宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年06月30日

日かつ漁協の通常総会と懇親会


7月5日の出港をひかえ出漁準備に忙しい気仙沼を離れて、日本かつお・まぐろ漁業協同組合の通常総会に出席のために東京への出張です。 台風接近による雨も心配されましたが影響なく一安心 音符

日かつ漁協の会議室には、全国から集まった遠洋かつお・まぐろ漁業漁業者の皆さんや水産庁や関係団体などからのご来賓の方々、そして新聞社の記者さん方などが会場を埋め尽くしてました クラッカー

日かつ漁協の山下組合長の挨拶の中で、いま業界で取り組んでいる様々な課題についてその進捗とともに報告があり、改めて私たち遠洋漁業界が取組む方向性などを再認識する機会になりましたね タイ

今回の通常総会では、退任された福寿企業の奥村理事にかわり、海王丸の中村理事が選出され、来年の任期末までの執行体制が決定されました。 今後とも業界の舵取りを宜しくお願いします 花丸

すべての議案が滞りなく可決承認され、通常総会が閉会したあと、門前仲町のおとなり茅場町にある証券会館7Fに準備された懇親会会場に移動。 毎年恒例の日かつ漁協の懇親会がスタートです beer

日かつ漁協の幹部や職員、全国から集まった組合員、ご来賓の方々に加えて、懇親会から出席の関係団体や関係企業の皆さんなど大勢での懇親会。 冷房が追い付かないほどの熱気でした 船

懇親会恒例のプロジェクト船による様々なかつおやまぐろの製品のお披露目もおこなわれて、お刺身の大皿の前には長い列ができて、20㎏以上のお刺身があっという間に皆さんのお腹の中に納まって。 結局、私は一切れも食べる事ができなかったけれど、お客様に楽しんで頂ければ幸いでだと思います 食事

日本の漁業界を牽引する日本かつお・まぐろ漁業協同組合の通常総会がおわり、新たな年度がスタートしました。 私たちもそれぞれの地域にて、気を引き締めて企業経営に取組んでいきたいと思います face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:48

2019年06月29日

中国産松イカの解凍検品


先日、気仙沼市内のホテルを会場に、気仙沼冷凍水産加工業協同組合(冷加工)の創立50周年記念祝賀会が開催され、北かつ組合の副組合長として出席してきました。 おめでとうございます クラッカー

祝賀会での小野寺組合長からの挨拶で、これまでの冷加工の50年間の歩みや、東日本大震災からの組合員企業を含めた復旧・復興への奮闘、そして組合業務を支えてくれる職員への感謝の言葉が述べられて、すごくほのぼのした祝賀会でした。 サプライズで千昌夫さんが登場したのにはびっくりです 花丸

その冷加工が赤岩加工団地に完成させた冷蔵庫に、前々から手配していたマグロ延縄漁の冷凍餌料が到着するって連絡があり、はじめて新しい冷蔵庫におじゃましました。 すごく立派な施設ですね icon12


取引先の担当者が待っていてくれて、冷蔵庫の中に入って、コンテナから荷降ろしする松イカの作業に立ち会って。 中国から数日で到着するっていうんだから、今の物流のよさは素晴らしいですよね 親指

今回運んできた冷凍松イカは、中国漁船がアルゼンチン水域で漁獲し、中国の冷蔵庫に保管してあった在庫。 現地でも検品しているとはいえ、到着した品物の品質が間違いないか解凍検品です 船

凍結状態の松イカのブロックを流水で解凍。 カチカチに凍っているからなかなかとけず、午前中いっぱいつきっきりで解凍してもらって、午後一番から検品開始。 ブロックごとに一尾づつ目方を計ります camera

7月上旬から順次出港となる二隻の勝栄丸向けの冷凍餌料。 今回手配した松イカで最後のピースがようやくうまりました。 大漁を期待しましょう。 フジ物産の木村君ほんとうにお疲れさまでした! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:01

2019年06月28日

「唐桑御殿つなかん」でBBQパーティー!


大西洋やインド洋などでのマグロ漁を終えた乗組員が気仙沼に帰ってきて、ゆっくりと休暇を過ごされています。 来月になると順次、出港体制となってくるから、もうしばらくはリラックスした時間ですかね icon12

このところ毎年恒例となってきた勝栄丸乗組員とのBBQパーティーを今年も「唐桑御殿つなかん」でやりましょうっていうことで、唐桑在住の乗組員や日頃お世話になっている方々などにお声がけして盛大に開催となりました。 実は、会場の民宿「つなかん」は123勝栄丸の船頭さんのご実家なんです クラッカー

気仙沼での販売用などにまぐろを加工した際に、マグロの頭やカマの部分をこの日のためにとっておいて前もって解凍。 船頭さんは朝からマグロのかぶと焼きやカマ焼きの準備に忙しかったみたい 親指

食欲旺盛な若手船員や気仙沼に移り住んだ皆さんのために、亀山肉屋さんに注文してBBQ用のお肉などたくさん準備。 スペイン産ワインや気仙沼の地酒、焼酎などを持ち込んでスタートです beer




オノデラコーポレーションからは、マザーポート店特製のちらし寿司の差入れまであって、すごく華やかで豪華なBBQになりました。 初めて参加のメンバーもいて、だんだんと参加者が増えてきている感じ 花丸

私たちが到着するはるか前から炭火をおこして、じっくりとマグロのかぶとやカマを焼いていた船頭さん。 BBQコンロのまわりに参加者が集合して乾杯する頃に、絶妙なタイミングで焼きあがるあたりはさすが船頭さんですね。 お手伝いしたアサヒテックスの所長さんが指をやけどしたあたりはご愛嬌かな camera

「つなかん」のお座敷にはテーブルが並べられ、ふと見るとタコ焼きを楽しんでいる一角もあったりと、みんなそれぞれに自由に食事とお酒、会話を楽しんであっという間に時間が過ぎていきました 食事

勝倉漁業提供のビンゴ大会もおこなわれて最後まで大盛り上がりの「つなかんBBQ」。 勝栄丸乗組員とご家族、彼らをサポートしてくれる仲間、取引先の皆さま方、これからもどうぞ宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:21

2019年06月27日

「鮨おがた」で鴨せいろ蕎麦


新潟造船で完成した勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸と、6年前に竣工した第123勝栄丸の二隻が並ぶように係船している気仙沼港。 どちらも業者が入って何かしらの作業が行われていますね 音符

6月も下旬、月末が近くなってきて、7月5日に新船初航海へと出航する127勝栄丸の仕込み作業も、本格的に来週はじめからおこなうということで、乗組員にも連日出てきてもらっての船内片付けなど ちからこぶ

このところ暑い日が続いているので、皆さんたいへんでしょうけど宜しくお願いしたいと思います。 会社のホワイトボードの予定表には、7月上旬までの作業予定などがびっちりとうまってきています タイ

出張続きでなかなか落ち着いて仕事ができていなかったので、午前中は事務所でデスクワークをしていると、社船の船長さんが打合せなどのために来社。 お昼時になったからランチに行こうとなって 食事

何が食べたいのか聞いたところ、お蕎麦がいいねっていうことだったので、それならばと私も初めておじゃまする「鮨おがた」の鴨せいろを食べに行こうって、会社の役員も誘ってお店に直行。 ちょっと早い時間だったけれど、11時からお店が開いているっていう事で、この日一番乗りのお客さんでした 親指

前々から気になっていた鮨おがたの鴨せいろ。 お寿司屋さんで手打ち蕎麦も食べれるんだから贅沢ですよね。 このセットメニューに魅力を感じた役員は、ミニせいろ蕎麦の「大盛り」とにぎり寿司などのセットをご注文。 こういうコンビネーションは寿司も蕎麦も大好きな私たちにとって最高の組み合わせ 若葉

