勝栄丸ブログ

また一段と気温が低くなって真冬の天候となってきた気仙沼です。　かつお船はすでに漁を切上げ、サンマ船も多くが艤装解除して長期係船態勢に入りました。　これからの時期は旋網と近海延縄が中心

今季のかつおは震災後で最も多い数量が水揚げされ、夏場を中心に1000トン越えの日が続くなど、シーズンを通して30,000トンを超える水揚げ数量になりましたが、コロナ禍で2割ほど魚価安で推移

それでも各船の頑張りで気仙沼港の水揚げ金額も大きくのびて、25年連続日本一の水揚量を達成。　第88、第83佐賀明神丸のワンツーfinish、素晴らしいです。　本当におめでとうございます

カツオシーズンを終えて、気仙沼で上架整備中の88佐賀明神丸。　もう一隻、第23長久丸も上架中のみらい造船に、勝倉漁業の第7勝栄丸も上架し、船体や機器類の整備工事が開始されています

本船の幹部船員を交えてのみらい造船担当者との工事打合せ。　船首から作業甲板、ボースンストア内、凍結室や漁艙、ブリッジや居住区、船尾まで、順番に確認しながら工事内容のチェック

記録用の写真撮影をしながら、どのように修繕するか、みらい造船担当者からのアドバイスをもとに検討。　次の航海が無事故で順調にすすめられるように、リスクのある個所については徹底的なチェックを依頼し、事前に対応できることはドック中に解決できるように、現場の状況をみんなで共有です

今回の休暇中には新しいインマルサットFXを導入する計画で、これにより船内がWi-Fi環境下で運航できるようになります。　設備導入や通信料は高額になりますが、漁船運航の安全・安心、乗組員の福利厚生のために決断。　乗組員の皆さんには、この新しい通信環境を有意義に活用してほしいですね

みらい造船に上架した第7勝栄丸の工事打合せも終わりました。　これで乗組員は来年の出港前までの休暇に入ります。　新たなメンバーも加わっての次航海、しっかりと整備して臨みたいと思います

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/