2022年09月30日
イシカワで「麦みそ豚汁&焼き味噌おにぎり」

朝晩は上着が必要なくらい涼しくなってきたけれど、日中は25℃以上に気温が上がって汗ばむほどの陽気。 一日の中でも寒暖差が激しくなっているので、体調管理に気をつけて生活したいと思います

このところは毎日のようにサンマの水揚げがあって、一隻あたりの数量も多くなってきて、ようやくサンマ漁も本格化の様相です。 漁期も短いこともあるので、一回でも多く航海を重ねていきたいところ

漁獲量の船間差もあるみたいですが、依然として高水準の魚価にも恵まれて一気に水揚げ高をのばす各船。 北海道花咲港は漁場にも近く水揚げ船も多いですが、本州でも気仙沼・大船渡・女川などに水揚げするサンマ船が多くなってきました。 沖の漁模様と各港の相場推移を見守りたいと思います

そして三陸沖でおこなわれている一本釣りのかつお漁はここにきて漁模様がよくなってきて、きょうは久しぶりに100トン越えの水揚げ量となりました。 26年連続日本一に向け、頑張って行きましょう

そうしたお昼時、スケジュールのあいまのちょっとした時間を見つけて、イシカワライブキッチンにランチに行ってきました。 日替わりメニューは、私の大好物の「麦みそ豚汁&焼き味噌おにぎり」でした

店内は二人掛けのテーブル席を間隔をあけて配置してあって、ひとりでお食事にくるお客さんも多いですね。 お客さんが次々と入店してきて、あっという間に満席に。 もちろん「豚汁セット」を注文です

よかったらこれ使ってって持ってきてくれたのが、黄色いゆず胡椒。 九州の麦味噌を使った豚汁にゆず胡椒がすごく良く合って、最高に美味しかった。 具だくさんなのでお腹いっぱいになりました

来年3月まで延長になったデリバリーサービス「ほやデリ」を使えば、ドリンクとセットで一人分でも無料で届けてくれるので、忙しい時はオフィスにいながらイシカワのランチなんていうのもいいかも。 このところはコンビニ飯やジャンクフードが多かっただけに、栄養バランスの良い麦みそ豚汁で大満足でした

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:24
2022年09月29日
北東大西洋漁場へとラスパルマスを出港!

朝晩と日中との気温差が激しくなって、早朝の魚市場での水揚げの時などはもうジャンパーが必要かなと思えるくらい。 だんだんと秋が深まってくるこの季節なので、体調管理にきをつけていきましょう

南インド洋でのミナミマグロ漁を終えて、補給基地のバリ島ベノア港にて燃料油や食料品などをおこなった第123勝栄丸は、すでに操業を再開している第7勝栄丸と同じ南太平洋へと漁場移動中です

島の多いインドネシアの海域を東に向けて航行、バタンタ島とサラワティ島のあいだのピット海峡を通過。 あと数日の航行にて漁場に到着するところまで来ました。 付近の船舶などにも十分気をつけて





一方の大西洋漁場では、カーボベルデ水域周辺での操業を切り上げて北上し、ラスパルマスに寄港した第1勝栄丸と第127勝栄丸。 同じ日程での入港となりました。 そして港内でのコンテナ転載

ラスパルマスでは珍しく、大雨になって日程が半日ずれはしましたが、両船ともにコンテナ転載から燃油補給、そして食料品の積込みなどを着々とこなして。 現地関係者の皆さんにもお世話になりました

乗組員からの連絡によると、ラスパルマスの市街地ではもうだれもマスクを着用してなくて、コロナはもう風邪の扱いで過去のものといった感じだとか。 それでも両船の乗組員はマスク着用で感染防止対策に心がけて、街中での買物・仕込みを楽しんだ模様。 徐々に普段の日常に戻ってきていますね

ラスパルマスを出港した第1勝栄丸と第127勝栄丸は、北東大西洋アイルランド沖の漁場に向けて約10日間の航行となります。 時化海での操業となりますが、安全航海に気をつけて大漁されますように。 割り当てられたクロマグロ漁獲枠の早期達成に向けて、乗組員が協力し頑張ってほしいと思います!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:35
2022年09月28日
気仙沼で第8太喜丸のサンマ水揚げ

曇り空で時折ぱらっと雨も降るような、天候が崩れそうだけど何とかもっている、そんな天気となった今週火曜日。 沖合いでは台風17号が通過するのを警戒して、各船ともに航海計画を練っています

沖合い遠くを台風が通過するから、台風を避けて気仙沼に帰港するかつお船やら、台風の状況を見据えながら慎重に沖出しするかつお船などさまざま。 十分に気をつけて操業をお願いしたいと思います

そして8月20日に漁の解禁となった大型棒受け網漁船によるサンマ漁は出だし一ヶ月間が過ぎ中盤戦の操業に入ってきて、昨年はこの辺りから漁が出てきたので期待して見守っているところです。 気仙沼でのサンマ水揚げ今年の4隻目でしょうか、第8太喜丸がサンマ23トンをもっての初入港でした





午前9時半過ぎ、魚市場の入り口に船体が見えて、左舷を岸壁にゆっくりと着岸。 すぐに水揚げが開始されて、鮮度の良いサンマが次々とタンクに移されていきます。 市場関係者も真剣な下見の表情

速やかにサンプルのサンマが建屋内に運ばれて、一尾づつ秤で計量してサイズ分け。 100g未満のサンマが少なくなって、半分以上が100gUPの組成。 それでも例年に比べて小ぶりな組成ですかね

3日間で漁獲したサンマは23トン。 漁場の水温もだいぶ下がってきたみたいで、まとまった数量を漁獲する船もでてきたみたいなので、これから10月はサンマ船の水揚げも増えてきそう。 期待しましょう

まだ入荷数量が少なく、北海道花咲港などでも高値が続くサンマなので、ここ気仙沼でも当面は好相場での取引が続きそう。 今日も2隻で72トンの水揚げを予定しています。 水揚げが続くといいですね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
06:09
2022年09月27日
台風17号を警戒しての生鮮かつお漁

爽やかな秋の気候に恵まれた週明けの気仙沼港です。 朝方には15℃くらいまで気温が下がって、普段よりも一枚多く着込んでの早朝の市場対応でした。 日中との寒暖差がほんと激しくなってきました

今週は南の海域でまた台風が発生し、現在は小笠原諸島周辺を北上し、その後に北東方向へと進路を変える予報となっているから、日本列島には影響がないもの、沖合いの漁場には大きな影響あり

三陸沖で操業をおこなう一本釣りのかつお船団も、この台風17号の動きを警戒しながらの操業となっていて、明日も気仙沼に帰港するかつお船が多くなりそうです。 そして今日は、88佐賀明神丸と23長久丸の水揚げがあって、朝4時半過ぎからの2隻同時水揚げ。 魚市場職員の皆さんもご苦労さまです





夜中の時間帯にすでに着岸済みの両船。 まだ辺りが真っ暗のまるで夜中のような早朝に訪船すると、乗組員の皆さんは元気いっぱい、やる気十分で、水揚げのスタンバイをしているところでした

沖合いの漁場はいまだに東経150以東。 気仙沼港まで2昼夜近くもかかる遠い漁場で群れも少ない中ですが、なかには1日に10トンを超す釣果がある船もでてきたので、また釣れ始めた感もありますね

北海道沖のサンマ船も例年よりも遠い漁場だとか。 今年はそんな年なのかもしれません。 先日までよりもまたひとまわり大きくなったような生鮮かつおが次々とベルトコンベアーに水揚げされて、市場スタッフの皆さんが大忙しでの選別作業。 かつおが大きいものだから、1時間ほどで水揚げ終了です

