に人が集まる空間ができて、ワンストップの街に変貌しましたね
またここを通るときには、道の駅とそして隣のアンカーコーヒーで一息つきたいと思います
道の駅かわさきのホームページはこちら http://www.kawanoakari.com/index.html
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12:14
2014年02月27日
マグロ船を目指す若者達
いま気仙沼で全力を挙げて取組んでいる若手乗組員の育成プロジェクト
この2年間で40名を超す新人船員が気仙沼のマグロ船に乗船してマグロ漁師の道を歩み始めました。今年はといえば、すでに10名ほどの採用内定しているそうで、過去2年間を超すペースになってきました
日本各地でおこなわれている漁業就業者フェアなどの面接会にも、最近では全国の漁業者がブースを構えるようになって、受け入れる側の意識も徐々に変わってきたような印象。 日本全国で同じように取り組んでいかなければならない課題ですからねえ
気仙沼では、まぐろ船の元船頭さん達に講師をお願いし、乗船前講習をおこなっているんですが、さすがに10名同時並行の受け入れ準備だと講師の皆さんも大変なんだそうで、ほんとうにお世話様です m(__)m
いままで沖の操業でえた知識や経験、船員としての心構えや基本的な作業などを教えながら、まずは、これからこの仕事で生きていくんだという覚悟を持ってもらう。 そして実際とのギャップにとまどわないためにも、海の仕事の魅力ややりがいだけではなく、厳しいこともしっかりと伝えなければななりません
気仙沼の船の乗組員や船主、そして関係者が同じ意識でタックを組んで同じ意識で、これからの新人育成プロジェクトをさらに加速させていかなければ。。。 若い幹部船員が中心となって気仙沼のマグロ船を動かす日もそう遠くないかもしれませんね。 期待を込めて見守りたいです
宮城県北部船主協会のブログ(漁船員になろう)はこちら http://gyosenin-boshu.net/
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15:43
2014年02月26日
海の市の再開に向けて
気仙沼魚市場に隣接する商業施設「海の市」。 気仙沼の中心的な観光施設だったこの海の市も、震災によって使用不可能となっていましたが、いまちゃくちゃくと再開に向けて復旧工事が進んできています
以前は青だった外装が、落ち着いたえんじ色に変わり、土地の嵩上げによって一階部分はちょっと低くなったものの、ようやく元の姿に戻りつつあります
4月頃の営業再開をめざし工事中の海の市。 内装工事も徐々に出来上がってきて、照明もつきはじめました。 かつては2階に出店していてた「北かつ・まぐろ屋」も、新しい海の市では一階部分に場所を移して再開する予定だとか。 これから忙しくなりそうですねえ
気仙沼の遠洋まぐろ船が漁獲したマグロが、こういう施設を通してたくさんの消費者の皆さまの手にわたっていく。 いろんなチャンネルで、気仙沼の水産物をアピールしていきたいと思います
新しい「海の市」。。。 完成がほんと楽しみです
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20:53
2014年02月25日
気仙沼の毛ガニチャーハン
気仙沼の仮設商店街・紫市場
東日本大震災で被災した多くのお店が出店し軒を連ねています http://kesennumafs.com/
いま気仙沼の内湾地区・南町付近は、新しい街づくりにむけて動き始めていて、その会議の様子なども勝栄丸ブログでもお知らせしました http://shoeimaru.da-te.jp/e692790.html
その新しい商店街計画地域に、以前からマンボ通りっていう名前で呼ばれていた通りがあって、その名前のもとになった喫茶「マンボ」さんに、ひさしぶりに行ってきました
いま一押しなのが気仙沼で水揚げされた毛ガニをふんだんに使った「毛ガニ・チャーハン」。 一年のうち2か月しか味わえないマンボさんの名物料理。 とっても美味しいのでみなさんにもおススメです
震災から間もなく3年。 仮設から出ての再出発がほとんど進んでいない中、マンボさんは3月2日で仮設店舗での営業を終え、4月からは新しい店舗で営業するそうです。 ほんと、がんばってほしいですね
今日の新聞にも書いてありましたが、当初の注目度も薄れてきて、だんだんと集客が厳しくなってきたという被災地の仮設商店街。 自力再建がなかなか難しいなかで、気仙沼の新しい沿岸部がどのような形で生まれ変わっていくのか。。。 これからが真の正念場だと思います
