宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年07月31日

第1勝栄丸の発注工事完了を確認


第1勝栄丸の大西洋漁場への出港を来週に控え、一か月以上にもわたりおこなわれてきた宮城県造船による修理工事もようやく完了の目途が立って、現場に出向いて工事完了の確認をおこないました タイ

宮城県造船の現場主任と第1勝栄丸の船頭さんらが朝9時半に本船に集合。 本船から工事発注したリストに沿って、甲板部・機関部それぞれに確認して仕上がり具合などをチェックしていきます ブック

最初にオーダーした項目から追加で増えた項目もあって、現場の職人さんを含め土日祝日を返上して本船の工事にあたっていただいたみたいで、なんとか工期にぎりぎり間に合わせてくれました。 親指

船内いたるところで工事をおこなっていたものだから、このままの状態では新たな仕込み作業ができないので、工事完了引渡しを受けて乗組員や会社スタッフが協力して船内の片付けと清掃作業 icon12

各船員室をひとつひとつ手分けして掃除機をかけて、ロッカーに残っている私物を撤去し、洗剤での拭き掃除。 寝具類も新しく調達したから、古いものは処分。 みんな汗だくで対応してました 花丸

食堂や賄室なども、週明けの食料品の積込みやインドネシア船員の乗船の前にしっかりと清掃して、食料品などを積込める状態にしなければならず、この週末はそんな作業で忙しくなりそう、よろしくです OK

本船の出港まであと一週間ほどとなり、一気に慌ただしくなってきた第一勝栄丸。 インドネシア船員の乗船もまもなくで、週明けからの仕込み作業に向けて船内の片付けが進んでいくことでしょう いかり

港町岸壁に縦付け係船の状態から、洋上試運転を経てプラザ下に横付けするのももうすぐ。 出港は8月7日(金)大安吉日を予定していますので、関係者の皆さんには宜しくお願いしたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:31

2020年07月30日

生鮮かつおの盛漁期なのに。。。


どんよりと曇ったちょっと肌寒いくらいの気仙沼港の朝です。 来週くらいからは天気もよくなって気温も上がってくるとの事なので、そろそろ梅雨明けも近いんじゃないかと思います。 もう8月ですものね icon02

すでに盛漁期に入っている気仙沼港を基地にした生鮮かつお漁ですが、勝栄丸ブログでもお伝えしてきたように、今年の三陸沖の海はちょっと例年とは違っていて、かつおの水揚げ量がほんと少ないです !

きょう入港した88佐賀明神丸の船頭さんにお話を伺うと、東経149度まで船を出してカツオのナブラを探したけれど、大きいサイズのカツオの群れがなくて、次の航海はどうしようと悩んでいるとの事でした 船


今回水揚げしたような小さいサイズのカツオを40~50トンまとめて持ってくれば、それはそれである程度の金額にはなるけれど、秋口や来年のことを考えるとそれも躊躇してしまうとも話していました camera

これまで毎年、かつおを水揚げしてきているけれど、今年のようなことはかつて経験したことのない異常事態。 旋網船によるカツオの搬入量も、ひと頃に比べると数量的には半分以下、1/3ほどになってきたので、ほんとうに三陸沖のカツオの回遊量が少なくなっているんだなあっていう事が想像できます 汗

三陸沖に台風でもきて、海水がかき回されて、いま食いつきの悪いカツオの群れが急に釣れだすこともあるから悲観ばかりもしていられませんが、各船ともに夏休みをとりながらの運航になってくる時期なので、気仙沼港でのかつおの水揚げは当面の間ちょっと厳しいものになっていくのかなと感じています タイ

各船ともに夏休みの計画を練る中で、やはり悩みの種が新型コロナウィルスの問題。 各地に帰省する船員の安全をいかに確保するのか、それぞれにいろいろと考えながらの対応で、勝倉漁業としても各船へ情報提供をしながら、今後の運航のお世話をしていきたいと思います。 皆さん頑張ってください! face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:38

2020年07月29日

新人船員への乗船前研修始まる


気仙沼の遠洋まぐろ漁業界をあげて継続的に取り組んでいるのが幹部船員確保・育成のプロジェクトです。 宮城県北部船主協会を中心に求人活動を行い、新人船員を毎年数多く採用してきました icon12

気仙沼を母港として漁業活動を行う近海・遠洋まぐろ船で、各船ともに若い船員が活躍する姿が見られて、最近出航したマグロ船にも海技資格取得に向けて頑張っている若い船員の姿が見られました 親指

勝倉漁業が運航する勝栄丸各船にも、ベテラン船員とともに若い船員が乗船していて、大西洋に向けて来週の出港を予定する第1勝栄丸にも新たに新人船員が乗船することになって、新人船員に必ず行う5日間の乗船前研修が船主協会の会議室で開始されたので、講師の先生にご挨拶に伺ってきました タイ

遠洋まぐろ漁船での実際の作業スキルのすべてをこの短期間の陸上研修で習得することはできないけれど、船員としての入り口に立つ彼らに対しての、船員としての心構えや船内規律、基本的なロープワークや延縄漁のイロハ、マグロ漁のDVD視聴などおこない、乗組員になる準備をおこなっているんです 船

すでに船員手帳やパスポートを取得して船員保険にも加入し、手続き上は船員の資格となりましたが、実際の海の上での共同生活を伴うお仕事は、これまで生活してきた環境とはまったく違うものになるので、この乗船前研修を通じてすこしでも違和感なく洋上生活にはいれるよう頑張ってほしいと思います 音符

船頭さんOBの方々が輪番で講師を務めて頂いているこの乗船前研修。 ちょっと見学させてもらっただけでもけっこう厳しく教えているのがわかります。 それっていうのも、いちばんは安全に怪我なく仕事をしてほしいからと、一日も早く洋上での作業に慣れて一人前の船員になってもらいたいとの思いから camera

この乗船前研修を通じて、マグロ船での仕事内容や生活環境をよく理解し、第1勝栄丸の乗組員の皆さんにも好感を持たれるような船員になってほしいです。 5日間の乗船前研修、よろしくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:25

2020年07月28日

久しぶりに開催の「気仙沼みなとでマルシェ」


世界的な新型コロナウィルスの感染拡大がとまらず、遠洋まぐろ船の運航にも大きな影響が出ていて、スペイン・ラスパルマス港以外への渡航や船員交代などができない状況が続いています 汗

このままの状況が来年まで続いていくとは想像したくもないけれど、そうした状況も想定した中で勝栄丸各船の運航計画を立てていかなければならず、日本そしてラスパルマスを基地としてのマグロ漁を念頭に置いて、各船ともに出漁の準備をしているところ。 第7勝栄丸の運航計画も大きく変わりそう 船

そんな状況のなか、気仙沼の第68福洋丸さんが南太平洋に向けて出港するという事で、船頭さんにご挨拶と出船送りに行ってきました。 初めてお会いする68福洋丸の船頭さんは7勝栄丸・123勝栄丸の船頭さんと同級生ということで、沖合でも宜しくお願いします。 航海安全と大漁をお祈りいたします クラッカー




年末の開通に向けて工事が進む気仙沼湾横断橋のしたを大漁旗をなびかせて出航する68福洋丸さんを見送ったあと、久しぶりに開催されている「気仙沼みなとでマルシェ」にランチに行ってきました 音符

まずはのどが渇いたのでPRISMのレモネードを買って席について。 すっきりさっぱりした爽やかなレモネードが蒸し暑い陽気には心地い感じ。 実行委員会ブースの牡蠣のグリルと赤皿貝の炊き込みご飯や、タコ焼きや唐揚げ、カツオのフライなどをみんなでつまみながら、久しぶりのマルシェを満喫です クラッカー