数隻ほどが南の海域、鹿児島付近にも移動したとの情報もあって、これからの時期の生鮮かつおの水揚げがどうなるかちょっとわからなくなってきましたが、三陸沖・東沖での漁模様が回復することを期待しましょう。 まずは安全第一に、台風17号の動向に気をつけて、各船には頑張ってほしいと思います

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:03
2022年09月26日
NHK「ニュースLIVE!ゆう5時」の取材

毎週のように発生する台風のあいま、先週末からは晴れ間も見えてすごくいい天候となっている気仙沼です。 しばらくはいい天気が続きそうなので、気仙沼にもたくさんの観光客に来てほしいですね

勝倉漁業の勝栄丸各船はここにきて漁場移動などの動きとなっていて、南インド洋からは第7勝栄丸と123勝栄丸が南太平洋漁場へと移動。 北大西洋では、第1勝栄丸と127勝栄丸が燃料などの補給の為にラスパルマスに入港し、これから始まる10月からのアイルランド沖クロマグロ操業に備えます

各船ともにここまで順調な操業を行ってきました。 引き続き安全第一に航海され、大漁目指して頑張って下さい。 そうした動きのなか、気仙沼ではNHKのカメラクルーによる取材がおこなわれました





いま気仙沼でおこなわれている廃棄漁具のリサイクル事業。 延縄漁船で使い古した幹縄ナイロンテグスなどはこれまで産業廃棄物として処分されてきましたが、昨年起業したベンチャー企業Amu(株)と北かつ組合所属船がタイアップする事で、さまざまな製品として生まれ変わらせようとする試みです

遠洋まぐろ漁船の気仙沼帰港時に陸揚げし会社の倉庫に保管していた廃ナイロンテグスをAmu(株)が回収する作業。 その様子をNHKが取材。 漁具メーカーのクレハ合繊でも漁具リサイクルをおこないたいと、漁具回収を見学にこられていて。 今回は軽トラに山積み1台分の量の提供になりました

勝倉漁業の倉庫にて軽トラに積込んだナイロンテグスは、気仙沼市内某所のストックポイントまで運んで荷下ろし。 その一連の様子を取材したあとは、内湾の岸壁に移動してのインタビュー。 これから東京に帰って編集するとのことなので、どんな放送になるか楽しみです。 NHKの皆さんお疲れ様でした

今回気仙沼で取材した内容は、10月3日(月)の夕方の「ニュースLIVE!ゆう5時」の番組内で放送されるとの事です。 気仙沼での漁具リサイクルについてのお話しなので、皆さんぜひご覧になって下さい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:48
2022年09月25日
台風続きで生鮮カツオの入荷少なく

このところ毎週のように台風が発生しているので、三陸沖で操業する一本釣り漁船団も天候に気をつけての航海をおこなってます。 きょう日曜日は久しぶりのいいお天気。 沖は釣れてるといいですね

秋分の日からの3連休、昨日は盛漁期のかつお船などへの対応のため気仙沼魚市場は開市営業でした。 3隻のかつお船が入港して、早朝からのかつお水揚げ。 時化明けなので入港船が少ないです

だんだんと夜が明ける時間が遅くなってきて、魚市場に向かう道中は夜中のように真っ暗。 早朝4時半に魚市場に到着すると、市場スタッフがすでに水揚げの準備をおこなっていて。 ご苦労様です



台風14号が通過したあとに気仙沼を出港した83佐賀明神丸さんが、比較的近場の漁場にて2日間の操業をおこなった分の生鮮かつおを持っての入港。 本船の投光器のあかりで辺りは眩しいくらいに

着岸早々に水揚げ開始。 だんだんと辺りが明るくなってきて朝焼けのような紫っていうかピンクっていうか、一瞬だけの光景でした。 船頭さんや幹部の皆さんと沖の状況についての情報交換をして

遠い漁場は東経150以東、そこにほとんどの船が集中しているので競争が激しく、漁の当たり外れが大きいのだとか。 これから台風や時化が続く時期でもあるし、安全航海で頑張ってほしいですね

スマホアプリWindyで気象を確認すると、南からこんどは台風16号でしょうかね、水曜日から木曜日にかけては三陸沖が大しけになりそう。 10月に向けてもうひと盛り上がりを期待したい気仙沼港です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:51
2022年09月24日
123勝栄丸がバリ島ベノア港に補給入港

台風14号が終わったと思えば、こんどは台風15号が発生しその動向が気になる週末です。 日曜日には東の海上へと抜けるコースをたどる予測だけれども、沖合いで操業各船は十分に注意して下さい

今年の南インド洋でのミナミアグロ漁は、各船ともに順調な漁獲で早々に漁獲枠の上限に達して漁場離脱。 良質なミナミマグロを漁艙に保持し、すでに日本に向けて帰航中のまぐろ船もあります

勝倉漁業の第7勝栄丸は補給のあと南太平洋漁場へと移動し操業再開。 続く123勝栄丸は、運搬船との会合を終えて補給基地のバリ島ベノア港に寄港し、燃料油や食料品などの積込みを行いました



漁場からバリ島まで4~5日間の航行。 アンカーポイントにて待機し、パイロットが乗船してゆっくりと港内へと進み、ベノアの岸壁に着岸。 たくさんの関係者が出迎えてくれて、何かの取材もあった模様

インドネシアではすでに新型コロナによる社会制限などはほぼ撤廃され、これまで認められていなかった岸壁への着岸や船員の上陸や乗船なども問題なくできて、コロナ前の状態に戻りつつあります

これから南太平洋へ向け回航する123勝栄丸なので、ベノアを出港されましたらくれぐれも付近航行中の船舶や海域の状況などに十分注意され、安全第一に航海して頂きたいと思います。 久しぶりに着岸したベノア港で、乗組員の皆さんもしばしのリフレッシュできる時間だったことでしょう。 お疲れ様です

ミナミマグロ操業を終えると、コロナ前はほとんどの船がベノア港にて補給を行いましたが、今はまだそれも少数派。 もうしばらくするとこれが当たり前になってくるのでしょうね。 現地代理店や関係者の皆さん、今回も本当にお世話さまでした。 永年お世話になっているスパルノさんも元気そうで良かったです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:46
2022年09月23日
久しぶりに登米「清川」さんのうな重

先週末からの台風14号では、沖縄~九州~西日本エリアでの暴風と大雨の様子が報じられましたが、ここ気仙沼ではまったく台風らしい天候とはならずホッと一安心の今週。 被害なくよかったですね

そして台風避難のために気仙沼に入港していた一本釣りのかつお船は、天候が回復するとすぐに出港体制となって、餌場経由で漁場へと向かいました。 安全第一の操業で頑張ってほしいです

沖合い東経150度の漁場なら、週末土曜日までに戻るのは難しいので、このあとカツオ船の水揚げがあるのは週明けになるかもしれません。 魚問屋部門の社員はちょっとだけゆっくりできるかな

26年連続の生鮮かつお水揚げ日本一までのカウントダウンがなかなか進んでいかない状況にやきもきしながらも、まずは各船が最後まで安全に操業してくれて、水揚げ高をのばしてくれるのがいちばん

そうした今週末、秋分の日にとなり町の登米にある老舗うなぎ屋さんにお昼ご飯を食べに行ってきました。 人気店なので事前に予約して席を確保してもらって。 三陸道の登米ICから10分ほどです