旬の毛カニチャーハンを食べながらも、ついついこんなことを考えてしまいます
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11:05
2014年02月24日
ソチ五輪が終わって
きのうの閉会式で、ソチ・オリンピックが終わりましたね 日本選手の活躍はみなさんの期待通りだったでしょうか。 選手やスタッフのみなさんはこの日のこの一瞬のために4年間頑張ってきたんだと思います。 メダルがとれたとれないは抜きにして、日本選手団みんなに拍手を送りたいです
2020年には東京オリンピック・パラリンピックが待っています。 この素晴らしい日本の文化や伝統を、こういうイベントを通じてもっともっと知ってもらういい機会にしたいものですね
最近、東京に出張すると以前に比べて外国人観光客をたくさん目にするようになりました
日本のサラリーマンが普段出入りするような、居酒屋や定食屋さん、そしてビジネスホテルなどにも、アジアだけではなく欧米からの観光客もたくさん見受けられます
円安傾向によって日本への旅行に割安感が出ていることも一因でしょう。 せっかく日本に来たんだから、美味しい日本料理を食べていって欲しいですね。 なにも高級料理っていう事ではありません。 勝栄丸ブログでお知らせしているような庶民の味にもたくさん旨いものがありますからね それには、外国人観光客にもわかりやすいメニュー表示などもこれから重要になってくるんだと思います
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13:45
2014年02月23日
春っぽい日差しに
大雪の影響によって大きな被害が続いている日本列島
まだまだ寒さも厳しくて、いつになったら暖かくなるんだろうと思うけれど、ふと街を散策してみるとこの前までの真冬の厳しさとはやや違って、春っぽい日差しになってきたように思える今週末です
気が付けばもう2月下旬。 もうすぐ3月ですもんねえ
ひな祭りや卒業式、入学式や入社式、送別会や歓迎会、そしてお花見など。 これからいろいろなイベントが目白押しとなる季節。 一年でもっともワクワク・ウキウキするシーズンではないでしょうか。 新しい生活を楽しみにしている人も多いはずですよね
まぐろの流通も春に向けて動き始めてきます
やっぱりお祝いごとやハレの日には、ちらし寿司や手巻き寿司、そしてにぎり寿司がいい。 そのメインはやっぱりマグロですよね。 これからの季節、美味しいマグロをたくさんの皆さんに食べてもらって、大切なイベントの日を飾っていただければと思います
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11:07
2014年02月22日
都会の隠れがにて
今週もいろんなことがありました。 週末は東京出張になって、会議やら打合せやら・・・
遅い時間にやっと一息ついて、落ち着いた雰囲気のいつもの隠れがでじっくりとマグロの作戦会議です。 こういう静かなで落ち着ける場所があると、ほんと助かります
そうそう・・この前、アイリスオオヤマの大山社長の講演を聴く機会がりました
19歳で社長になって以来半世紀。 多くの危機を乗り越えて、大きな企業に成長させた大山社長の哲学やノウハウ。 ほんとうに勉強になる講演会でした
大山社長がいう企業理念、「会社は永遠に存在しなければならない」そして「いかなる時代環境においても利益の出せる仕組みを確立すること」。。。 簡単な事ではありませんが、遠洋まぐろ漁業界にもこういった考え方が必要なんだと思います
ゆっくりとした時間が流れる都会の隠れがで、じっくりと頭の中を整理する落ち着いたひと時でした
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12:39
2014年02月21日
内湾地区の再建に向けて
東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼の内湾地区。 その内湾地区の再建に向けたまちづくりについて話し合う「商業部会」「公共施設観光部会」の合同会議が、気仙沼市のワンテン庁舎を会場におこなわれました
当日の会場内には新しい内湾地区のデザインが立体的な模型となって登場。 テレビ局数社の取材クルーが見守る前で、コーディネーターからいろんな視点からのプレゼンテーションです
内湾地区はいわば気仙沼の顔ともいえる地区
南町付近に商業施設を集約し、市民や気仙沼を訪れる人たちが集い、そして楽しめる新しい街をつくりだそうという構想。 もちろん公共施設やこれまであったエースポートも配置。 思わず 「いいね!」 を押したのは、私だけじゃないはずです
