2016年01月31日
省エネ目標50%に向けて

世界で取引される原油価格が大きく値下がりしたことによって、漁船で使用する燃料油の価格もだいぶ安く供給されるようになってきた昨今。 それでも円安の影響で原油価格の下落レベルがそのまま供給価格に直結するまでには至っていないけれど、一時の超高値水準に比べるとだいぶ安くなって助かります

いま日本で建造されている遠洋まぐろ船の新造船はそれぞれに省エネの工夫を凝らし10%以上の省エネ効果を上げている中で、唯一27%もの省エネを達成した船が注目を集めています

それは主機関駆動発電システム(PWM)という技術を導入したもの。 船の推進に必要なメインエンジンで駆動する主軸を利用して発電までおこなってしまうという画期的なシステムです

このPWMシステムをメインとし、そのほかの省エネへの取り組みをあわせ、これまで1日当たり3000Ⅼも使用していた燃料油を、当面の目標2000Lとし開発中の技術についての勉強会が、「責任あるまぐろ漁業推進機構」OPRTで開催され出席してきました。 講師は新潟原動機株式会社の畠山さんです

PWMシステムという軸発電の新しい技術に加え、特許申請中の諸々の新技術をあわせると、将来的には従来比50%もの省エネが可能になるかもしれないのだとか。 素晴らしい取り組みですよね

気仙沼でこれから整備される「みらい造船」などを中心に、こういう新しい技術を導入した新造船が続々と建造されていくようになればいいなと思いますね。 これからも注意深く見守っていきたいと思います

原油価格がいったん下落したといっても、いつなんどきまたかつてのような超高値の燃料になるかわからないので、今このタイミングでこうした技術への投資は必要な事。 勝倉漁業・勝栄丸も近い将来、この新しい技術の導入にチャレンジする時が来るかもしれませんね。 すごく勉強になったセミナーでした

今回勉強会を開催していただいたOPRT、そして講師を務めていただいた新潟原動機の畠山さん、本当にありがとうございました。 さらに技術が確立されてこういう機会がまたある事を期待しています

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11:13
2016年01月30日
88勝栄丸が帰航となって

昨年春先からインド洋でマグロ漁をおこなっている勝倉漁業の88勝栄丸が、予定の操業をすべて終え漁場をあとにし一路バリ島経由にて日本に向けての帰航となりました

船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには長期航海本当にお疲れさまでした。 無事操業を終えて、乗組員の皆さんはホッとしている事でしょう。 帰航中はくれぐれも安全第一での航行をお願いしたいと思います

本船からの帰航の連絡で事務所は急に慌ただしくなってきた感じがします。 バリ島に寄港する際の入港手配や積込品の発注、そして気仙沼での整備工事の手配や業者との打ち合わせなど

本船が日本に戻ってくる前に手配を進めておかなければならない事も多いんです。 次航海の延縄漁で使用する餌なんかもそう。 今のうちからいろいろと情報を仕入れておかなければなりません

今年は昨年と違ってアルゼンチン沖の松イカ漁が不安定な漁模様とのこと。 供給量が多かった昨年とは違ってきそうな雰囲気なので、メインの餌となるイカの手配も慎重に進めなければなりませんね

そしてかつては北米アストリア産がメインだったイワシも、現地での漁獲量の減少などによって日本産がメインになってきましたね。 円安の為替動向も大きく影響しているのも確か。 世界三大漁場の一つ三陸沖でのイワシやサバなどが近年豊富に流通してきているので、私たちとしてはすごく助かるんです

取引先の協力によって、世界中から供給される遠洋まぐろ漁船向けの冷凍餌。 日本に向けて本船が航行するあいだにも、このように先々のいろいろな準備が進んできています

88勝栄丸の乗組員の皆さんには日本での再会を楽しみに、帰航中の作業にあたって頂きたいですね。 事務所スタッフが万全の態勢で皆さんの入港を出迎えたいと思います

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09:08
2016年01月29日
かも川さんの「かしわ蕎麦」

今年に入って全国各地で大雪が降ったり、連日寒い日が続いています。 気仙沼でもちょっとだけ雪が降ったもののすぐに溶けてしまいましたが、気仙沼から一関方面に車を走らせると状況は一変。 朝晩などは特に運転に注意が必要ですね。 皆さんも路面凍結には十分気をつけてくださいね

東京出張の帰り道、ちょうどお昼時になったので、久しぶりに千厩の「かも川」さんのお蕎麦を食べたくなって立ち寄ってみました。 やはり気仙沼と違って駐車場はまだ雪の山でした

こう連日寒い日が続くと暖かいものが食べたくなる。 今年に入って新年年会や会合なども続いているので、胃腸に負担のかからない優しい味を自然と求めてしまうんでしょうかね


「かも川」さんの看板メニュー、鴨ざるや鴨天ざる、そして天ぷら蕎麦などにも惹かれるけれど、きょうは体調を気にしてやっぱりお気に入りの「かしわ蕎麦」をチョイスしてしまいました

久しぶりに食べる「かも川」さんのかしわ蕎麦。 ダシの効いた暖かい汁に美味しいお蕎麦。 なんかホッとする味にやっぱりこれを選んで正解だったなあと、ひとり納得のお昼ご飯

かも川のおじさんやおばさん達も変わらず元気そうなので良かったです。 人柄のよさにいつもホッとさせられるかも川さんで、美味しいお蕎麦ランチを頂いて、気仙沼への帰路につきたいと思います

皆さんも千厩を通るときには、ぜひ「かも川」さんに立ち寄って、ホッとする美味しいお蕎麦を味わってみてはいかがでしょうか。 毎日でも食べたくなるすごく庶民的な美味しさだと思います

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09:38
2016年01月28日
佐賀明神丸が全船出港に!

1月下旬となって、気仙沼港から123佐賀明神丸が、そして高知県黒潮町から23佐賀明神丸・83佐賀明神丸・183佐賀明神丸が立て続けに出港。 昨日は11佐賀明神丸と18佐賀明神丸が出港し、佐賀明神丸船団全船が今シーズンのカツオ漁をスタートさせました

11佐賀明神丸は今近海カツオ船で主流となっている総トン数100tクラスの漁船に比べるとひと回り小さいサイズのカツオ船。 2013年の竣工来、順調に漁をおこなって好成績をおさめている船

日本国内で100tクラスの大型FRPカツオ船を建造する造船所が無くなった現在においては、従来よりも小型船でのかつお漁へのチャレンジは、新しいビジネスモデルとして大注目を集めているんです

南方海域そして三陸沖の漁場と、漁船の戦闘能力が求められる中でのこうした新しい取り組みが着実に成果を上げているというのは、さすがは明神水産だなあっていう気がしますね。 昨年も素晴らしい成績だった佐賀明神丸船団の活躍に今年も期待したいと思います



昨年は三陸沖のカツオ漁が10月に終漁し、2年続けて早い時期の操業切り上げとなりました。 ここ数年の漁場の動向を見越して、例年より早いタイミングでの出漁となった各船です

高知からだけではなく、三重県や宮崎の各港からも続々と沖の漁場に向けて出漁との声も聞こえてきました。 もうすでに今シーズンのカツオ争奪戦が始まっているんですね

これから春まで南方漁場から小笠原海域、そして6月・7月までのビンチョウ漁、秋までの三陸沖でのカツオ漁と、黒潮に乗って北上するカツオの群れを追って、徐々に北に向けるカツオ船です