休日とあって店内は鰻重を食べにきたお客さんでいっぱい。 土用の丑の日には食べ損ねたので、ほんと久しぶりの「清川」のうな重。 ふっくらと香ばしく焼き上げた鰻とバランスの良いタレが最高です

気仙沼と同じく「おかえりモネ」の舞台ともなった登米。 町内には撮影で使われた建物や施設もたくさんあって、観光施設も「おかえりモネ」関連の展示や商品が取り揃えてありいろいろと楽しめます

清川さんと並んで人気の東海亭さんにも行ってみたいと思いつつも、うな重を食べるときには清川に足が向いてしまう。 次はぜひ東海亭にも行ってみたいです。 久しぶりにゆっくりと過ごせた休日でした

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:42
2022年09月22日
救命胴衣着用徹底などの広報活動

台風14号が日本列島を縦断して、気仙沼の真上を通過する頃には温帯低気圧にかわり、雨風共にたいしたこともなくって一安心。 でもまた次の台風15号が発生しそうなので、各船気をつけてください

先日、マリンゲート塩釜で開催された船員災害防止協会の東北大会に出席してきたことも勝栄丸ブログでお伝えしましたが、9月1日から一ヶ月の日程で、船員労働安全月間運動が展開されています

気仙沼地区では、船員労働安全衛生協議会、全国海友婦人会気仙沼支部、船員災害防止協会気仙沼支部、気仙沼漁協、気仙沼市水産課、海上保安署などが合同での広報活動をおこないました

朝方に商港岸壁の北側に集合。 私は気仙沼地区船員労働安全衛生協議会の会長として、広報活動にお集まりの皆さんへのご挨拶をおこなって。 救命胴衣着用の徹底、船舶からの油流出防止、船員労働災害防止、湾内徐行などを呼びかけて船員労働の安全を図っていく、陸と海上からの広報活動です

巡視船「ささかぜ」に乗船し海上からの広報活動をおこなう海友婦人会の皆さんには、海上保安署の職員の皆さんがライフジャケット着用をお手伝い。 各テレビ局の取材クルーもTVカメラで撮影です

陸上側からの広報活動では、新型コロナの感染防止対策を万全にしながら、魚市場に係船中の乗組員の皆さんへの注意事項の指導。 一人一人の安全にかかわる事なので、乗組員の皆さんも協力的

船員労働災害は減少傾向にはあるものの、近年では下げ止まり感もあるらしく、過去に比べて乗組員数が減少している状況においてまだまだ陸上に比べても高い数字となっているから、こうした広報活動を毎年行っていく事によって船員災害をさらに少なくしていきたいと思います。 とても重要な活動ですね

関係する多くの組織や団体から協力してもらって、今年の船員労働安全衛生月間の広報活動も無事に終える事ができました。 活動に参加された皆さんのご協力に感謝いたします。 お疲れ様でした!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:33
2022年09月21日
まぐろ丼の写真撮影と試食会

台風14号が日本列島を縦断するコースをたどった今週のはじめ。 予測では気仙沼のほぼ真上を通過するとのことだったので、気仙沼市内の小中学校24校も20日はすべて休校での対応となりました

三陸沖で操業のいま盛漁期を迎えている一本釣りのかつお船も全船、台風を警戒して気仙沼に帰港し係船態勢をとりましたが、幸いなことに風や雨もほとんどなく、肩透かしみたいですがほんとよかった

台風明けはすぐに漁場へと戻っていくかつお一本釣り漁船の皆さん。 今年残された漁期を精一杯頑張って、水揚げ金額をのばされますように、航海安全と共にお祈り致します。 くれぐれも気をつけて

早いものであと10日ほどで10月。 10月って言えば、私たちの遠洋まぐろ業界にとってはちょっと特別な月で、それというのも10月10日は「まぐろの日」に制定されていて、北かつまぐろ屋でも「まぐろの日」に向けたキャンペーンを検討中で、ポスターや店内POPなどに使用する写真撮りがおこなわれました

海の市店で一番人気の「よくばり丼」。 まぐろの赤身、びんちょう、まぐろ屋特製のネギトロにイクラが盛り付けられたちょっと贅沢なまぐろ丼で、10月1日からは「まぐろの日」特別価格での提供の予定

そして田中前店の人気メニュー「よくばり丼とメカカマステーキのセット」、これもこの期間だけお得なお値段で提供するんだって。 「まぐろの日」キャンペーンは、両店で10月1日~10日までとなってます

よくばり丼の写真撮影のあとは、せっかくだからと北かつ職員と一緒にまぐろ丼の試食会。 まぐろ屋のまぐろ丼、まぐろ三色丼なども北かつまぐろ屋海の市店で準備してもらって職員と一緒に頂きました

「まぐろの日」キャンペーンの詳細は、来週28日に三陸新報の広告掲載する予定なのでご覧になって下さい。 人気のよくばり丼はやっぱ美味いですね。 皆さんもお得なキャンペーン期間中にぜひ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:07
2022年09月20日
CCSBTに向けての対処方針会議

台風14号が日本列島の真上をすすむコースをたどり、週明けの気仙沼港も最大限の警戒態勢となっています。 きのうは敬老の日でしたが、気仙沼魚市場は盛漁期のかつお船対応で開市でした

台風を警戒してたくさんの船で港が混み合い、このところ閑散としていた湾内が急ににぎやかになりました。 北海道沖のサンマ船、三陸操業のかつお船、皆さん十分に気をつけて運航して下さい

そして勝倉漁業が運航する遠洋まぐろ漁船・勝栄丸の各船は、ここにきて漁場移動などの動きとなってきて、事務所内で各種手配や手続きなども慌ただしくなってきました。 毎年この時期の恒例かな

南インド洋でのミナミマグロ漁を終えた第7勝栄丸は、バリ島ベノア港での補給を行ったのちパプアニューギニア水域への移動のためトレス海峡を通過。 ニューギニア島とオーストラリアのあいだのトレス海峡の水深は非常に浅く、島と岩礁で迷路のようになっているなど航行は非常に危険とされていて

この週末は、パソコンのAIS情報で本船の現在位置を確認しながら、トレス海峡の通過をモニターして、無事に通過しポートモレスビー沖へと到着でホッと一安心。 まもなく本船の操業が再開です

そうした動きの週末にあったのが、10月におこなわれる「みなみまぐろ保存委員会」CCSBTに向けたオンライン会合。 ミナミマグロ漁をおこなう漁業者、日かつ漁協や水産庁、水産関係団体などが出席

ミナミマグロ漁業をとりまく国際環境などについての報告、今年のCCSBTでの主な議題に対する日本としての対処方針、会議のスケジュールや注意事項など、さまざまな問題についても検討されました

本来であればメンバー国の持ち回りでその国に赴いておこなわれるCCSBTですが、コロナ禍のため今年もすべてオンライン。 来年は韓国での開催のようなので、次こそは海外出張して参加したいです

今年の大きな議題としては2024年から2026年までのCCSBT全体での漁獲可能量(TAC)をどうするか。 そしてメンバー国間でのその配分も重要な議題ですね。 10月10日からの5日間の日程で開催されるので、私もオンラインで参加して議論の進捗をモニターしていきたいと思います。 会議お疲れ様でした

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:40
2022年09月19日
台風14号を警戒しカツオ船が全船入港

台風14号が沖縄付近から九州に北上し、強い勢力を維持したまま近畿地方へとその動きをすすめています。 西日本各地の様子をテレビ報道などで見て、危機感を強くしての早朝からのお仕事です

