2013年02月28日
進水準備すべて完了!

いよいよ、いよいよ明日、勝倉漁業の新造船の進水となりました

なんか、あっという間ですねえ。 この前、起工したと思ったら、もう進水まできたんですからねえ。
新潟造船のみなさんと一緒に、計画段階から細部にまでこだわって設計した新造船なので、
あしたの進水・浮上を前に、ワクワクした気持ちでいっぱいです


船底・外板の塗装も、予定通りなんとか間に合って、喫水ラインもくっきりと仕上がっています。
現場監督と一緒に浮上前の最終チェック。 完璧な出来栄えに、もちろん納得のGOサインを出しました


船名文字「第123勝栄丸」も、イメージ通りに。
船首マストに真っ赤な社旗も掲げられ、進水・浮上の準備がすべて完了です

ここまで仕上げていただいた新潟造船のみなさん。 これまでほんと、お疲れ様でした。
これからの艤装工事。。。 竣工引き渡しまで、さらにしっかりお願いしますね!

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23:47
2013年02月27日
新造船の船名旗

勝倉漁業の新造船、第123勝栄丸の船名旗が届きました

今週おこなわれる新造船の進水・浮上のときに本船の船首マストに飾り付けられるもの。
船に掲げられるとものすごく小さく見えるんですけど、実際はこの通り結構大きいものなんですよねえ。
旗の染屋さんから完成品が届いて、会社内でみんなでワイワイ騒ぎながら広げて確認してしまいました。 新造船ならではの、おめでたいひと時です


船首マストに飾り付ける旗の順番も決まっています。 いちばん上は国旗の「日の丸」。 その次の「社旗」には会社のマークと、会社名、そして船籍港が染め上げられています。
そしてその次はこの「船名旗」。 真っ赤に染められた旗がインパクトありますよね。
やっぱり、遠洋まぐろ延縄漁船の真っ白な船体には、真っ赤に染められた旗がよく似合います

この旗を新潟造船に持参して、今週の新造船の進水・浮上に臨みたいと思います

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21:26
2013年02月26日
じっくりと新船見学

三保造船で建造し、先日竣工引き渡しとなった気仙沼の「第八十八福徳丸」398トン
最新鋭の遠洋まぐろ延縄漁船です

1週間前の新船披露・内覧会の時はゆっくりと落ち着いて見ることができなかったので、福徳漁業さんにお願いして今日改めて新船の内部をじっくりと見せていただきました m(__)m


船体の外回りや作業甲板からはじまって、マグロを急速凍結して保管する凍結室や魚艙、ブリッジや船頭室そして船員室や衛生区画、サロンや厨房などなど。
そして、船の心臓部の機関室。 主機関や発電機関、そして冷凍機。いろいろな配管やポンプ類、ゲージなどが計算された配置で規則正しく並んでいます

見るところがたくさんありすぎて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
船のいたる所にこだわりのアイデアがいっぱい。。。 ん~、なるほどねえ


第八十八福徳丸さんでの新しい取組みの「海水スラリーアイス」 ちょうど海水スラリーアイスの製造テストをおこなっていたようで、業界注目の海水スラリーアイスを初めて見ることができて、ラッキーでした。 白いシャーベットのような。。。海水から造る氷なので、真水の氷よりも温度を下げることができるそうです

3月4日に処女航海に出港予定の第八十八福徳丸さん。
今日見せて頂いたいろいろなアイデアを、いいとこ取りで、いま新潟造船で建造中の勝倉漁業の新造船にプラスしようかなってちょっと考えています

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17:30
2013年02月25日
お土産の八戸名物

先週のことですが、青森県・八戸から第7勝栄丸に乗船している乗組員が、皆さんで食べてくださ~い! って八戸名産の「いちご煮」のお土産をたくさん持ってきてくれました。
いちご煮っていうのは、ウニとアワビで仕立てた潮汁のことで、古来から上客へのもてなしのご馳走とされているそうです。器にわけたウニの姿が「朝もやの中に霧む野いちご」を思わせることからこの名がついたと言われています。
ウニとアワビの組み合わせ。写真を見ただけでも旨いのが分かりますよね