新型コロナの影響で、こうしたイベントもこれまで自粛されてきましたが、こうしてマルシェが再開するとなんか普段の日常に戻ったように感じますが、その傍らではお手伝い頂いているスタッフがアルコールでテーブルなどを消毒する姿もあって、感染予防策をとりながら行っているんだという事がよくわかる icon12

この連休中は、市内の観光施設はどこもたくさんのお客さんで、市内の道路は渋滞も見られたみたいなので、これからお盆までの夏真っ盛りの観光シーズンを、最大限の注意や対策をとりつつ、たくさんのお客さんに来ていただきたいもの。 久しぶりに開催された「みなとでマルシェ」ですごくリラックスしました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:51

2020年07月27日

みらい造船から第7勝栄丸が下架に


7月下旬になって、そろそろ梅雨明けもそこまできているのかなっていう感じになってきた気仙沼です。 各地での豪雨被害など、新型コロナ禍での避難生活を強いられている皆さんはほんとにたいへんな思いをしている事かと。 GoToキャンペーンによって感染拡大につながらなければいいなと思います 汗

このところは雨も降らずに比較的過ごしやすい気温で、ここにきてようやく第7勝栄丸がみらい造船からの下架の日を迎えました。 南アフリカ沖でのミナミマグロ漁から気仙沼に戻ったのがちょうど1か月前。 数日後にはみらい造船に上架となったから、第1勝栄丸に続いてこちらも1か月の上架期間 クラッカー

みらい造船からの下架前日には、船底や船尾まわりの最終確認をおこない、プロペラシャフトや舵板も装着され、船体防触ための亜鉛版が業者により取り付けられたけれど、どうしても手の届かない高いところは高所作業車を使っての取付になる。 斎民商店のスタッフも亜鉛板の装着作業を見守ってました 親指

朝8時に乗組員がみらい造船に集合。 すでにシップリフトで下架途中の本船に乗船して、みらい造船から内湾に移動。 陸上からのもやいとりのお手伝いに、取引先の業者さんがきてくださいました 花丸

出港するのがまだ1か月も先の事なので、しばらくの間はこの場所にて係船し残る工事などをおこなうことになる。 ドック中に汚れた上甲部などを、乗組員総出で洗剤を使って洗い流して作業終了 船

新型コロナ禍での休暇なので、乗組員の皆さんも旅行や温泉などに行くことも躊躇するような環境ですが、これから梅雨明けしてお盆も控えて、ゆっくりとプライベートを楽しんでいただきたいです 温泉

みらい造船にて船体塗装などをおこなって外側はすごくきれいになりましたが、機関場や作業甲板などの整備が残っています。 関係業者の皆さんには、引き続きしっかりと対応お願いしたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:39

2020年07月26日

オープンから一周年を迎えた「みしおね横丁」


東日本大震災で壊滅的とも思える被害を受けた三陸沿岸そして気仙沼。 震災から10年目となって被災地域の復旧はだいぶ進んではきたものの、いまだ復旧・復興の途上にあるのは確かな現実です タイ

それでもこの9年の間、それぞれの分野・お仕事・生活の中で必死に再建を図ってきて、その成果がここにきて少しずつ形になってきて、かつての気仙沼とはまた違った顔の水産都市になりつつあります 船

新しく整備された水産加工場や冷蔵庫、みらい造船に象徴される気仙沼の造船業界の再編、漁業界においても協業化が始まり、内湾の新しい施設・景色や魚市場前の整備など。 気仙沼湾横断橋も年末には開通する見込みなので、水産都市としての魅力がますます大きくなっていくんだろうなと思います 花丸




そんな中にあって魚市場前に昨年完成した「みしおね横丁」は、市民や観光客の新たな憩いの場になっていて、このたび一周年を迎え盛大にイベントが開催されました。 一周年おめでとうございます クラッカー

気仙沼港に入港する乗組員のために震災で無くなった銭湯を復活させた鶴亀の湯。 鶴亀食堂やインドネシア料理WarungMahal、沖縄料理Ten(T)、メキシコ料理Cheerseers、ラーメン成道、BAR「PRISM」、漁船に乗船している船員や陸上で働くインドネシア人のためのお祈りの場もあるみしおね横丁 音符

連休中に3日間にわたりおこなわれた一周年イベントでは、テラス席や店内などで各店おすすめのお料理やお酒を仲間と一緒に楽しむ様子や生演奏によるミニライブなどもあって、たくさんの知り合いの皆さんの顔も見れてほんとうによかったです。 ここまでみんなで作り上げたんだからたいしたものですね 食事

気仙沼へのアクセス道も整備され湾内が一体的に開発されてくると、こうした市内の施設がそれぞれに魅力を発信することがますます重要になってくる。 2年目のみしおね横丁にも大いに期待しましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:17

2020年07月25日

連休中も開市対応の気仙沼魚市場


7月も残すところあと一週間となりましたが、いっこうに梅雨明けの気配もない気仙沼。 曇り空や雨模様の日が続いて、湿気が多くてこの季節はちょっと苦手かな。 早く梅雨明けしてほしいです icon02

先日までの豊漁だったカツオ一本釣り漁船によるびんちょうがすでに終漁して、漁獲対象がカツオに切り替わっていますが、各船ともになかなか思うような釣果がなくて、ナブラを探すのに必死の様子。 この連休中も気仙沼魚市場は盛漁期を迎えたカツオ船などの水揚げに対応すべく開市となっています 花丸

1.5㎏前後の小サイズを釣ってもあまりお金にもならないから、大きなサイズの魚群を見つけようと船間連絡を取りながらの漁場探索になっていて、まだ思うような結果に結びついていないのが心配 船



23日には83佐賀明神丸と88佐賀明神丸の二隻がそろっての入港でした。 ナブラはあるけれど、その魚群は少なくて、大きめのカツオをまとめるのに苦労しているとの事でしたが、4㎏台の特大中心のサイズ組成で、脂のりも見られてすごく美味しそうなカツオだったので、これからの漁模様に期待しましょう 親指

そして昨日は巻網船が4隻で435トンの搬入量。 そのうち「小」や「小小」の気仙沼でいうピンガツオが370トンと、なんと85%も占めていて、例年のような2~2.5㎏物のかつおがどこかに行ってしまったのか組成の違いにちょっと困惑しながらの盛漁期。 一本釣りは8隻で50トン、うち新口が19トンでした 汗

このピンガツオが来年には大きく成長して大漁の年になるとの予測もありますが、巻網船がどこまで獲ってしまうのかちょっと心配。 それでもカツオ全体とすれば数量も揚がり始めたので、あとは一本釣り船の夏場以降の漁獲に期待するところ。 関係船の船頭さんや乗組員の皆さん、頑張って下さい タイ

例年ですともう少しで各かつお船の皆さんも短期間の夏休みに入ります。 今年は陸路での移動を避けて、船で故郷に帰るケースも多くなっていて、すでに数隻が夏休みで気仙沼をいったん離れました。 「揚げ出し」が続き疲れが溜まってきた頃かと思いますので怪我等に十分気を付けて操業して下さい face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:02

2020年07月24日

みしおねテラス席でのビアパーティー


この4連休となった週末を皆さんはどのように過ごされているでしょうか。 不要不急の外出自粛が呼びかけられ特に大都市圏の皆さんはそれぞれ注意しながらステイホームとなっている方も多いはず 花丸

一方ではこの22日からGoToキャンペーンがはじまって、観光地などに繰り出す人や家族旅行など、気仙沼でも県外ナンバーが結構目立つようになってきました。 これを機に帰省っていう方も多いのでは !