操業各船が安全な航海でそして大漁でありますように。 乗組員の皆さんがご健勝でのご活躍をされますように。 11佐賀明神丸と18佐賀明神丸の出港ほんとうにおめでとうございました。 今シーズンもがんばって下さいね! 気仙沼港で皆さんの入港をお待ちしてますから。 今年も宜しくお願い致します

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11:14
2016年01月27日
アンカーのメカカレーランチ

気仙沼港での仕事がひと段落して、ちょうど気仙沼に出張中の宮古・清福丸の専務さんをお誘いしてのランチタイムとなりました。 場所はアンカーコーヒー・マザーポート店。 気仙沼で超人気のスポットです

アンカーコーヒーを運営するオノデラコーポレーションの常務さんもタイミングよくご一緒でき、おススメのメカカレーをチョイスしましたが、「せっかくだから・・」とハンバーグまでつけて頂いて

お昼からボリューム満点のランチに、思わず「ご飯は少なめでお願いします」と弱気になった私。 皆さんすごい食欲ですよね。 スタッフが笑顔で運んできたランチは、彩りもよくてすごく美味しそうです



気仙沼の特産品、メカジキを使ったスープカレー。 さらりとしたルーには生クリームや香辛料がぜいたくに使われ奥深い味わい。 食べているうちにだんだんと辛さと旨味が広がっていきます

ハンバーグはもちろん自家製の人気メニュー。 そして雑穀米とスープにエスニックな付け合わせと、すごく豪華なランチになりました。 そして〆の。。。ティラミスまで! 最高に美味しいランチでした

いつもマグロ船の延縄漁で使用する餌を供給してくれているオノデラコーポレーションさんなので、食事をしながらも沖合の事とか今後の予定などの打合せ。 今後ともよろしくお願いしたいと思います

清福丸の専務さんと一緒にごちそうになったアンカーコーヒー・マザーポート店でのメカカレーとハンバーグのランチ。 美味しいランチを頂いて本当にご馳走さまでした。 お腹いっぱいで大満足でした

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15:03
2016年01月26日
Ngurah Rai 国際空港

バリ島での仕事が終わって、空港へ向かう時間となりました。 バリ島の空の玄関口Ngurah Rai国際空港は、2013年9月に新しいターミナルが開業となって、それまでのローカルな雰囲気から一変、近代的な国際空港へと変貌しましたね。 これもインドネシアの経済成長の象徴なのでしょう

以前は代理店スタッフがイミグレーション先まで見送りや出迎えにきてくれたりと何かと便利でしたが、昨今の世界的な治安悪化の影響かセキュリティが強化されて、チェックが厳しくなっているのも事実

飛行機に搭乗する私たちにとっては、安全が第一なのでこういう方向性は歓迎したいですね。 しっかりとしたセキュリティを確保しながらスムーズな運航をお願いしたいと思います

それにしても今回インドネシア滞在中に発生したジャカルタでの爆弾テロ事件には正直驚きました。 同じインドネシア国内という事だけじゃなく、安全な場所ってどこにもないんじゃないかと。 まさかまさかが起こりえる。 漁業会社として、少しでもリスクを避ける努力はこれからもおこなっていきますし、いろんなチャンネルを通じて情報収集していきたいと思います

今回のベノア港では本当にたくさんの皆さんにお世話になりました。 お蔭さまで予定通りに作業がすすんで無事出港することができました。 今後とも勝栄丸各船の運航サポートのほど宜しくお願い致します

関係者の見送りを受けて空港に到着。 深夜のNgurah Rai国際空港では搭乗する航空機が出発準備を始めています。 照明に浮かび上がる航空機がすごくキレイだったので思わずカメラを取り出しましたが、夜間の撮影はやはりすごく難しい。 もう少し腕を磨いてから再チャレンジしてみたいですね

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07:27
2016年01月25日
デンパサールのバドゥン市場

インドネシアでの仕事を終えたあと、バリ島のデンパサールにあるバドゥン市場の視察に行ってきました。 何度もバリ島に出張してるけど、ここの市場を視察するのは初めてだったのですごく興味深々です

もう午後の時間なので、買い物客のピーク時間帯は過ぎているけれど、それでもこの界隈に足を踏み入れただけで独特の雰囲気があって、カメラを持つ手にもついつい気合が入ってしまいますね

バドゥン市場はバリ島市民の台所。 魚や肉、野菜や果物だけじゃなく、衣類や雑貨などを含めてなんどでも売っている感じ。 買うつもりはないから値段交渉まではしなかったけど、どれも相当安いんでしょうね。 生活に必要なものは何でもそろうんじゃないかなって思いました。 写真だけじゃ暑さや匂いまでは伝わらないかな。 こんど来るときは午前中のピーク時に訪れてみたいです





市場で見かけたお婆さん。 インドネシアのサラダを専門に売っているお婆さんなんだとか。 どういう食べ物かわからないけど、ゆっくりとハエを払いながら客待ちする姿が印象的でした

インドネシアといえば豊富な果物が有名。 ドリアンやマンゴスチン、ランブータンにスターフルーツ、マンゴーにサラックなどなど。 日本では高級な果物もここなら手軽に食べることができるからいい

私はサラックが好きなので、今回もついつい買ってしまいました。 野菜類もほんと豊富ですね。 船の食料として積込む野菜類も、ここなら新鮮なものが揃うので、乗組員の皆さんにとってもいいですよね

そしてバリ島といえばヒンドゥ教の島。 街の各所には祭壇がしつらえてあって、家々の入り口には花々を盛ったお供え物が。 色鮮やかなお供え物もこうして売ってるんですね。 初めてみました

小一時間ほどのバドゥン市場での散策。 こういう所って現地事情がよく分かって参考になりますね。 市場での散策でいい写真が何枚か撮れて、皆さんにも雰囲気が伝わってくれればいいなと思います

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11:17
2016年01月24日
ベノア西側を埋め尽くす現地漁船

インドネシアバリ島ベノア港に補給入港していた勝倉漁業の第123勝栄丸を見送ったあと、ベノア港西側のローカル船専用岸壁の視察に行ってきました。 それにしても暑い、35℃くらいはあるでしょうね

ベノア港西側の広い湾内を埋め尽くす現地漁船の山。 日本や中国・台湾などからの中古船や、インドネシアで建造された木造船、延縄漁船あり巻き網船あり、何の船かわからない船までたくさん

インドネシア海洋水産省の方針で、違法操業やIUU漁船などの撲滅のため漁業許可を見直す作業をおこなっていて、いったんすべての船の操業がストップしましたが、徐々に稼働しだす状況になっている模様。 それでも港内には500とも700とも何隻いるかは正確に把握できないほどの漁船が係留中


猛暑の中港を視察していると、ちょうどタイミングよく漁から戻って水揚げ中の船に遭遇。 インドネシア水域のバンダ海などで操業してきたらしく、冷凍魚の水揚げ中でした

カツオや小型の雑魚がメインですかね。 漁船からモッコを使って直接トラックに積み込んだり、布袋にミックスで入れたもの一部ベルトコンベアーを使っての人海戦術だったり。 ミナミマグロやメバチマグロもあるのかなと思って、興味津々見せていただいたけれど、そういう魚種は獲れなかった模様。 ほんとうにローカルな水揚げで、私たちの漁業とは根本的に考え方が違うようです

港には外国から導入された遠洋まぐろ船も停まったままの状態でした。 インドネシア政府からの漁業許可が更新されないのでもう動くことはないだろうとの事。 こういう船はジャカルタにもあるそうですよ

インドネシア海洋水産大臣が変わった影響で、日本船などの港内転載ができなくなっただけではなく、現地漁船にも相当な悪影響が出てきていますね。 昨年からこの係船状況は改善されていないみたいので、これからも注意深く見守っていきたいと思います。 それにしてもものすごい数のローカル漁船でした。 現地に行かなければ見れないけれど、これは一見の価値ありですね

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10:17
2016年01月23日
佐賀明神丸が3隻出港!

