2016年12月31日
マグロ丼の食べ納め

今年のマグロの食べ納めとばかりに、北かつまぐろ屋田中前店のランチに行ってきました。 気仙沼に2店舗のお店を構えるまぐろ屋さんの、市街地にあるお店が田中前店なんです

海の市店はお昼から午後営業で、夜の時間帯はここ田中前店だけ。 先日も北かつ組合の若手経営者の忘年会で盛り上がりました。 今では定番となったメカジキのトマト鍋がすごく美味しかったです

ランチタイムの人気メニューはセットメニュー。 マグロ丼にメカカマステーキ、サラダなどが付いたボリューム満点のランチ。 結構な割合でセットメニューを注文している方がいて。 食欲全開ですね



私達といえば、いつものマグロ三色丼、まぐろ漬け丼、そして単品のメカカマステーキなどを注文。 海の市店では「親方おまかせ丼」が人気ナンバーワンだけれど、ここ田中前店では三色丼とメカカマステーキが人気みたい。 熱々のメカカマステーキにおろしポン酢をじゅっとかけて食べると最高です

商売柄、普通の人に比べるとマグロを食べる機会が多いとは思いますけど、今年も結構な頻度でマグロを食べたよなあってつくづく思いますね。 来年はどんなマグロ料理に出会えるのか楽しみです

北かつまぐろ屋「田中前店」と「海の市店」は、年内は12月31日の昼営業でおしまい。 年明けは1月4日のお昼の営業からスタートするとの事なので、また来年も時間を見つけて寄ってみたいと思います

北かつまぐろ屋で、今年もたくさん美味しいマグロ丼をいただきましたね。 ごちそうさまでした。 まぐろ屋のスタッフの皆さん方も一年間お疲れさまでした。 また来年もどうぞよろしくお願いします

この記事が2016年の締め括りとなります。 今年も勝栄丸ブログをご覧いただきまして有難うございました。 皆さんもよい年を迎えられますように。 来年もどうぞ宜しくお願い致します

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07:28
2016年12月30日
新京本郷店で絶品中華

2016年も残すところあと僅かになってきました。 会社の仕事納めも終わって、自宅の年末年始の準備などを慌ただしくこなしながら、ちょうどお昼時になったから、たまには中華もいいなっていう事で。。。

一昨年、勝倉漁業の市内本郷の敷地内に完成した賃貸物件「コンフォート・ヴィラ本郷」のすぐ近くにある、気仙沼では老舗の中華料理屋さん「新京本郷店」さんに行ってみることに

新京さんは子供の頃よく連れて行ってもらったお店。 あっさりとしたシンプルなスープのラーメンがお気に入りでとても懐かしい。 夜のコース料理もおいしいとの評判で人気のお店なんです



年越し蕎麦のかわりにラーメンもいいなと思いつつも、メニューをながめて目に付いた焼きそばを注文してみることに。 もちろん新京さん自慢の餃子は欠かせませんね。 とてもお店が混んでいたから待つこと15分くらい、ちょうどお腹がすいてきた頃にお料理がテーブルに到着。 いただきます

自分で作る焼きそばとはかなり違うプロの味っていうんでしょうか。 ソース味と塩味の二種類の焼きそばがあって、今回はソース味にしたけれど、すごく美味しい焼きそばでした。 そして新京さん特製の餃子も最高! こんどは家族みんなで来るっていうのもいいかもしれませんね

昔懐かしいラーメンの味を守りつつ、手の込んだ中華料理も提供し続けている新京本郷店さん。 年末年始の忙しい時のちょっとした時間に、みなさんも是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか

勝栄丸ブログを通じて、気仙沼のグルメ情報をたびたびお伝えしているけれど、まだまだいろんなお店があるんでしょうね。 来年も気仙沼の美味しい食の情報についても引き続きお伝えしていきたいです

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09:52
2016年12月29日
勝倉漁業の仕事納め

勝栄丸ブログを運営する勝倉漁業の仕事納めの日を迎えました。 なんかあっという間の一年間だったように思えますね。 新年を迎える準備も整って、仕事納め恒例の昼食会をおこないました

本社が魚町にあった時から続けてきた昼食会。 昔からお世話になっている気仙沼の老舗お寿司屋さん「あさひ鮨」さんからにぎり寿司の出前をとって、社員の皆さんといっしょにテーブルを囲みます

遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸を経営する勝倉漁業。 漁船運航に関する日々の通信やルーティンワークだけではなく、魚市場でのカツオ船などの問屋部門、そして陸上の不動産事業部門など、社員の皆さんにはこの一年間を通じて頑張っていただきました。 役職員の皆さん、お疲れさまでした


おかげさまで今年も洋上での大きな事故もなく、勝栄丸各船には順調な航海を続けて頂いています。 年末年始も関係なく、遥か遠洋でマグロと格闘している乗組員の皆さんに心から感謝いたします

これから1月4日までの年末年始休暇は、沖で操業中の勝栄丸各船の動きを気にかけつつも、日頃の心身の疲れをゆっくりと癒したいなあと思います。 休暇中の体調管理や事故などに気をつけてください

勝倉漁業の社員みんなでテーブルを囲んで、あさひ鮨さんの美味しいにぎり寿司をいただいて。 この一年間の締め括りとして最高の昼食会でしたね。 美味しいお寿司、ごちそうさまでした

皆さんの会社やご家庭でも、新年を迎える準備に慌ただしいのではないかと思います。 この年末年始はご家族で美味しいお寿司やマグロのお刺身など、たくさん食べて飲んで楽しんで頂きたいです

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09:14
2016年12月28日
勝倉漁業の大掃除の日

勝倉漁業の仕事納めを前に、社員総出での大掃除の日。 朝一番からそれぞれに手分けして事務所の中の汚れを落としていきます。 新事務所に移転してまだ1年半なので、それほど汚れていないはずが

エアコンのフィルターや換気扇、会社中の床や窓など、一年間使ってきた事務所なので、普段手を付けられない個所などはけっこう汚れがたまっているもんですね。 やっぱ大掃除は大切な行事です

事務室内の大掃除が終わると気持ちまですっきりしたような。 そして新年を迎えるにあたっての神棚のお清め。 漁業会社なので神棚には御札がたくさん納めてあり、整理しながらの飾りつけです

新しいしめ縄を張って、松飾をとり付けて、お神酒と鏡餅をお供えして。 毎年の正月飾りだけれど、前年に撮影した写真を確認しながら社員みんなでワイワイ言いながらの結構楽しい作業でした

ちょっと早いけれど玄関の正月飾りも設置完了。 今年一年間の感謝と御礼、そして勝栄丸各船の大漁と安航、商売繁盛や家内安全などを願いながら役職員みんなで神棚に手を合わせました

事務所内の大掃除は終わったけれど、一年間にたまった書類の山の整理がこれから。 これが一番大変なんですよねえ。 誰かにやってもらう訳にもいかないし。 ぎりぎりまで自分の仕事は続きそうです

年末恒例の勝倉漁業の大掃除が終わればあとは仕事納め。 気持ちよく新年が迎えられるよう、今年の仕事をやり残すことなくしっかりと締めくくりたいと思います。 社員の皆さん、大掃除お疲れさまでした

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08:33
2016年12月27日
勝倉漁業の特集記事掲載!

