2013年07月31日
就航記念特集号

日本で唯一でしょうね。 漁船漁業情報コミュニティ誌っていうのは。 おそらく

気仙沼で発行されているこの「月刊みなと便り」の7月号で、勝倉漁業の新造船「第123勝栄丸」が就航記念の特集号として大きく取りあげられました。 123勝栄丸関連のページはなんと29ページも(全40ページ)。 ほぼ最初から最後まで勝栄丸・勝倉漁業一色の内容

表紙の写真は、編集長撮影の渾身の一枚だとか

新造船の舳先からブリッジ越しに撮影した青い空と海の色、そして水平線がすごくきれいな写真ですね。
何枚かの候補の中から、編集長と一緒に選んだ一枚だけあって、いい出来栄えに仕上がっています


竣工記念特集号を発行するにあたり、たくさんの取引先のみなさんから協賛広告をいただけたそうで、ご協力いただいた取引先の皆さま、ほんとうにありがとうございました m(__)m
特集号は、新船披露の見開き写真にはじまり、主要要目、新造船のコンセプトや船内紹介、勝倉漁業社長と取締役のインタビュー、社員紹介、試験操業同行取材記事、勝栄丸各船の紹介、勝倉漁業の歴史・沿革、歴代勝栄丸の写真などなど

新船建造途中でのスナップ写真などもまじえた、盛りだくさんの内容となっています。
みなさんにも是非この「みなと便り7月号」を手に取ってご覧頂きたいと思います

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16:35
2013年07月30日
新造船が初縄操業

インドネシアのベノア港を出港し南下中だった勝倉漁業の第123勝栄丸が、南インド洋の漁場に到着

新船初航海の操業が開始され、初縄操業との報告がありました

船頭さんはじめ乗組員の皆さんには、安全な航海を心がけ、事故なく、怪我なく、そして大漁でありますように、勝倉漁業スタッフ一同こころよりお祈り申し上げる次第です


この季節の南インド洋は、日本とは正反対の気候。 真冬の海です

真冬の海で獲れるマグロだから、この時期のミナミマグロは脂がのっていて美味しいんですね。
これから9月にかけて、南インド洋でミナミマグロを追う 「第123勝栄丸」

からだに気を付けて、精一杯頑張ってもらいたいですね~。
これから毎日、本船から会社宛に送られてくるE-Mailでの漁獲報告が楽しみです

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17:45
2013年07月29日
促進会新執行部にエールを

先週末、全国鰹鮪近代化促進協議会(促進会)の臨時総会が行われました

( かつお・まぐろ促進会ブログ : http://sokushinkai.da-te.jp/ )
促進会はかつお・まぐろ漁業経営者による全国組織。これまで私が3年間会長を務めてきた促進会が、この臨時総会で大門新会長をはじめとする新執行部が選出され、新たな陣容でのスタートとなりました

3年前、促進会会長に就任した時には、遠洋かつお・まぐろ漁業の将来に明るい光が差し込むような活動をしていきたいと抱負を述べました。そしてその後全国各地でのいろいろな活動などによって、徐々にひらかれた遠洋かつお・まぐろ業界になってきて、そしてまだ道半ばではありますが、若い乗組員も遠洋漁業に挑戦し始めてきて、最近では続々と遠洋まぐろ船の新造船が建造されるなど、着実に前進できたのではないかと思います


思いおこせば、一昨年の東日本大震災で三陸沿岸が大きな被害を受けた時、全国のかつお・まぐろ漁業者からたくさんの応援をいただきました。 なかでも、気仙沼そして女川でおこなったカツオ丼・マグロ丼4000食の無料配布は忘れることができません

いろいろな事業をおこなってきた3年間ですが、もしかすると全国の仲間の団結力が一層強まったことがいちばんの成果だったのかもしれませんね。 みなさんのご協力ほんとうにありがとうございました m(__)m
高値が続く原油価格、厳しい漁獲制限、進まない規制緩和、幹部船員の後継者問題などなど、まだまだ問題は山積していますが、促進会新執行部の皆さんには、しっかりとしたビジョンをもち一歩づつ着実に地道な活動をおこなって、これからの遠洋かつお・まぐろ業界を引っ張っていってもらいたいと思います

