2019年03月31日
第7勝栄丸がバリ島に寄港

東京そして清水港でのお仕事を終えて、そのままの荷物とともに成田空港からガルーダインドネシア航空の直行便でデンパサールに到着しました。 雨季のためかものすごくむし暑いバリ島です

先日、大勢の皆さんのお見送りを受けて新たな航海へと気仙沼を出港した勝倉漁業の第7勝栄丸は、太平洋からインド洋へと順調な航行を続け、約12昼夜の航程でベノア港に無事到着です

これからの南インド洋そしてアフリカ周辺でのマグロ漁に備えて、ここバリ島で燃料や食料などの補給をおこなうんです。 もちろんインドネシア船員も乗船準備を整えてスタンバイしてました

早朝に16チャンネルで本船に呼びかけると、沖合の錨地にすでに到着とのことで、さっそくパイロットステーションに連絡し水先案内を依頼。 朝7時過ぎにゆっくりとベノア港に見えてきた本船が現地代理店の作業艇のサポートを受けながら慎重に着岸。 岸壁で現地スタッフとともに本船を出迎えました

ちょうどこの日は、海上警察のセレモニーのため岸壁での作業が午後から開始となり、お昼過ぎにパイプラインからの燃料供給開始。 並行して事前に手配していた食料類のトラックからの積込み作業。 30℃以上の猛暑の中、汗だくになりながらの補給作業となり、乗組員の皆さん本当にお疲れ様です

漁労機械や航海計器、通信環境などをひとつひとつ確認して全て問題なしでしたが、一部の配管に腐食が見つかったので現地の業者に修理を依頼。 間に合うかなと思ったけど数時間で仕上げてくるんだからバリ島の鉄工所もまんざらでもない。 新しい配管に防錆の塗装を施して作業終了でした

今回の第7勝栄丸のバリ島寄港は一泊のみ。 本船には資源調査目的の科学オブザーバーも乗船し、数か月間にわたり操業に立ち会いながら調査記録をつけていきます。 本船の乗組員の皆さんもオブザーバー乗船調査に対しご協力の程よろしくお願いします。 猛暑の中での補給お疲れ様でした

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11:43
2019年03月30日
GA881便でデンパサールへ

現在新潟造船で建造中の勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第127勝栄丸(495トン型)の艤装工事についての打合せを東京支社でおこなったあと、東海道新幹線で静岡に移動し清水入りでした

年度末となって今期最後の水揚げとなったのは第1勝栄丸が北大西洋で漁獲したクロマグロやメバチマグロなど。 小雨まじりの肌寒い清水港でしたが、予定通りに水揚げを終えることができて

この一年間のお取引きの御礼を済ませたらこんどは成田空港に移動です。 翌日午前中のフライトに合わせて京成成田駅前のAPAホテルに宿泊。 最近はよくAPA成田を利用させて頂いています

翌日のフライトに備えてゆっくり休もうと早めに寝たら、深夜に突然非常ベルと警報アラームが鳴り響いて、14階で火事が発生したとのアナウンス。 不気味な大音量の警報を聞いて思わず東日本大震災を思い出してしまいました。 廊下に出るとたくさんの宿泊客が不安そうな様子でうろうろしていました

すぐにスタッフが飛んできて、どうも誤作動だとの話しなのですが、万が一に備えて服を着替えて待機。 廊下の様子をうかがいながら、火事のような臭いもないし、煙もないから大丈夫かなと思いつつ、約1時間くらいのあいだずっと警報音とアナウンスが続き、午前1時半頃にようやく沈静化しました

結果的には何事もなくてよかったけれど、もし本当に火事だったらと思うとぞっとしますね。 翌日のチェックアウトの時にホテル側からなにかお詫びなど一言あるのかなと思ったけれど、一切何もなくて。 宿泊客に迷惑をかけたんだから、なんらかの対応があっても良かったのではないかと思いました

ホテルのシャトルバスで成田空港第1ターミナルに移動。 デンパサール行きのGA881 便に搭乗すべくチェックイン。 いま抱えている課題などを含め現地でいろいろと情報交換し勉強してこようと思います。 いま沖出し中の第7勝栄丸のベノア到着も間近。 現地では入港アテンドのお仕事が待ってます

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10:32
2019年03月29日
今期の〆は末廣のちらし寿司

日本各地から桜の開花のニュースが届き、東京などでは今週末から来週にかけてが見頃になるとの報道で、ここ静岡県清水港でもそろそろお花見をいつにしようかなどの声も聞かれてきた今週です

やはり日本は桜が開花してお花見などで行楽地を中心にたくさんの人が動きだすと、マグロなどの荷動きも活発化してくるんですよね。 もうすぐ訪れる新年度、4月以降のマグロの取引に期待です

東京での打合せから清水港に移動して、第1勝栄丸の大西洋クロマグロなどの水揚げを無事に終えて、今期の清水出張はこれでおしまい。 今期も一年間のお取引きありがとうございました

第1勝栄丸のマグロ販売をお手伝いして頂いている日かつ漁協のグループ会社、日本かつお・まぐろ漁業協同株式会社もこの3月が年度末との事で、勝栄丸の水揚げで清水事務所の今期のお仕事が終わるとの事もあって、運搬船の水揚げ後に末廣鮨のちらしの出前をとっていて下さいました

清水港の名店「末廣鮨」は極上のミナミマグロや寿司ネタを提供してくれるお寿司屋さんという事で有名。 夜におまかせでお食事をすると結構お高いんですが、お昼のちらしはかなりリーズナブル

極上ミナミマグロの赤身はもちろんのこと、末廣鮨ならではの素晴らしい寿司ネタがボリューム満点に盛り付けられたちらし寿司なのでかなり美味いです。 これで1,000円っていうのが嬉しいですね

年度末最後を飾る勝栄丸の水揚げを終えて、清水事務所の皆さんと末廣鮨のちらし寿司でのお昼ご飯。 また次回もこれでお願いしますって言っちゃあ図々しいかな(笑)。 ほんとごちそうさまでした

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07:11
2019年03月28日
ICタグ装着のクロマグロ水揚げ

桜の開花がまだまだ遠い気仙沼から東京に移動して、浜離宮庭園そばの三井造船ビルで新潟造船担当者との打合せを終えて、品川駅から東海道新幹線で静岡入り。 清水港に到着です

年度末となり今期最後の勝栄丸のマグロの水揚げにやってきました。 前日の東京そして清水も上着が必要ないくらいの暖かい気温だったものが、水揚げ当日は肌寒いほどの小雨模様となって

晴れ男じゃないけれど、勝栄丸の水揚げの時はお天気に恵まれることが多く、こうして雨模様の水揚げはほんと久しぶりの事。 肌寒い気温だから雨合羽を着込んでいてちょうどいいですけどね

勝倉漁業の第1勝栄丸が北東大西洋アイルランド沖で漁獲したクロマグロや中部大西洋漁場でのメバチマグロなどを、超低温冷凍運搬船「IBUKI」に転載して清水港まで運んできました

勝栄丸の他にもたくさんの荷口があって、それでも荷役繰りの関係などから本船の水揚げが最後のほうになってしまったけれど、朝7時半の開始時間には関係者勢揃いで水揚げスタンバイです

