宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年04月01日

減便・運休・経過観察への対応

減便・運休・経過観察への対応
新型コロナウィルスの感染拡大により、不要不急の外出自粛が出された土日が終わって、新年度を迎える一週間に入りました。 勝栄丸ブログをご覧の皆さまは、この週末いかがお過ごしだったでしょうか タイ

日々刻々と変わる各国の状況を、関係団体やインターネットなどの情報から収集しては、これからどのように対応していくか頭を悩ませる毎日が続いています。 これからいったいどうなっていくのでしょう 船

感染者数の多い国では、航空機の発着が停止されたり、大幅な減便や運休がでてきたりと、世界中の海でまぐろを獲っている日本の遠洋漁船団にとっても、かなりの足かせとなって、海外基地での係船やメンテナンスにも大きな支障が出てくる事態になっているから、ほんと早く終息してもらいたいものです 飛行機

いま気仙沼では、インド洋や太平洋へのマグロ船の出港が続く時期。 この3月下旬から4月上旬・中旬にかけても、かなりの数のマグロ船の出港が予定されていて、関係各社ともに頭を悩ませています 新聞

インドネシアからの渡航は、ジャカルタかバリ島からのフライトが多いのですが、ガルーダインドネシア航空もJALも一部運休の対応をとっていて、毎日フライトできるわけではない。 そして日本に到着してからはホテルなどで14日間の経過観察をおこなわなければなず、どう対応すればいいのか協議中です pc1

それでもまだインドネシアとの間での空路移動は減便されてはいるもののまだ可能なので、私たちにとって今はここが命綱です。 これ以上の制限措置が課されることのないように願いたいですね いかり

ラスパルマスやケープタウンなどの主要海外基地港では、実質的に大幅に作業内容が制限され、船員の乗下船も難しくなっているのが現状なので、いちばん安全な海上航路にて日本に船を戻すことが現状では最善の策かも。 漁船や商船などを運航する各社とも、いろいろと考えて対応していることでしょう face01

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:16

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