そのまま温めても、炊き込みご飯にしても美味しいそうなので、どちらとも味わってみようと思います。
ちょっと贅沢な八戸の味覚ですね

若手船員のこういう気持ちがうれしいですねえ。
勝倉漁業の社員、そして乗組員のみなさんにも少しづつお裾分けしようと思います。
ほんと。。。ごちそうさまです

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13:33
2013年02月24日
新造船の監督派遣

3月1日の新造船の進水まで、あと一週間をきりました。
天候不順のため船体塗装のすすみ具合が心配される状況でありましたが、なんとか進水に間に合うように塗装作業がすすんでいるようですね。 新潟造船からの報告を受けてちょっと一安心といったところ


勝倉漁業の会社マーク 。。。「カクイチ印」

先日搭載された煙突に堂々とペイント表示されたそのマークが、船名と並んでこの船に命を吹き入れているかのようです。だんだんと勝栄丸らしくなってきましたねえ

ところで・・・
きょうの気仙沼は大寒波襲来でものすごい暴風雪

その大雪の中、新造船の現場監督が新潟に向けて気仙沼を出発しました。
新潟造船のみなさん、明日からまた現場での対応などよろしくお願いします

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20:28
2013年02月23日
入船町の柳屋さん

きょう朝起きてみたら、外は真っ白な雪景色。
それも10cm以上も積もっていて、ちょっとビックリの朝でした

きのうまで新潟造船で新造船の現場監督に出張していた勝倉漁業のスタッフが会社に戻ったので、合計600枚ほどもある造船現場の写真を見ながら、出張報告の報告をうけていると。。。

んん・・!? お昼ご飯の写真まで撮っているじゃありませんか (笑)


よく見れば、新潟造船にほど近い、入船町のお蕎麦屋さんの「柳屋」じゃないですか

新潟造船に行くたびに、一度寄ってみたいと思っていたお店だけに、スタッフに先を越されてちょっとくやしい気持ちもあったけど、柳屋さん情報についてもしっかりと報告してもらいました。
柳屋さんの付近は、造船工場や関連の工場・会社が密集している地域。
とうぜん、現場で働く作業員の方々もたくさんいるので、こういう安くてボリュームがあって、パッと食べることのできるお店は結構貴重な存在なんだとか

蕎麦屋のかつ丼やカレーは、美味いのが常識。
来週、新潟造船いくので、ちょっと後れを取ってしまった柳屋さんを試しに行ってみようと思います

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13:48
2013年02月22日
お疲れさまの夕食会

長期航海を終えて、スペイン・カナリア諸島の漁業基地より帰国した第7勝栄丸の乗組員

今航海も山あり谷ありいろいろな事がありましたが、終わってみれば順調な航海だったなあと思います。
一航海を締め括る乗組員への歩合金などの精算も終わって、お疲れさまの夕食会となりました。
大船頭さんもかけつけて、お刺身や鍋を囲んで乾杯です


第7勝栄丸の最年長者の機関長さん、そして、21歳の若手乗組員のツーショット

ベテランの乗組員が若手乗組員を愛情をもって教育し育てる環境がだんだん整ってきているなあと感じます。 陸上の会社スタッフだけではなく、現場の乗組員のみなさんの協力があってこそ、次世代の幹部船員の育成ができるっていう事なんでしょうね。
4月からはじまる次の航海には、さらにもう一人の新人君の乗船が決定した第7勝栄丸。 ベテラン船員の経験と技術力に若手乗組員の勢いが加わって、本船がさらにパワーアップしていくような感じがします

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12:02
2013年02月21日
現場監督へのプレゼント

最高気温がマイナス1℃と、厳しい冷え込みの気仙沼

こんな寒い日には、熱々のラーメンがいいですね。気仙沼のイオン・ショッピングセンター近くにある「壱萬館」さんの辛みそ中華。 独特の魚介風味の効いたスープが辛みそとよく合います。
新潟造船で昨日からの吹雪の寒い中なかで現場監督をしている勝倉漁業のスタッフが、この熱々感だけでもちょっと感じて暖まってくれたらなあと思って写真をアップしました

壱萬館さんの辛みそ中華。
いまは亡き第1勝栄丸の船頭さんが大好きだったメニュー

このラーメンを食べると、懐かしい船頭さんの笑顔が思い出されます。
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12:50
2013年02月20日
新造船の塗装開始