敬老の日のきょうは、一本釣りカツオ漁の盛漁期にあわせて開市での対応。 まだ沖合いに台風の影響がないタイミングで、三陸沖で操業している一本釣り漁船は、台風避難で全船入港となりました

気仙沼魚市場に水揚げをしたのは、最近ではいちばん多い21隻と旋網船が1隻。 合計で生鮮かつおの水揚げ数量は160トンを超え、お昼近くまで作業に追われた魚市場。 ほんとお疲れ様でした





まだ外は真っ暗ななか車を走らせて早朝4時半に魚市場にいくと、すでに魚市場の職員が水揚げの準備を粛々と進めておいてくれて。 陸側のスタンバイ完了で船側に合図。 生鮮かつおの水揚げ開始

このところは特に、1㎏前後のほんと小さいサイズのかつおの割合が多くって、そうかと思えば4㎏~7㎏もの特大や特大2号もあって、大きいか小さいかという極端なサイズ組成。 こんな年も珍しい

水揚げを終えた船は速やかに岸壁を離れ、内湾側にシフトしての台風警戒の係船態勢に。 アンカーを打って、もやい綱を何重にも固定して。 先日までガラガラに空いていた内湾が一気にいっぱいに

ほぼ気仙沼の真上付近を台風14号が通過する進路予測なので、あすのお昼前後まででしょうか、十分に警戒して臨みたいと思います。 沖で操業している船はないので、しばらくは水揚げがなさそうです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
16:01
2022年09月18日
懐かしの味!「悟空」の東京ラーメン

台風14号が週明けにかけて日本列島を縦断する予報となっていて、宮城県内では20日(火)あたりが最も影響があるのではと。 三陸沖を操業するカツオ船も警戒しながらの運航となっています

今週は比較的近い海域での各船の操業があったけれど、少々サイズが多くてなかなか数量もまとまりません。 この近場で少し大きなカツオの割合が多くなって、新口が水揚げされることを期待します

一般的には三連休となっていますが、気仙沼魚市場はきょう日曜日だけのお休みで、盛漁期のかつおやサンマの水揚げに備えます。 明日の敬老の日は台風を避けて入港する船で賑わいそうですね

毎日報告されるサンマ漁海況図をみながら、台風14号が北方領土方向へと進み温帯低気圧に変わっても、今週半ばは大しけとなる予報なので、各サンマ船の皆さんも十分に気をつけてください

取引先の担当者とそうした会話を交わしてのお昼時、そうだ悟空のラーメンが食べたいねって、ほんと久しぶりにお店に行ってきました。 久しぶりって言っても、いまの場所に移転してからは初めてかも

震災前は港町岸壁の近くにあって、船での仕事の際には乗組員と一緒によくお店に行ったものでした。 ラーメンを食べるって言ったら「悟空」って感じでね。 そしてあの震災のあとで田谷地区に移転して

移転後の営業時間が夜から深夜までとなっていたのでなかなか行くチャンスがなかったけれど、先日の三陸新報で見たんだっけ、お昼の時間帯11時半からも営業しますって告知を見て気になってました

ほんと久しぶりに食べる悟空の「東京ラーメン」。 とってもシンプルながらも以前と変わらぬ美味しさ、前よりもチャーシューが美味しくなったかも。 なんかすごく懐かしくって、感慨に浸りながら頂きました

お店の前が駐車場になっていて、昼の営業時間は11時30分から14時まで。 月曜日が定休日。 新和エンジンの新社長さんも悟空ラーメンが好きなので、こんどは一緒に行きたいなと勝手に思ってます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:53
2022年09月17日
(株)トライデント・ラボによる省エネ勉強会

次々と発生する台風の動きが気になる今週末。 三陸沖でおこなわれているカツオ漁や北海道沖でのサンマ漁にもどんな影響が出てくるか、進路予報などもしっかりチェックしながらの仕事となってます

ロシアのウクライナ侵攻により原油価格が急上昇し、円安もあいまって漁船の燃料油価格の高騰が続いています。 国内は元売り各社への激変緩和の補助金もあってある程度抑えられてはいますが、

海外や洋上で調達する燃料が、かつて経験したことのない程の超高値になっていて、燃料を多く消費する漁船漁業界にとっては現在最大の経営課題。 円安もどこまでいくのか、日々注視しています



燃料油の高値が続くなか、先日タイムリーな会合がありました。 気仙沼のベンチャー企業(株)トライデント・ラボさんによる「省エネ勉強会」、講師は畠山社長さん、そして小野寺鐵工所の社員がサポート

私たちがここ10年以上にわたって新船建造時に取り組んできた様々な省エネメニュー。 着実に効果がでてきてはいますが、もっともっと省エネを図っていかなければ、いまの燃油高に対応できません

そうした中で、畠山社長からの提案は今まで活用できていなかった排熱の利用。 ヒーターやポンプの利用を少なくすることなどで、補機関での使用燃料を20%以上削減していこうという画期的なもの

すでに岩手県宮古市船籍の38清福丸さんに採用されて、1年目の航海に於いては想定以上の結果が出たとの事で、既存船への導入も今後期待される技術ですね。 勉強会の開催ありがとうございました

(株)トライデント・ラボのホームページはこちらから

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:46
2022年09月16日
Episode7 「遠洋まぐろ漁船操業編!」

朝方はほんと涼しいを通り越して寒いくらいの気温になるけど、日中は夏の暑さとなって、一日の中でも気温差が大きくなっている気仙沼です。 コロナ禍でもあるし、体調管理に気をつけていきたいです

毎年8月から9月にかけて南インド洋の豪州西岸沖の高緯度でおこなわれるミナミマグロ漁。 日本とは真逆の季節となる南半球は、今が冬の季節。 多くの日本のまぐろ漁船が操業を行っています

ピーク時には同じ漁場に30隻以上の船が集まって、パソコン上のAISデータで船の位置や航跡を確認すると、等間隔に整然と並んでの操業となっていて、各船ともに決まった漁獲枠を目指しての操業

いま気仙沼では遠洋まぐろ漁船の幹部船員の後継者となる若手船員の確保と育成に業界あげて取り組んでいて、乗組員をリクルートするための動画配信も今年で2年目、これまで多くのYouTube動画が配信されてきました。 「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ!」っていシリーズで展開中です

その2年目のYouTube動画配信を締めくくる「Season2 Episode7 最終版」はなんと「遠洋まぐろ漁船操業編!」。 南インド洋でおこなわれるミナミマグロ漁の操業の様子をまとめた作品となっています

勝栄丸でも船に持ち込んで撮影している動画撮影機材同じものを使って撮ったものなので、映像が迫力あってすごくリアル。 まるで遠洋漁船に乗ってまぐろ漁を疑似体験しているかのようで見ごたえ充分

昨年からのYouTube動画配信を見て遠洋まぐろ漁船の乗組員に応募してくる若者が着実に増えてきているとの報告もありました。 2年目の事業を締めくくる今回の作品、皆さんもぜひご覧になって下さい

「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ!」 Season2 Episode7 最終版 【遠洋まぐろ漁船操業編】は、こちらからご覧ください

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:17
2022年09月15日
船頭さんと宮登さんでの懇親会

気温も上昇し比較的いい天気が続いている今週の気仙沼です。 昨日などは沖は時化模様だったとのことですが、これからの季節は天候との勝負という側面もあるから、各船には気をつけてもらいたいです

きのうは最近にしてはもっとも多い生鮮かつおの水揚げとなりました。 それでも100トンには届かずですが、これまで見えなかった近い海域でのかつおの漁獲があって、久しぶりに新口を見る事ができて