具体的に形が見え現実的な再建への話となってきた南町地区とは対照的に、一方の魚町地区はまだ具体的なアイデアが見いだせない現状に、なんか置いてきぼりをくっているような印象。。。
震災前は住宅や事務所が立ち並んでいた魚町地区の将来像をどのようにイメージしていくのか。 すでに他の地域に移転してしまった人たちも多いなかで、時間との勝負という側面もますますクローズアップされてきたように思えます
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11:31
2014年02月20日
まぐろ丼ランチ
午前中から打ち合わせや会議が続いて、気が付けばもうお昼の時間
外にお昼ご飯を食べに行く時間がもったいないので、北かつまぐろ屋さんのマグロ丼をスタッフに買ってきてもらって、事務所の中でマグロ丼ランチという事にしました
北かつまぐろ屋のHPに掲載してあるメニューを見て何にしようかな・・・ メカジキのかまトロステーキにしようかとも思ったけど、さすがにこれのテイクアウトは難しいでしょう!?っていうスタッフの一言で、結局はいつも食べている「まぐろ漬丼」をチョイスすることに
☆ メニューはこちら http://www.maguroya-honten.com/menu.html
北かつまぐろ屋のメニューにもある通り、江戸時代は「マグロ=漬け」だったそうで、ふだん何気なく食べているマグロの赤身が、ちょっとひと手間かけるだけでこんなに美味しさが増すんだから、昔の人の知恵ってすごいんですね まぐろ丼ランチを堪能して、午後の仕事にとりかかろうと思います
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12:53
2014年02月19日
MESほっとの取材
昨年5月に竣工した勝倉漁業の新造船・第123勝栄丸の建造をおこなった新潟造船さんは、三井造船のグループ会社。 その三井造船のグループ報「MESほっと」に勝倉漁業の記事が掲載されることになって、その取材ということになりました
数ある船の中で今回、遠洋まぐろ延縄漁船を取り上げていただいて、ほんとうに光栄です
123勝栄丸の建造に込めたいろいろな想いの数々 新造船のコンセプトやマグロ漁業のことなどを話すうちに、あっというまに時間が経ってしまい、予定の1時間を大幅に超過。 とっても楽しい取材でした
三井造船のグループ報といっても発行部数が14,000部だっていうんだから、大企業はやっぱり規模が違いますねえ。 4月号に掲載されるそうなので、手元に届くのがとても楽しみです
こういう機会を積み重ねながら、マグロの世界をもっともっと多くの皆さんに知ってもらいたいです
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12:30
2014年02月18日
ICタグ会議
今シーズン大西洋漁場で操業する勝栄丸で、マグロに装着するICタグのテストが行われたことを、一昨日の勝栄丸ブログでもお知らせしました http://shoeimaru.da-te.jp/e689004.html
先日、資源調査のために勝栄丸に乗船していたオブザーバーさんも無事帰国され、関係者一同が気仙沼の北かつ組合に集合してICタグについての会議がおこなわれました
実際に沖の操業現場に立会ったオブザーバーさん達の率直な意見
陸上で考えていることが、大時化のクロマグロ漁場の過酷な環境の中とではイコールじゃないんだなあと、あらためて感じさせられました。 オブザーバーの皆さん、ほんとうにご苦労様でした
機械的な不具合や使い勝手、そして乗組員に負担のかかからないシステムなど課題も多いかと思いますが、マグロのトレーサビリティーに向けた取り組みはほんと重要な事だと思いますので、これからの技術開発に期待したいですね
機会があればまたこういうテストに協力していきたいと思います
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13:20
2014年02月17日
旬の味覚・赤はんば
大西洋クロマグロの水揚げで出張した清水で、ひさびさに「赤はんば」に出会いました
赤はんばっていうのはワカメに似た静岡沿岸でとれる海藻の事。 清水港の河岸の市でも売っていますが、取り扱っているお店はそれほど多くなくて、レアな商品といえます
写真は赤はんばの酢の物。 寿司安さんではじめて食べました
コリコリ・ツルツルとした食感が何ともいえませんねえ。 まさに今が旬の食べ物です。
味噌汁にしてもいい味