新潟造船で建造中の勝倉漁業の新しい遠洋まぐろ延縄漁船 「第123勝栄丸」 439トン

新潟造船に出張中の勝倉漁業のスタッフからの報告によりますと、
船体各部のブロックも船台への搭載がほぼ完了し、今週初めから船の船底・船側・外舷部などの外板部分へ、下地塗料である銀色のAC塗料の塗装が開始された模様


今週から来週にかけて、何回にもわけてペンキが塗り重ねられていく船体塗装の工程。
この塗装という作業がじつは非常に重要で、日本海側の寒い地域にある造船所での冬場の塗装は、天候や気温そして乾燥時間などに特に気を使わなければなりませんし、これまでも課題のあった部分。
もちろん勝栄丸ブログの読者も注目しているところだと思います。

山沿いにはまだまだたくさん雪の残る、天候不順な新潟地方ではありますが、いま進められている船体の塗装作業ではもちろん、これまで以上に細心の注意をはらって丁寧にそして慎重に進めてくれることでしょう

今週から来週にかけて塗装されていく新造船の船体。徐々に白と赤に塗り分けられていきます。
日に日に完成に向けて進められていく工程に、興味いっぱいで目が離せませんね

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14:54
2013年02月19日
魚に感謝!

漁業と水産の街・気仙沼

その気仙沼で手軽にお魚が買えるショッピングゾーンとしてたくさんの市民が訪れる 「さかなの駅」

今回、さかなの駅・作文コンクールっていう企画がおこなわれて、魚について書かれた気仙沼市内の小学生の作文が審査され、大賞・最優秀賞などが選ばれ、三陸新報に掲載されましたので、みなさんにもお知らせしたいと思います

小学生らしい素直な表現、そして魚に対する日頃の思いや魚とのかかわりなど。
マグロやサンマ、カツオなど、気仙沼のお魚、家庭の味、家族の絆などについて、子供たちの目線で書き綴られている文章で、どれもこれも素晴らしい作品だなあと思います。
魚は「あって当たり前」ではなくて、たくさんの人の頑張りと海の豊かさのおかげ。。。
ちょっと感動しちゃいました。
ちなみに、大賞の副賞は、なんとなんとマグロ一本ですって。すごいですね

PDFでダウンロードできますので、みなさんも是非ご覧になってください。

https://www.sugarsync.com/pf/D6802770_656_073886801

https://www.sugarsync.com/pf/D6802770_656_073886843

https://www.sugarsync.com/pf/D6802770_656_073886905
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10:48
2013年02月18日
新造船がお披露目に

静岡県の三保造船所で建造がすすめられていた気仙沼・福徳漁業さんの新造船・遠洋まぐろ延縄漁船「第八十八福徳丸」398トンが竣工引き渡しとなり、きのう気仙沼港に廻航し新船のお披露目となりました

色とりどりの大漁旗に彩られて、ゆっくりと気仙沼港に登場した第八十八福徳丸。新造船の勇姿を一目見ようと集まったたくさんの関係者や市民が見守る中で、気仙沼魚市場北岸壁に無事接岸しました


真っ白に塗装された船体が眩しいくらいに輝いています。
やっぱりいですね。新造船は。どこもかしこも新しくて。
今回竣工した第八十八福徳丸さんのコンセプトは、ずばり省エネと漁獲物の付加価値アップ。
漁獲したマグロを海水スラリーアイスで予冷したうえで超低温で急速凍結をするハイブリッド凍結方式を採用。 これによって生マグロに近いもっちりとした身質の冷凍マグロが生産できるようになるそうです

3月初めに気仙沼港を出港する予定の第八十八福徳丸さん。
航海の安全と大漁満足、そしてプロジェクトの成功を心よりご祈念申し上げます。
新造船の竣工、ほんとうにおめでとうございました

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17:57
2013年02月17日
無線局の臨時総会

先日行われた宮城県漁業無線公社の臨時総会。
一昨年の東日本大震災で、宮城県無線局の施設や設備が大きな被害を受け、その復旧には膨大な費用が必要となることから、無線局の再開を断念。 この臨時総会での解散決議となりました

震災後、福島県無線局の協力によって漁業無線のサービスを継続してきた宮城県の漁業無線局。
通信士などの職員も福島の無線局に移り、宮城県の漁業無線局は廃止されることになります。
2013年3月末をもって、宮城県漁業無線公社は解散。 長い歴史をもった宮城県漁業無線局がなくなることは、震災の被害の結果とはいうものの、ほんとうに残念でなりませんね。
漁船の通信環境も、無線からインマルサットへ、電報からE-メールへと、大きく変化してきました