打ちたてのお蕎麦を一人前づつ丁寧に茹で上げて提供される鮨おがたのお蕎麦。 私は鴨せいろが大好物なので、ものすごく期待していって、その期待を裏切らないとっても美味しいお蕎麦でした。 いままでチャンスがなくって来れなかったのを後悔するくらい。 また近いうちに食べに来たいと思います キラキラ

お蕎麦とお寿司のセットもある鮨おがたのランチメニュー。 シックな店構えなどもすごく素敵ですね face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:35

2019年06月26日

気象・海象情報サービスの説明会


すでに梅雨に入った気仙沼ですが比較的いい天候に恵まれて、岸壁での127勝栄丸の漁具・資材等の積込作業も順調にすすんでいて、今週は燃料油や潤滑油などを積込む段階になってきました クラッカー

新潟造船で完成して引き渡しを受けたとはいえ、気仙沼での微調整なども残っているので、毎日船に出向いてはその進捗などを確認しながら、業者の方々に発注したりと結構忙しい毎日です タイ

そんな中で、漁業情報サービスセンター(JAFIC)から連絡あって、ご説明する時間をとってほしいという事だったから、123勝栄丸の船頭さんらにも会社に集まっていただいての説明会でした camera

いま勝倉漁業では、勝栄丸の操業上での漁場選定などに必要な水温図や気象図などを、民間の気象・海象情報提供企業と契約して配信をうけ、会社の担当がダウンロードして船に配信しています pc1

船でも直接ダウンロードできるけど、結構手間がかかるうえに通信料金も割高になるからこうした対応としていますが、JAFICが提供するサービスを遠洋漁場対応へと拡大するということで、担当者にきていただいて説明会でした。 これまで提供してもらっているものと何が違うのかなど、興味津々です icon12

表面水温図・中層水温図・海面高図・潮流図、気象図に時系列予想図等々。 遠洋まぐろ船の運航に必要なデータはかなり多いし、それをすべて船頭さんや航海士が把握し理解しなければならない ブック

新しく提供されるこのサービスが、漁獲量の向上に効果ある事を期待して導入の方向でテストしてみようということになって。 今航海が終了した時に、JAFICの皆さんにもいい報告ができるといいですね 音符

あとはどれだけの通信コストがかかるのかも検証しなければなりません。 いくらいいシステムだといっても、大幅にコストが上昇するんじゃ、他船に導入していく上でのネックになりますから。 わざわざ東京から気仙沼まで出張し説明をおこなって頂きありがとうございました。 これから宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:49

2019年06月25日

第127勝栄丸の模型が届いてました!


新潟造船で竣工・引渡しを受けた勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸が気仙沼にまわってきて、関係者やたくさんの市民の皆さまをお迎えしての竣工披露・船内見学会から2週間ほどが経ちました クラッカー

竣工披露時に新船の船体を飾ったたくさんの大漁旗や船名旗などはすでに取り外され、新船初航海に向けてのさまざまな作業が開始になって、この1週間は倉庫に保管していた漁具・資材などの積み戻し作業でした。 社船の乗組員の皆さんやOBの方々にもお手伝い願って。 皆さんご苦労様です ちからこぶ

岸壁での作業や打ち合わせから勝倉漁業の事務所に戻ってみると、そこには大きなケースに入ったマグロ船の模型があるじゃありませんか! なんとなんと今回の新船・第127勝栄丸の模型でした 船

気仙沼の東陵高校を卒業し、昨年から勝栄丸に乗船している若手船員が、気仙沼市内でこうした模型を作っている方に発注していたのだとか。 一般配置図や外観の写真なども提供して製作されたもので、実に細かなところまで精巧に作ってあって感心するくらいの素晴らしい出来栄えです 花丸

何分の1のスケールで製作された物なのかはわからないけど、ご家庭のリビングなどに置くことを考えるとそうとう迫力があるんじゃないかなあと思います。 昔造船所に同じような模型を発注して、すごくお値段が高かったと聞きますが、これはなんと紙でできているっていう事で、相当に手ごろなお値段 親指

勝倉漁業の事務所内に展示するものとしても一隻ほしいですね。 安全性向上へのセーフティルーフ甲板や船尾船側の閉鎖部、明るいグレーのデッキ色も見事に再現。 全体のバランスもいい感じです camera

この第127勝栄丸の船員として2航海目に臨む20歳の若い船員が、自分が乗る船の模型を発注するとは。 驚きと同時にすごくうれしい気持ちになりました。 幹部船員を目指してがんばって下さい face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:18

2019年06月24日

気仙沼油槽所が完成し竣工式


例年ならもうすでにたくさんのカツオ船の入港・水揚げで賑わっているはずの気仙沼魚市場ですが、今年はカツオ船の入港が大幅におくれていて、これまでほとんど水揚げがおこなわれていない状況 船

生鮮かつおのシーズンに合わせて注文が殺到する郵便局の「ゆうパック」も、かつおの水揚げがまったくない事からその発送を延期にしたとの情報もありました。 各方面への影響が甚大ですね 新聞

黒潮にのって北上し、三陸沖へと漁場を移す旋網船や一本釣り船団は、現在もまだ紀州沖が主漁場となっている模様で、この状況が続けば、気仙沼への水揚げはまだ先かと危惧されています。 一日も早い入港・水揚げを期待していますが、こればかりは自然相手の事なので、なんともなりません 音符

気仙沼に入港する漁船への燃料油の供給は、東日本大震災での被害を受けた川口町の燃料タンクのかわりに、バージ船などをストックポイントとして行われてきてきましたが、このたび新たな燃料油供給拠点となる「気仙沼油槽所」が完成し、約100名程の関係者を招いての竣工式が執り行われました クラッカー

着工から約2年を要してこのほど完成した気仙沼油槽所は、漁船用のA重油タンクを5基設置し、最大容量はそれぞれ990KLというから、合計で約5000KLものA重油を供給することができますね 親指

気仙沼は遠洋まぐろ延縄漁船の基地港というだけではなく、近海まぐろ船、かつお一本釣り漁船、サンマ漁船、巻き網船、官庁船など、たくさんの船舶が基地として、水揚げ拠点として利用する港です icon12

その漁船・船舶の活動に不可欠な燃料油を供給する油槽所の完成は、私たち漁業関係者にとってすごくうれしい事で、また一歩、気仙沼の復興に向けて進んだと言えます。 完成おめでとうございました ハッピ

みらい造船のすぐ横の敷地に完成した気仙沼油槽所。 たくさんの船にとっての朗報だと思います face02   

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:27

2019年06月23日

祝! さんま漁船・第108欣栄丸進水


例年だと毎年8月下旬から解禁となる大型さんま棒受け網漁船によるサンマ漁ですが、諸情勢をうけて今年から漁の開始日を前倒しして、5月から公海漁場でのサンマ漁が開始となっています 船

これまでは日本国内での漁獲量管理だけですんでいたものが、近年は台湾や中国などの漁船によるサンマの漁獲が急増し、公海上では数えきれないくらいの外国漁船によるサンマ資源の争奪戦が繰り広げられています。 北太平洋漁業委員会(NPFC)が発足しサンマ資源全体を管理しはじめました タイ

それでも、北太平洋全体としてのサンマ漁獲量の多さに危機感を感じる日本が適切な資源管理を主張する一方、サンマ資源は無尽蔵であって、2年魚のサンマ資源をいくら獲っても問題ないとする外国勢との主張が食い違って、いまだに全体的な漁獲量や国別配分なんかも合意に至っていません ブック