大きなサイズの割合は少なく、1㎏ちょっとの少々サイズが主体のナブラですが、円安の影響からか輸出向けの加工相場も高いので、各船ともにまずまずの水揚げ金額。 これからどうなるか注目です

そうした中で、沖での操業を終えて入港したかつお船の船頭さんを大島神社にご案内。 これから漁の切り上げまでの航海安全と大漁を祈願。 思いたったが吉日と、ここから先も頑張ってほしいですね

そして夜には宮登さんで取引先の社長さんらを交えての懇親会。 日頃の奮闘からちょっと離れての息抜きの時間ですかね。 かつおやまぐろのお刺身を中心に、いろいろとお料理を準備しててくれました

普段はなかなか時間がなくてゆっくりとお話しすることもできないけれど、こうしてお酒を酌み交わしながらの時間はすごく大切。 今回も美味しい料理を提供して頂いた宮登さん、ありがとうございました

今年のかつお漁は、全体的にさかなが少なくて各船ともに魚群探索に苦労されています。 それでもまた新たな漁場も見つかって、それぞれに作戦をたてながらの操業。 安全航海で大漁されますように

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
12:24
2022年09月14日
船員災害防止東北大会で塩釜へ

曇り空ながらも時折青空も見え、また蒸し暑さが戻ってきた今週の気仙沼です。 先日までは長袖の感じだったけど、今週はちょっと暑いですね。 次々に発生する台風の動きなどにも注意しなければ

9月になって、いろいろなスケジュールが入ってきて、自分の予定を調整しながらのお仕事。 コロナ禍で東京への出張がなく、テレビ会議がほとんどなので、移動に時間をとられないぶん助かります

そうした今週、船員災害防止東北大会に出席のため塩釜に行ってきました。 三陸道を仙台方面へ、利府中インターでおりて10分ほど。 ほぼ仙台ですね。 いつ以来の塩釜でしょうか、久しぶりです





せっかく塩釜にきたんだからやはりまずは「塩竈神社」に参拝しないとと、三陸道のインターから直行で塩竈神社へ。 平日とあって参拝客は少ないものの、ゆっくりとお参りする事ができてよかったです

そしてマリンゲート塩釜に移動。 すでに大勢の関係者が集まっていて、私も気仙沼地区支部長の席に案内されて。 東北支部長の挨拶に続き、東北運輸局長、全日本海員組合東北地方支部長の祝辞。 そして東北運輸局次長による「台風と波浪について」の講演など。 安全衛生機器のご紹介もあって

妻が子供の頃からよく連れて行ってもらったっていう来々軒さんに、塩釜に行くんだったら寄ってみたらって言われたのを思い出して立ち寄って。 鰹と昆布だしのスープでしょうか、これ以上シンプルにできないっていう中華そばは、ある意味いまでは貴重な存在かも。 毎日でも食べれそうで美味しかったです

塩竈神社への参拝には御朱印帳を持っていくのを忘れてしまったけど、ちょっとした小旅行みたいでよかったです。 「大丈夫」慣れと油断が事故まねく、安全確認初心忘れずのスローガンのもと、これからも安全な漁船運航に取り組んでいきたいと思います。 東北大会へ参加された皆さん、お疲れさまでした

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:54
2022年09月13日
アルゼンチン産松イカの検品作業

はっきりとしない天候ながらも、気温も丁度よく過ごしやすい天候となっている週明けの気仙沼です。 これから台風が連続してくる時期にもあたるので、天気予報に注意していかなければなりませんね

今週半ばは沖合いの漁場付近は時化になる模様で、来週もまたしけ予想。 今後発生する台風の動きも、かつお漁やサンマ漁に大きく影響するので、操業各船には十分に気をつけてほしいと思います

そうした中、南インド洋での操業を終えて北上航行していた第7勝栄丸が補給基地のバリ島ベノア港に寄港。 燃料油や食料などの積込みをおこなって、通常ならば数日間の休暇をとるところではありましたが、まだまだコロナ禍がおさまっていないという事もあり早々に出港。 乗組員の皆さんご苦労様です

近いうちには123勝栄丸も帰港予定なので、現地代理店や関係者の皆さんには対応のほど宜しくお願い致します。 今回の補給入港でも段取りよく作業が進み、スムーズに出港する事ができました

気仙沼では、勝栄丸各船が延縄漁に使用する冷凍イカの入荷があって、気仙沼の冷蔵庫に出向いての検品作業でした。 世界的にイカの資源状態がよくないのか、アルゼンチン水域の松イカ漁も毎年芳しくなくって、円安もあいまって価格は高値水準での推移。 餌に使用する冷凍魚がどれも高いです

アルゼンチン水域の松イカだけではなくて、インドネシアで養殖しているミルクフィッシュ、中国やベトナムで生産されるムロアジ、ヤマトミズンなど、海外生産の餌が多くの割合を占めているので、この急激な円安はコスト増につながって非常に厳しい。 国産のイワシがもっと大きければなあと思う日々です

アルゼンチン水域の松イカの漁獲時期はもうすでに終わっていて、次の搬入は来春以降になってくる。 そうなるとこの秋から冬のあいだに手配する場合には、いまの在庫内からの取引となってくるので、勝栄丸各船の航海計画と照らし合わせて検討していくことに。 今後も引き続きいい提案をお待ちしています

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:45
2022年09月12日
88佐賀明神丸で採用の撥水フィルム

早朝4時過ぎ、まだ外は真っ暗ななか気仙沼魚市場に向け車を走らせて。 最低気温が20℃を下回るようになってきて、会社支給のウインドブレーカーを着込んでの防寒対策。 もうそんな季節ですね

このところ気仙沼への生鮮かつおの水揚げがほんと少なくて、沖合いの漁場では各船が競い合うようにかつおのナブラを探索しているもののまとまった漁獲量に繋がらない、そんな日々が続いています

26年連続生鮮かつお水揚げ日本一、首位の房州勝浦港まであと約900トンですがなかなかその差が縮まらない。 気仙沼の水産会社も製氷・冷凍・製函・輸送・燃料供給などの企業にとってもたいへんな年となっています。 加えてさんまの水揚げもなくて、盛漁期のはずの気仙沼魚市場が閑散として

週末には88佐賀明神丸さんが入港して早朝からのかつおの水揚げで一週間を締めくくりました。 船頭さんと今の状況などについていろいろとお話しをしていると、営業マンらしき人が近づいてきて

佐賀明神丸の船頭さんは面識あるらしく、お二人の話しを聞いて見ると、今年から採用した撥水フィルムについての情報交換でした。 水揚げと並行しておこなっている船体洗浄の様子をよく見ると、操舵室の窓の水弾きがすごくいいのに気がついて。 船頭さんや船長さんも撥水フィルムを絶賛していました

幅60㎝で希望のm数での注文、ロール状で納品との事。 窓への貼り付けは乗組員で簡単にできるそうで、波のしぶきが窓にあたっても視界良好で、安全性にも寄与。 反射がないので眩しさも軽減される。 航海計器のモニターに張り付けると表示が見やすくなるとのアドバイスも。 いいかもしれません

さっそく名刺交換させていただいて、東日本地区の営業からの連絡をお願いして。 沖で操業中の勝栄丸の船頭さんにもさっそく情報提供して感触をうかがって。 日本海側で操業をおこなう多くの漁船、いま漁期中のサンマ船、そしてかつお一本釣り漁船にも導入されつつあって、88佐賀明神丸でも採用