無線局の廃止や統合も時代の変化なのかもしれません。
こういう決議は、しょうじきちょっとさみしい感じがします

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15:11
2013年02月16日
乗組員が空路帰国に

成田空港第2ターミナル・到着ロビー

勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第7勝栄丸が大西洋漁場での長期航海を終了し、漁業基地のスペイン・カナリア諸島のラスパルマス港に無事入港。 本船は保守管理スタッフにバトンタッチして、乗組員がドバイ経由の便にて空路帰国いたしました

勝倉漁業のスタッフが、成田空港で乗組員のみなさんをお出迎え。
無事到着した第7勝栄丸の乗組員のみなさんは、計画通りに航海を終了した安堵感と、ひさしぶりに日本に帰ってきてホッとした気持ちが表情に表れていて、みなさん一様に笑顔・笑顔での帰国です

乗組員のみなさんは、次の航海の開始までしばらくの休暇となります。
長期航海の疲れをゆっくりと癒して、次航海に向けての鋭気を養っていただきたいと思います。
乗組員の帰国・休暇中の漁業基地ラスパルマスでは、船体の整備が担当スタッフたちの手によってすすめられていきます。帰国した乗組員のみなさん、長期航海ほんとうにお疲れ様でした m(__)m
ゆっくり休んでください

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10:51
2013年02月15日
宮登のちゃんこ鍋

気仙沼でちゃんこ鍋の名店と言えば、そう! 宮登さんです。
遠方からのお客さんと一緒に、絶品ちゃんこ鍋を食べに行ってきました

三陸沖でとれた地魚やたっぷりお野菜、そして平打ちのうどんまで入ったボリューム満点のちゃんこ鍋です。素材からいいダシが出てて、スープは感動的な美味しさです


地元で獲れたお刺身が、ほんと品よく盛り付けられていますね。
ちゃんこ鍋と並んで宮登さん名物の鳥の唐揚げも健在。 これだけをテイクアウトする方もいるそうで、根強い人気の高さがわかります。納得納得の看板メニューです


〆はもちろん、雑炊でしょう!
絶品ちゃんこのスープでつくった「たまご雑炊」。。。美味しくないわけはありませんよね。
最後の差後まで楽しめる宮登りさんのちゃんこ鍋。 みなさんも一度ご賞味あれ

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13:13
2013年02月14日
船内LANの通信環境

朝方にドカッと降った大雪が残る気仙沼市内

勝倉漁業の上田中事務所で、新造船の設計打合せをおこないました。
新潟造船とフルノ電機の担当者が、この大雪のなか気仙沼まで出張していただいての打合せ。
事務所内が狭いので、肩を寄せ合いながら車座になっての会議となりました

新造船に搭載される最新のインマルサット衛星通信システム。FBB
これまでの漁船にはない通信環境が提供される新造船、船内のブリッジや海図室、各船員室など16か所への船内LANによって、乗組員が陸上と同じようなメール環境を利用できるようにしようという計画です

遠洋まぐろ漁船はどうしても長期間の航海となってしまうので、これからのまぐろ船はこういうコミュニケーションツールは必須要件になると思いますね。乗組員が簡単にそして安価に陸船間のコミュニケーションをとれるようにしていかなければなりません。
そういった新しいコンセプトのもとでの新造船の設計。
ハードだけではなく、ソフト面についても最新機能が満載の新造船になりそうです

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09:30
2013年02月13日
大漁旗展・再び

昨年3月、東京杉並区の会場で行われた大漁旗展では、勝栄丸の「蘇った大漁旗」も展示され、たくさんの来場者で大盛況のイベントでした。

会場におじゃまして、震災からの気仙沼の事、遠洋まぐろ漁業の事、そして大漁旗への想いなどについて、ちょっとお時間をいただいてお話ししましたね。 早いものであれから1年近くが経とうとしています。
先日、大漁旗研究会の会長さんから、今年は伊豆に会場を移して「海のアート・大漁旗展」を開催することになりましたって連絡があったので、みなさんにもお伝えしようと思います