混乱を見せるNPFCをよそ眼に、外国勢は漁獲量を年々のばし続けていて、過去実績や漁獲能力などが漁獲配分に大きく影響を及ぼす国際機関での交渉を有利に進めようとしている事態に。 日本としてもこの状況を受けてのサンマ周年操業解禁となったと思いますが、ぜひ成功してほしいですね icon14

今季8月のサンマ出漁を目指してみらい造船吉田工場で建造が進められてきた岩手県釜石市の幸栄漁業(株)が発注した第108欣栄丸が進水式を迎え、大勢の関係者を招いての式典が開催されました クラッカー

4つの造船所が合併したみらい造船で、吉田工場としての最後となる第588番船。 これから7月末の竣工・引渡しに向けて急ピッチで艤装工事が進められていきます。 最新鋭の大型さんま棒受け網漁船・第108欣栄丸さんの進水、誠におめでとうございます。 素晴らしい船が出来上がりつつありますね 花丸

祝賀会の挨拶の中で、日本一の漁業会社になるとの強い気持ちでここまでやってきたとの濱川社長さん。 今後は遠洋まぐろ延縄漁船とサンマ漁船という二つの事業を軸にその目標を達成したいとのお言葉がありました。 これからもいろいろとお世話になりますが、引き続きどうぞ宜しくお願いします 音符

大型さんま棒受け網漁船・第108欣栄丸さんの進水そして祝賀会、本当におめでとうございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:52

2019年06月22日

投縄作業の「カイゼン」に向けて


勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸の竣工披露もひと段落ついて、岸壁をシフトしての漁具・資材などの積込が開始された今週。 気仙沼に帰港中の社船の乗組員の皆さんにも連日お手伝い頂いてます 花丸

きのうのブログでもお伝えしたように、二年前から気仙沼で活動している「延縄漁業カイゼン検討会」におけるトヨタ自動車のカイゼンという考え方をマグロ船に導入すべく計画されたのが127勝栄丸です クラッカー

そのカイゼン検討会も三年目の活動に入り、これまでの3つのテーマを2つに絞っての活動が開始されました。 ひとつは超低温区画内の作業改善、そしてもうひとつは投縄から揚縄までの作業改善ですね。 どちらも一筋縄ではいかない結構難しいテーマ。 毎月頻繁に集まっては議論が行われています タイ

今回会合がおこなわれたのは投縄作業のテーマに関して。 近海まぐろ船と遠洋まぐろ船とでは、その設備も若干違う事はありますが、基本的な流れはほぼ一緒なので、どっちの為っていうことなく、どちらにでも導入できるような機器開発をおこなっているんです。 私はこのテーマの会合に初参加でした 若葉

気仙沼の小野寺鐵工所の会議室に漁業者や気仙沼市の担当、漁労長OBの方々、そして事務局が一堂に会し、これまでの検討事項の振り返りからスタートし、いま開発中の技術に関して様々な議論。 あっというまに二時間ほどが過ぎて、こういう前向きな話合いっていうのはすっごく楽しいです! 船

簡単に答えが見つかるわけではないから、マグロ船に乗船する現役の船頭さんや乗組員の皆さんにも、理解と協力をいただきながら着実に事業を進めていきたいと思っていますので、これからも関係者の皆さんにはどうぞ宜しくお願いしたいと思います。 長時間の熱い議論、ほんとうにお疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:19

2019年06月21日

気仙沼のFMラジオ番組に出演


勝倉漁業が新潟造船に発注しこのほど完成した第127勝栄丸が気仙沼に到着して約10日間ほどが過ぎました。 たくさんの関係者への竣工披露や船内見学会などの対応でとても賑わいましたね クラッカー

そして現在はコの字岸壁からプラザホテル下の岸壁に船体をシフトして、以前の船から陸揚げし会社倉庫に保管してあった漁具・資材などトラック何台分もの荷物を船に積み戻す作業が行われています ちからこぶ

そんな中、地元のFM局「ラヂオ気仙沼」から出演の依頼があって、事前の打合せで内容をお伺いしてからの本番でした。 時間的には20分ほどの番組。 ワクワクしながら船頭さんと局に向かいます 音符

「ぎょっとエフエム」ラヂオ気仙沼はFM77.5MHz。 パンフレットをみますと、ラジオ、スマホ、PC、テレビで聞けるんだっていうから、インターネットを通じて全国どこからでもお聞きいただくことができる 花丸


出演させて頂いたのはお昼の番組「GoodDayGoodDay」のなかの「ぬまとぴ2」っていうコーナー。 ちょっと緊張気味の船頭さんを横に、私もある程度お話しする内容を考えてきたけどちゃんと話せるかなあって資料を見直したりして。 自己紹介に始まって竣工した127勝栄丸に話が移っていきます マイク

会社内で新船建造PJが始まったのは約2年前。 それと時期を同じくして、気仙沼市とトヨタ自動車東日本のご協力をいただいて「延縄漁業カイゼン検討会」の活動が開始され、洋上での乗組員の労働環境改善にも取り組んできて、そのカイゼンという考え方をマグロ船に導入すべく本船が計画されました 船

かっこよく言えば「乗組員ファースト」。 ベテラン乗組員はより永く働ける環境、そして若い世代の人たちが遠洋まぐろ漁船に乗船しやすくする。 乗組員がこれまでよりも楽に作業ができて、尚且つ生産性・収益性が上がっていく、そんなマグロ船を目指したっていうお話をさせて頂きました 親指

船頭さんも漁師としての自分の経歴や洋上生活や娯楽、遠洋まぐろ船のお仕事の魅力とはなどについて、わかりやすくお話しされていて。 最後に一言お願いしますっていうことなので、勝栄丸に乗船したいという方はぜひご連絡くださいとお話しさせて頂きました。 短時間でしたがとっても楽しかったですよ! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:16

2019年06月20日

気仙沼市海洋プラスチック対策推進会議


もうすでに6月下旬になろうとしていますが、例年なら連日のように気仙沼魚市場を賑わせている一本釣り漁船や巻き網船による生鮮かつおの水揚げがここしばらく全くない状況が続いています 汗

情報によると、かつお漁船団の操業海域はまだ紀州沖が中心だそうで、千葉県勝浦港への水揚げ数量もあまり芳しくなく、気仙沼への生鮮かつおの水揚げがいつになるのか予想もつきません 船

先日の気仙沼漁協の理事会でもこの件は大きく取り上げられて、魚問屋や仲買業者だけではなく製氷業者や製函業者、運送業者や市内の冷蔵庫や加工場など、影響がものすごく大きいですね タイ

生鮮かつおの水揚げを心待ちにする気仙沼で、世界的に大きな問題となり日本で開催のG20でも主要議題として協議された「海洋プラスチックごみ」の問題についての対策推進会議が開催されました camera

鹿折地区に新しくできた気仙沼市民福祉センター「やすらぎ」には、気仙沼市長をはじめ関係部署の担当者、委員に委嘱された市内のさまざまな団体の皆さんなどが参集。 TV局も取材にきていました icon12

気仙沼市は、遠洋・沖合漁業の根拠地として全国屈指の水揚げを誇るとともに、沿岸域では養殖漁業や定置網漁業、小型漁船漁業が営まれていて、これまで水産業を基幹産業として発展してきた街です ブック

海洋ゴミの約9割が陸上から流出したもので、すでに1憶5000万トンもの海洋ゴミに加え毎年800万トンが増加している。 このままだと2050年には海洋ゴミが魚資源の重量を上回るとの試算もあります マイク