新規感染者の増加が止まらず、これまで以上に気を付けて行動しなければならない世の中になったから、首都圏等への出張自粛は継続しつつ、取引先の方々とは情報交換を密にして、勝栄丸各船の運航に対応していきたいと思いますので、関係者の皆さまには引き続きどうぞよろしくお願い致します 船



そんな状況の中で、取引先のお客さまが気仙沼にお越しになって、どこにご案内しようかなと考えた末、そうだみしおね横丁の屋外のテラス席でのビアパーティーもいいなって、まずは会場設営から開始 音符

換気のいい屋外での食事会はまるでリゾートにいるような雰囲気。 Bluetoothスピーカーから流れてくるJAZZのBGMもすごく素敵。 だんだんとあたりが暗くなってくるにしたがって益々いい雰囲気に 食事

インドネシア料理のアヤムサテやカンクンのニンニク炒め、メキシコ料理のナチョス、成道からは焼き餃子などを出前してもらって、みんなでお料理をシェアしながら、生ビールやカクテルを楽しみました beer

翌朝には気仙沼魚市場での生鮮かつおの水揚げを案内して、車で帰路についたお客様たちです。 くれぐれも道中気を付けて。 今後ともどうぞよろしくお願い致します。 また気仙沼でお待ちしてますから face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:23

2020年07月23日

福建楼でピリ辛の台湾ラーメン


巷では週末にかけて4連休となっていて、この22日からGoToキャンペーンも開始となった国内。 連日のテレビ報道などで、このGoToキャンペーンについての混乱状況や賛否が議論されていますね !

東京を中心として第2波ともいえるような新規感染者の増加、いっこうに終息の見えない新型コロナウィルスの感染拡大に、いまこのタイミングでGoToキャンペーンをおこなって大丈夫なのか、結果的にみて経済的に逆効果になるんじゃないかなって、すごく心配な連休です。 自己防衛しかありませんが 汗

先日には東京の日かつ協同株式会社の会議室とオンラインで繋いでの、海外補給関連のテレビ会議をおこないました。 洋上補給や外地補給などについて運航予定と合わせてのミーティングです タイ

スペイン・カナリア諸島ラスパルマス港では、観光客の受入れも始まって、乗組員の乗下船や渡航、日本からの技師の派遣などもできるようになって、ドックでの修繕なども通常通りになりつつあるとの事で、ラスパルマスを基地に操業する勝栄丸各船にとっては朗報。 更なる正常化を期待しましょう pc1

一方の南アフリカやパナマ、ペルーなどでは、依然として国際便の運航停止が続き、乗組員の渡航ができない状況となっていて、それらを含めた諸港の状況についても情報交換させて頂きました。 全体的に見て、明るい兆しが見えてこない中なので、リスク管理をしっかりと対応していきたいと思います 船

そんなこんなのお昼時、南町の福建楼さんにお昼ご飯に行ってきました。 梅雨寒の天候なので、ちょっと辛い物もいいなと「台湾ラーメン」を注文。 野菜もたっぷりで、ピリ辛で、細麺との相性も抜群です 食事

いつもは定食セットを頂くことが多かった福建楼でのランチですが、今回初めて食べた台湾ラーメンもけっこうお勧めです。 関係者との情報交換の中で、こうした諸港のお話しやら、各船の状況やうわさ話などをしつつのランチタイムはあっという間。 また台湾ラーメンを食べに立ち寄りたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:18

2020年07月22日

生鮮かつおのサイズ組成に異変


7月も下旬となって、明日から4連休という方も多いのではないかと思いますが、生鮮かつおの盛漁期を迎えている気仙沼魚市場は、「海の日」と「スポーツの日」ともに開市での入港船対応となります 花丸

先日までのびんちょうの豊漁もすでに終わって、いまは全船ともにカツオへと漁獲をシフトしていますが、今年の海はなにかちょっとおかしい、三陸沖のカツオのサイズ組成が例年とはまったく違う 汗

例年この時期の漁獲の中心は、2㎏~2.5㎏くらいの気仙沼でいう「中小」サイズが主体になるのですが、先日までは5~8㎏の特大2号や4~5㎏の「特大」が水揚げされたと思えば、最近はほんとうに小さな「小」や「小小」がほとんどで、例年に普通に水揚げされるサイズがまったく漁獲されないという事態に !



昨日も巻網船が100トンの生鮮ガツオを持って入港し水揚げを行っていましたが、そのカツオはほとんどが「小」サイズ。 1.8㎏上の「中小」が多少混じる程度なので、仲買人さん達もかなり困惑気味です タイ

大きなカツオに比べて「小」サイズは、身の色が薄めで脂のりも少ない。 気仙沼での水揚げの段階でこの身の色なので、出荷先で消費されるときには、どんな身の色になるんだろうってちょっと心配。 それでも今水揚げされているカツオのほとんどがこの小さなカツオばかりなので、しょうがないかな 船

魚市場職員によると、先日までのカツオに比べて100gくらい成長してきた感じだっていう事なので、8月の漁獲内容に期待したいと思います。 そして産卵後と思われるクロマグロの水揚げもあわせておこなわれて、1㎏あたり900円ほどの入札価格でした。 ちょっと厳しいクロマグロですね camera

例年とはサイズ組成がまったく違う今年のカツオ。 研究者曰く、これが成長して秋口からは期待できるとの事で、来年は大漁だという分析もありますが、まずは今年の生鮮かつおが例年並みに水揚げされてくれることを願いつつ、連休中の入港船対応をしたいと思います。 関係者の皆さん宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:11

2020年07月21日

勝栄丸の船頭さんと「福よし」へ


新型コロナウィルスの世界的な感染拡大をうけ、海外基地でのドック予定を変更し、操業終了のタイミングで順次日本へと帰港した勝栄丸各船。 まだまだ終息の兆しが見えない中での出漁準備です 音符

この混乱の中、新船から二年目の航海へと第127勝栄丸が出港となって、在港中は乗組員ともども関係者の皆さまには本当にお世話になりました。 順調な航海、そして大漁をしてくれることでしょう クラッカー

そして来月上旬には第1勝栄丸の出港が予定されているので、みらい造船に上架中の第7勝栄丸の対応と合わせ、引き続き忙しい日々が続きそう。 気を抜かずに引き続きよろしくお願いします 船

こうして気仙沼に勝栄丸各船がまとまって帰港するっていうのはめったにない事。 そうなると乗組員の皆さんとお食事をする機会も増える。 取引先からのお誘いを受けて、魚町に復活した「福よし」さんに船頭さんといっしょに行ってきました。 吉次のホホ骨をデザインした暖簾が印象的な福よしさんです 食事




まずは、新たな航海へと出漁する船頭さんに激励のエールを送っての乾杯。 超豪華なお刺身の盛り合わせには、いま盛漁期となっている生鮮かつおや気仙沼で水揚げされた魚介類がふんだんに camera

旬を迎えたホヤのお造り、福よし名物のイカのふ味噌焼きやカレイの唐揚げ、そして福よしって言ったら「吉次」の塩焼きでしょうと、囲炉裏の炭火で焼き上げられた吉次がめいめいに。 どれもこれも最高な美味さで、さぞや船頭さんも満足されたことでしょう。 気仙沼の地酒「水鳥記」もやっぱうまいですね 親指

かつてANAの機内誌にも特集された「福よし」さんの吉次焼き。 脂ののった身ももちろん旨いけど、〆にいただくスープに頭ごと全部ぶち込んで、ぐちゃぐちゃにつぶして飲むスープは、吉次のダシがスープにとけ込んで最高の美味さ。 吉次を注文したら皆さんもぜひ〆のスープを試してみて下さい !