生の赤はんばを刻んでお椀に入れて熱い味噌汁を注ぐと、茶褐色の赤はんばが鮮やかな緑色に一瞬でかわります。 私はこの赤はんばの味噌汁が大好きなんです
いまこの時期、それも地域限定でしか食べることのできない旬の味覚 「赤はんば」
こういう味を大切にしていきたいですね。 赤はんばの美味しさが伝わったかどうか・・・ 素材が素材だけに、今日はちょっと地味な写真になってしまいました でも旨いものは旨いです
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16:13
2014年02月16日
ICタグはいいけれど・・・
今週清水でおこなった北大西洋クロマグロの水揚げにあわせ、試験的にマグロに装着したICタグの確認テストが行われました。 水産庁やOPRTそしてICタグ作製の業者の方など、たくさんのギャラリーが水揚げ現場を囲んでいます
これまでのプラスチックタグに変わり、ICカードが内蔵された新しいタグ。 洋上でのタグ装着時にGPSデータがICタグに記録され、マグロと共に輸送。 日本の冷蔵庫で読み取られる仕組み
機械的なものなのですべてうまくいくわけではありませんでしたが、トレーサビリティーの確保のためには今後必要となってくる技術なんだと思います。 水揚げの時、ICタグに触らなくても自動的にセンサーでデータが読み取られて、パソコンに転送されるんだから、すごいですね。 まさにETCのマグロ版っていう感じがしました
こういった新しい取り組みは、常に日本が率先して行う事の多いマグロを巡る国際環境。 ミナミマグロの管理でもプラスチックタグを使って、一本一本厳格に管理されていて、日本での水揚げの時にも水産庁職員が立ち会って確認するので、日本船に関しては完璧な管理が導入されています
しかし一方、外国船や豪州の蓄養まぐろに関してはまだまだ不透明なところが多いと思わざるをえません。 昨年10月のミナミマグロ保存委員会(CCSBT)でも、豪州の蓄養まぐろに導入される予定だったステレオビデオカメラによる漁獲量管理システムが不可解な理由によって延期となり、豪州のミナミマグロ漁獲量の正確な把握が先延ばしされたのは皆さんにもお伝えしたこと
今回清水で聞いた話によると、韓国船が漁獲したミナミマグロについて、国別漁獲枠に相当する分は日本に輸出するけれど、それ以外の漁獲超過した分については韓国に持ち帰り自国での消費に廻るとか・・・ 本当でしょうか。 これが事実だとすれば、とんでもないこと。 この前のインドネシアで現地船がミナミマグロを水揚げしていたことなども含め、日本以外での水際のチェックも必要だと思います
日本が率先して漁獲・資源管理を進めていくのはいいけれど、気が付いたら日本だけが大きく先を行っていたということにならないようにお願いしたいですね。 私たち日本の漁船が資源管理をきっちりやっても、日本以外が好き放題やってしまったら、せっかくの資源回復に水を差す事態になりかねませんから
ちょと長くなってしまいましたが、今回のICタグのテストに協力して感じたことをお伝えしました
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10:47
2014年02月15日
極上クロマグロの水揚げ
今週は静岡・清水港の冷蔵庫で、大西洋クロマグロの水揚げをおこないました
北大西洋のアイルランド沖で漁獲した旬の極上クロマグロです。 漁業基地スペイン・ラスパルマス港でマースクの超低温冷凍コンテナに転載し約2か月かかってようやく日本に到着しました
日本近海では津軽海峡・大間などのクロマグロが有名ですが、それに匹敵もしくはそれ以上の品質なのがこの北大西洋産の天然クロマグロ。 世界最高といっても過言ではないと思います
超低温冷凍コンテナから丸々太ったクロマグロが次々と降ろされ、冷蔵庫の荷捌き台では、買い付けた業者によって一本一本丁寧に選別されていきます。 選別包丁を魚体にプスッと刺して脂ののり具合や身質を見極めていく。 まさにプロの技ですね
遠洋まぐろ延縄漁船が漁獲するマグロ類の中で最も高価なこのクロマグロだけに、水揚げに立会う担当者の目つきも真剣そのもの。 関係者のみなさん、ほんとうにお世話様でした m(__)m
こうして大量のクロマグロを水揚げしていても、なかなか我々の口には入らない商品。 たまにはお寿司屋さんでこのクロマグロを食べてみたいなあといつも思います
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09:46
2014年02月14日
なまり節が旨い麺