「海と生きる」をキャッチフレーズに、東日本大震災からの復旧・復興を目指してさまざまな事業をすすめる気仙沼にとっても、この海洋プラスチックごみ問題は全市をあげて取り組んでいかなければならない問題。 私たち漁業界としてもできる限りの知恵を絞って対応しなければならないと感じています 親指

気仙沼市長が議長となってすすめられている海洋プラスチック対策推進会議では、数回の会合を経て気仙沼市としての基本方針や具体的取組をまとめていくこととしています。 気仙沼から世界に向けてどのような発信ができるのかも含め、次回の会合でも委員の皆さんとしっかり協議していきたいと思います face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:23

2019年06月19日

第127勝栄丸が岸壁シフトで作業開始


新潟造船に発注し5月末に竣工・引渡しを受けた勝倉漁業の第127勝栄丸が気仙沼港に到着し、日頃お世話になっている関係者や市民の皆さまにお披露目をおこなってから約一週間が経ちました クラッカー

この間ずーっと、船首マストに日の丸と社旗・船名旗を掲揚し続けて、新造船が出来上がりましたよっていうことをちょっとだけアピール。 風雨にさらされて旗が痛むのではないかと心配しましたが、なんとか大丈夫だったみたいでよかったです。 そろそろいったん片付けないといけませんかね 船

新潟からの廻航間際にだされた要望工事など、新船が完成したとはいってもまだ残る工事があるので、出港までの間は岸壁に横付けしたいところ。 なので、タイミングをみてプラザ下の岸壁にシフトです camera

雨は上がったものの朝から結構風が強く造船所へのドック入りを延期した船もあって、安全に船のシフトを完了させるために三隻もの作業艇にご協力して頂いたおかげで案外スムーズな移動でした 親指

第7勝栄丸から新造船へと乗り移る乗組員がこれまで使用していた漁具・資材などいったん会社の倉庫に陸揚げして保管してあったものを、こんどは127号へと戻す作業がこれから行われる。 いま帰港中の社船の乗組員やOBの方々、取引先業者の皆さんにもご協力頂いて作業がすすめられます ちからこぶ

その作業が終わるとインドネシア船員も合流し、燃料油や潤滑油の積込み、新規に購入した漁具や資材、そして冷凍餌料や食料品などの積込が行われ、海上試運転・試験操業も予定されています 音符

これから約2週間でのさまざまな作業が終われば、7月5日(金)の出港を迎えることになります。 乗組員や関係者の皆さんには連日の作業になるかと思いますが、出港に向けてよろしくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:58

2019年06月18日

焼津漁協の皆さんと「みらい造船」を視察


日本全国の漁港の中で水揚げ高トップを記録するのが静岡県焼津港。 その焼津魚市場を運営する焼津漁業協同組合の皆さんが気仙沼にお越しになるっていうことで、楽しみにお待ちしていました 音符

ちょうどコの字岸壁には勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸がいるっていうことで、気仙沼に到着早々ではありましたが、127勝栄丸まで来ていただいての船内見学をご案内。 ゆっくりとお話しできました 花丸

焼津漁協の皆さんにとっても新造船を見るチャンスってそう多くはないので、本船に搭載された最新の設備の数々や設計のコンセプトなどをご紹介出来て良かったなあと思います。 ようこそ気仙沼へ 船

そして夕食は上田中の和食店「唐や」さんを予約しての懇親会。 日頃は電話等で情報交換をしているものの、こうしてお酒を酌み交わしながら懇親を深めるっていうのはすごく重要なこと。 気仙沼の地酒と共に唐やさんの美味しいお料理をいただいて、すっかりご馳走になってしましました 食事

そして翌日は、焼津漁協の皆さんのリクエストにお応えして、完成したばかりの「みらい造船」の視察。 実は私も、みらい造船を見るのは初めてだったので、すごく興奮しながら造船所に向かいました icon12

みらい造船の社員の方が工場入口で待っていて下さって、広い工場の敷地内を順を追って説明して頂きました。 防潮堤の外側に新たに設備されたシップリフトはすごい設備だと思います。 一緒に視察した焼津漁協の皆さんと、いろいろ見ながら徒歩で工場の先端まで行って。 最後に記念の写真撮影! camera

15日(土)には気仙沼の臼福本店さんが発注した遠洋まぐろ漁船のブロックが海上輸送で運ばれてきて、シップリフトを使っての船台搭載がおこなわれた模様。 気仙沼の復興の起爆剤となるこのみらい造船が、漁業関係者や乗組員そして気仙沼市民にも愛されて、発展していくことを心から期待しています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:43

2019年06月17日

気仙沼港から第21磯前丸出航!


週末から雨模様となった気仙沼です。 みらい造船木戸浦工場での123勝栄丸の船体整備も終わって、港町の出港岸壁に縦付け完了で、次航海に向けての準備がまた一段階すすみましたね 花丸

コの字岸壁には船首マストに真っ赤な社旗と船名旗を掲揚したこのほど竣工披露をおこなったばかりの第127勝栄丸がおり、123勝栄丸も同様の旗を掲揚しての下架だったから、湾内にいる勝栄丸二隻がかなり目立っているのが誇らしい感じ。 これから出漁に向けての準備が進められていきます 船

その気仙沼港で、太平洋漁場から帰港しては新たな航海に向けての準備を進めてきた茨城県の第21磯前丸さんが出港するという事で、出船送りに行ってきました。 週末の大雨もほぼ止んできました 親指

当初の出港予定日には大荒れの天候になるとの予報だったので、出港しても沖合で支える状況になるのを避けてか、安全第一にと出港日を一日のばしたとの連絡をいただいて。 正解でしたね タイ

午後1時の出港時間には、磯前丸の関係者や取引先業者などたくさんの方々が岸壁にきていて、今季から初めて大西洋のクロマグロ漁場へと出漁する船頭さんほか乗組員にエールを送っていました icon12

二隻の勝栄丸も出漁する北東大西洋アイルランド沖は、高緯度での操業のため時化の多い漁場です。 今季初めてクロマグロ漁へと船出する第21磯前丸さんの航海安全と大漁をお祈り致します クラッカー

同時刻に、気仙沼船籍の第88海形丸さんも出港となりました。 両船の出港ほんとうにおめでとうございます! 次はうちの番ですね。 新船・第127勝栄丸は7月5日、第123勝栄丸は7月14日の出港と決まったので、関係者の皆さん宜しくお願い致します。 天候が回復し出港日和になって良かったですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:42

2019年06月16日

第123勝栄丸が木戸浦工場を下架


このほど新潟造船で完成した勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸を受け取りに新潟へ乗組員とともに出張し、新潟港からの出港を見送ったあと気仙沼に戻って、新船披露に立ち会ったこの一週間 クラッカー

一方では、インド洋そして南太平洋でのまぐろ漁から先月末に帰港した第123勝栄丸が、みらい造船木戸浦工場へ上架しての船体や機器類の整備をおこなってきて、ほぼ予定通りの日程で下架になり 船

過密なスケジュールの毎日だったので、なかなかドック現場に出向くことができなかったけれど、いつもお世話になっている気仙沼の業者さんらの手によって、素晴らしい状態に仕上げてくれていました 花丸

船底や船尾の塗装の仕上がり具合を確認し、業者さん方へお世話になったご挨拶をしたあと、下架時間に合わせて集まった乗組員やお手伝い頂いているOBの方々などと談笑しながら時間を待って タイ