ここ数年の間、クロマグロにICタグを装着しての実証試験に協力してきて、今回もICタグの開発チームの皆さんそして水産庁の職員の方々なども大勢が見守るなかで水揚げが行われました。 幸いなことに小雨で済みましたが、寒いなかでの水揚げに立ち会った関係者の皆さん、本当にお疲れ様です

沖の操業現場でクロマグロに装着されたICタグを、ハンディータイプの読取機を使って情報を確認していく。 年々その精度が向上しているのが分かる。 次のシーズンも協力していきたいと思います

今回の水揚げで今期の清水出張は終了で、あとは新年度の4月以降となります。 この一年間、勝栄丸のマグロを取り扱って頂いた関係企業の皆さま、有難うございました。 引き続き宜しくお願いします

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11:48
2019年03月27日
新潟造船東京支社での打合せ

3月も下旬となって、東京をはじめ南のほうから桜の開花のニュースが報じられるようになってきました。 東京は今週末から来週にかけてが見頃だとか。 気仙沼での開花は4月の中旬ですかね

年度末を迎えた今週は東京への出張から始まりました。 いま新潟造船で建造中の遠洋まぐろ延縄漁船・第127勝栄丸についての打合せを、東京支社でおこなうため東京に立ち寄ることに

かつての築地市場のお隣にある浜離宮庭園に面した三井造船ビル。 そこに入居している新潟造船東京支社で、事前にメールなどでやり取りしていた内容についての話し合いでした。 お世話様です

まもなくファイナルドックを予定し、来月には海上公試運転をおこなうところまで建造がすすんできて、完工まであと一ヶ月ほど予定となっていますね。 5月末の竣工・引渡しに向けて順調に建造が進められているとの担当者からの報告を受けて、タイミングを見てまた新潟に行かなければと考えてます

新潟造船の東京支社まで地下鉄で移動し築地市場駅で地上にでると、築地市場の解体工事が行われているのか、かつての市場内に入ることができなくなっていて、工事車両だけがせわしなく行き来しているのを見て、時代は変わっていくのだなあと実感。 築地市場の時代が懐かしいですね

場外市場は引き続き営業しているので、依然としてたくさんの観光客で賑わっています。 場内にあったほとんどのお店は豊洲市場に移転しての営業なので、お昼ご飯をどこで食べようかと悩んだ末に、近くのお寿司屋さんにふらっと入ってランチセットを頂きました。 結構美味かったです

新潟造船東京支社での打合せを終えて、今期最後となる勝栄丸の水揚げのため清水へ移動。 品川駅から東海道新幹線で約50分ほどで静岡着。 これから第1勝栄丸のまぐろの水揚げに臨みます

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09:36
2019年03月26日
生鮮メカジキが1600円超の相場に

気仙沼魚市場の新市場棟の落成式典と祝賀会がおこなわれ、4月の供用開始に向けてもう間もなくのところとなりました。 高度衛生管理型の新市場の完成を関係者一同待ち望んでいました

新市場棟の二階には、宮城県北部鰹鮪漁業組合(北かつ)が移転して入居することになっていて、今月末には組合員のお手伝いを受けての引越しが行われる予定。 4月1日から完全移転になります

いまは魚市場の北側で水揚げ・販売をおこなっている近海まぐろ延縄漁船ですが、新市場棟の供用開始とともに南側での水揚げとなる。 専用のクレーンや温度管理された市場棟にて、これまでのセリ場に直置きのスタイルからパレットやタンクなどを使用しての販売スタイルにかわってきますね

気仙沼の近海まぐろ漁船の集約化がおこなわれ、これまでの個別の漁業経営から新たな組織を立ち上げての運航体制となり、新船導入に向けての建造も着々とおこなわれているとのことで、気仙沼の主要な漁業種であるメカジキとサメ類の安定供給に向けて、引き続き頑張ってほしいと思います

そのメカジキが最近の水揚げ入荷量の減少などによって、気仙沼魚市場での卸売価格が超高値となっていて、先日までの1㎏あたり1000円前後の相場から1600円超の取引となってるから驚きです

気仙沼のブランド魚として、メカジキの消費拡大のキャンペーンを張ってきて、首都圏などでも気仙沼メカジキの認知度も徐々に上がってきた。 気仙沼でもメカしゃぶやすき焼き、お刺身やカレーなどの食材として人気となっていますね。 そのPR効果と相まっての高値取引なのかもしれません

新市場棟が完成し供用開始となる気仙沼魚市場で、近海まぐろ漁船によるメカジキが安定的に供給されることを期待するとともに、気仙沼の美味しい魚介類をこれからも広くPRしていきたいと思います

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10:36
2019年03月25日
明神丸本店で絶品かつお料理

3月もあと一週間ほどとなり、年度末を迎えて皆さんもお忙しい毎日の事と思います。 勝栄丸ブログも開設から丸8年を過ぎて、これからも様々な情報をお伝えしていきますので宜しくお願いします

1月から2月と気仙沼に続けて帰港した二隻の勝栄丸での引越しや船内片付けに、関係者皆さんのご協力を頂いて連日作業でした。 そして3月は勝倉漁業の新造船の進水式や第88佐賀明神丸の竣工披露で高知を訪れるなどの出張続き。 久しぶりの高知ではカツオのタタキをたくさんいただきました

高知で宿泊したのは「はりまや橋」のすぐ近くにある西鉄イン。 初めて泊まったけれど、部屋もキレイでビジネスホテルとしてはかなりいい感じ。 なんといっても朝ごはんが素晴らしかったです





そしてその西鉄インのすぐ近くには、カツオを中心にした土佐漁師料理の「明神丸本店」があって、ホテルにチェックインしてすぐにお店にでかけました。 市内には5店舗を展開していて、岡山の2店舗そして東京で3店舗と、続々と新しいお店を広げている明神丸さんです。 今回もお世話になりました

「漁師が釣って漁師が焼いた」のキャッチフレーズで販売している明神丸のかつおのタタキは、塩たたきとポン酢と二種類あって、オリジナルの塩たたきは柚子のしぼり汁をつけて食べるのがうまい

高知の地酒を頂きながらのカツオのタタキは最高ですね。 うつぼのから揚げや四万十の海苔の天ぷら、カツオのタタキの巻物などもお気に入りで、お店に行くと必ず注文するメニューです

22年連続生鮮かつお水揚げ日本一の気仙沼港でもこういうかつおの食べ方をしてもいい。 もうすでに今季のかつお漁は始まっていて、あと数か月後には気仙沼もカツオの水揚げで賑わうことでしょう。 昨年の秋以降、久しぶりに美味しいカツオを頂いて、とても美味しかったです。 ごちそうさまでした

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09:40
2019年03月24日
出張準備のあいまに辛煮干そば

3月も最終週となって、平成30年度もあと僅かになってきました。 今朝がたはどんよりとした曇り空から、季節外れって言っていいボタ雪がちらついてちょっとだけ積もったけれども、徐々に青空も見えてきてあっという間に雪が解けていきました。 タイヤ交換も終わっているので、少しだけ焦りましたが

週明けからの出張に備えて、午前中から書類や着替えなどの準備。 今週は第1勝栄丸の大西洋クロマグロの清水港での水揚げを予定しているので、体調万全にして臨んでいきたいと思います