気仙沼といえばカツオの街。 17年連続で生鮮かつおの水揚げ日本一というのは皆さんもご存じだと思います。 小さいころからカツオやサンマで育ってきた気仙沼市民にとって、前浜で水揚げされる水産物はいちばんなじみのある食材ですね
水揚げされたカツオを加工した「なまり節」。。。 昔、勝倉漁業でもなまり節を出荷していたのを思い出します。 シーズンになると毎日のようになまり節を藁で繋いでいく「節編み」っていう作業が、倉庫の中でおこなわれていました。 ほんと、懐かしいです
このほど気仙沼の麺屋まるきさんで、その気仙沼のなまり節を使ったメニューが考案され、「なまり節和えそば」っていう名前で提供され始めました。 気仙沼の高校生たちと一緒に考えたコラボメニューだとか
気仙沼のなまり節、そしてなまり節を使った「なまり節ラー油」が特徴の新しい味
甘味、塩味、酸味、辛味、香り、食感が重なり、太麺がよく絡み合って、一口ごとにいろいろな味わいが口の中に広がって、すごく美味しいまぜソバに仕上がっていると思います
最近、マスコミにもたくさん取りあげられているこの「なまり節和えそば」は、数量・期間限定のメニューで、いつ終了になるか分からないので、興味ある方はお早めにどうぞ。 お勧めです
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13:39
2014年02月13日
祝・78豊進丸竣工
先月下旬に勝栄丸ブログでお伝えした新潟造船で完成間近の新造船の記事を覚えていますか。
そう、その第78豊進丸さんがこのほど完成し、気仙沼に廻航し竣工披露となりました
( 1月24日の記事はこちら http://shoeimaru.da-te.jp/e671976.html )
昨年5月に竣工した勝倉漁業の123勝栄丸をベースに設計された新造船だけに、ほんとうに瓜二つ。 うちの123号船かって、見間違うほど似ていて、やっぱりカッコいいですね
新造船が到着した気仙沼魚市場南側岸壁には、乗組員のご家族や気仙沼の業者の方々などたくさんのお出迎え。 気仙沼を基地に操業している豊進丸さんだけに、みなさんお祝いのお神酒を手にしています
接岸するとさっそく、竣工披露恒例のお祝いの餅まき
豊進丸の専務さんや船頭さんそして乗組員が船体3か所から一斉に祝い餅をまいて、岸壁側では我さきと餅を拾う姿。 勝倉漁業のスタッフもご相伴にあずかれたようで、ポケットいっぱいの戦利品ゲットです
78豊進丸さんは4月初めの出港予定だとか。
新造船の竣工ほんとうにおめでとうございます。 航海の安全と大漁を祈念いたします
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13:32
2014年02月12日
気仙沼内湾の説明会
気仙沼・内湾地区の防潮堤をめぐる議論が、先日おこなわれた内湾地区まちづくり協議会の結論で終結。 今後の土地区画整理事業についての話し合いに移ってきたような気仙沼です
2月7日から11日にかけて、南町~魚町の地区ごとに説明会が開催されています。 まちづくり協議会での検討状況についてや、防潮堤について、排水対策や地盤の嵩上げなどについて、気仙沼市の担当者から詳しい説明がなされました
地区会長さんが冒頭のあいさつで、住民の説明会への出席率が悪いことを指摘。 震災から2年10か月が経過した現在、それまでこの地区で生活してきた人の中にもいろいろな事情や、考え方が芽生え、土地への執着心・興味というものが薄れてきたかもしれません
これから始まる土地区画整理事業は、時間とお金のかかる事業だけに、スムーズに進めることができるのか。。。 示された平均減歩率の12.3%も多すぎるような気がして、波乱含みの予感がします
内湾は気仙沼の顔ともいえる地区。
ここの整備如何によって、これからの気仙沼の印象が左右されるのは確か。 ここっていいよね・・って誰しもが思えるような、前にも増して人々が多く集うような場所にしていきたいですけど。。。
2月15日には全体説明会も予定されているので、しっかりと話を聞いてきたいと思います
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09:29
2014年02月11日
大雪の気仙沼で
記録的な大雪の降った週明けの気仙沼
ふだんの雪は降ってもすぐに溶けてしまうけれど、今回の大雪だけは例外のようです。 20~30cmの積雪が今日になっても残っている気仙沼市内。 喜んでいるのは子供たちだけかもしれません
今週末にはまた雪になるとの予報なので、交通機関への影響がちょっと心配かな
大雪の残る気仙沼のコの字岸壁からきのう、宮古の68清福丸さんがインド洋に向けて出港しました