気仙沼の文化と歴史、情報を伝える街の情報誌「浜らいん」。 3年前に勝倉漁業が123勝栄丸の新造船を建造した時には、竣工記念の特集号をだして頂くなど、編集室の皆さんにはお世話になっています

その「浜らいん」も創刊38号を数え、2017年新年号が事務所に届き、ページをめくるとなんと勝倉漁業株式会社の記事が一面見開きで掲載されていたので、一気に全文を読んでしまいました

聞けば先日、勝倉漁業の先代社長にインタビューしたときのお話しを記事にまとめたものだとか。 本人の顔写真とともに創業当時の船の写真などが掲載されていて、私も会社の歴史を振り返ることができました。 終戦間際に建造された第一勝栄丸の写真は超レアものだと思います


気仙沼の漁業の隆盛の歴史。 仲買廻船問屋業から漁船漁業へ。 先代・先々代の仕事への取り組み方や考え方など、子供の頃から叩き込まれてきたものが、きっちりとした文章で表現されていて

勝倉漁業の屋号に関する記述もあって、「カクイチ」の由来は、ものの始まりでありトップの意味を表す一の数字を安定した四角枠で固め、「誠実をモットーにして、取引先に信頼される仕事を」との思いを込めて決めたと書いてあって、私の知らなかった会社の歴史を知ることができて、すごく勉強になりました

また、勝倉漁業が運航する勝栄丸の船名の由来についても書いてあって、「家業が未来永劫まで栄え、働く人たちが幸せに暮らせるように」と希望と期待を寄せて命名されれたんだとか。 こういう由来については初めて聞いたので、会社の歴史などについてももっとしっかりリサーチしたいと思います

会社設立から来年で50周年を迎える勝倉漁業です。 これまで共に苦労を重ねてきた多くの乗組員や社員の方々に、改めて心より感謝したいと思います。 この長い歴史をステップとして、また新たな歴史を私たち世代が創り上げていく事になりますが、皆さんのご指導・ご鞭撻のほどどうぞ宜しくお願い致します

気仙沼の街の情報誌「浜らいん」。 皆さんもぜひお手に取ってみて下さい

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10:04
2016年12月26日
北かつ「年末まぐろ直売会」開催!

毎年年末に北かつ組合が開催している恒例の「年末生産者かつお・まぐろ直売会」が今年もおこなわれ、たくさんのお客さんに来ていただきました。 今回の会場は旧スーパージャンボの特設会場

震災前は港町の見送り休憩所や北かつ会館前などでおこなっていた直売会。 震災後はJA南三陸「菜果好」さんの店舗前に会場を移して開催していましたが、保健所の指導もあって今回いろいろと場所を探したところ、ちょうどこの一角をお借りすることができて開催にこぎつけました

数日前から会場設営や検査をおこない、保冷の超低温冷凍ストッカーを準備して冷やし込んだのち商品をスタンバイ。 本鮪に南鮪、メバチマグロにメカジキ、そしてビンチョウやカツオのたたきなど。 いつもの外の会場とはちょっと雰囲気の違う屋内での開催となった販売会を、飾り付けた大漁旗が彩ります







市民の皆さん方への感謝の気持ちを込めたマグロ販売会です。 赤身などを中心に浜相場が値上がりしているにもかかわらず、相当頑張った値付けに、早朝からたくさんのお客さんが集まりました

一番乗りのお客さんは朝5時前から並んでいただいたそうで。 事前に準備した整理券を配布して対応させて頂きました。 駐車場が限られるので、出来るだけ早く戻ってきてくださいよってアナウンス。 10時の開始前となって、整理券が功を奏してか、大きな混乱なく整列が完了し、北かつまぐろ屋特製の「ねぎま汁」のお振舞で冷えた体を温めていただきました

100名を超える方々に並んでいただいて、整理券の順番ごとに店内にご案内。 人気のトロビンチョウは開始10分ほどで完売となって。 メバチやメカジキ、ミナミマグロなど、いずれの商品も飛ぶように売れていきます。 贈答用に買い求める方も多いのでしょうね。 皆さん買い物かごいっぱいのお買上でした

毎年この時期に開催している北かつの年末まぐろ直売会。 今年も皆さんのおかげで大盛況で終えることができました。 寒い中早朝から並んでいただいたお客様には本当にありがとうございました。 また来年もどうぞ宜しくお願い致します。 そして販売にあたった北かつ組合所属各社の皆さま、お疲れさまでした。 今回の販売結果や反省点を検証し、来年に向けて活かしていければと思います

年末まぐろ直売会を終えると新年を迎える準備になりますね。 さあ、今年もあと僅かです

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09:18
2016年12月25日
気仙沼「〇安」さんの湯豆腐で一杯

東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼の内湾地区の再建は、今年になってようやく前に向かって動き出したような感じがします。 土地区画整理事業や防潮堤などの計画もほぼまとまってきて

南町や魚町では土地の嵩上げに向けて建物や基礎の撤去が開始され、来年に向けて大きく動いてくることでしょう。 そうなるといまある仮設商店街の店舗運営がどうなるのかすごく気になるところ

遠方からのお客様をお迎えし、ちょっとディープな気仙沼をご案内しようと、南町の仮設商店街にお店を構える「〇安」さんにお連れしました。 ここの焼き鳥も有名ながら、湯豆腐が人気なんです


10名も入ればいっぱいになるようなちっちゃな店内。 いつも早い時間から常連客が陣取るから念のため予約してお店に直行。 予約席以外はもうすでに満席状態だったので、予約して正解でした

〇安さんのいつものコース。 焼き鳥、カレー味のかしわ、トンタン、そして湯豆腐。 寒いので熱燗を注文すると、コップになみなみと目の前でそそいでくれて。 お客さんを歓迎して乾杯です

湯豆腐についてくるタレに薬味を入れて。 このタレと薬味だけでもお酒が飲めちゃうくらい美味いんです。 毎回必ず注文する湯豆腐は、特にこの寒い時期には欠かせないメニュー。 やっぱ美味いですね

一通りのコースを食べてもう一巡同じメニューに突入。 いつも同じパターンだけれど、このパターンで十二分に満足。 お値段もとってもリーズナブルだし。 また近いうちにおじゃましたいと思います

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14:38
2016年12月24日
贈り物を求めに「海の市」へ

日頃お世話になっている皆さんへ年末のご挨拶をかねての贈り物を、今年は何にしようかなっていろいろ頭を悩ませるよりは、そうだ実際に商品を見て検討しようという事になって

勝倉漁業から至近にある商業施設「海の市」に行ってみることに。 朝の早い時間帯なので、お客さんもまばらなので逆にじっくりと見るには最適な感じ。 何かいいものないかなあとお店をめぐります

贈り物をする時は自分が頂いて嬉しいものを贈るんだよと言われてきたから、その目線で商品を物色。 横田屋さんの商品がいいかなあと思いながらお店に入ります。 年末年始用の自宅用に毎年購入している「塩うに」なんかもいいなあと。 横田屋さんの商品はどれも美味しいので悩みますね





そしてお隣には「かに物語」さんの店舗が。 アフリカ・ナミビア沖で漁獲した「まるずわいがに」を漁獲から加工まで自社で生産された商品の数々。 鍋物の季節にも最適な商品もたくさん