これからもみんなで一緒にがんばっていきましょう

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14:26
2013年07月27日
チャベとろ巻き

なんだ? 「チャベとろ巻き」って。。。 ジャカルタのキラキラ銀座っていう居酒屋さんで見つけました

見た目は普通のマグロのネギトロ細巻き。 実はきざんだ唐辛子「チャベ」が入っているから「チャベとろ巻き」だって

いままで食べたなかでおそらくいちばん辛い食べ物なのは間違いないはず


ものすごく辛いけど、くせになる美味しさのチャベとろ巻き。
日本でも流行るんじゃないかなあ。 この強烈な辛さとマグロの組み合わせは

マグロの新しい食べ方として、提案できるかもしれませんね。 暑い夏、ビールに合うと思います

居酒屋・キラキラ銀座で食事が終わると、お店の皆さんが出口まで見送りに来てくれました。カメラを向けると照れながらも愛嬌よくハイチーズ

ジャカルタ出張の時には、またご飯を食べに行ってみたいお店でした

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15:11
2013年07月26日
伝統文化にふれて

インドネシア・ベノア港での仕事が終わって、関係者みんなと打ち上げということになりました

チョイスしてくれたのは、インドネシア宮廷料理のお店

バリ島の民族舞踊や、インドネシアの伝統的な踊りをみながら食事ができるとあって、観光客にも人気のお店だそうです。 ガムランの奏でる独特な音楽が雰囲気を盛り上げてくれます


真ん中にサフラン・ライスが盛り付けられたお皿がまず登場

そして、次々に一品づつインドネシア料理が運ばれてきて、めいめいのお皿の上にきれいに盛り付けられていきます。 さすがは宮廷料理というだけあって、現地で食べる料理とは違ってなんとも上品です

バリ島・サヌールには、こんなお店もあるんですねえ。 奥が深い。。。


ほとんどが観光客の店内。
食事の後には、舞踊団のみなさんと記念写真まで撮らせていただきました

まいにち慌ただしくて、ゆっくりする時間もなかったインドネシア出張でしたが、ちょっとだけ息抜きできてホッとした瞬間でした。 こういう食事会もいいもんですね。 機会があればまたインドネシアの伝統文化にふれる時間をぜひつくってみたいです

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10:38
2013年07月25日
ジャカルタ魚市場

インドネシア・ジャカルタの漁港のなかに魚市場があったので立ち寄ってみました

魚市場の施設内は、ちょっと薄暗いのと、通路が滑りやすいので注意しながら内部にすすむと、明らかに部外者の来場に警戒している顔がたくさんの中、商売っ気まるだしで売り込んでくる人も


ムロアジやイカ、鯛のような魚、大物の黄肌や万鯛、カジキ類もありました。 万鯛や黄肌などは、地べたの上でサク取りしていて、聞けば飲食店に卸すのだとか

衛生的にはコメントが難しい魚市場ですが、ここがジャカルタ都市圏2200万人の台所なんですね


たくさんのオジサン・おばさんが並んで、マグロやカジキの皮についた身をそぎ取っていたので、なにに使うのか聞いてみたら、肉団子の原料にするんだよとの答えが。 それを聞いたら、その辺にある屋台で食事をするをためらっちゃいました

皮は皮で、買う業者がいるんだとか。 何に使うんでしょうかねえ。。。

市内は高層ビルが立ち並び、近代的なな大都市の顔の一方で、一歩奥に踏み込むとこういう東南アジアの雰囲気いっぱいの街が。 こういう雰囲気は嫌いじゃありません。 住めって言われたら、ちょっと考えますけどね

ジャカルタ漁港・魚市場に向かう道路はけっこう狭いのに通行量が多いので渋滞がすごいけど、もしジャカルタに行く機会があれば、こういう場所に行ってみるのも面白いかもしれませんよ

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11:39
2013年07月24日
ジャカルタ漁港にて

インドネシア・ジャカルタ滞在中に、漁港の視察に行ってきました

市内から距離的にはそれほどではないけれど、渋滞の影響もあって約1時間ほどかかり到着

広い港には、何重にも係船された漁船・漁船・漁船。 いったい何隻あるんだっていうくらいのローカル船です。 ほとんどが木造船ですが、中には写真のような元日本船?っていう船もチラホラ