先日に新潟造船でおこなわれた勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸の進水式を経て、その後も順調に艤装工事が進んでいる中、勝倉漁業の役員と幹部船員が新潟入りして、現場での確認作業をおこなった今週。 細かな仕様や配置まで確認が進んで、乗組員が使いやすい船になってきている模様です

今週には私も新潟造船東京事務所での打合せを控えているので、幹部船員らの話しをうけて対応策を協議していきたいと思います。 新潟造船の皆さま、引き続きどうぞよろしくお願いします

そんな週明けの出張準備のあいまに、気仙沼の人気店「まるき」さんの開店時間に合わせ車を走らせて。 すでにお店の外には10名ほどのお客さんが小雪がちらつくなか並んでいましたがすぐに席に案内してもらえました。 まだまだ寒い気仙沼なので、お気に入りの「辛煮干そば」を煮玉子付きで注文

出張が続いてあとしばらくは食べれないかもしれないなあと思って、休日のお昼に楽しみにしていた「まるき」さんの辛煮干。 31日(日)には「みなとでマルシェ」に出店する予定と聞いているので、海の市の特設会場にみなさんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。 08:00~1400の開催だそうですよ

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12:49
2019年03月23日
「若手経営者の会」の通常総会

今年度も残すところあと一週間ほどとなってきました。 年度末を迎えて関係各社の皆さま方も何かと気忙しい毎日かと思いますが、新年度も引き続きご愛顧の程どうぞ宜しくお願い致します

気仙沼の金融機関の若手経営者の会が発足してからもう15年くらいになりますか。 私も昨年まで3年間ほど会長を務めさせていただきましたが、新執行体制になって一年が経ち総会が行われました

2カ月に一度のペースで例会をおこなっている若手経営者の会。 毎年、日本各地への移動例会もおこなっていて、昨年は京都への視察研修でしたね。 今年もどんな活動になるかとても楽しみです

今年の通常総会は市内弁天町のホテル一景閣で開催となって、年度末でみなさんお忙しいのかいつもより出席者が少なかったものの、予定通りの開催となりました。 今年度を振り返っての会長の挨拶に続き、活動報告や決算報告、そして次年度の計画や予算案などを審議。 スムーズな議事進行でした

会員の紹介による新入会員の議案も可決し、また新たなメンバーも加わっての一年間になりますね。 50歳以上が対象となるシニア会の活動も別に予定されていて近々にも打合せ会が行われます

定期的な若手経営者の会の例会を通じて、異業種の経営者の皆さんと懇親を深めながら勉強したり情報交換したりと、とても大切にしている会合です。 メンバーの皆さんこれからも宜しくお願いします

年度末の忙しいなか総会に出席された皆さん、お疲れさまでした。 また一年間よろしくです

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11:41
2019年03月22日
北かつ組合の引越し準備作業

東日本大震災から8年が経過して、気仙沼魚市場の新市場棟もようやく完成の運びとなり、先日には盛大な落成式典と祝賀会が開催されました。 本格的な供用開始もまもなくとの事で楽しみですね

その新市場棟の二階には、宮城県北部鰹鮪漁業組合が入居することになっていて、4月1日の新事務所での営業開始を前に、職員による引っ越しの準備作業が着々と行われています

新調したミーティングテーブルや椅子、書棚やパーティションなどが大量に届いて、電動工具を片手に黙々と組み立て作業をする職員の姿がありました。 一人での作業なのかも、ご苦労様です

今月28日から29日にかけて、田中前の仮事務所からの本格的な引越しを予定し、市内の漁業会社にもお手伝いの動員依頼がくることになっているので、関係者の皆さまどうぞ宜しくお願い致します

4月1日の新年度から新しい事務所でのお仕事になる北かつ組合ですが、電話の引越し手続きが混み合う時期という事もあって、スムーズに移行できない可能性もあるとのことで、関係者の皆さまには少しだけご迷惑をおかけするかもしれませんが、ご理解いただきご協力くださいますように

大きな荷物がたくさん搬入されている新事務所内で、勝倉漁業の役員がお手伝いしているのか邪魔しているのかわからない様子を傍目に、職員からいろいろ説明を受けながらの和やかな時間でした

勝倉漁業の平成30年度ももうすぐ終わって新年度に入っていきますね。 今期の締め括りとして今一度振返って、しっかり対応していきたいと思います。 北かつ組合の引越し現場からのレポートでした

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09:04
2019年03月21日
「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」の結果報告会

一昨年6月に気仙沼でプロジェクトを立ち上げて、まぐろ延縄漁船における作業負担軽減や省人化などを目指して取り組んできた「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」の活動も二年目の節目を迎えました

これまで一年間を通じて私たちが取り組んできた内容についての結果報告会が開催されて、気仙沼市長やトヨタ自動車東日本、水産庁やシステム協会などたくさんの関係者が集まっての会合でした

まぐろ延縄漁業における作業負担の軽減などをめざし、テーマを3つに絞ってそれぞれのチームで頑張ってきた内容を資料として配布し、各リーダーからのプレゼンテーションでの成果発表です

私たちが担当する超低温区画内における作業負担軽減では、生のマグロを凍結室に入れる時に使う横スライダーや、グレーズタンクについての検討状況を報告し、すでに5隻の遠洋まぐろ延縄漁船への導入が決まった気仙沼スロープを披露。 これまでの開発秘話も皆さんと共有する事ができました

そして投縄作業の改善チームによる報告では、近海各船の投縄作業の現状を比較・分析するとともに、理想の投縄作業モデルを抽出し、これから各船の船員に対し浸透を図る計画。 投縄自動化への一歩、中間報告で披露された模型をもとに試作機を製作しようというところまで検討が進んできました

そして機関部品や漁具、食料や餌料などの船内における管理についての改善をおこなっている「5S」チームでは、今年度のテーマとして食料品の在庫管理をターゲットに検討が進められてきて、その一つの方向性が示されて、現在は近海船でのテスト運用が行われていることが報告されました

これまでお世話になったトヨタ自動車東日本の担当者が4月に異動となるとお聞きし、これから一緒にお仕事ができないのはすごく残念ではありますが、このプロジェクトへの熱意を私たちが引き継いで、さらに成果があがるよう精一杯頑張っていきたいと思います。 この「二年間本当に有難うございました

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09:26
2019年03月20日
国産冷凍イワシの解凍検品

第88勝栄丸から乗り移り新たな航海へと船出した第7勝栄丸。 気仙沼を出港してから順調に航行している本船は、約12昼夜をかけて経由地のバリ島ベノア港に向けての沖出しとなっています

今航海も本船へのサポートの程、取引先の皆さまにはどうぞ宜しくお願いいたします。 ミナミマグロの新たな漁業管理期間も4月から開始となる。 気仙沼でも各船の出漁準備が本格化になりますね

先週、新潟造船で命名・進水式を終えた新造船の第127勝栄丸はその後も順調な艤装工事が進んでおり、5月末の竣工引き渡しに向けてこれから建造工事も佳境となってくる。 海上公試運転なども4月には予定されているので、乗組員と一緒にまた新潟造船へ訪れる機会もあろうかと思います

そして現在パプアニューギニア水域にて操業中の第123勝栄丸は、あと2か月ほどの操業期間を経て帰航となる予定なので、漁艙をマグロ類で満載にできるよう頑張ってほしいですね。 南インド洋でのミナミマグロ漁、ジャワ沖のメバチマグロ漁を経て、南太平洋での操業を行う本船。 本当にご苦労様です