期間は2013年2月5日から3月20日までの1か月半。
場所は、静岡県は伊豆・河津町の「河津バガテル」ローズガーデン内・オランジェリー館
詳しくは会場のHPをご参照ください http://www.bagatelle.co.jp/
地元・伊豆地方の大漁旗をメインに、全国各地の大漁旗や大漁幟が大きな館内の壁面を埋め尽くすそうなので、明るく・力強い大漁旗パワーを体感できることでしょう

静岡への出張などの際に、ちょっと立ち寄ってみようかなと思ってます

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:51
2013年02月12日
続報・新造船

昨日の勝栄丸ブログでお伝えした新船建造の最新情報。
今日また、新しいブロックが搭載されたとの情報を入手しましたのでお知らせします

今日搭載された箇所は、船員の居室などにあたる部分。
船員寝室やお風呂・シャワールーム、トイレなどがこのブロック内部に作られていきます。
前回の設計打合せで、自分なりの居室内装などのイメージを伝えてきましたが、選択したものが出来上がったときに、どんな感じになるんでしょね。 いまから楽しみです

来週初めから勝倉漁業の新造船担当スタッフが現場に立ち会います。
日々出来上がってくる新造船の建造を勉強させていただきながら、より良い船に仕上がるようにと、いろいろと現場で対応してくれることでしょう。
新潟造船の現場のみなさん。 宜しくお願いします m(__)m
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17:22
2013年02月11日
新造船・最新情報

新潟造船で建造中の勝倉漁業株式会社の新造船・遠洋まぐろ延縄漁船(439トン)

新船建造の進捗状況について造船所からの報告がありました。


船体のブロック搭載も順調に進んでいるようですねえ。
だんだんと遠洋まぐろ延縄漁船の形になってきました

早いもので、進水・浮上まであと3週間を切りました。 この前までは工場内で各部ブロックごとに作られていたものが、それが船台上に組上げられていって、もうまぐろ船の形になっているんですからね。
工程表・スケジュール通りで、順調・順調


船底の塗装も一部開始との報告でした。赤いペンキがきれいに塗装されているのが分かると思います。 船体の組み立てと合わせて、船底の塗装や船尾まわりの工事もこれから急ピッチで進められてきます。
新潟造船さんには丁寧なそして慎重な工事をお願いしたいですね

3月1日の進水・浮上までには、どこまで出来上がっているのか。。。
次回、新潟造船に行くのがほんと楽しみになってきました

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17:51
2013年02月10日
絶品トマト麺

勝栄丸ブログにいつも登場する気仙沼のお店 「麺屋・まるき」 さん

2月の限定メニューはなんとなんと「トマト麺」でした。 トマト麺???ってどんなラーメンなんだろうって、麺にトマトが練り込んであるのかなあ?、トマト味のスープ?・・いろいろと思い浮かべて注文です

出てきたのは衝撃的な真っ赤なスープ。
どんな味なのかって興味津々で口に入れると、それは・・・鶏がらスープとトマトの酸味とチーズの香りの効いた濃厚なスープのラーメンでした。麺も太めで濃厚スープに負けていません。食べた印象はラーメンというよりスープ・パスタに近い、ほんと体に美味しい一杯でした


いつもの定番・中華そばや、限定ででてくる味噌や塩味のラーメンもいいけど、こういう変わったラーメンもたまにはいいですね。お店に来る人来る人、かなりの割合でトマト麺を注文してました。
みなさん一度食べておいしかったから、また食べに来たトマト麺のリピーターでしょうねえ

2月はまだ1/3が終わったばかりなので、またトマト麺を食べるチャンスがあるはず。
まるきの親方はほんとうに研究熱心な方。 これからもまた美味しい限定メニューをお願いしますよ。
勝栄丸ブログの読者もみなさん楽しみにしてるようなのでね

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
20:14
2013年02月09日
お伊勢さんグルメ

お伊勢参りレポートの第3弾!
勝栄丸ブログっていえばグルメ情報をお知らせしなくちゃ伊勢の旅を締め括れませんね

そういうことで、今回はお伊勢さんグルメのご紹介。 まずはなんといっても「赤福」でしょう。赤福ぬきには伊勢グルメを語れないほど、誰もが知っている伊勢の名物です。
この赤福だけで、全国のお土産売上高だんとつのNo1だっていうんだからすごいです