勝倉漁業が運航する遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸各船への採用も検討してみようかと。 昼夜を問わず稼働する遠洋まぐろ船には特に大きな効果を発揮するのではと。 いいものを紹介して頂きました

ご興味のある方はこちらをご覧ください

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:47
2022年09月11日
みしおね横丁Ten(T)でソーキそばの赤

9月に入っていちども青空を見てなかった感じだけれど、この週末は久しぶりにいい天気になった気仙沼。 それでも日中の気温が25℃くらいと、やはりもう季節は秋。 しばらくはこんな天気が続きそう

気仙沼を出港しインドネシア・バリ島ベノア港にて燃料や食料などの補給をおこなったあと南下航行、豪州西岸沖の南インド洋にて8月初めから行われていた今季のミナミマグロ漁も各船ほぼ終了

勝倉漁業では第7勝栄丸と第123勝栄丸の2隻がこの海域に出漁していますが、どちらも順調な漁獲でほぼ予定通りの日程にて漁獲枠の上限に達して漁場離脱。 乗組員の皆さんお疲れさまでした

両船は漁場移動のため補給基地のバリ島ベノア港に向けての航行。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんは、時化海でのまぐろ漁を終えてホッとされているものと思います。 気をつけて航行して下さい

大西洋の2隻も北東大西洋アイルランド沖でのクロマグロ漁を控えこれから様々な予定が入ってきますね。 そうした動きなど情報交換をしながら、取引先の社長さんらとみしおね横丁でのランチでした

ここしばらく行ってなかった魚市場前みしおね横丁のTen(T)さん。 もうすでにおなじみになった気仙沼唯一といっていい沖縄料理のお店。 ここのソーキそばの赤がとっても美味しくてお気に入りです

アミ海老からとった真っ赤なスープは、見た目とは違ってまったく辛くなく、海老ダシがとっても上品な旨さを醸し出していて、ソーキそばとの相性バツグン。 柔らかく煮込んだ豚肉も最高。 美味いです

カウンター席でランチを食べながらお話ししていると、気がつけば一時間ほど長居してしまって。 居心地がいいからなのでしょうけど、みしおね横丁はどのお店もおすすめです。 こんどは鶴亀食堂かな

各海域で活動する各船の状況や、かつお船やサンマ船などさまざまな漁業の情報について、ゆっくりと情報交換する事ができました。 冬場の牡蠣のソーキそばばも美味いけど、定番のこれお勧めです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:39
2022年09月10日
安市丸さんの生鮮かつお水揚げ

朝方は半袖じゃちょっと寒いくらいの気温になって、だんだんと季節が秋に移ってきている気仙沼です。 台風12号も発生したようで、今後の動きにも注意しなければなりません。 体調に気をつけましょう

早朝の魚市場、生鮮かつおの水揚げのために早起きしての出勤の日々ですが、ふと気がつくと夜明け時間がだんだんと遅くなってきていて、家を出る時間帯は外はまだ真っ暗。 まるで夜中のようです

魚市場に着いて仕事をしているとだんだんと夜が明けてくるのですが、そうしたまだ夜明け前の時間帯に安市丸さんが投光器を照らしながら入港で、慣れた操船にて着岸。 安心して見ていられますね



依然として生鮮かつおの漁場は沖合い遠く、気仙沼を出港してから戻るまでの一航海に要する日数は各船ともに一週間ほどとなっていて、それでもなかなかまとまった数量にならず、苦労されています

特大や特2サイズの4㎏~7㎏のかつおが主体であるのは変わらないものの、最近では1㎏前後の少々サイズも混じるようになってきて、このサイズが来年の中小、中になっていくんだよなあと思いながら、やはり今年のサイズ組成は例年とは大きく違っているのを実感。 2.5~3㎏サイズが全く揚がりません

新聞報道でもありましたが、房州勝浦港との生鮮かつおの水揚げ数量の差が約900トン。 気仙沼へのかつおの水揚げ数量がなかなか伸びないなかで、いつ逆転できるのか期待し見守るしかない

安市丸さんをはじめ操業各船の皆さんには、かつおのナブラが少ない中ではありますが、まとまった数量の漁獲を目指して頑張ってほしいと思います。 くれぐれも安全操業にきをつけて、頑張って下さい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:58
2022年09月09日
新人船員のリクルート活動が「biz SPA!フレッシュ」に

このところ毎日どんよりとした天候が続いている気仙沼です。 秋を感じさせてくれるような青空はどこにいったのかまったくなくて、湿度の高い日々。 秋漁の盛り上がりもイマイチで今年は厳しいですね

いまが盛漁期の生鮮かつおとサンマ漁。 ここにきて生鮮かつおの水揚げ数量がほんとうに少なくなっていて、26年連続水揚げ日本一を目指しての毎日だけれども、この分だとちょっと危うい感じもします

そしてサンマ漁もなかなかに厳しい様子で、気仙沼にも一度だけ水揚げがおこなわれてからは後続船の水揚げがなく、北海道花咲港を中心とした水揚げで、気仙沼へのサンマ水揚げはもう少し先かと

一方で、遠洋まぐろ漁船は各漁場共にまずまずの漁模様で、単価高ともあいまって気仙沼を基地にする各船も好成績となっていて、燃油高や資材高騰の折ではあるけれど、乗組員の皆さんの奮闘が報われる状況にあります。 そうした中で、全国からたくさんの新人船員が気仙沼のまぐろ船に乗船しています

新人船員のリクルート活動の中心となっているのは、宮城県北部船主協会という組織。 新人船員のリクルート活動にSNSなどで情報を発信してきました。 Twitterやブログ、インスタグラムやYouTube、そして最近ではTicTokでの動画配信。 こうした情報を見て応募してくる若者が多くなってます

船主協会でおこなっているTicTokでの情報発信について、このほど『週刊SPA』が運営するニュースサイト『biz SPA!フレッシュ』に取り上げていただきました。 月間1,300万プレビューという情報サイトなので、これで何か別の展開が生まれるのではと期待しちゃいます。 皆さんもぜひご覧になって下さい

『biz SPA!フレッシュ』の記事はこちらから
https://bizspa.jp/post-663854/?fbclid=IwAR2Dn7WgEQkcTya5gaPACxKklv8Qyhv4cRjPoBjMq6yyzENrmzPh_DRo-6M
かつてはいろんな都市伝説も聞かれた遠洋まぐろ漁業。 そうしたネガティブな根も葉もないうわさを払しょくする船主協会の情報発信には、私達がおこなってる遠洋まぐろ漁業の真の姿が映し出されていて、そうした情報をみた若者が安心して乗船し、活き活きと仕事に精を出す、好循環が生まれてきています

新聞やテレビ、そしてこういうメディアに取り上げられることにによって、気仙沼の遠洋かつお・まぐろ漁業界に新しい風が吹き込んで、幹部船員の顔ぶれも徐々に若返ってくれたらと思います。 これからも引き続き若手船員の採用と育成に業界をあげて取り組んでいかなければなりませんね。 頑張りましょう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:32
2022年09月08日
イシカワライブキッチンで青椒肉絲丼

台風11号が日本海側を北上して、北方領土方面へと抜けるコースをたどった今週。 三陸沿岸や沖合にはまったく影響がなくって、まずは一安心。 日本海側の地域での被害はなかったですかね

いま気仙沼の遠洋まぐろ船では、新人船員を全国から募集して、各船へと乗船させるリクルート活動を積極的におこなうなか、鳥羽商船高専から採用した船員のご挨拶と校長先生がお見えになりました

