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2021年11月11日

気仙沼魚市場の令和4年休業日を協議

気仙沼魚市場の令和4年休業日を協議
三陸沖が大しけとなった今週初めから徐々に天候が回復したけれど、海上ではまだまだうねりも残り、カツオ船などの運航にも影響がでている今週前半。 水温もだんだんと低下してきたとのことです 汗

三陸沿岸の餌場ではまだ活餌料の供給ができるとの情報ですが、漁場が遠くなって釣りにくくなってきているので、いつまでカツオ漁を続けてくれるのか。 半分以上の船がすでに三陸沖をあとにしました 船

一方で、道東から東へ420~500海里、東経155~157度の海域にて、大型棒受け網漁船によるサンマ漁がようやくまとまった漁模様となって、気仙沼や大船渡、女川、釜石、そして道東の花咲港に分散入港となって、今日だけで1400トンもの水揚げ数量になった模様。 今季一番の数量ですね クラッカー

そのような状況の中、令和4年の気仙沼魚市場の年間休市日を協議する会議が行われ出席してきました。 魚市場の会議室に魚市場関係者が一堂に会して、事務局から休業日案の説明があって タイ

気仙沼漁協から提案された年間スケジュール案をもとに、各部会での協議、魚市場運営委員会、そして理事会での決議という段取りをふんで決定される年間休業日。 さまざまな魚種を取り扱う気仙沼魚市場なので、その時期によっていろいろな事情があって、休市日を大きく増やすのがなかなか難しい face06

時代の流れの中で、休みの日数をいかに確保していくのかがこれまで以上に求められているので、調整が難しいなかでも取捨選択しながら気仙沼独自のプランを考え推し進めていくべきではないかと ブック

夏から秋のかつお、秋から冬のサンマ、冬場の旋網のサバ、春先のイサダ、そして周年を通じての近海延縄など。 多種多様な魚種を取り扱うだけに閑散期は少ししかないけれど、そこは理事会を含めた執行部の考え方ひとつ。 他港に流されず、気仙沼港としての方向性を打ち出してほしいと思います 親指

次回理事会にて最終的に決まる気仙沼魚市場の年間休業日。 今年も残すところと少しとなってきて新年を迎える準備も始まってきています。 来年こそは、魚市場の休日が少しでも改善されますように face02

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:46

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