贈り物じゃなくて自分用に購入したいとも思いながら、お店の方と打合せさせていただきました。 以前北かつまぐろ屋でお手伝いして頂いていた方が対応してくれて。 カニのビスクや剥き身もいいですね

皆さんもこれから年末年始用の買い出しを検討されると思いますが、気仙沼の横田屋さんやかに物語さんの商品もぜひ一度試してみて下さい。 ご家族でのお食事がいっそう豪華になると思いますよ

「横田屋」さんのホームページはこちら

「かに物語」さんのホームページはこちら

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10:48
2016年12月23日
社会福祉法人へマグロ寄贈

今年も残すはあと僅かとなってきて、正月を迎える準備などに気忙しい感じになってきました。 勝倉漁業でも一年の仕事の締め括りなどに、スタッフみんな一生懸命です。 私には年末恒例のお仕事が

私が副組合長を務める宮城県北部鰹鮪漁業組合(通称:ほっかつ)がこの時期に毎年行っている恒例の行事があります。 市内にある旭が丘学園へのマグロ寄贈。 今年もマグロを届けに行ってきました

旭が丘学園は、いろんな事情を抱える子供たちが入所して共同生活を送っている社会福祉法人の施設。 現在60名を超える子供たちが生活しているそうです。 ちょうど終業式だったこともあって、夕方の時間帯にはたくさんの子供たちがホールに集まってくれていました

気仙沼の遠洋マグロ漁船が太平洋・西経漁場で漁獲した良質のメバチマグロのサクを大きな箱にいっぱい詰め込んで持参。 これから冬休みに入る子供たちに、この美味しいマグロを食べて気持ちよく新年を迎えてほしいと思いますね。 子供たちの代表に壇上に上がってもらっての贈呈式でした

園長先生から、このような施設でマグロのお刺身を食べることができるのは、旭が丘学園だけなんですよ。 かれこれ30~40年もマグロ寄贈を続けて頂いて本当にありがたいとのお言葉をいただきました

マグロ漁師さんが一生懸命獲ってきた美味しいマグロを、子供達と職員の皆さんで楽しく食べてほしいと思います。 喜んでいる子供たちの姿を見て、こちらまで嬉しくなってしまいました

北かつ組合の年末恒例のマグロ寄贈。 来年もまた美味しいマグロを届けに行きますから!

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09:58
2016年12月22日
「若手経営者の会」の忘年会

気仙沼の取引先金融機関の若手経営者の会。 2か月に一度の例会や、年に一度の遠方への移動例会などで見聞を広めながら、会員同士の懇親を深める様々な活動をおこなっています

今年は北海道新幹線の開業に合わせて、函館への視察の旅を企画し、たくさんの会員の方々に参加していただきました。 来年もさらに有意義な会となるよういろいろと計画していきたいですね

その若手経営者の会の年末恒例となった忘年会が、アンカーコーヒー・マザーポート店を会場におこなわれ、続々と会員の皆さんがお店に集まります。 アンカーコーヒーを展開するオノデラコーポレーションの専務さんもこの若手経営者の会のメンバー。 夜の営業が休みの日に無理言って開けていただきました

今年を振り返り、そして来年の抱負などのご挨拶。 ちょうどこの日は「ワインの日」っていう事で、お店で準備していただいた赤ワインとともにマザーポート店さんの美味しいお料理をいただきます

ゲストの方々を交えての楽しいひと時。 お酒が入って会話も盛上がって、会員の皆さんそれぞれに素敵な時間を過ごされたことでしょう。 メンバーの皆さんには、また来年もどうぞ宜しくお願いします

今年も残すは10日ほどとなって、なんか気忙しい感じがしますが、締め括りをしっかりとして来たる年に備えたいですね。 まだイベントがたくさん予定されているので、体調を管理しながら頑張りたいと思います。 若手経営者の会の年末恒例の忘年会に出席された皆さん、楽しい時間をありがとうございました

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08:41
2016年12月21日
「開運来福」の贈り物

師走も下旬となって、今年も本当に残り少なくなってきましたね。 勝倉漁業でもお正月を迎える準備を着々と整えながら、残りの営業約1週間をしっかりと行っていきたいと思います

今年年末の仕事納めは12月28日(水)。 12月29日から1月4日までの一週間の年末年始休暇という事になりました。 取引先の皆さま方には、それぞれに対応方どうぞ宜しくお願い致します

会社に届くお歳暮の確認や取引先への季節の贈り物の手配などを進めていると、いつもお世話になっている方からちょっと素敵なプレゼントが届いて。 なんとなんと来年の干支・酉をかたどった置物でした

そのお品書きには、古来より鶏と人間は密接な間柄にあり、干支の「酉」は稲をはじめ穀物の結実・収穫を意味し、形状は酒を盛る器の象徴であると言われることから、酉は取り込むの「取」になり「福取り」の神として信仰され、酉の市などに発展していきましたと書いてあります

あらゆる福を取り込むという願いが込められた「酉」の置物。 出来栄えもすごく素敵で、縁起がいいなあって思いますね。 来たる年が光り輝く福々しい日々でありますように、写真ではありますが皆さんにも勝栄丸ブログを通じてお届けしたいと思いす。 ご覧になりたい方は、勝倉漁業の応接室までどうぞ

この酉の置物は紙製の手作りの品で完成度も高く、持った感じはけっこう軽いけれど存在感は抜群です。 頭部がリズミカルに動くのもすごく面白いですね。 陶器製のものも買い求めてみようかな

勝栄丸ブログをご覧の皆さんにも「開運来福」のご利益がありますように。 縁起物のお裾分けでした

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08:40
2016年12月20日
太平洋クロマグロの未成熟魚に漁獲制限を

12月5日から9日まで、フィジー共和国のナンディでおこなわれた中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の年次会合の結果が伝わってきたけれど、プレスリリースを読んでもよくわからないからいろいろと調べてみたら、国際会議の場で日本代表団が大変な立場になったという情報が流れていて

今回のWCPFCでは日本周辺で主に漁獲される太平洋クロマグロの保存管理措置が主要議題になっていて、北緯20度以北に分布する資源は北小委員会という、日本が主導する作業部会のような場所でその管理措置を決めて、本委員会に提言する流れになっているんだけれども。。。

現在の太平洋クロマグロの資源水準は史上最低レベルにあって、子の加入量も2014年に最低付近を記録したほどの状況だとか。 かつて大西洋のクロマグロ資源が悪化した時には、ICCATにおいて相当厳しい漁獲量の削減を含む資源管理を導入し、いまはV字回復となった歴史がありますね

これほど太平洋クロマグロ資源状況が悪いのであれば、とうぜん漁獲量削減などへの大ナタを振るわなければならないんじゃないか。 日本近海でのクロマグロの漁獲のうち98%を2歳以下の未成熟が大中型巻き網漁船などで漁獲され、そのかなりの割合が国内蓄養向けというんだから、やっぱりねっていう感じ

水産庁主導で国内のクロマグロ蓄養事業を推進してきたけれど、こんな資源状況では国内蓄養事業も大幅縮小をするしかないのではと思います。 天然のクロマグロは、未成熟魚は獲らない、産卵親魚を漁獲しない、資源状況と回復目標にあわせ漁獲量を決めて守る、これっていうのは私たちがこれまでおこなってきた事。 大幅な規制導入やむなしの方向で、国内漁業も真剣に考えないといけませんよね