すでに完成している「みらい造船」の新工場での工事を期待してきた船頭さん達だと思いますが、4社の造船所が合併してその設備の移転なども徐々にという状況の中、今回は旧木戸浦造船でという事になりましたが、次回からはシップリフト方式の新工場で上架になる。 これが最後の木戸浦造船ですね 音符

予定された下架時間となって、工場長の合図の下でゆっくりと海に戻る本船です。 横の船台では、近海まぐろ船の数社が合併して新しくスタートを切った「気仙沼かなえ漁業」が発注した新船の建造がすすめられていて、もう一方の船台ではもうすぐ始まるサンマ漁の開始に向けてさんま漁船が整備中でした icon12

造船所の皆さんと乗組員とが協力して無事に下架が終了し、港町の出港岸壁にいったん艫付けすることにしました。 乗組員の皆さん、休暇中のところご苦労様でした。 123勝栄丸の出港日が7月14日と決まったので、しばらくの間はゆっくり休めますね。 ご家族とのプライベートな時間を楽しんで下さい! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:37

2019年06月15日

気仙沼の小学生による「マグロ船見学会」


勝倉漁業として約6年ぶりに建造した新しい遠洋まぐろ延縄漁船・第127勝栄丸が竣工し、新潟から気仙沼に廻航しての竣工披露をおこなった今週。 たくさんの関係者の皆さんにお越し頂きました クラッカー

その後の日程は新船視察の予定が続いていて、既報のトヨタ自動車東日本の幹部の皆さんや気仙沼市長をはじめ職員の皆さんにお越し頂いての視察会を開催。 「カイゼン」の考え方をそこかしこに導入した新造船を時間をかけてご案内出来てすごく光栄なひと時でした。 ほんとうにお世話様です タイ

そして毎年の恒例行事としておこなっている気仙沼市内の小学校の5年生による遠洋まぐろ漁船見学会。 昨年までは123勝栄丸を使って行ってきましたが、今年は新造船にご案内することができて 花丸




気仙沼市の水産課の職員や小学校の先生方、保護者の皆さんに引率された鹿折小学校と面瀬小学校の生徒さん達、合計で90名ものお子さん方が、時間をずらして大型バスで本船に到着。 勝倉漁業の営業部長の挨拶で船内見学が開始となって。 案内役は唐桑海友会の皆さん。 乗組員OBの方々です 船

本船の特徴や漁法、漁場をお話ししたあと、作業甲板から凍結室、船尾作業場や機関室、船員居室やブリッジなどを順に探検しながらのお勉強。 初めての大型漁船探検に子供達も興奮気味です 音符

北かつまぐろ屋が用意したミナミマグロのお寿司が食堂に用意してあって、私も試食させて頂きましたがとても美味しいマグロでした。 子供たちも喜んで食べてくれて、すごく思い出になったことでしょう 食事

遠洋まぐろ漁船見学会の最後にはブリッジ前に整列しての記念撮影。 新聞社やテレビ局の取材もあって、竣工披露に引続き乗組員の皆さんにも活躍して頂きました。 また来年も開催したいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:30

2019年06月14日

勝栄丸乗組員へのTシャツ完成


新潟造船で建造した新船・第127勝栄丸が気仙沼にお目見えし、関係者やたくさんの市民の皆さんにお越し頂いての竣工披露・一般開放をおこなったりと、すごく盛り上がったこの数日間でした クラッカー

その後も、昨日お伝えしたように「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」の活動をご支援いただいているトヨタ自動車東日本の社長さんをはじめ幹部の皆さんや気仙沼市長さん方の新船視察もあって タイ

本船の船頭さんや乗組員の皆さんはもちろんのこと、いま各漁場から帰国・休暇中の乗組員の皆さんにもお手伝いして頂きながらの視察会。 私だけではなく乗組員の皆さんもすごくうれしそうです 花丸

そんな乗組員へ、会社スタッフが準備してくれた揃いのTシャツが業者から納品されて、デザインを確認しつつ袋詰めする作業でした。 がっちりした体型の船員にあわせちょっと大きめのアメリカンサイズで、M・L・XL・XXLと各サイズを用意しました。 今回の色はネイビー。 とてもきれいな色でした camera

船の洗濯機は海水を使用するので、色変わりしないように濃い目の色にしてよかったかも。 前回のポロシャツはちょっと明るめのブルーで、みんなとても気に入って着てくれているみたいだから、今回も喜んでくれるといいですね。 日本人船員だけではなく、インドネシア船員にも支給したいと思います 船

第127勝栄丸の新船初航海への出港は7月5日と決まりました。 だいぶ暑くなってきて、Tシャツ1枚でもちょうどいい天候になってきたかな。 4隻の信号符字がデザインされたTシャツ、乗組員がそろいのウェアで出港するのを楽しみにしたいです。  会社スタッフと乗組員全体の一体感も期待しています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:57

2019年06月13日

トヨタ東日本社長の新船視察


一昨年からプロジェクトが始まった「遠洋まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」も今年で3年目にはいり、先日にはそのキックオフ会合も開催された気仙沼港です。 毎回充実した議論が行われてますね タイ

トヨタ自動車東日本と気仙沼市の協力を頂きながら、この二年間でさまざまな検討がなされ着実な実績をあげてきた事が評価されて、引き続きご協力をいただいています。 本当に有難うございます 花丸

勝倉漁業の新造船を建造するにあたり、トヨタ自動車の「カイゼン」という考え方にふれ共感し、実際の遠洋まぐろ延縄にこの「カイゼン」を導入するにはどのようなアイデアがあるのか真剣に悩みながら、新潟造船や関係業者とともに検討を重ねた結果、第127勝栄丸の建造に繋がったのも事実 クラッカー

新造船の第127勝栄丸には、その思想がさまざまな形で散りばめられているんです。 企業秘密とは言わないので、同業者の方々にもこの考え方に共感して頂けるのであれば情報提供していこうと マイク

その新造船が気仙沼に入港して竣工披露をおこなったあとの日程で、なんとトヨタ自動車東日本の社長さんと気仙沼市長さんが新造船の視察をおこなって頂けるという事で現場に出向いてのご案内 タイ

ご挨拶や名刺交換のあと第127勝栄丸の一般配置図や資料を示しながら、本船のコンセプトをじっくりとご説明。 生産性・安全性・品質の向上による労働環境の改善により収益性の改善を目指す。 いわば乗組員ファーストというコンセプトが売りの本船の構造・設備などをお伝えする事ができました 船

カイゼン検討会で協力頂いているトヨタ自動車東日本の社長さんや市長さんに、私の考えを直接お伝え出来たってい事はとても光栄なこと。 今後のカイゼン検討会へのご協力も宜しくお願いします icon12

新造船・第127勝栄丸の視察のあとは、気仙沼湾を見渡す絶好のロケーションの鼎・斉吉さんで、素敵なランチコースを頂きながらの楽しい時間をご一緒することができて、とても幸せを感じることができました。 第127勝栄丸の視察をして頂けてほんとうに有難うございます、これからも宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:21

2019年06月12日

木戸浦工場でドック中の123勝栄丸


インド洋そして南太平洋でのまぐろ漁を終えた勝倉漁業の第123勝栄丸が気仙沼に帰港して10日ほどが過ぎました。 乗組員の皆さんは次航海が開始となるまでしばしの休暇に入っています いかり

このほど完成したみらい造船の本工場への移転はまだ先という事で、今回のドックは旧木戸浦造船への上架となって、先日おこなわれた上架作業には出張のあいまになんとか立ち会うことができて camera

その後は新船の新潟出港への対応のため気仙沼をあけることになり、木戸浦工場に上架した123勝栄丸の工事進捗を確認できていなかったので、ちょっとした時間を見つけて現場に足を運びました 音符