気仙沼から123佐賀明神丸が出港した同じ日に、高知県黒潮町から83佐賀明神丸と183佐賀明神丸そして23佐賀明神丸の3隻も一斉に出港となって、今シーズンのカツオ漁をスタートさせました

新年の挨拶を兼ねて勝倉漁業のスタッフも高知県入り。 明神水産の役職員の皆さんや各船の船頭さん乗組員の皆さんなどにご挨拶。 出漁直前のお忙しいなか対応いただきまして有難うございました

生鮮かつおの水揚げ高で全国1位・2位を独占した83号さんと183号さん。 そして両船よりだいぶ小型の船体ながら記録的な水揚げを記録した23号さんと、佐賀明神丸の精鋭が乗り組む各船の出港だけに、見送りの方々もたくさん来られていたようですね。 ちょうどタイミングよく出港に立ち会えてよかったと思います。 今シーズンのカツオ漁も順調であることを期待していますよ

日本各地の港からは例年より早いタイミングでカツオ漁船が続々と出漁という情報。 ここ2年続きで10月に漁の切り上げとなったカツオ船ですが、今年は例年並みに遅くまで水揚げされることを願います

これから始まるカツオ漁が、各船ともに安全な航海で大漁満足でありますように。 船頭さんをはじめとした乗組員の皆さんがご健勝での活躍をされますようにと願いつつ佐賀明神丸の出港を見守りました

気をつけていってらっしゃ~い。 気仙沼でお待ちしてますから! 今年も宜しくです

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09:00
2016年01月22日
123佐賀明神丸がカツオ漁へ出港

昨年末から気仙沼港で船体整備などを進めてきたカツオ一本釣り漁船・第123佐賀明神丸さんが、すべての作業を終え準備万端整って今シーズンのカツオ漁への出港の日を迎えました

朝9時の船内では、北野神社の神主さんによる神事が執り行われ、船頭さんそして焼津から駆けつけた船主さんがお祓いを受けたあと、玉串奉天での海上安全と大漁満足への祈りを捧げます

これから始まる今年のかつお漁が、無事故で怪我なくそして素晴らしい結果となりますように、勝倉漁業のスタッフ一同心よりお祈りいたします。 気をつけて頑張って下さいね


岸壁には、船頭さんや乗組員のご家族をはじめ、気仙沼の取引先関係者の方々がたくさん見送りに来ていただいていました。 手には五色の紙テープが握られ、出港の雰囲気をを盛り上げてくれています

昨日までの大荒れの天気とは一転、快晴の無風のまさに出港日和となった気仙沼港から今シーズンのカツオ漁をスタートさせる第123佐賀明神丸さんの今年の航海が順調でありますように

会社そしてご家族の皆さんの期待に応えるべく、精一杯頑張ってきてほしいと思います。 今年も気仙沼港で本船の入港をお待ちしておりますので、皆さま宜しくお願い致します

気をつけていってらっしゃ~い! 安航・大漁・そして皆様のご健勝をお祈り致します

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10:01
2016年01月21日
Bali島でのお祭りの儀式

勝倉漁業の勝栄丸がインド洋操業の補給基地としているインドネシア・バリ島は、花々とヒンドゥ教の島。 南国の色鮮やかな花々が咲き緑も多く、Baliヒンドゥの宗教色と相まって独特の雰囲気を醸し出しています。 ほかの街とはかなり違う、ここだけ特別な何かがあるんです

炎天下で行われる連日の港湾作業。 123勝栄丸の乗組員も汗だくになりながらの対応で、現地関係者も含め本当にご苦労様です。 日中の作業もひと段落し、ホテルのあるサヌール地区に戻ると、行きつけの日本料理屋さんの前で何やら衣装を身に着けた宗教的な雰囲気の人たちが集まってきていたので、思わずカメラを向けてしまいました

聞けば、この日はBaliヒンドゥでの特別な日らしく、付近の人たちでのお祭りをおこなってるところでした。 寺院には男性は白い衣装、女性はカラフルな衣装と、これもBaliらしくてすごくいいですよね


子供から大人まで伝統的なこういう習慣を大事にする心、素晴らしいと思います。 寺院の周りには串焼き「サテ」の屋台なんかも出ていて、食べたくなって豚肉のサテを買ってみたら、スパイシーですごく美味しかったです。 日本の焼き鳥みたいな感じですかね。 Bintangビールによく合いますよ

イスラム教では豚肉は食べませんが、ここBaliはヒンドゥ教なので豚肉も普通に食べるんです。 こういう屋台料理も勇気を出して食べてみるといいと思いますよ。 でも、遠洋まぐろ船に乗船しているインドネシア船員はほとんどがイスラムなので、船には豚肉はほとんど積みません。 誰も食べませんから

ちょうどタイミングよく見学することができたBaliヒンドゥのお祭りの儀式。 皆なさんとってもフレンドリーで、お祭りの様子をカメラにおさめていたらだんだんと日も落ちてきました。 船員たちとBintangビールがお待ちなので、後ろ髪を引かれる思いでそろそろお祭り会場の寺院を後にしようと思います

またこういう伝統的なお祭りにどこかで出会えるといいですね。 Baliの皆さん有難うございました

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08:18
2016年01月20日
123勝栄丸がベノア出港!

インドネシアバリ島ベノア港に入港して補給をおこなっていた勝倉漁業の123勝栄丸が、インド洋ジャワ沖の漁場へと再び出港となりました。 現地関係者の皆様、本当にお世話さまでした

昨年8月からの南インドでのミナミマグロ漁そしてジャワ沖でのメバチマグロ漁と、息つく間もなく忙しく毎日の操業をおこなってきた本船なので、今回の入港では少しはゆっくり出来たんじゃないかと思います

入港中にはインドネシア船員たちのご家族もわざわざベノア港まできてくれていたみたいで、船員たちの表情も沖の戦闘モードから父親の顔へ変わっていくのを見て、すごく微笑ましい感じがしました

ベノア港では燃料や食料の補給や、船体各所の修理、そしていろいろな手続きなどがあって、とても忙しい思いをおかけしましたが、それでも久々の陸地での作業なので皆さんの表情も一様に明るかったのに救われますね。 これからの操業では怪我や事故などの無いように、十分に注意され、満船目指して頑張ってほしいと思います