以前気仙沼にあった三政水産の天祐丸が HASLINDO No,5 という名前でまだ動いていたのには驚きです。 さすがにもう船齢30年をとうに過ぎているこの船は、聞くところによれば運搬船として売却するのだとか


港では木造のローカル船からの水揚げも行われていて、冷凍のサワラが大量に水揚げされていました。中には黄肌マグロなどを持ってきた船もあって、巻き網での漁獲だとか。 こんな木造船にも冷凍装置が設備されているんですね !
凍結状態は決してよくはありませんが、これでもちゃんと食料として流通するのですから、ちょっと考えさせられるところがありますよね


ジャカルタ港にはちょっとしたドックもあって、200トンまで吊れるクレーンが設備され、ちょうど岸壁にいるときに下架が行われていて、木造船を軽々と吊り上げて海に戻していました

あぁ~、こうやってドックしてるんですね。
初めて見る光景だったので、インドネシアのドック事情がちょっと分かったような気がします

船の数といい、働く人の野性的な所といい。。。 こっちも負けていられません

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17:48
2013年07月23日
ひさびさのジャカルタで

インドネシアの首都・ジャカルタ

前回この街を訪れたのはもう何年前になるでしょうかねえ。しばらくぶりの訪問です

今回のもう一つの大きな仕事の前に、いつもお世話になっている会社に立ち寄って、社長さんをまじえていろいろと情報交換となりました。 閑静な住宅地の中にあって、とても素敵なオフィスです


社長さんとお会いするのは、昨年高松でのCCSBT(ミナミマグロ保存国際員会)いらいですねえ。あいかわらずお元気そうで、精力的にお仕事をされているみたいで安心しました

さすがはインドネシアのまぐろ業界の中心人物だけあって、お話ししてても勉強になりますね

なにを話し合ったかは秘密ですが・・・

いつもインタビューなどで利用していた支店があった地区は、実は毎年の洪水被害がひどく大変だったらしく、本社にすべての機能を集約したそうです。なるほどねえ、ジャカルタらしい問題ですね

皆さんにはラマダンでの断食のさなか、時間を割いていただきましてありがとうございました。
久しぶりにお会いでき、そして、いろんなお話ができて、ほんと勉強になった一日でした

これからも宜しくお願い致します m(__)m
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18:19
2013年07月23日
ナシ・パダン

インドネシア・ベノア港滞在中に、毎日のように通ったのが「ナシ・パダン」って呼ばれているインドネシア料理レストラン。レストランっていうよりも、定食屋っていうのがぴったりするかも

席につくと、小皿に盛りつけられたいろんなインドネシア料理がテーブルに運ばれてきます


鶏肉料理、牛肉料理、野菜、なんだか分からない料理ばかりで、恐る恐る食べることに

中でも一番気に入ったのが上の写真の唐辛子炒め【チャベ】
緑と赤があって、どっちも辛くておいしいです。どっちかと言えば緑のチャベがいいかな


いろんな料理は食べたものだけ支払うシステム。 一皿が100円くらい。とってもリーズナブルです。 いちばんのお気に入りのチャベはなんと無料。 韓国でのキムチみたいなものだとか

でも毎日食べると、料理の脂と辛さでお腹の調子が悪くなる人もいるそうなので注意が必要ですね。
ミーゴレンやナシゴレン、サテ、そしていろんなスープが有名なインドネシア料理ですけど、ナシ・パダンで食べるローカルなインドネシア料理もほんとおススメです。 ほんのちょっとだけ勇気をもってチャレンジしてみては! ほんもののインドネシアの味を堪能できると思います

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00:08
2013年07月21日
ベノア出港の新造船

インドネシア・ベノア港で補給を終えた勝倉漁業の新造船・第123勝栄丸が、関係者の見送りをうけて南インド洋の漁場に向けて出港しました

出港日のベノア港は、ご覧のようにスカイブルーの快晴。ほんといい天気です


出港前にちょっとした問題が発生したものの、さすがベノア港、出航時間をちょっと遅らせた程度で、予定通りに出港することができました。ほんとうにお世話様でした m(__)m
現地でいろいろとお世話していただいた現地スタッフの皆さん方と記念撮影