ちょうど日曜日の朝、このところ雨模様の日が多かったこともあって、船体の塗装は進んでいなくまだタッチアップの段階でしたが、塗装業者の方々には休日返上で工事をおこなって頂いていました 船

工期もありますが、いつもいつもほんとうにお世話様です。 天候に大きく日程が左右される屋外での塗装作業ですが、当初予定した工期通りに仕上げるために一生懸命に黙々と作業する姿にちょっと感動。 これからも引き続きどうぞよろしくお願いします。 さすがは気仙沼のサイペンさんですね 花丸

ドックオーダー箇所の確認も引き続き行わなければならず、時間を見つけて現場に出向くのもなかなか難しくなってますが、会社スタッフたちの協力を頂きながらドック工事を監督していきたいと思います 親指

あとはこのあとの天候次第かな。 梅雨入り間近になった気仙沼での123勝栄丸のドック現場でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:54

2019年06月11日

新船披露を終えまぐろ丼ランチ


計画段階から約2年をかけて完成した勝倉漁業の新しい遠洋まぐろ延縄漁船・第127勝栄丸の気仙沼への廻航、そして新船披露と船内見学会と、まずはひとつ大きな仕事を終えてホッとしています 花丸

気仙沼コの字岸壁での新船披露には400~500名ほどのお客様がお越しになったのではないでしょうか。 一般の方々にも開放した船内は、見学者で大渋滞。 皆さん楽しまれたようでよかったですね 音符

新聞社などの取材を複数受けその対応に2時間程を要したので、お客さまへのご挨拶や船内見学のご案内などがあまりできなくて失礼してしまったかもしれませんが、お祝い事ということでご容赦を タイ

ほんとうであれば、見学者の皆さまそれぞれに本船のンセプトや特徴的な設備、こだわりの数々などをお話ししたかったところですが、あっという間にお昼の遅い時間になってしまって、新潟造船と新潟原動機の皆さんとご一緒に海の市まで車を走らせて「北かつまぐろ屋」に直行しました 食事

乗組員の皆さんやお手伝いいただいた関係者には、会社スタッフが用意した「あさひ鮨」特製弁当を準備。 とても豪華なお弁当だったみたいで、皆さんに喜ばれてなによりです。 私も食べたかったなあ キラキラ

その代わりに私たちは北かつまぐろ屋で人気No1メニューの「よくばり丼」を6名全員ご注文! 赤身に中トロ・トロビンにねぎとろ、いくら醤油漬などが豪華に盛り付けられたまぐろ丼はもちろん最高に美味いですよね。 この前食べたねぎま汁そば付きのセットメニューもいいけど、王道のまぐろ丼はこれかな camera

乗組員や会社スタッフ共々喜びに満ちた新船披露を終えホッとした時間帯のまぐろ丼ランチでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:37

2019年06月10日

勝倉漁業の第127勝栄丸竣工披露!


勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸の竣工披露の日がやってきました! 昨年8月に新潟造船で建造が開始されて約10か月間の工期で5月30日に完成・引渡しを受け気仙沼へ廻航。 いよいよ到着です クラッカー

朝からそわそわしながら、早めにスタンバイしてコの字岸壁に出向くと、すでに会社スタッフや関係者が集まっていて、FindShipで現在地を確認しつつ、続々と集まってくるお客様に挨拶しながら 音符

午前10時、船頭さんにお願いしていた予定通りの時間に気仙沼湾の入り口にその勇姿をみせた本船がコの字岸壁へと進んできて、作業艇のサポートを受けながらゆっくりと確実な操船で着岸です 花丸



新潟造船を出港してから日本海を北上し、津軽海峡を抜けて太平洋側へと入り、約40時間以上かけて無事に気仙沼に到着した本船を、大勢の方々に出迎えて頂きました。 ほんとうに有難うございます 船

大島沖で乗組員が総出で飾り付けたたくさんの大漁旗がとっても華やかで、前日までの雨模様がうそのように晴れ渡った絶好の新船披露日和になって。 新潟造船では何度も見てきた本船ですが、こうして完成し気仙沼港での新船披露をおこなえたことで、一つの大きな事業が達成できた喜びでいっぱいです 親指



船首から船尾にかけて乗組員がずらりと並び餅まきのスタンバイ。 予定では11時の餅まき開始としていましたが、あまりにも大勢のお客様を前にして時間をちょっと前倒しにして餅まき開始。 約6年ぶりの新船建造そしてお祝いの餅まきと、乗組員共々こころの底から喜びにあふれたセレモニーでした icon14

満面の笑顔でお客様をご案内する乗組員や会社スタッフを見ると、建造して本当によかったなあとつくづく感じました。 第127勝栄丸の到着のお出迎え、そしてお祝いの餅まき、船内見学と、たくさんの方々にお越し頂いて本当にありがとうございました。 これからも勝栄丸各船をどうぞ宜しくお願い致します タイ

新造船・第127勝栄丸の気仙沼への入港、そして新船披露の写真撮影を、今回は気仙沼の写真家の皆さんにお願いしました。 今日のブログでもメインの写真を含め何枚か使わせて頂いてますが、とても素晴らしい作品だと思います。 フルサイズでお見せしたいですね。 お忙しいところ有難うございました face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:33

2019年06月09日

気仙沼での新船披露準備完了!


昨年8月に新潟造船で起工し、約10ヶ月の工期を経て5月30日に完成・引渡しを受けた勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸が、新潟造船を出港し気仙沼に向けて廻航。 いよいよ本日到着となります クラッカー

気仙沼での新船披露に向けて、取引先業者などの皆さんから贈って頂いたたくさんの大漁旗を、船体に飾り付ける準備として造船工場の原図場一面に並べて順番通りロープに固定し本船に積込んで ハッピ

前日の夜には、本船の船頭さんや乗組員の皆さん、廻航をお手伝いいただく社船の乗組員の皆さんなどと、新潟古町のお寿司屋さんで新造船の完成を祝ってのささやかなお食事会を催しました 食事

勝栄丸の運航には彼らをはじめとした乗組員のご協力が不可欠です。 労働環境改善や作業の安全対策などのアイデアをたくさん盛り込んだこの新造船で、益々活躍してくれることを期待しています 船

昨日の午後には新船披露のお祝いのお餅が業者から事務所に届いてお披露目の準備も万全。 本船は日本海から津軽海峡を通り太平洋側に抜け、もうこの時間には大島架橋が見えるところで待機している事でしょう。 竹竿の準備や大漁旗を飾り付ける作業を総員でおこなっている事だと思います 親指

午前10時にコの字岸壁に到着し、船の着岸や安全対策を施したのち、11時頃を目途に祝いの餅まきと船内見学を行なう予定。 新潟を出港する時には気仙沼のシンガー熊谷育美さんのNewアルバムをBGMに出港した本船。 ようやく完成・引渡しとなった実感がわいてきて感動する新潟出港でした 音符

さあ、もうすぐ第127勝栄丸が気仙沼湾に入港してきます。 勝栄丸ブログをご覧の皆さまも、お時間があればぜひコの字岸壁までお越しください。 私も入港を出迎えるためにコの字岸壁に向かいます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:56

2019年06月08日

新船・第127勝栄丸が気仙沼へと廻航!