第7勝栄丸の出港を見送ってこれで仕事が終わりじゃなくて、数か月後に予定される2隻のマグロ船に積込む冷凍餌料の手配をすすめなくてはならないタイミング。 大西洋操業船への対応も並行して必要だから、取引先業者の皆さんからいろいろと情報をいただきながら進めていきたいと思います

今回は日本沿岸で獲れたイワシの解凍検品。 最近はサバ缶ブームのために沿岸での巻き網漁もサバを主体とした形態が多く、以前よりもイワシの水揚げが少なくなっているのが悩み。 南米アルゼンチン水域の松イカの新物もあと2か月ほどで搬入されてくるので、青物と合わせて手配をかけなければ

遠洋まぐろ延縄漁船の活動を陸上側からサポートするさまざまなお仕事。 この冷凍餌料の手配はその中の一つ。 お勧めの餌料がありましたら、勝倉漁業までぜひご連絡いただければと思います

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08:23
2019年03月19日
祝! 第35漁福丸の竣工披露

年明けの1月から2月にかけて、インド洋などの各漁場から気仙沼港に帰ってきた多くの遠洋まぐろ延縄漁船が、新たな航海に向けての出漁準備をそろそろ開始させる動きの3月中旬です

先日の第7勝栄丸の出港には、たいへん多くの皆さまに出船送りをして頂きまして、船頭さんや乗組員の皆さんもさぞ気合が入った事でしょう。 今航海も引き続きどうぞ宜しくお願い致します

週明けはとてもいい天気となって、まだ風が冷たいながらも春を感じさせるような陽気となった気仙沼港。 その気仙沼港にまた新しいマグロ船が登場するという事で、新船披露にでかけてきました

関係者が見守るなか、福島県いわき市船籍の第三十五漁福丸(499トン型)が大漁旗を飾り付けて入港してきました。 最新鋭の遠洋まぐろ延縄漁船の竣工ほんとうにおめでとうございます!







静岡県清水港の三保造船所で昨年から建造をおこなっていた第35漁福丸。 漁福丸さんは気仙沼を基地に操業するマグロ船で、このほど完成・引渡しとなった新船を清水港から廻航してきました

勝倉漁業の123勝栄丸と同時期に竣工した僚船も所有する会社。 現在さらにもう一隻を三保造船で建造中との事で、そちらも近々お披露目になる。 続々と完成する新造船に心が浮き立ちます

お祝いのお酒などをもって岸壁でスタンバイ。 大漁旗をなびかせながら作業艇のサポートを受けゆっくりと着岸する本船。 すぐに乗船しては船内を見学させてもらいました。 素晴らしい新造船ですね

太平洋の西経漁場を中心にメバチマグロ漁などをおこなう本船。 遠洋まぐろ漁船では最大級499トンの大きな漁艙にマグロを満載してきてくれることでしょう。 お祝いの餅まきも楽しませて頂きました!

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08:48
2019年03月18日
気仙沼新魚市場の落成式典

新たな航海へと船出する勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第7勝栄丸をたくさんの関係者とともに見送って。 一月下旬からおこなってきた一連の作業がこれでひと段落つき、お世話さまでした

船体や機器類の整備、船体塗装、漁具や資材の引越し作業、船内の片付けなどとともに、新たに手配した冷凍餌料などを本船に積込んで、いまのところ一切の忘れ物なしで順調に沖出し中です

第7勝栄丸の出港を関係者とともに見送ったあと作業着からスーツに着替えて、新市場完成の祝典に出席すべく気仙沼魚市場南側に新たに整備された建屋に会社の役員とともに向かいました

東日本大震災で建屋ごと流失し高度衛生管理対応型の施設として復旧された気仙沼魚市場のCD棟とE棟。 4月からの供用開始にあたり、完成を祝しての落成式典と祝賀会が開催されました

真新しい魚市場の内部に初めて足を踏み入れて。 外気が遮断された空調装置の温度管理による低温売場。 床に直置きのセリ場から、パレットやタンクなどを使って衛生的に水揚げ魚種を取り扱う

世の中の流れなんでしょうが、これまでとは大きく流通の形が変わっていくのを実感。 紅白の幕を張った式典会場は、魚市場の中っていう感じがしないくらいとても衛生的な環境に仕上がっていました

気仙沼市の菅原市長、小野寺五典衆議院議員など6名による式辞と祝辞が続いて、この新しい市場への期待感の高さがうかがえます。 そして気仙沼漁協組合長をはじめご来賓の皆さまによるテープカットにあわせてくす玉が割られて。 気仙沼魚市場の新市場棟の完成を関係者とともに祝いました

この新しい建屋の二階には、私たちが所属する宮城県北部鰹鮪漁業組合(北かつ)の事務所も移転する予定となっているので、4月以降の本格稼働がすごく楽しみですね。 落成おめでとうございました

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08:43
2019年03月17日
第7勝栄丸がインド洋へ出航!

今年1月に大西洋漁場から気仙沼港に帰港して、新たな航海に向けての船体や機器類の整備、みらい造船での船体塗装、88勝栄丸からの漁具・資材などの引越し、そして船内片付けなどをおこなった第7勝栄丸が、インド洋に向けての出港の日を迎えました。 雲一つない素晴らしい出港日和です

まぐろ延縄漁に使用する大量の冷凍餌料などの積込みも終わって、燃料油も満タンに補給。 海上試運転も異状なくすんで、3月16日の出港となりました。 船首と船尾には社旗や大漁旗を掲揚して

出港祝いのお酒やビール・ドリンク類などが次々と届き、免税品を積込んで出港に向けてのスタンバイ完了。 出港の際に流す音楽の音量調整や汽笛のチェックも万全で、心配事は一切なしですね





午前9時には五十鈴神社の神主さんによる海上安全と大漁を祈念しての神事。 船頭さんとともに航海安全と大漁を本船内の神棚に祈りました。 そして船首から船尾までお清めの塩とお神酒をまいて、魚を取り込む玄門口には盛り塩を。 11時の出港時間が近づくと船送りの関係者が続々と集合です

日頃お世話になっている取引先関係者や僚船の船頭さん方、乗組員のご家族や勝栄丸のOBの皆さんなど。 岸壁いっぱいのお客様に恐縮しながら、出港前の恒例の儀式「乾杯」に移ります

第88勝栄丸から第7勝栄丸に乗り移り、これからミナミマグロ漁に臨む本船の航海安全と大漁、そして乗組員の皆さんのご健勝でのご活躍、ご参集の皆さんの商売繁盛などを願っての乾杯でした

第7勝栄丸はこれからバリ島ベノア港を経由して南インド洋の漁場へと出漁しますが、取引先関係者の皆さま方には引き続きこれまで同様、陸上からのご支援とご協力の程どうぞ宜しくお願い致します。 第7勝栄丸が安全な航海で大漁に恵まれますように、乗組員の皆さん今航海もがんばって下さい!