出港後のちょっとホッとしたひとときです。

これから第123勝栄丸は戦闘モードに突入します

くれぐれも安全な航海に心がけて、無事故でそして大漁されますことを祈ってます。
ほんとうであれば、出港日にこの記事を掲載しなければいけなかったんですが、インドネシアの通信事情が悪くてインターネットに接続できなかったので、今日になってしましました

インドネシアらしいですね

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13:27
2013年07月19日
猛暑のベノア港にて

インドネシア・ベノア港に入港した123勝栄丸の補給も順調に進んでいます

現地で調達したマグロ漁用の餌・ミルクフィッシュも予定通り到着して、トラックから手渡しで本船に積み込んでいきます。結構多いな数量でしたが、ほぼ予定時間内に終了しました


昼間のベノア港は連日ものすごい暑さ

餌積込みの立会いにきている取引先の社長さんも、頭からすっぽりとタオルをかぶって、長そでシャツを着て、日焼け対策に余念がないですね。 ここベノアではほんとこのくらいしないと


全ての補給品の積込みが終わって、あとは出港を待つのみの123勝栄丸

これから南インド洋のマグロ漁場へと出港していきます。
乗組員のみんさんはそれぞれ、これからの航海で使用する私物の買い出しにいって、船の中はワッチの数名が残るのみ。戦いの前の静けさって感じでしょうか

空調がバッチリ効いて涼しい本船のブリッジからの勝栄丸ブログでした

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14:10
2013年07月18日
123勝栄丸がバリ島に到着

7月3日に気仙沼を出港した勝倉漁業の新造船・第123勝栄丸がインド洋漁場への経由地であるインドネシア・ベノア港に到着しました



日本からの航行中は天候にも恵まれて、べた凪だったとか。予定よりもエンジンの回転数を下げたにもかかわらず、予定よりも早い入港になりました。燃料の消費量もだいぶ削減できているみたい

さすがは、最新鋭の省エネ船ですね


フィリピン沖がいちばん暑かったなあって乗組員がいってるけれど、ベノア港も十二分に暑いと思いますね。 ほんと、これで雨期なんでしょうか

入港後に、餌の積込みや燃料補給、そして食料などの積込みをおこないます。
いまインドネシアではラマダンの期間なので、昼間の作業は思うように進まないかもしれないのが心配の種。でも現地スタッフも頑張ってくれているみたいなので、ちょっと安心かな

こちらはこちらで、今回のメインテーマの仕事が待っています

さあて、どんな風にすすめようかなあ。 打合せをしっかりして課題を克服したいと思います

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13:26
2013年07月17日
世界文化遺産・平泉弁当

連休最終日の一ノ関駅。 気仙沼の玄関口として頻繁に使わせてもらっている新幹線の駅

連休最終日のためでしょうか、こんなに人が大勢いる一ノ関駅をあまり見たことがありません。観光客でしょうかねえ。 ツアーガイドらしき人もけっこういて、そっか!平泉かぁって

世界遺産に登録されてから観光客も増えているようで、気仙沼も何かの世界遺産に登録されないかなって。何かあったかなあ気仙沼で世界遺産に推薦できるようなものは。。。


これから移動で、ちょっとお腹がすいてきたので、お弁当を買うことに。
なんと「世界文化遺産・平泉」っていう弁当が。ストレートなネーミングにひかれて即決です。
中身はけっこう豪華なお弁当でした。金色堂をイメージして作られているんでしょうね。ウニご飯に煮物、そしてアワビ?まで、ちょっとしたおつまみにもなる感じですね

子供のころ一ノ関の「カニめし」弁当を食べた記憶があって、そのお弁当もまだ健在でした。
一ノ関駅の駅弁をほんと久しぶりに食べましたが、結構いいかもしれません

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11:57
2013年07月16日
ハーモニカの煮付け

先日、テレビの秘密のケンミンSHOWで放映されてからメカジキのハーモニカの煮付けが大反響を呼んでいるそうだ。気仙沼のお魚屋さんにも問い合わせが殺到

それまで一日に数個売れればいい感じだったものが、売りきれ続出だとか。。。
ハーモニカっていうのは、気仙沼地方だけかな?船員の業界用語でしょうね。 ハーモニカっていうのはメカジキの背びれの付け根の部分、ヒラメで言えばエンガワのようなもの。脂がのっていて、煮付けにするとほんと美味しいですね