一昨日の三陸新報でも報じられたように、昨年8月に起工して新潟造船で建造を進めてきた勝倉漁業の新船・第127勝栄丸がこのほど完成し、廻航準備も整って気仙沼に向けて出航となりました クラッカー

今週はじめには127勝栄丸の乗組員らが新潟入りして、甲板部・機関部などの予備品類や燃料油の補充をおこないながら、たくさんの航海計器や機器類など取扱説明をメーカー担当者から受けて タイ

新造船なので、廻航中に使用する備品類や厨房用品、食料品なども一から買い揃えなくてはならず、新潟造船の営業担当者と乗組員に同行をお願いして市内のショッピングセンタ巡りでのお買物 音符

100円ショップでは、気が付いたものを次々とかごに入れていったら、120点を超す品数で14,000円にもなってちょっとした大人買いの気分。 食料品もカートいっぱいになるほどの仕込み量でした 親指

出港準備が整って、出港予定時間になると岸壁には新潟造船の社長さんほか幹部の方々や社員の皆さんが総出でのお見送りを受けて。 計画段階から約2年、新潟造船さんには本当にお世話になりました。 これからも長いお付き合いとなりますが、引き続きサポートくださいましょう宜しくお願い致します icon14

気仙沼での受け入れ態勢も万全で準備している様子。 6月9日(日)の午前10時にコの字岸壁に着岸し、11時頃にお祝いの餅まきをおこなって船内見学を開始する予定なので、一般の方々も含め、勝栄丸ブログをご覧の皆さま方にもぜひお越し頂ければと思います。 取引先関係者の皆さんもよろしくです 船

きょうは雨模様の気仙沼ですが、あすは天候も回復する見込み。 せっかくの新船披露なので、良い天気の中でのお披露目にしたいですね。 朝からスタンバイして新船の到着を待ちたいと思います face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:37

2019年06月07日

新造船の気仙沼への廻航準備


長期航海でのまぐろ漁から気仙沼に帰港した第123勝栄丸が、みらい造船木戸浦工場へのドック入りするのに立ち会って、船体や船底の状況を確認し、整備方針の打ち合わせをおこなった今週 タイ

船内各所のドックオーダーを現場で確認したかったところですが、新潟造船で完成した新船を引き取るため新潟までの長距離ドライブでの移動です。 お天気もよくてすごく気分のいい移動時間でした 音符

すでに新潟には第127勝栄丸の乗組員が到着していて、甲板部や機関部などの予備品類の積込みや燃料油の補充が行われていて、乗組員の皆さんも汗だくになりながらの対応、お疲れ様です ちからこぶ



昨日の地元紙・三陸新報の朝刊にはなんと一面トップで第127勝栄丸竣工の記事が報じて頂いたそうで、会社からもPDFとJPGの記事データで送られてきました。 とっても嬉しく光栄なことだと思います 花丸

気仙沼への廻航を前に各種積込み作業に続いておこなわれたのが関係業者による取扱説明。 航海計器や無線・通信機器、作業甲板のブランリールやラインホーラーなどの漁労機器。 主機関や補機関、各ポンプ類、冷凍機などなど。 甲板・機関に分かれて各メーカーの担当者からの説明を受けています camera

新しい機器類がたくさん入った最新鋭のマグロ船なので、乗組員の皆さんも一度の説明で全て理解するのは難しいと思いますが、これからの航海の中で徐々に慣れていってくれるのではないかと思います 船

私は、本船の気仙沼への廻航中に必要な食料品やキッチン用品などを調達しにショッピングセンターへ。 新潟造船の営業担当に案内して頂いてのお買い物で、順調に準備がすすみすごく助かりました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:07

2019年06月06日

123勝栄丸乗組員とまぐろ丼ランチ


インド洋そして南インド洋でのマグロ漁を終えて気仙沼に帰港した勝倉漁業の123勝栄丸。 新造船から早いものでもう6年目の航海が終わったんですね。 乗組員の皆さん本当にお疲れさまでした 花丸

漁艙内の漁獲物は清水港で水揚げし販売、そして母港気仙沼でも一部を水揚げ済み。 気仙沼の水揚げは出張のために立ち会うことができませんでしたが、結構いい品質のメバチマグロだったとか 親指

気仙沼に帰港早々のタイミングではありましたが、みらい造船木戸浦工場への上架も予定通り進んで、本船の周囲には足場が設置されて船体の塗装作業が始まっています。 船内の整備工事も並行して行われていて、造船所へのドックオーダーで内容を確認。 他の仕事が重なってなかなか見に行けません タイ

信頼感を持って任せられるいつもお世話になっている業者の方々ばかりなので、今回も工期通りにきっちりと仕事を仕上げてくれることでしょう。 関係業者の方々、123勝栄丸の整備を宜しくお願いします 船

何かと慌ただしい予定をこなした週明け。 私のスケジュールに合わせて船頭さんや乗組員の皆さんに会社に集まって頂いての航海終了の精算をおこないました。 全員分となると札束の重量もけっこうなもの。 一人一人の精算金を袋に詰めて、乗組員が集まる時間までに間違いないように準備です ドル袋

ちょうどお昼前の精算だったから、それではみんなでランチに行きましょうっていう事で、会社近くの北かつまぐろ屋海の市店へ。 乗組員はそれぞれ食べたいものを注文してもらって、私は三色丼とねぎま蕎麦のセットを。 両方ともミニのセットだけれど、どちらもすごく美味しくて私のお気に入りになりました 食事

北かつまぐろ屋では三種類のランチセットを提供していて、どれも1080円と超リーズナブル。 長期航海から帰った乗組員と食べるマグロ丼は最高です! 123勝栄丸のマグロを使っているマグロ丼かもね face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:14

2019年06月05日

みらい造船木戸浦工場へ上架


今年は異常なほど暑かった5月を過ぎてもう6月に入り、初夏のようないい天気に恵まれた気仙沼港です。 港で忙しく作業をおこなっている業者の皆さんも、シャツ一枚や半そで姿も多くなってきました 晴れ

インド洋での操業に始まって、後半戦は南太平洋でのマグロ漁を終え帰航となり、清水港で冷凍マグロ類の水揚げを行った勝倉漁業の第123勝栄丸が5月30日に気仙沼に帰港。 気仙沼魚市場の岸壁をお借りしてメバチマグロなどの母港水揚げをおこない、今航海のすべてが終了した週明け 花丸

みらい造船木戸浦工場への上架作業が予定通りに行われました。 造船所の作業艇のサポートを受けて魚市場の岸壁を離れた本船は、工場長の指示に従って順調に船台に搭載となり、陸上からのびたワイヤーでゆっくりと船台とともに船体が引き上げられ、約1時間半ほどで上架完了です クラッカー

昨年に塗装を施した船底や船側の残塗膜状況や付着物の有無を塗料メーカーの担当者らと確認。 全体的にほぼ均等な塗料のとけ具合に、手配した塗料の数量もちょうどよかったかなと。 気仙沼湾の入り口に整備された新工場への移転もまもなくなので、この場所での上架はこれが最後になりますね 船

船体付きの防蝕アルミ板もきっちりとその効果を発揮していて船体の状況もすごく良好なことが確認できました。 新船建造から6年目の航海が終わって、これから船体や機器類の整備が行われます 親指

みらい造船木戸浦工場への上架期間は約10日間ほど。 123勝栄丸の整備工事をおこなう各業者さん方とのドックオーダー確認は船体周囲の足場が設置されてからの事になりますが、限られた上架日程での各整備工事にあたり、これまで同様にしっかりとした施工をお願いしたいと思います タイ

昨年7月からの長期航海から帰港し、清水港での冷凍マグロの水揚げから気仙沼への廻航。 そして母港水揚げからみらい造船木戸浦工場への上架まで、乗組員の皆さん、ほんとうにご苦労様でした face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:31

2019年06月04日

第1漁福丸が新船初航海へと出航!