赤福はお餅の上にこし餡をのせた餅菓子。 形は伊勢神宮を流れる五十鈴川をかたどり、餡につけた三筋の形は清流を、白い餅は川底の意思を表しているそうです。そう言われてみればそうも見えますね。
赤福本店で味わう赤福は一味も二味も違う味わいでした


そして、まぐろの手こね寿司と伊勢うどん。
まぐろの赤身を特製ダレで味付けしたものが、生姜のかおりがちょっと強い酢飯にトッピングされ、マグロの赤身と、酢飯・刻み生姜との相性抜群の一品です。手こね寿司には、脂の少ない赤身がよく合いますね。
そして伊勢うどん。いま東京でも伊勢うどん専門店ができて、大人気だとか。まったくコシのない柔らか太麺に、濃厚なタレをからめて食べる汁なしうどん。当時のファーストフードなんでしょうね。好き嫌いは分かれるようですが、私は伊勢うどんが大好きです


伊勢神宮の公式参拝、そして、おかげ横丁の散策。 お伊勢さんグルメも満喫した伊勢路の旅でした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:23
2013年02月08日
伊勢おかげ横丁

伊勢神宮公式参拝の帰り道、ちょっとだけ寄り道して伊勢内宮前の「おかげ横丁」を散策です

おかげ横丁っていうのは、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮(ないくう)前にある、江戸時代のお伊勢参り(お蔭参り)で賑った門前町の街並みを再現した伊勢志摩を代表する観光地


1993年に完成したという「おかげ横丁」。
おかげ横丁にあしを踏み入れるとそこはもう江戸時代にタイムスリップしたかのようです。
伊勢特有の妻入りの建物や蔵・洋館などが再現されていて、50以上のお店が軒を連ねています。
まるでお伊勢参りのテーマパークですね

平日にもかかわらず、観光バスが次々と到着して、たくさんの観光客でにぎわっていました。名物の赤福や伊勢うどん、そしてまぐろの手こね寿司など。伊勢グルメもたくさんあって、あっという間に時間が過ぎていきます。

歴史に裏付けされた街並みがみごとに再現されていて歩いているだけで心地い世界。
江戸時代には行ったことはありませんが、ほんとうにこんな感じだったんだろうなあって。。。
伊勢神宮参拝とおかげ横丁。
この組み合わせは、これからもたくさんの人々を惹きつけると思います

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
16:04
2013年02月07日
伊勢神宮公式参拝

毎年かつお・まぐろ業界で年中行事としておこなわれている伊勢神宮の公式参拝に、今年初めて参加させていただきました。伊勢神宮に参拝するのはこれで2度目になりますか

朝7時半、外宮への参拝にはじまって、その後みんなで内宮へ移動。
外宮へ参拝したのは今回初めて。公式参拝ということで、柵の中まで入ることが許されます。
それより中は、天皇陛下だけが入れる場所だとか。。。


内宮では神楽殿に通されての、笛や太鼓の幻想的な生演奏にあわせた巫女さんの舞を鑑賞。
凛とした空気感の中で幻想的なお神楽をみて、伊勢神宮の格式の高さと歴史を感じました。
その日、公式参拝した人の名前が延々と読み上げられて、1時間近くにわたるお神楽の儀式が終了です。
初めて体験する伊勢神宮公式参拝。 伊勢神宮のパワーをもらったような気がしますね


それにしても、伊勢神宮のスケールはものすごいですねえ。 桁違いです。
山全体が伊勢神宮の敷地だそうですが、っていうか、街全体が伊勢神宮っていう印象

今回初めて公式参拝させていただきましたが、ぜひまた来年も来たいですね。 お世話になった三重かつのみなさん、三重県の船主さん、日かつ、そして取引先のみなさん。ほんとうにお世話様でした。
伊勢神宮公式参拝で、かつお・まぐろ業界全体にご利益がありますように

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:00
2013年02月06日
同じ説明の繰り返し

きのう、気仙沼市役所前のワンテンビルを会場に、内湾地区の住民などを対象とした土地区画整理事業の説明会がありました。 魚町や南町などから100名を超す大勢の出席者。
会場に用意された椅子が足りず追加するほどで、住民の関心の高さがうかがえます。
まず、今回計画している土地区画整理事業について気仙沼市からの説明。
施工区域、目的などが、まちづくり協議会全体会議に続いて改めて説明がありました