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10:44
2019年03月16日
第7勝栄丸の冷凍餌料積込み

昨年8月の起工式から10月の船台搭載、そして12月の注水・浮上を経て、新潟造船での新船建造が順調に行われている勝倉漁業の新船「第127勝栄丸」の命名・進水式が先日行われて、関係者の方々と一緒にお祝いしてきました。 たくさんのお祝いメッセージや大漁旗を頂戴し本当に有難うございました

命名・進水式のあとにおこなわれた直会では新潟造船の役職員の皆さんも一緒に和やかな会食のひと時。 お昼時にすべての予定を終えてすぐに新幹線を乗り継いで清水港に移動。 翌週におこなわれる第1勝栄丸の冷凍マグロ類の値段交渉に臨むことに。 先週末から予定がぎっしりです

今年度最後となる勝栄丸の漁獲物の販売なので、今期一年間のお取引きの御礼を兼ねての商談でした。 また来期も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。 水揚げの時にもまたお世話になりますね

高知での竣工披露、新潟での127勝栄丸の進水式、そして清水でのマグロ類の値決めを終えて約一週間ぶりに気仙沼に戻ってすぐ、出港を間近に控える第7勝栄丸の冷凍餌料の積込み作業に立ち会いました。 私たちが出張中のあいだも漁具・資材などの積込みや船内片付けなどご苦労様でした

朝8時作業開始とのアナウンスをしていましたが、いつも通り7時半には積込開始となって。 勝栄丸に冷凍餌料を供給する業者が手配したトラックから、イワシやイカ、ムロアジなど数種類の冷凍餌がパレット積みされフォークリフトできれいに陳列。 皆さんはいったい何時から作業されているのでしょうか

一時間に約2000ケース超のペースで漁艙内に積込まれる冷凍餌料。 陸側で対応する方々や漁艙内の積付作業をおこなう作業員の方々も手慣れたもので、気仙沼の餌積み作業は本当に早い

お昼頃には全ての作業を終えアンテナワイヤーを張って大漁旗を掲揚する竹を準備。 朝方は大雪となった気仙沼ですが、作業を終える頃にはすごくいい天候に。 あとは出港を待つばかりとなりました

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07:35
2019年03月15日
第127勝栄丸の進水祝賀会

毎年日本一の水揚げ高をほこる高知県黒潮町の明神水産が山口県の(株)ニシエフに発注してこのほど完成した第88佐賀明神丸の竣工披露と祝賀会に出席したあと新潟に移動しての、新潟造船で建造中の勝倉漁業の新造船「第127勝栄丸」の命名・進水式と、二重の喜びとなった今週です

日頃たいへんお世話になっている取引先の方々に新潟まで足を運んで頂いての進水式。 宿泊の老舗ホテルのイタリア軒の別館料亭「蛍」さんで命名・進水式を祝っての祝賀会の開催となりました

ホテルから小道をはさんですぐお隣にある立派な料亭。 前回の123勝栄丸を建造した際にも、ここ蛍さんで祝賀会をおこないましたね。 その時は緊張しすぎてあまり記憶に残っていませんが(笑)

新潟造船の社長さんの挨拶に続き、勝倉漁業を代表して私から御礼のご挨拶。 計画段階からようやくここまで形になってきた新造船の、これまでの感謝と御礼、そしてこの新造船にかける私たちの想いを挨拶に込めさせていただきました。 今後ともご支援・ご協力の程どうぞよろしくお願い致します

東京豊洲市場の荷受会社第一水産大物部の部長さんの乾杯で祝賀会がはじまって、料亭「蛍」さんの美味しいお料理と新潟の地酒で楽しいひと時。 出席者との懇親を深めることができましたね

ビールでの乾杯からすぐに新潟のお酒にかわって次々と四合瓶が空いていって、お店で準備したお酒がほとんどなくなってしまったっていうんだから結構皆さんお強い。 すごく楽しいお酒でした

勝倉漁業の新船「第127勝栄丸(495トン)」の命名・進水式の祝賀会。 あとで聞けば、二次会・三次会に行かれた方々もいらしたようですが、私は早朝の入魂式対応のため早めに失礼してしまいました

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10:15
2019年03月14日
第127勝栄丸の命名・進水式!

中型のかつお船としては約15年ぶりの新船建造となった第88佐賀明神丸さんの、高知県黒潮町での竣工披露そして四万十市中村のホテルでの祝賀会に出席して、そのあとすぐに新潟に移動です

昨年8月に起工式をおこなって10月10日「まぐろの日」に船台搭載開始、そして12月に艦ドックからの注水・浮上を経て、勝倉漁業の新造船「第127勝栄丸」の命名・進水式の日を迎えました

計画段階からするとここまで約2年。 新潟造船の皆さんや関係者の方々と数えきれないほどの会合を重ねながら、ひとつひとつの課題に取り組んできた結果が現実の形になってきましたね

岸壁で艤装中の本船には、取引先や関係者の皆さんから頂いたたくさんの大漁旗が飾り付けられて、紅白の幕やくす玉もお祝いムードを盛り上げてくれています。 お気遣いいただき有難うございます





命名・進水式には日頃お世話になっている取引先の方々に新潟造船まで足を運んでいただきまして、年度末の大変お忙しいなか本当に有難うございました。 朝方まで降っていた雨も式典の時にはすっかりあがって、青空も見えるほどに回復。 早朝の入魂式も予定通り行うことができました

命名式では私から本船の船名を「第127勝栄丸」とすることを宣言し、引き続いて行われた進水式では、神主さんの祝詞奏上に続いて出席者お一方づつの玉串奉天。 そして支綱切断とともに工場長による万歳三唱。 とても素晴らしい命名・進水式になったと思います。 新潟造船の皆さんお世話さまでした

写真撮影の準備ができるまでの時間を利用して、完成に近づいている船内を見学。 セーフティルーフ甲板や餌料運搬用縦型コンベアーなどの新設備、そして操舵室や船員室なども順次ご案内です

進水式のあとには会議室にお料理とお酒を準備しての直会も。 あいさつと祝辞に続いての乾杯発声、ささやかなお祝い会で命名・進水式の〆となりました。 新潟までお越し頂いたお客様、本当にありがとうございました。 これからも引き続きどうぞ宜しくお願い致します。 無事終わってホッとしました

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18:11
2019年03月13日
第88佐賀明神丸の竣工祝賀会

気仙沼の主要な水揚げ魚種の一つである生鮮かつおの今シーズンの操業がすでに始まっていて、ほとんどのカツオ船が出港しては水揚げ高レースにしのぎを削っています。 その中で、毎年日本一の水揚げ高をほこる高知県黒潮町の明神水産の新造船が竣工して、その祝賀会が開催されました

黒潮町佐賀の港では大漁旗を飾り付けた第八十八佐賀明神丸がその堂々とした勇姿を関係者にご披露したあと、5000個ものお祝いの餅まき、カツオのタタキのお振舞。 その時だけは雨も上がって、大勢の関係者の皆さんでお祝いすることができました。 新造船の竣工本当におめでとうございます

お祝いの餅まきのあとには船内見学する時間があって、最新鋭のカツオ船の内部を見せていただきました。 3000馬力のエンジンが搭載された機関室、最新鋭の航海計器類が並ぶ操舵室、新しいレイアウトで配置されている船員室など。 ほんとうに素晴らしい船に仕上がったと思いますね

港での新船披露のあとは、四万十市中村のホテルに移動しての竣工祝賀会。 200名を超すお客様をお迎えしての盛大な宴。 明神水産の幹部の方々、ご来賓の皆さまとともに鏡割りでの乾杯です

テーブルにはおめでたい鯛のお刺身や、明神水産のカツオのタタキ、そして皿鉢料理などがずらりと並び、乾杯前に飲み食いOKという土佐流のながれにそって祝宴がスタート。 気仙沼からお祝いにかけつけた多くの関係者とともに、明神水産の新造船の竣工をお祝いすることができました

3月12日には新船初航海へと出港となる第八十八佐賀明神丸さんです。 森下船頭さんをはじめ乗組員の皆さんが一致団結して、最高の成績をあげられますように、航海安全と大漁満足、そして明神水産の益々のご隆盛をお祈り致します。 たくさんの方々にご挨拶出来て、とても楽しい祝賀会でした

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07:54
2019年03月12日
第88佐賀明神丸の竣工披露!