日本が太平洋クロマグロの大規模な漁獲制限に後ろ向きな姿勢では、同じく太平洋での大型巻き網船によるカツオやメバチの大量漁獲に物申すことができなくなるのではないかと危惧します。 ダブルスタンダードとの指摘も受けかねません。 私達の延縄漁業や一本釣り漁業が犠牲になる形は絶対に避けてほしいと思いますね。 いまのWCPFCの状況はちょっと異常な感じがしました

水産庁のプレスリリース通りなのか、巷の報道などが本当なのか、会議に出席した方々からよく話を聞いてみないとわかりません。 だれか今回のWCPFCの真相を教えてくれませんかねえ

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11:42
2016年12月19日
築地場外に「築地魚河岸」がオープン

先日の勝栄丸ブログでもお伝えしていましたが、築地場外市場に新しい食の発信基地「築地魚河岸」が11月19日にオープン。 開店約一か月の施設内はすでにたくさんの買い物客でにぎわっていました

築地魚河岸は、築地のにぎわいを将来に向けて継承するために中央区が設置した生鮮市場施設で、仲卸を経営母体とした鮮魚店、水産物店・青果店など約60店舗が入居する大規模な施設です

「海幸橋棟(地上2階)」と「小田原橋棟(地上3階)」の二つのエリアに分かれていて、総面積は約7400平方メートル。 各店舗が立ち並ぶ営業フロアのほか、屋外イベントが実施できる屋上広場、3階の多目的スペースには、フードコート形式の食堂やキッチンスタジオなどが設けられる模様





当初の予定では、もうすでに築地市場が豊洲に移転して、場外市場は単独で営業し続ける予定だったけど、いまだ築地市場の移転計画がはっきりしないから、築地魚河岸に入店するお店の方も混乱しているのでは。 その証拠に、お店の看板はあるけれどまだ営業開始していない店舗も見受けられました

そりゃそうでしょう、一般の消費者だけではなく、業務筋などのプロユース向けの店舗でもあるから、すぐ近くに築地市場内の仲卸店舗が存在している以上、ダブルのコストをかけるメリットがあまりないのもわかります。 一般の消費者向けだと、並んでいる商品も小口のもや安いもののが多い印象

それでも海幸橋棟と小田原橋棟と分かれての、これからの築地界隈の中核施設になっていくのは間違いない。 外国人観光客もたくさん押し寄せる場外市場なので、これからの盛り上がりに期待しています

すでに年末年始の買い出しにと、たくさんのお客さんが詰めかけている築地場外市場。 ぶらりと歩いて散策するだけでもすごく刺激的なエリア。 来年の初売り明けにでもまた訪れてみたいと思います

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09:36
2016年12月18日
出張帰りに「かも川」さんへ

今年最後の出張からの帰り道。 この一年間もいろんなことがあったけれど、なんか気が付けばあっという間の一年だったように思います。 最後の仕事はかなり後味が悪くて、ダメージが相当残るような気がするけれど、気持ちを前向きに切り替えていかなければならないんでしょうね

いろんな事を考えながらの道中、ちょうどお昼時になったので気仙沼の手前・千厩の「かも川」さんに久々に立ち寄って。 お店の中には年越しそばって書いてあって、もうそんな季節だと気づかされます

最近はかしわ蕎麦がお気に入りで連ちゃんで食べていたから、きょうはかも川さんの一番人気「鴨ざる」をしばらくぶりに食べることに。 お店のおじさんたちにご挨拶して席に着きます

温かい鴨汁に冷たい手打ち蕎麦。 出張で疲れた体にこのかも川さんの優しい味が沁みわたりますねえ。 やっぱり何度食べても美味いなあと思います。 鴨ざるにして正解でした

サービスにいなり寿司までつけて頂いて、いつもお気遣いありがとうございます。 かも川さんで食べるお蕎麦は、今年はこれで最後になるんじゃないかと思いますが、来年もどうぞ宜しくです

これで今年の出張はすべて終わりました。 あとは気仙沼での残りのお仕事をしっかりと片付けて、来年に向けての準備をしたいと思います。 かも川さんの鴨ざる、お勧めですから是非お試しあれ

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17:59
2016年12月17日
今年の〆は本鮪の水揚げで

12月も中旬となって一番の冷え込みかと思われる朝、今年最後の勝栄丸の水揚げが清水港でおこなわれました。 北東大西洋のアイルランド沖漁場で漁獲した今シーズンの本鮪です

大西洋の本鮪はかつては乱獲のため、その資源量を大幅に減らした魚種ですが、ICCATでの厳格な資源管理措置を加盟国が順守することにより急激に資源回復を見せ、漁獲量も増加に転じています

勝栄丸ではここ数年間、ICチップが内蔵されたタグを本鮪の製品に装着する、トレーサビリティ実証事業に協力してました。 ICタグ事業の関係者も水揚げ現場にスタンバイ。 センサーを準備して、マグロ一本ごとに装着されたICデータを読み込む作業。 年々ICチップの完成度が高まってきていますね





そして本船には科学調査のためのオブザーバーが乗船していて、洋上で採取したサンプルも一緒に到着。 マグロの年齢がわかる「耳石」などの入った小袋を水産研究所の担当者が引き取りにきて

今シーズンの本鮪の水揚げでは勝栄丸が日本船でいちばん最初の船なので、水揚げ現場にはたくさんのギャラリーの方々。 大西洋の漁業基地スペイン・ラスパルマス港でなされた封印が、清水港での作業員の手によって解除され、関係者の注目の中で超低温コンテナが開封されます

今シーズンのアイルランド沖本鮪は、昨年よりも一段と脂ののりがよくすごくいいマグロだけれど、いかんせん脂物の相場付きがイマイチなので、全体的な浜相場はちょっとどころじゃなく厳しい状況。 メバチマグロやキハダなどの赤身は年末に来てすごくいい相場付きになっているのにね

考え方を変えていかねばならないのもわかるけれど、あまりにも極端だとついていくのが大変。 来年のマグロの値動きはどうなるのか。 期待と不安が「ハーフハーフ」かな。 乗組員の皆さんが一生懸命に獲ってきてくれたマグロだから、一回一回のマグロの値決めと水揚げは真剣勝負です

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15:01
2016年12月16日
清水「末廣鮨」のちらし寿司

東京築地市場での打合せを終えて冷凍マグロの水揚げ基地・静岡県清水港にやってきました。 気仙沼は雪だっていう情報が入ったけれども、ここ清水は温暖な気候なのでコートもいらないくらい

対岸の八洲水産の冷蔵庫前には気仙沼の88海形丸さんが入港していて、太平洋西経漁場のメバチマグロなどの水揚げに備えて準備中でした。 乗組員の皆さん、長期航海ご苦労様でした

秋口からメバチマグロなど赤身の相場が急上昇して、今入港する船は絶好のタイミングなんだろうと思いますね。 その中でも少しでも高値を目指しての値決め交渉でしょうから、頑張ってほしいです

一方、勝栄丸の値決めを前にして、清水の事務所で朝から再度ミーティング。 前日からの打合せである程度の腹は固まってきたので、こちらの主張をしっかりと伝えて、いい値決めにしたいと思います