土地区画整理事業や防潮堤工事が遅れ、ここにきてようやく建物の再建が進んできた魚町地区。 その一角にある福よしさんから眺める内湾の夜景はとてもきれいで、出漁前のリラックスした時間でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:33

2020年07月20日

勝栄丸各船にIP-FAXを順次導入


いま気仙沼港では8月下旬から開始される大型サンマ漁船の艤装工事などが岸壁各所でおこなわれていて、集魚灯のLED灯具の取り付けや網の補修など、乗組員が作業をおこなう様子が見られます icon12

その中において、新型コロナの影響を受けつつも順次出漁体制となっている遠洋まぐろはえ縄漁船の仕込み作業が並行しておこなわれているから、8月中旬までは空きスペースが全くない岸壁状況が続いていくんでしょうね。 まずは127勝栄丸を出港させてホッと一息、次は第一勝栄丸の出漁準備です 花丸

最近竣工した遠洋まぐろ延縄漁船には、通信料が定額制の衛星通信機器が設置されてきていて、洋上でスマホが使える環境が導入されつつある。 FacebookやLINEでの情報交換や無料電話も使えるっていから、これからの若い乗組員を継続乗船するためにはもしかすると必要なのかもしれません 船

それでも勝倉漁業の勝栄丸各船では、従来のインマルサットFBやIridium機器を使いつつも、乗組員へのメール環境を無料で提供していて、各船の乗組員も自室にいながら陸上の家族や友人と情報交換できる環境をすでに導入済みで、通信環境の運用・管理についてもほぼ安定したものになっています pc1

甲板部や機関部などでの日々さまざまな確認事項などについて、会社や各業者などへより簡単に送る手段として、いま勝栄丸各船に導入しているがIP-FAXです。 インマルサットFBでは従来のFAX通信がほぼ機能していなかったことを受けての導入という面もありますが、通信コストが安いというのも魅力 音符

IP-FAX機で送信したFAXはインターネットを経由してTIFデータとしてメールで届く仕組み。 もちろん会社のFAX複合機からもIP-FAXあてに送信することもできるから、通信手段がまた一つ増えたことで、今後の運用の幅も広がりそう。 勝栄丸各船に順次導入していく予定なので、設置業者さん宜しくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:12

2020年07月19日

メカジキのカマの煮付け定食


新型コロナウィルスの世界的な感染拡大を受け、各水域から気仙沼に帰港しては新たな航海に向けて船体や機器類の整備をすすめる勝栄丸各船。 先日には127勝栄丸が大西洋へと出港しました クラッカー

出港当日のコの字岸壁にはたくさんの皆さまに出船送りに来ていただき本当にありがとうございました。 皆さんの期待を胸に、船頭さんのもとで乗組員が一丸となって頑張ってきてくれることでしょう。 新船から二年目の今航海もこれまで同様に、127勝栄丸へのサポート方どうぞ宜しくお願い致します 花丸

いま気仙沼の湾内は、遠洋まぐろ船の出漁準備やサンマ漁船の艤装作業などで岸壁がいつもうまっている状況。 港町岸壁に縦付けして作業している第1勝栄丸の試運転やシフトの日程も決まって、宮城県造船が手配した業者による修繕工事が急ピッチでおこなわれています。 工期通りいってほしいです タイ

その第1勝栄丸にて船頭さんや船長さん、機関長さんを交えての打合せや工事進捗の確認などの午前中を終えて、いちばん近いお食事処お魚いちばのレストラン「鮮」にみんなでランチに行ってきました 食事

ここのところ毎日のようにランチしている「鮮」ですが、きょうは最近の私のお気に入りをご紹介したいと思います。 気仙沼に水揚げされた新鮮なメカジキはブランド魚としても広く消費されるようになってきていますが、そのカマの部分を煮付けにした定食が美味しいんです。 二度続けて注文しちゃいました 音符

甘辛く煮付たメカジキのカマ。 時にはハーモニカっていう背びれの付け根の部分だったりと、煮魚だけれども結構なボリュームがある。 シェアして食べてもいいかもしれません。 ちょっとはまってます キラキラ

気仙沼はいまこのご時世で観光客の数は少ないけれど、お仕事の途中だったり、岸壁での作業のあいまに立ち寄ってお食事する方も多いみたい。 こういう定食を食べることができるのは嬉しいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:22

2020年07月18日

第127勝栄丸が大西洋に向けて出港!


大西洋での新船初航海から5月中旬に気仙沼に帰港した第127勝栄丸は、みらい造船での上架工事や不具合箇所への対策などをおこなってきて、新たな航海に向けての出港日を迎えました クラッカー

先週にはインドネシア船員も気仙沼入りしてスタンバイ。 週明けからは漁具・資材などの積込み作業や食料品、そして延縄漁に使用する冷凍餌料の船積み作業などを天候を見ながらおこなってきて 親指

そして出港当日の朝、時間早めに集合した乗組員の手によって、船首と船尾に竹竿が立てられ、社旗や船名旗そして漁労長の名前の入った大漁旗が掲揚され、出港の気分が盛り上がっていきます 船




出港1時間前には五十鈴神社による海上安全と大漁満足の神事。 お供え物をしたブリッジの神棚前に整列し、お祓いを受けて、祝詞奏上からの玉串奉天。 今航海への思いを神前に誓いました タイ

そして航海中の安全祈願と、船首から船尾まで塩で清めて玄門口には盛塩で気持ちもすっきり。 乗組員の皆さんはすでにライフジャケットを着こんで出港に向けての準備完了。 ご家族や関係者が続々と集まってきて、乗組員への出港祝いの品々などをたくさん積込んで頂きました。 ありがとうございます 音符

出港直前には私からの激励のあいさつ、そして乾杯。 操舵室横に船頭さん以下乗組員がずらりと並び、船頭さんからの感謝の言葉とともに今航海への決意が語られ、新たに乗船する船員紹介もありました。 午前11時の出港時間、もやい綱がレッコされ、作業艇のサポートでコの字岸壁を離岸です 花丸

船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、くれぐれも健康に留意し怪我のないように、安全な航海で大漁であります事をこころから祈ります。 関係者の皆さんには今航海も本船への最大限のサポート方どうぞ宜しくお願い致します。 コの字岸壁いっぱいの出船送りをいただいて、本当にありがとうございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:11

2020年07月17日

宮城県造船から第1勝栄丸が下架に


新型コロナウィルスの世界的な感染拡大をうけて、海外で活動する遠洋まぐろ船の運航にも大きな支障がでていて、今年3月以降は運航計画の見直しやその対応に追われた遠洋まぐろ漁業界です 汗

遠洋まぐろ船が利用する海外基地港の状況を日々情報収集し、各国・各港の状況をしっかりと把握し今後の戦略を練りながら新たな運航計画を策定する。 この作業がかれこれ数か月続いています タイ

海外の補給基地があてにならない状況になっているので、これまでスペインのラスパルマス港や南アフリカ・ケープタウンなどでの船体・機器類の整備をおこなっていたものを日本に戻しての対応 船

清水港での冷凍マグロの水揚げを終えて5月末に気仙沼に帰港。 その後、宮城県造船に上架してのドック工事をおこなってきて、梅雨時期の天候不順の影響などもあってようやく下架となりました クラッカー

朝一の下架開始時間にあわせて会社スタッフと乗組員が宮城県造船に集合。 船底や外板、艫まわりなどの最終チェックし、すごくきれいな仕上がりを確認。 下架OKの指示を出して、船台から徐々に海に戻される本船の下架作業を関係者とともに見守りました。 ほぼ一ヶ月の上架期間、長かったです 親指

気仙沼港内はいま岸壁状況が非常にタイトで空きがなく、縦付けで係船するスペースがなかったのでいったん商港岸壁に。 巻網船が出て空いたスペースにすぐさまシフト。 港町岸壁に係船しました 花丸

8月上旬の出漁を目指して工事が進められていますが、なかなか見えてこない完工時期にこのあたりで業者との打合せと、時間を合わせて本船に出向き工事発注リストの項目をひとつひとつチェック ブック