気仙沼から新たな航海へと出港する第7勝栄丸の出漁準備がすすむなか、高知県黒潮町の明神水産の新造船が竣工したとのご案内を受けて、会社の役員とともにお祝いにかけつけました

気仙沼から東北新幹線で東京、そして羽田空港から飛行機で高知龍馬空港へ。 空港でレンタカーを借りて、新たに整備された高速道路を使って黒潮町へ。 高知市内から約1時間半で到着です

山口県の造船所ニシエフで建造され3月1日に佐賀港に到着した本船には、取引先各社から贈られた大漁旗がたくさん飾り付けられていて、あいにくの雨と強風の中ではありましたが、新造船の勇姿をこの目で拝見することができました。 第八十八佐賀明神丸の竣工ほんとうにおめでとうございます





明神水産の社屋におじゃまして、社長さんや船頭さん、幹部の皆さまにご挨拶。 新造船の完成で、明神水産の社内もお祭りムード一色。 気仙沼の関係者とともに盛大にお祝いしたいと思いますね

けっこう強い雨風だったものが、午後の餅まき時間になると神がかり的な幸運によって雨も止んで、あらかじめ手配していたお祝いのお餅5000個が手渡しで本船に次々と積込まれてスタンバイ完了

森下船頭さんの合図で一斉に祝い餅がまかれて、楽しみに集まった町民の方々、関係者の皆さんが紅白のお餅を拾って。 後半にはなんとカツオのタタキも空から降ってきて。 やはり近海かつお漁日本一の成績をあげる明神水産ですよね。 私たちもたくさん祝い餅を頂きました

中型のカツオ船としては約15年ぶりの新造船だという事で、船頭さんや明神水産の皆さんもほんとうに嬉しそう。 新造船の竣工披露、そしてお祝いの餅まき、ほんとうにおめでとうございました

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07:00
2019年03月11日
北かつまぐろ屋での出港宴会!

長期航海から気仙沼に帰港し、新たな航海に向けての準備を進めてきた第7勝栄丸の出港の時が近づいてきました。 あと一週間後には気仙沼からインド洋に向けて出航となりますね

みらい造船木戸浦工場での船体塗装、船体や機器類の整備、そして被代船からの漁具・資材などの引越しを経て、新たな体制で船出となる本船です。 関係者の皆さまどうぞ宜しくお願いします

海上試運転を数日後にひかえた週末、乗組員との出漁前ミーティングをおこなって、今航海のさまざまな注意点や各漁場の遵守事項そして乗組員の作業負担軽減に向けてのプロジェクトや新たに搭載することになったアイテムなどについて資料をもとに説明し、乗組員との方向性を確認しあいました

そして東京豊洲市場の荷受会社第一水産大物部の部長さんによる冷凍マグロ製品づくりの講習会。 毎年のようにバージョンアップされる社内マニュアルをもとに各手順ごとに認識を新たにして

そして出港前の恒例行事「出港宴会」を北かつまぐろ屋田中前店に予約しては時間に合わせて出席者が参集。 船頭さんや乗組員の他に、日頃お世話になっている取引先業者の方々にもお声がけし参加して頂きました。 年度末のお忙しいなか、出席していただきまして本当に有難うございます

出港宴会のメイン料理はメカジキとワカメのしゃぶしゃぶ。 旬のメカジキの薄造りと生ワカメを昆布だしのスープにくぐらせてちょっと色が変わったもう食べごろ。 おろしポン酢ダレによく合いますね

そしてもう一つのメインはメバチマグロのカマ焼き。 通常お刺身で食べる事の多いメバチマグロですが、実はカマの部分や頭の部分を焼き上げると最高級の焼き魚になるって知ってましたでしょうか

気仙沼では北かつまぐろ屋田中前店だけでしか食べる事のできないスペシャルなお料理なんです。 第7勝栄丸の出港宴会をマグロづくし料理でお祝いして関係者みんなで大いに盛り上がりました。 第7勝栄丸の新たな航海も取引先業者の皆さま方には引き続きサポートの程よろしくお願いします

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10:00
2019年03月10日
第7勝栄丸の出漁ミーティング

今年1月に大西洋漁場から気仙沼に帰港し、新たな航海に向けての船体や機器類の整備、そして漁具や資材などの引越し作業をおこなってきた第7勝栄丸の出港予定も近づいてきました

今週、船内各所の再点検を行ったところ、夜間の凍結で破損したのか、清水の配管ラインからの水漏れが発見されて、急きょ追加オーダーでの対応をして頂きました。 業者の皆さんにはお忙しいところ仕事が増えて申し訳ありませんが、出港を控えているので最優先にお願いしたいと思います

そしてバージ船から本船の燃料油の供給を受けほぼ満タン状態になって、潤滑油は陸上のドラム缶からポンプを使ってホースを通しての積込み。 燃料油関係はほぼ補給が完了しました

週明けは天候が荒れるとの予報もありますが、安全に配慮した形での海上試運転になりそう。 その前に、出漁前恒例となっている乗組員との出漁ミーティングを会社の会議室で行いました

冷凍まぐろ類のより良い製品づくりに向けての講習会もかねているので、講師には東京豊洲市場の荷受会社第一水産大物部の部長さんに気仙沼までお越し頂いて、お忙しいところ有難うごさいます

ミーティングの前に、内湾に新しくできたアンカーコーヒーでランチを食べながらの打合せ。 私と部長さんは「海のカレー」と「山のカレー」の合いがけを注文。 海のカレーはメカジキを使った気仙沼ならではの伝統の味、山のカレーは挽肉を使った野菜たっぷりの一品。 どちらもすごく美味しいです

ミナミマグロ漁場に出漁する第7勝栄丸の皆さんに、世界の海域、そして関係国の状況などを報告したのち、今航海における注意事項などをしっかりとお伝えすることができました。 会議の後半は第一水産大物部長さんによる冷凍・処理の講習会。 乗組員の皆さん、第一水産の部長さん、お疲れさまでした

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08:33
2019年03月09日
東京出張帰りに「かも川」さんへ

出港を約一週間後にひかえて、燃料油や潤滑油、漁具・資材などの積込み作業を予定する第7勝栄丸。 乗組員の皆さんや会社スタッフそして関係者の皆さんには、連日本当にご苦労様です

忙しく作業をおこなっている気仙沼を離れて一泊二日での東京への出張では、日かつ漁協で開催された全日本海員組合との長時間にわたる意見交換をおこなって、充実した会合になったと思います

今回の意見交換に臨むにあたり、自分なりにいろいろと勉強していったこともあって、相手方の考え方や資料作りの意図・誘導が手に取るようにわかる。 現実的な提案を期待したいと思います