その前に、マグロの値決めの前の恒例行事。 そう、マグロを食べること! 清水の名店「末廣鮨」さんのちらし寿司のランチをいただくことになりました。 末廣鮨って言えば、静岡県内だけじゃなく関東からもお客さんが来る有名なお店。 夜のコースはちょっとお高いけれど、出前のちらし寿司が穴場なんです

最高級ミナミマグロの赤身を中心に、末廣鮨自慢の具材が盛り付けられた一品。 なんとこれが1000円(税込)で食べれるんだから、とってもリーズナブルだと思いませんか。 何度食べても美味いです

末廣鮨のちらし寿司をいただきながら最終的な方針確認。 頭の中のほとんどは午後の値決めの事でいっぱいなので、せっかくの美味しいちらし寿司が何処に入ったかわからないけれど、また清水に来るときには余裕をもってじっくりと味わいながら食べたいなと思います。 さあ、値決め頑張りましょう

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06:21
2016年12月15日
築地市場での作戦会議

豊洲への移転問題でもめている築地市場。 今年正月明けの初売りでは、築地市場で最後の初セリって報道各社も含めみんな言ってたけれど、来年の初セリもここ築地市場で行われます

来年の調査結果を待って対処方法や移転時期などを決めていくんだとか。 来年だけじゃなくあと何年も築地での営業が続いていくんじゃないかなあって感じもして。 関係者の皆さんは大変ですね

冷凍マグロのセリ場でも、夏場の低温売り場に対応するための空調設備なども老朽化してきて、また来年もしくはそれ以降も使うためには大規模な改修工事と費用が発生するとの情報。 先月に続いての築地市場だけれども、やっぱり施設の老朽化は見た目にも明らか。 早めの結論が待たれます

そんな築地市場で、今週行われる勝栄丸のマグロの値決めの打ち合わせをおこないました。 築地の荷受会社・第一水産の会議室に担当者が顔をそろえてのミーティング。 いろんな場面を想定してのシュミレーション。 ここ一か月ほどずっと頭を悩ませてきた交渉に備えて、様々なデータを確認していきます

午前中かけてある程度の結論めいたことは決まったけれど、交渉相手がある事なので結果はやってみなければわからない。 安いことを言ってきたら売らなきゃいいか。 築地市場にマグロを上場して販売するっていうのも試してみる価値ありかもね。 値決め前の緊張感が徐々に高まってきました

築地市場での打合せを終えて値決めの決戦地・清水へ移動。 その前に、築地に来たからにはお寿司でも食べに行きますかって、いつもの岩佐寿司さんで美味しい「おまかせ握り」を頂きました

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09:53
2016年12月14日
日かつ漁船保険の臨時総代会

全国の遠洋かつお・まぐろ漁船で組織する日本かつお・まぐろ漁業協同組合の本部があるのが東京の門前仲町。 ここは富岡八幡宮の門前町で、下町の御雰囲気たっぷりなところ

一歩通りを入れば、そこには昭和にタイムスリップしたような世界。 昔からの路地裏そのままに小さなお店が軒を連ねています。 それぞれに趣のある店構え。 このレトロな雰囲気がすごく好きですね

今週その日かつ漁協会議室で、日かつ漁船保険の臨時総代会がおこなわれ、来年に予定されている全国一円の漁船保険組織への前向きな統合に向けての決議が行われました。 既存の日かつ漁船保険は昭和27年設立だっていうから65年にもなりますか、その前の組織からするともうかれこれ75年もの歴史がある組織なんだそうです。 今回がその最後の総代会っていうことになるんでしょう

来年4月には新組織へ移行する予定で、漁船に関する保険業務が大きく変わることになりますね。 日かつ漁船保険は遠洋かつお・まぐろ漁船に特化した全国的にみても大きな保険引き受け組織なので、新組織に移行しても中心的な役割をになってしっかりとした発言力を維持していってほしいと思います

臨時総代会のあとは恒例となった東天紅での懇親会。 日かつ漁船保険の役職員や総代の皆さん、そしてOBの方々でテーブルを囲みます。 高級中華料理のフルコースをいただきながら、懐かしい方々や日頃お世話になっている皆さんとの談笑。 とてもリラックスした楽しい時間でした

懇親会が終わって外に出てみると、門前仲町の路地裏には店々の灯りがともりすごくいい雰囲気になっていました。 こんどは初めてのお店の暖簾をぶらりとくぐり、昭和レトロを楽しむっていうのもいいかもしれません。 いまは我々の業界の聖地となった門前仲町ですが、すごく奥深い街だと思います

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14:46
2016年12月13日
スルメイカの価格暴騰

現在、大西洋とインド洋の海域に分かれてマグロ漁をおこなっている勝栄丸船団。 ミナミマグロやクロマグロを漁獲する海域は、高緯度のすごく寒いエリア。 一方でメバチマグロやキハダの漁獲水域は、赤道を挟んだ水域で暑さとの闘いという側面もあり、乗組員の皆さんには連日本当にご苦労様です

マグロ延縄漁では毎日たくさんの餌を釣り針に仕掛けて使用し、その種類も多様。 その中で欠かす事のできないのが「イカ」なんですが、このイカの供給と価格がとんでもないことになってきています

昨年も不漁と言われた日本近海でのスルメイカ漁。 今年に期待していましたが、不漁だった昨年を上回る大不漁となって、それに伴い産地での価格が暴騰。 昨年の2倍以上の超高値水準に。 気仙沼にもたくさんの加工業者があって、イカの塩辛などの製品をつくっているんですが、この状況では原料確保が相当大変だろうなって思います


スルメイカ原料の暴騰で、業者サイドは製品値上げや量目の変更、アイテム数の整理などで対応しているそうだけど、昨年今年と二年連続の不漁が来年回復するかどうかわからないので問題は深刻です。 この価格帯ではマグロ船の餌向けの使用はもう考えられないところまできているから、今後のスルメイカの使用はあきらめるしかないですね。 別なアイテムを探さないと

これから行われる南米アルゼンチン水域での松イカ漁に期待だけれど、それが出回ってくるのは早くてもゴールデンウィークあたり。 それまでは世界各地の陸上在庫での対応となるから、前広にグローバルな視野でいろいろ探してみたいと思います。 これはというものがあれば是非ご紹介ください

今年はベトナムのムロアジ工場を視察に行きました。 世界中の餌の産地という産地はかなり見てきたつもりです。 遠洋まぐろ延縄漁にとってマグロを釣る為の餌はなくてはならないアイテムなので、これまでの経験を活かしながら、取引先業者の方々のご協力を頂いて、この難局を乗り切りたいです

OPEC総会で原油減産が決定され、直近では1バレルあたり52ドルを超す水準まで値上がりし、為替レートも115円とさらに円安傾向。 来年に向けてこれらの市況動向を注視していきたいと思います

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10:09
2016年12月12日
一凛さんの汁なし担々麺

気仙沼市内から南へ約10分ほどのところにある仮設商店街の「ココサカエル」。 お気に入りのお店「一凛」さんに久しぶりに出かけてみました。 周囲は嵩上げや防潮堤、そして三陸道の橋脚整備などが行われていて、まだまだ復旧とは程遠い環境。 そのなかにポツンと立つ仮設店舗です