空路日本にきて気仙沼から清福丸に乗船するインドネシア船員などの国内移動も、大雪のためたいへんだったみたいですけど、ほぼ予定通りに無事出港できた模様。 常夏のインドネシアから来た船員たちは、初めて見る大雪にほんと驚いたことでしょうね。 でも、インドネシア船員たちにとってはこの珍しい体験もいい思い出になったのではないかと思います
勝栄丸と同じ海域でこれから操業予定の68清福丸さん お世話になります m(__)m
航海の安全と大漁。。。 気仙沼の関係者みんなの願いです。 出港おめでとうございました
清福丸ブログの記事はこちら http://ameblo.jp/seifukumaru/entry-11769399965.html
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11:15
2014年02月10日
値決めにご利益を期待して
伊勢神宮への公式参拝がぶじ終わったその足で、清水でのマグロの値決めにのぞみました
その前に、腹ごしらえ。。。 清水港・まぐろ館の2階にあるいつも行っている「くま吉」さんでお昼ご飯ということに。 くま吉さんは駿河湾の海の幸、乾物やお刺身が美味しいお店です
何にしようかなと悩んだ結果、本日の海鮮丼をチョイスです
清水といえば冷凍マグロの水揚げ日本一の港町
本日の海鮮丼にも清水港で水揚げされたマグロをはじめ、5~6種類の新鮮なお刺身がこれでもかっていうくらい盛り付けられていてボリューム満点。 有名な静岡おでんも付いていて、お得感いっぱいのランチでした
午後の値決めに、伊勢神宮のご利益をすぐに期待してしまう私。 自分のイメージする価格を目指しての値決め交渉。 納得できる値段でサインしたいと思います。 伊勢神宮のご利益がありますように
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13:14
2014年02月09日
さめのたれ
今回の伊勢の旅で、珍しい食べ物に出会いました
みなさん、「さめのたれ」って知ってますか! なんと、サメの乾物だそうで、塩味とみりん味の二種類があって、興味津々で試食させていただきました
試食する前は、サメのにおいがするのかなって思ってたけど、ぜんぜんサメ臭くなくて、上品な白身の乾物っていう感じ。 弾力のある食感、お酒のおつまみなんかにも最高じゃないでしょうか
三重県ではこうやってサメの身を食べるんですねえ。 練り製品の原料に使われることの多いサメの身ですが、工夫次第でおいしいお魚としても使えるんだなあって サメの水揚げ日本一の気仙沼でもこういう商品が開発されるといいんじゃないかと思います
その他に、サンマやアジや小魚の乾物専門店もたくさん。 どんどん試食させていて、お客さんも列をなして試食に群がっています。 そのうちの何割のお客さんが商品を購入するか分かりませんけどね。。。
なんで、さめのたれ・・・っていう名前なんだろう。 どんな種類のサメを使っているのかも聞き忘れちゃったけど、おもしろいネーミングの新しい味覚を最後に楽しんで伊勢の地をあとにしました
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17:04
2014年02月08日
おかげ横丁の散策
伊勢神宮の公式参拝で勝栄丸各船の安全と大漁祈願をしたあとは、楽しみにしていた「おかげ横丁」の散策。。。 久しぶりのゆっくりな時間です
まず目に付くのは、やっぱり赤福かな。 伊勢神宮前のおかげ横丁には、赤福の本店があって、出来たての赤福を食べることができます。 ここでしか食べられない赤福のおしるこも人気だとか
江戸時代のお伊勢参りの雰囲気が感じられるおかげ横丁は、ほんとうに素晴らしい観光地ですね。 歩いているだけでもほんと楽しい場所だと思います。。。
景観にも配慮してあって、お店の外装やイメージなども統一されてて、コンビニなども例外ではなく他のお店と色調を合わせているからスゴイ。 やっぱりここまで徹底しなくちゃねえ
おかげ横丁での散策の途中で「豚捨」っていう変わった名前のお店を発見。 聞けば、お店の牛肉があまりにも美味しいくて、扱っていた豚を捨ててしまったところ、豚捨の屋号になったとか。 そういえば昔、マグロといえば赤身だけ食べられていて、トロは捨てられていたという話を思い出しました
今回は名物の伊勢うどんや手こね寿司じゃなくて、豚捨で牛丼のお昼ご飯。 いままで食べた牛丼の中で、間違いなくナンバー1の牛丼だと思います。 もちろん赤福も食べなくちゃならないので、お腹いっぱいになったおかげ横丁散策でした