インドネシア海洋水産大臣の一声で、ベノア港での冷凍マグロ類の転載が許可されず、この問題は引き続き関係各所からのアプローチが必要な状況となっていますが、インドネシアそして日本の両方からの働きかけによって、今後に向け改善がなされていくよう関係者の皆様のご協力の程宜しくお願い致します

123勝栄丸のこれからの航海が安全で大漁でありますように。 本船の乗組員の皆さまのご健勝とご多幸を祈りつつ出港を見送りました。 みなさん気をつけていってらっしゃ~い! 次は日本で会いましょう

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09:33
2016年01月19日
サヌール地区のVillageさん

インド洋で操業する日本の遠洋マグロ漁船の補給基地・インドネシアバリ島。 ここは日本からもたくさんの観光客が訪れるところだけど、普段仕事をしているベノア港はいたってローカルそのもの

現地関係者の協力で順調に仕事を進めていく中で、日本人の船員さん達をつれて夕ご飯に行こうという事になりました。 どこにしようかなと悩んだ結果、サヌール地区にあるイタリア料理屋さんへ行くことに

昔からこの場所にお店を構えるVillageさん。 サヌール地区では有名なお店です。 店内の雰囲気もすごくいいから、乗組員の皆さんからもすごく評判のいいお店で、私もすごく気に入っています



以前は本当に静かな地域だったサヌール地区ですが、ここに来るたびにどんどん新しいホテルやお店も増えて、旅行客の数も昔に比べるとだいぶ増えたなあっていう印象を受けますね

ローカルな雰囲気は残しつつ、おしゃれなお店なんかも増えてきて、クタ地区もいいけれどやっぱり私はサヌール派かな。 乗組員の皆さんもなんかホッとするんでしょうね、この街の雰囲気は

Villageさんで、美味しいイタリアンとワインを堪能して、皆さんとの会話もすごく盛り上がって、久しぶりに懇親を深めることができました。 乗組員のみなさんもすこしはゆっくりできたのかな

バリ島サヌール地区のVillageさんはほんとお勧めですよ。 皆さんも機会があればぜひ一度お試しください。 もしかすると日本の遠洋マグロ漁船の乗組員の方々と会うチャンスがあるかもね

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09:38
2016年01月18日
ベノア港での食料補給

インド洋で操業中の123勝栄丸が補給のためインドネシア・バリ島ベノア港に入港。 日中は30℃を遥かに超える炎天下のもとで、これからの航海に使用する食料品の積み込みが行われました

本船に積み込む食料品を満載したトラックが予定通りの時間にて岸壁に到着。 スタンバイの船内ベルと共に本船の乗組員たちが続々とデッキに集まってきます。 こういう作業はみんなでやるんです

品物別に段ボールに梱包された食料品。 箱にはインドネシア語で表記してあるから、インドネシア船員やコックが見れば中身が何かすぐにわかりますよね。 暑いなかでの作業皆さんご苦労様です


大量の野菜、定番のジャガイモやキャベツ、玉ねぎに人参など。 インドネシアの船員が好むトウガラシやニンニクなどもたくさん積んでいくんです。 彼らはほんと辛い食べ物が好きなんですよね

そしてインドネシア独特の食材の数々。 昔きた時には名前と品物が一致しなかったけど、インドネシア食材を毎回発注して確認しているうちに、現地の食材にもだんだんと精通してきた感じがします

積込んだ品物が発注リストと合っているか、納入業者のスタッフと一緒になって一つ一つチェックしていく船長さん。 毎回の事なので、乗組員の皆さんも手慣れたものですね。 ご苦労さまでした

ベノアに入港後、燃油や食料の積込み、機関部の修理など、段取りよく作業が進められていきます。 これも現地代理店をはじめとした関係者の協力のおかげ。 予定通り出港できるように頑張りましょう

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09:49
2016年01月17日
ベノア港内での予防接種

補給などのためインドネシア・バリ島ベノア港に入港した勝倉漁業の123勝栄丸の作業が順調に進んでいます。 連日30℃をはるかに超えるような天候のもと、炎天下での作業はみなさん大変でしょうね

それでも乗組員の皆さんはひさしぶりの陸地を踏んで、作業しながらもみな笑顔で楽しそう。 乗組員の皆さんのこういう明るく元気な表情っていうのは、こちらの仕事もやりがいを感じますね

外は灼熱の太陽、船内はエアコンが効いているからまさに天国って、ブリッジに出入りする業者の皆さんが口々に。 こうも温度が違っては体調管理もしっかりやらないとねということで、乗組員へのインフルエンザ予防接種という事になりました。 これは本船で毎年おこなっている事で、以前の航海で沖で大変な目にあった教訓からのもの。 今年も入港前にすべて手配済みでした

市内のお医者さんに船まで出張してきてもらって、操舵室を診療室に見立てての準備。 乗組員の皆さんも、予防接種の順番待ちで操舵室に集まってきました


日本人船員とインドネシア船員、20名以上もの予防接種なので、ワクチンを準備するほうもチェックに余念がありません。 クルーリストを確認しながら順番にお医者さんの前に座っていきます

まずは氏名の確認、そして血圧チェック。 前におこなった時には緊張のためか血圧が突然高めになったりして、予防接種ができない船員もいたけれど、今回はみんな慣れてきているのか、血圧のチェックでも異常な数値を示す人はなく、スムーズに進められてよかったですね。 今回初乗船の新人君も皆にまじっての予防接種。 痛いといっても一瞬なので、笑顔で痛さをごまかしているのかもね

インドネシアの人たちは普段あまり病院にかかる習慣がないのか、注射っていうもの自体あまり経験がないんだとか。 いかつい体に似合わず、予防接種にビビっている船員が多くいて、終わった人に「痛かった・・」って聞くっていう姿も、日本の子供達を見てるみたいですごく微笑ましい光景でした。 これも元気に操業をおこなってもらいたいからこそ。 予防接種を受ける船員たちを見ながら健康を願いました

123勝栄丸恒例のインフルエンザ予防接種。 今年はなんとかスムーズに終わりよかったです

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11:31
2016年01月16日
123勝栄丸がバリ島へ

インド洋で操業する遠洋まぐろ延縄漁船の漁業基地・インドネシアバリ島ベノア港に、勝倉漁業の123勝栄丸が予定通りの時間に入港してきました。 岸壁では現地スタッフたちが出迎えます

港湾パイロットに水先案内され、船長が舵をとっての入港です。 何度となく入港したことのあるベノア港といっても、事故も多い港なので入出港には細心の注意が必要ですね

気温が30度以上ということを除けば、風もなく接岸にはちょうどいい日和です。 本船からもやい綱が放たれると、現地スタッフたちが慌ただしくロープをとっての接岸。 乗組員の皆さんもかわらず元気な様子にほっとする瞬間。 ひさびさの再会に笑顔で挨拶を交し合います。 乗組員の方々にはインド洋での操業お疲れさまでした。 短い滞在日数ですが日頃の仕事から解放される時間もつくってあげたいと思います


入港するとすぐに、インドネシアの税関・イミグレーション・検疫官が乗船し、各種入港手続きをおこなっていきます。 対応する船長も準備万端整えての入港とはいえ、緊張する一瞬ですね