勝栄丸ブログで以前にもお伝えしてきた一凛さんで、今一押しのメニューていうのが「汁なし担々麺」。 メニューには、辛くてシビれる温かい担々まぜそばですって書いてあったから迷わず注文

10月に台湾・高雄でおこなわれたCCSBTで一週間滞在した時には、会場周辺のローカルなお店で同じような担々麺を堪能したのを思い出します。 高雄では200~300円ほどととってもリーズナブルだったっけ。 その時の記事はこちら

いま振り返ってみると、同じ汁なし担々麺でも、ところ変われば全く別物。 一凛さんの汁なし担々麺はどんなお味かなって頂きます。 お店の方から、ぜんぶ混ぜて食べてくださいって言われてその通りに

濃厚なピリ辛のタレによく絡むモッチリとした中太麺。 辛さとちょっとした酸味がアクセント。 もやしのシャキシャキ感もいい。 麺の量もちょうどよくって、一気に食べちゃいました。 台湾で食べたものとは系統が違うけれど、一凛さんの汁なし担々麺はすごく美味しい新しい味でした

忙しかった一週間を一凛さんの汁なし担々麺で〆て。 今週はいろいろな会合や予定が入っていて、ちょっとハードな一週間になりそう。 今年もあと20日を切ったので、しっかりと締めくくりたいと思います。

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15:42
2016年12月11日
マザーポートでのお祝い会

12月も中旬となって、今年も残すところあと僅かになってきました。 今年やり残した仕事や最後の追い込みなど、皆さんのところでもなにかと慌ただしい毎日となっているのではないかと思います

今年の刺身まぐろの供給量は、5年連続で30万トンの水準を維持したものの、赤身の生産が減少したことによって10月以降徐々に値を上げる展開になっていて、品薄状態が続いています

一方の脂物のマグロ類は、資源状態の回復によってその供給量は年々増加傾向にあって、流通価格も比較的購入しやすい単価になりつつあり、相場動向を慎重に見極めていかなければならないところ。 来週には新物の大西洋クロマグロの水揚げも控えているから、頭の中を整理して臨みたいと思います


そんな週末のひと時。 ちょっとしたお祝い事があって、アンカーコーヒー・マザーポート店でのディナーでした。 勝倉漁業の忘年会に続いて今月二回目ですかね。 店内は若者たちでいっぱいです

お店の外はすでに色鮮やかなイルミネーションが光り輝いていて、なんかもうクリスマスかと思うほど。 店内の飾りつけもすごく素敵でいい。 お祝いの席にぴったりな選択だったと思います

美味しいお料理とワインに舌鼓。 お店のスタッフの皆さん方の対応も良くてすごく気分がいい。 〆のデザートとエスプレッソコーヒーをいただいてお開きとなりました。 いつも本当にごちそうさまです

アンカーコーヒー・マザーポート店でのちょっとしたお祝い会。 気持ちよく年が越せるといいですね

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10:22
2016年12月10日
北かつ組合の定例会議

12月に入ってだんだんと気忙しくなってきました。 来週には今年最後の勝栄丸のマグロの水揚げをひかえているので、その準備などに忙しい毎日。 そんなタイミングで北かつ組合の定例会議でした

宮城県北部鰹鮪漁業組合、通称ほっかつ。 気仙沼の遠洋かつお・まぐろ漁船が所属するこの組合は、震災前は内湾エリアの港町に「北かつ会館」があって、勝倉漁業の事務所からも内湾を挟んですぐに目の前に位置していました。 震災で大きな被害を受けたあとは、田中前の仮事務所での営業です

震災からもう6年近くが経つので、慣れたことは慣れたけれど、こうして組合員が集まっての会議などを開催するにはかなり手狭。 極秘の会議なんかもできないような感じなので、早く新しい事務所への移転がすすめられるといいなって思いますね。 魚市場の新棟が完成したらそこに入る予定です

組合の運営にかかわるいろいろな議案の審議。 前回の定例会以降の報告事項もたくさんあって、あっという間に時間が経過。 ちょうどお昼時になったので、みんなで北かつまぐろ屋のまぐろ丼を囲みます。 いつ食べても安定した美味しさ。 組合所属船が気仙沼に持ち帰った厳選したマグロを使っているから、この値段でこのグレードのマグロが出せるんですよね。 皆さんもお店でぜひご賞味ください

年末恒例の冷凍マグロの販売キャンペーンが、今年は12月25日(日)に旧スーパージャンボの一角をお借りして開催することになりました。 三陸新報や北かつ組合のfacebookなどでもお知らせしますが、どうぞ皆さん宜しく願いします。 本鮪・南鮪・目鉢やメカジキ、ビンチョウやカツオなど、たくさん準備する予定。 美味しいマグロを買いに来てください! 北かつ職員の皆さんもしっかりと準備お願いしますね

忘年会なども立て続けに予定が入ってきました。 体調管理に気をつけて頑張りましょう

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08:28
2016年12月09日
大西洋クロマグロの水揚げ視察

今年も大西洋クロマグロの水揚げシーズンがやってきました。 勝栄丸の水揚げの前に、清水港で今年のクロマグロが水揚げされるっていう情報を聞いて、水揚げを視察させてもらえることになり

見せていただいたのは韓国籍のまぐろ船の漁獲物。 北東大西洋アイルランド沖はこれまで日本船だけが操業する海域でしたが、今年から韓国船が2隻操業することになって。 これがそのクロマグロです

沖の船頭さんからは今年のクロマグロは「いいぞ!」っていう話を聞いていて、昨年と比べ形も脂ののりも格段にいいっていう情報だったから、ものすごく期待して興津埠頭の水揚げ現場に到着です


予定の開始時間ピッタリに水揚げがスタート。 丸々とした巨大なクロマグロが運搬船の漁艙から次々と荷捌き台におろされていきます。 かるく200㎏越えのマグロもあるので、間近でみるとすごい大迫力

韓国船は日本船に比べて1隻あたりのクロマグロの漁獲割当量が多いからか、操業を開始する時期がちょっと早めだったそう。 だけど、予想した以上の脂ののり具合で、ほんとうにいいマグロでした

だけどせっかく脂のり最高のクロマグロなのに、思ったほどの最終製品に仕上がっていないのがもったいない。 漁船の処理能力以上に釣り続けてしまったのかな。 今シーズンのアイルランド沖のクロマグロは、脂のり自体は最高なので、日本船の冷凍技術なら間違いなく最高の製品に仕上がると見ました

隣では地中海の蓄養クロマグロの加工製品の水揚げが行われていて。 マグロじゃなくてまるで宝の山のよう。 この運搬船に積んであるマグロの金額は合計いくらなんだと、ついつい計算しちゃいました

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08:51
2016年12月08日
手打ち蕎麦「くろ麦」復活!