そんな意見交換会を終えて気仙沼への道中。 けっこう神経を使った出張だったこともあって、帰りの新幹線では気分転換にといま読んでいる文庫本に没頭。 真山仁の「ハゲタカ」シリーズ面白いです

上野駅から新幹線に乗車して2時間ちょっとで一ノ関駅。 大好きな読書をするのは新幹線での移動中が一番なのであっという間に到着。 もう少し読みたかったなあと思いつつ下車し駐車場へ

ちょうどお昼時という事で、疲れたカラダにはやはりあれでしょうっていう事で、千厩のかも川さんでお蕎麦を食べていくことに。 前回は「鴨ざる」だったから、冷たい雨が降って肌寒いこともあり温かい「かしわ蕎麦」を注文。 サービスでいなり寿司もつけてくれて、いつもいつも本当にごちそうさまです

ホッとする優しい味のかも川さんの「かしわ蕎麦」。 気仙沼に帰ったら仕事のスケジュールが詰まっているので、かも川さんのお蕎麦を頂いて午後の仕事を頑張ろうっていう、いい気分転換になりました

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08:29
2019年03月08日
日かつ漁協での意見交換会

大西洋漁場から気仙沼に帰港し、新たな航海に向けての準備作業をおこなっている第7勝栄丸。 三寒四温でだんだんと春に向かっている気仙沼ですが、まだ寒い日が多いなか皆さんご苦労様です

3月に入って一週間ほどたちましたが、年度末という事もあって勝倉漁業も連日忙しい日が続く中、私はなかなか船の作業に立ち会えないでいてほんと申し訳ない気持ち。 仕込作業も間近ですね

燃料油や潤滑油の積込はすでに終了しているので、次は海上試運転からの岸壁シフト、そして漁具・資材や食料品、延縄漁に使う冷凍餌などの積込みに移っていきます。 出港まで一週間ほどとなりました

今週末には高知県黒潮町の明神水産の新造船、第八十八佐賀明神丸の竣工披露と祝賀会が予定され、その足で新潟に移動しては、勝倉漁業が発注した新船の進水式を執り行うので、出港準備で忙しい気仙沼港の作業は引き続き関係者の皆さんにお任せする事になりそう。 宜しくお願いします

週末から続く出張の前に、一泊二日で東京への出張。 日かつ漁協で開催された外国人船員についての意見交換会には全日本海員組合の水産局長さんらにもお忙しいなか出席していただきました

3時間を超える会合では真剣な意見が続出し議論が白熱する場面もありましたが、最終的には私たちの考え方をよく理解してもらえたのではないかと思います。 そして今後また話し合うであろう新たな提案に表れてくることを期待しています。 労働環境や福利厚生なども改善していかなければなりませんね

白熱した意見交換会を終えて、関係者との懇親会。 定期的におこなっている健康診断も控えているのでお酒はほどほどに抑え気味にして失礼しましたが、これからも皆さんどうぞ宜しくお願いします

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07:36
2019年03月07日
カイゼン検討会が二年目終盤

洋上での乗組員の作業負担軽減と効率的な操業を目指して一昨年から気仙沼で開催している「まぐろ漁業カイゼン検討会」も二年目の終わりが近づいてきて、魚市場会議室にメンバー集合です

3月20日には気仙沼市長さんをはじめ市の担当者、トヨタ自動車東日本の方々などが参集しての実績報告会が行われる予定なので、その会合に向けてさらに突っ込んだ議論が行われました

私たちのグループで取り組んでいるのは超低温区画内での作業負担軽減。 マイナス60℃で急速凍結する冷凍マグロの製品づくりの過程の中で、漁獲したマグロを解剖してエラや内臓を除去し、洗浄して計量し、準備室から凍結庫へ搬入する。 そして凍結棚に陳列しての空冷で二昼夜の急速凍結

超低温状態にまで冷やし込んだ冷凍まぐろ製品を棚卸ししてグレーズタンクに投入。 魚体へのグレーズ処理を施してハッチから階下の漁艙内へと移動。 水揚げまでの超低温下での保冷とする作業

この中で、重筋負担を少しでも軽減すべく、さまざまな企業で考案されたアイテムを試しながらこの部会を進めてきて、今回も八戸から業者に来ていただきました。 部会のメンバーも実際に装着しては過去に試したものとの製品比較。 なかなかみんなが納得するものと出会うことができませんね

凍結室内を1/10スケールに縮尺した模型を使って、冷凍マグロの作業工程をシュミレーションしては理想の形を探る作業。 議論が白熱してあっという間に時間が過ぎて、とても充実した会合でした

二年目の実績報告会を前にしたこれまでのとりまとめもおこないたかったところですが、そこは事務局にお任せする事にして当日に臨もうと思います。 部会メンバーそしてOBの船頭さん、関係団体・業者の皆さま方、これまでのご協力に感謝するとともに、これからもなお一層よしくお願いしたいと思います

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13:29
2019年03月06日
新船搭載のGPSブイ勉強会

いま新潟造船ですすめている勝倉漁業の新船建造も順調に推移してきて、来週には命名・進水式を執り行うところとなりました。 新潟造船の皆さんには連日の艤装工事、ほんとうにご苦労様です

取引先や同業漁業者からはお祝いの大漁旗が続々と会社に届き、命名・進水式に掲揚する段取りなどを会社内で打合せしての今週はじめでした。 関係者の皆さま本当にありがとうございます

艤装工事中にもさまざまな確認事項が造船所の現場からあがってくる。 ひとつひとつ確認・検討しながら対応しなければならないので、通常業務と並行してのお仕事に忙しさが倍増してきています

その新造船に採用することになっているGPSブイについて、メーカー担当者に会社に来てもらって説明を受けて。 これまで使っていたセルコールブイとの基本性能の違いや使用方法、実機の詳細な寸法、電池の互換性やコネクターの形状などについて、約1時間ほどのレクチャーを受けました

新造船に設置する受信機は、これまでのセルコールブイとGPSブイの両方の電波を受信できるタイプなので、外国の200海里基線に注意しながらの操業では、この二つのブイの併用によってかなり戦力になってくれることを期待しています。 揚縄時間の短縮にも効果があることを実証していきたいですね

昨年10月には台湾・高雄で最新技術を学ぶイベントがあって、その中で衛星を使ったブイやGPSブイ、そしてAISブイなど、さまざまな製品にふれることができました。 その際に勉強したことも今回のGPSブイの選択にも活きてきています。 新造船へのGPSブイ搭載に向けての勉強会でした

とりあえずは当面の必要数だけを搭載していって、徐々にその台数を増やしていく計画。 セルコールブイに比べて割高なのが難点ですが、価格差を上回る効果が発揮されるといいなって期待しています

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07:13
2019年03月05日
北かつまぐろ屋が「亀山丼」発売開始!