今回の入港で予定されていた超低温コンテナへのマグロ類の転載は、インドネシア海洋水産省の大臣の一声によって、非常に難しい事態となってしまいました。 毎年多くの日本漁船がここベノア港でマグロのコンテナへの転載をおこなっていて、年間計画にも組み込まれていただけに、今回の事態はまさに想定外。 現地からそして日本からとあらゆるチャンネルを使って海洋水産省へのアプローチをおこない、早急に改善されるよう働きかけなければならないと思います。 関係者の皆様、対応方宜しくお願い致します

本船がベノア港に到着してすぐに、燃料油の積込みなどの作業がおこなわれています。 食料や資材の積み込み、機関部の修理、領事館での手続きなど、入港中にすべてをこなしていかなければならないので、アテンドする当方としてもしっかり確認しながら漏れなく対応していかなければなりません

インドネシアの首都ジャカルタで爆弾テロが発生したニュースが現地でも驚きをもって報じられています。 ここバリ島は首都から遠い島とはいえ、過去には同様の事件があった場所だけに、予定通りに無事に出港できるよう安全対策をしっかりして作業を続けたいと思いますので現地関係者の皆さん宜しくですよ

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09:47
2016年01月15日
成田空港から漁業基地へ

気仙沼の小正月行事もひと段落ついて、今年最初の出張となりました。 当日の朝は今年一番の寒さとなって、車も道路も真っ白に凍っているのには、思わずマフラーを締めなおしてしまうほど

ここにきて暖冬から一転本格的な寒さになってきましたね。 皆さんも体調を崩されませんように、栄養のある食事をしてしっかりと睡眠をとって、風邪などひぬよう十分注意してくだいさね

東京を経由して成田空港へ。 国際線への搭乗のために移動です。 寒い日本から温暖な地へ、勝栄丸の入港に合わせて補給基地の港への出張となりました。 皆さん行ってまいります

空港に到着すると国際線へのチェックインを済ませ、現地関係者へのお土産を購入。 本船に持参する船舶部品や託送品でスーツケースの半分を占めて、手にもお土産やら書類やらで結構な荷物に

私が現地へ向かう間にも、本船は補給基地に向け順調に航行中の事でしょう。 沿岸は小さな船や漁船などたくさんの船舶が航行している海域なので、十分に注意して入港してほしいと思います

何があるかわからないので、緊張感を持って仕事にあたってきます。いま懸案事項となっている現地情勢やインドネシアの漁業界の動きなどについても調査して、現地の関係者と情報交換してきたいですね

そして皆さんにも漁業基地での様子を少しでもお知らせしていければと思いますので、皆さんお楽しみに。 そろそろフライトの時間も近づいてきました。 搭乗アナウンスで乗客が動き始めたようです

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10:02
2016年01月14日
勝倉漁業の新倉庫・資材置場が完成

小雪がちらつく寒い日となった気仙沼です。 市内潮見町に建築していた勝倉漁業の漁具倉庫・資材置場もほぼ完成となって、現場での最終的な打ち合わせとなりました

工事を請け負っていただいたクマケー建設さんの担当者と、内部に取り付ける棚の位置や範囲などについて、実際に出来上がった新倉庫内に養生テープで印をつけてのイメージ確認

図面や見積りではある程度把握していたつもりですが、実際にこうして現場に来てみるとやっぱイメージとは違うものですね。 施工前に現場で確認しておいてよかったと思います。 こうした残りの工事が終われば、今月末頃までにはすべての作業が終わる見込み。 寒いなかで建築工事などをおこなって頂いて、ほんとうにありがとうございました


隣の敷地には、取引先の発泡スチロール業者さんのテント倉庫と事務所棟が完成間近。 12月から建て始めたテント倉庫はすでに出来上がっていて、商品の搬入が始まっている様子

まもなく事務所棟も出来上がると聞いていますので、その際にはお祝いをもってお伺いしたいと思います。 勝倉漁業の倉庫付近は先日まではなにもないエリアだったものが、見る見る間に次々と物件が復旧されてきて、だんだんと企業活動が活発になってきたのがわかりますね。 今年はまた一段と大きく変わっていく事でしょう。 水産関係企業の集積地としてこれから発展していく事を期待します

勝倉漁業の弁天町の新事務所、そしてそこから車で1分ほどの今回完成した新倉庫。 魚市場にも近い場所なので、これなら使い勝手がすごくいいですよね。 新しく完成したこの漁具倉庫と資材置場をこれから有効に活用していきたいと思いますので、取引先の皆さま宜しくですよ

寒いなか最終打合せをおこなって頂いて、お疲れさまでした。 宜しくお願いします

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12:16
2016年01月13日
第1勝栄丸がミンデロ港へ

日本から遥か遠く大西洋漁場で操業する勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第1勝栄丸が、漁業基地のアフリカ西岸沖に浮かぶ島・カーボベルデ共和国のサオビセンテ・ミンデロ港に入港しました

ここミンデロ港は中部大西洋で操業する日本船の補給基地となっている港。 スペインのグランカナリア・ラスパルマス港と並んで重要な港で、島の付近はメバチマグロの良好な漁場として知られています

日本からはるばる第1勝栄丸が操業するこの海域まで冷凍マグロ類の集荷にきてくれるのが、マイナス60℃で冷凍マグロを運ぶことができる冷凍運搬船。 冷凍マグロを専門に世界中から運ぶ船です

昨年秋に北大西洋アイルランド沖で漁獲された最高品質のクロマグロ。 そして中部大西洋で漁獲されたメバチマグロなどを日本から集荷にきたこの冷凍マグロ運搬船にミンデロ港で転載。 このマグロ達は日本での水揚げ基地・静岡県清水港まで、超低温の漁艙内でしばしの眠りにつくことになりますね

寒くて時化の続くアイルランド沖での操業、そしてアフリカ西岸沖の中部大西洋でのメバチマグロ漁と、息つき間もなく忙しいマグロ漁の第1勝栄丸の乗組員の皆さんには、本当にお疲れさまでした m(__)m
ミンデロ港での転載を終えて出港した本船のマグロ操業はまだまだ続いていきますが、くれぐれも安全な操業でそして大漁でありますように、遠い日本からお祈りいたします

ミンデロ港への入港そして転載作業、ご苦労様でした。 これからも気をつけて宜しくお願いします

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07:22
2016年01月12日
御崎神社とはじきざる

唐桑半島の先端に位置する御崎神社の例大祭の日がやってきました。 年に一度のこの日、唐桑や気仙沼の漁業関係者が御崎神社に集まって、一年の航海安全と大漁を祈願する習わしになっています

社務所で受付をすませると、本殿に進み神事が始まります。 ほとんどが顔見知りの漁業会社の関係者なので、新年の挨拶もここで済ませることができてちょうどいいですかね

今年も一年間、勝栄丸の航海が安全で大漁でありますように。 そして商売繁盛、家内安全、勝倉漁業に関係するすべての方々が幸せでありますようにと願います。 「おさきさん」宜しくお願いします

神事を終えての帰り道。 御崎神社の参道にはたくさんのお店が軒を連ねていました。 そう、唐桑名物「はじきざる」のお店ですよね。 カラフルな飾りと竹細工、そして「御崎神社・唐桑名物」の文字。 【災いや悪事をはじき去る】っていう願いが込められたはじき猿は、この時期この場所でしか買えない民芸品。 すべてハンドメイドの一点モノなので、それぞれの印象が違うのが面白い