初対面の校長先生と約1時間ほどのお話しの中で、現在気仙沼の遠洋まぐろ船がおこなっている洋上作業や船内生活などさまざまな改善点についてご説明して、受け入れた新人君の現況もお伝えして

主に内航や外航商船に船員を輩出している鳥羽商船高専にあって、こうして遠洋まぐろ漁船へと就職するのは稀なことながら、いきいきと仕事に精を出し、皆さんに可愛がられている若者に満足した様子

これからもこうした船員育成を継続して取組んでいきたいと思います。 そうしたお話し合いを終えてのお昼時、南町イシカワライブキッチンに取引先の皆さん方と一緒にランチミーティングに行ってきました

日替りランチは人気の青椒肉絲丼。 オイスターソースで炒めたご飯も美味しい、毎回売り切れ必至のメニューです。 もちろんポテトサラダはきゅうりが入っていない、ちょっと酸味の効いた味付けが絶妙

ランチを食べながらの約1時間ほど、いろんな情報交換をしながらの有意義な時間を過ごして。 いま内湾地区で計画されている社会実験、会場レストラン構想などの話しですごく盛り上がりました

美味しいランチを食べて、紅茶などを飲みながらゆっくりとミーティングできるお店。 私たちの第二の応接室みたいな感じなので、これからもちょくちょく利用させて頂こうと思います。 ごちそうさまでした

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:50
2022年09月07日
漁場が遠い中でカツオ漁に奮闘中

カラッと晴れたこの時期らしいすがすがしい青空がまったく見えず、毎日どんよりとした曇り空が続いている気仙沼です。 心配された台風11号も日本海側を北上して難なくすんでほんとよかったですね

それなので三陸沖でおこなわれている一本釣りのカツオ漁には今回の台風の影響は一切ありませんでしたが、日々沖の情報が入ってきますが、なかなかに厳しい様子。 各船の皆さんご苦労様です

東経150度付近もしくは以東にておこなわれている今の漁場配置。 気仙沼から2昼夜も沖合いでの操業なので、各船ともに入港頻度は少なくなっていて、一日あたり5隻ほどの水揚げとなっています





そうした中で、23長久丸さんが入港して、生鮮かつおと新口のメバチマグロを水揚げして頂きました。 20㎏台が中心のメバチマグロ、中には40㎏近い大物もあって、一本づつ目方を量っての選別です

先日の時化以来、沖の漁模様がさらに一段と厳しくなっているようですが、23長久丸さんもかつおのナブラの探索に乗組員が総出であたった数日間の操業ご苦労様でした。 次も頑張ってほしいです

今年は近い海域にカツオの回遊が見えず、沖合い遠く漁場探索する各船なので、この燃油高騰の折もあってたいへんなシーズンですが、また新しい北上群が登場して、盛り上がってほしいですね

明日は大船渡に5隻の三笠丸船団が入港し、52トンのサンマの水揚げを予定しているとの情報。 8月末の初水揚げ以来、気仙沼へのサンマの水揚げがないので、後続船が早く入港してくれることを期待したいです。 そしてかつお一本釣り各船の皆さんには、安全航海に心がけ、好漁されますよう願ってます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:00
2022年09月06日
まるきの煮干そばが更に美味しく

このところ毎日、どんよりと曇った湿気の多い天候が続いている気仙沼です。 もう何日間もカラッと晴れた青空をみていないような気がしますが、このまま本格的な秋の季節に移っていくのでしょうね

台風11号がゆっくりとした速度で北上し、今週半ばには日本海側を通るコースをたどる予報なので、太平洋側の気仙沼や三陸沖にはあまり影響が出ないのではないかと。 被害がでないといいですね

早いもので今年ももう9月になって、南インド洋でおこなわれているミナミマグロ漁も佳境に入っていて、約3分の1ほどの船がすでに割当てられた漁獲枠に達して漁場を離脱。 毎日その動きがあります

勝倉漁業の第7勝栄丸も順調に漁獲を重ねて、各船のなかで早いタイミングでミナミマグロ漁を終え、補給基地のバリ島ベノア港に向けて航走を開始。 123勝栄丸もあと数回の操業となりました

日本とは真逆の季節、冬の海でおこなわれるミナミマグロ漁なので、事故や怪我なく終える事ができホッとしました。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、今季のミナミマグロ漁お疲れさまでした

そうした動きのお昼時に、少し遅い時間帯になってしまって、この時間帯なら並ばずに入れるでしょうと田中前のまるきさんに行ってきました。 手指消毒後にすぐにカウンター席に案内してもらって

このところはなかなか食べる機会のなかった人気メニューの煮干そばを注文。 以前に比べて濃厚さが増して、さらにバージョンアップしたので食べてみて下さいって、店主直々に説明してもらって

その言葉通り、ほんと濃厚なスープに中太麺がよく合う、最高の煮干そばだと思います。 券売機の配置も、お客さんが選びやすいようにレイアウトを変えてあって、このご時世だから少しだけ料金改正

こういう美味しいラーメンをいつでも食べれるんだから気仙沼人は恵まれてるなあって思います。 次に来た時には、背脂生姜醤油もいい。 またつけ麺も食べたいなあって思うので、宜しくお願いします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:58
2022年09月05日
漁具リサイクル事業の記事がOPRTニュースレターに

台風11号が猛烈な勢いを維持したまま沖縄地方に接近しつつあって、夏休み期間中の空の便も含めて大きな混乱が伝えられています。 集中豪雨や強風など、被害が少なく過ぎ去ってくれるといいですね

8月20日に解禁となった大型棒受け網漁船によるサンマ漁は、各船ともに一航海目の操業を終えて、北海道花咲港をメインに大船渡や気仙沼などに分散して入港し、水揚げを終えて漁場向け出港しました

事前におこなわれた漁場調査によって、昨年よりも来遊量は多いものの小型のサンマが主体となるとの発表でしたが、各地に水揚げされたものも含めて、100g以下がほとんどの組成と、調査結果通りに

そのため今のところは昨年の半値ほどでの取引となっているので、漁獲数量が増えてくるのと合わせてサンマが成長してサイズアップしてくれることを期待したいと思います。 漁期はあと3ヶ月ほどですから

気仙沼でいま私たち遠洋まぐろ漁業者が協力しておこなっている廃棄ナイロンテグスのリサイクル事業。 その事業をおこなっているのがベンチャー企業のAmu(株)で、一からこの事業を立ち上げた代表の加藤さんへのインタビューが「責任あるまぐろ漁業推進機構」OPRTのニュースレターに掲載されました

遠洋まぐろ延縄漁船が、その延縄漁に使用するのがナイロン製の幹縄で、その幹縄の全長は15万m以上にもなり、キズや劣化・消耗などによって3年から5年で新しい幹縄ナイロンに入れ替えになってます

気仙沼に帰港した際などに、廃棄物として処理する幹縄テグスを陸揚げし、各漁業会社の倉庫などにいったん保管。 産業廃棄物として焼却処分されるのが通常でしたが、この使い古した幹縄ナイロンテグスをリサイクルするAmu(株)のビジネスプランに北かつ組合としても賛同しここまで進めてきました

素材としても素晴らしい品質のナイロンテグスなので、これから様々な用途にリサイクルされ、将来の資源にもなって活用されていけばいいですね。 気仙沼の遠洋漁業者としても、海洋ごみの削減に向けての大きなアピールをするチャンス。 このリサイクル事業をぜひ成功させてほしい、そう願っています

OPRTニュースレターはこちらから

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:17
2022年09月04日
夏季休暇明けで23佐賀明神丸が始動!