今週もまた気仙沼から清水に出張してきました。 車で一ノ関駅へ移動して東北新幹線で東京へ、そして東海道新幹線に乗り換えて静岡まで。 さらに東海道線の上り電車で約10分ほどの移動

毎回の事なのでこの長距離通勤のような移動もすっかり慣れたもんです。 出張先では厳しい仕事の連続だけれども、そんな中でも美味しいものを食べるチャンスに巡り合えるのも一つの楽しみかな

静岡に出張の際、お蕎麦といえば「くろ麦」さんだったけど、今年のお正月にお店が火事で全焼という衝撃的なニュースが飛び込んできて、ああもう「くろ麦」さんのお蕎麦が食べられなくなっちゃうのかとがっかりしましたが、お店の再開に向けて工事が始まったとの情報を聞いて、この日を楽しみにしていました



静岡駅からほど近く、東海道線の線路沿いにお店を構える「くろ麦」さん。 住宅地の中ということもあって久々で場所がわからなくなって、ちょっと道に迷って車でぐるぐる探してようやく到着です

すごくシックな店構え。 以前と同じ陶製の看板が出迎えてくれました。 女将さん曰く、火事で燃えずに看板が残ったんですよって。 お店の再開・復活本当におめでとうございます。 さっそくお蕎麦を注文

ほぼ1年ぶりに食べる「くろ麦」さんのお蕎麦。 やっぱせいろでしょうって・・・ くろ麦さんに行く事に備えてお腹を空かせて行ったから、せいろ一枚だけじゃぜったい足りない、もったいないっていう事で、即続けて鴨なん蕎麦を注文。 久しぶりに食べるくろ麦さんのお蕎麦。 香りといい喉ごしといい、辛めのつゆもすばらしい、以前と同じに最高のお蕎麦でした。 寒い時の鴨なんうまいですよ

11月9日にオープンしたばかりの「くろ麦」さん。 再開を待ちに待った常連さん達も復活した最高のお蕎麦を求めて大行列をつくっていました。 やっぱ皆さんも楽しみにしていたんですね。 こんどはお蕎麦を肴に冷酒で一杯っていうのもいいですね。 近いうちにまた寄らせていただきたいと思います

手打ち蕎麦「くろ麦」さんの復活、新店での再開、ほんとにおめでとうございました

手打ちそば「くろ麦」さんのホームページはこちら

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08:25
2016年12月07日
豪州蓄養漁業に厳格な資源管理を

遠洋かつお・まぐろ漁業をおこなう若手経営者で組織する団体「全国鰹鮪近代化促進協議会(促進会)」の通常総会が先日東京で行われ、緊急動議として提案された豪州蓄養漁業への厳格な資源管理導入等を求める決議案を採択したことは勝栄丸ブログでも先日お伝えしました

この決議文は要望書にまとめられ、水産庁の黒萩漁業調整課長、山下日かつ漁協組合長、そして総会や懇親会に出席した国会議員の先生方へ提出されました。 ここに全文を掲載いたします

豪州蓄養漁業をめぐる問題の解決に向けて、これからも促進会の活動に期待しています

【豪州蓄養漁業に対する厳格な漁獲管理導入等に関する決議】
本年10月、台湾において開催されたミナミマグロ保存委員会(CCSBT)年次会合において、2018年からの3年間におけるミナミマグロの総漁獲可能量を毎年17,647トン(うち日本6,165トン)とすることが合意されました。かつて大きく配分を減らしたわが国の割当量が回復されたことは、わが国政府ならびに関係団体等の尽力の賜物であり、厚く御礼申し上げます。
今回の会合でミナミマグロの増枠合意がなされたCCSBTですが、いまだ問題が山積しています。ミナミマグロ漁獲枠の最大の割当国である豪州は、既にCCSBTにおいて同国が約束した蓄養漁業へのステレオ・ビデオカメラの導入をいまだ実現しておらず、そのため豪州蓄養漁業によるミナミマグロ漁獲量の正確な把握がなされていません。また、豪州蓄養漁業の漁獲証明制度(CDS)データの利用・解析が行えず、短期間の蓄養で重量が倍以上に増えているなど、過大な増肉係数と過剰漁獲への疑惑が払拭されない状況が続いています。
加えて、豪州で行われている遊漁によるミナミマグロの漁獲も全く管理されていない状況にあり、豪州のこうした資源管理への不誠実な対応は全く許されるものではなく、このままの状況が続けば、CCSBTの資源管理の信頼性を損なうことに繋がりかねません。
また近年、CCSBTをはじめとする地域漁業管理機関(RFMOs)において、環境保護団体の暗躍もあり、海鳥の混獲問題が過大に取り上げられており、このまま諸対策をこまねいていては遠洋まぐろ延縄漁業の存続さえも危ぶまれる状況に繋がりかねません。よって、わが国として抜本的な対策が急務と考えます。ついては、下記対策が早急に講じられるよう、わが国政府および関係団体へ強く要望します。
1. 豪州蓄養漁業へのステレオ・ビデオカメラの導入が早期に実行されるよう、関係国および関係機関と連携・協力し、豪州に対しての交渉・圧力を強力に推し進めること。
2. 豪州蓄養漁業による過剰漁獲疑惑追及のため、豪州蓄養漁業によるCDSデータの利用を強力に求めていくとともに、過大な増肉係数の実態把握と科学的な論証をおこなうこと。
3. 豪州国内の遊漁によるミナミマグロの漁獲実態について、在外公館などの協力を得て情報収集するとともに、民間の調査機関等による調査を行うこと。
4. 上記1~3が実現されるまでの間、生産履歴がはっきりしない、かつCCSBTの資源評価の信頼性を失わせしめている豪州産ミナミマグロのわが国への輸入を制限すること。
5. 海鳥問題について、効果のある新たな混獲回避技術の開発を進めるとともに、その実施試験や機器導入についての公的な補助制度を創設すること。 以上。
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08:03
2016年12月06日
気仙沼「浜の家」さんのソースかつ丼

震災前には気仙沼の鹿折地区にあって、海鮮料理と山形牛が人気の「浜の家」さん。 震災後はいったん気仙沼市郊外で仮営業してきましたが、3年前に市内東新城地区での新店舗で営業を再開。 乗組員との会合だったり、家族との食事だったり、いろんなシーンで利用させていただいています

浜の家さんのランチもすごく人気で、海鮮丼やマグロ丼、カツオの漬け丼などのほかに、ソースかつ丼や山形のとり蕎麦、和風とりラーメンなんかも人気メニュー。 何食べてもレベルが高いです

午前中の仕事がひと段落ついてのランチタイム。 そうだ、久しぶりに浜の家さんのソースかつ丼が食べたいなっていう気分になって、電話で空席を確認してから車を飛ばしてお店に直行です


お店の中はすでにたくさんのお客さんでぎっしり。 でもラッキーなことにすぐに席に案内していただいて、メニューを見て再検討。 ん~、何にしようか悩みます。 海鮮も蕎麦もラーメンもいいなあ

それでも当初のイメージ通り、3種類あるソースかつ丼のなかから「ヘルシーソースかつ丼」っていうのを注文。 カツの上にキャベツが山盛りになって、刻み海苔と紅ショウガのトッピング。 見た目もいいですね

浜の家さんのソースかつ丼に使われている特製ソースが旨い。 ちょっとカレー味っぽいスパイシーな独特のソース。 これまで食べたソースかつ丼の中で正直トップクラスに美味しいと思いますね

美味い美味いを連発しながら、あっという間に完食でした。 夜は夜で海鮮鍋や山形牛のすき焼きが美味しい浜の家さん。 また近いうちにお客さんを引き連れておじゃましたいと思います。 ご馳走様でした

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13:18
2016年12月05日
マザーポートでの勝倉漁業忘年会