毎年同じお店で、勝栄丸乗組員OBのご家族が製作・販売しているはじき猿を買うことにしていて、ことしももちろん一押しのはじき猿を選んでいただきました。 みなさんお変わりないようでなによりです

今年は申年なので、はじきざるの効果も倍増するかもね。 今年も縁起物のはじき猿を手にすることができて、これからの一年間このはじき猿がみんなを災いから守ってくれることでしょう

御崎神社の例大祭とはじきざる。 気仙沼ならではの穏やかな小正月の行事でした

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11:13
2016年01月11日
まるきさんがメニュー刷新

いまでは気仙沼の超有名店になった感のある田中前の「まるき」さん。 いつもいつも大変お世話になっております。 正月明け早々に、年始のごあいさつを兼ねて出かけてきました

お昼過ぎに到着するとすでにお店には行列ができていて、みなさんやっぱり同じ考えの方が多いんだなあって。 少しだけ待って店内に入ってみると、メニューがリニューアルされていました

お気に入りの煮干しが、背油入りの太麺一本に、そして中華そばが61年目の中華そばに、黒中華が黒醤油そばに。 新年の初めは「まるき」さんの61年の歴史の味の中華そばにすることにしました

それにしても新年早々たくさんのお客さんが来店してて、今年も繁盛間違いなしですね



メニューの名前が変わって、品数が絞られただけではなくって、肝心のラーメンもバージョンアップしたっていう説明で、期待満々でいただきます。 以前よりも透明感のあるあっさりスープに見た目もきれい

すべてが化学調味料無添加だっていうだけに、すごく体に優しい味でスーッと入ってくる感じ。 中華そばの細麺もスープとの相性抜群ですごくいいですね。 そして煮干しは、まるきさんで初めて背油入りを食べたけど、煮干しの濃いだしの味に背油トッピングと特製太麺のモチモチ感がベストマッチですね。 なんかますます進化している感じがします

一風堂社長のアドバイスも参考にしながら今回のリニューアルを考えたようですが、これからも自分なりに工夫研究を重ねながら、さらに美味しくなっていくんだと思いますね。 今年も応援してますよ

今年一発目の「まるき」さんで、さらに進化したラーメンをいただいて、ごちそうさまでした

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14:40
2016年01月10日
気仙沼漁協の新年懇親会

気仙沼のホテルを会場に新春恒例の気仙沼漁業協同組合の新年懇親会が盛大に行われました。 気仙沼漁協の役職員や幹部の方々、気仙沼市長さんをはじめ小野寺五典先生や県会議員・市会議員の皆さま。 関係省庁や関係機関からもたくさんの出席があって、組合員や水産関係者を含め約160名を超える大懇親会です。 その顔ぶれに思わず圧倒されるほどですね

震災から5年目を迎えた気仙沼魚市場は昨年、震災前とほぼ同水準の212億円の水揚げに回復したものの、その数量はピーク時の7割にとどまっていて、金額もさることながら気仙沼の復興には水揚げ数量の回復が欠かせない課題ですね。 気仙沼漁協、魚問屋、買受人、そして関連業者が力を合わせて今年の漁船誘致と水産物の取引に取り組んでいかなければならないと思います

それでも震災によって壊滅的な被害を受けた気仙沼が、わずか5年でここまで回復できたのはある意味奇跡的な出来事なのかもしれません。 水揚げ金額は全国6位、東日本第1位の水揚高となれたのも、ここ気仙沼に水揚げして頂いた全国の漁船の方々のおかげ。 本当に心から感謝申し上げます

これから先、三陸縦貫自動車道も整備され交通アクセスが良くなっていく一方で、ますます産地間競争が激化してくるのは必定。 これからが本当の気仙沼の力を発揮するときだと思います

徐々に復旧を見せている水産各団地や漁業関連企業、そして朝日町に建設される「みらい造船」を中心とした新しい造船団地など。 その総力を結集して気仙沼の将来を形造っていく必要があろうかと思います。 まだまだ本格的な復旧や稼働まで時間がかかる気仙沼沿岸部ですが、先日起工した気仙沼魚市場の新施設の整備と合わせ、さらに盛り上がる地域にしていきたいですね

気仙沼漁業協同組合の新年懇親会では、各界の代表的な方々と新年のご挨拶をかわすことができました。 本年もこれまで同様にご指導ご鞭撻頂きますよう宜しくお願い致します

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11:07
2016年01月09日
まぐろ屋店長おまかせ丼

ちょっと遅くまで午前中の仕事でお昼ご飯を近場で済ませようと思い「北かつまぐろ屋」海の市店に出かけてみました。 そうだ、北かつスタッフのFacebook投稿記事で、勝栄丸のメバチマグロを使った「店長おまかせ丼」っていうのがあったなあって、限定メニューだけどなんとかまだ間に合って即注文です

いつもは「まぐろ漬け丼」などを食べることが多いですが、勝栄丸のマグロを使っていると聞いちゃ食べないわけにはいきませんものね。 でも今まぐろ屋さんで使っている赤身は勝栄丸のマグロを使っているそうなので、これ以外の赤身メニューでも勝栄丸のマグロを味わえるはず。 注文時に確認してくださいね

店長おまかせ丼1580円! ちょっと値が張るけれどすごく豪華なマグロ丼。 メバチマグロの中トロに赤身、マントル沖のトロビンチョウに特製ねぎとろ。 そしてこれまた北かつ特製イクラの醤油漬けにお正月特別のメカジキの炙り。 普段のお昼ご飯に食べるには相当贅沢なマグロ丼だけどたまにはいいでしょう



いま北かつまぐろ屋では、北かつ組合員のマグロ漁船で獲ったマグロ類をメインの商材として、できるだけ手ごろな価格で美味しいマグロをたくさん食べてもらおうとスタッフが知恵を絞って頑張っている様子

勝倉漁業としても遠洋航海から気仙沼に帰港する勝栄丸各船が、できるだけ母港での水揚げを増やしていって、地元の方々に美味しいマグロの本物の味を提供していけたらと思っています

聞けば、北かつまぐろ屋さんの勝栄丸のマグロの在庫もあと僅かとなってきた模様なので、機会があればみなさんぜひ一度ご賞味いただきたいと思います。 必ず満足していただけると思いますよ

北かつスタッフの情報にのせられてついつい食べたくなった「店長おまかせ丼」。 大満足の美味しさでした。 店長さんそしてお店のスタッフの方々、美味しいまぐろ丼ランチごちそうさまでした

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09:53
2016年01月08日
気仙沼魚市場新施設の起工式

東日本大震災で被災した気仙沼魚市場に高度衛生管理に対応した新しい施を整備する起工式がおこなわれ出席してきました。 建設予定地の魚市場南側の特設会場には、気仙沼市長をはじめとする市の関係者、小野寺五典先生や県会議員・市会議員の先生方、水産庁・復興庁・宮城県そして気仙沼の水産関係者など約80名が集まっての神事が執り行われました

これから建設される新施設は壁で囲まれた閉鎖型の荷捌き場2棟などを市が建設。 衛生管理を徹底して気仙沼に水揚げされる水産物のブランド力を高める拠点を目指す計画です

閉鎖型の新しい荷捌き場は、鳥の進入や日光による変質を防ぐだけではなく、マグロなどの入札中も鮮度を保てるように15℃前後に室温を保つことのできる低温売り場1700㎡を備えている模様