3月に入ってだんだんと暖かい日が続くようになってきた気仙沼です。 先日までの寒さから一変して、上着一枚少なくてもいいような気候。 このまま春に向かって進んでいくんだと思います

勝倉漁業の新造船の命名・進水式を約一週間後に控えた今週。 週末には高知県黒潮町の明神水産がニシエフ造船に発注し完成した第八十八佐賀明神丸の竣工披露宴も予定されています

年度末という事もあって、慌ただしい日々が続く3月ですが、一年を締め括る大事な毎日なのでしっかりと対応しながらお仕事をしていきたいと思ってます。 第7勝栄丸の出漁に向けての準備作業も本格的に始まりますので、乗組員の皆さん、会社スタッフそして取引先の皆さまどうぞ宜しくお願いします

いつも美味しいマグロ丼を提供してくれている北かつまぐろ屋では、4月の大島大橋開通を盛り上げようと新しい企画をぶち上げました。 3月1日から提供開始した「亀山丼」です。 私たち気仙沼の遠洋まぐろ漁船が獲った超低温冷凍ミナミマグロや地元産のイクラなどを使った豪華な海鮮丼

通常は3240円のお値段ですが、これがなんと田中前店と海の市店のそれぞれで毎日限定3食だけ1500円で提供するっていうんだからお得感抜群ですよね。 情報を聞きつけて私もさっそく亀山丼を食べに行ったら、もうすでに特別価格の限定3食はすでに売り切れていて食べれませんでした

そこで注文したのがメバチマグロの赤身を特製タレに漬けこんだ「まぐろ漬け丼」と、メカジキのカマの部分を香ばしく焼き上げておろしポン酢ダレをかける人気メニューの「メカジキのカマトロステーキ」

亀山丼は5月6日まで提供しているっていうから、そのうち限定3食にもありつけるでしょう。 美味しいマグロ丼を頂いて、年度末のこの3月を乗り切りたいと思います。 北かつまぐろ屋さん、ご馳走様でした

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08:14
2019年03月04日
二つの祝賀会を目前にして

とても忙しかった二カ月を終えたと思えば、3月はさらにスケジュールが立て込んできている勝倉漁業です。 新元号の発表まで一ヶ月を切り、年度末を迎えさらにしっかりと取り組んでいかなければ

今週末には高知県黒潮町の明神水産の新造船「第八十八佐賀明神丸」のお披露目と竣工披露宴が開催される予定で、ここ気仙沼からもたくさんの取引先関係者が出席すると聞いています。 FRP漁船を専門にてがける山口県の(株)ニシエフで建造されたカツオ船を拝見するのがとても楽しみですね

そしてその直後には、新潟造船にて勝倉漁業の新しい遠洋まぐろ延縄漁船の命名・進水式と続くので、高知から直接に新潟入りすることになりそう。 進水式まであと一週間ほどとなってきました

勝倉漁業の事務所には取引先業者や漁業会社などからのお祝いの大漁旗が次々と届いて、命名・進水式の段取りなどについて打合せをおこないました。 命名・進水式の前日には、造船工場にて大漁旗を広げては、飾りつけの確認をしなければならないので、すべて新潟造船へ発送することに

そうした予定を前にした慌ただしい一週間。 週末には取引先の皆さんとお昼ご飯を食べながら打合せしましょうっていうことになって、時間を合わせてでかけてきました。 そういえば、このメンバーでのランチミーティングは久しぶりだったなあと思いつつ、今後の予定などについての打合せでした

第7勝栄丸の定期検査工事もそろそろ終わり、海上試運転を経て漁具や資材などの積込み作業へと入っていきます。 取引先関係者や乗組員の皆さんには近々に集合がかかると思いますので対応よろしくお願い致します。 二つの祝賀会を目前にした週末のひと時、少しだけリラックスした瞬間でした

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08:08
2019年03月03日
毎月27日は北かつまぐろ屋へ

平成3年に建造して以来、約28年の長きに亘り世界中の海域でまぐろ漁に活躍してくれた第88勝栄丸の新天地への出航を、会社の役職員や取引先業者の皆さんと一緒にコの字岸壁で見送りました

歴代の船頭さんや乗組員の皆さんが第88勝栄丸に乗船しては日々マグロと格闘してきた歴史を刻む本船です。 私もその歴史のほとんどの運航に携わり、本当にたくさんの思い出がありますね

新天地に移っても安全航海に心がけられ大漁を期して活躍してほしいと思います。 新船導入に伴う漁船の入れ替えでしたが、88勝栄丸を見送ると少し寂しい感じがします。 これまで有難うございました

第88勝栄丸の出航を関係者とともに見送ったあと、お昼ご飯を食べていないことを思い出して、まぐろが食べたくなってきたなあと北かつまぐろ屋田中前店に車を走らせました。 ちょっと遅めのランチです

北かつまぐろ屋では毎月27日を「ツナの日」としてのお得なメニューが用意してあって、通常は1980円の「よばり丼」を1480円だったり、マグロのかぶと焼き(ハーフ)を半額の1000円で提供したりと、Facebookなどでも告知しながら提供しています。 私は迷わず1480円のよくばり丼を注文しました

まぐろの中トロと赤身、トロビンチョウにまぐろのタタキ、そして北かつまぐろ屋特製のイクラ醤油漬けが豪華に盛り付けられた「よくばり丼」です。 かつてはまぐろ三色丼が一番人気でしたが、せっかく食べるならこういうマグ丼もいいよねって、最近では「よくばり丼」が人気のメニューになっているそう

メカジキのカマとろステーキやハーモニカの定食、まぐろ丼とお蕎麦のセットなんかも人気なので、皆さんも美味しいマグロ丼を食べに北かつまぐろ屋にどうぞ。 美味しいまぐろ丼ランチごちそうさまでした

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10:00
2019年03月02日
88勝栄丸が新天地へと廻航

小春日和の暖かい天候になったと思えば、小雪がちらつく肌寒い日がきたりと、三寒四温でだんだんと春に近づいていってる気仙沼ですが、まだまだ防寒着が手放せない港での作業です

インド洋や太平洋でのまぐろ漁を終えた漁船が年明けに続けて気仙沼に帰港となっていて、港町岸壁からコの字岸壁まで空いているスペースがないほどにぎっしりと漁船でうまっている港内です

毎年みられる光景とは言っても、帰港後の船の片づけや出漁準備などで岸壁に横付けして作業をしたい私たちにとって、気仙沼港のタイトな岸壁事情は結構深刻な問題。 それでも大きなトラブルなく、順繰りに岸壁を融通しあって利用できているので、関係者皆さんの協力に感謝です

今年1月に大西洋漁場から気仙沼に帰港した第88勝栄丸は、新造船導入に伴う船の入れ替えのため約一か月にわたり引越し作業をおこなってきました。 その作業もようやく済んで新天地への廻航の日がやってきました。 出港予定の午後1時前に関係者が岸壁に集まってスタンバイです

みらい造船木戸浦工場の作業艇も待機。 船長さんの合図によって船首のもやい綱がレッコされ、作業艇のサポートを受けて岸壁を離れる88勝栄丸の最後の勇姿を関係者とともに見送りました

平成3年の竣工以来、太平洋・インド洋・大西洋・地中海と、世界中の海域に出漁してはマグロを追っての延縄漁をおこなってきた88勝栄丸です。 勝倉漁業にとっても長年にわたり大いに貢献してくれたマグロ船だけに、新船に乗り替えるという事情はあるもののやはりちょっと寂しいものがありますね

清水港まで安全に航行され、新天地でも大いに活躍されることを心からお祈りいたします。 第88勝栄丸に関係しこれまでお世話になった大勢の皆さま方に心から感謝を申し上げます。 いま沖で操業中の各船、気仙沼から出港する第7勝栄丸、そして新造船を今後引き続きどうぞ宜しくお願いします

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:27