勝栄丸ブログ

１１月とは思えないような好天に恵まれた週明けの気仙沼港です。　ジャンパーを着ていると暑いくらいの強い日差しで、今週はこのような天気が続きそうとの予報も。　岸壁では半袖姿もみられました

新型コロナの新規感染者数がだいぶ少なくなって、気仙沼市内においてもここしばらくは感染者の発表がなく、市民生活もだいぶ通常に戻りつつあるなあって感じるこの頃。　このまま落ち着いてくれるといいですね。　それでも第6波への警戒は必要なので、皆さん引き続き気を付けていきましょう

昨年はマグロ類の国内在庫も潤沢にあって、水揚基地の焼津や清水の超低温冷蔵庫の満庫状態がしばらく続き、冷凍運搬船の水揚遅延も相当な期間続いたから、相場的にも低迷していましたが

今年になって徐々にその在庫状況も解消されて、新年度の4月以降になるとマグロ類の新規搬入の減少が顕著となってきて、右肩上がりに相場が上昇。　このところは横ばいの相場で推移しています

ライバルの海外勢がコロナ禍で出漁できない状況が続いているので、マグロ類の供給量はしばらくは少なめかとの情報で、年末年始もいまの相場付きで流通していくものと思われます。　そんな中で南太平洋の漁場から帰港し休暇に入っていた53欣栄丸さんが出港との事で出船送りにいってきました

まさに出船日和という好天に恵まれた当日。　神主さんによる安全航海と大漁のご祈祷のあと、斎民商店社長さんのご発声による乾杯。　そして濱幸水産の会長さん社長さん、船頭さんからのご挨拶

会長さんらの挨拶の中でもお話しされていましたが、先航海は記録的な豊漁そして水揚高となった53欣栄丸さんなので、これからのパプアニューギニア水域でのまぐろ漁も大漁してくれることでしょう

造船所などの作業艇のサポートを受けて岸壁を離れて出港する53欣栄丸を関係者とともに見送りました。　欣栄丸各船の航海安全と大漁をお祈りいたします。　予定通りの出港おめでとうございました！

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