地元紙の三陸新報でも先日ハーモニカの人気ぶりが大きく取り上げられていました


気仙沼でハーモニカの煮付けを食べるんだったら、北かつまぐろ屋がおすすめ

大勢での宴会などでよく出してもらうんですが、一度食べた人はたいていハマってしまうみたいです。必ずあるものではないで、事前に予約しておくほうが確実だと思います。
乗組員いわく、沖では焼いて食べるんだよなあ。。だって 塩焼きかなあ。 素材がいいので、どんな食べ方しても美味しいでしょうね。 こんどはハーモニカの焼き物にチャレンジしてみようと思います

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12:09
2013年07月15日
スゴすぎる海鮮丼!

いつもいろんな写真を送ってくれる勝栄丸のOB乗組員からまた1枚画像が届きました

なんでしょうか、この豪華な丼は(笑) こんな海鮮丼見たことないです

鮪の大トロ、アワビ、ウニが、こ・れ・で・も・か!っていうほど乗っています。
お店で食べたらいったいいくらするんでしょうかねぇ

実はその晩酌に声をかけてもらったものの、先に別件の用事があり行けませんでした。
先約の友達には悪いですが、こっちに行けばよかったと思わせるに十分すぎるほどのインパクトです

今度は必ず行きますからまた是非声をかけてくださいね

スゴすぎる海鮮丼。。。食べたかったなあ (知之)
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19:04
2013年07月14日
竣工祝賀会の写真が届き

先月、6月7日におこなった新造船の竣工祝賀会

開会前の会場準備のあいだに、勝倉漁業のスタッフで記念撮影した写真がみなと便り編集室から届きました。 そういえばこんな写真も撮ってましたねえ

もうすぐ祝賀会が始まるっていうちょっとした緊張感まで思い出しちゃいました


届けられた写真の中には、日かつ漁協の石川組合長とのスナップ写真も。
6月の通常総会で退任された石川組合長には、これからも我々をサポートしていただきたいと思います。
みなと便りからの写真。。。 編集室のみなさん、ありがとうございました m(__)m
新造船が竣工してすでに1か月以上が経ち、7月初めに気仙沼を出港した123勝栄丸はまもなく補給地であるインドネシア・ベノア港に入港して、操業前の補給をおこないます

連休中日のきょうは、ひとり静かに週明けの準備をしながら、勝栄丸ブログを書いています

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10:54
2013年07月13日
天候不順の影響で

9年ぶりに気仙沼に戻ってきた勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第一勝栄丸

6月24日に宮城県造船さんに上架して、もうすぐ3週間になろうとしています。 梅雨が明けない気仙沼地方、このところの天候不順で塗装工程がなかなか進みません


長いこと海外のドックで整備をおこなってきたので、船底をサンドブラスト処理したり、漁撈機械のオーバーホールやブリッジ・船員室のリフレッシュなど、日本でしかできない工事をおこなってます

塗装工程もサビ止め処理が終わって上塗りに移ろうとしてますが、雨の日には塗装ができないので、ちょっと日程がずれ込んできていますねえ。 まあ、天候には勝てませんね


東京以西が真夏日や猛暑日になっているのに比べて、気仙沼は上着が必要かと思うほど気温が上がらず、涼しい天気が続いてますが、なんとか塗装工程の間だけは太陽に顔を出してもらいたいですね~

どんよりと曇った空、そして毎日のように降る雨、なんとかならないかなあ。。。

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14:40
2013年07月12日
勝栄丸OBからの贈り物

きのう気仙沼・田中前の勝倉漁業の事務所に戻ったら、机の上にDVDが置いてありました

んっ! 新造船・123勝栄丸のDVDじゃないですか

見れば、乗組員のOBの方が撮影・制作してくれたものでした。 さっそく会社のパソコンでDVDの上映会。 第123勝栄丸が完成し気仙沼に廻ってきた6月1日、大漁旗をなびかせてはじめて接岸したあの日

祝い餅2000個の餅まきの様子や、船内披露の様子など、ほんとプロ並みの編集で素晴らしい出来栄えのDVDになっています。そして7月3日の出港式の模様、そしてインド洋に向けて出港する本船の勇姿も見事な映像で再現されていました