普段ドック工事をお願いしているみらい造船ではなく今回は宮城県造船手配の業者なので、勝手が違いもどかしい部分もありますが、設定した工期通りにしっかりと工事を完了するようにお願い致します。 127勝栄丸の仕込み、1勝栄丸の修理工事、7勝栄丸が上架中など、重なって忙しいここ数週間です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:15

2020年07月16日

127勝栄丸への餌料積込み完了


新造船から二年目、勝倉漁業の第127勝栄丸が大西洋漁場へと出漁日も近づいてきました。 今週に入ってインドネシア船員も乗船となって、日本の船員さん達もすべて気仙沼入りしての対応です 音符

調理場の整理や在港中の食材の手配がまだだったので、インドネシア船員にはみしおね横丁のインドネシア料理WarungMahalのお弁当を日替わりメニューで準備して、日本人船員さんにはまた別のお弁当と、会社スタッフもけっこう気を使って手配していたみたい。 毎日のお弁当も好評でよかったです 食事

今週に入り仕込み作業が始まって、梅雨時期の雨模様の合い間を見つけるようにしての積込み対応。 納入業者の皆さんには、急な予定変更への対応など、ご協力ほんとうにありがとうございます タイ



当初の予定を一日早めた冷凍餌料の積込みでは、天気予報が昼から雨模様だったことから、開始時間を早めて朝7時半の開始として。 トラックからの荷おろしなどで、早朝から対応して頂きました クラッカー

手配した大西洋でのマグロ漁に使う冷凍餌料がコの字岸壁にずらりと並べられ、フォークリフトで移動してはクレーンで吊り上げて本船の漁艙内に投下。 機関長が気を利かせて漁艙内の冷却をおこなったものだから、お手伝いの人夫さん方には寒くて滑って大変だったみたいですが、ご愛敬とお許しを 親指

餌料の積込み作業と並行して、ランダムに箱を開けての餌料検品。 納入してくれる業者さんが世界中から集めてきて自信をもって積込みする餌料なので、毎回毎回安心して取引することができます キラキラ

漁艙内の半分くらいのスペースが餌料で埋め尽くされて、ほぼ雨にもあたらずに午前中で餌積みが終了しました。 今回も早朝から対応して頂いた関係者と乗組員の皆さん、ほんとうにご苦労様でした。 新船2航海目となる気仙沼からの出港は、あす7月17日午前11時を予定。 出船送り宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:36

2020年07月15日

いちりんの夏季限定冷やし担々麺


昨年新潟造船で竣工し、大西洋での新船初航海を終えて5月下旬に気仙沼に帰港した第127勝栄丸。 みらい造船でのドック、機器類などの整備もすんで、今週は仕込み作業が行われています クラッカー

先週にはインドネシア船員も気仙沼入りして乗船までのあいだ市内のホテルにて待機。 各地から乗船する乗組員も、週末にかけて気仙沼入りして、個人仕込みや船室の片付けなどを行ってました 親指

休暇を終えた乗組員の皆さんは徐々に航海モードになってくる。 漁具・資材などの積込みや冷凍餌料・食料などの船積みで一気に忙しくなった本船なので、会社スタッフも総出での対応ですね。 本船積みの資材などを供給する各業者さんも、連日の作業になりますがご協力のほど宜しくお願いします 船


コの字岸壁での127勝栄丸の午前中の作業を終えて、船頭さんや船長さんらと一緒にランチしましょうっていう事になり、船頭さんのリクエストで「内湾の麺食堂いちりん」さんにみんなでおじゃましました 音符

12時前でしたがお店の中はほぼ満席。 ちょっとだけ待って席に案内されて、それぞれに好みのメニューを注文。 私は新作の夏季限定冷やし担々麺にしました。 温かい汁なし坦々もお気に入りだから、かなり期待して待って。 みんなは酢豚定食や柚子しおらーめんなど、それぞれに美味しそう 食事

冷やし担々麺は程よい辛さが爽やかな一品でかなり美味しかったから、勝栄丸ブログをご覧いただいている皆さんにも是非食べてもらいたい夏季限定メニュー、私のお気に入りの一品になりました 若葉

こうして乗組員の皆さんと日々お食事しながらいろんなお話ができるってすごく幸せなことですね。 出港を前にして作業もだんだん忙しくなってきたから、体調を整えてしっかり対応していきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:34

2020年07月14日

面瀬小学校のマグロ船見学会


大西洋へと出漁する勝倉漁業の所有船・第127勝栄丸の出港日が近づいてきて、本船の船体や機器類の整備もほぼ終わり、乗組員が続々と気仙沼入りとなって本船内も活気づいてきた先週末です 音符

週明けから開始される仕込み作業を前にして、漁具・資材倉庫の片付けや在庫の確認、船内の清掃や発錆部の塗装などを手分けしておこなう乗組員の姿がありました。 ほんとうにご苦労様です 船

仕込作業を前にした127勝栄丸では、気仙沼市立面瀬小学校5年生による船内見学会がおこなわれ関係者とともに本船の前でお出迎え。 本船前に37名の生徒や先生方が整列してのご挨拶です クラッカー



乗組員のOBの方々、唐桑海友会の皆さんが案内役として4つの班を引率。 面瀬小学校の校長先生や担任の先生、気仙沼市の職員や船主協会の皆さんも子供たちの見学会を見守っていました タイ

NHKをはじめ民放数社のテレビ取材もあって、127勝栄丸の船内は大人や子供でいっぱい。 作業甲板から超低温区画内、操舵室や船員室、機関室に食堂など、まぐろ船の船内を楽しそうに探検です キラキラ

北かつ組合が用意した漬けマグロの握り寿司を、班ごとに食堂で試食。 普段は見ることのできないまぐろ船の船内を、説明を聞きながら見学できたこの企画は、子供たちのいい思い出になったことでしょう 若葉

こうした取組みを通じて気仙沼の基幹産業である水産業・漁業に興味をもって、気仙沼の魚介類をさらに好きになってもらえたらなあと思います。 今回で20年目となる面瀬小学校のマグロ船見学会ですが、ぜひ継続してやりたいですね。 先生方そして関係者の皆さん、暑いなか本当にお疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:59

2020年07月13日

127勝栄丸でL-Duoさんの生演奏


新造船の竣工から丸1年が経ち、気仙沼港で新たな航海に向けての仕込み作業を週明けに予定する勝倉漁業の第127勝栄丸。 インドネシア船員達も到着し、日本人船員もみな気仙沼に入りました 花丸

週明けには漁具・資材や冷凍餌料・食料などの積込みが予定されていますが、どうも雨模様の日が続いていく予報なので、当初予定したスケジュール通りにはいかないかも。 臨機応変の対応になりそう icon03

一足先に気仙沼に入って、出漁前のさまざまな確認や打ち合わせをおこなっていた船頭さんをお誘いし、週末の夜にお付き合い願ってアンカーコーヒー内湾店でおこなわれたL-Duoさんのライブに一緒に出かけてきました。 L-Duoさんのライブに行くのは初めてなので、すごく楽しみにしていました 音符

春名正治さんのSax、成川マサノリさんのGuitar、二人組のL-Duoさん。 ギターが趣味の船頭さんもすごく楽しみにしてたみたいで、受付で検温し手を消毒して、ハイボールを受け取って席について 若葉


約2時間半のライブでは、L-Duoの音楽が奏でる世界観をじっくりと堪能させて頂きました。 曲と曲の合間のお二人のお話しもすごく面白くって、2時間半のライブがあっという間。 そしてお隣のNineOneでL-Duoさん達と一緒にイタリアンディナー。 話が盛り上がって漁船見学をすることになって 食事

翌朝に127勝栄丸に集合。 あいにくの雨模様の中でしたが船内をくまなくご案内して、最後にはブリッジに楽器を運び入れての生演奏。 その模様をFacebookで生配信しちゃうんだから驚きです 船