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13:26
2014年02月07日
伊勢神宮で大漁祈願
毎年恒例の伊勢神宮公式参拝での大漁祈願の日
日かつ漁協や金融機関そして全国の漁業者の代表や関係者がここ伊勢の地に集まりました。 体を清めて神聖な気持ちで儀式にのぞみます。 外宮から内宮の順番で、しきたりに従っての参拝です
毎年のことながら、伊勢神宮にくると神聖な気持ちになりますよねえ。 参道の木々も、何百年もここにあるものばかり。 参道を進む私たちを凛とした空気が包んでくれます。 ほんとうに歴史を感じますねえ
昨年は20年ごとの62回目の式年遷宮だったので、今回お参りしたのは新しいお社
第62回っていうことは、1200年以上もつづく歴史的な行事。 すぐ横にはそれまでのお社もあって、新旧両方を見ることができました。 これは技術継承のためもあっての事業だとか。 技術の継承ってどの世界でも大切なんですね
伊勢神宮の公式参拝で勝栄丸各船の航海安全と大漁、そして商売繁盛、みんなの健康を祈願
せっかく伊勢まできたんだから・・・ ちょっとだけ散策して帰ろうと思います
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13:39
2014年02月06日
祝・新富寿し復活
東日本大震災で被災したお店がまたひとつ再建・復活です
以前は気仙沼の鹿折地区にあって、人気のお寿司屋さんだった「新富寿し」さん。 念願の新しいお店が市内東新城に先月末完成しオープンとなったので、親方へのお祝い伝えに行ってきました
震災後は、同じように被災した寿司職人仲間と一緒に「流され寿司・気仙沼にぎり屋衆」というグループを結成して、北は北海道から南は九州まで、全国のイベントに出向いて気仙沼のお寿司を精力的に握り続けてきたそうです http://nagasaresushi.jimdo.com/
その「流され寿司」の活動の中でたくさんの方々に支えられ、そしてお世話になった皆さんにまたお寿司を食べてもらいたいと語る新富寿しの親方。 兄弟で握るお寿司には、心からの感謝の気持ちが込められているような、そんな優しい味わいのお寿司でした
忙しいなか、親方自ら新しいお店の中を案内してくれて。。。 いろんな思いがこのお店につぎ込まれているんだなあって。 美味かったよ!親方! ごちそうさまでした。 これからも応援し続けたいと思います
気仙沼・新富寿しホームページ http://shintomisushi.com/
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15:25
2014年02月05日
大漁旗職人のドキュメンタリー
BSフジのドキュメンタリー「一滴の向こう側」っていう番組で、勝栄丸の大漁旗が紹介されました
昨年5月に123勝栄丸が完成したときに、たくさん頂いた大漁旗のなかの一枚。 BSフジさんから協力の依頼があってお貸ししました。 改めてテレビ映像で見ると、やっぱ素晴らしい出来栄えですねえ
東日本大震災からまもなく3年。いまだ震災の傷跡が残る地域もまだまだある一方で、復興・再建を遂げようとしているところもある。 今回の番組では力強く歩み始めた人たちを応援しようとしている人に密着。 東北の復興を願い、力強く色鮮やかな旗を描き続ける大漁旗職人の伊藤さんらの情熱あふれる姿を4週にわたりお届けするもの
映像の中で紹介されている大漁旗の制作現場。。。 こんな風にして大漁旗が作られているんだと初めて知りました。 大漁旗職人が頭の中にイメージしたものを真っ白な生地に直接筆で大胆に描いていく。 一発勝負のぶっつけ本番。 迫力のある書体そして縁起物の絵柄など、すべてが芸術作品だと思います
第1話はすでに放送されちゃいましたが、あと3回の放送があります。
第2話(2月8日)、第3話(2月15日)、第4話(2月22日)、いずれも土曜日の22:00から30分
気仙沼にいると子供のころから見慣れている大漁旗のある光景ですが、こういう職人さんのすばらしい技術やおもいにも支えられて私たちの漁業がおこなわれているんだなあと改めて感じました
みなさんもよかったら見てください http://www.bsfuji.tv/top/pub/itteki.html
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:28
2014年02月04日
特集「漁船の大震災」
気仙沼の漁船漁業情報コミュニティ誌 「 月刊 みなと便り 」の新年号が届きました