貴重なDVDありがとうございました。ほんとありがたいですね~

この新造船をはじめ勝栄丸各船はこうしたOBの方々の支えもあって活躍できるんですね。
来週ベノアに入港する123勝栄丸の乗組員にも、このDVDを届けようと思います

このDVDを見たいという方は、勝倉漁業の田中前事務所までお越しください

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12:11
2013年07月11日
みなと便りの追加取材

気仙沼の情報誌・みなと便りの7月号が勝倉魚漁業の新造船・第123勝栄丸の特集号にきまって、このまえ取材を受けたのですが、肝心の写真がイメージと合わなかったようで、もう一度取材っていう事になりました

こんどは勝倉漁業の事務所内にて

みなと便りの編集長に写真担当のスタッフ。 普段は写真を撮る側の編集部のお二人さんを、逆に写真撮影。 ツーショットでの写真は珍しいらしく、照れながらも応じてくれました


勝栄丸各船の船頭さん方のプロフィールや写真、そしてこのまえの追加取材など。
特集号にするには、ほんとうにいっぱい情報が必要なんですね

新造船の起工から完成までの写真をくださいって頼まれたので、パソコン内の写真フォルダを見てみたら、膨大な写真の量に選ぶことを断念して、すべてのデータをUSBメモリーにコピーすることに

データが膨大過ぎて、USBメモリーになんと4本分。 撮りに撮ったりって感じです。
今月末にはできあがるみなと便りの7月号。 みなさんにも楽しみにしていただきたいですね

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18:09
2013年07月10日
2隻そろいぶみ

今日の気仙沼魚市場には、朝早くからたくさんのかつお船が入港して、ようやく本格的なカツオシーズンが始まった感じです。佐賀明神丸さんも今シーズン初の2隻そろいぶみ

近海かつお一本釣り船が11隻で380トン。そして近海巻き網船が5隻で270トンのかつおを水揚げしました。朝早い時間は涼しかった港は、日が高くなるにつれて夏の暑さに

水揚げ作業をおこなう職員も汗だくになりながら対応していました


これからの時期の気仙沼港は、一年で最もにぎわう季節

近海かつお船の入港が本格化し、近海まぐろ船の入港が相次ぎ、そしてサンマ船が出港に向けて準備をおこなったりしています。 新しく出来上がった魚市場南側岸壁も入港船でぎっしりになりました

やっぱり気仙沼の港はこうでなくちゃ。
港が活気づけば、気仙沼の街全体もにぎやかになってくるように思います。 港町ですから。。。

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18:24
2013年07月09日
アンカーコーヒーにて

勝倉漁業の新造船・123勝栄丸が出港して、気仙沼のアンカーコーヒーでちょっと一息です

いつ飲んでもやっぱり旨いですね。アンカーコーヒーは

いただいたのは、エスプレッソのアイスコーヒー。 色は薄めだけど、しっかりした味と香り

写真のマグカップで頂きました。

アンカーコーヒーの味を自宅でも味わえる、カップオン珈琲。
一般に売られているこのての商品に比べて、2倍は豆が入っているのではないかと思えるほどの中身の量。これからの時期のギフトに最適かもしれませんね

勝倉漁業の田中前事務所近くにあるアンカーコーヒー。 また行きたくなるお店です。
アンカーコーヒーのHPはこちら

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17:24
2013年07月08日
品質管理の講習会

先日、新船初航海に出港する勝倉漁業・第123勝栄丸の船内にて、乗組員と勝倉漁業スタッフでの品質管理の講習会をおこないました。 ちょっと遅くなりましたが、勝栄丸ブログでお知らせしたいと思います

この新造船は、大日本水産会・海洋水産システム協会がとりまとめた「生産段階品質ガイドライン」に基づいて計画された日本で初めての遠洋まぐろ漁船。今回はその基となる冊子を資料にして、漁獲物の品質・衛生管理の講習会となりました

これから洋上での操業で、この品質管理を実践していく乗組員のみなさんも、真剣な表情です


このガイドラインに書かれていることは、特別な事ではなくて、ごく当たり前のことが中心。
作業環境をきれいに保つとか、有害物質などを別な区画で管理するだとか、漁獲物の冷凍・保冷温度の目安だとか、乗組員の健康・衛生管理など。 設備的な面は新造船ですべて対応ずみなので、ソフト面の確認が主でした