これから約2年かけて建設されていきますが、予定通りの工期で素晴らしい施設が出来上がることをお祈り致します。 この度の気仙沼魚市場新施設の起工式、本当におめでとうございました



新しく建設される新施設には、やはり東日本大震災で被災した水産振興センターを復旧させるほか、クッキングスタジオを新設。 魚離れの動きに対し、食としての魚介類の素晴らしさをこの施設を使って発信していく模様。 市民や観光客が気軽に利用できるこのようなクッキングスタジオが、気仙沼の美味しいお魚の情報発信基地になっていけばいいですね

そして魚市場を観光拠点として位置づけ、見学者用のスペースを通じて迫力満点の気仙沼港の水揚げ風景やマグロやカジキなどの大型魚の迫力あるリアルな姿を見てもらおうという計画。 衛生的にすごく配慮した施設になるので、一般来場者との接点はすごく難しくなってしまうけれど、ぜひ間近で見て、感じて、そして食べて、気仙沼港の魅力を味わってほしいと思います

今回の新施設が完成した暁には、宮城県北部鰹鮪漁業組合(北かつ)の事務所もここに移転する予定です。 あと約2年後だそうなので、仮事務所からの引越しが今から楽しみですね

新施設の総工費は約190億円。 そのほとんどが国費でまかなわれるそう。 完成すれば建物の総延長が853メートルもの市場となり、さらにたくさんの漁船や魚を取り扱う事ができるようになりますね。 今後なお一層産地間競争が激しくなっていく中で、気仙沼魚市場が東日本の中心的な漁港としてこれからも存在感を発揮できるように頑張らなければなりませんし、気仙沼の水産関係者の総力で益々盛り上げていかなければと思います。 気仙沼の水産関係者の皆さん頑張っていきましょう

気仙沼魚市場新施設の起工式での着工開始。 気仙沼復興の象徴となるよう期待しています

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14:44
2016年01月07日
気仙沼ゆう寿司バイパス店さん

勝倉漁業でも新年の業務が始まり役職員一同ようやくお正月気分も抜けてきた頃。 取引先各社でも新しい年を迎え、連日たくさんのご挨拶をいただきまして有難うございます

新年の初めにこうして日頃お世話になっている方々にお会いできるのはすごくうれしいことですね。 ついつい長話になったりして、お忙しいところをお付き合いさせてしまって申し訳ありません

皆様方からご丁寧なご年始を頂きました事、心より御礼申し上げます。 取引先各社の皆さま、そして勝栄丸の運航にかかわるすべての皆様には、昨年同様に引き続きどうぞよろしくお願い致します

たくさんのお客様の応対をすませたあと、ちょっと時間を見つけてお昼ご飯という事にしました。 おせち料理も飽きたことだし、そろそろお寿司が食べたい気分だったので、そうだ「ゆう寿司」さんに行こうっていう事になって、新しくできたバイパス店に車を走らせました。 会社からだいたい10分ほどの距離ですか



ゆう寿司さんは以前気仙沼魚市場前にお店を構えていて、震災後にこの場所に移転してきました。 とてもシックで素敵なお店ですね。 昨年暮れには取引先銀行の若手経営者の会の忘年会もゆう寿司さんを会場におこなって、会員の皆様方からも料理がすごく美味しかったと大好評だったので、こんどはランチメニューもいいねって思ってました。 っていう事で、ゆう寿司さんでの初ランチです

880円の平日限定ランチセット。 にぎり寿司、みやび丼、まぐろ漬け丼、中落ち丼などの中から選ぶことができて、私はみやび丼っていうちらし寿司をチョイス。 ゆう寿司さんの酢飯は昔からお気に入りで、新しいお店になってもかわらぬ味を守っていてやっぱ最高の美味さですね。 サラダに小鉢にしじみ汁までついてこのお値段はとってもお得感抜群だと思います

ランチメニューの他にも、「普通どこ」「いいどこ」「うんといいどこ」っていうユニークなネーミングのにぎり寿司やいろんな海鮮丼もあって、また近いうちにぜひ来たなあと思いました。 こんどはお客様をお連れしてのランチなんていうのもいいですね。 機会があれば皆さんぜひ一緒に食べに行きましょう

「ゆう寿司」バイパス店の親方・女将さん、ランチご馳走さまでした。 すごく美味しかったです

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08:48
2016年01月06日
築地市場のマグロ初競り

お正月も終わって、東京築地市場の初競りの日を迎えました。 一年でもっとも注目される築地市場のマグロのセリ場には、日本全国からそして海外からもたくさんのマグロ類が上場となった模様。 今年秋に豊洲新市場に移転するので、築地市場としては最後の初競りっていう事になりますかね

冷凍のクロマグロ、ミナミマグロ、そしてメバチマグロなど、合計で約83トン。 生鮮マグロは、青森や北海道からのクロマグロに加えて、気仙沼や塩釜・銚子港で水揚げされたメバチマグロ、そして輸入マグロなど約27トン。 合計で110トンものマグロの上場がありました。 この時期は特に良質なクロマグロが日本近海で漁獲されるので、荷受各社のセリ場は見事な品揃えです

毎年注目されるクロマグロの高値でのセリ落とし。 数年前は1本一億円を超える値がついたりして、あまりにも高い値段に、こんなのはマグロの価格じゃなくて宣伝・広告費だよねこれは・・・なんて声も業界関係者の中ではささやかれていた中で、今回はどうだったかといえば。。。


今年の初競りで最も高値が付いたのは、東都水産に上場された青森県の大間産の200㎏のクロマグロで、1㎏70,000円の値が付いたので1本1400万円っていう事になりますか

このクロマグロを釣った大間の漁師さん、おめでとうございました。 築地から送信された相場表を見ますと、この他にも60,000円、40,000円とか、10,000円を超える単価のクロマグロも複数あって。 まあ、ご祝儀相場っていう事なんでしょうね

一方で庶民の味方の冷凍マグロはといえば、搬入量が少なめだった影響か、相場はそこそこしっかりしたものだったみたいですね。 品質の安定した高鮮度の美味しい冷凍マグロは、いまものすごくお買い得じゃないかと思いますよ。 1㎏何万円もするようなマグロと比べてもそれほど変わらないですからね

今年の冷凍マグロの流通はどのようになっていくのか。 沖合の漁模様や、燃油価格などのコスト、そして経済状況や為替も含めて注視していかなければと思いますね。 遠洋マグロ漁業そしてマグロ関係者の皆さん、今年も宜しくお願いします。 マグロ業界をさらに盛り上げるために頑張っていきましょう

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09:59
2016年01月05日
インドネシアでの転載許可

インド洋で操業する遠洋まぐろ延縄漁船の基地・インドネシアで、最近になって港での転載に関しての手続きが大きく変わったという情報は皆さん知っておられますでしょうか

毎年たくさんの日本漁船がバリ島のベノア港で超低温冷凍コンテナやマグナムコンテナにマグロ類を転載し日本などの消費地に運んでいるけれど、昨年12月から突然、港での転載作業に海洋水産省の大臣許可が必要になったとの事。 新しい制度の導入で、現地関係者も対応に苦慮している模様