遠洋まぐろ漁船から見える気仙沼湾の景色と、L-Duoさんの「朝の閃き」が絶妙にマッチしてて、このシチュエーションのためにできた曲じゃないかって思うくらいにすごく素敵で、ほんと最高の時間でした 親指

次回はタイミングが合えばまた勝栄丸の船内からの生ライブ配信、それも漁艙内からやってみたいそうなので、私もすごく楽しみです。 127勝栄丸での生演奏の様子は下のリンクから見ることができるので、ぜひ皆さんもL-Duoさんの素晴らしい曲と演奏をお楽しみください。 本当に素晴らしい体験でした face02

【 L-Duo 朝の閃き 】 第127勝栄丸操舵室にて ヘッドホン
https://www.facebook.com/masanori.narikawa/videos/3175933125853883
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:09

2020年07月12日

第127勝栄丸がコの字岸壁にシフト


新船建造から丸一年が経って、大西洋漁場でのマグロ漁から気仙沼に帰港しての船体や機器類の整備などをおこなってきた第127勝栄丸が、新たな航海の仕込みをおこなうタイミングになってきました クラッカー

みらい造船に上架し船体塗装などを終え、港町の岸壁に艫付けでの係船期間を経て、出漁まで約一週間となり、仕込作業をおこなうコの字岸壁へと本船をシフト。 乗組員がみんな集合しました 親指

岸壁をシフトするのに合わせ、気仙沼湾の入り口まで船を走らせての試運転。 全速前進や後進、右旋回・左旋回などをひと通り確認して異状なし。 約2時間ほどの試運転から戻った本船はそのままコの字岸壁へと着岸。 船長さんの着実な操船と指示で船首と船尾のもやい綱がレッコされました icon12

いろいろな工事で汚れた通路や甲板上などを乗組員が総出で洗い流し、これから行われる面瀬小学校の漁船見学会に備えての準備。 周囲にはサンマ船が横付けしての艤装が開始されていました 船

気仙沼からの本船の出港は7月17日の午前11時を予定。 それまでの間に、漁具や資材の積み込み作業や、冷凍餌料や食料品などの船積みを予定しているので、来週はけっこう忙しくなりそうです 音符

気仙沼以外から乗船する乗組員も続々と気仙沼入りし船員寮やホテルにチェックインし、インドネシア船員も成田空港に到着して乗船まで待機となります。 出漁に向けての作業が本格化してきました タイ

今回気仙沼を出港すると、来年の航海終了時にはスペイン・ラスパルマスの基地に係船しての空路帰国となるので、忘れ物がないように確認しながら作業を進めなければなりません。 乗組員の皆さんも休暇が終わり、航海モードにだんだんと気持ちが切り替わっていくことでしょう。 今航海もよろしくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:52

2020年07月11日

船頭さん達と「伊達セブン」を堪能


毎日、梅雨空の雨や曇りの日が続いている気仙沼です。 気温はあまり高くないものの、湿度が高いのでなんかムシムシして、衣服の選択が難しいです。 もうすぐ梅雨明けになるんでしょうけど icon02

北大西洋でのマグロ漁を終えて気仙沼に帰港しているクロマグロ操業船の2隻の勝栄丸。 第1勝栄丸と第127勝栄丸が出漁する日もだんだん近づいてきました。 127勝栄丸は7月17日の出船予定 クラッカー

普段は同じ海域で並ぶようにして操業をおこなっている両船の船頭さんを囲んでお食事会でもとお誘いを受け、ゆう寿司バイパス店に集合となりました。 私達までお招きいただきありがとうございます 音符



ちょうどこの日は、宮城県でいま話題の日本酒「DATE SEVEN」の発売・解禁日。 私たちのお食事会に話題の純米大吟醸酒を用意しててくれました。 ニュースで見たものの初めての伊達セブンです 花丸

毎年、宮城県の七つの酒蔵が技量を持ち寄って渾身の一本を皆で醸す「伊達セブン」。 6回目の今年は、リーダー蔵を務めた社と周辺の農家が栽培したササニシキを29%まで磨いて仕込んだそう キラキラ

すっきりとした華やかな香りが印象的な今年の伊達セブン。 ゆう寿司さんの美味しいお料理を頂きながら新酒の伊達セブンをみんなで堪能しました。 赤のボトルが目を引き、とってもおしゃれですね !

伊達セブンを酌み交わしながらの船頭さんたちとのお食事会。 私たちもご招待して頂いてほんとうにありがとうございます。 すごく和やかなひと時で、とても楽しい時間でしたね。 ごちそうさまでした!face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:44

2020年07月10日

カイゼン検討会のキックオフミーティング


トヨタ自動車東日本の協力を頂き、気仙沼の近海・遠洋まぐろ漁業者、市や漁労長OBの方々などが参加しての「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」も新年度のキックオフミーティングが行われました クラッカー

この一年間に活動してきた成果をまとめ本来であれば3月に年間活動報告会という形で、トヨタ自動車東日本の幹部の方々や気仙沼市長などをお招きして、ひとつの区切りをおこなうところでしたが タイ

新型コロナウィルスの感染拡大を受け大人数が集まっての会合が延期となって、ようやくこのタイミングで活動報告と新年度のキックオフを兼ねての会合が小野寺鐵工所の会議室でおこなわれました 花丸

気仙沼市長のあいさつに続き、トヨタ自動車東日本の部長さんからのご挨拶。 カイゼン検討会にトヨタ自動車東日本の協力を頂けるのは今年度が最後となるので、活動を加速させなければなりません 船

超低温区画内の作業改善では、従来の設備や構造にとらわれない自由な発想で理想の超低温区画を模索してきました。 もちろん従来船における作業改善についても着実な成果が上がってきています 親指

そして投縄から揚縄における作業改善では、近海まぐろ船の投縄・揚縄ラインの機械化を進めるための新たな設備を導入すべく開発がおこなわれており、その試作機が完成したことをうけてのデモンストレーション。 検討会メンバー30数名が工場内に設置された試作機を前にして、いろいろと議論を重ねて camera

いま開発中の試作機は、次の段階として実際に操業をおこなう当業船に設置し沖のマグロ漁の現場にてテストをおこなっていくことになる。 いろいろと改善点も出てくるかとは思いますが、乗組員の労力軽減や作業効率改善などに向けてのこうした取り組みはほんとうに素晴らしい事だと感じています 音符

トヨタ自動車東日本の協力を頂ける最終年度となるこれからの1年間で、私たちの漁業を将来に向けて一歩でも二歩でも前進させなければなりません。 メンバーの皆さん今後とも宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:02

2020年07月09日

リアス調理専門学校生への漁船見学会


昨年5月に新潟造船で竣工引き渡しを受け7月に気仙沼を出港して、大西洋での新船初航海を終えて気仙沼に帰港した第127勝栄丸。 二年目の航海に向けての整備や準備が着々と進められています 花丸

先月にはみらい造船に上架しての船体や機器類の整備などをおこなって、新船初航海で不具合のあった個所などについては、新潟造船の担当者が気仙沼入りし、しっかりと対応していただきました 親指

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大をうけ、海外での乗組員の乗下船の可否やエンジニアの派遣、ドック・整備への対応などさまざまに考え抜いて、大西洋の漁業基地スペインのラスパルマス港に係船予定だった本船を、計画を大幅に変更しての日本への帰航を指示し、いまこうして気仙沼港にいます 船

もうすぐ始まる新たな航海を前にして、北かつ組合からの依頼を受け、気仙沼のリアス調理専門学校の生徒さんたちへの漁船見学会を開催。 私も本船で生徒さんや先生方へお話しさせてもらいました クラッカー