衛生講習とあわせ、毎航海出漁前におこなっている漁獲物の処理と冷凍の講習も行いました。
勝倉漁業オリジナルのマニュアルを使っての講習。 まずは日本人船員がその内容を頭に入れて、インドネシア船員に対しても指導していかなければなりません。 自信を持って日本市場にそして世界の市場に供給していくために、極めていかなければならないところ

これからもこうした講習会を継続してより上の品質を目指していきたいと思います

生産段階品質管理ガイドライン(遠洋まぐろ延縄漁業編) はこちらでダウンロードできます

http://qc.suisankai.or.jp/seisanndannkai/maguro.pdf
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15:00
2013年07月07日
ハイブリッドな冷やし麺

いやあ~ 気仙沼も急に暑くなってきましたぁ

西日本のほうでは35度越えの猛暑だとか。 気仙沼はそこまで暑くはないにしても、本格的な夏到来って感じですね。このぶんだと梅雨明け宣言ももうすぐかもしれません

こんな暑いときにはさっぱりとしたものが食べたくなります。
気仙沼の麺屋まるきさんに夏季限定メニュー「冷たい中華そば」が登場したとの情報を勝倉漁業のスタッフがもってきたので、さっそくみんなで食べに行ってきました。 待ってました!夏季メニュー


色とりどりの夏野菜、そして低温調理のチャーシュー、冷たい和風だしのきいたスープ。。。

麺だけを食べると和風だしの冷たいラーメンですが、ピクルスみたいに酢漬けにしてあるトッピングの野菜と一緒に食べるとなんと上品な冷やし中華になってしまうという、一杯で二つの味が楽しめるハイブリッドな冷やし麺に仕上がっています。期待通り、完璧な美味さでした

すごいですね、親方のアイデアは


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10:55
2013年07月06日
タイヤがサンタマリア

気仙沼の復興屋台村でお昼ご飯を食べて、さあこれから午後の仕事に向かいますかって車で移動しはじめたら、なんか車がガタガタしはじめたじゃありませんか

何事かな?って車を停めてチェックしてみると、見事にタイヤがパンクしてました。
勝倉漁業のスタッフいわく、朝からタイヤの空気が少なめだったんですよねぇ だって


即、くるま屋さんにきてもらって調べてもらったら、10cmくらいの太い針金が見事にタイヤを貫通していたそうです。15年船の車自体がサンタマリアかと思ったので、タイヤだけで助かってよかったですね

震災直後はよくパンクしてましたが、いまは市内沿岸部のいたるところで土地の嵩上げ工事などが行われているので、ひさしぶりのパンクに遭遇して、まだまだ普通じゃないんだなあって再認識しちゃいました

みなさんも気仙沼に来られるときには、ディープなところにはあまり入り込まないほうがいいと思いますよ。 こういうケースは今でもたまにおこるので。。。 気を付けましょうね

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18:57
2013年07月05日
みなと便りの取材

気仙沼の情報誌・みなと便りの7月号が勝倉漁業の新造船・第123勝栄丸の竣工記念特集号と決まり、きょう編集室の取材を受けました。カメラマンも同席しての取材でちょっと緊張です

2時間以上にわたるインタビューでは、勝倉漁業のこれまでの歩みや漁業会社としての仕事内容などなど、雑談を交えながらのお話しであっという間のひとときでした

田中前の仮事務所では、社員一人一人の写真撮影。そして全体写真をとって取材終了!

編集長いわく、竣工記念特集号の発行にあたり、たくさんの取引のみなさんからの協賛をいただけたそうで、協賛いただいたみなさんほんとうにありがとうございました m(__)m
どんな内容に仕上がるか、第123勝栄丸特集号の完成が楽しみです

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16:43
2013年07月04日
祝・123勝栄丸出港!