聞けば、新しく就任した海洋水産大臣が、インドネシア水域での違法操業の撲滅に力を入れていて、無許可・無報告・無規制の漁船いわゆるIUU漁船の排除への取り組みの一環として、インドネシアの港で行われる水揚げのチェックを含むポートステートコントロールを強化しだしたそうだ

今回の日本漁船の港内でのコンテナ転載にかかわる許可についても、こういう方針に沿って行われているものと推察され、IUU漁船の排除への取り組みはどんどんやってもらいたい事だけれど、システムの移行途中での日本漁船に対する混乱は避けてほしいと思いますね。 ほんとうに困ったものです

日本漁船はみな正規な漁業許可を持ってまっとうな操業しているんだし、GPS位置情報の自動送信「VMS」によって操業している位置も正確に確認できるんだし、漁獲報告を含めこれ以上ないくらい厳格に管理しているので、そのへんをちゃんと理解していただいて、できるだけ速やかな許可発給をお願いしたいですね。 現地関係者の皆さんも的確な対処の方宜しくお願いしたいと思います

漁業にかかわる外国の制度が変わって、それに伴って日本漁船の活動に何かしらの影響が出てくるっていうのもカントリーリスクっていう事なんでしょう。 しっかりと情報収集して対応したいと思います

バリ島ベノア港にてコンテナ転載を予定しておられる漁業会社の皆さん。 今現地ではこういう状況になっているそうなので、前広に情報を集めながら予定を組んだほうがいいと思いますよ

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09:31
2016年01月04日
勝倉漁業の仕事始め

勝倉漁業株式会社の年末年始休暇が終わって、今日から新年の業務が開始となりました。 久しぶりに顔を合わせる社員の皆さんも、年末年始をゆっくりと過ごせたようで清々しい表情で出勤です

昨年は、震災直後から入居していた田中前の仮事務所から新天地の弁天町の新社屋に移転となって、会社の環境も大きくかわった年でした。 周囲を見渡せばまだまだ復旧・復興の真っただ中の地域ですが、今年もだんだんとその姿が変わっていくんだと思いますね。 今年も一歩づつ着実に前進するように緊張感を持ちながら舵取りしていきたいと思います

ようやく新事務所にも慣れてきて、初めて迎えたお正月。 終わってみればあっという間の休暇でしたね。 でも久々の休暇でしっかりと鋭気を養う事ができたので、仕事初めから全力で仕事に取り組めそうです


仕事始めのブログ用にと、仕事納めの日に撮影した役職員揃っての写真。 もちろん私が撮影担当なので、私以外のスタッフたちですけどね。 今年も引き続きみなさん宜しくお願いします

それと船のイラストは乗組員OBの方からのプレゼント。 富士山をバックに123勝栄丸の勇姿が映える一枚。 今年の勝栄丸の活躍が描かれているようで、すごく気に入っています

毎年わざわざお正月用に作成して頂いて本当にありがとうございます。 ことしもしっかりと使わせていただきましたよ。 次の機会にも素晴らしい作品を期待してますから、宜しくお願いします

さあ、勝倉漁業の仕事始めです。 本年もみなさまどうぞ宜しくお願い致します

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08:30
2016年01月03日
お正月も最終日となって

年末年始の休暇も今日で終わり。 皆さんはどんなお正月をお過ごしだったでしょうか。 今年の年末年始は天候にも恵まれて、すごく暖かな毎日だったように思えますね。 あっという間の6日間でした

おせち料理にお雑煮、そしてお正月恒例の手巻き寿司にはもちろんマグロのお刺身も。 年末に会社で分けた冷凍マグロのブロックを解凍して食べましたが、今年も最高のマグロでした

美味しいお料理とお酒に舌鼓。 毎日のごちそうにそろそろ普段の食事がしたいなって感じてきた頃には仕事始めとなりますね。 明日から通常の業務が開始されるのを前に、静かな事務所で一人での仕事。 こういうじっくり考えることができる時間っていうのもたまには必要なんだと思います

今年は正月早々おめでたい出来事がありました。 今年を占う吉兆かも。 遠洋マグロ漁業界をとりまく情勢は依然として難題が山積しているけれど、目標をもって前に前に着実に進んでいくように、将来の展望が少しづつでも開けるように一生懸命頑張りたいと思います。 今年も皆様のご支援とご協力の程よろしくお願い致します

この2016年は遠洋マグロ漁業界にとってどんな年になるんでしょうか。 大西洋クロマグロやミナミマグロの漁獲枠が資源管理の効果で漁獲枠が増加に転じ、日本漁船にとってもチャンスが広がる状況になってきましたね。 しかしメバチや黄肌の漁模様は依然として安定しない感じなのが心配事。 そして魚価の回復も課題かな。 コスト的には燃油価格が下がったけれど、円安の影響などで入港経費や資材価格が割高になっている事も注視しなければなりませんし、外国人船員コストの上昇も大きな負担増に。 そして最大の課題は乗組員の後継者問題ですね

今年はいろいろな課題に対処しながら、特に幹部船員の後継者の確保・育成にさらに力を入れていかなければならないと思います。 全国的にも同じ意識を共有しながら取り組んでいきたいですね

正月気分もそろそろおしまい。 明日の仕事始めに向けてしっかりと頭を整理して、気分を切り替えて新年の業務に取りかかりたいと思います。 みなさん今年も宜しくお願いします

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15:07
2016年01月02日
初詣での願い事

時折雪もちらつく空模様ですが、気温もだんだんと上昇してきて、初詣日和となりました。 毎年参拝している大崎八幡宮へ新年のお参りに。 参道から境内は毎年と同じように参拝客でぎっしりです

長い石段を上ると、参道の両側にはたくさんの屋台がぎっしりと並んでいます。 初詣ならではの光景ですよね。 寄り道したい気持ちをおさえてまずは本殿へ直行。 だんだんと気持ちが落ち着いてくるのが心地いい。 日本の伝統的な初詣っていう行事はやっぱり素晴らしい文化だと思いますね

皆さんもそれぞれに初詣を済ませたことでしょう。 今年は何をお祈りしたのでしょうかね

長い行列が徐々に前に進んで、私の順番に。 お賽銭をおさめて、鐘を鳴らして、手を合わせての願い事。 この年末年始も休まずに操業し続けている勝栄丸各船の安全な航海と大漁、そして乗組員の皆さん方のご健勝と合わせて、勝倉漁業の益々の繁栄と役職員とその家族の健康などをお祈りしてきました

昨年は原油価格の下落によって、マグロ船で使用する燃料油の価格が下がって、コスト的にはだいぶ楽になったけれど、今年はそれ以外の経費の全面的な見直しっていうのも課題ですね

そして漁場確保や販売面の強化対策はもちろんのこと、幹部船員の後継者確保・育成もさらにスピードをあげて取り組んでいかなければならない重要な問題です。 関係者の皆様のご支援とご協力をお願いする場面も多々あろうかと思いますので、今年も宜しくお願いしたいと思います

初詣で勝栄丸と勝倉漁業にかかわる全ての人の幸せをお祈りして、今年のお正月をゆったりした気持ちで過ごしています。 短い年末年始休暇も明日までなので、もうちょっとだけ頭と体を休めたいです

皆さんもお正月の休暇をどうぞご家族でゆっくりとお過ごしください

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:09