将来の調理師を目指して勉強中の生徒さんたち。 昨年開校したばかりの新しい学校の一期生。 まだ生徒数は少ないけれど、こうした経験を通じて、気仙沼の遠洋まぐろ船が漁獲し供給するまぐろに思い入れをもって頂けたらと思います。 まだ新しい本船の船内をくまなく案内させてもらいました 若葉

見学会の前の時間帯には、北かつ組合の専務さんによるマグロ漁の歴史や技術、まぐろの種類や漁場などについてもお勉強もあったみたいなので、気仙沼の水産業の知識向上にも役立ったことでしょう タイ

小学生などを対象とする漁船見学会は毎年おこなっているものの、調理専門学校生を対象とした漁船見学は初めての事。 せっかく気仙沼に調理専門学校ができたのだから、毎年このような見学会を開催したいもの。 そして気仙沼の水産物・まぐろをこれからの調理の場でもぜひ活用してほしいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:44

2020年07月08日

上架中の勝栄丸各船を視察


新型コロナウィルスの世界的な感染拡大によって、遠洋まぐろ延縄漁船が利用する主要基地港が十分に機能しない状況を受けて、予定の操業を終えた船から順次気仙沼へと帰航となった勝栄丸各船 親指

清水港や気仙沼での冷凍マグロ類の水揚げも終わり、乗組員への精算金の支給も済んで、勝栄丸各船の乗組員はそれぞれの休暇に入っています。 移動続きの出張の毎日から気仙沼での落ち着いた仕事になって、気仙沼のみらい造船などでの船体整備をおこなう各船の視察をおこないました 音符

宮城県造船には第1勝栄丸が上架して、サンドブラスト施工後の船体塗装が終わり、船体周囲に設置されていた足場も撤去となって、あとは甲板部や機関部の修理工事の終了を待つのみ。 ドックからの下架がのびのびの日程になっているものの、今週末には下架できるのではとの見通しとなってきました 船

一方のみらい造船では第7勝栄丸が上架中。 広大なドック敷地内なので、本船にできるだけ近い場所に駐車して出向くと、エンジン整備業者と機関長さんがちょうど打合せしているところで、船体周囲や艫廻りをチェックしながら、機関長さんなどといろいろとお話しさせて頂いて。 連日ほんとご苦労さまです キラキラ

みらい造船には8月に出漁を控える大型さんま船が上架しての船体整備中で、ちょうどこの日も光洋丸さんの上架作業にかちあって。 半年以上も係船していたので、船底などに付着した海藻などを高圧洗浄機で洗い流しながらの上架作業。 これから次々とみらい造船にサンマ船が上架する予定だとか タイ

港町岸壁では7月17日に出港を予定する第127勝栄丸が艫付けで係船中。 OBの船員さんなどが毎日のようにお手伝いしてくれていて、発錆部などにペンキを塗ってくれてます。 ほんとうに助かりますね、皆さんのご協力があってこそ運航できるんだなあって感じます。 体調に気を付けてお願いしますよ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:28

2020年07月07日

まぐろ船主だけの懇親会を開催


梅雨のじめじめとした天候が続き、今週いっぱいは雨まじりの天気予報となっている気仙沼です。 豪雨による河川決壊の被害を受けた熊本県などの皆様には、心からお見舞いを申し上げたいと思います タイ

ニュース映像で被災地の様子を見ると、まるで私たちが経験した津波のようで水の怖さを感じますね。 毎年どこかでこうした水害などが発生しているのではないでしょうか。 日頃の備えの重要性をしみじみ感じました。 コロナ禍での復旧作業もほんとうに大変かと思いますが、頑張ってほしいです !

年末そして年明けから、新型コロナの影響で出漁を見合わせていた気仙沼港の遠洋まぐろ漁船も、5月初めから順次出港体制となって、気仙沼に帰港中の勝栄丸各船も新たな航海に向けての準備中 音符



例年ならば仙台の会場に集まって、いまの現状分析や課題への対処、今後の方向性や戦略などについて協議する会合をもつ時期なのですが、新型コロナ禍においてはそれもかなわず。 それならばと気仙沼にまぐろ船主が集まってのこじんまりとした懇親会をおこないました。 ほんと久しぶりの面々です 食事

懇親会の会場は東新城の「新富寿し」さん。 カウンター席を全部わたしたちの為に用意しててくれました。 生ビールそして気仙沼の地酒で乾杯。 悩みを共有できる船主仲間とこうして杯を酌み交わすのはすごく有意義な時間。 気仙沼のカツオから始まって、今が旬のホヤのお造りなど最高でした 花丸

みなそれぞれに所有船の運航を抱え、いまのコロナ禍の状況にいかに対応していくのか、悶々と悩みながら日々仕事をしているのが分かって、私だけではないんだなあと。 皆さんともに日々のお仕事に忙しい中で、こうして集まれるのはたまにしかできないけど、またチャンスを作って開催したいです 船

新富寿しでの会食のあとはみしおね横丁のPRISMに移動しての二次会。 お店ではいつも懇意にしてもらっている方々も偶然にも一緒になって、とっても楽しい一夜になりました。 今後ともよろしくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:44

2020年07月06日

沖縄料理TEN(T)の冷たいレモンそば


梅雨寒かと思えばじめじめとした蒸暑い日になったりと、この時期らしい天候が安定しない気仙沼。 それでも梅雨の晴れ間となった週末には、このほど完成した新造船・第7光洋丸が出港になって クラッカー

勝倉漁業の第123勝栄丸、そして昨年竣工した第127勝栄丸と同型船の第7光洋丸さんの出港を、関係者とともに見送りました。 昔からお世話になっている船頭さん、体に気を付けて頑張ってください 花丸

新造船の出船を見送った週末、みしおね横丁にお昼ご飯に行きましょうっていうことになって、さっぱりとした冷たいものでも食べたいなと、そうだ沖縄料理TEN(T)さんの冷たいレモンそばがいいなって 食事


先日までは梅雨寒だったので、温かいバージョンのレモンそばがちょうど良くって、最近のお気に入りになってました。 その冷たいバージョンを提供し始めたって言ってたなあと思いだしてみんなで注文 親指

温かいバージョンのレモンそばは沖縄そばのちょっと中太の麺を使っているのですが、冷たいバージョンのレモンそばは中華めんのような細麺で、海藻が練りこんであるらしく、ほんのりと緑色の麺。 つるつるとしたのど越しもよくってさっぱりとしたスープとの相性も抜群。 シークワーサーの酸味も絶妙 親指

具材には海ぶどうなども使っていて、こうした暑い日にはもってこいのメニュー。 またひとつお気に入りの麺料理が増えました。 温かいバージョンとどっちを選ぶか、その日の気温しだいになりそうです noodle

みしおね横丁の駐車場はランチに集まったお客さんでいっぱい。 鶴亀食堂、BAR、ラーメン、ステーキ、インドネシア料理、沖縄料理と、いろんなメニューを一か所で楽しめるみしおね横丁は最高です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:59

2020年07月05日

第1勝栄丸の船体塗装がほぼ終了


新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の終息がまったく見通せないなか、日本でもまた東京を中心にだんだんと新規感染者が増えてきた傾向にあって、ほんとうに厄介なウィルスだなあって思います 汗

先日もお伝えしましたが、北大西洋での漁業基地スペイン・ラスパルマス港へは、日本人そしてインドネシア人船員ともに空路渡航が可能となった模様で、係船中の船も動き出すとの事、一歩前進です 音符

一方で、カーボベルデ共和国ミンデロ港では依然として外国人の渡航が禁止となっていて、南アフリカ・ケープタウンでも少しずつ経済活動が再開した模様ですが、国際便の運航はまだ先の見込み。 インドネシアのバリ島でも日本人船員の乗下船はまだできず、ペルーやパナマでも厳しい制限が継続中 船