土地区画整理事業とは、地権者から少しずつ土地を提供(減歩)してもらい、この土地を道路・公園などの公共用地に充てるもの。道路や上下水道などのインフラ整備と共に、民有地の嵩上げも行うことができますと市の担当者。
事業に伴う立ちのきや移転にともなう補償についての説明も後半でおこなわれましたが、建物がまだたっている人だけへの説明。 換地もともなう事業なので、建物移転する方以外へも補償の考え方などについての説明が必要ではないかと思いました。
質疑応答では、「減歩率も示されていない今の段階では区画整理事業に賛成できない」と発言する方もいて、出席のみなさん一人一人がどういう考えなのか。。。各論に入っていくと時間がかかりそう


事業のスケジュールについて、今回の会合でも明言を避けた気仙沼市。
鹿折地区(40ha)が平成29年度までの5年間で整備。 内湾地区は11haと面積としては小さいものの、迂廻路や作業道がとりづらいなど作業性が悪く、詳しい設計を組んで検討したいとの説明でした。
建物が建てられる状況になるまで5年以上かかってしまうっていう事なんでしょうか? 地権者それぞれの予定があるんですから、毎回同じような説明の繰り返しではなくて、もうそろそろはっきりとした事業予定や具体的な計画を住民に示してもいいのではないかと思いますが・・・
時間がかかればかかるほど、経済的な問題や高齢化などで再建が難しくなるということは誰しも考えつこと。 一日も早く事業化して、新しい魅力ある内湾地区をつくっていただきたいと思います。 道路や公共施設だけをつくるのが目的ではなく、街全体のトータル設計をお願いしたいですね

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
12:37
2013年02月05日
新船初航海へ

先日、高知県のかつお一本釣り漁船・第11佐賀明神丸(19トン)の竣工祝賀会の様子を勝栄丸ブログでお知らせしました(http://shoeimaru.da-te.jp/e538126.html)。 その新造船出港のニュースが水産経済新聞に掲載されましたので、みなさんにもお伝えしたいと思います

記事はこちら(PDF)

https://www.sugarsync.com/pf/D6802770_656_077300006
お祝いの餅まきだけではなくカツオのタタキも宙を舞った驚きの竣工披露式。
そして、たくさんの関係者で竣工を祝った祝賀会から一週間後の2月1日。 出漁準備が整って、母港である高知県土佐佐賀港を出港し、一路屋久島沖の漁場に向けたとの報道です

春先の初ガツオから徐々に黒潮にのって北上するカツオの群れ。
第11佐賀明神丸さんにも、カツオの北上に合わせて三陸沖に登場していただきたいですね。
新造船の初航海への出港。 ほんとうにおめでとうございます

第11佐賀明神丸さんの航海の安全と大漁をご祈念申し上げます m(__)m
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
16:48
2013年02月04日
懐かしの印度カレー

勝鬨橋からの風景です

昔は、築地市場の岸壁に遠洋まぐろ漁船が横付けして、毎日船から直接、築地市場のセリ場にマグロを並べて販売したそうですが、いまは清水や焼津などでの水揚げがほとんどで、築地市場で漁船を見かけることはなくなりました

当時は1隻のまぐろ船の水揚げに1か月もかかったそうなので、1日ですべての水揚げが終わってしまう今の販売形態からすると、ちょっと考えられないくらいですね。

20年前、築地市場で仕事をしていた当時よく通った市場内の飲食街。
その当時によく食べに行ったお店がそのままの感じでいまだに営業中で、たくさんのお店が行列をつくっていて、ほんと嬉しい感じがしました。
築地と言えばお寿司なんでしょうけど、築地市場内で働いている人たちは毎日お寿司を食べているわけではありません。洋食あり、ラーメン屋さんあり、お蕎麦屋さんあり、吉野家の一号店あり。。。


その中でもお気に入りだったのが印度カレーの「中栄」さん http://www.nakaei.com/index.html
ちょっとしょっぱめの辛口印度カレーや、中辛のビーフカレー、そしてハヤシライス。
好きなルーを半分づつかける合いがけもあって、市場関係者のすきっ腹を満たしてくれるお店です。
大盛りのキャベツや玉子スープも健在で、印度カレーの味も当時とまったく変わってなくて、食べ放題の真っ赤な福神漬けもいまだにあって、やっぱり中栄さんの印度カレーは旨いなあ~