初夏のような晴天に恵まれた気仙沼港です。 例年であれば8月下旬から開始となるサンマ漁が、今年は公海域にて5月から開始となって、気仙沼にも例年よりも早い時期に水揚げされるかも 音符

そして生鮮かつおの水揚げは、巻き網船によるカツオの搬入はちょっとあったものの、カツオの群れの北上が遅れているのか、気仙沼の水揚げが始まる気配もないなかでもう6月に入っています 汗

各漁場から帰港した遠洋まぐろ船が岸壁やドックでの動きを見せる中、5月に完成したばかりの新造船が出港となり、プラザ下の岸壁まで出船送りに行ってきました。 第1漁福丸さんの出港です クラッカー



静岡県の三保造船所で5月に完成・引渡しを受けた第1漁福丸さんは、福島県いわき市船籍のマグロ船。 4月に出港した第35漁福丸に続いての新造船で、総トン数が479トンと大きなマグロ船です 船

新設計により計画された第1漁福丸さんは、特に船首部分の形状が大きな特徴といえます。 これまでのバルバスバウをなくした船型により相当な省エネ効果があると期待される業界注目の漁船 camera

出港時間前に岸壁に到着すると、ちょうどお祝いの餅まきをおこなっているところで、新船初航海に向けて乗りだす喜びが乗組員の笑顔からもうかがえます。 太平洋・西経漁場へと出漁する本船の大漁と航海安全、計画通りの性能が発揮されることを心からお祈りいたします。 おめでとうございました icon14

やっぱり新造船の船出はいいもんですねぇ。 勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸ももうすぐ気仙沼でお披露目になるので、勝栄丸ブログをご覧の皆さまも、ぜひ新船見学にいらして頂ければと思います face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:33

2019年06月03日

大島大橋を渡ってのプチ旅行


清水港での123勝栄丸本船による冷凍マグロの水揚げ、そして新潟へ移動しての新造船の竣工・引き渡し式を終えて、週末に気仙沼に戻ってきました。 たまった事務仕事を休み返上で処理して 船

ちょっと息抜きしましょうっていうことで、昨日の日曜日に車で大島に行ってみる事に。 4月7日に大島大橋が開通した直後はけっこう渋滞しているとの報道もあって、気が付けばまだ行っていなかった 若葉

みらい造船木戸浦工場の裏側からアクセス道に乗り入れて、数カ所のトンネルを過ぎたら大島大橋が目の前に見えてきて。 橋のたもとにある駐車場に車を入れて、徒歩で大島大橋を渡ってみました 音符



子供の頃から何度となく定期船で渡った大島なので、車で行けるなんていまだに信じられなくて不思議な気分。 気仙沼市民・大島島民にとって長年の悲願だった大島大橋がついに完成したんですね クラッカー

浦の浜ではウェルカムターミナルの整備がおこなわれていて、飲食店や駐車場なども徐々に整ってくる。 これまでは多くの車が乗り入れることを想定した島のつくりになっていないから、道路などの整備もこれからでしょうけど、観光資源としての大島の潜在力はかなり高いんじゃないかと思いました icon14

夏になると海水浴で訪れた小田の浜や、人生初の龍舞崎などを車で回りながら、リゾート気分を味わっての島内一周。 こんどはランチを食べに大島に行ってみようと思います。 久しぶりに大島に行きましたが、ほんと素晴らしいロケーションがそこかしこにあって、バイクなどで行くのも気持ちいかもね OK

気仙沼湾の横断橋の整備も順調に進んでいるから、それが開通すればさらに大島へのアクセスが良くなるなあなんて考えながら、あっという間に市内に到着して。 すごく不思議な気分のプチ旅行でした face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:26

2019年06月02日

「ピア万代」で焼魚定食ランチ


インド洋での操業を経て、南太平洋に漁場を移してのマグロ漁を終えて清水港へと帰港した第123勝栄丸の水揚げを予定通りに終えて、本船は気仙沼へと廻航、私は新潟へ新幹線で移動となった今週 タイ

昨日の勝栄丸ブログでもお伝えしたように、昨年8月から新潟造船にて建造をおこなってきた新しい遠洋まぐろ延縄漁船・第127勝栄丸が完成し、新潟造船の社長さんから引渡書を受領してきました クラッカー

ようやく完成した新造船を関係者や気仙沼の皆さんにご披露するのももうすぐ。 予備品類の積込確認や航海計器・機関などの取扱説明を廻航前におこなうために、気仙沼から乗組員がきょう出発です 船

新潟造船の皆さんのご協力を頂きながら明日から廻航準備がすすめられます。 私も今週半ばには新潟入りして、造船所からの出港に立ち会う予定にしていました。 お世話になりますが宜しくです 親指

新造船の引渡しがおこなわれた新潟滞在中にお昼ご飯のために立ち寄ったのは、新潟造船の対岸にある「ピア万代」。 日本海の水産品や新潟の特産品などがずらりと並ぶ物産館とならんで建つ魚市場の一角にある港の食堂に初めて行ってみました。 むしょうに焼魚の定食が食べたくなったので 食事

数種類の定食の中からチョイスしたのが「ぶりの焼き漬け定食」。 ぶりの切り身を焼いてお醤油ベースのたれに付け込んだもの。 予想していた以上にすごく美味しくて、ちょっとはまってしまうかも camera

今週にはまた新潟に行くことになるので、チャンスがあればもう一度「ぶりの焼き漬け定食」を食べに行きたいと思います。 こんどは乗組員を誘っていこうかな。 気仙沼までの新船廻航が天候に恵まれるといいですね。 皆さんへの新船披露まであと一週間ほどになりました。 楽しみな一週間になりそうです face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:59

2019年06月01日

新潟造船で第127勝栄丸が竣工!


新潟造船で昨年8月に起工式をおこなっていらい、10月のブロック船台搭載から12月の艦ドックへの注水・浮上、そして今年3月にはご来賓の方々をお迎えしての命名・進水式と順調に新船建造がすすみ、大安吉日の5月30日に新船・第127勝栄丸(492トン)の竣工し引き渡し式が執り行われました クラッカー

初夏をおもわせるような日差しの素晴らしい日和。 第127勝栄丸の完成を祝ってくれているようなお天気のもと、本船の甲板上に式典の準備が整って、新潟造船の社長さん以下幹部の皆さん勢揃いです 花丸

完成した船内を順に確認しているなかで、計画段階からこれまでの建造中のできごと一つ一つが思い起こされてきて感無量です。 素晴らしい出来栄えに仕上げて頂きまして本当にありがとうございました タイ

当初予定していた竣工予定にきっちりと作業工程を合わせてくれるあたりは、さすがは新潟造船さん。 私たちの要望を取り入れながらの後半戦の艤装工事は、新潟造船や関係企業の各担当者も大変だったかと思いますが、お陰様で私だけではなく船頭さんや乗組員も納得の新造船が完成したと思います 親指

船上での竣工・引き渡しの式典を終えて、完成した127勝栄丸をバックに新潟造船の皆さんとの記念写真。 計画段階から約2年、これまで本当にお世話さまでした。 これから本船が実際のマグロ漁場で稼働し、長い年月にわたり使い続けていくわけなので、これからもサポートの程よろしくお願い致します 船

いよいよ新造船・第127勝栄丸が完成しました! 気仙沼港での新船披露は6月9日(日)、午前10時に着岸して11時頃からお祝いの餅まきを予定しています。 一般の皆さんも船内見学できますので、ぜひとも最新鋭の第127勝栄丸を見にきてください。 これから気仙沼へ廻航する準備をおこなっていきます face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:02