そんな世界の関係国・諸港の状況の中、勝倉漁業が所有する勝栄丸各船は、海外基地でのドック・係船から計画変更して、5月から6月にかけてすべてのマグロ船が日本に、気仙沼へと帰港しました クラッカー

みらい造船でのドックを終えた第127勝栄丸が先日下架、そして続いて第7勝栄丸が上架しての船体整備中。 対岸の宮城県造船には第1勝栄丸がドック中で、スケジュールの合間に現場へと出向き、工事の進捗状況を確認しに行ってきました。 サンドブラスト施工後の塗装作業はほぼ終わりです 親指

このところの梅雨の天候、時折雨がふるようなこの1~2週間のなかで、天気を見ながら土日も返上して対応して頂いた塗装業者さん、ほんとうにお世話様です。 船体塗装はもうすぐ終わるけど、発注した工事内容がちょっと遅れ気味なので、ドックからの下架予定がのびのびになって週末になりそう いかり

船体へのサンドブラスト施工した砂が船体下に確認でき、この残砂を処理するのもまたお金がかかる。 足場設置といい、砂の処理といい、環境や安全へのコストが年々増えてくるのも頭が痛いですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:37

2020年07月04日

第7光洋丸が新船初航海へと出航!


今週は雨が降ったり曇ったりと、梅雨らしい天気が続いた気仙沼。 宮城県造船とみらい造船でおこなわれている勝栄丸2隻のドック作業も、天気を見ながらの進捗で、ちょっと遅れが出ている感じです 船

当初は7月初めの下架予定だったものが7日頃となり、そしてまた予定変更で10日頃の下架になりそうな第1勝栄丸。 塗装作業はほぼ終わってきているものの、その他の工事がなかなか見通せない。 お隣に上架中の28千代丸さんもかなり予定変更で下架予定が延びのびになったから同じ感じかな 汗

週末になって梅雨の晴れ間となった昨日。 新造船の第7光洋丸の出港という事で、船頭さんへの出港祝いの品をもって出船送りに行ってきました。 岸壁にはたくさんの関係者が詰めかけてました クラッカー



今年5月に新潟造船で竣工・引き渡しを受けて気仙沼に回航した第7光洋丸さん。 新型コロナウィルスへの対策として、新造船のお披露目や祝賀会ができませんでしたが、そこは船主さんや船頭さんとのお付き合いの中で、特別に船内を見学させてもらいました。 素晴らしい新造船、おめでとうございます 音符

出港前の慌ただしい時間帯にブリッジにおじゃまして船頭さんにご挨拶させて頂いて。 大西洋で操業する勝栄丸と同じく、これから北東大西洋アイルランド沖のクロマグロ漁場に向かう本船です。 これからも勝栄丸各船が漁場などでお世話になると思いますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します 花丸

本船を建造した新潟造船からも営業担当者が見送りに来ていて、岸壁でご挨拶したあとに勝倉漁業の役員との記念写真。 つばき会の皆さんが用意した大漁旗を手に、大西洋へと出港する新造船を見送りました。 船頭さんや乗組員の皆さんには、くれぐれもお体に気を付けて頑張ってきてください タイ

昨年竣工し新船初航海を先日終えた勝倉漁業の第127勝栄丸とは同型船の第7光洋丸さん。 来年に向けてコロナ問題が終息し、これまで通りの運航パターンにて航海ができるようにと、本船の大漁とともにお祈りいたします。 梅雨の晴れ間の出港日和となった気仙沼港からまた新造船が船出しました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:54

2020年07月03日

18亀洋丸が釣ったカツオの漬け丼


先日までのカツオ船によるびんちょうの豊漁から一転、このところはカツオの漁獲に切りかわった一本釣り漁船の漁獲。 200トン以上の数量にまとまる日が多くなってきて、今日も150トンほどの水揚量 音符

沖合に漁場が形成されているので、前日漁獲の「新口」のカツオはほとんどなくて、2番手・3番手が中心。 まとまった漁獲のあったびんちょうからカツオに漁獲対象が変わって、各船ともに魚群探索に苦労している様子がうかがえます。 安全な航海で大漁目指して各船ともに頑張ってほしいですね 船

近海を中心に操業するFRP製のカツオ船に加え、その沖合では鋼製の遠洋カツオ船も操業中。 こちらは船の大きさが400トン越える大型船で、生鮮かつおではなく冷凍かつおを生産する漁船なんです 花丸


気仙沼にも2隻の遠洋カツオ船があって、今年はプロジェクトの一環での気仙沼への水揚げも多く、その冷凍製品を使ったカツオ丼がみしおね横丁の鶴亀食堂で提供されていたから頂いてきました 食事

いまの時期は気仙沼では生のかつおが主流ですが、周年食べることができる冷凍カツオは鶴亀食堂でも定番メニューとしてとても人気。 その冷凍カツオB-1のお刺身を漬けにしたカツオ丼、始めていただきました。 味噌汁はかつおのあら汁、かつおづくしで最高に美味い。 B-1カツオも最高ですね 親指

18亀洋丸が漁獲して気仙沼で加工され、気仙沼の飲食店で提供されるいわば母港水揚げのカツオ丼。 生のカツオももちろんいいけれど、冷凍カツオをこうして周年食べれるっていうのも最高です。 鶴亀食堂にはカツオ船船頭さんのご奉仕による座敷席も新たに誕生していて。 この手作り感もいい キラキラ

早朝からカツオ船の水揚げ対応で忙しく立ち回ったあとに鶴亀食堂で食べる朝ご飯も最高。 これから秋まで、毎日のように続く魚市場でのお仕事のついでに、鶴亀でのお食事の回数も増えてきそうです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:15

2020年07月02日

気仙沼漁業協同組合の通常総会開催


今週は梅雨らしいじめじめとした天候となっている気仙沼です。 気温は比較的涼しい感じなので、湿度があっても意外と過ごしやすい感じがします。 真夏日の猛暑よりはこのほうがいいかな icon02

気仙沼に帰港中の勝栄丸各船が、次の新たな航海に向けてのドック工事をおこなっていて、天気を見ながらの塗装作業なのと工事個所が多いのとで、当初の予定よりもだいぶ遅れが生じています 汗

いまのところ第1勝栄丸は来週7月7日頃、第7勝栄丸は7月22日頃の下架予定に変更になりした。 関係者の皆さまには、予定変更への対応のほど宜しくお願い致します。 あとは天候次第ですね !

そして今週、気仙沼漁業協同組合の通常総会と理事会が開催され、任期満了による役員改選の議案では斎藤組合長が再選となり、引続き漁協のかじ取りを担うことになりました。 そして退任した畠山理事に代わり臼福本店の臼井社長が理事に就任。 これからの任期中よろしくお願いします クラッカー

昨年はカツオの北上の遅れによる水揚げ減少、サンマの沿岸への来遊量減少による過去最低の水揚げ高など、40億円もの減収となった気仙沼魚市場。 役員が12名、監事3名の新体制となったこの気仙沼漁協、市場スタッフや関係企業のご協力を頂いて、なんとか目標を達成していきたいですね 親指

今季は10万トンの水揚げ数量そして約200億円を目指して邁進する気仙沼漁業協同組合です。 今年のカツオ船の出だしは好調なので、これからのカツオの水揚げにも大いに期待したい。 そして8月下旬からのサンマ漁、昨年の不振を大きく挽回するようなV字回復でのサンマシーズンを期待しましょう icon14

最近も水揚げが続いている巻網船によるイワシなどの青物の搬入。 通常水揚げされるカツオやサンマ、メカジキやサメ類などに加えて、こうした巻網船の水揚げが目標達成のkeyになってくる。 そうしたニュアンスの組合長挨拶を聞きながら、新たな年度に向けて役職員みんなで気持ちを引き締めました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:50