今回の特集は、東日本大震災から3年の節目に企画されたもので、気仙沼で大津波の被害にあった「漁船の大震災」を特集したもの。 これは永久保存版といってもいい内容だと思いますねえ
気仙沼の湾内いたるところで被害にあった震災当時の漁船の写真がたくさん。
震災当日の寒さ、におい、音、そして押し寄せてくる大津波の恐ろしさまで蘇ってくる感じがします。
勝栄丸ブログを見ていただいている方々にも、これはぜひご覧になっていただきたいです
詳しくは「みなと便り」のホームページをご覧ください http://www1.ocn.ne.jp/~minato88/
毎回毎回、精力的な取材で地域の情報をお届けし続けている編集室のみなさん。 全国的にもめずらしい漁船漁業の情報誌として、これからも編集長の目線で気仙沼の漁業の今を伝えてくれることを期待しています それにしても・・・ ほんと衝撃的な写真の数々でした。。。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:36
2014年02月03日
気仙沼内湾の防潮堤5.1mに
気仙沼市の内湾地区復興まちづくり協議会は1月30日、各地区代表らによるワーキングを市役所ワン・テン庁舎で開催し、宮城県が提案していた防潮堤高5.1mを受け入れることを決定した模様
魚町の防潮堤背後地を当初計画より1m高く盛り土し2.8mとし、防潮堤5.1mのうち1mを可動式のフラップゲートとすることで、防潮堤を整備しても背後地からみた防潮堤の高さが1.3mとなり、歩行者からも海が見えるよう配慮した格好
もめにもめた気仙沼内湾地区のワーキングにおける防潮堤議論もこれで終結となり、これから全体説明会などで合意形成を図り、3月中の事業認可を目指す計画だとか。
高いコンクリートの壁に囲まれた内湾じゃなくて、胸の高さなら腰の高さならと真剣に検討してきたことが今回の合意につながったとの報道。 当初6.2mから始まった内湾地区の防潮堤も、最終的には4.1m(+1mのフラップゲート)で決着したが、果たして本当にこれでよかったのかどうか。。。
並行して進めらている地域全体の街づくりの議論が今後の焦点になってきた気仙沼です
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
14:25
2014年02月02日
ナシパダン屋さん
インドネシア・ベノア港に補給入港していた勝倉漁業の第123勝栄丸が、すべての作業を終えて出港したのを見送ったあとは、関係者みんなで打ち上げとなりました
場所はサヌール地区某所のナシ・パダン屋さん
インドネシアのローカル料理をリーズナブルな価格で提供してくれるお店。 パダン料理っていうのは西スマトラ州各地の料理の総称らしく、いたるところにこのナシパダン屋さんがあります
初めて見るとなんだこりゃって思うような料理の数々
見たことのない得体のしれない料理がずらりと並びます。 だけど、これがまた美味しいんですねえ。 唐辛子の油いためチャベ、牛肉料理、魚料理、玉子料理そして野菜料理などなど
手を付けた皿だけを支払うシステムなので、食べたくないものは絶対に手を付けない事。 これが鉄則。 だけどとっても安いので、いろんな味にチャレンジしてみるのもいいかもしれません
遠洋まぐろ漁船の基地となっているインドネシア・バリ島での最後の夜は、ナシパダン屋さんでローカル色たっぷりのご飯となりました。 なんど食べてもやっぱ旨いですね、ナシパダン屋さんって。。。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:08
2014年02月01日
123勝栄丸がベノア出港!
補給のためインドネシア・ベノアに入港していた勝倉漁業の第123勝栄丸が、港内でのすべての作業を終えインド洋漁場に向けて再び出港しました
岸壁では、現地代理店や関係者の皆さん総出で出港のお見送り。 本船の滞在中は本当にいろいろとお世話になりました。 これからも勝栄丸各船共々宜しくお願いしたいと思います m(__)m
入港中、つかの間の休暇を満喫し心身ともにリフレッシュした船員たち。
どの顔も鋭気に満ち満ちて、これからの操業に向けてのやる気が一人一人の表情から感じられます
123勝栄丸の船影が小さくなったのを確認したのち、現地関係者との写真撮影です。
トラブルなくスムーズに出港させることができて、みなさん一様にほっとした表情の一枚
乗組員のみなさんには、あと約4か月の航海を事故なく怪我なく順調にこなしていただきたいですね
第123勝栄丸の航海安全と大漁、そしてプロジェクトの成功を祈ります
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:51