朝方は長袖じゃないと肌寒いくらいな気温になるけれど、日中は曇り空ながらもむし暑さを感じる天候の気仙沼です。 早いものでもう9月になって、なかなか秋漁が本格化しないのが心配な毎日です

三陸沖で操業をおこなう一本釣り漁船による生鮮かつお漁。 昨日の勝栄丸ブログでもお伝えしましたが、8月までの集計では数量が昨年の27%にとどまっていて、房州勝浦港の数量まであと約1000トン

漁場が遠く、東経150度より東の海域にて、各船の魚群探索がおこなわれているので、なかなか一日当たりの水揚げ数量が伸びてこない。 今週も多くて100トン水準なので、昨年とは格段に違います

お盆前後から各一本釣り漁船は気仙沼港に係船して一週間から10日間ほどの夏季休暇をとっていましたが、いまはほとんど操業再開となっている中、23佐賀明神丸の船員さん達が復船し出港でした

高知から大阪を経由して仙台空港へ、そしてレンタカーをチャーターして気仙沼入りした乗組員。 港町岸壁おさかな市場前に係船していた船に到着早々に作業着に着替えて魚市場へと岸壁シフトです

かつおの冷やし込みに使う清水を漁艙いっぱいに積込むのに約1時間ほど。 それと並行してフルノの技師さんによる機器類の調整をおこないながら、乗組員の皆さんは買い出しのためにコンビニへGO

だんだん辺りが暗くなってきた時間帯に餌場向けの回航準備も完了して、勝倉漁業のスタッフや取引関係者の見送りを受けて、館山の餌場へと出港した23佐賀明神丸さんでした。 くれぐれも気をつけて

ひとまわり小型のカツオ船の23佐賀明神丸さんは、現在おこなわれている沖合い遠くの漁場選択ではなく、自分のホームグラウンドにてこれから操業を継続する事になります。 今年のドックもおそらくは気仙沼でおこなう予定みたいなので、12月には皆さんにまたお会いできるのかなと。 頑張って下さい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:15
2022年09月03日
ラスパルマス出張技師からの帰国報告

湿度の高いどんよりと曇った天候が続く9月初めの気仙沼です。 このところコロナの新規感染者数が高止まりしていて、気仙沼でも毎日多くの感染者が発表されているので、気をつけて生活したいもの

本来であれば、例年この時期は一年でいちばん忙しいはずの気仙沼魚市場ですが、頼みの綱の生鮮かつおの漁獲が今年は少なくて、今年はいったいどうなってしまうんだろうと、不安を抱える毎日

このたび発表された各漁港ごとの生鮮かつおの8月までの集計結果を見ると、房州勝浦が7,416トンでトップ、気仙沼は942トン少なく6,474トン、鹿児島が5,885トンで続いているという結果になってます

26年連続生鮮かつお水揚げ日本一を目指す今年の気仙沼。 房州勝浦港との差があと約1000トンのところまできていますが、この9月の水揚げでなんとか逆転を果たしたいもの。 頑張って行きましょう

そうした今週に、ラスパルマスにてドックした第1勝栄丸と第127勝栄丸の整備工事を担当した技師がこのほど帰国したので、現場で撮影した写真や動画などのデータを持参して頂いての帰国報告でした

現地関係者などが次々とコロナ感染して、実際に作業にあたる人員が不足するなかで、ほぼ予定通りの日程で整備工事を終わらせて頂きほんとうに助かりました。 さすがはベテランの技師さんですね

気仙沼の遠洋まぐろ船では若手幹部船員がどんどん誕生している中で、経験の浅い乗組員を陸上からいかにサポートしていくかもこれから需要な要素になってきます。 現地での整備工事にあたった技師の方々は、それぞれの船の状況がいちばんわかっているので、航海中にアドバイスも求めることも

久しぶりの帰国でまだ時差ボケも残っているとのことですが、詳細な報告を頂きましてほんとうにありがとうございました。 今後とも勝栄丸各船のサポート方どうぞ宜しくお願い致します。 お疲れさまでした

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:58
2022年09月02日
生鮮かつおの漁場が依然として遠く

朝方は半袖では肌寒いくらいの気温だったけど、日中になると湿度の多いむし暑さも感じるような天候となっている週末の気仙沼です。 台風11号の動向も気になるところ、引き続き頑張っていきましょう

今週は比較的、生鮮かつおの水揚げ量がまとまった気仙沼ですが、まとまったといっても多くて100トン水準なので、例年に比べるとほんと少ない数量が続いています。 近場にまったくカツオがいません

漁場は2昼夜ほど沖合いの東経150度以東。 サメ付きの群れがほとんどのようで、潮の流れもものすごく早いみたいで、カツオのなぶらが移動してしまって、なかなかまとまった漁獲に繋がらないと





その中でも、きょうは23長久丸さんと安市丸さん、どちらも三重県船籍のカツオ船に入港していただいての早朝からの水揚げでした。 依然としてかつおのサイズはいずれのロットも特大中心の組成

気仙沼港ではここまで合計で6500トンほどカツオが水揚げされ平均単価は435円。 昨年に比べて数量で27%、単価は244%となっており、今年の数量減、単価高が数字でも確認する事ができました

房州勝浦港との数量の差が約1000トンほどあるので、いまの数量では逆転するのに一ヶ月はかかるんじゃないかと。 なんとかこの9月、各船の漁獲に期待して、26年連続日本一を達成したいもの

23長久丸さんと安市丸さんには、これから数か月の残りの期間を、安全航海にて好漁に恵まれますようにと願い、陸上からサポートさせて頂きます。 次の航海も頑張ってきて下さい。 引き続き宜しくです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:51
2022年09月01日
1日10食限定!「本鮪ステーキセット」提供開始

毎日どんよりとした曇り空、そして雨模様が続く気仙沼です。 沖縄地方には台風11号が発生し、最大風速80mと猛烈な勢いとなる予想で、今後の進路が気になるところ。 被害ないことを祈ります

8月のお盆前後は、夏季休暇をとる一本釣り船が多く、生鮮かつおの水揚げ数量は少なめで推移してきましたが、ここにきてようやく操業船も多くなってきて、100トンを超す水揚げ数量が続いてます

それでも漁場は遥か沖合い、気仙沼まで2昼夜近くもかかる場所なので、各船ともに航海日数は長めになっていて、まとまった数量を持ち帰ろうと日々かつお漁に奮闘中の様子。 頑張って下さい





そうした今週、9月1日から北かつまぐろ屋田中前店で提供開始となる新メニューの最終試食会という事で、北かつスタッフと時間を合わせてお店に集合。 本鮪ステーキとまぐろ漬け丼を試食でした

私たち北かつ組合所属船が、北東大西洋アイルランド沖にて漁獲したクロマグロ。 そのテールに近い部分を輪切りにして、ガーリックバター醤油の味付けで、ジュっと焼き上げた自信作のまぐろステーキ

北かつまぐろ屋で人気の「まぐろ漬け丼」とのセットで1日10食限定で提供することに。 もちろんメカジキのカマトロステーキのセットメニューもあるので、2種類のステーキを食べ比べるのも良しですね

それほどストックがあるわけではないので、あっという間に売り切れになるかもしれませんが、いつも来店頂く常連客の皆様へのサービスの意も込めて、リーズナブルな価格設定での提供です。 北かつまぐろ屋田中前店の新メニュー「本鮪ステーキセット」をぜひこの機会にご賞味ください。 マジ美味いです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:09