清水での水揚げ、そして東京での促進会の総会・懇親会から気仙沼に戻った夜。 毎年恒例となっている勝倉漁業の忘年会がアンカーコーヒー・マザーポート店さんを会場におこなわれました

出張中に幹事さんからの連絡で17時半開始ですっていう事だったので行ってみると、お店のほうでは18時で予約受けていたみたいで、大急ぎで準備して下さって、みんなが揃う頃にはちょうど準備完了

今年一年のスタッフの皆さんの頑張りに感謝し、ビールやワインで乾杯。 あっという間の一年間だったけれど、いろんなことがありましたね。 今年を振り返っての私からの短い挨拶でスタートです

週末にだけ夜営業をするマザーポート店。 幹事さんが事前に打ち合わせしていたお料理が次々にテーブルに並びます。 海鮮の前菜に始まって、ちょっとこじゃれた洋食メニュー。 ぜんぶお箸で食べられるのもいい。 メインの炭火焼ステーキとゴルゴンゾーラのニョッキも最高でした

今年もお世話になった勝栄丸のOBの方々。 新人船員育成や気仙沼や外地ドック時の現場監督などで大活躍していただいています。 お体には十分気をつけて、来年もどうぞ宜しくお願い致します

これからまだ水揚げなどでの出張が続いていくので、ちょっと早めの忘年会っていうことにしました。 昨年の宮登さんでの鍋を囲んでの忘年会もよかったけれど、今年のお料理も皆さんに好評だったみたい

〆はアイスクリームのエスプレッソがけ、そして会長からの挨拶で中締めとなって。 週末のひと時をスタッフの皆さんとは懇親を深めた楽しい時間でした。 マザーポート店の皆さんもお世話様でした

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09:15
2016年12月04日
かつお・まぐろ促進会の通常総会

清水港での88勝栄丸のマグロの水揚げを終え東京に移動。 かつお・まぐろ漁業の若手経営者の会「全国鰹鮪近代化促進協議会(促進会)」の通常総会と年末懇親会に出席です

新執行部による初めての総会。 8月から会長を務める鹿児島の羽根田新会長のあいさつに続き、ご来賓の紹介と祝辞が。 参議院議員の和田先生、衆議院議員宮地先生の政策秘書さん、水産庁の課長さん、そして日かつ漁協の山下組合長をはじめ、大変お忙しいなかほんとうに有難うございました

福島の漁福丸さんが議長に選出され、促進会の活動や決算についての報告、そして平成28年度の事業計画や予算案などについて審議。 満場一致で可決承認されました。 そして総会の最後には会員からの緊急動議の提案があって。 これについては後日の勝栄丸ブログでお伝えしようと思います





スムーズな議案審議が行われて、予定通りの時間で総会終了。 会員が協力して懇親会の会場設営。 椅子を撤去して、テーブルの配置を変えて、お料理やお酒の搬入など、皆さん慣れたもんです

懇親会には気仙沼の小野寺五典衆議院議員も応援に駆けつけてくださって、促進会会員への激励の祝辞までいただいて。 これからも私たちの活動へのご支援・ご協力の程よろしくお願い致します

会場内には、各支部の皆さんが持ち寄った特産品が並べられ、気仙沼からはメカジキのハーモニカ、メカジキコロッケ、カネダイさんのカニの新商品、そして男山と両国の地酒。 そして真ん中のテーブルには、まぐろ船でのプロジェクトによる製品の試食が。 メバチやキハダマグロにトロビンチョウなど

乾杯の発声とともに懇親会がスタート。 日頃お世話になっている大勢の取引先業者の方々とたくさんお話しすることができました。 年に一度のマグロ業界の大懇親会は、今年もものすごい盛り上がりでした

促進会の総会・懇親会が終わり今年も1か月を切りました。 年末年始商戦、張り切っていきましょう

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09:05
2016年12月03日
第2回かつお・まぐろ座談会開催!

遠洋かつお・まぐろ漁業を営む全国の若手経営者で組織する「全国鰹鮪近代化促進協議会(促進会)」の通常総会に合わせて、東京の日かつ漁協会議室で第2回かつお・まぐろ座談会が行われました

流通の川上から川下まで。 漁業者、マグロ商社、築地と三崎の市場関係者、仲卸業者、量販店バイヤー、消費者団体など。 総勢20名ほどのパネラーと大勢の促進会メンバーが一堂に会しました。

今年8月に新体制となった促進会の羽根田会長が司会進行役を務め、テーマに沿って出席者からのコメントを求めていきます。 メインテーマは、ずばり日本漁船が漁獲した天然かつお・まぐろの販売促進

多種多様な水産物や食品があふれる中において、延縄漁船や一本釣り漁船で獲った冷凍の天然かつお・まぐろをもっともっと広く認知して、消費者に食べてもらうにはどうすればいいのか

そして、世界に誇る和食の文化、寿司やお刺身の美味しさを次世代につなげていくにはどうすればいいかなど。 出席された皆さんから各業界それぞれの考え方が披露され、あっという間の2時間半でした

私たちのかつお・まぐろ漁業とその製品についてもう一度見つめなおしながら、消費者に向けてのアピールにつなげていかなければいけませんね。 こういう座談会は毎年行うべきではないでしょうか

普段接点のない方々からもいろんな考え方が聞けて、すごく勉強になった座談会だったと思います。 出席された業者の皆さん、全国から集まった促進会会員の皆さん、ほんとうにお疲れさまでした

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10:01
2016年12月02日
88勝栄丸のミナミマグロ水揚げ

12月となって、今年も残すはあと一か月。 年末年始向けの赤身商材の確保など、盛り上がりを見せてきたマグロ業界です。 そんなタイミングでの清水港でのマグロの水揚げとなりました

勝倉漁業の88勝栄丸が豪州西岸沖の南インド洋で漁獲したミナミマグロやビンチョウなど、冷凍運搬船「ビクトリアⅡ」に洋上転載して日本まで運んできました。 運搬船関係者の皆さんお世話様でした

前日の値段交渉では、6時間超にもわたる話し合いでようやく合意。 築地市場などでのミナミマグロの卸売価格データを検討しながら、売る側も買う側も間に入る人も必死の交渉でした

水揚げ当日は朝から雨模様でしたが、水揚げが始まるころには青空も見えてきて。 水産庁の駐在官の方々も、ミナミマグロの水揚げ立会いに3名も来られて。 寒い中みなさんご苦労様です

全てのマグロの水揚げが終わるころ、ビクトリアⅡの船長さんから本船のミナミマグロの書類を受け取って、水産庁の駐在官が確認のサインをして。 一連のミナミマグロの水揚げ手続きが完了

興津埠頭から事務所に戻る途中に超低温冷蔵庫に立ち寄って、水揚げしたばかりの本船のミナミマグロの「尾切り選別」に立会いです。 この写真でもわかるように、すごくいい脂ののりと赤身の冴え

断面の周辺部分の白っぽいところが「脂」で、中心に近い部分の赤身とがはっきりわかると思います。 いいマグロですねえ。 これからのミナミマグロの水揚げが続いていきますが、赤身から脂物までいろいろあるけれど、それぞれのマグロの「格」ごとに適正な評価がなされる事を期待します

あまり後味のいい清水出張じゃなかったけれど、気持ちを入替えて頑張っていきたいと思います

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10:30