きのう午前11時、勝倉漁業の新造船・第123勝栄丸の出港となりました

処女航海への出港を前に、乗組員みんなと新造船をバックに記念撮影。慣れない写真撮影にちょっと照れ顔の船員もいるけれど、みんな一様に新しい船でのこれからの航海に胸を膨らませている感じですね。 勝倉漁業の写真班も撮影に大忙しのようでした


気仙沼からの出港には、取引先の皆さんや勝栄丸の乗組員のご家族のみなさん、そして船員OBの方々など、ほんとうにたくさんのお見送りをいただきました。ほんとうにありがとうございます m(__)m
恒例の五色のテープを引きながら出港する様子は、ほんとジーンとくるものがありますね


勝倉漁業がすすめてきた新造船建造のプロジェクト

これから実際の航海そして操業に入っていきます。乗組員のみなさんにはお体に気を付けて、怪我の無いように、そして大漁でありますことを祈っています

一路インド洋に舵をきった第123勝栄丸。来年5月の帰港までの長期航海になりますが、元気いっぱい頑張ってきてほしいと思います。 乗組員のみなさん、いってらっしゃ~い!

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16:51
2013年07月03日
処女航海に乾杯

ついに勝倉漁業の新造船・第123勝栄丸の新船初航海への出港の日となりました。
計画開始から今日まで約2年。みなさんのお蔭でようやくこの日を迎えられたなあという気持ちですね

勝倉漁業としては約9年ぶりとなる遠洋まぐろ延縄漁船の建造。 出港を前にした作業甲板上には乗組員総員そして関係者のみなさんが集まって、社長の声に合わせてで威勢よく杯高らかに乾杯です


あさの静かな操舵室内では五十鈴神社の神主さんによる神事。
本船の指揮をとる船頭さんと共に、本船の航海の安全そして大漁への祈りを厳かに捧げました

きょうは朝から曇り模様で、出港直前には小雨も降ってきましたが、「雨の出港は縁起がいいんだ、大漁するぞ!」ってOBの船頭さん方が話してるのを聞いて、本船にかける想い・願いが天に届いたかなってひとりでニッコリです

ほんと、ようやくこの日が迎えられました。 いよいよ処女航海への出港です

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17:58
2013年07月02日
インドネシア船員到着

勝倉漁業の123勝栄丸の出港を明日にひかえた今日

新造船の初航海に乗船するインドネシア船員が空路日本に到着し、気仙沼に移動。 インドネシアからの長旅の疲れも見せず、大きな荷物をもって新船に乗船しました。前の航海に引き続いて乗船する船員、新しく乗船する顔。 宜しくお願いしますよ! インドネシア船員のみなさん


船に到着するとすぐに、船員室の部屋割りをおこなっていきます

勝倉漁業のスタッフも、手にTEPRAをもって、船員室やロッカーなどに名前のシールを張っていく作業に大忙しの様子。新しい船なのでいろいろと気を使わなければなりません

部屋割りを終えたインドネシア船員は、さっそくこの新しい123勝栄丸の船内を探検しています。
これから長期航海を共にする船なので、自分の家と同じ。。。 大切に使ってほしいですね

これで船員の体制も整いました


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:31
2013年07月01日
新船の餌積み完了

新船初航海への出港を間近にして、第123勝栄丸の遠洋まぐろ延縄漁で使用する餌の積込みです。
気仙沼魚市場南側岸壁には朝早くから取引先のみなさんがスタンバイ。大型クレーンも配置完了で、餌積み作業がはじまりました

パレットにきっちりと積まれた冷凍餌をクレーンで釣りあげ、つぎつぎと魚艙内に投下していきます。
大量に積み込まれる餌に、魚艙内の作業員も汗だくになりながら、ほんとうにご苦労様です


考えてみると、日本産の餌って使ってないんですよね。
ほとんどが外国産。 中国産のイカにベトナム産のムロアジ、そして北米産のイワシなど。
昔は三陸産のサンマや九州産のアジ、そして八戸産のイカなども使っていましたが、最近ではマグロ船の餌としてあまり見ることがなくなりました。今はおもに食用に向けられているのかな


休憩時間には、差し入れのアンカーコーヒーで一息入れて。。。ほんと旨いコーヒーですねえ。いつもありがとうございます。ごちそうさまでした

明日はインドネシア船員が空路日本に到着し、気仙沼入りする予定。 新造船の出港に向けて船全体がいっせいに動き出した感じですね


7月3日午前11時の出港予定ですので、関係者のみなさん宜しくお願いします m(__)m
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:03