久しぶりの築地市場で懐かしの中栄さんの印度カレーを食べて、当時の事が思い出されました。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:04
2013年02月03日
金色に輝く獅子

いやあ、それにしてもきのうの東京は暑かった~

道行く人はみな上着を脱いでいて、シャツ一枚でちょうどいい感じの気温。
20度くらいはあったんじゃないでしょうかねえ。もうすぐ春なんだなあって思いました。
久しぶりの築地市場。 散策の途中で築地波除神社に参拝です


1657年の明暦の大火のあとに行われた築地の埋め立て工事が荒波の影響で難航したけれど、漂着した光り輝くご神体を祀ったところ荒波もおさまって工事が順調に進んだことから、それ以降厄除けの神様として信仰を集めている神社です。 そうなんです。ここ築地は埋め立て地なんですよね

築地の波除神社で厄除け祈願。 勝栄丸各船の安全な航海とマグロの大漁、そして勝倉漁業の商売繁盛やみんなの健康をお祈りしてきました m(__)m
今回、波除神社に金色に輝く獅子が祀ってあるのを初めて知りましたね。
築地市場で仕事をしていたのは20年も前のこと。 こうして改めてゆっくりと築地界隈を歩いてみると、その当時には見えなかったものがいろいろと見えてきて、いい感じのひとときでした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:34
2013年02月02日
土曜の築地はおもしろい

東京築地市場でのお仕事の前に、築地市場をちょっと散策です

テリー伊藤さんが登場する築地市場の宣伝ポスターには、「土曜の築地はおもしろい」っていうキャッチコピーがあったので、今日は土曜日でちょうどよかったなあと思いながらぶらっと築地に

土曜日の築地場外市場は、ものすごい人人人。
歩くのも大変なくらいの人波に、首都東京の台所・築地市場のパワーを感じました


築地市場と言えば、世界中からあらゆるの海の食材が集まる世界一の魚市場。
その中でもやっぱりマグロは大人気のようで、場外市場もマグロを取り扱うお店がたくさん並び、赤身・中トロ・大トロ、天然・養殖・本鮪・南鮪・メバチマグロなどなど、いたるところで「まぐろ」「まぐろ」の大きな掛け声が響き渡ります。
やっぱり、みんなマグロが好きなんですね~


立ち食いのお寿司屋さんがあれば、カウンターだけのお寿司屋さん、高級店から庶民的なお店までたくさんのお寿司屋さんは、お昼時とあってどこもたくさんのお客さん

人気店には長蛇の列、いったいどれだけ待てば食べれるのかと思うくらい。
観光客らしい団体さんもたくさんいて、中国語や韓国語、英語なども飛び交ってて、さすがは築地市場、ほんと国際的な市場です。 世界的にも築地と言えばお寿司なんですかねえ。
こうして改めて来てみると、築地市場ってほんと面白いですね。
とくに。。。 土曜の築地はおもしろい(笑) って思いました

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
15:14
2013年02月01日
へぎ蕎麦ランチ

新潟造船での設計打合せのあいまに、新潟名物の「へぎ蕎麦」のランチです

「へぎ蕎麦」っていうのは、新潟県の魚沼地方発祥のお蕎麦だそうで、つなぎに布海苔を練りこんである麺が特徴。一口分ずつ波型にへぎと呼ばれる器に盛り付けられています。
大きい器だと3~4人前が一つのへぎに盛り付けられているのもあるので、お腹の具合に合わせて注文するのがいいと思いますねえ。 お腹いっぱいになって、午後の打合せにGO


二日間にわたる設計打合せでは、図面や資料・写真を見ながら一つ一つの確認項目を詰めていきます。船の中は自由になるスペースが限られるので、いろいろな機能を詰め込むのが結構難しい作業。
打合せも後半になってきたので、ブリッジや船員居室、食堂やレストスペースなどの家具・壁・床・天井などのカラーイメージを決めていく作業も行いました。私の頭の中で出来上がっているイメージ通りに、実際の船が仕上がればいいなと思いますね。みなさんにもそのうちお伝えできると思いますので、お楽しみに

次回新潟造船を訪れるのは第123勝栄丸の進水直前になりそう。
いまは銀色の船体が、これから真っ白なペンキで塗装されていく工程に入っていきます。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
12:09